JPH01240385A - 二輪車のスタンド起立装置 - Google Patents

二輪車のスタンド起立装置

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Publication number
JPH01240385A
JPH01240385A JP6583488A JP6583488A JPH01240385A JP H01240385 A JPH01240385 A JP H01240385A JP 6583488 A JP6583488 A JP 6583488A JP 6583488 A JP6583488 A JP 6583488A JP H01240385 A JPH01240385 A JP H01240385A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
main stand
switch
stand
vehicle body
Prior art date
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Pending
Application number
JP6583488A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruyasu Fujita
晴康 藤田
Tsuneaki Sakamoto
阪本 常明
Giichiro Akimori
秋森 儀一郎
Atsuro Ota
淳朗 大田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 り栗上圓皿■方1 本発明は、二輪車における伸縮機能を備えたスタンド装
置に関するものである。
tti薫 伸縮機能を備えたスタンド装置としては特公昭62−6
0313号公報記載の例がある。
同側は第1図に図示するように、略鉛直方向に指向して
油圧シリンダ01が車体フレームに支持されており、そ
のシリンダロッド02は下方に突出可能でその下端に左
右水平方向に指向した口字状の軸受部03が固着されて
いる。
軸受部03には軸04が架設され、同軸04にカム部0
6を有する回転体05が軸支され、同回転体05に互い
に拡開する脚07が固設されている。
なお脚07の下端部近傍とフレームの所定箇所との間に
コイルスプリング08が架設されている。
回転体05のカム部06の上方所定位置にはストッパー
09が固定されている。
かかるスタンド装置は後輪寄りに配置されている。
本例は以上のように構成されていて図示されない操作ス
イッチにより油圧シリンダ01が駆動されるものであり
、まずシリンダロッド02が上方に引込まれているとき
は鎖線で示すようにカム部06は  ′ストッパー09
と係合して脚07はコイルスプリング08に抗して水平
後方に指向してスタンド収納状態にある。
そして油圧シリンダ01が駆動されシリンダロッド02
が下降するとカム部06はストッパー09との係合を脱
し、脚07はその自重とコイルスプリング08に引張力
によって下方へ回動し第1図に実線で示す状態となる。
なおもシリンダロッド02が下降すると脚07の先端が
接地し、以後車体を徐々に上昇させて後輪を浮かせ車体
を保持することができる。
逆に車体保持状態からシリンダロッド02を上昇させる
と、車体が下がり後輪が接地した後、脚07の先端が地
面から離れ、さらにシリンダロッド02が上昇すると、
カム部06がストッパー09に当接するので脚07は軸
04を中心に水平後方に揺動され元のスタンド収納状態
に戻すことができる。
以上のように動作するので運転者は着座したままボタン
操作でスタンドの格納並びに伸長ができ、運転者の負担
が小さい。
°しようと る“ しかるに脚07の上方に油圧シリンダ01が配設される
ことは後輪前方の車体レイアウトを制限し、第1図では
図示されないがこの伯モータ、電磁弁。
オイルタンク等の機器が配設されなければならないので
、コスト高となるとともに全体で占めるスペースは大き
く、他の機器の配置を極めて制限することになる。
スタンドの起立、倒伏の全工程が全て油圧シリンダ01
の駆動によって行われるのでシリンダロッド02のスト
ロークも長くエネルギーの消費も大きい。
・ を ′ るた の  および 本発明はかかる点に鑑みなされたもので、その目的とす
る処は、人力によりメインスタンドを揺動し、モータ等
による駆動機構により脚部の伸縮を行わせることで効率
の良いスタンドの起立、倒伏を可能とし車体レイアウト
の自由度が大きいスタンド起立装置を供する点にある。
すなわち本発明は車体下部に一端を枢支され脚部の長さ
を伸縮自在としたメインスタンドと、同メインスタンド
脚部を伸縮させる駆動機構と、メインスタンドの揺動状
態を検知して前記駆動機構を制御する制御手段とを備え
た二輪車のスタンド起立装置である。
車体下部に枢支されたメインスタンドの揺動は人力で行
い、制御手段は起立した状態を検知して駆動機構を制御
し脚部を伸ばして車体を支持し、倒伏した状態を検知し
て脚部を引込めるようにすることができる。
駆動機構はメインスタンドが起立しIC状態で脚部を伸
ばすので起立状態ですでに脚部先端は地面に近く、よっ
て伸長するストロークは短かくてすみエネルギーの消費
が少ない。
車体保持状態で通常のメインスタンドと同じ大きさであ
るが、倒伏状態では脚部が縮小されるので占有スペース
が小さくてすみ車体レイアウトの自由度を増すことがで
きる。
夫−U 以下第2図ないし第9図に図示した本発明に係る実施例
(ついて説明する。
第2図は本発明によるスタンド起立装置の配置位置を例
示した自動二輪車の概略側面図で、1は前輪、2は後輪
、3はメインフレーム、4はダウンチューブである。
メインスタンド5はダウンデユープ4の前方下部にブラ
ケット6を介して枢支されている。
7はスタンドスプリングで、メインスタンド5は走行中
はこのスタンドスプリング7によって後方へ向った跳上
げ位置に倒伏され保持される。
メインフレーム3には操作レバー8が枢着されて、同操
作レバー8より駆動力を伝達するメインスタンドケーブ
ル9.サイドブレーキケーブル10が2本延出しており
、一方のメインスタンドケーブル9はメインスタンド5
の枢軸に、他方のサイドブレーキケーブル10は後輪2
のサイドブレーキに配設されている。
メインスタンド5は車体重心より前方に位置し、車体を
保持するときは第2図に図示するように前輪1を地面か
ら浮かして後輪2とメインスタンド5によって車体を保
持する。
バンク角が小さく車重の大きい車種で特に大型ツーリン
グ車のように重重分布が後方に偏っている場合は、メイ
ンスタンドを前方に取付ける方が負担が小さく有利であ
る。
また車種によっては鎖線で示すように重心より後方にメ
インスタンドを取付けることも可能であるが、このとき
はリアスプリングのリバウンドがあるため、このリバウ
ンドのストロークを考慮してリアフォーク11にメイン
スタンドを取付はリフト量を少なくすることが望しい。
第3図は操作レバー8およびダウンチューブ4に取付け
られたメインスタンド装置を示す一部欠截斜視図であり
、第4図はメインスタンド装置の一部欠截側面図である
左右1対のダウンチューブ4にブラケット6が下方に突
設されていて、同ブラケット6間に軸2゜が車体中方向
に固着され、該軸20に円筒状の起倒軸21が回動自在
に嵌装されている。
そして起倒軸21にはメインスタンド5の左右1対の脚
部23の基端部を掴持する掴持部材22が溶着されてい
る。
第4図に図示するように掴持部材22は起倒軸21の外
周を半周程巻装して一方が遠心方向に折曲されて肩部2
2aを形成してのち、さらに折曲して前側壁22bをな
し、他方は起倒軸21の接線方向に延設して後側壁22
cをなし、以上の前後両側壁22b。
22cに挟まれて、脚部23の基端部が掴持されている
右側の脚部23の中央部より外側に突設されたフック2
4と右側ダウンチューブ4の所定位置に突設されたフッ
クとの間に前記スタンドスプリング7が架設され、左側
の脚部23の中央部からは外側に斜め下方に向けて足踏
アーム25が突設されている。
左側のブラケット6の内側において起倒軸21にプーリ
26が嵌着されており、周プーリ26の周溝に前記メイ
ンスタンドケーブル9のケーブルインナー9aが図にお
いて下方より反時計回りに巻き付けられ、その端部をプ
ーリ26に固着された把持金具27によって把持されて
いる。
メインスタンドケーブル9のケーブルアウター9bの端
部は把持金具28によってブラケット6の内面に固定さ
れている。
脚部23は円筒状をなし、脚部23の内部には内筒30
が摺動自在に嵌入されており、同内筒3oの内部に2箇
所ナツト31が固着されている。′そして同ナツト31
を上方より貫通螺合するねじ棒32が掴持部材22の内
部において枢軸33によって回動自在に支承されており
、同ねじ棒32の上端部にはウオームホイール34が嵌
着されている。
一方掴持部材22の内部において起倒軸21近傍の後側
壁22c内面にはモータ35が固着されて、同モータ3
5の駆動軸36が起倒軸21と平行に延出してその端部
に嵌着されたつA−ム37が前記ウオームホイール34
に噛み合っている。
したがってモータ35の駆動によりウオームギア37、
34を介してねじ棒32が回動され、ねじ棒32の回転
はナラ1−31を介して内筒30を脚部23に沿って摺
動し、その際モータ35の正転駆動で内筒30は脚部2
3より伸長し、モータ35の逆転駆動で内筒30は脚部
23内に引込まれ脚の長さを縮めることができる。
なお左右の脚部23の内部は対称に同様の構造をしてい
て1つのモータ35の駆動により両脚部23内の内筒3
0が同時に伸長、縮小することができる。
内筒30の先端部には前後を折り曲げた足部材38が固
着されている。
第4図において起倒軸21に固着された掴持部材22の
肩部22aに当接する位置にダウンチューブ4に支持さ
れてモータオンスイッチS、40およびストッパーも兼
ねるモータオフスイッチ5241が配置されるとともに
、脚部23が跳上げ倒伏したときに内筒30が伸長状態
にあって足部材38の後端折曲部38aが当接する位置
にダウンチューブ4に支持されてモータ逆転スイッチ5
342が配置されている。
次にメインフレーム3に取付【プられる操作レバー8に
ついて第3図および第5図に基づき説明する。
操作レバー8はその端部側面より操作レバー8と直角に
アーム50が溶着されており、同アーム5゜の基端部近
傍を左右水平方向に指向した枢軸51によってメインフ
レーム3に枢支されている。
該アーム50の先端部には左右両面に対称に保持金具5
2.53がその基端部を固着されて中央のアーム50と
ともに三叉に分岐する形をなしていて、保持金具52.
53とアーム50との2つの空隙にガイド部材54.5
5が挟持されている。
そしてこのガイド部材54.55を第3図において後方
より前方に向けてメインスタンドケーブル9およびサイ
ドブレーキケーブル10のケーブルインナー9a、 1
0aがそれぞれ摺動自在に貫通して各ケーブルインナー
9a、 10aの先端にストッパー56゜57が固着さ
れている。
一方のメインスタンドケーブル9側のガイド部材54よ
り前方に突出したケーブルインナー9aにはコイルスプ
リング58が嵌装され先端のストッパー56とガイド部
材54との間に介在する。
ただし他方のサイドブレーキケーブル10側にはかかる
コイルスプリングは介在せず、ケーブルインナー10a
のガイド部材55より前方に突出する量は小さくロスト
モーション機構を構成している。
操作レバー8は円筒状をなし先端蓋部60の小孔および
内部の円板61の小孔を貫通して棒体52が摺動自在に
支持されていて、蓋部60と円板61との間で棒体62
にストッパー63が嵌着され、同ストッパー63と円板
61との間にコイルスプリング64がケーブルインナー
9aに貫通されて介在し、棒体62を常   −に先端
方向に付勢している。
コイルスプリング64によりストッパー63が蓋部60
の内面に当接されているときは蓋部60の小孔より棒体
62の先端部が突出して押しボタン62aを形成してい
る。
操作レバー8の基端部は縦に溝が形成されていて周溝に
嵌合し支軸65に枢支されてコ字状の揺動部材66が揺
動自在に支持されており、同揺動部材66の一方の側体
端部と前記棒体62の端部がビン67によって回動自在
に係合されていて、他方の側体端部は爪66aが形成さ
れている。
揺動部材66の下方には半円板68が円弧を上方にして
立設されており、円板68の円弧の一部に鋸歯状歯68
aが形成されて、前記揺動部材66の爪66aが係合す
るラチェット機構が構成されている。
操作レバーは以上のように構成されているのでメインス
タンド5が倒伏状態にあるときから、操作レバー8を枢
軸51を中心に第3図において時計回りに揺動していく
と、はじめのうちはガイド部材54および若干圧縮され
るコイルスプリング58を介してケーブルインナー9a
が引張られるのでケーブルインナー9aの他方のプーリ
26に巻きつけられた端部は巻き戻されるようにしてプ
ーリ26を時計回りに回動し、メインスタンド5を起立
させていく。
この間サイドブレーキケーブル10はそのケーブルイン
ナー10aの先端ストッパー57とガイド部材55との
間に余裕があり、ケーブルインナー10aはそのままに
ガイド部材55が摺動するだけでサイドブレーキに作用
を及ぼさない。
そしてメインスタンド5の掴持部材22の肩部22aが
ストッパーを兼用するモータオフスイッチ41に当接さ
れて掴持部材22が起立位置に達すると、ケーブルイン
ナー9aにかかる負荷が急激に増すので以後ケーブルイ
ンナー9aは所定位置に維持されるが操作レバー8はコ
イルスプリング58を圧縮してなおも揺動可能であり、
このあたりでガイド部材55が他方のケーブルインナー
10aの先端のストツバ−57に当接し、以後ケーブル
インナー10aが引かれることになりサイドブレーキに
作用をおよぼすと同時に棒体62に連結される揺動部材
66の爪66aが半円板68の歯68aに噛み合うよう
になり、操作レバー8の戻りを防止してサイドブレーキ
が有効に作用するようになっている。
第5図はサイドブレーキがかかつている状態を示してい
る。
サイドブレーキのかかりを外す場合は操作レバー8の先
端の押しボタン62aを押し揺動部材66を揺動させて
爪66aの歯68aとの係合を外して反時計回りに揺動
すればよい。
次にモータ35の駆動制御系について第4図および第6
図ないし第9図に基づき説明する。
第6図ないし第8図はメインスタンドの揺動状態を検知
するためのモータオンスイッチ3,40゜モータオフス
イッチ5241の動作を説明するための状態別の説明図
である。
モータオンスイッチ5140は単純に下方に突出した作
動ビン43が押されるとオンする自己復帰型のa接点ス
イッチであるが、モータオフスイッチ5241は自己復
帰型のb接点スイッチであり箱体44の下壁を貫通して
作動ピン45が支持されており、箱体44内の作動ピン
45の周面に可動接点45aが貼設され、箱体44の下
隅から立設された接触片46が作動ピン45を挟んでい
て、作動ピン45の上下動により接点45aと接触片4
6とが接触したり離れたりすることができる。
箱体44の下面には上壁を有する円筒状の弾性部材47
が上面を接着されて固定されており、作動ピン45はこ
の弾性部材47の上壁をも貫通して若干大径の下端部4
5bが弾性部材47の円筒内部に嵌合されて弾性部材4
7の下端縁47aより中に没している。
いま脚部23が倒伏状態にあるときは、モータオンスイ
ッチ3,40.モータオフスイッチ5241は第6図に
図示するような状・態にあり、モータオンスイッチ51
40はオフ状態にあるがモータオフスイッチ5241は
接点45aと接触片46が接触してオン状態にある。
操作レバー8の操作で脚部23が起立すると、第7図に
図示するように掴持部材22の肩部22aが弾性部材4
7の下端縁47aに当接してストッパーとして働くとと
もに、作動ピン43は押されてモータオンスイッチ51
40はオンするが、なおこの状態では作動ピン45は押
されずに従前の位置を保ちモータオフスイッチ5241
はオン状態にある。
後記するようにモータオフスイッチ5140がオンされ
ることによりモータ35が駆動して脚部23の内筒30
が伸長し、その先端の足部材38が地面に付くと以後内
筒30の伸長は車体を持ち上げようとするので掴持部材
22はさらに揺動し、肩部22aが弾性部材47を下方
より強く押圧し弾性部材47を変形して作動ピン45を
上方に移動させる。
したがって車体を持ち上げたときには、第8図に図示す
るように作動ピン45は上昇して接点45aは接触片4
6から離れ、モータオフスイッチ5241はオフとなり
後記するようにモータオフスイッチ5141のオフでモ
ータ35が停止される。
すなわちモータオンスイッチ5140.モータオフスイ
ッチ5241は、メインスタンド5を起立し車体を保持
する場合は初めにモータオンスイッチ3.40がオンし
て脚部23の内筒30を伸長させ、後にモータオフスイ
ッチ$241がオフして内筒30の伸長を停止するもの
である。
次にモータ逆転スイッチ5342の動作について第4図
に基づき説明する。
モータ逆転スイッチ$342は自己復帰型のa接点およ
びb接点スイッチであり、その下方に突出した作動ピン
48はその下端に前後に横長の当接片49が固着されて
いて、脚部23の内筒30が伸長状態で倒伏されたとき
は、1点鎖線で図示するように足部材38の後端部38
aが当接片49に接して作動ピン48を押しモータ逆転
スイッチ5342をオンとする。
そしてモータ逆転スイッチ5342のオンで後記するよ
うにモータ35が逆転駆動されて内筒30が所定ストロ
ーク引込まれると、足部材38の後端部38aが当接片
49から離れ、モータ逆転スイッチ5342はオフ状態
となり、モータ35の駆動は停止されるようになってい
る。
以上のモータオンスイッチ3,40.モータオフスイッ
チ3241.モータ逆転スイッチ5342に基づきモー
タ35の駆動制御系が構成されていて、同制御系の回路
図を第9図に図示する。
電源10よりモータオンスイッチ3,40.モータオフ
スイッチ3241.モータ逆転スイッチ5342が直列
に接続され、モータオンスイッチS1はa接点スイッチ
、モータオフスイッチS2はb接点スイッチであり、モ
ータ逆転スイッチS3は前記スイッチS+ 、82と直
列接続される接点はb接点であるが、モータ逆転スイッ
チS3にはさらに連動して作動する可動接点を複数有し
、その一つが上記3つの接点と並列にa接点として介在
する。
またモータ35より延出される接続線端部には第9図に
図示するように印加する電圧の極性を変えるa接点、b
接点を有し、同接点はモータ逆転スイッチ5342に連
動して作動しオン・オフするものであり、同回路が前記
直列接続の接点とさらに直列に接続されている。
同第9図はメインスタンド5が跳上げ倒伏されていると
きの状態を示しており、モータ35には電圧が印加され
ておらずメインスタンド5は倒伏状態を維持している。
この状態から操作レバー8を引くとメインスタンドケー
ブル9を介してメインスタンド5の脚部23が起立され
、掴持部材22の肩部22aが弾性部材47の下端縁に
当接して揺動を停止すると、モータオンスイッチS1が
オンし、モータ35には正極性で電圧が印加され、モー
タ35が正転駆動する。
したがって起立した脚部23から内筒30が伸長し、そ
の先端足部材38が地面に接地する。
ざらに内筒30が伸びようとし、よって車体を持ち上げ
ていくと、掴持部材22の肩部22aが弾性部材47を
強く押圧し、したがって弾性部材47が変形し肩部22
aは作動ピン45の下端部45bに接しさらに作動ピン
45を上方に押し上げる。
車体が完全に持上げられたところでモータオフスイッチ
S2はオフとなり、よってモータ35への電圧の印加は
停止され、内筒30の伸長も停止してメインスタンド5
が車体を保持した状態となる。
このときはずでに操作レバー8はサイドブレーキケーブ
ル10を介してサイドブレーキをかけており、後輪2は
回動が禁止され車体は安定して保持される。
車体保持状態から走行を開始するときは押しボタン62
aを押しながら操作レバー8を揺動し、サイドブレーキ
を外し、車体を前方に押し出す。
するとメインスタンド5は起立保持状態を脱して後方に
跳ね上がり足部材38の後端部38aがモータ逆転スイ
ッチ5342の当接片49に当接して同スイッチS3を
作動する。
すなわち第9図においてそれぞれa接点、b接点を有す
る3つのスイッチ$3が同時に下方に移動してb接点を
オフしa接点をオンする。
したがってモータ35には逆極性の電圧が印加され逆回
転をし、脚部23より伸びていた内筒30が今度は逆に
引込まれていく。
内筒30が引込まれ足部材38の後端部38aが当接片
49から離れると、モータ逆転スイッチ$3は元の状態
に復帰するのでモータ35への電圧の印加は停止され、
内筒30は引込まれたままでメインスタンド5は倒伏状
態を維持することになる。
以上のように本実施例ではメインスタンドが跳上げ倒伏
状態にあるときは脚部23に内筒30が引込まれて短か
くなるとともに、小型のモータにより駆動しているので
占有スペースが小さく、車体のレイアウトの自由度が大
きい。
脚部23の起立は操作人の操作レバー8の操作により行
い、内筒30の伸長による車体の持上げ等の負荷の大き
い作業はモータ35により行うというように作業を分担
しているので操作人の負担は軽くエネルギー消費が少な
く、かつ短時間に車体の保持ができ効率が良い。
操作レバー8の操作により車体が保持されたときは同じ
操作レバー8によりサイドブレーキがかかるようになっ
ているので車体を安定して保持するとともに操作が極め
て簡単である。
また車体保持状態から脚部23を跳上げると、自動的に
脚部23に内筒30が引込まれ脚の長さを短かくするこ
とができ操作人の手間がかからない。
サイドブレーキを外せばスタンデインゲスタートも可能
である。
なお本実施例では操作レバーにより脚部を起立させてい
たが足踏アーム25に足を掛は起立させるようにしても
よいのは当然である。
l肚立ガ1 本発明は、制御手段によってメインスタンドの脚部の起
立により脚部を伸長し、脚部の倒伏により脚部を縮小す
ることができ、倒伏時脚部が縮小されることから、車体
レイアウトの自由度を大きくすることができる。
人力と駆動機構が作業を分担しているので操作人は力を
要せずエネルギーの消費も少なく、かつ車体の保持作業
が短時間でなされる。
脚部の伸縮は制御手段により自動的になされ操作人のし
なければならない操作は極めて簡単であり負担がかから
ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の伸縮機能を備えたスタンド装置の要部側
面図、第2図は本発明によるスタンド起立装置の配置位
置を例示した自動二輪車の概略側面図、第3図は本実施
例のメインスタンド装置および操作レバーの一部欠截斜
視図、第4図はメインスタンド装置の一部欠截側面図、
第5図は操作レバーの一部欠截側面図、第6図ないし第
8図はスイッチング動作を説明するための状態別要部側
面図、第9図は本実施例のモータ駆動の制御系を示す回
路図である。 1・・・前輪、2・・・後輪、3・・・メインフレーム
、4・・・ダウンチューブ、5・・・メインスタンド、
6・・・ブラケット、7・・・スタンドスプリング、8
・・・操作レバー、9・・・メインスタンドケーブル、
9a・・・ケーブルインナー、9b・・・ケーブルアウ
ター、10・・・サイドブレーキケーブル、10a・・
・ケーブルインナー、10b・・・ケーブルアウター、
11・・・リアフォーク、20・・・軸、21・・・起
倒軸、22・・・掴持部材、23・・・脚部、24・・
・フック、25・・・足踏アーム、26・・・プーリ、
27゜28・・・把持金具、 30・・・内筒、31・・・ナツト、32・・・ねじ棒
、33・・・枢軸、34・・・ウオームホイール、35
・・・モータ、36・・・駆動軸、= 23− 37・・・ウオーム、38・・・足部材、40・・・モ
ータオンスイッチ3..41・・・モータオフスイッチ
S2.42・・・モータ逆転スイッチSs、43・・・
作動ビン、44・・・箱体、45・・・作動ビン、45
a・・・接点、45b・・・下端部、46・・・接触片
、47・・・弾性部材、47a・・・下端縁、48・・
・作動ビン、49・・・当接片、50・・・アーム、5
1・・・枢軸、52.53・・・保持金具、54゜55
・・・ガイド部材、56.57・・・ストッパー、58
・・・コイルスプリング、 60・・・蓋部、61・・・円板、62・・・棒体、6
3・・・ストッパー、64・・・コイルスプリング、6
5・・・支軸、66・・・揺動部材、67・・・ビン、
68・・・半円板、68a・・・歯、70・・・電源。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 車体下部に一端を枢支され脚部の長さを伸縮自在とした
    メインスタンドと、同メインスタンド脚部を伸縮させる
    駆動機構と、メインスタンドの揺動状態を検知して前記
    駆動機構を制御する制御手段とを備えたことを特徴とす
    る二輪車のスタンド起立装置。
JP6583488A 1988-03-22 1988-03-22 二輪車のスタンド起立装置 Pending JPH01240385A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04119288U (ja) * 1991-04-12 1992-10-26 チユン‐アン、クアン 単車駐車用昇降脚台
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