JPH0124095B2 - - Google Patents

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JPH0124095B2
JPH0124095B2 JP55501146A JP50114680A JPH0124095B2 JP H0124095 B2 JPH0124095 B2 JP H0124095B2 JP 55501146 A JP55501146 A JP 55501146A JP 50114680 A JP50114680 A JP 50114680A JP H0124095 B2 JPH0124095 B2 JP H0124095B2
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mirror
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reflective
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Bogudan Zega
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Societa Italiana Vetro SIV SpA
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Societa Italiana Vetro SIV SpA
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R1/00Optical viewing arrangements; Real-time viewing arrangements for drivers or passengers using optical image capturing systems, e.g. cameras or video systems specially adapted for use in or on vehicles
    • B60R1/02Rear-view mirror arrangements
    • B60R1/06Rear-view mirror arrangements mounted on vehicle exterior
    • B60R1/0602Rear-view mirror arrangements mounted on vehicle exterior comprising means for cleaning or deicing
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R1/00Optical viewing arrangements; Real-time viewing arrangements for drivers or passengers using optical image capturing systems, e.g. cameras or video systems specially adapted for use in or on vehicles
    • B60R1/02Rear-view mirror arrangements
    • B60R1/08Rear-view mirror arrangements involving special optical features, e.g. avoiding blind spots, e.g. convex mirrors; Side-by-side associations of rear-view and other mirrors
    • B60R1/083Anti-glare mirrors, e.g. "day-night" mirrors
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B3/00Ohmic-resistance heating
    • H05B3/84Heating arrangements specially adapted for transparent or reflecting areas, e.g. for demisting or de-icing windows, mirrors or vehicle windshields
    • H05B3/845Heating arrangements specially adapted for transparent or reflecting areas, e.g. for demisting or de-icing windows, mirrors or vehicle windshields specially adapted for reflecting surfaces, e.g. bathroom - or rearview mirrors

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  • Multimedia (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Mirrors, Picture Frames, Photograph Stands, And Related Fastening Devices (AREA)

Description

請求の範囲 1 乗物の外部バツクミラーエレメントを構成す
るのに特に適した加熱鏡であつて、一面に反射コ
ーテイングを被覆し背面に不透明層を有する透明
基板を有し、該反射コーテイングは交互に高屈折
率及び低屈折率を持つ透明非金属層の積層によつ
て構成されたものにおいて、高屈折率を持つ少く
とも一つの透明非金属層が電気伝導性材料で構成
され、残りの透明非金属層は誘電材料で作られ、
上記電気伝導性透明非金属層は電流を供給される
と鏡の加熱部材として働くことを特徴とする加熱
鏡。
2 積層中の高屈折率を持つ一つの層は電気伝導
性の透明非金属材料で作られている請求の範囲第
1項の加熱鏡。
3 積層中の高屈折率をもつ複数の層は電気伝導
性の透明非金属材料で作られている請求の範囲第
1項の加熱鏡。
4 積層中の高屈折率を持つ全ての層は電気伝導
性の透明非金属材料で作られている請求の範囲第
1項の加熱鏡。
5 電気伝導性透明非金属材料をインジウム酸化
物、すず酸化物、インジウムとすずの混合酸化
物、インジウムとアンチモニーの混合酸化物、及
びすず酸カドミウム、よりなる群から選定した請
求の範囲第1項から第4項のいずれか1項に記載
の加熱鏡。
6 電気伝導性透明非金属層はインジウムとすず
の混合酸化物で作られている請求の範囲第5項の
加熱鏡。
7 電気伝導性透明非金属層の数、並びにこれら
の層の電気抵抗及び厚みは鏡の長手方向寸法と利
用される電気供給源の特性に応じて0.02から
0.1Watt/cm2の全電気出力を放出するように選定
されている請求の範囲第1項から第5項のいずれ
か1項に記載の加熱鏡。
8 反射コーテイングを構成する積層物は奇数の
透明非金属層を有し、積層物は入射光の当る第1
の層が高屈折率の層であるように配置されている
請求の範囲第1項の加熱鏡。
9 積層物の種々の層の光学的厚みは、反射され
るべき入射光のスペクトル部の平均波長の1/4に、
又はこの平均波長の1/4の奇数倍に実質的に等し
くなつている請求の範囲第1項の加熱鏡。
10 前記平均波長は、青部において黄部より大
きな選択反射率を鏡が呈するよう、入射光の可視
スペクトルの青部に存在するよう選定されている
請求の範囲第9項の加熱鏡。
技術分野 本発明は加熱鏡に関し、乗物の外部バツクミラ
ー部材を構成するのに特に好適なものである。
従来技術 快適なかつ安全な乗物の運転の絶え間ない進歩
は乗物の全ての付属部品の継続した改良を要求す
るものであるが、その中でも外部バツクミラーは
比較的に重要なものである。
乗物の外部バツクミラー部材を作る鏡は使用中
に特に厳しい条件にさらされる。まず、これらの
鏡は特に腐食し易い。即ち、鏡は厳しい大気条件
下で長年使用される上、この大気条件に加え他の
要因、例えば冬期における滑り易い路上での塩分
の存在や、広い温度変動に由来する繰返し熱シヨ
ツク、砂等の粒子の衝撃による機械的損傷等が加
わるからである。メタライズした(一般的には銀
メツキの)ガラス基板によつて構成した公知の鏡
に普通適用される保護基準は腐食に対する防護と
しては極めて不十分とわかつた。
外部バツクミラーの“反射容量”は、極度に有
害な大気条件によつてしばしば損われる。そのよ
うな条件として、極めて湿気の強い条件での鏡が
完全に曇るような場合や、温度が0℃より低い場
合に鏡の凍結が起る場合がある。鏡の曇りを取り
又は凍結解除するための今日最もよく適用される
手段は単に手でクリーニングするにすぎず、乗物
に乗つている場合はそれは実際上有効な解決手段
とはならない。この理由のために、曇り取りや凍
結解除操作の自動化を可能とする加熱部材を備え
たバツクミラーがすでに提案されている。独国特
許出願第2028978号は、加熱部材が金属又は半導
体層で構成され、その層は反射層を備えた表面と
反射の表面を被うようになつている加熱式バツク
ミラーを開示している。独国特許出願第2710588
号は加熱部材が抵抗層で作られ、その層は鏡の背
面の銀メツキ層に直接付加されているバツクミラ
ーを提案している。上述の二つの例では、加熱及
び反射機能は、反射層に対する加熱層の位置に係
わらず2つの全く分離したエレメントにより行わ
れる。これはこのバツクミラーの製造時の困難を
増加させるにすぎない。英国特許第1387436号は、
加熱エレメントが抵抗性のニツケル―カドミウム
合金層で作られ、その層は反射層として働くよう
に構成されている単純化したバツクミラーが提案
されている。しかしながら、この型式のニツケル
―クロム合金属の反射力は通常の反射層のそれよ
り極めて小さい。上に述べた全ての例では、金属
層の存在が避け得ないことから腐食抵抗の問題を
決定的に解決することができない。
乗物の外部バツクミラーは或る条件下では運転
者に或る程度の視覚上の不便を与える原因とな
る。これは、ミラーの反射性が比較的に不十分な
薄明り時や、バツクミラーの背後から近づいてく
る乗物のヘツドライトの反射が運転者の目をくら
ます暗やみ内の走行時に特にそうである。これら
の視覚上の不快を克服するいくつかの解決策がこ
れまで提案されているが、これは特に多層的透電
体ミラーの使用を基礎におくもので、可視スペク
トルの青部分の反射性の改善(薄明り時の見通し
の改善)を主たる利益とするものであり、このス
ペクトルの黄部の反射率を著しく弱くする(目が
眩惑される危険を押える)ものである。しかしな
がら、多層の誘電性層を有したミラーにおいて必
要なときに曇り止めをし、凍結を解除することが
確実にし得る加熱容量を付加させたものは未だ提
案されていない。
発明の記載 本発明の目的は、広い範囲で変化する条件下の
使用で最大の視覚上の快適さを使用者に与えるこ
とを意図した高能率ミラーを提供することによつ
て上記した欠点を少くとも部分的には解決するこ
とにある。
この目的を達成するために、本発明は乗物の外
部バツクミラーエレメントを構成するのに特に適
した加熱鏡に関し、一面に反射コーテイグを被覆
した透明基板を有し、背面に不透明層を有し該反
射コーテイングは交互に高屈折率及び低屈折率を
持つ透明性の非金属層の積層によつて構成された
ものにおいて、高屈折率を持つ少くとも一つの層
が電気的伝導性透明非金属材料で構成され、残り
の層は透明の誘電材料で作られ、上記電気伝導性
非金属層は鏡のための加熱層を構成するべく電流
を供給されるようになつていることを特徴とす
る。
このように定義された加熱ミラーの本質的特徴
は交互の高及び低の屈折率を持つ透明誘電層の積
層によつて構成した多層反射コーテイングを有し
た公知のミラーの使用において、高屈折率を持つ
少くとも一つの透明誘電層が電気伝導性の透明層
に置き換えられて、ミラーの加熱層としての役割
(乗物の外部バツクミラーとしての使用時曇り止
めしたりミラーの氷取りしたりする役割)を果す
ようになつている。
積層中の少くとも一つの誘電層の、電気的伝導
性層への上述のような交換は高屈折率の単一誘電
層に、又は高屈折率の幾つかの誘電層に、更には
この層の全てであつても、適用することができ
る。かように置換構成した電気伝導層は反射積層
物の他の誘電層と両立できる光学特性を持つよう
に選定しなければならず、加熱層としての上述電
気的機能に加え、積層物全体として高い屈折率の
他層と協働してその正常な光学機能を達成するこ
とを図る。この電気伝導層は特に非金属材料にて
構成し、光の吸収をできるかぎり小とする必要が
ある。この要求を満たす非金属材料として、例え
ば酸化インジウム、酸化すず、インジウムとすず
の混合酸化物、すずとアンチモニーの混合酸化
物、すず酸カドミウム等の電気伝導性非金属透明
材料の使用が可能である。
反射積層物の他の誘電層は従来技術で知られた
如何なる透明誘電材料によつても構成できる。低
屈折率を持つ誘電層はSiO2、硼硅酸塩ガラス、
氷晶石、MgF2等の透明誘電材料から作ることが
できる。一方高屈折率の他の層はTiO2,ZnS等
の透明誘電材料から作ることができる。
本発明のミラーを構成する多層反射及び加熱被
覆はこの被覆の支持体として使用する透明基板の
前面、換言すれば入射照明光の反対側に位置する
表面、又はこの透明基板の後面、換言すれば前面
の反対側の面にも等しく応用できる。
ミラーの後面は(この多層反射被覆によつてコ
ートしていると否とに係わらず)どちらの場合で
も多層反射コーテイングによつて反射されなかつ
た入射光の部分を吸収するための付加的な不透明
層を備えるのが有利である。この種のタイプの吸
収層は、上述の様にミラーの後面に直接付ける代
りに、ミラーを支承するのに一般的に意図したア
ーマチユアーの内部表面に、変形例として付ける
ことができる。
本発明の多層反射及び加熱被覆は加うるに奇数
の層より成る積層によつて構成するのが有利とな
る。この積層は透明基板上に、入射光の入る第1
の層(及びこれらの層の最後も)が高屈折率を持
つ層であるように、配置される。
積層の層の各々の光学的厚みは、反射するのが
欲される入射光のスペクトル部の平均波長の1/4
に、又はこの平均波長の1/4の奇数倍に実質上等
しくなるように選定するのが有利である。この平
均波長はそれ故好ましい態様としては、本発明の
加熱ミラーが乗物の外部バツクミラーの構成を意
図したものであれば、入射光の可視スペクトルの
青部に選定され、その結果黄部より青部において
より大きな選択反射率を持つた加熱ミラーとな
り、これは背後から接近する乗物のヘツドライト
によつて眩惑されるのを避けるには特に有利な配
置となる。
反射コーテイングとして奇数の“1/4波長”層
よりなる積層を使用することは積層物に特に高い
選択反射率を持たせる公知の有利な配置を構成
し、最大反射率が積層の種々の層の光学的厚みの
決定のため選定された平均波長に集中し、積層の
各種の界面での少くとも第1の継続部分反射が積
層からの放出で相互に位相が合うような配置にな
る。可視のスペクトルの中間波長に対しずれた平
均波長を選定することは選択的な反射率が積層物
に得られ、これは可視スペクトルの如何なる部分
でも“カツト”することを可能とし、可視スペク
トルの青部に位置する平均波長の選定は例えば上
に述べたようにスペクトルの黄部を“カツト”す
ることを可能とする。
透明層の“光学的厚さ”はこの層の幾何学的厚
さと屈折率との積に等しいものとして定義され
る。本発明のミラーの加熱層を構成する電気伝導
性透明材料は強い分散特性(分散は使用される波
長で変化する屈折率を持つ或る材料によつて示さ
れる性質である)を一般的に有する材料であり、
この付加的な分散要因も選定された波長の関数と
して加熱層のために必要な幾何学的厚みの正確な
決定を行う際に考慮しなければならない。
反射積層物中に加熱層として働く一つ又は複数
の電気伝導層を存在させることは加熱層を適当な
電気供給源に電気的に接続する手段の用意を明ら
かに必要とする。かかる接続手段は従来技術で知
られた如何なる手段によつても構成できる。例え
ば、積層物が単一の外部加熱層を含む場合には、
電気接触ストリツプ(例えば銀ストリツプ)を加
熱層の外面の対向縁の2つに直接付けることが考
えられる。積層物が幾つかの加熱層を有するとき
には、加熱層の2つの対向部分を誘電層上に突出
させ、電気接触ストリツプをこれらの対向突出部
上に付けることが考えられる。
上述の如く電気接触ストリツプを受けとるよう
に構成された加熱層(単数又は複数)の対向部又
は縁部は使用されるミラーの形態に応じて広く形
を変えることができる。矩形のミラーの場合に
は、対向部又は縁は平行であり、卯形のミラーの
場合は対向部又は縁は各々2つのミラーの半周の
うち一つのほとんど上に位置する(一方残りは電
気的には相互に完全に切離される。)。
本発明の加熱ミラーは乗物のバツクミラーを構
成する場合は特に0.02から0.1Watt/cm2の範囲の
電気出力を放出できる熱容量を持つようになつて
いる。バツクミラーの長手方向寸法及び有効な供
給源の電気特性は一般に固定であるから、必要と
される加熱容量はミラーを備える加熱層の正確な
数又はこれらの層を形成する材料(適当な抵抗の
選定)、又はこれらの層の厚み(選択した平均波
長の1/4の適当な奇数倍の選定)の適当な選択に
よつて充足される。
本発明のミラーの反射及び加熱積層を構成する
異つた層は如何なる公知の物理若しくは化学デポ
ジシヨン手段、例えば真空蒸着や凝結方法、無線
周波作動式又はフラツトマグネトロンを使用する
反応的著しくは非反応的陰極スパツタリング法、
イオンデポジシヨン法(無線周波作動式又はフラ
ツトマグネトロン使用の反応式又は非反応式プレ
ーテイング)、更にはガス相化学的反応(CVD)
によるデポジシヨン法等が採用できる。ミラーの
加熱層はこの出願人の例えばスイス国特許第
6237/76号に記載のフラツトマグネトロンを使用
した反応スパツタリングで有効にデポジツトでき
る。一方他の誘電層はフラツトマグネトロン及び
無線周波起動を使用した非反応スパツタリングに
よつて有利にデポジツトできる。全てのデポジツ
トは異つたマグネトロンを含む単一の生産ユニツ
トで単一操作で実施できる。
本発明の加熱ミラーは構成が特に単純という利
点を持ち(多層コーテイングはそれ自体2重光学
及び電気作用を果す)、これはしかしながら単純
化にも係わらず使用者に最大の視覚上の便利を与
える。この型の加熱ミラーは腐食に極めて抵抗性
が高いという付加的利益を持つ。なぜなら、反射
及び加熱コーテイングを構成する種々の層が非金
属材料で作られているからである。
本発明の加熱ミラーは乗物、例えば観光乗物や
重量品物乗物の外部バツクミラーとして例に適し
ている。
【図面の簡単な説明】
添附図面は本発明の加熱ミラーの幾つかを概略
的にかつ実施例によつて示す。
第1図は第1の実施例の断面; 第2図は第2の実施例の部分断面; 第3図は第3の実施例を示す、第1図と同じ様
な断面; 第4図は本発明のミラーの光学特性を示すダイ
ヤグラム。
本発明の実施のための最良の方法 第1図は本発明の加熱ミラーの第1の実施例を
示すもので、その前面上に単一の加熱層より成る
三重層反射コーテイングを有する。第1図中のミ
ラーM1は基板1を有し、これは平面であると共
に平行であり、ガラスより作られ、その背面1b
に黒ニスで構成した不透明層2が、またその前面
に三重層コーテイング10がコートされている。
この三重層コーテイング10は前面1aに直接配
置した高屈折率の透明の誘電体材料(例えば
TiO2)から作られた第1の層11と、第1の層
11上に配置され低屈折率の透明誘電体材料(例
えばSiO2)で作つた第2の層12と、第2の層
12上に配置され高屈折率の電気導電性の透明材
料(例えばインジウム及びすずの混合酸化物)で
作つた第3の層13より成る。
種々の層11,12及び13の光学的厚みは可
視スペクトルの青部における選定波長の1/4に等
しくなるように選定されている(それ故、低屈折
率の第2の層12は高屈折率の第1及び第3の層
11及び13より実質上大きな厚みをもつ。)。電
気的電導性をもつ外部層13はまたその2つの対
向縁部で(好ましくはミラーの長手方向に延びる
縁部で)銀の接触帯材14によつてコートされ、
これは適切な電気供給源に接続される。
上に記載した加熱ミラーの作動は容易に理解さ
れよう。外部加熱層13は、ミラーM1の曇りを
止め又は凍結解除するため、利用可能な電気供給
源に如何なるときでも接続することができる。ミ
ラーM1が正しく曇りを取られ、又は解凍される
と、その全面を占める3重コーテイング10は入
射光iに対しその光学作用を行い、この光の青部
を好ましい仕方で反射し(反射ビームは図ではr
で示す。)、光の黄部の主要部分を吸収し(これは
不透明層2で吸収される。)、使用者に最大の視覚
的快感を与える。
第2図は本発明になる加熱ミラーの第2の実施
例を示すもので、その後面に、2重加熱層を有す
る3重層加熱コーテイング(そのエレメントにお
いて第1図と同一なものは同一番号を付す)を形
成している。第2図に示すミラーM2は、後面1
bにおいて3重コーテイング20を連続的に被覆
した透明基板1と不透明層2を有する。この3重
層コーテイング20は、後面1b上に直接配置し
た高屈折率を有した電気的伝導性透明材料で作つ
た第1の層21と、第1の層21上に配置した、
低屈折率の透明の誘電性材料で作つた第2の層2
2と、不透明層2に直近した、高屈折率の電気伝
導性透明材料で作つた第3の層23とより成る。
適当な電気供給源に接続されるこの2つの電気伝
導層21及び23はかくしてミラーM2のための
2重加熱層を構成し、3重層コーテイング20は
全体で正常な反射を行う。
第3図は第3の実施例を示すものでその前面に
2重加熱層より成る反射コーテイングを備えてい
る。第3図のミラーM3はその後面にコートした
透明基板1をその前面に5層コーテイング30を
有する。このコーテイングは前面上に直接配置さ
れる高屈折率の透明誘電材料で作つた第1の層3
1と、第1の層31上に配置した低屈折率の透明
誘電材料で作つた第2の層32と、第2の層32
上に配置された高屈折率の電気伝導性透明材料で
作つた第3の層33と、第3の層33上に配置さ
れ低インデツクスの透明誘電材料で作つた第4の
層34と、第4の層34上に配置され高インデツ
クスの導電透明材料より作つた第5の層35とよ
り成る。導電材料33及び35はかくしてミラー
M3の2重加熱層を構成し、5重層は全体として
正常な反射機能を果すようになつている(全反射
性は層がより多い結果前より高くなる。)。
実施例 1 第1図と同一なミラーが構成され、このミラー
は可視スペクトルの好ましくは青部において反射
するように設計された(5000Åに略等しい平均波
長λ。の選定)。このミラー(40×20cm)はその
前面に3重コーテイング10より成りその各々を
次のものより構成した。
540Åの厚みのTiO2より成る第1の層(η=
2.32) 856Åの厚みのSiO2より成る第2の層(η=
1.46) 631Åの厚みの(In2O30.9(SnO20.1より成る
第3の層(5000Åに対しη=1.98) 導電層13の外面の長手方向縁上に40cmの長さ
をもち相互に20cmで位置する2枚の銀帯材14を
設けた。
かように構成した3重層反射コーテイング10
は入射光の波長λの関数として第4図の曲線Aの
ように変化する反射率Rを有し、最大反射率は70
%(λ=5000Åのとき)の程度であり、可視スペ
クトルでの平均反射率は38%の範囲にあつた。
外部加熱層13は更に2つの接点帯材14間で
測定して20Ωの程度の抵抗を持つており、24Vの
直流源に接続したとき0.36W/cm2の動力消費が可
能であつた。
実施例 2 実施例1と類似したミラーが作られた。ただ、
この場合反射及び加熱表面を前の3つに代つて次
の5層で構成したのが相異であつた。
540Åの厚みのTiO2にて作つた第1層及び第3
層(第1層は透明基板上に直接載せられている。) 856Åの厚みのSiO2より成る第2及び第4層 631Åの厚みの(In2O30.9(SnO20.1より成る
第5層(外部加熱層) このように構成した反射加熱コーテイングは入
射光の波長λの関数である第4図のBのような変
動を持つ反射率Rをなす(反射性は前より大きく
85%の最大を持つ。)。外部加熱層の電気特性は実
施例1と同一のままであつた。
JP55501146A 1979-06-07 1980-06-03 Expired JPH0124095B2 (ja)

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JP (1) JPH0124095B2 (ja)
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