JPH01241648A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPH01241648A
JPH01241648A JP63069058A JP6905888A JPH01241648A JP H01241648 A JPH01241648 A JP H01241648A JP 63069058 A JP63069058 A JP 63069058A JP 6905888 A JP6905888 A JP 6905888A JP H01241648 A JPH01241648 A JP H01241648A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は情報処理装置の一部を構成する演算処理装置に
関し、特にキャッシュ・メモリと複数のLSIチップと
で構成される演算処理装置におけるキャッシュ・メモリ
とLSIチップとの間のデータ転送にかかる技術に関す
るものである。
〔従来の技術〕
近年、電子デバイスの集積化の進歩が著しく、高性能の
演算処理装置も数個のLSIチップで実現されるように
なってきた。
ところで、このような高性能の演算処理4jt’:!l
では、処理の一層の高速化を図る目的でキャッシュ・メ
モリが採用されるが、LSIチップが複数個の場合はキ
ャッシュ・メモリの読出し先や書込み元が複数のLSI
チップにまたがることになり、個々にデータ・バスを設
けるとキャッシュ・メモリのビン数が膨大となってしま
うことから、−gにはデータ・バスをパス化して各LS
Iチップで共通利用し、ビン数制限におさまるようにし
ている。
(発明が解決しようとする課題〕 上述したように、従来の演算処理装置は、キャッジトメ
モリとのアクセスのためのデータ・バスをバス化するこ
とにより、キヤノンユ・メモリのビン数を少なくしてい
たが、バスに接続されるLSIチップ数が多くなるとバ
スの線長が長くなリ、静電容量の増大によりバス上の信
号の遅延時間が増大してキャッシュ・メモリの高速なア
クセスが行えない等の欠点があった。特に、キャッシュ
・メモリのアクセスをパイプライン化している演算処理
装置にあっては、キャッシュ・メモリの読出し時間の増
大はマシン・サイクルの短縮化を阻む直接的な要因とな
ることから、演算処理装置の性能を低下させることとな
り、その対策は重要な問題であった。
本発明は上記の点に鑑み提案されたものであり、その目
的とするところは、高速なキャッシュ・メモリのアクセ
スを行うことのできる演算処理装置を提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記の目的を達成するため、キャッシュ・メモ
リと複数のLSIチップとから構成され、前記キャッシ
ュ・メモリと2個以上の前記LSIチ・7プとの間でデ
ータ転送が行われる演算処理装置において、任意の入出
力端子間を接続状態とできるクロス・バー・スイッチ機
能を有するチンプヲ介して前記キャッシュ・メモリと2
個以上の前記LSIチップとを接続するようにしている
〔作用〕
本発明の演算処理装置にあっては、クロス・バー・スイ
ッチ機能を有するチップを介してキャッシュ・メモリと
LSIチップとの間でデータ転送が行われる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例につき図面を参照して詳細に説明
する。
第1図は本発明の演算処理装置を含む情報処理装置の一
実施例を示す構成図である。第1図において、90が本
発明の対象となる演算処理装置であり、この演算処理装
置90はシステム・バス94を介して主記憶装置91.
入出力端子間W92゜システム制御装置93と接続され
ている。なお、第1図では示していないが、マルチプロ
セ、す構成においては他に数台の演算処理装置をシステ
ム・バス94に接続し、更に主記憶容量の増大時には主
記憶装置を複数台にしてシステム・バス94に接続する
ものである。
また、演算処理装置9oは、命令制御回路lo。
アドレス変換制御回路20.バス制御回路30゜演算制
御回路40.高速演算回路50.制御記憶回路60を構
成する各LSIチ・2プと、複数個のランダム・アクセ
ス・メモリ (RAM)から構成される制御記憶85と
、キャッシュ、メモリ83゜84と、アドレス・アレイ
 (AA)81と、コピー・アドレス・アレイ (CA
A)82と、複数個のLSIチップから構成されるクロ
ス・バー・スイッチ70とで構成されている。
次に、キャッシュ・メモリ83.84および主記憶装置
91に対する読出しオペレーシッン動作について説明す
る。先ず、命令あるいはオペランドの読出し指示と読出
しアドレスは命令制御回路lOから結線102を介して
アドレス変換制御回路20へ転送される。上記読出しア
ドレスが仮想アドレスの場合はアドレス変換制御回路2
0内で仮想アドレスから実アドレスに変換される。アド
レス変換制御回路20は読出し実アドレスを結線201
.202,203,204上に出力し、キャッシュ、メ
モリ83.84と上記4jl装置91との対応関係、す
なわちキャッシュ・メモリ83゜84の登録情報を記憶
し登録の有無を判定するアドレス・アレイ81から結線
202°を介して返送される信号によりキャッシュ・ヒ
ント(登録有り)か否かを判定し、キャッシュ・ヒツト
ならばキャッシュ・メモリ83あるいはキャッシュ・メ
モリ84の読出しデータを有効としてクロス・バー・ス
イッチ70を介して読出し先のLSIチップに返送する
。返送先は、−船釣には、命令の読出しの場合は命令制
御回路10となり、オペランドの読出しの場合は演算制
御回路40となるが、特殊な動作においてはアドレス変
換制御回路20や高速演算回路50となることもある。
一方、キャッシュ・ヒツトでない場合(キャッシュ・ミ
スあるいはNFBと呼ばれる。)は、バス制御回路30
によりシステム・バス94を介して主記憶装置91に対
しブロック転送要求を送出する。そして、主記憶装置9
1から返送されるデータは、バ大制御回路30を経た後
、結線307.クロス・バー・スイッチ70.結線83
7あるいは結線847によりキャッシュ・メモリ83あ
るいはキャッシュ・メモリ84へ書込まれる。また、主
記憶装置91からの第1回目の返送データはクロス・バ
ー・スイッチ70から返送先へ返送される0以上のよう
にして読出しオペレーションが実行される。
次に、キャッシュ・メモリ83.84および主記憶袋=
91に対する書込みオペレーション動作について説明す
る。先ず、書込み指示と書込みアドレスは命令制御回路
lOで書込みオペレーションを必要とする命令を解読し
た場合あるいはマイクロ・プログラムで書込みオペレー
ションを実行する場合に命令制御回路10内で作成され
、結線102を介してアドレス変換′tIf御回路20
へ送出される。その書込みアドレスが仮想アドレスの場
合にはアドレス変換制御回路20で実アドレスへ変換さ
れた後、アドレス変換制御回路20内の書込みアドレス
を保持するレジスタに保持され、高速演算回路50等で
書込みデータが準備された時点で、キャッシュ・メモリ
83あるいはキャッシュ・メモリ84への書込みと、主
記憶装置91に対する書込み指示、書込みアドレス、書
込みデータのバス制御回路30への送出とが実行される
ただし、キャッシュ・メモリ83あるいはキャッシュ・
メモリ84への書込みは、該当するアドレスがキャッシ
ュ・メモリ83あるいはキャッシュ・メモリ84に登録
されている場合のみ行われる。
そして、バス制御回路30ではシステム・バス94を介
して主記憶装置91への書込みを実行する。
なお、書込みデータは演算制御回路40において主にマ
イクロ・プログラムの制御下で準備され、結線405を
介して高速演算回路50にある書込みデータを保持する
レジスタへ送られた後、書込みアドレスとの同期をとっ
て結線507を介してクロス・バー・スイッチ70へ送
られ、バス制御回路30およびキャッシュ・メモリ83
あるいはキャッシュ・メモリ84へ転送される。以上の
ようにして書込みオペレーションが実行される。
キャッシュ・メモリ83.84および主記憶装置91に
対するデータの読出しオペレーションおよび書込みオペ
レージジンは以上のように実行されるものであるが、デ
ータが転送されるデータ線は図示のように全て各回路を
構成するLSIチップ間を1対1で接続するように配設
されてなるものでアリ、クロス・バー・スイッチ70に
より選択された結線の他は影響しないと共に、アクセス
・バスの線長が最短になるように各LSIチップをパン
ケージ上に実装することができるため、パッケージ上の
データ線による遅延時間を大幅に短縮することが可能で
ある。すなわち、従来の装置を第1図の実施例に当ては
めてみると、従来は結線207,107,407,50
7,307,837.847が並列に接続されたバス構
成となっていたため、トータルの線長が長くなり、静電
容量が増大してデータ転送の際の遅延時間が大きくなっ
てしまっていたが、本発明によればクロス・バー・スイ
ッチ70により選択された結線のみの#%電電量量か関
係してこないと共に最短のアクセス・バスとすることが
できるため、静電容量に起因する遅延時間を大幅に短縮
することができるわけである。
次に、第2図は第1図におけるクロス・バー・スイッチ
70の内部構成の例を示す構成図である。
第2図において、847. 837. 307. 20
7.507,407.107は、第1図において示した
ように、各々キャッシュ・メモリ84.キャッシュ・メ
モリ83.バス制御回路30.アドレス変換制御回路2
0.高速演算回路50.演算側in回路40.命令制御
回路10と接続される結線である。なお、図では簡略化
して記載しであるが、結線847,837,307,2
07,507、io’7はデータ幅が例えば8バイト(
64ビツト)となっているものである。ただし、結線4
07だけはデータ幅が他と異なり、例えば4バイトとな
っている。しかして、結線847,837゜307.2
07,507.407,107にそれぞれ対応してセレ
クタ710〜716および入出力のドライバが設けられ
ており、クロス・バー・スイッチ70の制御線である結
線205としてセレクタ710〜716のセレクト信号
205−3O〜205−36と、ドライバの出力イネー
ブル信号205−EO〜205−E4とが与えられ、ア
ドレス変換制御回路20により個々のセレクタ710〜
716は独立に制御されるようになっている0例えば、
キャンシュ・メモリ83から命令制御回路10ヘデータ
の読出しを行う場合には、セレクタ716により結線1
07と結¥La837とを接続する。
なお、本発明の直接的な内容ではないが、このクロス・
バー・スイッチ70はデータ幅を変換する機能も有して
おり、データ幅が均一でないLSIチップ同士を結合す
ることができるようになっている0例えば、演算制御回
路40(前述したように結線407だけはデータ幅が他
と異なり、例えば4バイトである。)へデータの読出し
を実行する場合、キャッシュ・アクセス時はセレクタ7
15は読出しアドレスに応じて結線837または結線8
47の入力データを選択し、更に読出しアドレスに応じ
8バイト内の上位4バイトあるいは下位4バイトのいず
れかの4バイトを選択するようにセレクト信号205−
35が与えられることで、8バイト・データを4バイト
・データとして演算制御回路40に返送することができ
る。なお、他のLSIチップ、例えば命令制御回路10
へのデータ読出しの際は結線107のデータ幅がキャッ
シュ・メモリ83.84等と同じ8バイトであるため、
4バイト単位の選択は不要である。
次に、第3図は第1図におけるアドレス変換制御回路2
0の内部構成の一部を示したものである。
第3図において、要求コードは命令制御回路lOから与
えられる読出しオペレーションあるいは書込みオペレー
ション等を指示する情報が含まれたコードであり、要求
アドレスは命令制御回路lOから与えられる読出し、書
込みアドレス(命令制御回路10から与えられる読出し
、書込みアドレスが仮想アドレスである場合は実アドレ
スに変換された後のもの)である。
以下、動作を説明する。先ず、結線20−101および
結線20−201に要求コードおよび要求アドレスが与
えられると、要求コードは要求コード・レジスタ20−
10にセットされ、要求アドレスは実アドレス・レジス
タ20−20にセットされる0通常状態では要求受付時
に実アドレス・レジスタ20−20に要求アドレスがセ
ットされると同時に、AAチアレス・レジスタ20−3
0と、DAチアレス・レジスタ20−40あるいはDA
チアレス・レジスタ20−41にも要求アドレスの一部
がセントされる。読出しまたは書込みオペレーション時
はAAチアレス・レジスタ20−30.DAチアレス・
レジスタ20−40゜20−41から結線202〜20
4にアドレスが与えられてアドレス・アレイ81とキャ
ッシュ・メモリ83またはキャッシュ・メモリ84とが
読出され、アドレス・アレイ81でキャッシュ・ヒツト
か否かが調べられる。そして、読出しオペレーションの
場合は、キャッシュ・ヒントならばキャッシュ・メモリ
83またはキャッシュ・メモリ84から読出したデータ
はクロス・バー・スイ。
チア0を介して読出し先へ返送される。なお、キャッシ
ュ・メモリ83かキャッシュ・メモリ84のいずれから
読出しデータを返送するかは要求アドレス中の予め決め
られた1ビツトの値に従って行われ、このビットの値が
“O”の時にキャッシュ・メモリ83 (バンク#0)
が選択され、“1”の時にキャッシュ・メモリ84 (
バンク#l)が選択される。一方、キャッシュ・ヒツト
でない場合(キャッシュ・ミスの場合)、実アドレス・
レジスタ20−20からセレクタ20−23を介して結
線201によりバス制御回路30へ主記憶装置91に対
するブロック転送のアドレスが送出され、バス制御回路
30で読出されたブロック転送データの第1回の返送時
、そのデータはクロス・バー・スイッチ70を介して読
出し先に返送されると同時にキャッシュ・メモリ83ま
たはキャッシュ・メモリ84へ登録される。なお、ブロ
ック・サイズを32バイト、データの転送幅を8バイト
とすると、ブロック転送は8バイト転送を4回実行する
ことになる。また、キャッシュ・メモリ83.84のバ
ンクをアドレスの下位から第5ビツト目、すなわち16
バイト境界で分けることとすると、ブロック転送データ
はキャッシュ・メモリ83とキャッシュ・メモリ84へ
2回ずつ(16バイトずつ)書込まれることになる。
一方、要求コード・レジスタ20−10に書込みオペレ
ーションの指示がセットされた場合は、アドレス・アレ
イ81の参照とキャッシュ・メモリ83あるいはキャッ
シュ・メモリ84の読出しとが実行された後、要求アド
レス(書込みアドレス)は実アドレス・レジスタ20−
20から実アドレス・レジスタ20−22にセットされ
、キャッシュ・メモリ83あるいはキャッシュ・メモリ
84の読出しデータはデータ・レジスタ20−50ヘセ
ノトされる。また、キャッシュ・ヒントか否かの情報は
デコーダ20−11に入力され、要求コード・レジスフ
20−12ヘセソトされる。
このように書込みオペレーションの場合は、要求コード
・レジスタ20−10.実アドレス・レジスタ20−2
0の第1ステージから要求コード・レジスフ20−12
.実アドレス・レジスタ20−22の第2ステージに処
理を移行させ、第1ステージを空けることにより、後続
の要求を受付けることができるようになっている。すな
わら、書込みオペレーションでは書込みデータを1)ち
合わせる必要から、このような処理が可能となる。
さて、第2ステージの要求コード・レジスタ20−12
.実アドレス・レジスタ20−22にセットされた書込
みオペレーションの要求コード。
要求アドレスは、高速演算回路50内の書込みデータ・
レジスタに書込みデータが準備されるのを待ち合わせ、
書込みデータが準備された時点で書込み動作を行う、な
お、本発明の直接的な内容ではないが、この実施例では
キヤ・7シユ・ヒツトの場合は書込みに際してデータ幅
内の全てのデータ(例えば8バイト)を書換えない部分
書込みであっても、データ幅内の全てのデータを書換え
る全書込みとし、特に主記憶装置91への書込みにかか
る処理速度の向上を図れるようになっている。
すなわち、アドレス・アレイ81の参照とキャッシュ・
メモリ83あるいはキャッシュ・メモリ84の読出しと
が実行された状態で、キャッシュ・メモリ83あるいは
キャッシュ・メモリ84の読出しデータは結線207を
介しデータ・レジスタ20−50に保持されるようにな
っており、書込みデータが準備された場合に、高速演算
回路50から結線507を介して転送される書込みデー
タと、アドレス変換制御回路20のデータ・レジスタ2
0−50からセレクタ20−51および結線207を介
して転送される書込み前データとをクロス・バー・スイ
ッチ70で受け、バイト単位でデータの入換えを行い、
新たな書込みデータを作成するようになっている。つま
り、バイト単位に書込みマスク(データ幅が8バイトの
場合は8ビツト)が設けられており、そのマスクが“1
”のバイトのみが書込み前データと入換えられるように
なっている。すなわち、書込みマスクが“1′のバイト
では結線507の書込みデータを選択し、書込みマスク
力ぴ01のバイトでは結線207の書込み前データを選
択する。なお、この書込みマスクは書込みデータととも
に結線507でクロス・バー・スイッチ70に送出され
るものであり、書込みマスク受入部720で受信された
後、結線205による制御信号と同様にセレクタの制御
に使用される。この操作によりキャッシュ・ヒツト時は
、全書込みでない書込みオペレーションに対してもバス
制御回路30および主記憶装置91に対して全書込みと
することが可能である。すなわち、全書込み化が可能と
なる。なお、キャッシュ・ヒントの場合はデータ・レジ
スタ20−50の内容は書込み前データとなるため、上
記のような処理が可能であるが、キャッシュ・ミスの場
合は内容は不定(パリティのみ保障される。)であるた
め、全書込み化は行えない、このようなキャッシュ・ミ
スの場合は全書込み化は不可能であるので、2バイト書
込みならそのまま2バイト部分書込みとしてバス制御回
路30へ送出され、キャッシュ・メモリ83.84への
書込みも実行しない。
また、−Cに主記憶装置91では8バイト単位にエラー
訂正符号(E CC)を有し、読出し1ビソト・エラー
を訂正するようにしているため、例えば2バイト部分書
込み等の8バイト全書込み以外の書込み実行時は、対応
する8バイト境界データの読出しを行った後、書込みデ
ータの2バイトのみを差し換えて8バイト単位にエラー
訂正符号を再作成してデータとともに書込むことが必要
であり、全書込みに比べ処理時間が大きくなってしまう
ことが考えられるが、その場合は、この処理時間の遅れ
を救済するため、演算処理装置90内のキャッシュ・メ
モリ83.84で上記の処理を予め実行し、主記憶袋f
f91に対しては全書込み動作として主記憶装置91の
処理時間を短縮することが可能である。
一方、本発明の直接的な内容ではないが、第3図におい
ては要求コード・レジスタおよび実アドレス・レジスタ
が2つのステージとなっており、2個のバンクに分割さ
れたキャッシュ・メモリ83.84に対して同時に書込
み、読出しが行えるようになっている。以下、第2ステ
ージの要求コード・レジスタ20−12.実アドレス・
レジスタ20−22に書込みオペレーションがセットさ
れ、第1ステージの要求コード・レジスタ20−10、
実アドレス・レジスタ20−20に読出しオペレーショ
ンがセットされている場合について動作を説明する。な
お、この場合、書込み、読出しを行うキャッシュ・メモ
リのバンクによって動作が異なる。なお、バンクの選択
は前述したように要求アドレス中の予め決められたlビ
ットの値に従って行われる。
(11同一バンクの場合 この場合は第2ステージの書込みオペレーションが優先
され、DAチアレス・レジスタ20−40またはDAチ
アレス・レジスタ20−41には書込みアドレス(実ア
ドレス・レジスタ20−22の内容)の一部がセレクタ
20−23.20−42.20−43を介してセントさ
れ、キャッシュ・メモリ83あるいはキャッシュ・メモ
リ84への書込みアドレスを確保し、書込みが行われる
また、第1ステージの読出しオペレーションは書込みオ
ペレーションが終了するのを待ち合わせて行われる。
(2)別バンクの場合 この場合、例えば書込みがバンク#0(キャッシュ・メ
モリ83)で読出しがバンク#1 (キヤ、/シュ、メ
モリ84)の場合、書込みアドレスの一部はDAチアレ
ス・レジスタ20−40に、読出しアドレスの一部はA
Aチアレス・レジスタ20−30およびDAチアレス・
レジスタ20−41にセントされる。従って、第2ステ
ージではDAチアレス・レジスタ20−40によりキャ
シュ・メモリ83のアドレスを確保し、結S+1507
゜207により書込みデータを作成し、結線837によ
りキャッシュ・メモリ83ヘデータを書込むと同時に、
結線307によりバス制御回路30へ書込みデータを送
出して主記憶袋′e91への書込みを行う。これと並列
して、第1ステージではAAチアレス・レジスタ20−
30とDAチアレス・レジスタ20−41とによりアド
レス・アレイ81とキャッシュ・メモリ84のアドレス
を確保し、キャッシュ・メモリ84のデータを結線84
7により読み出す、この時、読出し先が命令制御回路1
0または演算制御回路40ならば上記の読出しデータを
返送することが可能である。ただし、高速演算回路50
またはアドレス変換制御回路20は第2ステージの書込
みオペレージジンにより使用されているため、これらへ
の続出しは不可である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の演算処理装置にあっては
、キャッシュ・メモリの読出し、書込みのためのデータ
・パスにバス方式を使わずにクロス・バー・スイッチ機
能を有するチップで直接にキャンシュ・メモリとLSI
チップとの接続を行うようにしているため、データ転送
の行われるデータ・パスを形成するトータルの線長を最
短にすることが可能となり、高速なキャッシュ・メモリ
のアクセスを実現することができる効果がある。
また、クロス・バー・スイッチ機能を有するチップはそ
の制御の仕方により種々の形態のデータ・パスを形成す
ることができるため、同時に2つ以上のデータ転送を行
う等の柔軟なデータ転送も可能となる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の演算処理装置を含む情ta処理′j装
置の構成図、 第2図は第1図におけるクロス・バー・スイッチの内部
構成図および、 第3図は第1図におけるアドレス変換制御回路の内部構
成の一部を示す図である。 図において、90・・・演算処理装置、91・・・主記
憶装置、92・・・入出力制御装置、93・・・システ
ム制御装置、94・・・システム・バス、10・・・命
令制御回路、20・・・アドレス変換制御回路、30・
・・バス制御回路、40・・・演算制御回路、50・・
・高速演算回路、60・・・制御記憶回路、70・・・
クロス・バー・スイッチ、81・・・アドレス・アレイ
、82・・・コピー・アドレス・アレイ、83.84・
・・キャッシュ・メモリ、85・・・制御記憶。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 キャッシュ・メモリと複数のLSIチップとから構成さ
    れ、前記キャッシュ・メモリと2個以上の前記LSIチ
    ップとの間でデータ転送が行われる演算処理装置におい
    て、 任意の入出力端子間を接続状態とできるクロス・バー・
    スイッチ機能を有するチップを介して前記キャッシュ・
    メモリと2個以上の前記LSIチップとを接続してなる
    ことを特徴とした演算処理装置。
JP63069058A 1988-03-23 1988-03-23 情報処理装置 Expired - Lifetime JPH0719226B2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59109966A (ja) * 1982-12-15 1984-06-25 Nec Corp クロスバ−スイツチを有する半導体集積回路装置
JPS60258660A (ja) * 1984-06-05 1985-12-20 Fujitsu Ltd キヤシユメモリ制御方式

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