JPH01238795A - ゴム製エルボ継手 - Google Patents

ゴム製エルボ継手

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JPH01238795A
JPH01238795A JP6622688A JP6622688A JPH01238795A JP H01238795 A JPH01238795 A JP H01238795A JP 6622688 A JP6622688 A JP 6622688A JP 6622688 A JP6622688 A JP 6622688A JP H01238795 A JPH01238795 A JP H01238795A
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cord
band
joint
laid
tire
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JP6622688A
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Kanefusa Hayashi
兼芳 林
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Sankei Giken Co Ltd
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Sankei Giken Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は配管の曲がり部に位置されるゴム製エルボ継手
であって、配管の振動や熱膨張等を吸収し得るものに関
する。
〔従 来 技 術〕
従来配管の直線部にゴム製継手を介装し、配管の熱膨張
や振動を吸収することが行われていた。しかしながら、
配管の曲がり部においてはゴム継手の性質上内圧が加わ
ると変形が生じがちであるため、高い耐圧性を要求する
場所にはゴム製エルボ継手は使用されていなかった。
〔解決しようとする課題〕
直線状の継手においては内圧に耐え得るようにタイヤコ
ードの繊維方向を周方向にして敷設していた。しかしな
がら、エルボ継手においてはそのような敷設方法にして
も配管の内圧により継手のL字形状が変形し、継手のフ
ランジ部に無理な力が加わる虞れがある。すると配管に
曲げ応力が生じたりフランジ部を損傷したりする虞れが
あった。
(課題を解決するための手段〕 そこで本発明は以上の課題を解決するため各種実験の結
果、そのタイヤコードの敷設方向を特定することにより
耐圧性が高く且つ、信頼性の高いエルボ継手となること
を確認した。その構成は次のとおりである。
即ち、中間部に湾曲部1を有し内部にタイヤコードが埋
設されたゴム製エルボ継手において、その厚み方向に隣
接する夫々のコード布が互いに斜めに重ねられ複数枚の
第一のタイヤコード2及び第二のタイヤコード3をゴム
被膜4を介して積層する。そして夫々のタイヤコードは
多数のコードを並列してなる帯状コード群5を多数並列
的に並べてなり、第一のタイヤコード2は継手の一端部
のみでほぼ全ての多数の帯状コード群5,5が互いに平
行に懸回して位置されると共に、中間部及び他端部では
夫々の帯状コード群5が前記一端部のほぼ延長上に且つ
、該湾曲面に沿って夫々独立に敷設される。そしてそれ
により継手の湾曲した軸線が形成する平面に対して一方
の側面では各帯状コード群5が湾曲部1においてその両
端部間を斜めにほぼ直線上に敷設されたものが多数存在
するように構成する。それと共に、前記平面の他方の面
側では大部分の各帯状コード群5が該湾曲部1で螺旋状
に敷設される。そしてこの第一のタイヤコード2に隣接
する第二のタイヤコード3は継手の他端部でほぼ全ての
多数の前記帯状コード群5が互いに平行に懸回して位置
されると共に、前記中間部及び一端部では夫々の帯状コ
ード群5゜5が一端部のほぼ延長上に且つ湾曲面に沿っ
て夫々独立に敷設される。そしてそれにより前記他方の
面側では帯状コード群5が湾曲部においてその両端間を
斜めにほぼ直線上に敷設されたものが多数存在すると共
に、前記一方の面側では大部分の帯状コード群5が湾曲
部で螺旋状に敷設されてなることを特徴とする。
〔実 施 例〕
次に図面に基づいて本発明の実施例につき説明する。
第9図は本発明のゴム製エルボ継手の一実施例を示す縦
断面略図である。このゴム継手はその両端にフランジ部
11が形成され、該フランジ部11が相フランジ13を
介して直交する二つの配管14(一方を省略)にボルト
締め等により締結固定されるものである。このゴム製エ
ルボ継手はその厚みのほぼ中心に複数のタイヤコードが
積層されてなり、該タイヤコードを内面側ゴム部材8と
外面側ゴム部材9とにより挟持するようにそれを埋設し
たものである。このタイヤコードは継手内において第1
0図に示す如く積層されている。この継手の加硫前のタ
イヤコードの積層状態を示した断面図が第11図である
。本発明はこの第一のタイヤコード2.第二のタイヤコ
ード3の積層状態に特徴があるものであり、第1図〜第
8図にその積層順序を示し、それにより本継手の積層構
造を明らかにする。第1図は本継手に埋設されるタイヤ
コードを示し、これは長尺なタイヤコードを配管の外周
に合わせて切断したものであり、そのコードは縦糸のみ
が並列され、その両面に第2図及び第11図に示すよう
にゴム被膜4が被覆されている。先ず、このタイヤコー
ドの延長方向に対して斜めにりイヤコード布を切断する
。そして、図において中間部から右端まで適宜幅に表面
側及び裏面側のゴム被膜4を切断して欠切7を形成させ
、分離した多数の帯状コード群5を構成する。このよう
にして準備された第一のタイヤコード2を先ず第3図の
如く内面側ゴム部材8に巻き付ける。この内面側ゴム部
材8は中子10に被着され、この中子10は直交方向に
夫り挿脱自在な一対の部材により湾曲したL字形状を形
成したものである。このような内面側ゴム部材8に第一
のタイヤコート2を図において先ず上端開口部から巻き
始める。次いで、夫々の帯状コード群5を第4図及び第
5図に示す如く内面側ゴム部材8の外表面に沿って夫々
の帯状コード群5が最も馴染むように延長させる。その
結果、第一のタイヤコート′2は継手の一端部では継手
の軸線が直線状であるため、夫々の帯状コード群5は端
部でほぼ全て平行に懸回される。又、継手の中間部では
そこに湾曲部1があるため夫々の帯状コード群5は異な
った方向に敷設される。その結果第4図において軸線を
含む縦断面に対し一方の面側では、継手の湾曲部1にお
いてその両端部間をほぼ斜めに直線状に敷設される多数
の帯状コード群5が存在する。それと共に、他方の面側
では第5図に示す如く大部分の帯状コード群5が夫々螺
旋状に敷設され、恰も包帯を巻き付けたように形成され
る。その結果第4図に示す如く一部の帯状コード群5は
斜めに走る帯状コード群5を横断するように巻き付けら
れる。
次に第二のタイヤコード3を第6図の如く内面側ゴム部
材8の他方の面側から巻き込み第7図及び第8図の如く
構成する。この第一のタイヤコード2と第二のタイヤコ
ード3とは上下及び左右(紙面の表面と裏面)が全く対
称に巻き付けられその結果、第一のタイヤコード2が斜
め方向に走る部分の面側では第二のタイヤコード3が第
7図の如く螺旋状に巻き付くことになり、第一のタイヤ
コード2が第5図に示す如く螺旋状に巻き付けられた面
側では、第8図の如く第二のタイヤコード3が直線状に
巻き付けられる。
その結果第一のタイヤコード2及び第二のタイヤコード
3が夫々互いに補い合い、内圧に対してエルボが変形す
ることなくその形状を維持することかできる。即ち、斜
めの直線状に敷設された帯状コード群5により継手内に
内圧が加わってもそのL字形状が変形することを防止で
きる。またこのような敷設方法により、少ない数のコー
ド布で強固なゴム製エルボ継手を形成することができる
。またそれにより継手の厚みを比較的薄くシ、経済性の
高い継手となり得る。
次に第7図及び第8図の如く二層目のコード布が被覆さ
れた後に、第三層目、第四層目を順次前記同様の手順に
より敷設する。なお、敷設に当たっては各コード布のゴ
ム被膜4表面に接着剤が塗布される。このようにして全
てのコート布が積み重ねられた後に、その外表面には外
面側ゴム部材9が被覆される。そして、その両端部を折
り返してフランジ部11を形成すると共に、その部分に
内部にワイヤー5を挿入し、形を整える。なお、湾曲部
中央には凸条12が第9図の如く設けられている。この
ようにして形を整えられた組立体は金型に入れて加圧し
つつ、加硫する。それによりコードはゴム材とが一体化
したゴム製エルボ継手を完成する。そこで第9図に示す
如く継手の両端部を夫々縮小させて、相フランジ13を
挿入する。そしてこの相フランジ13を介し、配管14
に継手のフランジ部11を締結し、継手により直交する
配管同志を接続することができる。この継手は、配管の
振動や熱膨張等に応じて弾性的にそれを吸収することが
できるが、内部を流通する流体の内圧によりその形が大
きく変形することはない。
〔発明の効果〕
本発明のゴム製エルボ継手は以上のような構成としたの
で、次の効果を有する。
本継手はその内部に埋設された第一のタイヤコード2と
第二のタイヤコード3とが湾曲部1において互いに補い
合い、内圧に対して本継手のエルボ形状(L字形状)を
維持する効果がある。即ち、本継手に内圧が加わっても
継手のL字形状を変形することを夫々の帯状コード群5
の敷設の特徴に基づいて防止し得る。そのため継手のフ
ランジ部に無理な力が加わることなく、フランジ部の損
傷や配管の亀裂を防止し、信頬性の高いエルボ継手を提
供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のゴム製エルボ継手の内部に埋設される
第一のタイヤコード2または第二のタイヤコード3の展
開図、第2図は第1図の■−n矢視断面略図、第3図〜
第8図は同エルボ継手の製造順序を順に示すものであり
、第3図はその第1工程を、第4図及び第5図はその第
2工程を示し、夫々表面側と裏面側を表す。第6図はそ
の第3工程、第7図、第8図はその第4工程の表面側と
裏面側を夫り示す。第9図は木エルボ継手の縦断面略図
、第10図はその要部拡大図、第11図は夫々の第一の
タイヤコード2゜第二のタイヤコード3の積層状態であ
って、加硫前の状態を示す説明図。 1・・湾曲部     2・・・第一のタイヤコード3
・・・第二のタイヤコード 4・・・ゴム被膜    5・・・帯状コード群6・・
・コード     7・・・欠切8・・・内面側ゴム部
材 9・・・外面側ゴム部材10・・・中子     
 11・・・フランジ部12・・・凸条      1
3・・・相フランジ14・・・配管      15・
・・ワイヤ代理人 弁理士 窪 1)卓 美

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)中間部に湾曲部(1)を有し、内部にタイヤコード
    が埋設されたゴム製エルボ継手において、厚み方向に隣
    接する夫々のコード布が互いに斜めに重ねられ且つ、継
    手の軸線に対しても交差するように複数枚の前記タイヤ
    コード(2)(3)がゴム被膜(4)を介して積層され
    、前記夫々のタイヤコードは多数のコード繊維を並列し
    てなる帯状コード群(5)を多数平面的に並べてなり、
    第一のタイヤコード(2)は継手の一端部のみでほぼ全
    ての多数の前記帯状コード群(5)(5)が互いに平行
    に懸回して配置されると共に、中間部及び他端部では夫
    々の前記帯状コード群(5)が前記一端部のほぼ延長上
    に且つ該湾曲面に沿って夫々独立に敷設され、それによ
    り継手の湾曲した軸線が形成する平面に対して、一方の
    面側では各帯状コード群(5)が前記湾曲部(1)にお
    いてその両端部間を斜めにほぼ直線状に敷設されたもの
    が多数存在すると共に、前記平面の他方の面側では大部
    分の前記帯状コード群(5)が該湾曲部(1)で螺旋状
    に敷設されてなり、前記第一のタイヤコード(2)に隣
    接する第二のタイヤコード(3)は継手の前記他端部で
    ほぼ全ての多数の前記帯状コード群(5)が互いに平行
    に懸回して配置されると共に、前記中間部及び前記一端
    部では夫々の前記帯状コード群(5)(5)が前記一端
    部のほぼ延長上に且つ該湾曲面に沿って夫々独立に敷設
    され、それにより前記他方の面側では各帯状コード群(
    5)が前記湾曲部においてその両端間を斜めにほぼ直線
    状に敷設されたものが多数存在すると共に、前記一方の
    面側では大部分の前記帯状コード群(5)が該湾曲部で
    螺旋状に敷設されてなることを特徴とするゴム製エルボ
    継手。
JP63066226A 1988-03-18 1988-03-18 ゴム製エルボ継手 Expired - Lifetime JPH0745915B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6164706A (en) * 1998-07-08 2000-12-26 Hayes, Jr.; Frank F. Sweep elbow tube connector and method of fabrication
US7055870B2 (en) 2001-07-12 2006-06-06 Hayes Jr Frank F Molded flare assembly

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6164706A (en) * 1998-07-08 2000-12-26 Hayes, Jr.; Frank F. Sweep elbow tube connector and method of fabrication
US6426031B1 (en) 1998-07-08 2002-07-30 Frank F. Hayes, Jr. Methods of fabricating a sweep elbow tube connector
US7055870B2 (en) 2001-07-12 2006-06-06 Hayes Jr Frank F Molded flare assembly

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