JPH01244143A - ソレノイド弁の故障診断装置 - Google Patents

ソレノイド弁の故障診断装置

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JPH01244143A
JPH01244143A JP6909088A JP6909088A JPH01244143A JP H01244143 A JPH01244143 A JP H01244143A JP 6909088 A JP6909088 A JP 6909088A JP 6909088 A JP6909088 A JP 6909088A JP H01244143 A JPH01244143 A JP H01244143A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solenoid valve
harness
disconnection
grounding
switch means
Prior art date
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Pending
Application number
JP6909088A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunihiro Abe
邦宏 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Heavy Industries Ltd filed Critical Fuji Heavy Industries Ltd
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Publication of JPH01244143A publication Critical patent/JPH01244143A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、車両用エンジンの電子制御系においてアイド
ル回転数等の種々の用途に用いられ、デユーティ信号に
より可変制御するソレノイド弁の故障診断装置に関し、
詳しくは、ソレノイド弁およびハーネスの地絡と断線の
診断装置に関する。
【従来の技術】
近年、車両用エンジンの電子制御が進み、これに伴いア
イドル回転数制御等における弁手段としてソレノイド弁
が用いられ、制御ユニットからのデユーティ信号等の電
気信号によりソレノイド弁を可変制御してIk31!i
化する傾向にある。かかる電子制御では、制御ユニット
とソレノイド弁がハーネスにより配線されて電気回路を
成すが、ハーネスやソレノイド弁が常に正常であるとい
う保証は得がたい、従って、これらの正常の1r無を常
に監視する故障診断手段が同時に装備されている。 そこで従来、上記電子制御系の故障診断に関しては、例
えば実開昭58−86577号公報の先行技術がある。 ここで、1個のセンサに対して制御用ハーネスとモニタ
用ハーネスとを接続し、両ハーネスの信号に基づいてセ
ンサの正常と異常とを判断することが示されている。
【発明が解決しようとする課!fil ところで、上記先行技術のものにあっては、モニタ用ハ
ーネスを特別に配線するため、回路が複雑化する。また
モニタ用ハーネスが断線または地絡すると完全に誤判定
してしまい、これに対するフェイルセーフがかえって煩
雑化する。このため、モニタ用ハーネスを使用すること
無く故障診断することが望まれる。 ここで、モニタ用ハーネス不使用の故障診断装置として
、電源を常にソレノイド弁に接続し、ソレノイド弁のア
ース側を駆動トランジスタ等のスイッチ手段により制御
するアース側制御回路を構成する。そしてトランジスタ
のソレノイド左側の電圧をモニタすると、モニタ電圧に
よりソレノイド弁およびハーネスの断線、地絡を常時容
易に検出できる利点がある。しかし、かかるアース側制
御の回路構成では、ソレノイド弁のアース側が地絡する
と、ソレノイド弁が常に通電状態になって全開となりエ
ンジンの吹上り等を招き好ましくない、このことから、
駆動トランジスタ等のスイッチ手段をソレノイド弁より
電源側に接続した電源側制御の方式の方が好ましい。 本発明は、このような点に鑑みてなされたものであって
、その目的とするところは、電源側制御の回路構成でソ
レノイド弁およびハーネスの断線。 地絡を的確に判断でき、更にソレノイド弁開度特性を改
善し得るソレノイド弁の故障診断装置を提供することに
ある。 【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するため、本発明の故障診断装置は、制
御ユニットに電源側に接続するスイッチ手段を有し、上
記スイッチ手段をハーネスによりエンジン本体側のソレ
ノイド弁に接続してアースするように回路構成し、上記
スイッチ手段に入力する制御信号により上記ソレノイド
弁の電流を制御する電子制御系において、上記スイッチ
手段に抵抗を並列接続し、上記スイッチ手段の制御信号
と上記スイッチ手段とソレノイド弁との接続点における
モニタ電圧との関係により、上記ソレノイド弁およびハ
ーネスの断線と地絡とを判断する故障判定部を設けたも
のである。 r作   用】 上記装置により、スイッチ手段に並列接続する抵抗の存
在でそのアース側のハーネスとソレノイド弁との接続状
態に応じたモニタ電圧を生じ、このモニタ電圧はスイッ
チ手段のオン・オフで変化することから、制御信号とモ
ニタ電圧との関係により、ハーネス等の断線と地絡とが
正確に判断される。 また、特にスイッチ手段による微小を流制御の場合にそ
れと並列な抵抗の値が、ソレノイド弁の電流に影響する
ことから、抵抗の値を選択することにより、ソレノイド
弁電流特性と共にソレノイド弁の開度特性が滑らかなも
のになる。
【実 施 例】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。 第1図において、本発明をアイドル回転数制御に適用し
た場合について述べると、符合1はエンジン本体であり
、このエンジン本体1の吸気系にエアクリーナ2が吸気
管3.スロットル弁4を有するスロットルボデー5.吸
気マニホールド6を介して連通構成され、エンジン本体
1の吸気ボート側にマルチポイント式のインジェクタ7
が設けられる。そしてスロットルボデー5のスロットル
弁4の上、下流の間にバイパス通路8が連通して、この
バイパス通路8中にアイドル回転数制御用のソレノイド
弁9が設けられるのである。ソレノイド弁9は、スロッ
トル弁4にバイパスして吸気するものであり、アイドル
時にエンジン回転数がエンジン冷却水温等により設定さ
れる目標のエンジン回転数に収束するように開度変化す
る。 第2図において、ソレノイド弁9の電子制御系について
述べると、水温センサ11.エンジン回転数センサ12
およびニュートラルスイッチ13.エアコンスイッチ1
4.スタータスイッチ15等を有し、このうちのエンジ
ン回転数、ニュートラルスイッチ、スタータスイッチの
信号が制御ユニット20のアイドル判定部21に入力し
てアイドリングを判定する。このアイドル信号と冷却水
温、エアコンスイ・ソチ信号はアイドル回転数設定部2
2に入力し、水温およびエアコン使用の有無に応じたア
イドル回転数を定め、これがデユーティ比決定g23に
より制御信号としてのデユーティ信号に変換されて出力
される。またスイッチ手段として駆動トランジスタ24
を有し、この駆動トランジスタ24のエミッタが電源側
に接続し、ベースに上記デユーティ信号が入力する。そ
してコレクタがハーネス25によりソレノイド弁9に接
続してアースされ、電源側制御の回路を成す。 そこで、故障診断制御系として駆動トランジスタ24の
エミッタ、コレクタ間に抵抗26が並列接続され、コレ
クタ側の電圧がモニタされる。そしてデユーティ比決定
部23からのデユーティ信号と、駆動トランジスタ24
のコレクタ側のモニタ電圧とが故障判定部28に入力し
、両者の関係により故障診断してランプ29でアラーム
表示するようになっている。 ここで、抵抗26の抵抗値Rは、ソレノイド弁9の抵抗
値rに対しR>rに設定される。また抵抗26の抵抗値
Rは、ソレノイド弁9の開度特性を加味して適した値が
選択される。 次いで、かかる制御系の作用を第3図のフローチャート
図を用いて述べる。先ず、駆動トランジスタ24がオフ
の場合は、それと並列な抵抗26によりハーネス25を
介してソレノイド弁9に微小電流が流れ、正常な場合は
駆動トランジスタ24のコレクタ側のモニタ電圧は抵抗
26による電圧降下が大きいため低い、また駆動トラン
ジスタ24がオンの場合は、主としてこの駆動トランジ
スタ24により制御された電流がソレノイド弁9に流れ
ることで、正常な場合はモニタ電圧が高くなるのであり
、こうしてハーネス25およびソレノイド弁9の配線状
態を常にモニタすることが可能になる。 そこで、デユーティ比決定部23から出力されるデユー
ティ信号がローレベルの時は駆動トランジスタ24がオ
フし、このローレベルの信号と駆動トランジスタ24の
コレクタ側のモニタ電圧とが、故障判定部28に入力す
る。そしてこの条件では、電流は抵抗26を通って流れ
るため、モニタ電圧が上述のように低い場合は、正常と
判断する。一方、かかる条件ではソレノイド弁9IlI
Iの電流が微小であり、ハーネス25以降が地絡しても
モニタ電圧は正常の場合とあまり変化しないため地絡検
出不能であるが、断線すると電源電圧がかかつてモニタ
電圧は急増する。このため、上記モニタ電圧が高くなる
と、ハーネス25以降のi線を判断してアラーム表示す
る。 次いで、デユーティ比決定部23から出力されるデユー
ティ信号がハイレベルの時は駆動トランジスタ24はオ
ンし、電流をソレノイド弁9に流して開放する。そこで
、この条件では電流は駆動トランジスタ24を通って流
れるため、モニタ電圧が上述のように高く検出されると
、故障判定部28で正常と判断する。一方、この条件で
は上述と逆にハーネス25以降の断線は判断できないが
、ハーネス25が地絡するとモニタ電圧がアースにより
零になることから、かかるモニタ電圧の低下によりハー
ネス25の地絡を判断する。このハーネス25の地絡の
場合は、ソレノイド弁9が非通電により全閉状態となり
、最小限の吸気を行うことになってエンジンの吹上り等
を防ぐ。 また、デユーティ比が大きくなると駆動トランジスタ2
4により電流が増して、第4図に示すようにソレノイド
弁9の開度を増大する特性になる。 ここでデユーティ比が小さい領域では、駆動トランジス
タ24の抵抗値がみかけ上大きくなった場合と同様にな
り、抵抗26との合計の抵抗値が小さくなって電流と共
にソレノイド弁9の開度は、実線のトランジスタのみの
場合に比べて破線のように少し増す、このため、抵抗2
Gの値を選択することで、上記破線のようにソレノイド
弁9の開度特性を滑らかにすることができ、特にデユー
ティ比が小さい領域におけるソレノイド弁9の応答性が
よくなるので、デユーティ比を幅広い領域で制御でき、
制御の精度が向上する。 なお、本発明はアイドル回転数制御以外のソレノイド弁
にも適用できるのは勿論である。
【発明の効果】
以上述べてきたように、本発明によれば、ソレノイド弁
の電源側制御の回路構成で、制御ユニットでモニタして
ハーネスの断線と地絡とを正確に判断して、故障診断す
ることが可能になる。 トランジスタ等のスイッチ手段に抵抗を並列接続し、制
御信号とモニタ電圧との関係による判断であるから、制
御と共に回路が簡単である。 a、mと地籍とを一緒に判断するので、判断制御が簡素
化する。 スイッチ手段に抵抗を並列接続することにより、弁開度
特性を滑らかで最適化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のソレノイド弁の適用例を示す槽或図、 第2図は故障診断装置の実施例を示す回路図、第3図は
作用のフローチャート図、 第4図はソレノイド弁の開度特性図である。 1・・・エンジン本体、9・・・アイドル回転数制御用
ソレノイド弁、20・・・制御ユニット、21・・・ア
イドル判定部、22・・・アイドル回転数設定部、23
・・・デユーティ比決定部、24・・・駆動トランジス
タ(スイッチ手段)、25・・・ハーネス、2B・・・
抵抗、28・・・故障判定特許出願人    富士重工
業株式会社同  弁理士  村 井   進 第1ffl 第3図 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 制御ユニットに電源側に接続するスイッチ手段を有し、
    上記スイッチ手段をハーネスによりエンジン本体側のソ
    レノイド弁に接続してアースするように回路構成し、上
    記スイッチ手段に入力する制御信号により上記ソレノイ
    ド弁の電流を制御する電子制御系において、 上記スイッチ手段に抵抗を並列接続し、 上記スイッチ手段の制御信号と上記スイッチ手段とソレ
    ノイド弁との接続点におけるモニタ電圧との関係により
    、上記ソレノイド弁およびハーネスの断線と地絡とを判
    断する故障判定部を設けたことを特徴とするソレノイド
    弁の故障診断装置。
JP6909088A 1988-03-23 1988-03-23 ソレノイド弁の故障診断装置 Pending JPH01244143A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03145540A (ja) * 1989-10-31 1991-06-20 Mitsubishi Motors Corp 内燃機関の出力制御装置
KR100405692B1 (ko) * 2000-12-26 2003-11-14 현대자동차주식회사 가변력 솔레노이드 밸브의 고장 진단방법
KR100981028B1 (ko) * 2008-11-06 2010-09-07 엘지엔시스(주) 솔레노이드 진단 장치 및 그 동작 방법
JP2014020350A (ja) * 2012-07-23 2014-02-03 Denso Corp 燃料噴射装置
DE112021007201T5 (de) 2021-03-04 2024-01-04 Mitsubishi Heavy Industries Thermal Systems, Ltd. Abnormalitätsdetektionssystem, Bestimmungsvorrichtung, Abnormalitätsdetektionsverfahren, Bestimmungsverfahren und Programm

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