JPH01242864A - Vベルト式変速機 - Google Patents

Vベルト式変速機

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JPH01242864A
JPH01242864A JP6902988A JP6902988A JPH01242864A JP H01242864 A JPH01242864 A JP H01242864A JP 6902988 A JP6902988 A JP 6902988A JP 6902988 A JP6902988 A JP 6902988A JP H01242864 A JPH01242864 A JP H01242864A
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JP
Japan
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belt
pulley
driven
inclination angle
driving
Prior art date
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Pending
Application number
JP6902988A
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English (en)
Inventor
Kunifumi Gotou
後藤 邦文
Takashi Hiyougo
隆 兵庫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、駆動側プーリと従動側プーリとに巻掛けられ
るVベルトにより駆動側ブーりの回転力を従動側プーリ
に伝達すると共に、従動側プーリの回転速度の変動に応
じて駆動側プーリ及び従動側ブーりのベルト巻掛溝の幅
を互いに逆方向へ変え、このベルト巻掛溝の幅変動に応
じて変速比を変えるVベルト式変速機におけるベルトの
スリップ防止機構に関するものである。
(従来の技術) 駆動側プーリの回転速度が高い領域では、従動側プーリ
に対するVベルトの巻掛半径よりも駆動側プーリに対す
るVベルトの巻掛半径を小さくして変速状態を減速仕様
とし、駆動側プーリ側の回転速度が低い領域では、従動
側プーリに対するVベルトの巻掛半径よりも駆動側プー
リに対する巻掛半径を大きくして変速状態を増速仕様と
する変速特性のVベルト式変速機が特開昭51−120
59号公報(こ開示されている。この変速装置ではベル
ト巻掛溝を形成する駆動側プーリの一方のプーリ片が押
圧ばねのばね作用と遠心錘の遠心作用とのバランスによ
りベルト巻掛溝の幅変更可能に駆動軸に支持されており
、このベルト巻掛溝の幅変更により駆動側プーリにおけ
る巻掛半径と従動側プーリにおける巻掛半径との比が変
更されるようになっている。これにより駆動側プーリの
回転速度が変動する場合にも従動側プーリの回転速度が
略一定に維持され、圧縮機のような定トルク型の装置の
駆動に好適に使用される。
このようなVベルト式の変速機に用いられるVベルトと
プーリとの間の良好な接触状態を得るため、ベルト巻掛
溝を形成するプーリの内端面の傾斜角と、プーリの内端
面に接合するVベルトの側端面の傾斜角との間には前者
が後者よりも若干小さくなるような大小関係を設定し、
Vベルトの外周側の側縁部がプーリの内端面に接触する
ようになっている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、Vベルトの巻掛作用によりプーリの内端
面と接触するVベルトの側端面が巻掛方向と反対側へ反
り返り、巻掛半径が小さい場合にはプーリに対するVベ
ルトの巻掛部位の一部がプーリから離間してしまう。そ
のため、巻掛半径が小さい場合にはVベルトの巻掛円弧
長の短さとあいまってプーリとVペルトドとの接触状態
が不良となり、圧縮機のように低速回転時に負荷トルク
の大きくなる定トルク機の駆動の場合には特に従動側プ
ーリとVベルトとの間でのスリップが生じ易い。このよ
うなスリップは所定の変速比を得ることを困難とするの
みならず、摩擦熱によるプーリ及びベルトの劣化、さら
には周囲の潤滑油の高温過による潤滑性能の低下が避け
られない。
本発明は駆動側の回転速度が低く、かつ増速状態の変速
を行なう場合の駆動力伝達能力を高め得るVベルト式変
速機を提供することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) そのために本発明では、駆動側の回転速度に応じて幅を
変更するベルト巻掛溝を形成する駆動側プーリの内端面
の傾斜角と従動側プーリの内端面の傾斜角との間には前
者が後者よりも若干大きくなる大小関係を設定し、ベル
ト巻掛溝を形成する駆動側プーリの内端面の傾斜角と直
線状態にあるVベルトの側端面の傾斜角との間には前者
が後者よりも若干小さくなる大小関係を設定した。
(作用) 駆動側の回転速度が低い場合には駆動側プーリに対する
Vベルトの巻掛半径が従動側プーリに対するVベルトの
巻掛半径よりも大きくなり、増速仕様の変速が行われる
。駆動側の回転速度が高い場合には従動側プーリに対す
るVベルトの巻掛半径が駆動側プーリに対するVベルト
の巻掛半径よりも大きくなり、減速仕様の変速が行われ
る。従動側プーリの内端面の傾斜角に対するVベルトの
側端面の傾斜角の角度差は駆動側プーリの内端面の傾斜
角に対する角度差よりも大きく、巻掛半径が小さい場合
にも従動側プーリに対するVベルトの巻掛作用による側
端面の反り返りが巻掛部位における従動側プーリの内端
面とVベルトの側端面との離間をもたらさすことはない
。従って、駆動側の回転速度が低速状態の増速仕様とい
う従動側プーリにおける巻掛半径が小さくなる場合にも
Vベルトと従動側ブーりとの間のスリップが抑制される
(実施例) 以下、本発明を具体化した一実施例を図面に基づいて説
明する。
■はエンジンに作動連結された駆動軸であり、駆動軸1
には補機用プーリ2が嵌着固定されている。補機用プー
リ2には駆動側固定プーリ片3がボルト7により締付固
定されており、駆動側固定プーリ片3の基端筒部3aに
は駆動側可動プーリ片4がスライド可能に嵌合支持され
ている。基端筒部3aの外周にはガイドピン5が突設さ
れており、駆動側可動プーリ片4のガイド溝4aに嵌め
こまれている。これにより駆動側可動プーリ片4が駆動
軸1との相対回転を起こすことなく駆動軸1の方向にス
ライド可能である。駆動側固定プーリ片3の基端筒部3
aの先端部にばばね受け6が嵌合されており、駆動軸1
の端面に螺着されたボルト8により駆動側固定プーリ片
3に対して締付固定されている。ばね受け6と駆動側可
動プーリ片4との間には押圧ばね9が介在されており、
押圧ばね9のばね作用により駆動側可動プーリ片4が駆
動側固定プーリ片3側へ押圧付勢されている。
10は圧縮機に作動連結された従動軸であり、従動軸1
0には支持ホイール11が嵌着固定されている。支持ホ
イール11の基端筒部11aの外周には従動側可動プー
リ片12がスライド可能に嵌合支持されている。基端筒
部11aの外周にはガイドピン13が突設されており、
従動側可動プーリ片12のガイド溝12aに嵌めこまれ
ている。
これにより従動側可動プーリ片12が従動軸10との相
対回転を起こすことなく従動軸10の方向にスライド可
能である。基端筒部11aの内周及び従動軸10には従
動側固定プーリ片14が嵌着されており、従動軸10の
端面に螺着されたポルト15により支持ホイール11に
対して締付固定されている。
従動側固定ブーり片14と従動側可動プーリ片12との
間には押圧ばね16が介在されており、押圧ばね16の
ばね作用により従動側可動プーリ片12が支持ホイール
11側へ押圧付勢されている。支持ホイール11と従動
側可動プーリ片12との間には球状の遠心錘17が介在
されており、従動軸10の回転に伴う遠心錘17の遠心
作用と押圧ばね16のばね作用とのバランスに応じて従
動側可動プーリ片12が従動側固定プーリ片14に対し
て接近あるいは離間する。これにより従動側可動プーリ
片12の内端面12bと従動側固定プーリ片14の内端
面14aとからなるヘルド巻掛溝U1の幅が変わり、駆
動側固定プーリ片3の内端面3b及び駆動側可動ブーり
片4の内端面4bからなるベルト巻掛溝U2とベルト巻
掛溝U1と間に張設されたVベルト18が第1図(a)
に示す増速仕様の変速位置と第2図(a)に示す減速仕
様の変速位置との間で変動する。即ち、駆動軸1の低速
回転領域では変速は増速仕様となり、駆動軸1の高速回
転領域では変速は減速仕様となる。
このような変速特性をもたらす駆動側プーリ片3.4の
内端面3b、4bの傾斜角αと、従動側プーリ片12,
14の内端面12b、14aの傾斜角βと、Vベルト1
8の側端面18a、18bの傾斜角θとの間にはθシα
シβの大小関係が設定されており、傾斜角θと傾斜角β
との間の大小関係は従来と同程度に設定されている。第
1図(a)に示すように駆動軸1が低速回転して増速仕
様となる変速状態では、駆動側プーリ片3.4にて巻掛
半径R1が大きくなるVベルト18の巻掛部位では第1
図(C)に矢印Pで示すように巻掛作用により側端面1
8a、18bが巻掛方向と反対側へ反り返るが、この反
り返りは小さく、Vベルト18は側端面18a、18b
の外周側を介して駆動側プーリ片3,4の内端面3b、
4bに接触する。一方、従動側プーリ片12,14に二
巻掛半径R2が小さくなるVベルト18の巻掛部位では
第1図(d)に矢印Qで示すように巻掛作用により側端
面18a、18bが巻掛方向と反対側へ反り返り、この
反り返りは比較的大きい。しかしながら、従動側プーリ
片12,14の傾斜角βが従来の傾斜角αよりも小さく
設定されているため、側端面18a、18bの反り返り
が逆に巻掛部位全域にわたって側端面18a、18bと
従動側プーリ片12,14の内端面12b、14aとの
半径方向の接触領域の増加をもたらす。これにより従動
側プーリ片12.14とVベルト18との間の滑り度合
が低くなると共に、駆動側プーリ片3,4とVベルト1
8との間の滑り度合に近付き、駆動側及び従動側の滑り
度合のバランスが良くなる。これにより低速回転時に負
荷トルクの大きくなる圧縮機を駆動軸1の低速回転によ
る増速仕様で変速駆動する場合にも、Vベルト18と従
動側プーリ片12,14との間のスリップ発生が抑制さ
れ、駆動側から従動側への駆動力伝達が良好に行われる
。従って、所定の変速比を得ることが容易となるのみな
らず、摩擦熱によるプーリ及びベルトの劣化、さらには
周囲の潤滑油の高温化による潤滑性能の低下が回避され
る。
第3図の曲線C1は従来のVベルト式変速機の駆動力伝
達性能を示し、曲線C2は本実施例の■ベルト弐変速機
の駆動力伝達性能を示す。Nは駆動側の回転数を表わす
。Vベルト18の傾斜角θは従来及び本実施例いずれも
17°、駆動側固定プーリ片3及び駆動側可動プーリ片
4の内端面3b、4bの傾斜角αは従来及び本実施例い
ずれも16°、従動側可動プーリ片12及び従動側固定
プーリ片14の内端面12b、14aの傾斜角βは従来
では16°、本実施例では15°であり、従動側の負荷
トルク増に伴う従動軸10の回転速度の低下度合は曲線
C2の方が緩やかである。即ち、本実施例のVベルト式
変速機の駆動力伝達性能が従来のVベルト式変速機の駆
動力伝達性能を上回る。
(発明の効果) 以上詳述したように本発明は、駆動側プーリの内端面の
傾斜角と従動側ブーりの内端面の傾斜角との間には前者
が後者よりも若干大きくなる大小関係を設定し、駆動側
プーリの内端面の傾斜角と直線状態にあるVベルトの側
端面の傾斜角との間には前者が後者よりも若干大きくな
る大小関係を設定したので、駆動側の低速回転による増
速仕様で変速駆動する場合にも従動側のVベルトの巻掛
部位と従動側プーリとの間の接触が良好にだもたれ、従
動側のVベルトとプーリとの間のスリップが抑制される
という優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明を具体化した一実施例を示し、第1図(a
)は増速仕様の変速状態を示す側面図、第1図(b)は
第1図(a)のA−A線断面図、第1図(c)は第1図
(a)のB−B線拡大断面図、第1図(d)は第1図(
a)のC−C線拡大断面図、第2図(a)は減速仕様の
変速状態を示す側面図、第2図(b)は第2図(a)の
D−D線断面図、第3図はグラフである。 駆動側プーリ片3,4、内端面3b、4b、従動側プー
リ片12.14、内端面12b、14a。 Vベルト18、側端面18a、18b、傾斜角θ。 α、β。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 駆動側プーリと従動側プーリとに巻掛けられるVベ
    ルトにより駆動側プーリの回転力を従動側プーリに伝達
    すると共に、従動側プーリの回転速度の変動に応じて駆
    動側プーリ及び従動側プーリのベルト巻掛溝の幅を互い
    に逆方向へ変え、このベルト巻掛溝の幅変動に応じて変
    速比を変えるVベルト式変速機において、ベルト巻掛溝
    を形成する駆動側プーリの内端面の傾斜角と従動側プー
    リの内端面の傾斜角との間には前者が後者よりも若干大
    きくなる大小関係を設定し、ベルト巻掛溝を形成する駆
    動側プーリの内端面の傾斜角と直線状態にあるVベルト
    の側端面の傾斜角との間には前者が後者よりも若干小さ
    くなる大小関係を設定したVベルト式変速機。
JP6902988A 1988-03-23 1988-03-23 Vベルト式変速機 Pending JPH01242864A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1158210A1 (en) * 2000-05-26 2001-11-28 Van Doorne's Transmissie B.V. Continuously variable transmission, endless flexible belt for torque transmission and adjustable pulley
WO2016063646A1 (ja) * 2014-10-24 2016-04-28 ジヤトコ株式会社 車両用パワートレイン

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WO2001092763A1 (en) * 2000-05-26 2001-12-06 Van Doorne's Transmissie B.V. Continuously variable transmission, endless flexible belt for torque transmission and adjustable pulley
US6926631B2 (en) 2000-05-26 2005-08-09 Van Doorne's Transmissie B.V. Continuously variable transmission, endless flexible belt for torque transmission and adjustable pulley
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