JPH0124204B2 - - Google Patents
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- JPH0124204B2 JPH0124204B2 JP26520084A JP26520084A JPH0124204B2 JP H0124204 B2 JPH0124204 B2 JP H0124204B2 JP 26520084 A JP26520084 A JP 26520084A JP 26520084 A JP26520084 A JP 26520084A JP H0124204 B2 JPH0124204 B2 JP H0124204B2
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Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Heat Treatment Of Steel (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
この発明は、特に湿地土工車輌シユーに適した
高強度非調質鋳鋼の製造法に関する。 (従来技術) 従来湿地土工車輌シユーに使用する材料として
は、合金鋳鋼組成中のC,Vの量を増加し、非調
質処理により材料の硬さ(HB)3.6〜3.9程度の
ものを意図したものが知られている。 (発明が解決しようとする問題点) しかし、この材料の引張り強さ(T.S)は精々
80Kgf/mm2代であるが、最近湿地土工車輌シユ
ー用材料としてはT.S値90Kgf/mm2以上のもの
を要求されることがある。 このような高強度の材料を前述のように合金鋳
鋼組成中のC,V量を増加する手法により得よう
とすると、材料の炭素当量(CE値)が0.75〜0.85
程度となり、溶接性が問題となるばかりか、靭性
の面でも犠性が大きい。 一方本願発明者等は先にC:0.30〜0.55%、
Si:0.30〜0.80%、Mn:1.00〜1.60%、V:0.07
〜0.25%であつて、CE値0.6以上の化学成分の合
金鋳鋼組成を非調質処理して機械構造用高強度鋳
鋼を製造する方法を提案した(特願昭58−96947
号)。 しかし、この方法で得られる材料のT.S値は
75Kgf/mm2程度である。 この発明は、上記実情に鑑み溶接性、靭性を損
うことなく例えばT・S値90Kgf/mm2以上の高
強度非調質鋳鋼を製造することを目的とする。 (問題点を解決するための手段) 以上の問題点を解決するためには低炭素、低
CE値で、なおかつ高強度を有する非調質鋳鋼を
製造する必要があるが、本願発明者等の研究によ
ればこれ等の材質は顕微鏡組織のベイナイト化に
より達成されることを見出したものである。 具体的には、C:0.25〜0.35%、Mn:1.60〜
2.00%、Si:0.30〜0.80%、Cr:0.80%以下、
V:0.15〜0.25% CE=C+Mn/6+Cr+Mo+V/5+Ni+Cu/15 としてCE値が0.59〜0.75の化学成分をもつた合金
鋳鋼をAc3点〜1100℃の温度範囲で加熱処理した
後、冷却速度25〜100℃/分で冷却して焼ならす
ことを特徴とする。 ここで、Cは鋳鋼の引張強さを高め、更にV,
Cr等との炭化物を形成することによりマトリツ
クスの強化を図る上で、必要な元素であるが、
0.25%未満では強度が不足し、0.35%を越えると
炭化物の過剰な析出により必要以上に硬度が増
し、靭性が低下するとともにCE値が高くなるた
め溶接上好ましくない。Siは強力な脱酸剤として
の効果とともに、空冷後のマトリツクスのフエラ
イトを強化する上でも有効であるが、0.30%未満
では脱酸、強度確保の上で問題があり、また0.80
%を越えると、靭性が低下するとともに被切削性
の上でも好ましくない。Vは鋳鋼の焼ならし処理
において炭・窒化物を形成し、これにより強度の
増加を図る上で有効な元素であるが、0.15%未満
では強度が不足し、0.25%を越えると強度上昇に
伴う靭性並びに溶接性の低下が生ずるとともに、
材料コストも高くなる。 Mnは脱硫剤、脱酸剤としての効果を有すると
ともに、フエライト強化による強度アツプの面で
も有効な元素であるが、この発明ではマトリツク
スのベイナイト化を促進するために1.60%以上と
してある。なお、Mnの量が2.00%を越えると被
切削性が著しく損われるとともに、冷却時に質量
効果による内外の硬さの不均一を生ずる原因とな
る。 更にCrは一般に機械的性質の広汎な改善に有
効な元素として知られているが、この発明ではマ
トリツクスのベイナイト化促進のために好ましい
元素として添加されるが、0.80%を越えると脆化
(Cr炭化物析出)、コスト高等の弊害を生ずる。 また以上の化学成分以外にAl,P,S,Ni,
Mo,Cu等を加えることもできるが、これ等の元
素は必ずしも必須な元素ではない。 なお、CE=C+Mn/6+Cr+Mo+V/5+ Ni+Cu/15とした場合、CE値を0.59以上としたの は、CE値が0.59未満であると、所定の機械的性
質を有する鋳鋼が得られないためであり、また
0.75以下としたのは、これを越えると溶接性が著
しく阻害されるためである。 なお、以上のような化学成分の合金鋳鋼組成を
Vc3点〜1100℃の温度範囲で加熱処理を行ない25
〜100℃/分の冷却速度で冷却して焼ならすのは
十分にVの炭窒化物を析出させるとともに、マト
リツクスのベイナイト化を促進させるためであ
り、通常の部品では以上の冷却速度は若干の強制
空冷により十分に達成することができる。 (発明の効果) 次に、この発明の効果を示すために湿地土工車
輌シユーの要求特性並びに本願発明、特願昭58−
96947号、従来品の特性比較を掲げる。 1 湿地土工車輌シユーの要求特性 (1) 強度靭性……HB:3.4〜3.7、T・S:93Kg
f/mm2以上、Y・S:55Kgf/mm2以上、El:
9%以上 (2) 溶接性……フイールドにて補修溶接を行な
う。 2 特性比較
高強度非調質鋳鋼の製造法に関する。 (従来技術) 従来湿地土工車輌シユーに使用する材料として
は、合金鋳鋼組成中のC,Vの量を増加し、非調
質処理により材料の硬さ(HB)3.6〜3.9程度の
ものを意図したものが知られている。 (発明が解決しようとする問題点) しかし、この材料の引張り強さ(T.S)は精々
80Kgf/mm2代であるが、最近湿地土工車輌シユ
ー用材料としてはT.S値90Kgf/mm2以上のもの
を要求されることがある。 このような高強度の材料を前述のように合金鋳
鋼組成中のC,V量を増加する手法により得よう
とすると、材料の炭素当量(CE値)が0.75〜0.85
程度となり、溶接性が問題となるばかりか、靭性
の面でも犠性が大きい。 一方本願発明者等は先にC:0.30〜0.55%、
Si:0.30〜0.80%、Mn:1.00〜1.60%、V:0.07
〜0.25%であつて、CE値0.6以上の化学成分の合
金鋳鋼組成を非調質処理して機械構造用高強度鋳
鋼を製造する方法を提案した(特願昭58−96947
号)。 しかし、この方法で得られる材料のT.S値は
75Kgf/mm2程度である。 この発明は、上記実情に鑑み溶接性、靭性を損
うことなく例えばT・S値90Kgf/mm2以上の高
強度非調質鋳鋼を製造することを目的とする。 (問題点を解決するための手段) 以上の問題点を解決するためには低炭素、低
CE値で、なおかつ高強度を有する非調質鋳鋼を
製造する必要があるが、本願発明者等の研究によ
ればこれ等の材質は顕微鏡組織のベイナイト化に
より達成されることを見出したものである。 具体的には、C:0.25〜0.35%、Mn:1.60〜
2.00%、Si:0.30〜0.80%、Cr:0.80%以下、
V:0.15〜0.25% CE=C+Mn/6+Cr+Mo+V/5+Ni+Cu/15 としてCE値が0.59〜0.75の化学成分をもつた合金
鋳鋼をAc3点〜1100℃の温度範囲で加熱処理した
後、冷却速度25〜100℃/分で冷却して焼ならす
ことを特徴とする。 ここで、Cは鋳鋼の引張強さを高め、更にV,
Cr等との炭化物を形成することによりマトリツ
クスの強化を図る上で、必要な元素であるが、
0.25%未満では強度が不足し、0.35%を越えると
炭化物の過剰な析出により必要以上に硬度が増
し、靭性が低下するとともにCE値が高くなるた
め溶接上好ましくない。Siは強力な脱酸剤として
の効果とともに、空冷後のマトリツクスのフエラ
イトを強化する上でも有効であるが、0.30%未満
では脱酸、強度確保の上で問題があり、また0.80
%を越えると、靭性が低下するとともに被切削性
の上でも好ましくない。Vは鋳鋼の焼ならし処理
において炭・窒化物を形成し、これにより強度の
増加を図る上で有効な元素であるが、0.15%未満
では強度が不足し、0.25%を越えると強度上昇に
伴う靭性並びに溶接性の低下が生ずるとともに、
材料コストも高くなる。 Mnは脱硫剤、脱酸剤としての効果を有すると
ともに、フエライト強化による強度アツプの面で
も有効な元素であるが、この発明ではマトリツク
スのベイナイト化を促進するために1.60%以上と
してある。なお、Mnの量が2.00%を越えると被
切削性が著しく損われるとともに、冷却時に質量
効果による内外の硬さの不均一を生ずる原因とな
る。 更にCrは一般に機械的性質の広汎な改善に有
効な元素として知られているが、この発明ではマ
トリツクスのベイナイト化促進のために好ましい
元素として添加されるが、0.80%を越えると脆化
(Cr炭化物析出)、コスト高等の弊害を生ずる。 また以上の化学成分以外にAl,P,S,Ni,
Mo,Cu等を加えることもできるが、これ等の元
素は必ずしも必須な元素ではない。 なお、CE=C+Mn/6+Cr+Mo+V/5+ Ni+Cu/15とした場合、CE値を0.59以上としたの は、CE値が0.59未満であると、所定の機械的性
質を有する鋳鋼が得られないためであり、また
0.75以下としたのは、これを越えると溶接性が著
しく阻害されるためである。 なお、以上のような化学成分の合金鋳鋼組成を
Vc3点〜1100℃の温度範囲で加熱処理を行ない25
〜100℃/分の冷却速度で冷却して焼ならすのは
十分にVの炭窒化物を析出させるとともに、マト
リツクスのベイナイト化を促進させるためであ
り、通常の部品では以上の冷却速度は若干の強制
空冷により十分に達成することができる。 (発明の効果) 次に、この発明の効果を示すために湿地土工車
輌シユーの要求特性並びに本願発明、特願昭58−
96947号、従来品の特性比較を掲げる。 1 湿地土工車輌シユーの要求特性 (1) 強度靭性……HB:3.4〜3.7、T・S:93Kg
f/mm2以上、Y・S:55Kgf/mm2以上、El:
9%以上 (2) 溶接性……フイールドにて補修溶接を行な
う。 2 特性比較
【表】
【表】
また、下記表−2は種々の鋳鋼の化学成分と機
械的性質を示すものであり、添付図面は表−2の
サンプルのCE値(炭素当量)と引張り強度
(T・S)の関係曲線を図示したものである。 表−2において、サンプル1〜7は従来材及び
従来材に単にVを添加したもので、このうちサン
プル1〜3は加熱処理の後、床上放冷したもので
ある。サンプル8〜13は特願昭58−96947号の材
料、サンプル14〜18はCE値を本願発明より低く
し、更にサンプル14,16についてはMn量を本願
発明より低くした比較材、またサンプル15,17,
18についてはC量を本願発明より低くした比較
材、サンプル19〜21は本願発明材、またサンプル
14〜18,20,21の( )内のものは、焼ならし後
床上放冷したものである。 そして下記表及び添付図面によれば、サンプル
1〜7はCE値が上昇しても強度が上昇しない
(図中、点線の回帰直線参照)。サンプル8〜13に
ついてはCE値が6.5でT・S値は75Kgf/mm2程
度である(図中、一点鎖線の回帰直線参照)。サ
ンプル14,16についてはCE値が0.59未満と低過
ぎること、及びMn量が本願発明より少ないため
本願の目的とする強度には依然達しておらず、ま
た組織のベイナイト化も若干認められる程度であ
る。サンプル15,17,18についてはサンプル14,
16と同様にCE値が低く、且つC量が少ないため、
ベイナイト組織が認められるが、本願の目的とす
る強度には若干足りない。サンプル14〜18、サン
プル20,21の( )内のものは加熱処理後の冷却
速度の不足及び一部のものについてはMn量が不
足しているため、特願昭58−96947号の延長上或
いは同一レベルにあり、本願発明の特色が顕われ
ていない。ベイナイト組織も殆んど見られず、ま
た見られても極くわずかである。 これに対してサンプル19〜21のものは、いずれ
も可成りの量のベイナイト組織が認められ、また
CE値に対する引張強度(図中、実線の回帰直線
参照)も明らかに特願昭58−96947号よりも高い
レベルにある。 以上の結果より明らかなように、この発明によ
れば特願昭58−96947号、或いは従来品に比べて
極めて大きな引張り強度を有しているにも拘わら
ず、CE値は0.6〜0.75の範囲にあり、靭性、溶接
性も許容できる範囲にある。
械的性質を示すものであり、添付図面は表−2の
サンプルのCE値(炭素当量)と引張り強度
(T・S)の関係曲線を図示したものである。 表−2において、サンプル1〜7は従来材及び
従来材に単にVを添加したもので、このうちサン
プル1〜3は加熱処理の後、床上放冷したもので
ある。サンプル8〜13は特願昭58−96947号の材
料、サンプル14〜18はCE値を本願発明より低く
し、更にサンプル14,16についてはMn量を本願
発明より低くした比較材、またサンプル15,17,
18についてはC量を本願発明より低くした比較
材、サンプル19〜21は本願発明材、またサンプル
14〜18,20,21の( )内のものは、焼ならし後
床上放冷したものである。 そして下記表及び添付図面によれば、サンプル
1〜7はCE値が上昇しても強度が上昇しない
(図中、点線の回帰直線参照)。サンプル8〜13に
ついてはCE値が6.5でT・S値は75Kgf/mm2程
度である(図中、一点鎖線の回帰直線参照)。サ
ンプル14,16についてはCE値が0.59未満と低過
ぎること、及びMn量が本願発明より少ないため
本願の目的とする強度には依然達しておらず、ま
た組織のベイナイト化も若干認められる程度であ
る。サンプル15,17,18についてはサンプル14,
16と同様にCE値が低く、且つC量が少ないため、
ベイナイト組織が認められるが、本願の目的とす
る強度には若干足りない。サンプル14〜18、サン
プル20,21の( )内のものは加熱処理後の冷却
速度の不足及び一部のものについてはMn量が不
足しているため、特願昭58−96947号の延長上或
いは同一レベルにあり、本願発明の特色が顕われ
ていない。ベイナイト組織も殆んど見られず、ま
た見られても極くわずかである。 これに対してサンプル19〜21のものは、いずれ
も可成りの量のベイナイト組織が認められ、また
CE値に対する引張強度(図中、実線の回帰直線
参照)も明らかに特願昭58−96947号よりも高い
レベルにある。 以上の結果より明らかなように、この発明によ
れば特願昭58−96947号、或いは従来品に比べて
極めて大きな引張り強度を有しているにも拘わら
ず、CE値は0.6〜0.75の範囲にあり、靭性、溶接
性も許容できる範囲にある。
【表】
【表】
(実施例)
C:0.28%、Mn:1.70%、Si:0.53%、Cr:
0.40%、V:0.182%であつて、CE値:0.68の合
金鋳鋼組成を、900℃で加熱処理した後、空冷に
より冷却して焼ならし、非調質鋳鋼を製造した。 この結果、機械的性質:TS 105.3Kgf/mm2、
El 6.0%、RA 5.4%、HB 3.50、ミクロ組織:ベ
イナイト+フエライト+パーライトの高強度非調
質鋳鋼を得ることができた。
0.40%、V:0.182%であつて、CE値:0.68の合
金鋳鋼組成を、900℃で加熱処理した後、空冷に
より冷却して焼ならし、非調質鋳鋼を製造した。 この結果、機械的性質:TS 105.3Kgf/mm2、
El 6.0%、RA 5.4%、HB 3.50、ミクロ組織:ベ
イナイト+フエライト+パーライトの高強度非調
質鋳鋼を得ることができた。
図面は、サンプル1〜21のCE値に対する引張
り強度(T.S)関係図である。
り強度(T.S)関係図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 C:0.25〜0.35%、Mn:1.60〜2.00%、Si:
0.30〜0.80%、Cr:0.80%以下、V:0.15〜0.25% CE=C+Mn/6+Cr+Mo+V/5+Ni+Cu/15 としてCE値が0.59〜0.75の化学成分をもつた合金
鋳鋼をAc3点〜1100℃の温度範囲で加熱処理した
後、冷却速度25〜100℃/分で冷却して焼ならす
ことを特徴とする高強度非調質鋳鋼の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26520084A JPS61143515A (ja) | 1984-12-18 | 1984-12-18 | 高強度非調質鋳鋼の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26520084A JPS61143515A (ja) | 1984-12-18 | 1984-12-18 | 高強度非調質鋳鋼の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61143515A JPS61143515A (ja) | 1986-07-01 |
JPH0124204B2 true JPH0124204B2 (ja) | 1989-05-10 |
Family
ID=17413925
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26520084A Granted JPS61143515A (ja) | 1984-12-18 | 1984-12-18 | 高強度非調質鋳鋼の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61143515A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02101956U (ja) * | 1989-01-30 | 1990-08-14 | ||
CN110564924A (zh) * | 2019-10-30 | 2019-12-13 | 江苏聚源电气有限公司 | 一种40CrMnMo钢调质与整体淬火工艺方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101956048B (zh) * | 2010-09-26 | 2012-02-15 | 大连华锐股份有限公司 | 船用碳锰钢铸件的热处理工艺 |
-
1984
- 1984-12-18 JP JP26520084A patent/JPS61143515A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02101956U (ja) * | 1989-01-30 | 1990-08-14 | ||
CN110564924A (zh) * | 2019-10-30 | 2019-12-13 | 江苏聚源电气有限公司 | 一种40CrMnMo钢调质与整体淬火工艺方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61143515A (ja) | 1986-07-01 |
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