JPH01244108A - 竪型エンジンの潤滑装置 - Google Patents
竪型エンジンの潤滑装置Info
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- JPH01244108A JPH01244108A JP7160188A JP7160188A JPH01244108A JP H01244108 A JPH01244108 A JP H01244108A JP 7160188 A JP7160188 A JP 7160188A JP 7160188 A JP7160188 A JP 7160188A JP H01244108 A JPH01244108 A JP H01244108A
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- Japan
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- crankshaft
- oil pump
- oil
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- 239000003921 oil Substances 0.000 claims description 47
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 claims description 12
- 238000005086 pumping Methods 0.000 claims description 4
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 claims 3
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 11
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 101100201890 Caenorhabditis elegans rad-8 gene Proteins 0.000 description 1
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01M—LUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
- F01M1/00—Pressure lubrication
- F01M1/02—Pressure lubrication using lubricating pumps
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/02—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
- F02B2075/022—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
- F02B2075/027—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle four
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/04—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
- F02B61/045—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
A0発明の目的
(1) 産業上の利用分野
本発明は、ほぼ鉛直方向に延びるクランク軸を備える竪
型エンジンの潤滑装置に関する。
型エンジンの潤滑装置に関する。
(2)従来の技術
従来、かかる装置はたとえば実公昭56−27367号
公報、米国特許2351050号公報および特開昭58
−44206号公報等により公知である。
公報、米国特許2351050号公報および特開昭58
−44206号公報等により公知である。
(3)発明が解決しようとする課題
上記実公昭56−27367号公報および米国特許23
51050号公報ではクランク軸にオイルポンプを同軸
に連結し、また特開昭58−44206号公報では動弁
カム軸にオイルポンプを同軸に連結するようにしている
。ところが、オイルポンプの容量を太き(設定すると、
上述のようにクランク軸あるいは動弁カム軸にオイルポ
ンプを同軸に連結するものでは、オイルポンプの大型化
に応じて外形形状の側方への膨らみを免れ得ない。
51050号公報ではクランク軸にオイルポンプを同軸
に連結し、また特開昭58−44206号公報では動弁
カム軸にオイルポンプを同軸に連結するようにしている
。ところが、オイルポンプの容量を太き(設定すると、
上述のようにクランク軸あるいは動弁カム軸にオイルポ
ンプを同軸に連結するものでは、オイルポンプの大型化
に応じて外形形状の側方への膨らみを免れ得ない。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、オ
イルポンプの大型化にも拘らず外形形状の膨らみを回避
し得るようにした竪型エンジンの潤滑装置を提供するこ
とを目的とする。
イルポンプの大型化にも拘らず外形形状の膨らみを回避
し得るようにした竪型エンジンの潤滑装置を提供するこ
とを目的とする。
B1発明の構成
(1) 課題を解決するための手段
本発明によれば、クランク軸に駆動歯車が設けられ、ク
ランク軸と平行にして回転自在に配置された動弁カム軸
には中間歯車を介して前記駆動歯車に噛合する被動歯車
が設けられ、駆動歯車および被動歯車間に対応する位置
に配設されたオイルパンから潤滑油を汲上げるためのオ
イルポンプが、前記中間歯車に同軸に連結される。
ランク軸と平行にして回転自在に配置された動弁カム軸
には中間歯車を介して前記駆動歯車に噛合する被動歯車
が設けられ、駆動歯車および被動歯車間に対応する位置
に配設されたオイルパンから潤滑油を汲上げるためのオ
イルポンプが、前記中間歯車に同軸に連結される。
(2) 作用
上記構成によれば、クランク軸および動弁カム軸は相互
間に成る距離を隔てて配置されるものであり、そのスペ
ースを利用してオイルポンプを配置するので、オイルポ
ンプを大型化しても、゛エンジンの外形形状に影響を及
ぼすことはなく、しかもオイルパンに近接した上方にオ
イルポンプを配置することができるので、より合理的な
配置となる。
間に成る距離を隔てて配置されるものであり、そのスペ
ースを利用してオイルポンプを配置するので、オイルポ
ンプを大型化しても、゛エンジンの外形形状に影響を及
ぼすことはなく、しかもオイルパンに近接した上方にオ
イルポンプを配置することができるので、より合理的な
配置となる。
(3)実施例
以下、図面により本発明の一実施例について説明すると
、先ず第1図において、この竪型エンジンEはクランク
軸1をほぼ鉛直方向にした3気筒4サイクルエンジンで
あり、たとえば船外機に用いられる。
、先ず第1図において、この竪型エンジンEはクランク
軸1をほぼ鉛直方向にした3気筒4サイクルエンジンで
あり、たとえば船外機に用いられる。
この船外機のケースは、上方のエンジンケースC1と、
下方のエクステンションケースC2とが一体に結合され
て成り、竪型エン゛ジンEはエンジンケースC1内に収
容される。またエクステンションケースC2はスイベル
ケース44に操舵自在に連結され、スイベルケース44
は図示しない船体の船尾に取付けられたスターンブラケ
ット45に、チルトアップ可能にして連結される。
下方のエクステンションケースC2とが一体に結合され
て成り、竪型エン゛ジンEはエンジンケースC1内に収
容される。またエクステンションケースC2はスイベル
ケース44に操舵自在に連結され、スイベルケース44
は図示しない船体の船尾に取付けられたスターンブラケ
ット45に、チルトアップ可能にして連結される。
エンジンEのクランク軸1は、エクステンションケース
C2内を上下に延びる駆動軸2に連動、連結され、エク
ステンションケースC2の下部に回転自在に支承された
推進器Pに駆動軸2が連動、連結される。これによりク
ランク軸1の駆動力が推進器Pに伝達されることになる
。
C2内を上下に延びる駆動軸2に連動、連結され、エク
ステンションケースC2の下部に回転自在に支承された
推進器Pに駆動軸2が連動、連結される。これによりク
ランク軸1の駆動力が推進器Pに伝達されることになる
。
第2図において、竪型エンジンEのエンジン本体は、ク
ランク軸1を回転自在に支承するクランクケース3を一
例部に連設したシリンダブロック6と、該シリンダブロ
ック6の他側部に結合されるシリンダヘッド8とを備え
、シリンダブロック6には、クランク軸lと直交する方
向の軸線を有して上・下方向に並ぶとともにピストン4
をそれぞれ摺動可能に嵌合した3つのシリンダ5が設け
られ、シリンダヘッド8およびシリンダブロック6と、
各ピストン4との間には燃焼室7がそれぞれ形成される
。またシリンダヘッド8には、各シリンダ5における吸
、排気弁(図示せず)を作動せしめるための動弁カム軸
9がクランク軸1と平行にして回転自在に支承される。
ランク軸1を回転自在に支承するクランクケース3を一
例部に連設したシリンダブロック6と、該シリンダブロ
ック6の他側部に結合されるシリンダヘッド8とを備え
、シリンダブロック6には、クランク軸lと直交する方
向の軸線を有して上・下方向に並ぶとともにピストン4
をそれぞれ摺動可能に嵌合した3つのシリンダ5が設け
られ、シリンダヘッド8およびシリンダブロック6と、
各ピストン4との間には燃焼室7がそれぞれ形成される
。またシリンダヘッド8には、各シリンダ5における吸
、排気弁(図示せず)を作動せしめるための動弁カム軸
9がクランク軸1と平行にして回転自在に支承される。
クランク軸1に近接した位置で平行に配置される駆動軸
2の上部には、歯車11がスプライン結合されており、
該歯車11の上部はシリンダブロック6の下部に軸受1
0を介して回転自在に支承される。またクランクケース
3の下部から突出したクランク軸1の下端には駆動歯車
12が固定され、この駆動歯車12が該歯車11に噛合
される。
2の上部には、歯車11がスプライン結合されており、
該歯車11の上部はシリンダブロック6の下部に軸受1
0を介して回転自在に支承される。またクランクケース
3の下部から突出したクランク軸1の下端には駆動歯車
12が固定され、この駆動歯車12が該歯車11に噛合
される。
これによりクランク軸1の回転動力が駆動歯車12およ
び歯車11を介して駆動軸2に伝達されることになる。
び歯車11を介して駆動軸2に伝達されることになる。
動弁カム軸9の下端には被動歯車13が固設されており
、この被動歯車13および前記駆動歯車12は歯車列1
4を介して連結され、これによりクランク軸1の回転動
力が動弁カム軸9に伝達される。
、この被動歯車13および前記駆動歯車12は歯車列1
4を介して連結され、これによりクランク軸1の回転動
力が動弁カム軸9に伝達される。
第3図を併せて参照して、歯車列14は、前記歯車11
に同軸に固設される第1中間歯車15と、第1中間歯車
15および被動歯車13に噛合する第2中間歯車16と
を備え、第2中間歯車16は、クランク軸1と平行な軸
17によりシリンダブロック6に回転自在に支承される
。しかも第2中間歯車16の下部には、第1中間歯車1
5の歯を共働して挟んでバックラッシを小さくするため
の歯車18が相対回転自在に装着され、第2中間歯車1
6の上部には、被動歯車13の歯を共働して挟んでバッ
クラッシを小さくするための歯車19が相対回転自在に
装着され、両歯車18.19および第2中間歯車16間
には周方向に沿う弾発力を発揮するばね20,21がそ
れぞれ縮設される。
に同軸に固設される第1中間歯車15と、第1中間歯車
15および被動歯車13に噛合する第2中間歯車16と
を備え、第2中間歯車16は、クランク軸1と平行な軸
17によりシリンダブロック6に回転自在に支承される
。しかも第2中間歯車16の下部には、第1中間歯車1
5の歯を共働して挟んでバックラッシを小さくするため
の歯車18が相対回転自在に装着され、第2中間歯車1
6の上部には、被動歯車13の歯を共働して挟んでバッ
クラッシを小さくするための歯車19が相対回転自在に
装着され、両歯車18.19および第2中間歯車16間
には周方向に沿う弾発力を発揮するばね20,21がそ
れぞれ縮設される。
第4図、第5図および第6図を併せて参照して、シリン
ダブロック6の下部には、エンジンケースC1内とエク
ステンレジンケースC2内とを仕切る隔壁22が固着さ
れ、前記駆動軸2は該隔壁22を貫通して下方に延び、
歯車11の下部は軸受23を介して隔壁22で回転自在
に支承される。
ダブロック6の下部には、エンジンケースC1内とエク
ステンレジンケースC2内とを仕切る隔壁22が固着さ
れ、前記駆動軸2は該隔壁22を貫通して下方に延び、
歯車11の下部は軸受23を介して隔壁22で回転自在
に支承される。
この隔壁22には、第1中間歯車15と同軸に連結され
るオイルポンプOPが設けられる。
るオイルポンプOPが設けられる。
オイルポンプOPは、たとえばトロコイドポンプであり
、第1中間歯車15と実質的に一体の歯車11に固設さ
れるインナロータ24と、該インナロータ24と偏心し
たアウタロータ25とを備え、両ロータ24.25は隔
壁22に設けられた凹部26内に配置され、該凹部26
は隔壁22に固着される!27で覆われる。隔壁22に
おけるオイルポンプOPの周囲には、竪型エンジンEか
ら落下してくる潤滑油を受けるための受は皿部28が設
けられる。この受は皿部28のシリンダヘッド8寄りの
部分は最も深く形成されており、この最深部の底には潤
滑油を落下せしめる戻り孔29が穿設される。
、第1中間歯車15と実質的に一体の歯車11に固設さ
れるインナロータ24と、該インナロータ24と偏心し
たアウタロータ25とを備え、両ロータ24.25は隔
壁22に設けられた凹部26内に配置され、該凹部26
は隔壁22に固着される!27で覆われる。隔壁22に
おけるオイルポンプOPの周囲には、竪型エンジンEか
ら落下してくる潤滑油を受けるための受は皿部28が設
けられる。この受は皿部28のシリンダヘッド8寄りの
部分は最も深く形成されており、この最深部の底には潤
滑油を落下せしめる戻り孔29が穿設される。
第7図において、シリンダブロック6の下部には、シリ
ンダヘッド8内の下部に落下してきた潤滑油を前記光は
皿部28内に落下させるための開口部41が、第2中間
歯車16における軸17の周囲に設けられる。
ンダヘッド8内の下部に落下してきた潤滑油を前記光は
皿部28内に落下させるための開口部41が、第2中間
歯車16における軸17の周囲に設けられる。
隔壁22の下部には、前記戻り孔29から落下してくる
潤滑油を受けるオイルパン30が固設される。また隔壁
22には、オイルポンプOPの吸入口に通じる吸入路3
1が穿設されており、この吸入路31に吸上げ管32の
上端が接続される。
潤滑油を受けるオイルパン30が固設される。また隔壁
22には、オイルポンプOPの吸入口に通じる吸入路3
1が穿設されており、この吸入路31に吸上げ管32の
上端が接続される。
また該吸上げ管32はオイルパン30内の下部まで下方
に延び、吸上げ管32の下端にはストレーナ33が設け
られる。さらに吸上げ管32の途中は、オイルパン30
の側部から延設された支持腕34により支持される。
に延び、吸上げ管32の下端にはストレーナ33が設け
られる。さらに吸上げ管32の途中は、オイルパン30
の側部から延設された支持腕34により支持される。
隔壁22にはオイルポンプOPの吐出口に通じる吐出路
35が設けられ、この吐出路35は、図示しない油路を
介して各潤滑部に接続される。また蓋27には、吐出口
の油圧が一定値以上となったときに該吐出口の油を前記
戻り孔29からオイルパン30内に戻すためのリリーフ
弁■が設けられる。
35が設けられ、この吐出路35は、図示しない油路を
介して各潤滑部に接続される。また蓋27には、吐出口
の油圧が一定値以上となったときに該吐出口の油を前記
戻り孔29からオイルパン30内に戻すためのリリーフ
弁■が設けられる。
第6図において、リリーフ弁■は、一端を前記吐出口に
連通して蓋27に一体に設けられる円筒状のシリンダ部
36と、吐出口の油圧を一端面に受けて該シリンダ部3
6内に摺動可能に嵌合されるピストン弁37と、前記油
圧による開弁方向の力に抗してピストン弁37を閉弁方
向に付勢するばね38と、油圧力がばね力を上回ってピ
ストン弁37が軸方向に一定両以上移動したときに前記
吐出口を外部に連通させるべくシリンダ部36に設けら
れるリリーフ孔39とを備える。
連通して蓋27に一体に設けられる円筒状のシリンダ部
36と、吐出口の油圧を一端面に受けて該シリンダ部3
6内に摺動可能に嵌合されるピストン弁37と、前記油
圧による開弁方向の力に抗してピストン弁37を閉弁方
向に付勢するばね38と、油圧力がばね力を上回ってピ
ストン弁37が軸方向に一定両以上移動したときに前記
吐出口を外部に連通させるべくシリンダ部36に設けら
れるリリーフ孔39とを備える。
かかるリリーフ弁■において、リリーフ孔39は、シリ
ンダヘッド8からの潤滑油を受は皿部28に戻すために
シリンダブロック6に設けられた開口部41からの潤滑
油の戻り方向40とはずれた方向に向けて開口される。
ンダヘッド8からの潤滑油を受は皿部28に戻すために
シリンダブロック6に設けられた開口部41からの潤滑
油の戻り方向40とはずれた方向に向けて開口される。
すなわちリリーフ孔39は、戻り孔29に向けてのシリ
ンダヘッド8側からの潤滑油の流れに影響を与えるのを
避けるべく該戻り方向40とはほぼ直交する方向に開口
するようにしてシリンダ部36に設けられる。
ンダヘッド8側からの潤滑油の流れに影響を与えるのを
避けるべく該戻り方向40とはほぼ直交する方向に開口
するようにしてシリンダ部36に設けられる。
次にこの実施例の作用について説明すると、オイルポン
プOPは、クランク軸1および動弁カム軸9間を連結す
るための歯車列14を構成する第1中間歯車15に同軸
に連結されるので、クランク軸lおよび動弁カム軸9間
に必要なスペースを利用してオイルポンプOPを配置す
ることができ、これによりオイルポンプOPの大型化を
図っても、クランク軸lあるいは動弁カム軸9に同軸に
連結していた従来のものと比べると、クランクケース3
やシリンダヘッド8をその外方を膨らませて形成するこ
とを回避することができ、外形形状の制約に拘らずオイ
ルポンプOPの大型化を図ることができる。しかもオイ
ルパン30のほぼ直上にオイルポンプOPを配置するこ
とができ、オイルパン30から油を汲上げるための配管
経路を単純にすることができ、合理的な配置とすること
が可能である。しかも船外機では、クランク軸1に関し
て動弁カム軸9と反対側でエクステンションケースC2
にはスイベルケース44が連結されるので、上述のよう
にクランク軸lおよび動弁カム軸9間にオイルポンプO
Pを配置することにより、スイベルケース44近傍の設
計自由度が大きくなる利点がある。
プOPは、クランク軸1および動弁カム軸9間を連結す
るための歯車列14を構成する第1中間歯車15に同軸
に連結されるので、クランク軸lおよび動弁カム軸9間
に必要なスペースを利用してオイルポンプOPを配置す
ることができ、これによりオイルポンプOPの大型化を
図っても、クランク軸lあるいは動弁カム軸9に同軸に
連結していた従来のものと比べると、クランクケース3
やシリンダヘッド8をその外方を膨らませて形成するこ
とを回避することができ、外形形状の制約に拘らずオイ
ルポンプOPの大型化を図ることができる。しかもオイ
ルパン30のほぼ直上にオイルポンプOPを配置するこ
とができ、オイルパン30から油を汲上げるための配管
経路を単純にすることができ、合理的な配置とすること
が可能である。しかも船外機では、クランク軸1に関し
て動弁カム軸9と反対側でエクステンションケースC2
にはスイベルケース44が連結されるので、上述のよう
にクランク軸lおよび動弁カム軸9間にオイルポンプO
Pを配置することにより、スイベルケース44近傍の設
計自由度が大きくなる利点がある。
また竪型エンジンEの暖機後で油温か上昇している状態
のアイドリング時にエンジン回転数を増大すると、リリ
ーフ弁Vは暫くの間開放したままとなる。かかる状態で
シリンダへラド8側から開口部41を経て戻り孔29に
戻って来る潤滑油の戻り方向40とはずれた方向に向け
て開口するようにして、リリーフ孔39がリリーフ弁V
に設けられるので、前記戻り油がリリーフ孔39からリ
リーフされる油により影響を受けることが極力回避され
、したがってオイルパン30への潤滑油の円滑な戻りが
阻害されることはない。
のアイドリング時にエンジン回転数を増大すると、リリ
ーフ弁Vは暫くの間開放したままとなる。かかる状態で
シリンダへラド8側から開口部41を経て戻り孔29に
戻って来る潤滑油の戻り方向40とはずれた方向に向け
て開口するようにして、リリーフ孔39がリリーフ弁V
に設けられるので、前記戻り油がリリーフ孔39からリ
リーフされる油により影響を受けることが極力回避され
、したがってオイルパン30への潤滑油の円滑な戻りが
阻害されることはない。
C0発明の効果
以上のように本発明によれば、クランク軸に駆動歯車が
設けられ、クランク軸と平行にして回転自在に配置され
た動弁カム軸には中間歯車を介して前記駆動歯車に噛合
する被動歯車が設けられ、駆動歯車および被動歯車間に
対応する位置に配設されたオイルパンから潤滑油を汲上
げるためのオイルポンプが、前記中間歯車に同軸に連結
されるので、クランク軸および動弁カム軸間のスペース
を利用してオイルポンプを配置して、エンジンの外形形
状に制約されずオイルポンプの大型化を図ることができ
、しかもオイルポンプおよびオイルパンを相互に近接さ
せた合理的な配置が可能となる。
設けられ、クランク軸と平行にして回転自在に配置され
た動弁カム軸には中間歯車を介して前記駆動歯車に噛合
する被動歯車が設けられ、駆動歯車および被動歯車間に
対応する位置に配設されたオイルパンから潤滑油を汲上
げるためのオイルポンプが、前記中間歯車に同軸に連結
されるので、クランク軸および動弁カム軸間のスペース
を利用してオイルポンプを配置して、エンジンの外形形
状に制約されずオイルポンプの大型化を図ることができ
、しかもオイルポンプおよびオイルパンを相互に近接さ
せた合理的な配置が可能となる。
図面は本発明の一実施例を示すものであり、第1図は本
発明を適用した船外機の全体側面図、第2図は第1図の
要部拡大縦断側面図、第3図は第2図の■−■線断面図
、第4図は第2図のIV−IV線断面図、第5図は第2
図の■−■線断面図、第6図は第4図の要部拡大横断平
面図、第7図は第2図の■−■線拡線断大断面図る。 1・・・クランク軸、9・・・動弁カム軸、12・・・
駆動歯車、13・・・被動歯車、15・・・中間歯車、
30・・・オイルパン
発明を適用した船外機の全体側面図、第2図は第1図の
要部拡大縦断側面図、第3図は第2図の■−■線断面図
、第4図は第2図のIV−IV線断面図、第5図は第2
図の■−■線断面図、第6図は第4図の要部拡大横断平
面図、第7図は第2図の■−■線拡線断大断面図る。 1・・・クランク軸、9・・・動弁カム軸、12・・・
駆動歯車、13・・・被動歯車、15・・・中間歯車、
30・・・オイルパン
Claims (2)
- (1)ほぼ鉛直方向に延びるクランク軸を備える竪型エ
ンジンの潤滑装置において、クランク軸に駆動歯車が設
けられ、クランク軸と平行にして回転自在に配置された
動弁カム軸には中間歯車を介して前記駆動歯車に噛合す
る被動歯車が設けられ、駆動歯車および被動歯車間に対
応する位置に配設されたオイルパンから潤滑油を汲上げ
るためのオイルポンプが、前記中間歯車に同軸に連結さ
れることを特徴とする竪型エンジンの潤滑装置。 - (2)船外機に用いられることを特徴とする第(1)項
記載の竪型エンジンの潤滑装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63071601A JP2652400B2 (ja) | 1988-03-25 | 1988-03-25 | 竪型エンジンの潤滑装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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-
1988
- 1988-03-25 JP JP63071601A patent/JP2652400B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS56113106U (ja) * | 1980-01-30 | 1981-09-01 | ||
JPS6088017U (ja) * | 1983-11-25 | 1985-06-17 | ヤンマーディーゼル株式会社 | 船外機用デイ−ゼル機関の潤滑油だめ装置 |
Also Published As
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JP2652400B2 (ja) | 1997-09-10 |
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