JPH01240344A - 安全ベルトの自動巻込み装置 - Google Patents

安全ベルトの自動巻込み装置

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JPH01240344A
JPH01240344A JP63060638A JP6063888A JPH01240344A JP H01240344 A JPH01240344 A JP H01240344A JP 63060638 A JP63060638 A JP 63060638A JP 6063888 A JP6063888 A JP 6063888A JP H01240344 A JPH01240344 A JP H01240344A
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JP
Japan
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spring
belt
cam
housing
safety belt
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JP63060638A
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English (en)
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Gruener Peter
ペーテル グリューナー
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Hugo Kern & Liebers & Co Platinen & Federnfab GmbH
Original Assignee
Hugo Kern & Liebers & Co Platinen & Federnfab GmbH
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R22/00Safety belts or body harnesses in vehicles
    • B60R22/34Belt retractors, e.g. reels
    • B60R22/44Belt retractors, e.g. reels with means for reducing belt tension during use under normal conditions
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R22/00Safety belts or body harnesses in vehicles
    • B60R22/34Belt retractors, e.g. reels
    • B60R22/44Belt retractors, e.g. reels with means for reducing belt tension during use under normal conditions
    • B60R2022/4446Belt retractors, e.g. reels with means for reducing belt tension during use under normal conditions using one spring and one additional retraction device in series
    • B60R2022/4453Belt retractors, e.g. reels with means for reducing belt tension during use under normal conditions using one spring and one additional retraction device in series the additional retraction device being a second spring

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Tires In General (AREA)
  • Automotive Seat Belt Assembly (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、ベルト軸と、ハウジングと、内側端が該ベル
ト軸に、外側端が該ベルト軸に対して同期的に回動自在
な連結エレメントに、それぞれ固着されている、駆動コ
イルばねとして形成された簡易ばねと、該簡易ばねより
もばね力が強く、−端が該連結エレメントに、他端が該
ハウジングにそれぞれ固着されている、駆動コイルばね
として形成された巻込みばねと、ベルトの着用時に該連
結エレメントを回転しないように停止させると共にベル
トの巻込み時に該連結エレメントを解放する止め装置と
を有する、安全ベルトの自動巻込み装置に関する。
[従来の技術] 地上、空中又は水中の乗りものにおいて安全ベルトを自
動的に巻込むには、ベルトの引出し時に緊張される巻込
みばねが用いられる。ベルトを確実に完全に差込むには
、巻込みばねのばね力は、比較時的強くしなければなら
ない。ベルトを着用した状態でこの差込みばねの強い引
込み力が着用者にとって負担とならないように、ベルト
を着用した際に巻込みばねの引込み力を軽減する、いわ
ゆる簡易ばねを用いることは、従来から知られている。
ドイツ公開特許公報第284821119号による、冒
頭に述べた形式の自動巻込み装置によれば、これを目的
として、ばね力の比較的強い巻込みばねと直列に、ばね
力の比較的弱い簡易ばねか接続されている。ばね力の比
較的弱い簡易ばねの内側端は、ベルト軸に、その外側端
は、回転自在な連結エレメントに、それぞれ固着してあ
り、この連結エレメントは、ばね力の比較的強い巻込み
ばねのばね芯も形成している。ばね力の強い巻込みばね
の外側端は、自動巻込み装置のハウジングに固着されて
いる。止め装置は、連結エレメントをハウジングに対し
て制御可能に固定させるか、又は、この連結エレメント
を自由にしている。安全ベルトを着用のために引出すと
、両方のばねは緊張される。
ベルトを着用すると、止め装置は、連結装置を直すに固
定させるので、ばね力の強い巻込みばねは、ベルト軸に
作用しえないようになる。ばね力の弱い簡易ばねのみが
、着用者の身体に接触した状態にベルトを保持するよう
に、ベルトの巻込みを続けている。着用者は、身体を動
かす場合、このばね力の弱い簡易ばねの引込み力のみに
抗してベルトを引出せばよいので、ベルトによって妨害
されない。ベルトを外す場合は、止め装置のロックを解
除し、回転運動について連結エレメントを自由にする。
ばね力の強い巻込みばねは、ベルト軸に作用し、すみや
かに的確に巻込むことができる。
[発明が解決しようとする課題] 従来の自動巻込み装置の止め装置は、ストッパーと共働
して制御カムを摩擦一体重に同伴する歯車を備えており
、これらの制御カムは、錠止爪に作用する。止め装置は
対応して複雑な構造をもつため、製造及び組立てのコス
トが増大する。特に簡易ばねと止め装置と巻込みばねと
を次々にベルト軸に取付ける必要があるため、自動巻込
み装置全体として組立コストが増大する。制御カムの摩
擦一体重な同伴は摩耗をひき起こし易い。
[課題を解決するための手段] 本発明の課題は、構造が簡単で製造及び組立てのコスト
が低置となるようにした、冒頭に述べた形式の自動巻込
み装置を提供することにある。
この課題は、本発明によれば、請求項1項記載の安全ベ
ルトの自動巻込み装置によって解決される。
本発明の有利な実施態様は、請求項2項以下に記載され
ている。
本発明の自動巻込み装置によれば、簡易ばねと巻込みば
ねとを互に連結している、回動可能な連結エレメントは
、これらのばねに共通のばねハウジングによって形成さ
れる。止め装置は、このばねハウジングの外周に作用す
る簡単な傾倒しく−のみから成っている。従って、自動
巻込み装置は、それに対応して、非常に少数の簡単な部
材から形成され、これらの部材は、射出成形法によって
、廉価に製造でき、ベルト巻込み装置全体のコストにほ
とんど影響しない。機械的な構造が簡単なため、装置の
作動も的確になる。
巻込みばねと簡易ばねとに共通のばねハウジングとして
の連結エレメントの構成は、自動巻込み装置の組立てを
簡略にする。両方のばねは、共通のばねハウジングに取
付けられ、このように予取付けされた状態でベルト軸上
に組立てることができる。この場合、簡易ばねは、完全
に緊張させた状態で、また巻込みばねは予め緊張された
状態で取付けることができるため、巻込み装置は、取付
は後直ちに作動可能な状態となる。
止め装置を形成する傾倒レバーは、ばねハウジングの外
周の突出端と共働する。ベルトの引出しの間に傾倒レバ
ーは、ベルトを着用してベルトから手を放した時直ちに
ベルトの引込みが力の強い巻込みばねによって停止され
る位置に強制的にもち来たされる。ベルトは力の弱い簡
易ばねみのによって巻込まれ、この簡易ばねの引張り力
によって着用者の身体に接触した状態に保たれる。ベル
トを外す際に簡易ばねが完全に緊張されるまでベルトを
再び引出すと、ばねハウジングは再び同伴される。突起
は今や傾倒レバーを自由にするので、傾倒レバーは、ば
ねの作用下に、解放位置に弾発される。ばね力の強い巻
込みロールは今やベルトを巻込むことができる。
本発明の好ましい実施態様によれば、傾倒レバーをその
解放位置に傾倒させるために簡易ばねを完全に緊張させ
る程度まで、ベルトを外す際にべルトを引出すことは必
要ではない。そのためにカム円板が配設されており、こ
のカム円板は、傾倒レバーを解放位置に揺動させるため
に、外周部のカムを介して、突起との係合から傾倒レバ
ーを押上げることができる。回動自在に支承されたカム
円板は、ベルト軸と共に回動する同伴円板によって同伴
され、ばね力の弱い簡易ばねの作用下にベルトが成る長
さ引込まれた時に直ちに、傾倒レバーをその解放位置に
揺動させる。
次に本発明の好ましい実施例を、図面を参照して一層詳
細に説明する。
[実施例] 安全ベルトの自動巻込み装置は、2つの側部壁lOを有
し、これらの側部壁10は、基板14を介して自動車に
固着でき、側部壁10の間にはベルト軸12が回動自在
に支承されている。自動巻込み装置は、そのほかに、固
定装置を備えており、この固定装置は、ベルトが急に引
出された時に、ベルト軸12を固定させる。これらの部
材はそれ自体周知の慣用される部材であるため、ここで
は説明せず、図示もされていない。図には、単に一方の
側部壁10と、この側部壁に配された巻込み装置とが図
示されている。
ベルト軸12は、多角形の短軸でもって、一方の側部壁
10から先に突出している。この短軸には、ばね芯16
が差込んであり、それによってベルト軸12と形状一体
向に回転結合されている。らせん駆動ばねとして形成さ
れた簡易ばね18の内側端は、ばね芯16に固着されて
いる。ばねハウジング20は、ばね芯16に上に回動可
能に支承されている。ばねハウジング20は、合成樹脂
の一体成形品であり、ばね芯1Bに支承された円板状の
ハブ部材から成り、このハブ部材には、軸方向に反対方
向に開放さればね芯IBに対して同軸的な2つのばね室
が形成されている。簡易ばね18の外側端は、側部壁1
0に指向しばね芯16を囲むばねハウジング20のばね
室に固着されている。
側部壁10と反対側のばねハウジング20のばね室には
、駆動コイルばねとして形成された巻込みばね22の外
側端が固着されている。差込みばね22は、簡易ばね1
8よりもばね力が基本的に強く、巻き方向は逆になって
いる。巻込みばね22の内側端は、ばね芯24に固着し
てあり、ばね芯24は、合成樹脂製のキャップ状のハウ
ジング26と一体に成形されている。ハウジング26は
、側部壁lOに固着され、装置全体を覆っている。巻込
みばね22の、ばねハウジング20の開放側は、ばねハ
ウジング20上に載置されたふた28によって閉止され
、ふた28は、ばね芯24上において自由に回動可能と
なっている。
ばねハウジング20の外側の側部壁10に、ピボット軸
30が配設してあり、これに、傾倒レバー32が取付け
られている。傾倒レバー32は、2本アームのレバーで
あり、そのアーム34.36は、ばねハウジング20に
対して開らいた約135°の角度をもっている。傾倒レ
バー32の頂部域には、傾倒レバー32の長手方向に延
長する長孔38が形成してあり、傾倒レバー32は、ば
ねリングにより保持された状態で、長孔38により、ピ
ボット軸30上に可動に支承されている。傾倒レバー3
2の頂部には、薄い板ばね40の一端が固着してあり、
板ばね40の他端は、側部壁10の固定点42に固着さ
れている。板ばね40の長孔38についての傾倒レバー
32上においての作用点は、ピボット軸30が長孔38
の一方の端側にあるか又は他方の端側にあるかに従って
、傾倒レバー32の一方のアーム34又は他方のアーム
36が板ばね40によってばねハウジング20の外周に
向って揺動するように定められている。アーム34.3
6の先端には、騒音を減衰させる合成樹脂からできてい
るインサートが取付けであるため、傾倒レバー32の切
換え時の騒音は最小に保たれる。
ばねハウジング20の、傾倒レバー32が当接するマン
トル域には、少くとも1つの突起44が形成してあり、
この突起44は、ばねハウジング20の外周面から径方
向外方に突出している。好ましくは、互に対して180
°のずれをもって突起44を形成する。突起44は外周
方向に径方向に延長する側面を備えている。
ベルト軸12の多角形の短軸に差込むことができるばね
芯16上には、同伴円板46とカム円板48とが取付け
られている。カム円板48は、簡易ばね18のばね室に
軸方向に続いており、これを覆っている。
カム円板48は、ばね芯16上に自由に回動可能に着座
しており、径方向に突出したそのカム50は、ばねハウ
ジング20の外周から先の、傾倒レバー32のアーム3
4.38の揺動域に至っている。傾倒レバー32の軸方
向の幅は傾倒レバー32がばねハウジング20の縁部か
ら更に軸方向にカム円板48の領域に至るように選定さ
れている。
同伴円板46は、ばね芯16上に、回転不可能に着座し
ており、側部壁10と反対側でカム円板48に軸方向に
続いている。同伴円板46は、カム円板48の領域に軸
方向に至っている同伴軸52を備えている。
同伴軸52は、カム円板48の外周部の外側にあるが第
4図かられかるようにカム50に当接することができる
ような、同伴円板46上の半径上に配設されている。
本発明による自動巻込み装置の作用は次の通りである。
ベルトが完全に巻込まれた状態が出発位置となる。傾倒
レバー32は、ピボット軸30上において、第1.2図
で見て右方に押されるため、右側のアーム36が板ばね
40によってばねハウジング20に当接した状態に保た
れている。安全ベルトは今や着用者によって引出される
ことができ、ベルト軸12はその際に、第1.2図で見
て時計方向に回動する。ばねハウジング20がばね力の
比較的強い巻込みばね22によって強く保持されている
ため、ばね力の比較的弱い簡易ばね18がひと先ず緊張
される。
簡易ばね■8が完全に緊張されると、ベルト軸12が更
に回動される間に、ばねハウジング20が同伴されるの
で、簡易ばね18と逆向きに巻かれた巻込みばね22は
緊張される。
ベルトの引出しの開始時に傾倒レバー32がピボット軸
30上で左方に押され、板ばね40の作用下に左方のア
ーム34がばねハウジング20に当接すると、ばねハウ
ジング30が時計方向に回動する間に、どちらか一方の
突起44が、第2図に示すように、傾倒レバー32の左
方のアーム34に当接し、ピボット軸30上において傾
倒レバー32を右方に押す。板ばね40はその時に傾倒
レバー32を傾倒させるので、傾倒レバー32のアーム
36は、ばねハウジング20に当接する(前記出発位置
)。
ばねハウジング20は、安全ベルトを引出した時に、時
計方向に回動するので、突起44は、ばねハウジング2
0にきっちりと接触した傾倒レバー32のアーム3Bの
下方を通過することができる。
ベルト軸12と共に回動する同伴円板46の同伴軸52
は、カム50に当接し、カム円板48を時計方向に同伴
する。この際に、カム50も、傾倒レバー32のきっち
りと当接したアーム36の下方を通過することができる
ベルトを着用するには、ベルトは、着用者によって、ベ
ルトロックの係止のための成る過剰な長さ分だけひと先
ず引出される。ベルトロックの係止後にユーザーがベル
トを放すと、ばねハウジング20は、緊張された巻込み
ばね22の作用下に、第1.2図において反時計方向に
回動する。その際に、突起44の1つが、ばねハウジン
グ20に当接する傾倒レバー32のアーム36に当接す
る。傾倒レバー32はそれによってピボット軸30にお
いて左方に押されるが、突起44は、円周方向に作用す
る巻込みばね22のばね力によって、アーム36に当接
し、これを強く保持するので、板ばね40は、傾倒レバ
ー32を揺動されることができない。そのため自動巻込
み装置は、第1図に示した状態を保っている。
突起44を掴んでいる傾倒レバー32は、この状態では
、ばねハウジング20の回動を固定させている。
そのためばねハウジング20は、側部壁lOに関して強
く保持されているので、ばね力の強い巻込みばね22は
作用しない。ばね力の弱い簡易ばね18は、ベルト軸1
2と強く保持されたばねハウジング20との間で作用し
、その弱い引戻し力で過剰なゆるいベルト部分を引込む
ので、ベルトは、着用者の身体に緊張した状態で保持さ
れる。ベルトを着用した後に着用者が身体を動かす場合
、着用者は、簡易ばね18の弱い引込み力のみに抗して
ベルトを引出すだけでよい。着用者が、ベルトの着用時
に引出された過剰なゆるいベルト部分に対応する長さだ
けベルトを引出した時に始めて、簡易ばね18は再び完
全に緊張され、ベルトを更に引出す際にばねハウジング
20を再び時計方向に同伴する。突起44は、それによ
って、傾倒レバー32のアーム36から解放され、傾倒
レバー32は、ばねハウジング2゜にその左側のアーム
34が当接するように、板ばね40の作用下に回動する
ことができる。ばね力の強い巻込みばね22は、それに
よって作用するようになり、その強い引込み力によって
ベルトを巻込むことができる。
ベルトの着用後に着用者が前傾姿勢を取ると、ベルトは
、着用の際に引出された過剰なゆるいベルト部分に対応
する長さ以上引出されるので、傾倒レバー32は解放さ
れ、揺動するので、その左方のアーム34は、ばねハウ
ジング20に当接する。しかしばねハウジング20は更
に時計方向に回動するので、次の突起44は、第2図に
示すように、左側のアーム34に当接し、傾倒レバー3
2を再び右方に押すので、傾倒レバー32は、板ばね4
0の作用下に、右側のアーム36がばねハウジング20
に当接する。
着用者が前傾姿勢から再び後方に身体を動かし、ばねハ
ウジング20がばね力の強い巻込みばね22の作用下に
反時計方向に回動すると、ばねハウジング20は、再び
第1図の位置において固定され、所望の簡易ばね位置が
再び実現される。
ベルトを外す際には、着用者は、再び着用時に引出され
たベルトの長さ分である過剰なゆるいベルト部分だけ再
びベルトを引出すことができる。
M倒しバー32のロックは、前述のようにして解除され
る。ベルトは、その際に、巻込みばね32の強い引込み
力によって引込まれ、突起44はその際に、ばねハウジ
ング20にきっちりと当接する傾倒レバー32のアーム
34の下方を反時計方向に通過することができる。
しかし、同伴円板46とカム円板48とは、簡易ばね1
8が完全に緊張される程度にはベルトが取外し時に引出
されない場合にも、巻込みばね32によってベルトが引
込まれるようにする。即ち簡易ばね18を完全に緊張さ
せることなくベルトが取外される場合には、ベルトは、
ひと先ず簡易ばね18のみによって巻込まれる。ベルト
軸12が反時計方向に回動すると、同伴軸52は解放さ
れ、ベルト軸I2と共に回動する同伴軸46は、反時計
方向に、カム50から移動し、1完全回転の後に反対側
からカム50に当接する。簡易ばね18によってベルト
軸12が反時計方向即ち巻込み方向に更に回動すると、
同伴円板46は、カム50が傾倒レバー32の右側のア
ーム36に到達してこのアームを突出端44の上方に押
上げるまで、カム円板48を、第4図に示すように同伴
する。板ばね40はその際に傾倒レバー32を第2図に
示した解放位置に傾倒させ、巻込みばね22はベルトを
強い引込み力によって巻込むことができる。
自動巻込み装置を取付けるには、巻込みばね22と簡易
ばね18とをばねハウジング20中に取付け、この子取
付けされた装置全体を、ばね芯1B及びベルト軸12の
巻込み継手を介して一体的に組立てることができる。こ
の場合、特に、自動巻込み装置の取付は前にベルト軸1
2上に簡易ばね18を完全に締付け、巻込み時のベルト
の完全な引込みを保証する成る予張力を巻込みばね22
に与えることが可能となる。このようにして、簡易ばね
18を緊張させるために成る長さの引出しを最初に行な
うことを必要とせずに、ベルトの引出し開始前に既に巻
込みばね22を緊張させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、ベルトを着用した際の作動状態において、本
発明の自動巻込み装置を示す側面図であり、一部は、第
3図のC−D線に沿った断面図によって示した図、第2
図は、止め装置を切換えた際の状態を示す第1図に対応
する側面図、第3図は、自動巻込み装置の軸方向断面図
、第4図は、第3図のA−B線に沿った断面図である。 18・・・簡易ばね、20・・・ばねハウジング、22
・・・巻込みばね、24・・・ばね芯、32・・・傾倒
レバー、34.38・・・アーム、44・・・突起。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)ベルト軸と、ハウジングと、その内側端が該ベルト
    軸に、またその外側端が該ベルト軸に対して同軸的に回
    動自在な連結エレメントに、それぞれ固着されている、
    駆動コイルばねとして形成された簡易ばねと、 該簡易ばねよりもばね力が強く、一端が該連結エレメン
    トに、また他端が該ハウジングにそれぞれ固着されてい
    る、駆動コイルばねとして形成された巻込みばねと、 ベルトの着用時に該連結エレメントを回転しないように
    固定させると共にベルトの巻込み時に該連結エレメント
    を解放する止め装置とを有する、安全ベルトの自動巻込
    み装置であって、 巻込みばね(22)と簡易ばね(18)とに共通なばね
    ハウジング(20)とした連結エレメントと、その外側
    端をばねハウジング(20)に、またその内側端をハウ
    ジングに固定されたばね芯(24)に、それぞれ固着し
    た巻込みばね(22)と、 揺動可能に配設され、その揺動位置に従って、その一方
    のアーム(34)又は他方のアーム(36)がばね負荷
    の下に、ばねハウジング(20)の外周に当接するよう
    にした2本のアームを有する傾倒レバー(32)と、 該ばねハウジング(20)の外周に少くも1つ形成され
    、該傾倒レバー(32)のばねハウジング(20)に当
    接するアーム(34、36)と係合する突起(44)と
    を有する止め装置で構成されたことを特徴とする安全ベ
    ルトの自動巻込み装置。 2)該傾動レバー(32)を固定のピボット軸(30)
    上にて移動可能に長孔(38)と共に形成したことを特
    徴する請求項1項記載の安全ベルトの自動巻込み装置。 3)一端を固定した板ばね(40)の作用点が傾倒レバ
    ー(32)の移動位置に従ってその揺動点の右方又は左
    方にあるように、板ばね(40)の自由端を傾倒レバー
    (32)の頂部に作用させたことを特徴とする請求項1
    項又は2項記載の安全ベルトの自動巻込み装置。 4)傾倒レバー(32)のアーム(34、36)がばね
    ハウジング(20)に向かって約135°の角度で構成
    されたことを特徴とする請求項1−3項のいずれか1項
    記載の安全ベルトの自動巻込み装置。 5)騒音減衰性の合成樹脂からできているインサートを
    傾倒レバー(32)のアーム(34、36)の先端に取
    付けたことを特徴とする請求項1−4項のいずれか1項
    記載の安全ベルトの自動巻込み装置。 6)ばねハウジング(20)が一体成形され、簡易ばね
    (18)又は巻込みばね(22)を収容するための、円
    板状のハブ部分に配設されて互に逆の軸方向に開放され
    たばね室を備えていることを特徴とする請求項1−5項
    のいずれか1項記載の安全ベルトの自動巻込み装置。 7)カム(50)をベルト軸(12)に対して自由に回
    動自在に配設し、該カム(50)が傾倒レバー(32)
    と共働し、該傾倒レバー(32)を突起(44)と係合
    しなくなるように移動させ、ベルト軸(12)に回転不
    可能に連結されてカム(50)を回動時に同伴し、カム
    (50)は同伴方向と反対の方向に所定の角度自由に回
    動可能とした同伴装置が設けられたことを特徴とする請
    求項1−6項のいずれか1項記載の安全ベルトの自動巻
    込み装置。 8)同伴装置が、ベルト軸(12)上に回転不可能に着
    座する同伴円板(46)であり、同伴円板(46)は、
    カム(50)に軸方向に続いて配置され、カム(50)
    の運動径路中に軸方向に突出する同伴軸(52)を備え
    ていることを特徴とする請求項7項記載の安全ベルトの
    自動巻込み装置。 9)カム(50)が同伴装置に対して自由にほぼ完全に
    1回転しうるようにしたことを特徴とする請求項7項又
    は8項記載の安全ベルトの自動巻込み装置。 10)カム(50)をカム円板(48)の外周部に形成
    し、カム円板(48)は、ばねハウジング(20)に軸
    方向に続いて配置したことと、カム(50)を突起(4
    4)から先に径方向に突出させたことと、傾倒レバー(
    32)の幅を軸方向にカム円板(48)及び突起(44
    )を支持するばねハウジング(20)の部分を経て延長
    させたことを特徴とする請求項7−9項のいずれか1項
    記載の安全ベルトの自動巻込み装置。 11)ばねハウジング(20)が簡易ばね(18)のば
    ね芯(16)上に回転可能に着座されたことと、簡易ば
    ね(18)のばね芯(16)がベルト軸(12)の短軸
    上によじれを受けないように差込まれるようにしたこと
    を特徴とする請求項1−10項のいずれか1項記載の安
    全ベルトの自動巻込み装置。 12)同伴軸(46)を回動不可能に、またカム円板(
    48)を回動可能に、ばね芯(16)上に着座させたこ
    とを特徴とする請求項7−10項のいずれか1項又は1
    1項記載の安全ベルトの自動巻込み装置。
JP63060638A 1987-10-31 1988-03-16 安全ベルトの自動巻込み装置 Pending JPH01240344A (ja)

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