JPH01243904A

JPH01243904A - 栽培床形成装置

Info

Publication number: JPH01243904A
Application number: JP7064088A
Authority: JP
Inventors: Hisao Kawabe; 川辺　久男; Yoshiaki Nakajima; 中島　義昭; Satoshi Kojima; 敏小島
Original assignee: KAWABE NOUKEN SANGYO KK
Current assignee: KAWABE NOUKEN SANGYO KK
Priority date: 1988-03-24
Filing date: 1988-03-24
Publication date: 1989-09-28
Also published as: JPH0473962B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、トラクタ等の自走する車体に、連結装着する
被牽引式のサブソイラ−・心土破砕型等の深耕機により
圃場を心土層まで深く膨軟に耕起して、それの表層を砕
土する砕土機により砕土することで、作物の栽培床を形
成する栽培床の形成方法および栽培床形成装置について
の改良に関する。

圃場に作物を栽培するために形成する栽培床は、出来る
だけ深く膨軟に耕起されていることが、孔隙率を高めて
根の成育を良好にするために望まれている。そして、こ
のことから、作土層が浅い場合は勿論、深い作土層を有
する圃場においても、心土破砕型またはパンブレーカ−
等の深耕機を大型のトラクタに牽引させて圃場の土中に
通し、心土層に達する深さにまで圃場の土を膨軟にする
作業を行なうようにしている。

しかし、この深耕機を大型のトラクタに牽引させて行な
う心土層の破砕ないし心土層からその上方の全層の土壌
をゆり動かして膨軟にする深耕は、圃場の土を膨軟には
し得ても、細かく破砕するまでには至らないので、その
作業を行なった後に栽培床を形成しようとするときは、
表層の土を砕土機により細かく砕く作業が必要で、その
ため、作業を行なった大型トラクタから深耕機を外して
、耕耘ローターに着は換え、表層土を耕耘破砕し、所定
の栽培床に仕上げるようにするが、この枠上作業の際に
、深耕機で折角膨軟に耕起した心土層に至る深さまでの
全層の土を、砕土機（耕耘ローター）を牽引する大型ト
ラクタの車輪で踏圧し、作土層の下に踏み固めた盤暦を
形成するようになる問題と、作業行程が深耕作業と枠上
作業との二行程になって作業性を悪くしている問題とが
ある。

作業行程を簡略化するための手段として、大型トラクタ
の後面に装着した耕耘ローターの後方に、サブソイラ−
等の深耕機を取付けておいて、表層の作土層の破砕・耕
耘と、心土層の破砕とを一行程で行なう手段はあるが、
この手段は、耕耘ローターの後方に位置するサブソイラ
−等の深耕機が、土壌全体を揺り動かして上方に盛り上
げるようにすることで、耕耘ローターにより折角仕上げ
た栽培床を崩してしまい、その後に整形器を通さないと
所定の形状に栽培床を仕上げられない問題があることと
、大きな牽引馬力を要する深耕機と耕耘ローターとを併
せてトラクタに牽引させることから、深耕機を土中に深
く作用させ得ないようになる問題がある。

本発明は、従前手段に生じているこれらの問題を解消せ
しめるためになされたものであって、心土破砕望薄の深
耕機により心土層に至る深いところまでの全層の土を膨
軟に耕起する作業と、この膨軟に耕起した土壌の表層土
を細かく破砕していく作業とを、−度の行程で行ない、
かつ、その−度の行程が、深耕機で心土層に至るまで膨
軟に耕起したところの表層土を、砕土機が細かく破砕し
ながら所定の形状の栽培床に仕上げていくようになり、
しかも、枠上作業と併せて行なう深耕機による耕起がト
ラクタの牽引馬力に不足をきたすことなく、心土層に至
る深さのところまで充分に膨軟に耕起していけるように
なる新たな手段を提供することを目的とする。

しかして、本発明は、この目的のために種々の研究と実
験を重ねて得られた知見に基づいて完成したものである
。即ち、心土破砕望等の深耕機で心土層に達する深いと
ころまでの全層の士を膨軟に耕起するには１強大な牽引
馬力を要するものであり、この作業と耕耘ローターによ
る表層土の枠上作業とを併せて行なわすには、さらに強
大な牽引馬力が必要となり、現実には殆んど不可能とな
るが、深耕機を上下自在に揺動する機枠に支架して、振
動の運動方向が上下方向となる起振装置で、主として上
下方向に振動させて牽引せしめたところ、その牽引抵抗
が２分の１乃至３分の１に軽減されて、耕耘ローターと
組合わせてトラクタに装着しても、充分な深さにまで作
用させ得るようになること、そして、このようにこれら
を組合わせてトラクタに装着するとき、深耕機が前方に
位置しそれの後方に耕耘ローターが位置するように組合
わせれば、深耕機が膨軟に耕起したあとの表層土を、耕
耘ローターが細かく砕土して表面を一定の形状に仕上げ
ていくようになり、トラクタの車輪による踏圧のない状
態で、下が膨軟で表層が細かく破砕されて一定の形状に
整えられた栽培床が、−度の行程で形成されるようにな
るという結果が得られたこと、そしてまた、このように
組合わせると、深耕機の後方に配位する砕土機を耕耘ロ
ーグーの動く駆動型のものとしたときに、それの駆動が
困難になるが、深耕機を振動さす起振装置に出力軸を設
けて、その出力軸から砕土機たる耕耘ローターの入力軸
に伝導するようにすれば。

駆動型とした砕土機の駆動が楽に行なえるようになるこ
と、そしてまた、深耕機の後方に配位する砕土機を、ツ
ースハローの如く、非駆動型のものとしたときには、そ
の砕土機を、深耕機を振動さす起振装置を組付けた機枠
に、その機枠の振動が伝達されるように連結して、砕土
機を前記起振装置により主として上下に振動するように
することで、砕土機自体の振動で表層土の破砕と整形が
効果的に行なえるようになる結果が得られたことにより
完成したものである。

そしてこのことから本発明においては、前述の目的を達
成するための手段として、振動の運動方向が上下方向と
なる起振装置を組付けた上下に揺動可能な機枠に支架せ
しめた深耕機を、圃場の土中に作用させて、前記起振装
置により振動せしめながら牽引せしめて深耕し、その深
耕した耕土の表層を、前記深耕機の後方に配位して前述
機枠に連結牽引せしめた砕土機により砕土せしめて栽培
床に仕上げていくことを特徴とする栽培床の形成方法を
提起するものであり、また、この手段を実施するための
装置として、トラクタ等の自走する車体に上下の揺動可
能に装架した機枠に、振動の運動方向が上下方向となる
起振装置を組付けるとともに、その起振装置により振動
するよう被牽引式の深耕機を支架し、その深耕機の後方
に表層土を細砕する砕土機を配位して、前記起振装置を
支架せる機枠に、上下方向の揺動自在の支持アームを介
して連結支架せしめてなる栽培床形成装置および、トラ
クタ等の自走する車体に上下の揺動可能に装架した機枠
に、振動の運動方向が上下方向となる起振装置と被牽引
式の深耕機とを組付けるとともに、その深耕機の後方に
配位した砕土機を連結し、前記起振装置の入力軸を前記
車体に装備せるＰＴＯ軸に連繋し、かつ、その起振装置
に出力軸を設けて、その出力軸を、前記砕土機の入力軸
に伝導連繋した栽培床形成装置ならびにトラクタ等の自
走する車体に上下の揺動可能に装架した機枠に、振動の
運動方向が上下方向となる起振装置を組付けるとともに
、その起振装置により振動するよう被牽引式の深耕機を
支架し、かつ、その深耕機の後方に配位せしめた砕土器
を前記起振装置による該機枠の振動によって振動するよ
う連結装着せしめてなる栽培床形成装置を提起するもの
である。

次に実施例を図面に従い詳述する。

第１図は、本発明法の実施に用いる栽培床形成装置のト
ラクタの車体の後面側に装着した状態の側面図で、同図
においてＴはトラクタ、ＡはそのトラクタＴの車体の後
面側に装架した栽培床形成装置を示す。

トラクタＴは図面では前半側を省略して後半側だけを示
しているが、通常の四輪の乗用型のトラクタであり、そ
れの車体の後面側には、トップリンク１０および左右の
ロアリンク１１−１１およびリフトアーム１２ならびに
ＰＴＯ軸１３が装備せしめである。

栽培床形成装置Ａは、機枠ａと、その機枠ａに支架した
深耕機すと、その深耕機すを振動さすよう機枠ａに組付
けた起振装置Ｃと、深耕機すの後方に配位した砕土機ｄ
と、その砕土機ｄを前述機枠ａに連結装着せしめるため
にその機枠ａに設けた連結機枠ｅとよりなる。

機枠ａは、後面視においてゲート状乃至アーチ状に形成
して、前記トラクタＴのトップリンク１０およびロアリ
ンク１１・１１ならびにリフトアーム１２よりなる三点
ピッチに、昇降自在に組付は装架せしめる組付機枠２０
と、それの後面側に連結支点２１中心に自在に上下に回
動する下部アーム２２およびショックアブソーバ−状に
弾性的に伸縮するよう形成した上部アーム２３とにより
上下可動に支持される機筺状の枠体２４とよりなる。そ
して、それの機筺状に形成した枠体２４の内部に、深耕
ａｂを振動さす前記起振装置Ｃが組付けられ、また、後
部側の底部に前記深耕機すを取付けるピッチとなるツー
ルバー２５が取付金具２６により装設しである。

深耕機すは、上下に長い刃板状に形成したシャンク３０
の下端側に、後面視において第３図の如く左右方向に傾
斜して延出する抱え持ちブレード３１を、該シャンク３
０のボディと一体に連続させて形成し、それの前縁に別
に形成した刃部３２をセットボルトにより一体的に組付
けて構成してあり、それのシャンク３０の上端部分を、
前述の枠体２４に設けたツールバー２５に摺動自在に嵌
装しであるクランプ２７に緊縛さすことで、前述の枠体
２４に一体的に組付けである。そして、この枠体２４が
起振装置Ｃにより振動することで、該枠体２４と一緒に
振動し、このとき、抱え持ちブレード３１の上面側より
上方に位置している土壌全体を上下に揺り動かして、膨
軟に破砕していき、全層用が行なえるようになっている
。

この深耕機すは、第４図に示している如く、上下に長い
刃板状に形成したシャンク３０に、チゼル３３とウィン
グ３４とを１段または多段に装設して、シャンク３０が
前述の枠体２４に取付けられてその枠体２４が前記起振
装置Ｃにより上下方向に振動することにより、チゼル３
３およびウィング３４の上方に位置している土壌を、上
下に揺り動かして膨軟に破砕していく形態の深耕機とす
る場合がある。また、深耕機すは、枠体２４に設けたツ
ールバー２５に取付けるときに、前記第３図に示してい
る如く、抱え持ちブレード３１が左右に一対に対向する
ように組合わせて取付け、−対に対向する２連の深耕ｊ
ａｂが左右から共同して大きく土壌を抱え込むようにす
る場合、さらに、同第３図で鎖線に示している如く、対
向する一対の深耕機ｂ−ｂの間に、前述の第４図に示し
た形態の深耕機すを配設するようにする場合、また、同
第５図の如く、第４図に示した形態の深耕＠ｂだけを並
列させて枠体２４に設けたツールバー２５に取付ける場
合がある。

前記枠体２４内に組付けた起振装置Ｃは、第６図に示す
如く、機筺状に形成しである枠体２４の前壁２４０と後
壁２４１との間に、軸線方向を前後方向とした２本の回
転軸４０−４１を、左右に並列せしめて渡架軸支し、そ
れら回転軸４０φ４１に、アンバランサー４２・・・を
それぞれ装着するとともに互いに噛合う歯車４３−４４
を装着し、それら歯車４３・４４を、前記アンバランサ
ー４２・・・が第７図の如く共に下方に位置している状
態において噛合わせ、一方の回転軸４０の前端部を枠体
２４の前壁２４０より前方に突出させて入力軸４５とす
ることで構成しであるアンバランサー式の起振装置であ
り、それの入力軸４５の駆動で、一対に並列する回転軸
４０・４１が同調して対向回転し、これによってアンバ
ランサー４２−４２が第７図において矢印方向に同調し
て回動することにより左右方向の動きが消去されて運動
の方向が上下方向となる振動を発生するようになってい
る。そして、それの枠体２４の前面側を突出する入力軸
４５は、ユニバーサルジヨイント軸４６を介してトラク
タＴのＰＴＯ軸１３に伝導せしめてあり、それの駆動が
トラクタＴ側の原動機により行なわれるようになってい
る。

また、前端を入力軸４５に形成しである回転軸４０は、
枠体２４内を前後に横切るように前壁２４０と後壁２４
１間に渡架軸支する際、それの後端側を後壁２４１から
後方に突出するようにして、その後方への突出端部を出
力軸ｆに形成してあって、この出力軸ｆが動力取出軸と
なって、深耕機すの後方に配設される砕土機ｄたる耕耘
ローターの入力軸４５に回転動力が伝導されるようにし
である。この動力取出軸となる出力軸ｆは、並列させて
枠体２４に軸架する他方の回転軸４１の後端側を枠体２
４の後方に突出させることで構成する場合、また、回転
軸４０・４１に伝導する別の伝導軸を枠体２４に軸架し
て、それの後端側を枠体２４の後面側に突出させて出力
軸ｆを構成する場合がある。

また、運動の方向が上下方向となる振動を発生せしめる
起振装置Ｃは、それを構成するのに、図示する例におい
ては、２個の、アンバランサー４２・４２を組合わせて
いるが、この２側御組みのアンバランサー４２・４２を
、左右方向に多連に並設させて設ける場合がある。この
ように、上下方向の起振力を発生する−組みのアンバラ
ンサー４２・４２を、左右方向に並列するときは、前述
の枠体２４に設けたツールバー２５に、深耕機すを左右
に並列させて多連に装着するときに良く適応するように
なる。

また、２個のアンバランサー４２・４２を−組みに組合
わせて構成する起振装置Ｃは、発生せしめる振動の運動
の方向が上下方向となるようになればよく、−組みのア
ンバランサー４２・４２の回転軸４０・４１を、それの
軸心線の方向が前後方向に沿う姿勢として、上下に並列
せしめて組合わせたり、また、その回転軸４０・４１の
軸心線の方向が左右方向に沿う姿勢として前後または上
下に並列するように組合わせて構成してよいものである
。

しかして、この起振装置Ｃにより主として上下方向に動
くよう枠体２４に支架せしめる深耕機すは（枠体２４が
、上下に回動する下部アーム２２とショックアブソーバ
−の如く弾性的に伸縮する上部アーム２３とに支持され
て、上下方向と前後方向との合成された方向に動くこと
で、深耕機すはその合成された方向である主として上下
方向に動くようになる）、枠体２４に設けたピッチたる
ツールバー２５にクランプ２７を介して支持せしめると
きに、該深耕機すの牽引抵抗の略中心となる部位Ｐが、
側面視において、第１図に示す如く、機枠ａに設けた前
記起振装置Ｃの下方に位置するように配位して、枠体２
４に対し組付け、これにより、該深耕機すの牽引抵抗の
略中心部Ｐが、側面視において起振装置Ｃの仮想起振力
線Ｗより前方に位置するか、またはその仮想起振力線Ｗ
の上に乗るようにする。

砕土機ｄは、左右に長いカバー５０を装備せしめた機枠
５ａに、ローター軸５１のまわりに多数の耕耘爪５２・
・・を装着した耕耘ローター５ｂを、前記カバー５０の
下面側に配位して装架し、それのローター軸５１を、機
枠５ａに装設せる伝導ケース５３・５４内に収蔵せる伝
導機構に伝導し、その伝導機構に、伝導ケース５３から
突出する入力軸５５より回転動力を伝導してローター軸
５１を駆動することにより、耕耘ローター５ｂが回転作
動して耕起・砕土を行なう従来公知のいわゆる耕耘ロー
ターである。

そして、該砕土機ｄは、それの機枠５ａを、連結機枠ｅ
を介して前述の深耕機すが装架された機枠ａの後端側に
連結することで、深耕機すの後方に配位した状態でトラ
クタＴに牽引連結せしめてあり、かつ、入力軸５５を、
機枠ａに組付けた起振装置Ｃに装設せる前述の出力軸ｆ
とユニバーサルジョイント軸５６を介して伝導すること
で、トラクタＴのＰＴＯ軸１軸距３起振装置Ｃの回転軸
４０を経て駆動されるようにしである。

そしてまた、前述の連結機枠ｅは、機枠ａの起振装置Ｃ
を収蔵する機筺状に形成しである枠体２４に一体的に連
結して後方に突出する取付金具２６に、前端側か連結軸
６０を介し連結して後端側が上下に自在に回動する左右
に一対の支持アーム６１−６１と、該支持アーム６１・
６１の上下の回動に一定のバネ負荷を与えるよう、それ
らの回動端である後端部と前述の枠体２４から突出する
アーム６２どの間に介装したバネ機構６３と、上部リン
ク６４との三者よりなる、砕±４１！ｄの機枠５ａの前
端部に、支持アーム６１・６１の後端部が連結軸６５を
介し回動自在に連結し１機枠５ａの上端部に上部リンク
６４の後端が連結軸６６を介し連結し、その上部リンク
６４の前端が、機枠ａに装架せる前記枠体２４の上端部
に連結軸６７を介して連結することで、バネ機構６３に
設定したバネ圧と伸縮長さの規制の範囲内で自在に砕土
機ｄの機枠５ａが昇降するように砕土機ｄを連結支持せ
しめてあり、これにより、機枠ａの起振装置Ｃによる振
動を、前記バネ機構６３と支持アーム６１・６１の上下
の回動で遮断し、砕土機ｄの機枠５ａに伝達されるのを
阻止するようにしである。

この砕土機ｄは、上述した実施例では、耕耘ローター５
ｂを駆動回転させる駆動型になっているが１機枠の下面
側に多数の砕土爪を固定装設せるツースハローの如く、
非駆動型の砕土機に構成する場合がある。

このように砕土機ｄを非駆動型に構成する場合は、連結
機構ｅは、それの支持アーム６１・６１を機枠ａに対し
一体的に設けるか、バネ機構６３のバネ圧をかたく設定
するかして、砕土機ｄが作業機すと共に上下に振動する
ようにし、その振動で、圃場の土壌の表層土の破砕と整
形が行なわれるようにしてよい。

以上説明したように１本発明手段は、振動の運動方向が
上下方向となる起振装置を組付けた上下に揺動可能な機
枠に支架せしめた深耕機を、圃場の土中に作用させて、
前記起振装置により振動せしめながら牽引せしめて深耕
し、その深耕した耕土の表層を、前記深耕機の後方に配
位して前述機枠に連結牽引せしめた砕土機により砕土せ
しめて栽培床に仕上げていくのであるから、心土破砕禁
等の深耕機により心土層に至る深いところまでの全層の
土を膨軟に耕起する作業と、この膨軟に耕起した土壌の
表層土を細かく破砕していく作業とを、−度の行程で行
ない、かつ、その−度の行程が、深耕機で心土層に至る
まで膨軟に耕起したところの表層上を、砕土機が細かく
破砕しながら所定の形状の栽培床に仕上げていくように
なり、しかも、枠上作業と併せて行なう深耕機による耕
起がトラクタの牽引馬力に不足をきたすことなく、心土
層に至る深さのところまで充分に膨軟に耕起していける
ようになる。

また、この本発明手段を実施する栽培床形成装置を、ト
ラクタ等の自走する車体に上下の揺動可能に装架した機
枠に、振動の運動方向が上下方向となる起振装置を組付
けるとともに、その起振装置により振動するよう被牽引
式の深耕機を支架し、その深耕機の後方に表層土を細砕
する砕土機を配位して、前記起振装置を支架せる機枠に
、上下方向の揺動自在の支持アームを介して連結支架せ
しめて構成しておくことで、上述の作業を行なう際に、
深耕機の後方に配位して、起振装置が組付けである機枠
に連結する砕土機を、起振装置から発生される振動から
遮断して、円滑に枠上作業が行なえるようになる。　　
　。

また、栽培床形成装置を、トラクタ等の自走する車体に
上下の揺動可能に装架した機枠に、振動の運動方向が上
下方向となる起振装置と被牽引式の深耕機とを組付ける
とともに、その深耕機の後方に配位した砕土機を連結し
、前記起振装置の入力軸を前記車体に装備せるＰＴＯ軸
に連繋し、かつ、その起振装置に出力軸を設けて、その
出力軸を、前記砕土機の入力軸に伝導連繋して構成する
ことで、深耕機の後方に配位する砕土機の駆動のための
伝統機構を、簡略化できるようになる。

また、栽培床形成装置を、トラクタ等の自走する車体に
上下の揺動可能に装架した機枠に、振動の運動方向が上
下方向となる起振装置を組付けるとともに、その起振装
置により振動するよう被牽引式の深耕機を支架し、かつ
、その深耕機の後方に配位せしめた砕土器を前記起振装
置による該機枠の振動によって振動するよう連結装着せ
しめて構成することで、深耕機の後方に非駆動型の砕土
機を配設したときに、その砕土機を、深耕機を振動さす
起振装置の振動を利用して、振動せしめて、振動により
表層土の砕土と整形が効果的に行なえるようになる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明法の実施に用いる栽培床形成装置の側面
図、第２図は同上の平面図、第３図は同上の後面図、第
４図は同上の深耕機の別の実施例の斜視図、第５図は同
上の深耕機をセットした本発明による栽培床形成装置の
後面図、第６図は同上の起振装置の一部破断した平面図
、第７図は同上起振装置の一部破断した正面図、第８図
は同上起４Ｇ装置の縦断側面図である。図面符号の説明Ａ・・・栽培床形成装置　　　Ｐ・・・中心部Ｔ・・・
トラクタ　　　　　Ｗ・・・仮想起振力線ａ・・・機枠
　　　　　　　ｂ・・・深耕機Ｃ・・・起振装Ｍ　　　
　　　ｄ・・・砕土機ｅ・・・連結機枠　　　　　ｆ・
・・出力軸１０・・・トップリンク　　１１・・・ロア
リンク１２・・・リフトアーム　　１３・・・ＰＴＯＭ
２０・・・組付機枠　　　　２１・・・連結支点２２・
・・下部アーム　　　２３・・・上部アーム２４・・・
枠体２５・・・ツールバー２６・・・取付金Ａ　　　　　２７・・・クランプ２４
０・・・前壁　　　　　２４１・・・後壁３０・・・シ
ャンク　　　３１・・・抱え持ちブレード３２・・・刃
部　　　　　　３３・・・チゼル３４・・・ウィング　
　　　４０−４１・・・回転軸４２・・・アンバランサ
ー　４３−４４・・・歯車４５・・・入力軸４６・・・ユニバーサルジヨイント軸５ａ・・・機枠　　　　　　５ｂ・・・耕耘ローター５
０・・・カバー　　　　　５１・・・ローター軸５２・
・・耕耘爪　　　　５３φ５４・・・伝導ケース５５・
・・入力軸５６・・・ユニバーサルジョインｌ［６０・・・連結軸　　　　　６１・・・支持アーム６２
・・・アーム　　　　　６３・・・バネ機構６４・・・
上部リンク６５−６６・６７・・・連結軸特　許　出　願　人　　　　川辺農研産業株式会社第　
４　図Ｓ手続補正書（自発）昭和（５３年４月２０日 φ。特許庁長官　・ト　川　邦　夫　殿、、ｙｌ、　事件の
表示昭和６３年　特　許願　第７０６４０号２、　発明の名
称　　　栽培床の形成方法および栽培床形成装置３、補
正をする者事件との関係　出願人住ｉ？ｉ　　東京都稲城市矢野口１２１９番地する。ｆン（、

Claims

【特許請求の範囲】

（１）、振動の運動方向が上下方向となる起振装置を組
付けた上下に揺動可能な機枠に支架せしめた深耕機を、
圃場の土中に作用させて、前記起振装置により振動せし
めながら牽引せしめて深耕し、その深耕した耕土の表層
を、前記深耕機の後方に配位して前述機枠に連結牽引せ
しめた砕土機により砕土せしめて栽培床に仕上げていく
ことを特徴とする栽培床の形成方法。
（２）、トラクタ等の自走する車体に上下の揺動可能に
装架した機枠に、振動の運動方向が上下方向となる起振
装置を組付けるとともに、その起振装置により振動する
よう被牽引式の深耕機を支架しその深耕機の後方に表層
土を細砕する砕土機を配位して、前記起振装置を支架せ
る機枠に、上下方向の揺動自在の支持アームを介して連
結支架せしめてなる栽培床形成装置。
（３）、トラクタ等の自走する車体に上下の揺動可能に
装架した機枠に、振動の運動方向が上下方向となる起振
装置と被牽引式の深耕機とを組付けるとともに、その深
耕機の後方に配位した砕土機を連結し、前記起振装置の
入力軸を前記車体に装備せるＰＴＯ軸に連繋し、かつ、
その起振装置に出力軸を設けて、その出力軸を、前記砕
土機の入力軸に伝導連繋した栽培床形成装置。
（４）、トラクタ等の自走する車体に上下の揺動可能に
装架した機枠に、振動の運動方向が上下方向となる起振
装置を組付けるとともに、その起振装置により振動する
よう被牽引式の深耕機を支架し、かつ、その深耕機の後
方に配位せしめた砕土器を前記起振装置による該機枠の
振動によって振動するよう連結装着せしめてなる栽培床
形成装置。