JPS59221375A - エアゾ−ル製品 - Google Patents

エアゾ−ル製品

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JPS59221375A
JPS59221375A JP9819983A JP9819983A JPS59221375A JP S59221375 A JPS59221375 A JP S59221375A JP 9819983 A JP9819983 A JP 9819983A JP 9819983 A JP9819983 A JP 9819983A JP S59221375 A JPS59221375 A JP S59221375A
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JP
Japan
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aerosol
halon
aerosol product
parts
stabilizer
Prior art date
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JP9819983A
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English (en)
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JPH0244351B2 (ja
Inventor
Norimasa Bando
坂東 則正
Satoshi Mekata
聡 目加多
Minoru Shinada
品田 稔
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OSAKA EYAZOOLE KOGYO KK
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OSAKA EYAZOOLE KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 エアゾール製品の安全性を考えるばあい、つぎの3点が
重要である。
(1)有効成分およびその他の成分の毒性エアゾール製
品番」通常内容物を空気中へ散布することを目的として
いるため、有効成分に安全なものを使用するだけでなく
、溶剤や噴射剤なども安全なものを使用する必要がある
(2)エアゾール製品中の原液の引火性エアゾール製品
中の原液の引火性はエアゾール製品の貯蔵中の安全性に
関係する。すなわち前記原液の引火溝が低いほど引火し
やすく、火災爆発をひきおこしやすく、貯蔵するばあい
に細心の注意が必要であり、また規制もきびしいものが
必要となってくるため、該原液には引火性がないことつ
まり引火点がないことが望ましい。
(8)エアゾール製品使用時の燃焼性 エアゾール製品使用時の燃焼性はエアゾール製品使用時
の安全性にかかわり、引火性試験による火炎長および爆
発性試験による爆発濃度の両方を考えなければならない
。火炎長は45om未満、爆発濃度は0.1g,/7以
上であることが望ましい。
現在エアゾール製品に多量に使用されてい゛る含塩素7
四ンガスや含塩素フ四ン溶剤の安全性については一般的
な毒性はないものの環境問題の原因となるのではないか
という仮説、すなわち成層圏のオゾンを破壊するのでは
ないかという仮説がだされており、できるだけ使用しな
い方が好ましい。
一方、ハロンをエアゾール製品に用いて消火器を作製す
ると水、強化液、泡末、粉末、炭酸ガスなどを消火剤と
するばあいと比軸して消化能力が大きく、長期間の保存
が可能であるなどの種々の利点を有しているため航空機
、工場、コンピユータ室などの消火器用または消火設備
用として採用されており、またエアゾール式消火器とし
て家庭における火災の初期消火用にも使用されつつある
へロンはまた引火性成分を溶解させて非引火性のエアゾ
ール製品原液とすることができ、しかもジメチルエーテ
ル(以下、DMEという)、液化石油ガスまたはDME
tと液化石油ガスとの混合物などの安価で噴射性能の良
好な引火性以外に問題の少ない噴射剤をへロンと混合し
て噴射剤として用いると火炎長を450m未満で爆発濃
度を0.13.l/7以上にすることができる。
へロンの毒性は、たとえばジプロモテトラフルオ四エタ
ンではU、L、グループ番号5A、プロモトリフルオロ
メタンではU、L、グループ番号6と非常に低い。
ハロンは前記のような特徴を有しており、ハロン自体は
非常に安全である反面、水分に対しては非常に1ift
!感な物質であり、飽和M(室温で約80 ppm)以
上の水分が混入すると分解をおこし、腐蝕性の強い物質
を生成し、それによる容器腐蝕がおこるなどの欠点を有
している。ハロンを内容物中に含むエアゾール製品に水
分が混入する理由としては製造過程、とくに内容物の調
合および(または)充填の際に設備または大気中の水分
を必ず吸収してしまうことやたとえハロンの水分飽和量
以下の水分量で製造されたとしても水分が容器の接合部
を透過して混入することなどがあげられ、水分が混入す
るとエアゾール製品の保存時の安定性が著しく低下した
りする。
へロンを内容物中に含むエアゾール製品の水分による保
存時の安定性低下を防止するため容器の密封方法の改良
などの検討が本発明者らによって試みられたが、水分が
容器のパツキンなどのシール材、樹脂材質部分を透過し
て内部に混入することを防止するのは技術的に非常に困
難であり、また不経済でもあることが判明している。
かかる現状に鑑み、本発明者らは少量の水分に対して充
分安定であるハロンを内容物中に含むエアゾール製品を
作製すべく鋭意研究を重ねた結果、へロンを含む内容物
100部(重量部、以下同様)に安定剤として液状多価
アルコール、好ましくはグリセリンおよび(または)エ
チレングリフール0.01〜12部を加えてエアゾール
製品を作製することにより、ハロンを内容物中に含むエ
アゾール製品の引火性が低く、毒性が低いという特徴を
維持しながら少量の水分が混入しても充分安定なエアゾ
ール製品をうろことができるという顕著な効果を見出し
、本発明を完成するに至った。
本発明に用いるハロンとしては、たとえばジブpモテト
ラフルオpエタン、ブp%Fリフルオロメタン、ブロモ
クロ四ジフルオロメタンなどが例示される。それらの化
合物は単独で用いてもよく、2種以上混合して用いても
よい。
本発明に用いるハロンを含む内容物とは該内容物中にハ
ロンが通常約5〜100%含有されているものであり、
内容物の他の成分としては通常のエアゾール製品に用い
られるようなハロン以外のブ四ペラント、希釈剤、殺虫
有効成分、消臭有効成分、粉末、樹脂、シリコンなどの
成分があげられるがとくに限定されるものではない。
本発明に用いる液状多価アルコールはつぎのような働き
をする。すなわちハロンに水分が混入すると反応して、
とくに飽和量以上の水分が混入し、アルミニウムや鉄な
どの金属が共存すると爆発的に反応して腐蝕性のガスを
発生するが、液状多価アルコール、たとえばグリセリン
やエチレングリコールなどはこの反応を抑制し、エアゾ
ール製品に用いるへロンを含む内容物を安定化する。
前記液状多価アルコールはハロンを含む内容物100部
に対して約0.01〜12部用いることが好ましく、前
記使用量が約0.01部未満になるとハロンを含む内容
物と水分との反応を抑制し、安定化する効果かえられな
くなり、前記使用量が約12部をこえるとエアゾール内
容物に粘性が生じ、内容物が微細な粒子になりにくいと
いう問題が生ずる。
本発明においては用いる液状多価アルコールとしてはグ
リセリンおよび(または)エチレングリコールなどが好
適に使用されるがそれらに限定されるものではなく、た
とえばプロピレングリコール、ジエチレングリコールな
どもグリセリンやエチレングリコールと同様に使用でき
る。しかしプロピレングリコールなどを用いるばあいに
は0.5部以上なければ効果を発揮しない。
液状多価アルコール、たとえばグリセリンやエチレング
リコールなどは通常の条件下では反応性が低く、シかも
毒性(LD5o1経口投与)はザ メルク インデック
スによるとプロピレンオキシド1.149部kg(ラッ
ト)、ニトロエタン1.109A、(ラット)、ヒドラ
ジン0.057$9 (マウス)、チオセミカルバジド
0.013p/に9(アダルト ノルウェイラット(a
dult Norway rat)であるのに対し、グ
リセリン31.59/に9(マウス)、エチレングリコ
ール8.54./に9(ラット)と低くエアゾール製品
の安全性を良好にするという面からも好ましいものであ
る。
本発明のエアゾール製品は通常使用されるアルミニウム
製やブリキ製のエアゾール容器にハロンを含む内容物と
グリセリンおよび(または)エチレングリコールなどを
所定量通常の方法により充填されることにより作製され
る。
つぎに本発明のエアゾール製品を実施例および比較例を
用いて説明する0 実施例1〜61および比較例1〜17 第1表に示す化合物を第1表に示す割合で525mjの
エアゾール缶に4809密封充填した。
えられた試料10本を6力月間、1日のうち8時間を4
5部0% 湿度90%の恒温槽に、その他の時間は屋外
に保存したのち容器の内部の腐蝕状態および10本中の
孔あき本数を測定した。その結果を第1表に示す。
なお第1表中のDBTF]Icはジブロモテトラフルオ
ロエタン、BTFMはプロモトリフルオロメタン、BO
DFMはブロモクロロジフルオロメタン、Gはグリセリ
ン、]l[iGはエチレングリコール、POはプロピレ
ンオキシド、Aはアルミニウム製エアゾール缶、Sはブ
リキエアゾール缶を示す。
実施例32〜64および比較例18〜20殺虫剤有効成
分であるネオピナミン(住友化学工業■製) 0.25
部およびクリスロンフォルテ(住友化学工業■製) 0
.03部を可燃性溶剤である工Pツルペン) 2028
 (出光石油化学閥製) 44.72部に溶解すると引
火点86°0の引火性組成物がえられた。前記組成物を
ジブロモテトラフルオロエタン5部に溶解したところ引
火点のない非引火性原液かえられた。えられた非引火性
原液および第1表に示す安定剤を第1表に示す量260
mjエアゾール缶につめバルブを装着後DMFI 25
部と液化石油ガス(n−ブタン/180−ブタンの重量
比で70760の混合物)25部とを加え、内容量15
0gの殺虫剤エアゾールを作製した。
えられた殺虫剤エアゾールの引火性試験による火炎長は
45 am未満、爆発性試験による爆発濃度は0.15
9/j以上であった。また実施例1と同様にしてその安
定性を容器内部の腐蝕状態および10本中の孔あき本数
を測定することにより求めた。その結果を第1表に示す
実施例65〜38および比較例21〜23ネオピナミン
0.25部およびグリスロンフォルテ0.06部を工P
ツルベン) 1620 (出光石油化学■製) 48.
72部に溶解すると引火点50°0の引火性組成物かえ
られた。前記組成物をジブロモテトラフルオロエタン6
部に溶解したところ引火点のない非引火性原液かえられ
た。えられた非引火性原液および第1表に示す安定剤を
第1表に示す量260mjエアシー、ル缶につめバルブ
を装着後、液化石油ガス(n−ブタン/18o−ブタン
/プロパンの重量比で59/17/44の混合物)45
部を加え、内容量140.の殺虫剤エアゾールを作製し
た。
えられた殺虫剤エアゾールの引火性試験による火炎長は
45部m未満、爆発性試験による爆発濃度は0.15p
/z以上であった。また実施例1と同様にしてその安定
性を容器内部の腐蝕状態および10本中の孔あき本数を
測定することにより求め01) 第          1 第1表に示す結果から明らかなように液状多価アルコー
ルは単独で用いても混合して用いてもハpンを内容物に
含むエアゾール製品の安定化に非常に有効であることが
わかる。なお叙上の経時条件は通常の使用状態または保
存状態では約5年以上に相当するものであり、前記安定
剤の効果が充分なことがわかる。
509−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ハ四ンを含む内容物100重量部に安定剤として液
    状多価アルコール0.01〜12重量部を加えてなるこ
    とを特徴とする安定化されたエアゾール製品。 2 安定剤がグリセリンおよび(または)エチレングリ
    コールである特許請求の範囲第1項記載のエアゾール製
    品。
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