JPH012424A - ハウリング抑圧装置 - Google Patents
ハウリング抑圧装置Info
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- JPH012424A JPH012424A JP62-158229A JP15822987A JPH012424A JP H012424 A JPH012424 A JP H012424A JP 15822987 A JP15822987 A JP 15822987A JP H012424 A JPH012424 A JP H012424A
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- 230000003044 adaptive effect Effects 0.000 claims description 31
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- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 16
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- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、ハンドセットを持たずに通話の行えるスピー
カホンにおけるハウリング抑圧装置に関・するものであ
る。
カホンにおけるハウリング抑圧装置に関・するものであ
る。
従来の技術
近年、電話機の多機能化が進んでいる。個体半導体素子
を用いた音声録音電話機、留守番電話機やオートダイヤ
ラーなどが一般家庭にも普及し始めている。また、数人
で一台の電話機を囲んで通話を行う会議通話も行われる
ようになってきた。
を用いた音声録音電話機、留守番電話機やオートダイヤ
ラーなどが一般家庭にも普及し始めている。また、数人
で一台の電話機を囲んで通話を行う会議通話も行われる
ようになってきた。
テレビ電話の実用化も近い将来実現するであろう。
この様な傾向の中でハンドセットを持たずに通話のでき
るスピーカホンが望まれるようになってきた。スピーカ
ホンにおいて通話品質を左右するのがハウリング抑圧装
置である。
るスピーカホンが望まれるようになってきた。スピーカ
ホンにおいて通話品質を左右するのがハウリング抑圧装
置である。
以下に従来のハウリング抑圧装置について説明する。
第5図は従来のハウリング抑圧装置の構成を示すもので
ある。第5図において、1は受信側入力端子、2は受信
側出力端子、3は送信側入力端子、4は送信側出力端子
、30は音響エコーキャンセラで、受信側出力端子2か
ら出力され拡声スピーカ10oで拡声され、収音マイク
ロホン1o1を通して送信側入力端子3へ戻ってくるエ
コーを消去する。40は回線エコーキャンセラで、送信
側出力端子4から出力されハイブリッドコイル102を
通して受信側入力端子1へ戻ってくるエコーを消去する
。7は適応型音声スイッチであシ、音響エコーキャンセ
ラ30を含めた音響パスの利得と受信入力制御回線エコ
ーキャンセラ40を含メタ回線パスの利得を測定し、ハ
ウリングを抑圧するのに必要な挿入損失を算出する。そ
して、受信入力信号R,と送信出力信号Slを比較し、
送話か受話かを判定して、送話の時には受話側に挿入損
失を加え、受話の時には送話側に挿入損失を加えハウリ
ングを抑圧する。
ある。第5図において、1は受信側入力端子、2は受信
側出力端子、3は送信側入力端子、4は送信側出力端子
、30は音響エコーキャンセラで、受信側出力端子2か
ら出力され拡声スピーカ10oで拡声され、収音マイク
ロホン1o1を通して送信側入力端子3へ戻ってくるエ
コーを消去する。40は回線エコーキャンセラで、送信
側出力端子4から出力されハイブリッドコイル102を
通して受信側入力端子1へ戻ってくるエコーを消去する
。7は適応型音声スイッチであシ、音響エコーキャンセ
ラ30を含めた音響パスの利得と受信入力制御回線エコ
ーキャンセラ40を含メタ回線パスの利得を測定し、ハ
ウリングを抑圧するのに必要な挿入損失を算出する。そ
して、受信入力信号R,と送信出力信号Slを比較し、
送話か受話かを判定して、送話の時には受話側に挿入損
失を加え、受話の時には送話側に挿入損失を加えハウリ
ングを抑圧する。
第3図は音響エコーキャンセラ30の構成ヲ示すもので
ある。300はアダプティブフィルタで、受信人力R0
と推定した音響パスの特性から推定反響信号らを合成す
る。301は減算器で、送信入力信号Siからアダプテ
ィブフィルタ300の出力Siを差引き反響信号を消去
する。302は双方向同時通話検出器で、近端話者の発
声を検出し、アダプティブフィルタ300の音響、+ス
の特性の推定の制御を行う。回線エコーキャンセラ40
も音響エコーキャンセラ30と同様な構成になっている
。
ある。300はアダプティブフィルタで、受信人力R0
と推定した音響パスの特性から推定反響信号らを合成す
る。301は減算器で、送信入力信号Siからアダプテ
ィブフィルタ300の出力Siを差引き反響信号を消去
する。302は双方向同時通話検出器で、近端話者の発
声を検出し、アダプティブフィルタ300の音響、+ス
の特性の推定の制御を行う。回線エコーキャンセラ40
も音響エコーキャンセラ30と同様な構成になっている
。
第4図は適応型音声スイッチ7の構成を示すものである
。7oは受信出力信号R0と音響エコーキャンセラ3o
の出力信号vsiの比、つまり音響パスの利得αを演算
する音響パス利得測定回路、71は送信出力信号S0と
回線エコーキャンセラ40の出力信号vriの比、つま
り回線パスの利得βを演算する回線パス利得測定回路、
72は音響パスαと回線パスβからハウリングを抑圧す
るに十分な挿入損失Los txを演算する減衰量演算
器、73は送話出力信号S0と受話出力信号R0と音響
パス利得aと回線パス利得βと挿入損失Lossから送
話状態か受話状態かを判定する送受判定器、74は送話
側に設けられた送話減衰器で、送受判定器73が送話と
判定したときには損失がなく、受話と判定したときには
挿入損失Lossを送話側に挿入する。76は受話側に
設けられた受話減衰器で、送受判定器73が受話と判定
したときには損失がなく、送話と判定したときには挿入
損失Lossを受話側に挿入する。
。7oは受信出力信号R0と音響エコーキャンセラ3o
の出力信号vsiの比、つまり音響パスの利得αを演算
する音響パス利得測定回路、71は送信出力信号S0と
回線エコーキャンセラ40の出力信号vriの比、つま
り回線パスの利得βを演算する回線パス利得測定回路、
72は音響パスαと回線パスβからハウリングを抑圧す
るに十分な挿入損失Los txを演算する減衰量演算
器、73は送話出力信号S0と受話出力信号R0と音響
パス利得aと回線パス利得βと挿入損失Lossから送
話状態か受話状態かを判定する送受判定器、74は送話
側に設けられた送話減衰器で、送受判定器73が送話と
判定したときには損失がなく、受話と判定したときには
挿入損失Lossを送話側に挿入する。76は受話側に
設けられた受話減衰器で、送受判定器73が受話と判定
したときには損失がなく、送話と判定したときには挿入
損失Lossを受話側に挿入する。
以上のように構成され九ハウリング抑圧装置について、
以下その動作について説明する。
以下その動作について説明する。
まず、エコーキャンセラの適応初期においては、適応型
音声スイッチ7はハウリングを生じないだけの損失を有
している。今、受話状態であるとする。音響エコーキャ
ンセラ30は、双方向同時通話検出器302が音響パス
の推定を行うように制御するので適応が進み、音響エコ
ーキャンセラ30の残留エコーである出力信号v8iは
徐々に減少していく。第4図において、音響パス利得測
定器7゜は送受判定器73により受話状態の場合、音1
バス利得を測定するように制御され、測定した音響パス
利得αを逐次出力する。音響エコーキャンセラ30の適
応が進むにつれて音響パス利得aは漸次減少してゆく。
音声スイッチ7はハウリングを生じないだけの損失を有
している。今、受話状態であるとする。音響エコーキャ
ンセラ30は、双方向同時通話検出器302が音響パス
の推定を行うように制御するので適応が進み、音響エコ
ーキャンセラ30の残留エコーである出力信号v8iは
徐々に減少していく。第4図において、音響パス利得測
定器7゜は送受判定器73により受話状態の場合、音1
バス利得を測定するように制御され、測定した音響パス
利得αを逐次出力する。音響エコーキャンセラ30の適
応が進むにつれて音響パス利得aは漸次減少してゆく。
減衰量演算器72では音響パス利得αの減少に応じて挿
入損失Lossを小さくしてゆく。
入損失Lossを小さくしてゆく。
次に、送話状態であるとする。音響エコーキャンセラ3
oは適応を停止し、代わりに回線エコーキャンセラ4o
の適応が進み、回線エコーキャンセラ40の残留エコー
である出力信号vriは徐々に減少していく。回線パス
利得測定器71は送受判定器73により送話状態の場合
、回線パス利得を測定するように制御され、測定した回
線パス利得βを逐次出力する。回1親エコーキャンセラ
40の適応が進むに連れて回線パス利得βは漸次減少し
てゆく。減衰量演算器72では回線パス利得βの減少に
応じて挿入損失Lossを小さくしてゆく。
oは適応を停止し、代わりに回線エコーキャンセラ4o
の適応が進み、回線エコーキャンセラ40の残留エコー
である出力信号vriは徐々に減少していく。回線パス
利得測定器71は送受判定器73により送話状態の場合
、回線パス利得を測定するように制御され、測定した回
線パス利得βを逐次出力する。回1親エコーキャンセラ
40の適応が進むに連れて回線パス利得βは漸次減少し
てゆく。減衰量演算器72では回線パス利得βの減少に
応じて挿入損失Lossを小さくしてゆく。
この様に送話受話を繰シ返すことにより音響エコーキャ
ンセラ30と回線エコーキャンセラ4oは音響パスと回
線パスの特性を十分に推定することができることとなる
。この時、音響パス利得測定器70と回線パス利得測定
器71で測定された音響パス利得αと回線パス利得βは
初期値より小さくなっているので、減衰量演算器72で
求められる挿入損失Loss+が小さくなり、双方向同
時通話性が向上する。音響エコーキャンセラ30と回線
エコーキャンセラ40の打ち消し量が十分に大きくなれ
ば挿入損失は無くなり完全双方向同時通話が行なえる。
ンセラ30と回線エコーキャンセラ4oは音響パスと回
線パスの特性を十分に推定することができることとなる
。この時、音響パス利得測定器70と回線パス利得測定
器71で測定された音響パス利得αと回線パス利得βは
初期値より小さくなっているので、減衰量演算器72で
求められる挿入損失Loss+が小さくなり、双方向同
時通話性が向上する。音響エコーキャンセラ30と回線
エコーキャンセラ40の打ち消し量が十分に大きくなれ
ば挿入損失は無くなり完全双方向同時通話が行なえる。
発明が解決しようとする問題点
しかしながら上記のような構成では、通話初期に発呼信
号、発信信号、ダイヤルトーン、リングバックなどの狭
帯域の信号が入ってきた場合、狭帯域の信号により音響
エコーキャンセラや回線エコーキャンセラが音響パスや
回線パスの特性を推定とすると、音響パス利得測定器や
回線パス利得測定器が狭帯域だけの利得を測定し、減衰
量演算器で挿入損失を求めることとなる。発呼信号、発
信信号、ダイヤルトーン、リングバックなどの帯域以外
では音響パスや回線パスの特性を推定していないので反
響信号の打ち消しが十分性われていない。このため、挿
入損失Lossを狭帯域信号により算出すると狭帯域信
号以外の帯域でハウリングを生じるという欠点を有して
いた。
号、発信信号、ダイヤルトーン、リングバックなどの狭
帯域の信号が入ってきた場合、狭帯域の信号により音響
エコーキャンセラや回線エコーキャンセラが音響パスや
回線パスの特性を推定とすると、音響パス利得測定器や
回線パス利得測定器が狭帯域だけの利得を測定し、減衰
量演算器で挿入損失を求めることとなる。発呼信号、発
信信号、ダイヤルトーン、リングバックなどの帯域以外
では音響パスや回線パスの特性を推定していないので反
響信号の打ち消しが十分性われていない。このため、挿
入損失Lossを狭帯域信号により算出すると狭帯域信
号以外の帯域でハウリングを生じるという欠点を有して
いた。
本発明は上記問題点に鑑み、発呼信号、発信信号、ダイ
ヤルトーン、リングバックなどの狭帯域信号により音響
エコーキャンセラや回線エコーキャンセラが音響パスや
回線パスの特性を推定しないように制御し、狭帯域の信
号により適応型音声スイッチが必要以上に挿入損失を下
げハウリングを生じさせることのない・・ウリング抑圧
装置を提供するものである。
ヤルトーン、リングバックなどの狭帯域信号により音響
エコーキャンセラや回線エコーキャンセラが音響パスや
回線パスの特性を推定しないように制御し、狭帯域の信
号により適応型音声スイッチが必要以上に挿入損失を下
げハウリングを生じさせることのない・・ウリング抑圧
装置を提供するものである。
問題点を解決するための手段
この目的を達成するために本発明のハウリング抑圧装置
は、双方向同時通話検出機能と、受信入力信号レベルを
監視して反響路の特性の推定を制御する受信信号検出機
能を持った受信入力制御音響エコーキャンセラと、受信
入力制御音響エコーキャンセラの入力信号を白色化する
受信出力白色化フィルタ及び送信入力白色化フィルタと
、受信入力制御音響エコーキャンセラの出力信号を白色
信号から音声信号へ戻す送信入力逆白色化フィルタと、
双方向同時通話検出機能と、受信入力信号レベルを監視
して反響路の特性の推定を制御する受信信号検出機能を
持った受信入力制御回線エコーキャンセラと、受信入力
制御回線エコーキャンセラの入力信号を白色化する送信
出力白色化フィルタ及び受信入力白色化フィルタと、受
信入力制御回線エコーキャンセラの出力信号を白色信号
から音声信号へ戻す受信入力逆白色化フィルタと、適応
型音声スイッチとから構成されている。
は、双方向同時通話検出機能と、受信入力信号レベルを
監視して反響路の特性の推定を制御する受信信号検出機
能を持った受信入力制御音響エコーキャンセラと、受信
入力制御音響エコーキャンセラの入力信号を白色化する
受信出力白色化フィルタ及び送信入力白色化フィルタと
、受信入力制御音響エコーキャンセラの出力信号を白色
信号から音声信号へ戻す送信入力逆白色化フィルタと、
双方向同時通話検出機能と、受信入力信号レベルを監視
して反響路の特性の推定を制御する受信信号検出機能を
持った受信入力制御回線エコーキャンセラと、受信入力
制御回線エコーキャンセラの入力信号を白色化する送信
出力白色化フィルタ及び受信入力白色化フィルタと、受
信入力制御回線エコーキャンセラの出力信号を白色信号
から音声信号へ戻す受信入力逆白色化フィルタと、適応
型音声スイッチとから構成されている。
作 用
この構成によって、受信入力制御音響エコーキャンセラ
の入力信号を受信出力白色化フィルタ及び送信入力白色
化フィルタにより白色化し、同様に受信入力制御回線エ
コーギヤ/セラの入力信号を送信出力白色化フィルタ及
び受信入力白色化フィルタにより白色化することにより
受信入力制御音響エコーキャンセラ、受他入力制@+回
線x :y −キャンセラの受信入力が小さくなる。発
呼信号、発信・信号、ダイヤルトーン、す/グバックな
どの狭帯域の信号は白色化されることにより小さな信号
となるので、受信入力信号レベル検出機能により受信入
力制師音響エコーキャンセラや受信入力制御回線エコー
キャンセラが音響パスや回、1 ハスの特性を推定する
ことがなくなる。適応型音声スイッチは、送信出力逆白
色化フィルタにより復元された音声信号と受18人力逆
白色化フィルタにより復元された音声信号とにより挿入
損失を演算し、送受を判定するので、狭蕃域の信号によ
り必要以上に挿入損失を下げ、ハウリングを生じさせる
ことのないハウリング抑圧装置とすることができること
となる。
の入力信号を受信出力白色化フィルタ及び送信入力白色
化フィルタにより白色化し、同様に受信入力制御回線エ
コーギヤ/セラの入力信号を送信出力白色化フィルタ及
び受信入力白色化フィルタにより白色化することにより
受信入力制御音響エコーキャンセラ、受他入力制@+回
線x :y −キャンセラの受信入力が小さくなる。発
呼信号、発信・信号、ダイヤルトーン、す/グバックな
どの狭帯域の信号は白色化されることにより小さな信号
となるので、受信入力信号レベル検出機能により受信入
力制師音響エコーキャンセラや受信入力制御回線エコー
キャンセラが音響パスや回、1 ハスの特性を推定する
ことがなくなる。適応型音声スイッチは、送信出力逆白
色化フィルタにより復元された音声信号と受18人力逆
白色化フィルタにより復元された音声信号とにより挿入
損失を演算し、送受を判定するので、狭蕃域の信号によ
り必要以上に挿入損失を下げ、ハウリングを生じさせる
ことのないハウリング抑圧装置とすることができること
となる。
実施例
以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら説
明する。第1図は本発明の一実施例における・・ウリン
グ抑圧装置の構成を示すものである。
明する。第1図は本発明の一実施例における・・ウリン
グ抑圧装置の構成を示すものである。
第1図において、1は受信側出力端子、2は受信側出力
端子、3は送信側入力端子、4は送信側出力端子、7は
適応型音声スイッチ、100は拡声スピーカ、101は
収音マイクロホン、102はハイブリッドコイルで、こ
れらは従来例の構成と同じものである。
端子、3は送信側入力端子、4は送信側出力端子、7は
適応型音声スイッチ、100は拡声スピーカ、101は
収音マイクロホン、102はハイブリッドコイルで、こ
れらは従来例の構成と同じものである。
1oは受信側出力端子2から出力される受信出力信号R
0を白色化し受信入力側脚音響エコーキャンセラ6の受
信入力信号R0Wとして出力する受信出力白色化フィル
タ、11は送信側入力端子3から入力される送信人信号
Siを受信出力白色化フィルタ10のフィルタ係数を用
いて白色化し受信入力制御音響エコーキャンセラ6の送
信入力信号”iwとして出力する送信入力白色化フィル
タ、12は受信入力制御音響エコーキャンセラ5の送信
出力vsiwを受信出力白色化フィルタ10のフィルタ
係数を3用いて音声信号v8iに復元する送信入力逆白
色化フィルタ、2oは送信側出力端子4から出力される
受信出力信号S。を白色化し受信入力制御回線エコーキ
ャンセラ6の受信入力信号S として出力する送信出力
白色化フィルタ、21W は受信側入力端子1から入力される受信入力信号Riを
送信出力白色化フィルタ20のフィルタ係数を用いて白
色化し受信入力制御回線エコーギヤ/セラ6の送信入力
信号Riwとして出力する受信入力白色化フィルタ、2
2は受信入力制御回線エコーキャンセラ6の送信出力v
riwを送信出力白色化フィルタ2oのフィルタ係数を
用いて音声信号vriに復元する受信入力逆白色化フィ
ルタである。
0を白色化し受信入力側脚音響エコーキャンセラ6の受
信入力信号R0Wとして出力する受信出力白色化フィル
タ、11は送信側入力端子3から入力される送信人信号
Siを受信出力白色化フィルタ10のフィルタ係数を用
いて白色化し受信入力制御音響エコーキャンセラ6の送
信入力信号”iwとして出力する送信入力白色化フィル
タ、12は受信入力制御音響エコーキャンセラ5の送信
出力vsiwを受信出力白色化フィルタ10のフィルタ
係数を3用いて音声信号v8iに復元する送信入力逆白
色化フィルタ、2oは送信側出力端子4から出力される
受信出力信号S。を白色化し受信入力制御回線エコーキ
ャンセラ6の受信入力信号S として出力する送信出力
白色化フィルタ、21W は受信側入力端子1から入力される受信入力信号Riを
送信出力白色化フィルタ20のフィルタ係数を用いて白
色化し受信入力制御回線エコーギヤ/セラ6の送信入力
信号Riwとして出力する受信入力白色化フィルタ、2
2は受信入力制御回線エコーキャンセラ6の送信出力v
riwを送信出力白色化フィルタ2oのフィルタ係数を
用いて音声信号vriに復元する受信入力逆白色化フィ
ルタである。
第2図は受信入力制御音響エコーキャンセラ6の構成を
示すもので、5oはアダプティブフィルタで、受信人力
R0Wと推定した音響パスの特性から推定反響信号Si
ッを合成する。61は減算器で送信入力信号Siwから
アダプティブフィルタの出力鴫−を差し引き、反響信号
を消去する。52は双方向同時通話検出器で近端話者の
発声を検出しアダプティブフィルタ60の音響パスの特
性の推定の制御を行う。53は受信信号検出器で、アダ
プティブフィルタ5oの受信入力信号が閾値よりも小さ
いときは、アダプティブフィルタ50の音響パスの特性
の推定を停止するように動く。受信入力制御回線エコー
キャンセラ6も受信入力制御音響エコーキャンセラ6と
同様な構成になっている。
示すもので、5oはアダプティブフィルタで、受信人力
R0Wと推定した音響パスの特性から推定反響信号Si
ッを合成する。61は減算器で送信入力信号Siwから
アダプティブフィルタの出力鴫−を差し引き、反響信号
を消去する。52は双方向同時通話検出器で近端話者の
発声を検出しアダプティブフィルタ60の音響パスの特
性の推定の制御を行う。53は受信信号検出器で、アダ
プティブフィルタ5oの受信入力信号が閾値よりも小さ
いときは、アダプティブフィルタ50の音響パスの特性
の推定を停止するように動く。受信入力制御回線エコー
キャンセラ6も受信入力制御音響エコーキャンセラ6と
同様な構成になっている。
以上のように構成されたハウリング抑圧装置について、
以下その勘作について説明する。
以下その勘作について説明する。
まず、オフフック時には受信入力制御音響エコーキャン
セラ5、受信入力制御回線エコーキャンセラ6は反響路
特性をまだ推定していない。また、適応型音声スイッチ
7はハウリングを生じないだけの挿入損失を有している
。電話をかける場合、発呼信号、発信信号、ダイヤルト
ーン、リングバックなどの狭帯域信号が最初に拡声スピ
ーカ100で拡声される。この時は、完全を受話状態に
なっている。発信信号が局から送られ、ノ・イブリッド
コイル102で受信信号として分岐され受信側入力端子
1、受信入力白色化フィルタ21を通って受信入力制御
回線エコーキャンセラ6に入力される。受信信号Riは
送信側出力端子4からハイブリッドコイル102を通っ
て受信側入力端子1に戻ってきた反響信号ではないで、
受信入力制御回線エコーキャンセラ6はこの受信信号R
iwを通過させる。受信入力制御回線エコーキャンセラ
6の出力は受信入力逆白色化フィルタ22を通って適応
型音声スイッチ7に入力される。今、受話状態なので受
信信号はそのまま適応型音声スイッチ7を通過し受信側
出力端子2から出力され拡声スピーカ100で拡声され
る。また、適応型音声スイッチ7から出力された受信出
力信号R0は受信出力白色化フィルタ1oに於て白色化
される。受信出力信号R0は狭帯域の発信信号なので、
受信入力白色化フィルタ1oの出力R0Wは小さな信号
となシ、63の受信信号検出器が、アダプティブフィル
タ6oの音響パスの推定を行わないように制御し、受信
入力制御音響エコーキャンセラ5は音響パスの推定を行
わない。拡声スピーカ10゜で拡声された音は収音マイ
クロホン101で収音され送信側入力端子3を通シ受信
信号S、として入力される。送信入力白色化フィルタ1
1のフィルタ係数は受信出力白色化フィルタ10のフィ
ルタ係数を用い送信入力信号Siを白色化し、Siwを
出力する。受信入力制御音響エコーキャンセラ6は音響
パスの特性を推定していないので、送信人力Siwはそ
のまま送信出力vsiwとなる。送信入力逆白色化フィ
ルタ12は送信入力白色化フィルタ11の逆フィルタな
ので、出力v8iユは送信側入力端子3の入力S、と同
じ信号になり、適応型音声スイッチ7に入力される。適
応型音声スイッチ7は従来例と同じ動作を行う。第4図
において音響パス利得測定器70は送受判定器73によ
り受話状態の場合、音響パス利得αを測定するように制
御され、測定した音響パス利得αを逐次出力する。減衰
量演算器72では音響パス利得αに応じて挿入損失Lo
ssを決める。この場合、受信入力制御音響エコーキャ
ンセラ6が音響パスの特性を推定していないので、音響
パス利得αは受信出力端子から送信側入力端子3に至る
利得となる。
セラ5、受信入力制御回線エコーキャンセラ6は反響路
特性をまだ推定していない。また、適応型音声スイッチ
7はハウリングを生じないだけの挿入損失を有している
。電話をかける場合、発呼信号、発信信号、ダイヤルト
ーン、リングバックなどの狭帯域信号が最初に拡声スピ
ーカ100で拡声される。この時は、完全を受話状態に
なっている。発信信号が局から送られ、ノ・イブリッド
コイル102で受信信号として分岐され受信側入力端子
1、受信入力白色化フィルタ21を通って受信入力制御
回線エコーキャンセラ6に入力される。受信信号Riは
送信側出力端子4からハイブリッドコイル102を通っ
て受信側入力端子1に戻ってきた反響信号ではないで、
受信入力制御回線エコーキャンセラ6はこの受信信号R
iwを通過させる。受信入力制御回線エコーキャンセラ
6の出力は受信入力逆白色化フィルタ22を通って適応
型音声スイッチ7に入力される。今、受話状態なので受
信信号はそのまま適応型音声スイッチ7を通過し受信側
出力端子2から出力され拡声スピーカ100で拡声され
る。また、適応型音声スイッチ7から出力された受信出
力信号R0は受信出力白色化フィルタ1oに於て白色化
される。受信出力信号R0は狭帯域の発信信号なので、
受信入力白色化フィルタ1oの出力R0Wは小さな信号
となシ、63の受信信号検出器が、アダプティブフィル
タ6oの音響パスの推定を行わないように制御し、受信
入力制御音響エコーキャンセラ5は音響パスの推定を行
わない。拡声スピーカ10゜で拡声された音は収音マイ
クロホン101で収音され送信側入力端子3を通シ受信
信号S、として入力される。送信入力白色化フィルタ1
1のフィルタ係数は受信出力白色化フィルタ10のフィ
ルタ係数を用い送信入力信号Siを白色化し、Siwを
出力する。受信入力制御音響エコーキャンセラ6は音響
パスの特性を推定していないので、送信人力Siwはそ
のまま送信出力vsiwとなる。送信入力逆白色化フィ
ルタ12は送信入力白色化フィルタ11の逆フィルタな
ので、出力v8iユは送信側入力端子3の入力S、と同
じ信号になり、適応型音声スイッチ7に入力される。適
応型音声スイッチ7は従来例と同じ動作を行う。第4図
において音響パス利得測定器70は送受判定器73によ
り受話状態の場合、音響パス利得αを測定するように制
御され、測定した音響パス利得αを逐次出力する。減衰
量演算器72では音響パス利得αに応じて挿入損失Lo
ssを決める。この場合、受信入力制御音響エコーキャ
ンセラ6が音響パスの特性を推定していないので、音響
パス利得αは受信出力端子から送信側入力端子3に至る
利得となる。
発信信号以外の発呼信号、ダイヤルトーン、リングバッ
クなどの狭帯域の受信信号に付いても同様の動作をする
。
クなどの狭帯域の受信信号に付いても同様の動作をする
。
次に、回線がつながり会話が始まった場合について説明
する。会話開始当初、受話状態であるとする。音声信号
である受信入力信号R,は受信入力白色化フィルタ21
、受信入力制御回線エコーキャンセラ6、受信入力白色
化フィルタ22、適応型音声スイッチ7を通過し、送信
出力信号R0となる。送信出力信号R0は受信出力白色
化フィルタ10で白色化され受信入力制御音響エコーキ
ャンセラ6に受信人力R0Wとして与えられる。また、
受信出力信号R0は受信側出力端子2から出力され拡声
スピーカ100で拡声される。拡声スピーカ1oOで拡
声された音は収音マイクロホン101で収音され送信側
入力端子3を通シ受信信号Siとして入力される。送信
入力白色化フィルタ11は受信出力白色化フィルタ1o
のフィルタ係数を用い送信入力信号Siを白色化し、S
iwを出力する。双方向同時通話検出器62及び受話信
号検出器53はアダプティブフィルタ60は音響パスの
特性を推定し、受信入力制御音響エコーキャンセラ5の
残留エコーである出力信号vsiwは徐々に減少し、送
信出力逆白色化フィルタの出力も減少していく。受信入
力制御音響エコーキャンセラ6の適応が進むにつれて音
響パス利得aは漸次減少してゆく。第2図において減衰
量演算器72では音響パス利得αの減少に応じて挿入損
失Lossを小さくしてゆく。
する。会話開始当初、受話状態であるとする。音声信号
である受信入力信号R,は受信入力白色化フィルタ21
、受信入力制御回線エコーキャンセラ6、受信入力白色
化フィルタ22、適応型音声スイッチ7を通過し、送信
出力信号R0となる。送信出力信号R0は受信出力白色
化フィルタ10で白色化され受信入力制御音響エコーキ
ャンセラ6に受信人力R0Wとして与えられる。また、
受信出力信号R0は受信側出力端子2から出力され拡声
スピーカ100で拡声される。拡声スピーカ1oOで拡
声された音は収音マイクロホン101で収音され送信側
入力端子3を通シ受信信号Siとして入力される。送信
入力白色化フィルタ11は受信出力白色化フィルタ1o
のフィルタ係数を用い送信入力信号Siを白色化し、S
iwを出力する。双方向同時通話検出器62及び受話信
号検出器53はアダプティブフィルタ60は音響パスの
特性を推定し、受信入力制御音響エコーキャンセラ5の
残留エコーである出力信号vsiwは徐々に減少し、送
信出力逆白色化フィルタの出力も減少していく。受信入
力制御音響エコーキャンセラ6の適応が進むにつれて音
響パス利得aは漸次減少してゆく。第2図において減衰
量演算器72では音響パス利得αの減少に応じて挿入損
失Lossを小さくしてゆく。
次に、送話状態であるとする。受信入力制御音響エコー
キャンセラ6は適応を停止し、代わりに受信入力制御回
線エコーキャンセラ6の適応が進み、受信入力制御回線
エコーキャンセラ6の残留エコーである出力信号■ri
wは徐々に減少し、受信出力逆白色化フィルタの出力も
減少していく。
キャンセラ6は適応を停止し、代わりに受信入力制御回
線エコーキャンセラ6の適応が進み、受信入力制御回線
エコーキャンセラ6の残留エコーである出力信号■ri
wは徐々に減少し、受信出力逆白色化フィルタの出力も
減少していく。
回称バス利得測定器71は送受判定器73により送話状
態の場合、回線パス利得を測定するように制御され、測
定した回想パス利得βを逐次出力する。受信入力制御回
縁エコーキャンセラ5の適応が進むに連れて回線パス利
得βは漸次減少してゆく。減衰量演算器72では回線パ
ス利得βの減少に応じて挿入損失Lossを小さくして
ゆく。この様に送話受話を繰り返すことにより受信入力
制御音響エコーキャンセラ5と受信入力制御回線エコー
キャンセラ6は音響パスと回線パスの特性を十分に推定
することができることとなる。この時、音響パス利得測
定器7oと回線パス利得測定器71で測定された音響パ
ス利得αと回線パス利得βは初期直より小さくなってい
るので、減衰量演算器72で求められる挿入損失Los
sが小さくなり、双方向同時通話性が向上する。受信入
力制御音響エコーキャンセラ6と受信入力制御回線エコ
ーキャンセラ6の打ち消し量が十分に大きければ挿入損
失は無くなり完全双方向同時通話がおこなえる。
態の場合、回線パス利得を測定するように制御され、測
定した回想パス利得βを逐次出力する。受信入力制御回
縁エコーキャンセラ5の適応が進むに連れて回線パス利
得βは漸次減少してゆく。減衰量演算器72では回線パ
ス利得βの減少に応じて挿入損失Lossを小さくして
ゆく。この様に送話受話を繰り返すことにより受信入力
制御音響エコーキャンセラ5と受信入力制御回線エコー
キャンセラ6は音響パスと回線パスの特性を十分に推定
することができることとなる。この時、音響パス利得測
定器7oと回線パス利得測定器71で測定された音響パ
ス利得αと回線パス利得βは初期直より小さくなってい
るので、減衰量演算器72で求められる挿入損失Los
sが小さくなり、双方向同時通話性が向上する。受信入
力制御音響エコーキャンセラ6と受信入力制御回線エコ
ーキャンセラ6の打ち消し量が十分に大きければ挿入損
失は無くなり完全双方向同時通話がおこなえる。
以上のように本実施例によれば、発呼信号、発信信号、
ダイヤルトーン、リングパックなどの狭帯域信号により
受信入力制御音響エコーキャンセラ5や受信入力制御回
線エコーキャンセラ6が音響パスや回線パスの特性を推
定しないように、受信入力側脚音響エコーキャンセラ5
と受信入力制御回線エコーキャンセラ6の入力信号を白
色化し、入力レベルを監視し、閾値より小さいときには
反響路の推定を停止するように制御する。受信入力側脚
音響エコーキャンセラ5と受信入力制量回線エコーキャ
ンセラ6の出力は逆白色化する。このようにして狭帯域
の信号により適応型音声スイッチ7が必要以上に挿入損
失を下げハウリングを生じさせることがなく、音声信号
の白色成分により受信入力制御音響エコーキャンセラ6
と受信入力制御音響エコーキャンセラ6を音響パスや回
線ノぐスの特性を推定するように制御することによりハ
ウリングを起こさない信頼性の高い反響消去装置とする
ことができることとなる。
ダイヤルトーン、リングパックなどの狭帯域信号により
受信入力制御音響エコーキャンセラ5や受信入力制御回
線エコーキャンセラ6が音響パスや回線パスの特性を推
定しないように、受信入力側脚音響エコーキャンセラ5
と受信入力制御回線エコーキャンセラ6の入力信号を白
色化し、入力レベルを監視し、閾値より小さいときには
反響路の推定を停止するように制御する。受信入力側脚
音響エコーキャンセラ5と受信入力制量回線エコーキャ
ンセラ6の出力は逆白色化する。このようにして狭帯域
の信号により適応型音声スイッチ7が必要以上に挿入損
失を下げハウリングを生じさせることがなく、音声信号
の白色成分により受信入力制御音響エコーキャンセラ6
と受信入力制御音響エコーキャンセラ6を音響パスや回
線ノぐスの特性を推定するように制御することによりハ
ウリングを起こさない信頼性の高い反響消去装置とする
ことができることとなる。
なお、受信側入力端子1、送信側出力端子4にアナログ
デジタル変換器を用い、受信側出力端子2、送信側出力
端子4にデジタルアナログ変換器を用い、デジタル信号
処理を行ってもよい。この際、デジタル信号処理をデジ
タル信号処理プロセッサを用いてハードウェアを構成し
ても同等の効果が得られる。
デジタル変換器を用い、受信側出力端子2、送信側出力
端子4にデジタルアナログ変換器を用い、デジタル信号
処理を行ってもよい。この際、デジタル信号処理をデジ
タル信号処理プロセッサを用いてハードウェアを構成し
ても同等の効果が得られる。
発明の効果
以上の様に本発明は、受信入力制御音響エコーキャンセ
ラが受信入力制御音響エコーキャンセラの受信入力レベ
ルが閾値上り大きいときに、受信出力端子から送信入力
端子に至る未知の反響路の特性を適応的に推定し、反響
信号を消去し、受信入力制御音響エコーキャンセラの受
信入力を、受信出力白色化フィルタにより白色化し、送
信人信号を受信出力白色化フィルタのフィルタ係数を用
いて送信入力白色化フィルタにより白色化する事により
、受信入力制御音響エコーキャンセラが狭帯域信号によ
って反響路の特性を推定することを防ぎ、同様に、回線
響エコーキャンセラが受信入力制御回線エコーキャンセ
ラの受信入力レベルが閾値より大きいときに、送信出力
端子から受信入力端子に至る未知の反響路の特性を適応
的に推定し、反響信号を消去し、受信入力制量回線エコ
ーキャンセラの受信入力を、送信出力白色化フィルタに
より白色化し、送・借入力を送信出力白色化フィルタの
フィルタ係数を用いて受信入力白色化フィルタにより白
色化する事により、受信入力制御回線エコーキャンセラ
が狭帯域信号によって反響路の特性を推定することを防
ぎ、適応型音声スイッチが音響パスや回線パスの利得を
狭帯域の信号により測定したときに、狭帯域信号の帯域
以外の反響路利得より極めて小さく測定されることによ
り、必要以上に挿入損失を下げハウリングを生じさせる
ことがなく、さらに受信入力制御音響エコーキャンセラ
と受信入力制御回線エコーキャンセラの入力を白色化す
ることにより反響路特性の推定を早めると言う効果を得
ることができる優れたハウリング抑圧装置を実現できる
ものである。
ラが受信入力制御音響エコーキャンセラの受信入力レベ
ルが閾値上り大きいときに、受信出力端子から送信入力
端子に至る未知の反響路の特性を適応的に推定し、反響
信号を消去し、受信入力制御音響エコーキャンセラの受
信入力を、受信出力白色化フィルタにより白色化し、送
信人信号を受信出力白色化フィルタのフィルタ係数を用
いて送信入力白色化フィルタにより白色化する事により
、受信入力制御音響エコーキャンセラが狭帯域信号によ
って反響路の特性を推定することを防ぎ、同様に、回線
響エコーキャンセラが受信入力制御回線エコーキャンセ
ラの受信入力レベルが閾値より大きいときに、送信出力
端子から受信入力端子に至る未知の反響路の特性を適応
的に推定し、反響信号を消去し、受信入力制量回線エコ
ーキャンセラの受信入力を、送信出力白色化フィルタに
より白色化し、送・借入力を送信出力白色化フィルタの
フィルタ係数を用いて受信入力白色化フィルタにより白
色化する事により、受信入力制御回線エコーキャンセラ
が狭帯域信号によって反響路の特性を推定することを防
ぎ、適応型音声スイッチが音響パスや回線パスの利得を
狭帯域の信号により測定したときに、狭帯域信号の帯域
以外の反響路利得より極めて小さく測定されることによ
り、必要以上に挿入損失を下げハウリングを生じさせる
ことがなく、さらに受信入力制御音響エコーキャンセラ
と受信入力制御回線エコーキャンセラの入力を白色化す
ることにより反響路特性の推定を早めると言う効果を得
ることができる優れたハウリング抑圧装置を実現できる
ものである。
第1図は本発明の一実施例におけるハウリング抑圧装置
の構成を示すブロック図、第2図は同受信入力制御音響
エコーキャンセラの構成を示すブロック図、第3図は従
来のエコーキャンセラの構成を示すブロック図、第4図
は本発明の実施例及び従来例における適応型音声スイッ
チのブロック図、第5図は従来のハウリング抑圧装置を
示すブロック図である。 1・・・・・・受信側入力端子、2・・・・・・受信側
出力端子、3・・・・・・送信側入力端子、4・・・・
・・送信側出力端子、5・・・・・・音響エコーキャン
セラ、6・・・・・・・受信入力制御回線エコーキャン
セラ、7・・・・・・・適応型音声スイッチ、1o・・
・・・・受信出力白色化フィルタ、11・・・・・・送
信入力白色化フィルタ、12・・・・・・送信入力逆白
色化フィルタ、2o・・・・・・送信出力白色化フィル
タ、21・・・・・・受信入力白色化フィルタ、22・
・・・・・受信入力逆白色化フィルタ、6o・・・・・
・アダプティブフィルタ、51・・・・・・減算器、5
2・・・・・・双方向同時通話検出器、53・・・・・
・受信信号検出器。
の構成を示すブロック図、第2図は同受信入力制御音響
エコーキャンセラの構成を示すブロック図、第3図は従
来のエコーキャンセラの構成を示すブロック図、第4図
は本発明の実施例及び従来例における適応型音声スイッ
チのブロック図、第5図は従来のハウリング抑圧装置を
示すブロック図である。 1・・・・・・受信側入力端子、2・・・・・・受信側
出力端子、3・・・・・・送信側入力端子、4・・・・
・・送信側出力端子、5・・・・・・音響エコーキャン
セラ、6・・・・・・・受信入力制御回線エコーキャン
セラ、7・・・・・・・適応型音声スイッチ、1o・・
・・・・受信出力白色化フィルタ、11・・・・・・送
信入力白色化フィルタ、12・・・・・・送信入力逆白
色化フィルタ、2o・・・・・・送信出力白色化フィル
タ、21・・・・・・受信入力白色化フィルタ、22・
・・・・・受信入力逆白色化フィルタ、6o・・・・・
・アダプティブフィルタ、51・・・・・・減算器、5
2・・・・・・双方向同時通話検出器、53・・・・・
・受信信号検出器。
Claims (1)
- 受信側出力端子から出力される受信出力信号を白色化す
る受信出力白色化フィルタと、送信側入力端子から入力
される送信入力信号を前記受信出力白色化フィルタのフ
ィルタ係数を用いて白色化し出力する送信入力白色化フ
ィルタと、送信側出力端子から出力される送信出力信号
を白色化する送信出力白色化フィルタと、受信側入力端
子から入力される受信入力信号を前記送信出力白色化フ
ィルタのフィルタ係数を用いて白色化し出力する受信入
力白色化フィルタと、前記受信出力白色化フィルタの白
色化された信号を受信入力とし、前記送信入力白色化フ
ィルタにより白色化された信号を送信入力とし、受信入
力レベルが閾値より大きいときに、前記受信出力端子か
ら前記送信入力端子に至る未知の反響路の特性を適応的
に推定し、前記受信出力端子から前記送信入力端子及び
前記送信入力白色化フィルタを通って戻ってくる反響信
号を消去する受信入力制御音響エコーキャンセラと、前
記送信出力白色化フィルタの白色化された信号を受信入
力とし、前記受信入力白色化フィルタにより白色化され
た信号を送信入力とし、受信入力レベルが閾値より大き
いときに、前記送信出力端子から前記受信入力端子に至
る未知の反響路の特性を適応的に推定し、前記送信出力
端子から前記受信入力端子及び前記受信入力白色化フィ
ルタを通って戻ってくる反響信号を消去する受信入力制
御回線エコーキャンセラと、前記受信入力制御音響エコ
ーキャンセラの送信出力を前記受信出力白色化フィルタ
の逆フィルタ特性を用いて音声信号に復元する送信入力
逆白色化フィルタと、前記受信入力制御回線エコーキャ
ンセラの送信出力を前記送信出力白色化フィルタの逆フ
ィルタ特性を用いて音声信号に復元する受信入力逆白色
化フィルタと、前記受信出力端子から前記送信入力逆白
色化フィルタの出力に至る経路の利得および、前記送信
出力端子から前記受信入力逆白色化フィルタの出力に至
る経路の利得を測定しハウリングを生じない損失(以下
挿入損失とよぶ)を演算し、前記送信逆白色化フィルタ
及び前記受信逆白色化フィルタの出力から送話か受話か
を判定し、送話時には前記受話入力逆白色化フィルタと
受信側出力端子の間に前記挿入損失を挿入し、受話時に
は前記送信入力逆白色化フィルタと送信側出力端子の間
に前記挿入損失を挿入する適応型音声スイッチとを備え
たことを特徴とするハウリング抑圧装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62-158229A JPH012424A (ja) | 1987-06-25 | ハウリング抑圧装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62-158229A JPH012424A (ja) | 1987-06-25 | ハウリング抑圧装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS642424A JPS642424A (en) | 1989-01-06 |
JPH012424A true JPH012424A (ja) | 1989-01-06 |
Family
ID=
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