JPH01242683A - エアゾール用噴射剤組成物 - Google Patents

エアゾール用噴射剤組成物

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JPH01242683A
JPH01242683A JP6722588A JP6722588A JPH01242683A JP H01242683 A JPH01242683 A JP H01242683A JP 6722588 A JP6722588 A JP 6722588A JP 6722588 A JP6722588 A JP 6722588A JP H01242683 A JPH01242683 A JP H01242683A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aerosol
risk
small
ether
octafluorocyclobutane
Prior art date
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Pending
Application number
JP6722588A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Fukushima
正人 福島
Naohiro Watanabe
渡辺 直洋
Toru Kamimura
徹 上村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はエアゾール噴射剤に関するものである。
[従来の技術] エアゾール噴射剤として要求される特性として、適当な
溶解能、適当な蒸気圧、無毒、化学的安定性、容器に対
する腐食性のないこと、無臭、更に不燃性であること等
が挙げられる。これらの条件を満たすものとして、フロ
ン11、フロン12、フロン113、フロン114等が
あり、これらガスの単独又は混合して使用することが理
想的であった。
LPG、DME (ジメチルエーテル)等の液化ガスも
用いられるが、可燃性ガスであるために、エアゾール製
品の燃焼性が高く、使用、貯蔵時の火災の危険性があり
、このため人体に使用するヘアスプレー、制汗剤等のエ
アゾール製品には可燃性ガスの使用は禁じられている。
前述のフロンガスは、噴射剤として理想的な性状を有し
ているが、近時これらのガスが大気中に放出された時に
、地球を覆っているオゾン層を破壊する疑惑があり、こ
の使用量の自粛抑制が国際的に取り決められた現在、前
述のフロンガスの代替えガスの研究開発かylめられて
いるか、これらか人体用に使用できるまでのm性安全性
データが不備であるため、実用には数年の時間を要する
見透しである。
[発明が解決しようとする課題] 前述の代替えフロンガスとして分子式中に水素基を有す
るフロン22.142b、 152a、134a、12
3゜132b等か候補に挙げられているか、エアゾール
用途どして適正な物性は試験中であり、特に毒性データ
が得られていないため、実用化の見透しは約5年以上を
要するといわれて4いる。
既に、エアゾール用のフロン12.11等の使用を19
78年以来禁止した米国ではほとんどの製品をL P 
Gに切り替えたが、エアゾール製品の貯蔵中の火災か増
加傾向にあり、その対策を研究中の状況である。
日本においても、全面的にDME、LPGに切り替えた
場合、製品の燃焼性は増大し、事故の増加が予期される
。そこで、燃焼性か低く、人体安全性が高く、大気への
公害のないエアゾール製品の開発が急務となっている。
[課題を解決するための手段] 本発明は、前述の問題点を解決すべくなされたものであ
り、炭素数2〜5の炭化水素類及び炭素数2〜6のエー
テル類から選ばれる少なくとも1nとオクタフルオロシ
クロブタンからなる混合物を含むエアゾール用噴射剤組
成物を提供するものである。
本発明において、炭素数2〜5の炭化水素類としては、
エタン、プロパン、プロピレン、n−ブタン、イソブタ
ン、ブチレン、シクロペンタン、n−ペンタン、イソペ
ンタン等が使用でき、これらの単独あるいはこれら2種
以上の混合物でもよい。
また、炭素数2〜6のエーテル類としては、ジメチルエ
ーテル、メチルエチルエーテル、メチルプロピルエーテ
ル、メチルブチルエーテル、ジエチルエーテル、エチル
プロピルエーテル、エチルブチルエーテル等が使用でき
、これらの単独あるいはこれら2種以上の混合物でもよ
い。
なお、炭化水素類とエーテル類の混合物でもよい。
本発明における炭化水素類としては、液化プロパン(プ
ロパン/プロピレン)や液化ブタン(ブタン/ブチレン
)等のL P Gか、エーテル類としては、DMEが特
に好ましい。
本発明における炭化水素類及びエーテル類から選ばれる
少なくとも1秤とオクタフルオロシクロブタン(C31
8)からなる混合物(以下単に混合噴射剤という)は、
混合物中の0318の割合を30vt%以し、好ましく
は40wt%以−1−とすることにより本発明の第一目
的であるところの難燃性とする事かできる。
また、C318は1961年米国において、低毒性のた
め食品添加物どして認可され、ホイップドクリーム等の
泡層エアゾールに単独又は笑気ガスと併用して使用され
ている。クリーム状の食品中に分散して使用されたC3
18の水への溶解度は0.005重量%、綿実油1.0
3重量%で極めて低い値であるため、食品中に分散させ
て泡状で取り出すには適合しているが、アルコール系及
び石油系溶剤等には溶解性が悪いため、ミスト状で噴射
させるエアゾール製品への使用は成功しなかつた。
C318はエアゾール噴射剤として、安定性、毒性、蒸
気圧等適正であるが、溶解能が極めて悪く、カウリブタ
ノール値5.6であり、現在使用しているフロン11(
60)、フロン12 (18)、フロン113(311
などと比較すると低い数値であり、水に0.005重量
%、ミネラルオイルに1〜4%、エチルアルコールに約
17%しか溶解せず単独での使用はできない。
従って、混合噴射剤中の6318の割合は、エアゾール
製品中の溶解すべき内容物を良く溶解させる割合とする
ことか好ましい。内容物の種類や、混合噴射剤中の炭化
水素類やエーテル類の種類により、変化するものである
が、混合噴射剤中の6318の割合は、およそ90wt
%以下、好ましくは85wt%以下とすることが適当で
ある。また、混合噴射剤の溶解能をカウリブタノール値
(KB値)で表わした場合、混合噴射剤の溶解能として
は、25°CのKB値がおよそ8以上となることが好ま
しい。この値より低いと上記エアゾールに多く使用され
るエチルアルコール等の溶剤に対する溶解性が不充分と
なりやすい。
人体用エアゾール製品の多くは、溶剤としてはエチルア
ルコールを多く用いている0代表的なものがヘアスプレ
ー鎮痛消炎剤、虫よけ剤等があり、制汗剤は液化ガス中
にミリスチン酸イソプロピル等の油分を1〜5%溶解さ
せた中に、有効成分としてアルミニューム化合物、タル
ク等の微粉末状のものを分散させ、またアルコールを溶
剤とするヘアスプレーの場合、樹脂、油分、香料等を溶
解した液を、液化ガス噴射剤と相溶させることが必要で
ある。
噴射剤と有効成分を含む原液な相溶させると共に、エア
ゾール製品の圧力を2〜5 kg/cm”(25°Cに
おいて)に調製し、一般制汗剤は2〜3 kg/cm”
、又ヘアスプレー、虫よけ剤は約50%のアルコール溶
液を含み、3〜4 kg/cm”に調製することが適当
である。
[実施例] 本発明の具体的使用例として制汗剤として使用される例
を実施例1に、虫よけ剤として使用され、る例を実施例
2に、ヘアスプレーとして使用される例を実施例3に示
す、実施例中の噴射剤を含む内容物の数字は重量部を示
す。
制汗剤 虫よけ剤 ヘアスプレー [発明の効果] 本発明のエアゾール用噴射剤組成物はオゾン層を破壊す
る危険が極めて小さく、低毒性かっ火災の危険が少ない
優れたものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、炭素数2〜5の炭化水素類及び炭素数2〜6のエー
    テル類から選ばれる少なくとも1種とオクタフルオロシ
    クロブタンからなる混合物を含むエアゾール用噴射剤組
    成物。 2、混合物の25℃におけるカウリブタノール値が8以
    上である請求項1記載のエアゾール用噴射剤組成物。 3、炭化水素類がLPGである請求項1記載のエアゾー
    ル用噴射剤組成物。 4、エーテル類がジメチルエーテルである請求項1記載
    のエアゾール用噴射剤組成物。
JP6722588A 1988-03-23 1988-03-23 エアゾール用噴射剤組成物 Pending JPH01242683A (ja)

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