JPH0149241B2 - - Google Patents
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- JPH0149241B2 JPH0149241B2 JP57146564A JP14656482A JPH0149241B2 JP H0149241 B2 JPH0149241 B2 JP H0149241B2 JP 57146564 A JP57146564 A JP 57146564A JP 14656482 A JP14656482 A JP 14656482A JP H0149241 B2 JPH0149241 B2 JP H0149241B2
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- Cosmetics (AREA)
- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Description
本発明は可燃性液化ガスを噴射剤として用い、
引火性成分を原液中に含みながらしかも安全性の
高いエヤゾール組成物に関する。 エヤゾール組成物の安全性を考えるばあい、つ
ぎの3点が重要である。 1 有効成分およびその他の毒性 2 原液の引火性 3 エヤゾール組成物そのものの燃焼性 これらの点についてはそれぞれ個別に規制がも
うけられており、(1)有効成分およびその他の毒性
については家庭用品品質表示法、薬事法を中心
に、(2)原液の引火性については主に消防法に、(3)
エヤゾール組成物そのものの燃焼性については主
に高圧ガス取締法により規制されている。 (1) 有効成分およびその他の毒性はエヤゾール組
成物のほとんどが内容物を空気中へ散布するこ
とを目的としていることから重要なことであ
り、有効成分に安全なものを使用するだけでな
く溶剤、噴射剤なども安全なものを使用する必
要がある。 (2) 原液の引火性はエヤゾール組成物の貯蔵中の
安全性に関係する。すなわち、原液の引火点が
低いほど引火しやすく火災爆発をひきおこしや
すく、貯蔵するばあい細心の注意がいるしまた
規制もきびしいものが必要となつてくるため原
液には引火性がないこと、つまり引火点がない
ことが望ましい。 (3) エヤゾール組成物そのものの燃焼性はエヤゾ
ール組成物使用時の安全性にかかわり、引火性
試験による火炎長と爆発性試験による爆発濃度
の両方を考えなければならない。火炎長は45cm
未満、爆発濃度は0.13g/以上であることが望
ましい。 一方、現在エヤゾール組成物に多量に使用され
ている含塩素フロンガス・含塩素フロン溶剤の安
全性については一般的な毒性はまつたくないもの
の環境問題の原因となるのではないかという仮説
がだされている。すなわち、含塩素フロンガス・
含塩素フロン溶剤が成層圏のオゾンを破壊すると
いう仮説であり、含塩素フロンガス・含塩素フロ
ン溶剤中の塩素がオゾンと反応してオゾンを減少
させると考えられている。この仮説によれば塩素
系溶剤にも同様の可能性があるともいわれてい
る。あくまでオゾンの破壊問題は仮説の段階にす
ぎないが、問題のあるものはできるだけ使用しな
い方が好ましい。 含塩素フロンガス・含塩素フロン溶剤および塩
素系溶剤を使用しないでエヤゾール組成物の安全
性を充分高めることは困難である。現在では原液
が水を中心とした組成からなる水ベースエヤゾー
ルだけが前記のエヤゾール組成物の安全性を満足
しているが、水の有効成分の溶解力、容器の腐食
性など問題が山積している。 本発明者らは水、含塩素フロンガス・含塩素フ
ロン溶剤および塩素系溶剤を使用せずにかつ安全
性の高いエヤゾール組成物を開発すべく鋭意研究
を重ね、本発明に到達した。すなわち、本発明は
引火性成分をジブロモテトラフルオロエタンに溶
解させて非引火性としたものを原液として全体の
25〜90%(重量%、以下同様)使用し、DME(ジ
メチルエーテル、以下同様)、液化石油ガスまた
はDMEと液化石油ガスを混合したものを噴射剤
として75〜10%使用することを特徴とする安全性
の高いエヤゾール組成物に関する。 ジブロモテトラフルオロエタンは塩素化合物で
はないため、含塩素フロンガス・含塩素フロン溶
剤、塩素系溶剤のようにオゾン破壊の可能性はな
い。また毒性もU.L.グループ番号5Aであり、フ
ロン11と同程度に少ない。 引火性成分は単に有効成分だけを意味するので
はなく有効成分とその効力増強剤、溶剤、その他
の引火性を有する混合物を意味する。 引火性成分をジブロモテトラフルオロエタンに
溶解するばあい、顔料およびその他の固体の有効
成分を含む引火性成分を用いるときは顔料および
その他の固体の有効成分は溶解せずに引火性成分
をジブロモテトラフルオロエタンに溶解してもよ
い。なお、引火性成分全体の引火点が40℃以上の
ばあいは引火性成分85〜95%をジブロモテトラフ
ルオロエタン15〜5%に溶解すれば引火点はなく
なり非引火性原液がえられる。引火性成分全体の
引火点が0〜40℃のばあいは引火性成分75〜90%
をジブロモテトラフルオロエタン10〜25%に溶解
すれば引火点はなくなり非引火性原液がえられ
る。引火性成分全体の引火点が0℃未満のばあい
は引火性成分40〜80%をジブロモテトラフルオロ
エタン20〜60%に溶解すれば引火点はなくなり非
引火性原液がえられる。ただし、いずれのばあい
にも引火性成分とジブロモテトラフルオロエタン
との合計は100%であり、前記割合よりジブロモ
テトラフルオロエタンの割合を多くしても非引火
性原液がえられることは当然である。 噴射剤にはジメチルエーテル、液化石油ガスま
たはジメチルエーテルと液化石油ガスと混合した
ものが使用される。液化石油ガスとしては主にn
−ブタン、iso−ブタンおよび(または)プロパ
ンの単独または混合物からなるものを任意の割合
で使用できる。 また、非引火性原液を全体の25〜90%、噴射剤
を全体の75〜10%の割合で使用するのは、非引火
性原液が25%未満であると噴射剤が75%以上必要
となり、非引火性原液がジブロモテトラフルオロ
エタンだけであつても爆発性試験において前記の
条件を満たすことができず、また非引火性原液が
90%以上であると噴射剤が10%未満になり適切な
噴射状況をうることは困難である。 以下に実施例および比較例をあげて本発明を説
明する。 実施例 1 殺虫有効成分ネオピナミン(住友化学工業(株)
製)0.25%とクリスロンフオルテ(住友化学工業
(株)製)0.03%を可燃性溶剤IPソルベント2028(出
光石油化学(株)製)44.72%に溶解すると引火点83
℃の引火性成分がえられ、これをジブロモテトラ
フルオロエタン5%に溶解したところ引火点がな
い非引火性原液がえられた。この非引火性原液を
エヤゾール缶につめバルブを装着後、DME25%
と液化石油ガス(n−ブタンとiso−ブタンの
70:30混合物)25%を加えて殺虫剤エヤゾールと
した。この殺虫剤エヤゾールは原液にも引火性は
なくまたエヤゾールそのものの引火性試験による
火炎長は45cm未満、爆発性試験による爆発濃度は
0.13g/以上であり総合的に安全性の高いもので
あつた。 比較例 1 実施例1のジブロモテトラフルオロエタン5%
を前記IPソルベント2028とした他は実施例1と
同様の方法で殺虫剤エヤゾールを作製した。原液
の引火点は83℃であり、エヤゾール製品そのもの
の爆発性試験による爆発濃度は0.13g/以上であ
つたが、引火性試験による火炎長は45cm以上とな
り総合的な安全性は非常に不満足なものであつ
た。 実施例 2 殺虫有効成分ネオピナミン(前記)0.25%とク
リスロンフオルテ(前記)0.03%を可燃性溶剤IP
ソルベント1620(出光石油化学(株)製)48.72%に溶
解すると引火点50℃の引火性成分がえられ、これ
をジブロモテトラフルオロエタン6%に溶解した
ところ、引火点のない非引火性原液がえられた。
この非引火性の原液をエヤゾール缶につめバルブ
を装着後、液化石油ガス(n−ブタン、iso−ブ
タン、プロパンの35:15:50の混合物)45%を加
えて殺虫剤エヤゾールとした。この殺虫剤エヤゾ
ールは原液にも引火性はなく、エヤゾールそのも
のの引火性試験による火炎長は45cm未満、爆発性
試験による爆発濃度は0.13g/以上であり総合的
に安全性の高いものであつた。 比較例 2 実施例2のジブロモテトラフルオロエタン6%
を前記IPソルベント1620とした他は実施例2と
同様の方法で殺虫剤エヤゾールを作製した。この
エヤゾールの原液の引火点は50℃であり、エヤゾ
ールそのものの引火性試験による火炎長は45cm以
上、爆発性試験による爆発濃度は0.13g/未満で
あり総合的な安全性は非常に不満足なものであつ
た。 実施例 3 香料として合成香料U581−SA(山本香料(株)製)
3%を99%八アセチル化蔗糖変性エチルアルコー
ル37%に溶解すると引火点15℃の引火性成分がえ
られ、これをジブロモテトラフルオロエタン10%
に溶解したところ引火点のない非引火性原液がえ
られた。この非引火性原液をエヤゾール缶につめ
バルブを装着後、DME50%を加えさらにボタン
を装着して芳香剤エヤゾールとした。この芳香剤
エヤゾールは原液にも引火性がなく、エヤゾール
そのものの引火性試験による火炎長は45cm爆発性
試験による爆発濃度は0.13g/以上であり総合的
に安全性の高いものであつた。 実施例 4 香料として合成香料U581−SA(山本香料(株)製)
3%を99%八アセチル化蔗糖変性エチルアルコー
ル47%に溶解すると引火点15℃の引火性成分がえ
られ、これをジブロモテトラフルオロエタン12%
に溶解したところ引火点のない非引火性原液がえ
られた。この非引火性の原液をエヤゾール缶につ
めバルブを装着後DME38%を加えさらにボタン
を装着して芳香剤エヤゾールとした。この芳香剤
エヤゾールは実施例3の芳香剤エヤゾールと同じ
く原液にも引火性はなくエヤゾールそのものの引
火性試験による火炎長は45cm未満、爆発試験によ
る爆発濃度は0.13g/以上と総合的に安全性の高
いものであつた。 比較例 3 実施例3のジブロモテトラフルオロエタン10%
を99%八アセチル化蔗糖変性エチルアルコールに
するかまたは実施例4のジブロモテトラフルオロ
エタン12%をDMEにした他は実施例3と同様の
方法で芳香剤エヤゾールを作製した。この芳香剤
エヤゾールの原液の引火点は15℃であり、芳香剤
エヤゾールそのものの引火性試験による火炎長は
45cm未満、爆発試験による爆発濃度は0.13g/未
満であり安全性の面で不満足なものであつた。 実施例 5 艷出し剤としてシリコンKF96(信越化学工業(株)
製)3%をn−ヘキサン27%に溶解すると引火点
−20℃の引火性成分がえられ、これをジブロモテ
トラフルオロエタン35%に溶解したところ引火点
のない非引火性原液がえられた。この非引火性原
液エヤゾールを缶につめバルブ装着後、(n−ブ
タン、iso−ブタンの70:30混合物)17.5%、プ
ロパン17.5%の液化石油ガスを加えさらにボタン
を取りつけ艷出し剤エヤゾールとした。この艷出
し剤エヤゾールは原液にも引火性はなく、艷出し
剤エヤゾールそのものの引火性試験による火炎長
は45cm未満、爆発性試験による爆発濃度は0.13g/
以上で総合的に安全性の高いものであつた。 比較例 4 実施例5のジブロモテトラフルオロエタン35%
をn−ヘキサンとした他は実施例5と同様の方法
で艷出し剤エヤゾールを作製した。この艷出し剤
エヤゾールは効能的には実施例5と変わらないが
原液の引火点は−20℃、艷出し剤エヤゾールその
ものの引火性試験による火炎長は45cm以上、爆発
試験による爆発濃度は0.13g/未満であり非常に
危険である。なお、前記実施例、比較例の内容お
よび結果をまとめて第1表に示す。
引火性成分を原液中に含みながらしかも安全性の
高いエヤゾール組成物に関する。 エヤゾール組成物の安全性を考えるばあい、つ
ぎの3点が重要である。 1 有効成分およびその他の毒性 2 原液の引火性 3 エヤゾール組成物そのものの燃焼性 これらの点についてはそれぞれ個別に規制がも
うけられており、(1)有効成分およびその他の毒性
については家庭用品品質表示法、薬事法を中心
に、(2)原液の引火性については主に消防法に、(3)
エヤゾール組成物そのものの燃焼性については主
に高圧ガス取締法により規制されている。 (1) 有効成分およびその他の毒性はエヤゾール組
成物のほとんどが内容物を空気中へ散布するこ
とを目的としていることから重要なことであ
り、有効成分に安全なものを使用するだけでな
く溶剤、噴射剤なども安全なものを使用する必
要がある。 (2) 原液の引火性はエヤゾール組成物の貯蔵中の
安全性に関係する。すなわち、原液の引火点が
低いほど引火しやすく火災爆発をひきおこしや
すく、貯蔵するばあい細心の注意がいるしまた
規制もきびしいものが必要となつてくるため原
液には引火性がないこと、つまり引火点がない
ことが望ましい。 (3) エヤゾール組成物そのものの燃焼性はエヤゾ
ール組成物使用時の安全性にかかわり、引火性
試験による火炎長と爆発性試験による爆発濃度
の両方を考えなければならない。火炎長は45cm
未満、爆発濃度は0.13g/以上であることが望
ましい。 一方、現在エヤゾール組成物に多量に使用され
ている含塩素フロンガス・含塩素フロン溶剤の安
全性については一般的な毒性はまつたくないもの
の環境問題の原因となるのではないかという仮説
がだされている。すなわち、含塩素フロンガス・
含塩素フロン溶剤が成層圏のオゾンを破壊すると
いう仮説であり、含塩素フロンガス・含塩素フロ
ン溶剤中の塩素がオゾンと反応してオゾンを減少
させると考えられている。この仮説によれば塩素
系溶剤にも同様の可能性があるともいわれてい
る。あくまでオゾンの破壊問題は仮説の段階にす
ぎないが、問題のあるものはできるだけ使用しな
い方が好ましい。 含塩素フロンガス・含塩素フロン溶剤および塩
素系溶剤を使用しないでエヤゾール組成物の安全
性を充分高めることは困難である。現在では原液
が水を中心とした組成からなる水ベースエヤゾー
ルだけが前記のエヤゾール組成物の安全性を満足
しているが、水の有効成分の溶解力、容器の腐食
性など問題が山積している。 本発明者らは水、含塩素フロンガス・含塩素フ
ロン溶剤および塩素系溶剤を使用せずにかつ安全
性の高いエヤゾール組成物を開発すべく鋭意研究
を重ね、本発明に到達した。すなわち、本発明は
引火性成分をジブロモテトラフルオロエタンに溶
解させて非引火性としたものを原液として全体の
25〜90%(重量%、以下同様)使用し、DME(ジ
メチルエーテル、以下同様)、液化石油ガスまた
はDMEと液化石油ガスを混合したものを噴射剤
として75〜10%使用することを特徴とする安全性
の高いエヤゾール組成物に関する。 ジブロモテトラフルオロエタンは塩素化合物で
はないため、含塩素フロンガス・含塩素フロン溶
剤、塩素系溶剤のようにオゾン破壊の可能性はな
い。また毒性もU.L.グループ番号5Aであり、フ
ロン11と同程度に少ない。 引火性成分は単に有効成分だけを意味するので
はなく有効成分とその効力増強剤、溶剤、その他
の引火性を有する混合物を意味する。 引火性成分をジブロモテトラフルオロエタンに
溶解するばあい、顔料およびその他の固体の有効
成分を含む引火性成分を用いるときは顔料および
その他の固体の有効成分は溶解せずに引火性成分
をジブロモテトラフルオロエタンに溶解してもよ
い。なお、引火性成分全体の引火点が40℃以上の
ばあいは引火性成分85〜95%をジブロモテトラフ
ルオロエタン15〜5%に溶解すれば引火点はなく
なり非引火性原液がえられる。引火性成分全体の
引火点が0〜40℃のばあいは引火性成分75〜90%
をジブロモテトラフルオロエタン10〜25%に溶解
すれば引火点はなくなり非引火性原液がえられ
る。引火性成分全体の引火点が0℃未満のばあい
は引火性成分40〜80%をジブロモテトラフルオロ
エタン20〜60%に溶解すれば引火点はなくなり非
引火性原液がえられる。ただし、いずれのばあい
にも引火性成分とジブロモテトラフルオロエタン
との合計は100%であり、前記割合よりジブロモ
テトラフルオロエタンの割合を多くしても非引火
性原液がえられることは当然である。 噴射剤にはジメチルエーテル、液化石油ガスま
たはジメチルエーテルと液化石油ガスと混合した
ものが使用される。液化石油ガスとしては主にn
−ブタン、iso−ブタンおよび(または)プロパ
ンの単独または混合物からなるものを任意の割合
で使用できる。 また、非引火性原液を全体の25〜90%、噴射剤
を全体の75〜10%の割合で使用するのは、非引火
性原液が25%未満であると噴射剤が75%以上必要
となり、非引火性原液がジブロモテトラフルオロ
エタンだけであつても爆発性試験において前記の
条件を満たすことができず、また非引火性原液が
90%以上であると噴射剤が10%未満になり適切な
噴射状況をうることは困難である。 以下に実施例および比較例をあげて本発明を説
明する。 実施例 1 殺虫有効成分ネオピナミン(住友化学工業(株)
製)0.25%とクリスロンフオルテ(住友化学工業
(株)製)0.03%を可燃性溶剤IPソルベント2028(出
光石油化学(株)製)44.72%に溶解すると引火点83
℃の引火性成分がえられ、これをジブロモテトラ
フルオロエタン5%に溶解したところ引火点がな
い非引火性原液がえられた。この非引火性原液を
エヤゾール缶につめバルブを装着後、DME25%
と液化石油ガス(n−ブタンとiso−ブタンの
70:30混合物)25%を加えて殺虫剤エヤゾールと
した。この殺虫剤エヤゾールは原液にも引火性は
なくまたエヤゾールそのものの引火性試験による
火炎長は45cm未満、爆発性試験による爆発濃度は
0.13g/以上であり総合的に安全性の高いもので
あつた。 比較例 1 実施例1のジブロモテトラフルオロエタン5%
を前記IPソルベント2028とした他は実施例1と
同様の方法で殺虫剤エヤゾールを作製した。原液
の引火点は83℃であり、エヤゾール製品そのもの
の爆発性試験による爆発濃度は0.13g/以上であ
つたが、引火性試験による火炎長は45cm以上とな
り総合的な安全性は非常に不満足なものであつ
た。 実施例 2 殺虫有効成分ネオピナミン(前記)0.25%とク
リスロンフオルテ(前記)0.03%を可燃性溶剤IP
ソルベント1620(出光石油化学(株)製)48.72%に溶
解すると引火点50℃の引火性成分がえられ、これ
をジブロモテトラフルオロエタン6%に溶解した
ところ、引火点のない非引火性原液がえられた。
この非引火性の原液をエヤゾール缶につめバルブ
を装着後、液化石油ガス(n−ブタン、iso−ブ
タン、プロパンの35:15:50の混合物)45%を加
えて殺虫剤エヤゾールとした。この殺虫剤エヤゾ
ールは原液にも引火性はなく、エヤゾールそのも
のの引火性試験による火炎長は45cm未満、爆発性
試験による爆発濃度は0.13g/以上であり総合的
に安全性の高いものであつた。 比較例 2 実施例2のジブロモテトラフルオロエタン6%
を前記IPソルベント1620とした他は実施例2と
同様の方法で殺虫剤エヤゾールを作製した。この
エヤゾールの原液の引火点は50℃であり、エヤゾ
ールそのものの引火性試験による火炎長は45cm以
上、爆発性試験による爆発濃度は0.13g/未満で
あり総合的な安全性は非常に不満足なものであつ
た。 実施例 3 香料として合成香料U581−SA(山本香料(株)製)
3%を99%八アセチル化蔗糖変性エチルアルコー
ル37%に溶解すると引火点15℃の引火性成分がえ
られ、これをジブロモテトラフルオロエタン10%
に溶解したところ引火点のない非引火性原液がえ
られた。この非引火性原液をエヤゾール缶につめ
バルブを装着後、DME50%を加えさらにボタン
を装着して芳香剤エヤゾールとした。この芳香剤
エヤゾールは原液にも引火性がなく、エヤゾール
そのものの引火性試験による火炎長は45cm爆発性
試験による爆発濃度は0.13g/以上であり総合的
に安全性の高いものであつた。 実施例 4 香料として合成香料U581−SA(山本香料(株)製)
3%を99%八アセチル化蔗糖変性エチルアルコー
ル47%に溶解すると引火点15℃の引火性成分がえ
られ、これをジブロモテトラフルオロエタン12%
に溶解したところ引火点のない非引火性原液がえ
られた。この非引火性の原液をエヤゾール缶につ
めバルブを装着後DME38%を加えさらにボタン
を装着して芳香剤エヤゾールとした。この芳香剤
エヤゾールは実施例3の芳香剤エヤゾールと同じ
く原液にも引火性はなくエヤゾールそのものの引
火性試験による火炎長は45cm未満、爆発試験によ
る爆発濃度は0.13g/以上と総合的に安全性の高
いものであつた。 比較例 3 実施例3のジブロモテトラフルオロエタン10%
を99%八アセチル化蔗糖変性エチルアルコールに
するかまたは実施例4のジブロモテトラフルオロ
エタン12%をDMEにした他は実施例3と同様の
方法で芳香剤エヤゾールを作製した。この芳香剤
エヤゾールの原液の引火点は15℃であり、芳香剤
エヤゾールそのものの引火性試験による火炎長は
45cm未満、爆発試験による爆発濃度は0.13g/未
満であり安全性の面で不満足なものであつた。 実施例 5 艷出し剤としてシリコンKF96(信越化学工業(株)
製)3%をn−ヘキサン27%に溶解すると引火点
−20℃の引火性成分がえられ、これをジブロモテ
トラフルオロエタン35%に溶解したところ引火点
のない非引火性原液がえられた。この非引火性原
液エヤゾールを缶につめバルブ装着後、(n−ブ
タン、iso−ブタンの70:30混合物)17.5%、プ
ロパン17.5%の液化石油ガスを加えさらにボタン
を取りつけ艷出し剤エヤゾールとした。この艷出
し剤エヤゾールは原液にも引火性はなく、艷出し
剤エヤゾールそのものの引火性試験による火炎長
は45cm未満、爆発性試験による爆発濃度は0.13g/
以上で総合的に安全性の高いものであつた。 比較例 4 実施例5のジブロモテトラフルオロエタン35%
をn−ヘキサンとした他は実施例5と同様の方法
で艷出し剤エヤゾールを作製した。この艷出し剤
エヤゾールは効能的には実施例5と変わらないが
原液の引火点は−20℃、艷出し剤エヤゾールその
ものの引火性試験による火炎長は45cm以上、爆発
試験による爆発濃度は0.13g/未満であり非常に
危険である。なお、前記実施例、比較例の内容お
よび結果をまとめて第1表に示す。
【表】
【表】
以上、実施例および比較例からわかるように本
発明は使用者にとつて安全なエヤゾールであり有
用である。またたとえば含塩素フロンガス・含塩
素フロン溶剤のオゾン破壊が事実でなくても含塩
素フロンガス・含塩素フロン溶剤もしくは塩素系
溶剤を使用するよりもジブロモテトラフルオロエ
タンを使用する方が安全性が高いため有用であ
る。 たとえば含塩素フロン溶剤または塩素系溶剤で
も前記のような結果は期待できるが、実際には前
記IPソルベント1620を非引火性にするにはIPソ
ルベント1620の100部(重量部、以下同様)に対
してジブロモテトラフルオロエタンなら10部、ト
リクロロトリフルオロエタン(フロン113、以下
同様)なら20部、1,1,1−トリクロロエタン
なら50部必要であり、容量でみれば、IPソルベ
ント1620の100容量部に対しジブロモテトラフル
オロエタンなら3.5容量部、フロン113なら9.7容
量部、1,1,1−トリクロロエタンなら28.6容
量部必要である。すなわち、ジブロモテトラフル
オロエタンの効果はフロン113の2〜2.8倍、1,
1,1−トリクロロエタンの5〜8.2倍もあると
考えられる。 またエヤゾールの爆発性においても噴射剤が
DMEのばあい爆発濃度が0.2g/となる組成は
DME:ジブロモテトラフルオロエタン=55:45
(重量比、以下同様)=80:20(容量比)、DME:
フロン113=50:50=70:30(容量比)、DME:
1,1,1−トリクロロエタン=43:57=60:40
(容量比)であり、効果が全くちがう。 エヤゾールの引火性においても同様のことがい
える。
発明は使用者にとつて安全なエヤゾールであり有
用である。またたとえば含塩素フロンガス・含塩
素フロン溶剤のオゾン破壊が事実でなくても含塩
素フロンガス・含塩素フロン溶剤もしくは塩素系
溶剤を使用するよりもジブロモテトラフルオロエ
タンを使用する方が安全性が高いため有用であ
る。 たとえば含塩素フロン溶剤または塩素系溶剤で
も前記のような結果は期待できるが、実際には前
記IPソルベント1620を非引火性にするにはIPソ
ルベント1620の100部(重量部、以下同様)に対
してジブロモテトラフルオロエタンなら10部、ト
リクロロトリフルオロエタン(フロン113、以下
同様)なら20部、1,1,1−トリクロロエタン
なら50部必要であり、容量でみれば、IPソルベ
ント1620の100容量部に対しジブロモテトラフル
オロエタンなら3.5容量部、フロン113なら9.7容
量部、1,1,1−トリクロロエタンなら28.6容
量部必要である。すなわち、ジブロモテトラフル
オロエタンの効果はフロン113の2〜2.8倍、1,
1,1−トリクロロエタンの5〜8.2倍もあると
考えられる。 またエヤゾールの爆発性においても噴射剤が
DMEのばあい爆発濃度が0.2g/となる組成は
DME:ジブロモテトラフルオロエタン=55:45
(重量比、以下同様)=80:20(容量比)、DME:
フロン113=50:50=70:30(容量比)、DME:
1,1,1−トリクロロエタン=43:57=60:40
(容量比)であり、効果が全くちがう。 エヤゾールの引火性においても同様のことがい
える。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 引火性成分をジブロモテトラフルオロエタン
に溶解して非引火性としたものを原液として全体
の25〜90重量%使用し、ジメチルエーテル、液化
石油ガスまたはジメチルエーテルと液化石油ガス
を混合したものを噴射剤として全体の75〜10重量
%使用することを特徴とする安全性の高いエヤゾ
ール組成物。 2 殺虫剤エヤゾールとして用いる特許請求の範
囲第1項記載のエヤゾール組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57146564A JPS5936180A (ja) | 1982-08-24 | 1982-08-24 | 安全性の高いエヤゾール組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57146564A JPS5936180A (ja) | 1982-08-24 | 1982-08-24 | 安全性の高いエヤゾール組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5936180A JPS5936180A (ja) | 1984-02-28 |
JPH0149241B2 true JPH0149241B2 (ja) | 1989-10-24 |
Family
ID=15410524
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57146564A Granted JPS5936180A (ja) | 1982-08-24 | 1982-08-24 | 安全性の高いエヤゾール組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5936180A (ja) |
-
1982
- 1982-08-24 JP JP57146564A patent/JPS5936180A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5936180A (ja) | 1984-02-28 |
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