JPH01240848A - 感湿素子 - Google Patents

感湿素子

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JPH01240848A
JPH01240848A JP63068547A JP6854788A JPH01240848A JP H01240848 A JPH01240848 A JP H01240848A JP 63068547 A JP63068547 A JP 63068547A JP 6854788 A JP6854788 A JP 6854788A JP H01240848 A JPH01240848 A JP H01240848A
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JP
Japan
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humidity
porous body
moisture
sensitive
sensitive material
Prior art date
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Pending
Application number
JP63068547A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomohiro Tsuruta
智広 鶴田
Shigefumi Akagi
重文 赤木
Takehiko Yoneda
米田 毅彦
Hiromitsu Tagi
多木 宏光
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP63068547A priority Critical patent/JPH01240848A/ja
Publication of JPH01240848A publication Critical patent/JPH01240848A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Fluid Adsorption Or Reactions (AREA)
  • Non-Adjustable Resistors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、空調用や調理用等の湿度制御用のセンサー等
に使用される感湿素子に関するものである。
従来の技術 以下従来の感湿素子について図面を参照しながら説明す
る。
第5図は従来の感湿素子を示す斜視図であり、図におい
て6はアルミナ基板、7.8はアルミナ基板6の面上に
設けられた櫛状の電極、9は金属酸化物や塩化リチウム
等の電解質塩や有機高分子電解質から構成されている感
湿材でありアルミナ基板6の上に前記電極を覆って膜状
に設けられている。
以上のように構成された従来の感湿素子において感湿材
9が雰囲気中の水分を吸うと、その感湿材9を構成する
電解質中の可動イオン数が増加し、それが電気抵抗の変
化となって表れるため、電極7と電極8の間に流れる電
流値が変化する。
この変化を測定することによりこの感湿素子が配置され
た雰囲気中の湿度を測定することがてきる。
発明が解決しようとする課題 しかしながら前記従来の構成では感湿材が配置される環
境の急激な温度変化によって彫版、収縮を繰り返すと、
亀裂や剥離が生じてしまったり、また感湿材の上に結露
した水が付着して感湿材を溶かして感湿材が基板から剥
がれてしまうことがあり電極7と電極8の間が絶縁状態
となり感湿素子としての機能を失うことがあった。また
、電極を覆って感湿材が形成されているため、前記電極
からプリント基板上の回路パターン(図示せず)への接
続は前記電極の夫々の端部にリード線10.11を接続
し、そのリード線を回路パターンに半田付は等をして接
続しなければならず、その作業が煩雑なものであった。
また、このように別付けのリードを必要としていたこと
からチップ化することが困難であり、しかも小型化への
障害となっていた。
本発明は上記問題点を解決するものであり、感湿材に亀
裂が生じたり基板から剥離したすせず長期間安定した特
性を示すと共に、チップ化並びに小型化を可能とする感
湿素子を提供することを目的としている。
課題を解決するための手段 上記問題点を解決する為、本発明は板状に形成された多
孔質体の答礼に感湿材を保持させ、しかもこの多孔質体
の一方の面に少なくとも2つの電極を夫々が互いに接触
することのないように形成した。
作  用 上記構成により、感湿材を多孔質体の孔の中に三次元的
に保持させることができると共に、多孔質体の一方の面
の少なくとも2つの電極をプリント基板などの回路パタ
ーンに直接接続することができる。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図および第2図は本発明の一実施例における感湿素
子を示す斜視図および側面図である。
図において、1は多孔質体で本実施例ではMgCr20
4−TiO2系混合物を焼結した得た気孔率30%のM
gCr20a−Ti○2系多結晶体を用いた。2a、2
bは表電極でありRuO2ペーストを前記多孔質体1の
表面にスクリーン印刷しそれを800度で焼付けて形成
した。なお、このようにして形成された表電極は多孔質
のものである。
3は裏電極であり、これはAgペーストを前記多孔質体
1の表面にスクリーン印刷しそれを800度で焼付けて
形成した。なお、この裏電極として使用する材料はAg
に限らず、基板に対して半田もしくは有機系の導電性接
着剤で接着する場合はAu、Pt、Cu、Zn等の金属
が使用できる。また、基板に対してガラス系の導電性接
着剤で接着する場合は表電極の材料と同様、RuO2等
の金属酸化物が使用できる。
また多孔質体の孔内部に保持させる感湿材としては重合
度2000から10000のポリアクリル酸ソーダを用
い、これを5%の水溶液にしてその中に電極が形成され
た多孔質体1を浸し、その後150℃で1時間乾燥させ
ることによって行う。
第3図はこのようにして構成された感湿素子の特性を示
すグラフであり、横軸はこの感湿素子の配置された雰囲
気の相対湿度、縦軸は孔にポリアクリル酸ソーダを保持
している多孔質体1の電気抵抗である。
この図を見て分かるように本実施例によって得られた感
湿素子は相対湿度10%から90%の湿度範囲において
約5桁の電気抵抗の変化を示す。
第4図は本実施例の感湿素子をAgによる配線パターン
4が形成されたアルミナ基板5上に装着した状態を示す
ものであり、この図に示すように本実施例の感湿素子は
リードを別付けする必要がないため、基板に占める装着
スペースは非常に小さくて済み、またその装着作業も感
湿素子に接着剤を塗布して基板の回路パターン上に接着
するだけでよく、極めて簡単に行える。
次に、急激な温度変化による特性の変化を従来例と比較
するため、以下の比較例を用意した。
比  較  例 このものは重合度2000−10000X濃度5%のポ
リアクリル酸ソーダ水溶液を、アルミナ基板に形成した
櫛状の電極上にスピンナー塗布した後40度で5時間乾
燥を行いアルミナ基板上にポリアクリル酸ソーダの膜を
形成し7て得た。
そして本実施例の感湿素子と共にイオン交換水中に1時
間浸し、その後40度で2時間乾燥した。そして得られ
た夫々の感湿素子の雰囲気40度・相対湿度50%にお
ける電気抵抗は第1表に示す通りであった。なお、第1
表には浸水試験を行う以前に測定した両試料の雰囲気4
0度・相対湿度50%における電気抵抗もあわせて示し
ている。
この表を見ると、比較例の感湿素子はポリアクリル酸ソ
ーダが溶は出してポリアクリル酸ソーダの膜が剥がれ落
ちることによって電気抵抗が5桁も増えていることが分
かる。しかし、本発明の一実施例の感湿素子はやや電気
抵抗が増えているものの殆ど無視できる範囲であるこ七
が分かる。
次に本実施例並びに前記した比較例の感湿素子を30度
で10分間、70度で5分間繰り返し加熱する耐熱試験
を行った。耐熱試験以前に雰囲気40度・相対湿度50
%にて測定した料試料の電気抵抗と、上記耐熱試験50
0サイクル後に雰囲気40度・相対湿度50%にて測定
した料試料の電気抵抗は第2表に示す通りであった。第
2表から、比較例の感湿素子は耐熱試験によりポリアク
リル酸ソーダがアルミナ基板から剥離したりそれ自体に
亀裂が発生したことによって約3桁電気抵抗が増加して
いることが分かる。しかし本発明の一実施例の感湿素子
はやや電気抵抗が増えてはいるものの殆ど無視できる範
囲であることが分がる。
以上の様な結果により、感湿材としてポリアクリル酸ソ
ーダを多孔質体1の孔に保持した本実施例の感湿素子は
水中に浸してもその機能を失うことはな(、また加熱サ
イクルによっても亀裂や剥離が発生しないため安定した
感湿特性を維持できることか確認できた。即ち、本実施
例の感湿素子は結露により感湿材が溶けだすのを防ぎ、
温度変化による亀裂や剥離を生じることなく低湿度から
高湿度まで大きな電気抵抗の変化を示すため長期−間安
定した感度の良い感湿特性を示すことが確認できた。
第1表 なお、本実施例においては、板状の多孔質体の両面に電
極を形成したが、裏電極は形成しなくても上記した効果
が得られる。但し、裏電極を形成しない場合は、それを
形成したものに比較して感湿素子のインピーダンスがか
なり大きくなるので、多孔質体の厚さや2つの電極間の
距離を調整して所望の特性を得るように設計する必要が
ある。
発明の効果 本発明の感湿素子は、板状に形成した多孔質体の孔の中
に感湿材を三次元的に保持させると共に、その多孔質体
の一方の面に少なくとも2つの電極を夫々が互いに接触
することのないように形成したことにより、感湿材が多
孔質体の中から溶は出たり、また感湿材に亀裂や剥離が
発生ずることを防止することができ、耐水性が向上し高
湿度から低湿度まで敏感な電気抵抗の変化を示し、長時
間安定した感湿特性を得ることができるばかりでなく、
チップ化並びに小型化が可能な感湿素子を提供すること
ができ、実用的価値の高いものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における感湿素子の斜視図、
第2図は同実施例の感湿素子の側面図、第3図は同実施
例の感湿素子の、相対湿度と電気抵抗との関係を示す特
性曲線図、第4図は同実施例の感湿素子をアルミナ基板
に装着した状態の斜視図、第5図は従来の感湿素子の斜
視図である。 1・・・・・・多孔質体、2a、2b・・・・・・表電
極、3・・・・・・裏電極、4・・・・・・回路パター
ン、5・・・・・・アルミナ基板 代理人の氏名 弁理士 中尾敏男 はか1名第 1 図 鋤 第2図 イ ! 第3図 甘 灯 ;L 、F’51− (・釣 第4図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)多数の孔を有する多孔質体を板状に形成しこの多
    孔質体の孔に水分を吸収すると電気抵抗値が変化する感
    湿材を保持させると共に、その多孔質体の一方の面に少
    なくとも2つの電極を夫々が互いに接触することのない
    ように形成したことを特徴とする感湿素子。
  2. (2)多数の孔を有する多孔質体を板状に形成しこの多
    孔質体の孔に水分を吸収すると電気抵抗値が変化する感
    湿材を保持させると共に、その多孔質体の一方の面に少
    なくとも2つの電極を夫々が互いに接触することのない
    ように形成し、他方の面には前記電極の少なくとも2つ
    の電極に対して共に対向した電極を形成したことを特徴
    とする感湿素子。
JP63068547A 1988-03-22 1988-03-22 感湿素子 Pending JPH01240848A (ja)

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JP63068547A JPH01240848A (ja) 1988-03-22 1988-03-22 感湿素子

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JP63068547A Pending JPH01240848A (ja) 1988-03-22 1988-03-22 感湿素子

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021139206A1 (zh) * 2020-01-07 2021-07-15 南通大学 一种三电极结构的湿度传感器芯片

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5947703A (ja) * 1982-09-10 1984-03-17 株式会社富士通ゼネラル 感湿素子

Patent Citations (1)

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