JPH0124395Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0124395Y2 JPH0124395Y2 JP12429783U JP12429783U JPH0124395Y2 JP H0124395 Y2 JPH0124395 Y2 JP H0124395Y2 JP 12429783 U JP12429783 U JP 12429783U JP 12429783 U JP12429783 U JP 12429783U JP H0124395 Y2 JPH0124395 Y2 JP H0124395Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- compressor
- pipe
- way valve
- cooling oil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 30
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 9
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 230000001050 lubricating effect Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Chemical compound O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Compressor (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は冷却用油の循環系を備えた油冷式容積
形回転圧縮機に関するものである。
形回転圧縮機に関するものである。
従来、この種の圧縮機として第1図に示すもの
が公知である。すなわち、図において1は圧縮機
本体で、管路aよりガスを吸込むとともに、管路
bより冷却用油の供給を受けて、ガスと油の混合
媒体を圧縮した後、管路cを経由して油分離器2
へ吐出している。そして、油分離器2にて圧縮混
合媒体を圧縮ガスと冷却用油に分離したのち、圧
縮ガスを管路dより図示しないガス消費箇所へ供
給する一方、分離後回収した冷却用油を管路eよ
り、油冷却器3を含む管路fと、油冷却器3をバ
イパスする管路gとに分配する三方弁4に導いて
いる。この三方弁4には、圧縮機本体1の吐出側
の圧縮混合媒体温度(吐出温度)を検出して、そ
の温度に応じて前記管路f,gに対する分配率を
調整する温度調節計5が取付けてある。
が公知である。すなわち、図において1は圧縮機
本体で、管路aよりガスを吸込むとともに、管路
bより冷却用油の供給を受けて、ガスと油の混合
媒体を圧縮した後、管路cを経由して油分離器2
へ吐出している。そして、油分離器2にて圧縮混
合媒体を圧縮ガスと冷却用油に分離したのち、圧
縮ガスを管路dより図示しないガス消費箇所へ供
給する一方、分離後回収した冷却用油を管路eよ
り、油冷却器3を含む管路fと、油冷却器3をバ
イパスする管路gとに分配する三方弁4に導いて
いる。この三方弁4には、圧縮機本体1の吐出側
の圧縮混合媒体温度(吐出温度)を検出して、そ
の温度に応じて前記管路f,gに対する分配率を
調整する温度調節計5が取付けてある。
また、管路fは油冷却器3を通過した後、管路
gと合流し、フイルタ6、油ポンプ7を経由し
て、管路bにより圧縮機本体1内の潤滑部、油冷
却部に通じており再度冷却用油を循環させるよう
に形成されている。
gと合流し、フイルタ6、油ポンプ7を経由し
て、管路bにより圧縮機本体1内の潤滑部、油冷
却部に通じており再度冷却用油を循環させるよう
に形成されている。
そして、温度調節計5により検出した吐出温度
に基づいて三方弁4を作動させて、管路g,fに
対する冷却用油の分配率を調整し、管路gを通過
した高温の冷却用油と管路fを通過した低温の冷
却用油とを適宜比率で混合して、所望温度に調節
した冷却用油を圧縮機本体1に供給することによ
り上記吐出温度を適正値に保つようになつてい
る。
に基づいて三方弁4を作動させて、管路g,fに
対する冷却用油の分配率を調整し、管路gを通過
した高温の冷却用油と管路fを通過した低温の冷
却用油とを適宜比率で混合して、所望温度に調節
した冷却用油を圧縮機本体1に供給することによ
り上記吐出温度を適正値に保つようになつてい
る。
ところで、圧縮機本体1からの吐出ガス中に水
蒸気が含まれている場合、その露点はガスの吸込
み状態、吐出圧力によつて決まり、吐出温度が露
点以下になるとドレンが冷却用油中に生じるの
で、吐出温度を露点より高く保つて、ドレンの発
生を防がなければならない。
蒸気が含まれている場合、その露点はガスの吸込
み状態、吐出圧力によつて決まり、吐出温度が露
点以下になるとドレンが冷却用油中に生じるの
で、吐出温度を露点より高く保つて、ドレンの発
生を防がなければならない。
これに対して、前記圧縮機では、前述のように
三方弁4を制御することにより吐出温度を露点以
上に保つてドレンの発生を防ぐことができるよう
になつている。
三方弁4を制御することにより吐出温度を露点以
上に保つてドレンの発生を防ぐことができるよう
になつている。
しかしながら、圧縮機の運転開始時は吐出温度
が低いため、管路eからの冷却用油の全量が管路
gに流入することとなり、管路bから圧縮機本体
1への給油温度は吐出温度と略等しくなり、吐出
温度とともに上昇する。このように、冷却用油が
高温状態で使用されるため劣化し易く、粘度が低
下して圧縮機本体各部に悪影響を与えるという欠
点を有している。
が低いため、管路eからの冷却用油の全量が管路
gに流入することとなり、管路bから圧縮機本体
1への給油温度は吐出温度と略等しくなり、吐出
温度とともに上昇する。このように、冷却用油が
高温状態で使用されるため劣化し易く、粘度が低
下して圧縮機本体各部に悪影響を与えるという欠
点を有している。
この他、第2図に示すように、第1図において
三方弁4を用いて管路eからの冷却用油を管路
g,fに分配していたのに代えて、油分離器2か
ら出た管路eを、中間部に前記同様の温度調整計
5により制御される2方弁8を含む管路hと、中
間部に油冷却器3を含む管路iとに分岐させて、
フイイルタ6の手前で管路h,iを合流させた圧
縮機が公知である。
三方弁4を用いて管路eからの冷却用油を管路
g,fに分配していたのに代えて、油分離器2か
ら出た管路eを、中間部に前記同様の温度調整計
5により制御される2方弁8を含む管路hと、中
間部に油冷却器3を含む管路iとに分岐させて、
フイイルタ6の手前で管路h,iを合流させた圧
縮機が公知である。
この圧縮機では第1図の場合のような欠点はな
いが、2方弁8と油冷却器3との圧損により、両
管路h,iに対する冷却用油の分配率が変わるた
め、両管路h,iの流量の調整が困難であるとい
う欠点を有している。
いが、2方弁8と油冷却器3との圧損により、両
管路h,iに対する冷却用油の分配率が変わるた
め、両管路h,iの流量の調整が困難であるとい
う欠点を有している。
本考案は、前記従来の欠点に鑑みてなされたも
ので、圧縮機本体から吐出された圧縮ガス中に含
まれる冷却用油を油分離器をもつて回収し、その
回収された冷却用油を三方弁を介して油冷却器を
含む管路と油冷却器をバイパスする管路とに分配
した後に、再び合流させて圧縮機本体に供給して
循環使用するように構成した油冷式容積形回転圧
縮機において、前記油分離器と油冷却器との間に
三方弁をバイパスする管路を設けることにより、
運転開始時に給油温度が上昇するのを抑制して、
圧縮機本体各部に悪影響を及ぼさないようにした
油冷式容積形回転圧縮機を提供しようとするもの
である。
ので、圧縮機本体から吐出された圧縮ガス中に含
まれる冷却用油を油分離器をもつて回収し、その
回収された冷却用油を三方弁を介して油冷却器を
含む管路と油冷却器をバイパスする管路とに分配
した後に、再び合流させて圧縮機本体に供給して
循環使用するように構成した油冷式容積形回転圧
縮機において、前記油分離器と油冷却器との間に
三方弁をバイパスする管路を設けることにより、
運転開始時に給油温度が上昇するのを抑制して、
圧縮機本体各部に悪影響を及ぼさないようにした
油冷式容積形回転圧縮機を提供しようとするもの
である。
次に、本考案を一実施例である図面にしたがつ
て説明する。
て説明する。
第3図は、本考案に係る油冷式容積形回転圧縮
機を示し、第1図に示す圧縮機の油分離器2と油
冷却器3との間に三方弁4をバイパスする連通管
からなる管路jを設けたもので、他は第1図に示
す圧縮機と実質的に同一であり、対応する部分に
は同一番号を付して説明を省略する。
機を示し、第1図に示す圧縮機の油分離器2と油
冷却器3との間に三方弁4をバイパスする連通管
からなる管路jを設けたもので、他は第1図に示
す圧縮機と実質的に同一であり、対応する部分に
は同一番号を付して説明を省略する。
この管路jにより、三方弁4に関係なく、常に
ある程度の冷却用油を供給するとともに、圧縮機
の稼動中には、管路g,fに対する冷却用油の分
配率を三方弁4により適宜調整して前記吐出温度
を適温に維持するようになつている。したがつ
て、運転開始時でも、冷却用油がある程度油冷却
器3内に通つており、管路fからの低温の冷却用
油により給油温度を吐出温度より低く抑えること
ができる。
ある程度の冷却用油を供給するとともに、圧縮機
の稼動中には、管路g,fに対する冷却用油の分
配率を三方弁4により適宜調整して前記吐出温度
を適温に維持するようになつている。したがつ
て、運転開始時でも、冷却用油がある程度油冷却
器3内に通つており、管路fからの低温の冷却用
油により給油温度を吐出温度より低く抑えること
ができる。
なお、前記実施例では、管路jは連通管により
構成したものであつたが、本考案はこれに限るも
のではなく、この他例えば中間に流量調整弁ある
いはオリフイスを介在させたものでもよく、これ
らにより油冷却器3へ冷却用油が過剰流入するの
を阻止して吐出温度の過冷却を防ぐようにしても
よい。
構成したものであつたが、本考案はこれに限るも
のではなく、この他例えば中間に流量調整弁ある
いはオリフイスを介在させたものでもよく、これ
らにより油冷却器3へ冷却用油が過剰流入するの
を阻止して吐出温度の過冷却を防ぐようにしても
よい。
以上の説明により明らかなように、本考案によ
れば、油分離器を出た冷却用油を油冷却器を含む
管路と油冷却器をバイパスする管路とに三方弁に
より分配するようにした冷却用油の循環路の前記
油分離器と油冷却器との間に三方弁をバイパスす
る管路を設けてある。
れば、油分離器を出た冷却用油を油冷却器を含む
管路と油冷却器をバイパスする管路とに三方弁に
より分配するようにした冷却用油の循環路の前記
油分離器と油冷却器との間に三方弁をバイパスす
る管路を設けてある。
このため、圧縮機の運転開始時でもある程度油
冷却器内に冷却用油が流入しており、油冷却器よ
り低温の冷却用油が送り出される結果、吐出温度
が上昇してもこれと同じように給油温度が上昇す
ることはなく、冷却用油の劣化を防ぎ、圧縮機本
体各部に悪影響を与えるのをなくすことができる
という効果を有している。
冷却器内に冷却用油が流入しており、油冷却器よ
り低温の冷却用油が送り出される結果、吐出温度
が上昇してもこれと同じように給油温度が上昇す
ることはなく、冷却用油の劣化を防ぎ、圧縮機本
体各部に悪影響を与えるのをなくすことができる
という効果を有している。
第1図、第2図は従来の油冷式容積形回転圧縮
機の冷却用油の循環系統図、第3図は本考案に係
る油冷式容積形回転圧縮機の冷却用油の循環系統
図である。 1……圧縮機本体、2……油分離器、3……油
冷却器、4……三方弁。
機の冷却用油の循環系統図、第3図は本考案に係
る油冷式容積形回転圧縮機の冷却用油の循環系統
図である。 1……圧縮機本体、2……油分離器、3……油
冷却器、4……三方弁。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 圧縮機本体から吐出された圧縮ガス中に含ま
れる冷却用油を油分離器をもつて回収し、その
回収された冷却用油を三方弁を介して油冷却器
を含む管路と油冷却器をバイパスする管路とに
分配した後に、再び合流させて圧縮機本体に供
給して循環使用するように構成した油冷式容積
形回転圧縮機において、前記油分離器と油冷却
器との間に三方弁をバイパスする管路を設けた
ことを特徴とする油冷式容積形回転圧縮機。 (2) 前記バイパスする管路が流量調整弁またはオ
リフイスを含むものであることを特徴とする実
用新案登録請求の範囲第1項記載の油冷式容積
形回転圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12429783U JPS6032584U (ja) | 1983-08-09 | 1983-08-09 | 油冷式容積形回転圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12429783U JPS6032584U (ja) | 1983-08-09 | 1983-08-09 | 油冷式容積形回転圧縮機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6032584U JPS6032584U (ja) | 1985-03-05 |
JPH0124395Y2 true JPH0124395Y2 (ja) | 1989-07-24 |
Family
ID=30283400
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12429783U Granted JPS6032584U (ja) | 1983-08-09 | 1983-08-09 | 油冷式容積形回転圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6032584U (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013227902A (ja) * | 2012-04-25 | 2013-11-07 | Kobe Steel Ltd | 油冷式スクリュー圧縮機 |
JP6108701B2 (ja) * | 2012-06-28 | 2017-04-05 | 三菱電機株式会社 | 油冷式空気圧縮装置 |
JP5997670B2 (ja) * | 2013-09-03 | 2016-09-28 | 株式会社神戸製鋼所 | 油冷式空気圧縮機 |
-
1983
- 1983-08-09 JP JP12429783U patent/JPS6032584U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6032584U (ja) | 1985-03-05 |
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