JPH01245223A

JPH01245223A - 液晶パネル

Info

Publication number: JPH01245223A
Application number: JP7252288A
Authority: JP
Inventors: Shigenobu Sakai; 酒井　重信; Hideki Nakajima; 秀樹中嶋; Kiyoshi Masuda; 清増田
Original assignee: Nippon Telegraph and Telephone Corp
Current assignee: Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date: 1988-03-26
Filing date: 1988-03-26
Publication date: 1989-09-29

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】【産業上の利用分野】

本発明は、液晶パネルに関する。

【従来の技術】

従来、第５図及び第６図を伴って次に述べる液晶パネル
が提案されている。すなわち、主面１ａ上に、上面に画素配向膜２を付して
いる透光性を有し且つ層状でなる多数の画素電極３をマ
トリクス状に形成している画素電極形成基板１を有する
。この場合、画素配向１ｇ！２は、その全域において符
号Ａで示すうように、水平方向と４５°傾斜している配
向方向を有している。また、画素電極形成基板１と対向して配され、且つ主面
４ａ上に、上面に多数の画素配向膜２と共通に対向して
いる共通配向膜５を付している多数の画素電極３に対し
て共通な透光性を有し且つ層状でなる共通電極６を形成
している共通電極形成基板４を有する。この場合、共通
配向膜５は、その全域において、符号Ｂで示すように、
画素配向膜の配向方向と直交する配向方向を有している
。さらに、画素電極形成基板１と、共通電極形成基板４と
の間に介挿された液晶７を有する。また、画素電極形成基板１の共通電極形成基板４側とは
反対側に配されている偏光板８と、共通電極形成基板４
の画素電極形成基板１側とは反対側に配されている偏光
板９とを有する。この場合、偏光板８は、画素配向膜２の配向方向へと同
じ偏光方向を有するか、または画素配向膜２の配向方向
と直交する偏光方向を有し、また、偏光板９は、偏光板
８と同じ偏光方向を有するか偏光板８のの偏光方向と直
交する偏光方向を有する。以上が、従来提案されている液晶パネルの構成である。このような構成を有する液晶パネルによれば、偏光板８
の共通電極形成基板４側とは反対側に、点線図示のよう
に予め反射板１０を配置して置き、＊晃板９側の外部か
ら、符号Ｌ′で示すように外部光を照射させている状態
で、または、上述した反射板１０を用いることなしに、
符号りで示すように、偏光板８側の外部から外部光を照
射させ、画素Ｎ極２を＃、ＩＪ　ｌＩＩ　Ｉ　Ｘによっ
てオン・オフ制御されるトランジスタＱ及び信号線Ｙを
介して信号源の一端に接続し、また、共通電極６を信号
源の他端に接続して、画素電極２と共通電極６との間に
、信号電圧を印加させれば、偏光板８及び９の偏光方向
が互に同じであるか互に直交しているかに応じて、偏光
板９側の外部から、画素電極２に対応する領域において
、黒または白表示を観察することができる。従って、表示パネルとしての機能が得られる。

【発明を解決するための課題】

しかしながら、第５図及び第６図に示す従来の液晶パネ
ルの場合、配向膜２が、その全域において、同じ配向方
向を有し、従って、配向膜２が１つの配向領域でなり、
また、配向膜５も同様に１つの配向領域でなるため、符
号Ｍで示すように、偏光板９と直交する１つの視野方向
しか有さず、よって、表示が見にくいという欠点を有し
ていた。よって、本発明は上述した欠点のない、新規な液晶パネ
ルを提案せんとするものである。

【課題を解決するための手段】

本発明による液晶パネルは、第５図及び第６図で上述し
た従来の液晶パネルの場合と同様に、主面上に、上面に
画素配向膜を付している多数の画素電極を形成している
画素電極形成基板と、その画素電極形成基板と対向して
配され、且つ主面上に、上面に上記多数の画素配向膜と
共通に対向している共通配向膜を付している上記多数の
画素電極に対して共通な共通電極を形成している共通電
極形成基板と、上記画素電極形成基板と上記共通電極形
成基板との間に介挿された液晶と、上記画素電極形成基
板の上記共通電極形成基板側とは反対側に配されている
第１の偏光板と、上記共通電極形成基板の上記画素電極
形成基板側とは反対側に配されている第２の偏光板とを
有する。しかしながら、本発明による液晶パネルは、このような
構成を有する液晶パネルにおいて、その多数の画素配向
膜のそれぞれが、互に異なる配向方向を有する複数の配
向領域からなり、また、上記共通配向膜の上記多数の画
素配向膜にそれぞれ対向している多数の領域のそれぞれ
が、上記各画素配向膜の複数の配向領域に対応する複数
の領域において、互に異なる配向方向を有する。

【作用・効果】

本発明による液晶パネルによれば、多数の画素配向膜の
それぞれが、１つの配向領域を有するのに代え、互に異
なる配向方向を有する複数の配向領域からなり、また、
共通配向膜が１つの配向領域を有するのに代え、共通配
向膜の多数の画素配向膜にそれぞれ対向している多数の
領域のそれぞれが、各画素配向膜の複数の配向領域に対
応する複数の領域において、互に異なる配向方向を有す
ることを除いて、第５図及び第６図で上述した従来の液
晶パネルの場合と同様の構成を有するので、第５図及び
第６図で上述した従来の液晶パネルの場合と同様に、表
示パネルとしての機能が得られる。しかしながら、本発明による液晶パネルの場合、多数の
画素配向膜のそれぞれが、互に異なる配向方向を有する
複数の配向領域からなり、また、共通配向膜の多数の画
素配向膜にそれぞれ対向している多数の領域のそれぞれ
が、各画素配向膜の複数の配向領域に対応する複数の領
域において、互に異なる配向方向を有するので、互に異
なる複数の視野方向を有し、このため、第５図及び第６
図で上述した従来の液晶パネルの場合に比し等価的に格
段的に広い視野角を有し、よって、表示が、第５図及び
第６図で上述した従来の液晶パネルの場合に比し格段的
に見易い。

【実膿例１】次に、第１図及び第２図を伴って本発明による液晶パネ
ルの実施例を述べよう。第１図及び第２図において、第５図及び第６図との対応
部分には同一符号を付して詳細説明を省略する。。第１図及び第２図に示す本発明による液晶パネルは、次
の事項を除いて、第５図及び第６図で上述した従来の液
晶パネルと同様の構成を有する。すなわち、多数の画素配向ｆｌ１２のそれぞれが、符号
Ａａ及びＡｂで示すように、互に異なる配向方向（図の
場合、それぞれ垂直及び水平方向であって、互に直交す
る配向方向）を有する２つの配向領域２ａ及び２ｂから
なり、また、共通配向膜５の多数の画素配向膜２にそれ
ぞれ対向している多数の領域５′のそれぞれが、２つの
配向領域２ａ及び２ｂに対応する２つの領域５ａ及び５
ｂにおいて、互に異なる配向方向（図の場合、配向方向
Ａａ及びＡｂに対してそれぞれ直交する配向方向）を有
する。以上が、本発明による液晶パネルの第１の実施例の構成
である。このような構成を有する本発明による液晶パネルによれ
ば、上述した事項を除いて、第５図及び第６図で上述し
た従来の液晶パネルの場合と同様の構成を有するので、
詳細説明は省略するが、第５図及び第６図で上述した従
来の液晶パネルの場合と同様に、表示パネルとしての機
能が得られる。しかしながら、第１図及び第２図に示す本発明による液
晶パネルによれば、多数の画素配向ｇ１２が、互に異な
る偏光方向を有する２つの配向領域２ａ及び２ｂからな
り、また、共通配向膜５の多数の画素配向膜２にそれぞ
れ対向している多数の領域５′が、２つの配向領域２ａ
及び２ｂに対応する２つの領域５ａ及び５ｂにおいて、
互に異なる配向方向を有しているので、符号Ｍａ及びＭ
ｂで示すように、２つの視野方向を有し、このため、第
５図及び第６図で上述した従来の液晶パネルの場合に比
し等価的に格段的に広い視野角を有し、よって、表示が
、第５図及び第６図で上述した従来の液晶パネルの場合
に比し格段的に、見易い。

【実施例２】次に、第３図及び第４図を伴って本発明による液晶パネ
ルの実施例を述べよう。・第３図及び第４図において、第５図及び第６図との対
応部分には同一符号を付して詳１１３１１２明を省略す
る。。第１図及び第２図に示す本発明による液晶パネルは、次
の事項を除いて、第５図及び第６図で上述した従来の液
晶パネルと同様の構成を有する。すなわち、多数の画素配向膜２のそれぞれが、符号Ａａ
ＳＡｂ、Ａｃ及びｄで示すように、互に異なる配向方向
（図の場合、それぞれ右方向、下方向、上方向、左方向
であって、互に直交する配向方向）を有する４つの配向
領域２ａ、２ｂ、２Ｃ及び２ｄかうなり、また、共通配
向膜５の多数の画素配向ＩＩＩ　２にそれぞれ対向して
いる多数の領域５′のそれぞれが、４つの配向領域２ａ
、２ｂ、２Ｃ及び２ｄに対応する４つの領域５ａ、５ｂ
、５Ｇ及び５ｄにおいて、互に異なる配向方向（図の場
合、配向方向Ａａ、Ａｂ％ＡＣ及びＡｄに対してそれぞ
れ直交する配向方向）を有する。以上が、本発明による液晶パネルの第２の実施例の構成
である。このような構成を有する本発明による液晶パネルによれ
ば、上・述した事項を除い、て第５図及び第６図で上述
した従来の液晶パネルの場合と同様の構成を有するので
、詳細説明は省略するが、第５図及び第６図で上述した
従来の液晶パネルの場合と同様に、表示パネルとしての
機能が得られる。しかしながら、第１図及び第２図に示す本発明による液
晶パネルによれば、多数の画素配向ｌ！Ｊ２が、互に異
なる偏光方向を有する２つの配向ｆｆＩ域２ａ、２ｂ、
２ｃ及び２ｄからなり、また、共通配向ｐＩＡ５の多数
の画素配向ｍ２にそれぞれ対向している多数の領域５′
が４つの配向領域２ａ、　２ｂ、２Ｃ及び２ｄに対応す
る４つの領域６ａ、５ｂ、５Ｃ及び５ｄにおイテ、互に
異なる配向方向を有しているので、符号Ｍａ。Ｍｂ、Ｍｃ及びＭｄで示すように、４つの視野方向を有
し、このため、第５図及び第６図で上述した従来の液晶
パネルの場合に比し等価的に格段的に広い視野角を有し
、よって、表示が、第５図及び第６図で上述した従来の
液晶パネルの場合に比し格段的に、見易い。なお、上述において、本発明による液晶パネルの２つの
実施例を示したに過ぎず、多数の画素配向膜２のそれぞ
れを、一般に、互に異なる配向方向を有する複数の配向
領域からなるものとし、これに応じて共通配向ｌｌ１５
の多数の領域５′のそれぞれを、その画素配向膜の複数
の配向領域に対応する複数の領域において、互に異なる
配向方向を有するものとすることによって、上述したと
同様のの作用効果を得ることができ、その他、本発明の
精神を脱することなしに、種々の変型、変更をなし得る
であろう。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明による液晶パネルの第１の実施例を示
す路線的断面図にである。第２図は、第１図に示す本発明による液晶パネルの第１
の実施例における画素電極及び共通電極上の配向膜の配
向方向を示す路線図である。第３図は、本発明による液晶パネルの第２の実施例を示
す路線的断面図にである。第４因は、第３図に示す本発明による液晶パネルの第２
の実施例における画素電極及び共通電極上の配向膜の配
向方向を示す路線図である。第５図は、従来の液晶パネルを示す路線的断面図である
。第６図は、第５図に示す従来の液晶パネルにおける画素
電極及び共通電極上の配向膜の配向方向を示す路線図で
ある。

Claims

【特許請求の範囲】　主面上に、上面に画素配向膜を付している多数の画素
電極を形成している画素電極形成基板と、上記画素電極形成基板と対向して配され、且つ主面上に
、上面に上記多数の画素配向膜と共通に対向している共
通配向膜を付している上記多数の画素電極に対して共通
な共通電極を形成している共通電極形成基板と、上記画素電極形成基板と上記共通電極形成基板との間に
介挿された液晶と、上記画素電極形成基板の上記共通電極形成基板側とは反
対側に配されている第１の偏光板と、上記共通電極形成
基板の上記画素電極形成基板側とは反対側に配されてい
る第２の偏光板とを有する液晶パネルにおいて、上記多数の画素配向膜のそれぞれが、互に異なる配向方
向を有する複数の配向領域からなり、上記共通配向膜の
上記多数の画素配向膜にそれぞれ対向している多数の領
域のそれぞれが、上記各画素配向膜の複数の配向領域に
対応する複数の領域において、互に異なる配向方向を有
することを特徴とする液晶パネル。