JPH01237567A - 情報付加機能付き複写装置 - Google Patents

情報付加機能付き複写装置

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JPH01237567A
JPH01237567A JP63064562A JP6456288A JPH01237567A JP H01237567 A JPH01237567 A JP H01237567A JP 63064562 A JP63064562 A JP 63064562A JP 6456288 A JP6456288 A JP 6456288A JP H01237567 A JPH01237567 A JP H01237567A
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JP63064562A
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Inventor
Koichi Noguchi
浩一 野口
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、原稿台の周辺部に表示させた付加情報を原稿
画像と同一の転写紙上に合成複写する情報付加機能付き
複写装置に関する。
従来技術 従来、複写装置においては、コピーに日付、時刻、ペー
ジ、文書番号、会社名、部署名などの付加情報をプリン
トすることが提案されている。例えば、原稿台の原稿突
当て板の下面に日付等の付加情報を表示させ、転写紙の
レジストタイミングを早めることにより原稿画像ととも
にこの付加情報をコピーすることにより情報付加コピー
を行なうものがある。
ここに、付加情報を表示させる表示デバイスとしては、
LCD (液晶表示デバイス)やECD(エレクトロク
ロミックデバイス)等が知られている。しかし、表示デ
バイスの特性上の制約及び複写プロセスのパラメータの
条件変更に対する応答速度による制約から情報を付加し
ようとする原稿の画像によっては良好に情報を付加でき
ないことがある。
目的 本発明は、このような点に鑑みなされたもので、エレク
トロクロミックデバイスにより表示される付加情報を高
品質で原稿画像に合成複写することができる情報付加機
能付き複写装置を得ることを目的とする。
構成 本発明は、上記目的を達成するため、原稿台付近で付加
情報を表示する手段と、前記原稿台付近を露光走査して
感光体上に静電潜像を形成する静電潜像形成手段と、前
記感光体上に形成された静電潜像を顕像化する手段と、
顕像を転写紙に転写する手段と、転写された複写画像を
定着する手段と、定着された画像の同一面に再度画像転
写させる状態で転写紙を再給紙手段に導く手段と、前記
静電潜像形成手段により形成された画像を転写・定着済
みの画像を有する転写紙上に合成複写させる手段と、表
示された前記付加情報と原稿台上の原稿画像とを前記走
査光学系の2回の露光走査に分けて別個に画像形成し前
記再給紙手段により再給紙される同一の転写紙上に合成
複写させる情報付加1モードを選択する手段と解除する
手段と、表示された前記付加情報と原稿台上の原稿画像
とを前記走査光学系の1回の露光走査により縮小させて
画像形成し転写紙上に合成複写させる情報付加2モード
を選択する手段と解除する手段と、情報付加1モード時
と情報付加2モード時とで前記付加情報複写時の画像形
成条件を異ならせて複写動作を制御する制御手段とから
なることを特徴とする。
以下、本発明の一実施例を図面に基づき、下記の項目類
に従い説明する。
A、複写装置の構成 り、制御系の構成 C0操作ボードの構成及び各キーの機能り、エディタの
構成 E、基本的なコピープロセス F1部分消去モードの動作 G、情報付加モードの動作 H0画像形成条件の制御 1、CPU制御の概略流れ A、複写装置の構成 まず、本実施例の電子写真プロセスをとる複写装置の構
成を第1図により説明する。コンタクトガラスl上に載
置された原稿は圧板2により押圧されてこのコンタクト
ガラス1面上に密着される。
コンタクトガラス1の下方には、露光ランプ3、第1.
2.3ミラー4,5,6、レンズ7及び第4ミラー8等
からなる走査光学系9が具備されている。これにより、
原稿からの反射光による像がこの走査光学系9を介して
ドラム状の感光体10の感光面上に結像される。ここに
、本実施例では原稿固定式とされ、走査光学系9が感光
体10の回転に同期して機械的に駆動され原稿を露光走
査する。この際、露光ランプ3及び第1ミラー4は第1
キヤリツジに搭載され、第2,3ミラー5゜6は第2キ
ヤリツジに搭載され、2:1の速度比をもって同一方向
に駆動され、原稿から感光体10の感光面までの光路長
が常に一定に維持される。
また、レンズ7は変倍モータ(図示せず)により光軸方
向に位置制御される。給紙系は2段構成となっており、
給紙カセット11.12の何れか一方の選択されたもの
から、給紙コロ13及びフィードローラ14、又は給紙
コロ15及びフィードローラ16.17により転写紙1
8が繰出される。繰出された転写紙は一対のレジストロ
ーラ19間を通って感光体10に導かれる。
感光体10の周囲には、クリーニングユニット20、帯
電チャージャ21、感光体lO上の不要な電荷を消去し
転写紙18上に不要な画像が形成されないようにするイ
レーザ22、顕像化手段としての現像器23、転写手段
としての転写チャージャ24、分離チャージャ25及び
分離爪等が配置されている。また、帯電チャージャ21
と前記走査光学系9とにより、感光体10上に原稿画像
対応の静電潜像を形成する静電潜像形成手段26が構成
されている。
感光体10の下流側には、定着手段としての定着器31
、転写紙導き手段としての搬送路制御器32、排紙ロー
ラ33等が配設されている。搬送路制御器32は制御ロ
ーラ34,35、固定ローラ36による3本ローラ対及
び切換え爪37等から構成され、定着器28を出た転写
紙18の搬送路を、排紙ローラ33を備えた前方の排紙
搬送路38、逆送ローラ39を備えた上方の反転搬送路
40又は下方の再給紙搬送路41に切換える。ここに、
この再給紙搬送路41は定着器28を通過して定着済み
の転写紙18をその複写面側が再び転写面となるような
状態でレジストローラ19により前記感光体1oに再給
紙させるために下方にてループ状に形成され、その再給
紙搬送路41中には搬送ベルト42、中間トレイ43、
再給紙手段としての再給紙コロ44等が設けられている
このような再給紙搬送路41及び再給紙コロ44を含め
、合成複写手段45が構成されている。
第1図及び第2図に示すような本実施例の複写装置は、
通常の電子写真方式の複写装置に、編集機能及び情報付
加機能を付加したもので、上記各部材の動作は、第4図
に示すような制御装置によりシーケンス制御される。
B、制御系の構成 第4図により本実施例の複写装置の制御を説明する。こ
の複写装置は、マイクロプロセッサCPO50を中心と
して構成される制御用マイクロコンピュータにより制御
される。このCPU50のパスラインにはCPU50の
入出力を制御するシステムコントローラ51、CPU5
0からのデータ及び指令により感光体10上の不要な電
荷を消去するイレーザ22、プログラムメモリ(ROM
)53、RAM54、バッテリ55とバックアップ回路
56によりバックアップされた不揮発性メモリ(NRA
M)57及びI10インターフェース58.59、専用
電池により動作する時計ユニット60等が接続されてい
る。
前記I10インターフェース58には、分離ジャムセン
サ等のセンサ群、圧板2の開状態を検出する圧板スイッ
チ等が接続されているセンサ及スイッチユニット、ジャ
ム表示器及び操作ボード61、[集する領域、移動させ
るベクトル、所定の編集モードなどを入力するエディタ
62等が接続されている。
また、■/○インターフェース59には変倍モータを駆
動してレンズ7の位置を制御するドライバユニット、露
光ランプ3の付勢電圧を調整するランプレギュレータ、
定着器31の温度制御を行なう定着ヒータ制御器、各チ
ャージャ等に高圧電圧を供給する高圧電源、感光体10
の温度制御を行なうドラムヒータ制御器、感光体10の
回転角速度及び光学系の原稿走査速度等をサーボ制御す
るサーボモータ制御器、各クラッチ及びソレノイドを付
勢/消勢制御するクラッチ・ソレノイドドライバ及び装
置構成各部に定電圧を供給する電源ユニット63等が接
続されている。
前記CPU50はオペレータによる操作ボード61上の
操作入力により画像処理を実行する条件を設定する。
C1操作ボードの構成及び各キーの機能第3図は操作ボ
ード61の外観を示すもので、各キーの機能を以下に説
明する。
a、プリントキー62 透過形表示スイッチ構造で、裏面に具備した緑ランプが
点灯(Readyセット)してコピー可を表示し、また
、赤ランプが点灯してコピー不可(Readyリセット
)を表示する。Readyセット状態でコピースタート
指示を受ける。
b、テンキー63 コピー枚数設定の指示、部分消去モードでの消去領域の
特定指示、情報不可モードでの情報を付加する領域の特
定指示等に用いられる。
即ち、通常、コピー枚数は1枚にセットされているが、
同一原稿のコピーを2枚以上作成(リピート処理)する
ときオペレータはテンキ−63操作により最大99枚ま
でのコピー枚数の設定指示をなし得る。CPU50はこ
の指示により設定されたコピー枚数を表示器64に表示
し、リピート処理中の作成コピー枚数を隣の表示器65
に表示する。
部分消去モードではオペレータは消去領域を特定する座
標データをこのテンキー63により入力する。座標デー
タは透明スリーブに縦・横の目盛線と原稿を置く位置を
示すガイド表示を設け、そこに原稿をセットして消去対
象位置の座標を読むことにより得る。CPU50は入力
のあった座標データを記憶し、消去領域を設定する。な
お、各座標は3桁の数字で表し、CPU50は入力のあ
った値を表示器64及び65に表示する。
情報付加モードでは原稿に対して情報を付加する領域を
特定する座標データをこのテンキー63により入力する
。これは、部分消去モードで消去領域を入力する場合と
同様であり、CPU50は入力のあった座標データを記
憶し、原稿をコピーする際に特定された領域の画像を消
去し、情報を付加する際にはその領域に書込みを行なう
とともに書込み領域以外の画像を消去するように消去領
域を設定する。
C,クリアストップキー(Cキー)66前記テンキー6
3の操作に応じて設定されたコピー枚数、消去領域又は
エディタ120により入力された付加情報の書込み領域
の訂正指示用である。また、リピート処理中であれば、
リピート処理の中止指示をなし得る。
41割込みキー67 各種モード処理中の割込み指示用である。CPU50は
この割込みキー67の操作に応じて既に設定されている
コピー条件をRAM54に格納し、オペレータの操作に
応する別のコピー条件を割込み設定しく割込み処理)、
割込み表示ランプ68を点灯させる。割込み処理を設定
している時に割込み指示があると、RAM54に格納し
た前のコピー条件に復帰させ割込み表示ランプ68を消
灯させる。
e、給紙選択キー69 上段給紙系又は下段給紙系を選択する給紙系切換え指示
用である。CPU50はオペレータの給紙系切換え指示
に応じて設定中の給紙系を解除し、他方を設定する。上
段給紙系を設定している時は上段給紙カセット11の転
写紙サイズをサイズ表示器70に表示して上段表示ラン
プ71を点灯し、下段給紙系を設定している時は下段給
紙カセット12の転写紙サイズをサイズ表示器72に表
示して下段表示ランプ73を点灯する。転写紙サイズは
給紙カセット11.12に備わるコード部材から読取る
。また、設定中の給紙系の給紙カセットが転写紙切れの
時は紙無し表示器74に表示する。
f、変倍キー75 原稿に対してコピーを拡大又は縮小する変倍率の更新指
示用である。CPU50はこの変倍キー75の操作に応
じてROM53に設定されている固定変倍率を逐次シフ
トして設定し、その変倍率を倍率表示器76に表示させ
る。また、この変倍率は走査光学系9の原稿走査に対応
する静電潜像の大きさを変化させるものであるから、設
定された変倍率の逆数を乗じた原稿走査速度を設定する
g0両面1キー77 両面原稿から自動的に両面コピーを作成する両面原稿コ
ピー指示用である。CPU50はこのキー走査により両
面原稿コピーが設定されている時、コピースタート指示
を受けて原稿の第1面を転写紙18の第1面にコピーし
定着器31で定着した後、まず、搬送路制御器32を反
転搬送路40側に切換え、逆送ローラ39により転写紙
18をこの反転搬送路40側に送り込む。次に、搬送路
制御器32を再給紙搬送路41側に切換え、逆送ローラ
39を逆転させ、転写紙18を反転搬送路40側から再
給紙搬送路41側に送り込む。そして、搬送ベルト42
等を経て中間トレイ43上に一旦収納させる。一方、第
1面の原稿走査を終了した原稿は、圧板兼用の自動原稿
搬送装置(ADF)により原稿の表裏を反転し、第2面
を下にして、コンタクトガラス1の所定位置に給送し、
CPU50にコピースタート指示を与える。CPU50
はコピースタート指示があると、給紙コロ44などや搬
送ローラ17を制御し既にその第1面がコピー済みの転
写紙18を、中間トレイ43からレジストローラ19側
に繰り出し、第2面のコピー作成を開始する。第2面の
コピーが終了すると、搬送路制御器32は前方の排紙搬
送路38側に切換えられ、外部のトレイ(図示せず)に
排紙される。両面原稿コピー設定中は両面1ランプ78
を点灯する・。なお、ADFを備えていないもの、又は
ADFを単に圧板の機能のみに用いているものでは、第
1面のコピーから第2面のコピーへは自動的には移行せ
ず、オペレータが原稿を裏返してコンタクトガラス1上
に置きコピースタートキー62を押すことにより移行す
る。
h0両面2キー79 片面原稿から自動的に両面コピーを作成する両面コピー
指示用である。CPU50はこのキー操作により、両面
コピーを設定している時、コピースタート指示を受けて
片面原稿の原稿像を転写紙18の第1面にコピーし、定
着器31で定着した後、上記両面1キ一77操作時と同
様に、転写紙18を反転・逆送させて中間トレイ43に
導く。
この後、ADFを装備している場合にはADFは第1面
の原稿を排出する一方、次の原稿をコンタクトガラス1
上の所定位置に給送し、CPU50に転写紙18の第2
面へのコピースタートを指示する。スタート指示を受け
て第1面コピー済みの転写紙18を中間トレイ43から
繰り出し、次の片面原稿の画像をその第2面にコピーす
る。ADFを装備していない場合は、両面1キ一77操
作時と同様にオペレータ操作に伴い移行する。両面コピ
ー設定中は両面2ランプ80が点灯する。
i8合成キー81 合成機能を実行する合成指示用である。CPU50はこ
の合成キー81操作に応じて合成モードを設定すると、
反転搬送路39側を選択することなく、搬送路制御器3
2を直接再給紙搬送路41側に切換え、定着器31を出
た転写紙18を反転させることなく中間トレイ43に導
く。次のコピースタート指示を受けると、転写紙18を
中間トレイ43から繰り出し、次の原稿の原稿像又は印
字モードが選択されている場合であれば付加情報が、既
にコピー作成されている面に重ねてコピーされる。合成
モードを設定している時は1合成ランプ82が点灯する
j1反反転紙キー83 コピー済みの転写紙18を反転させてトレイ上に排紙さ
せる反転排紙指示用である。CPU50はこの反転排紙
キー83操作により反転排紙モードが設定されると、搬
送路制御器32を制御し、定着器31を出た転写紙18
を反転搬送路39により反転させ、コピー済み面を下に
して排紙搬送路38に送り込み排紙させる。例えば、奇
数枚の片面原稿から両面コピーを作成するような場合に
、最後のコピーを通常の片面コピーモードで作成すると
そのコピーだけ方向が揃わなくなり、不都合であるため
、このような場合にオペレータはこの反転排紙を指示す
ることになる。反転排紙モード設定中は反転排紙ランプ
84が点灯する。
k、内消去キー85 指定領域の内側部分を消去するモードの設定指示用であ
る。CPU50は標準モード設定中にこの内消去キー8
5が操作されると、標準モードを解除して内消去モード
を設定し、内消去ランプ86を点灯する。また、内消去
モード設定中にこの内消去キー85が再度押されると、
内消去モードが解除され標準モードに戻り、内消去ラン
プ86も消灯する。
■、外消去キー87 指定領域の外側部分を消去するモードの設定指示用であ
る。CPU50は標準モード設定中にこの外消去キー8
7が操作されると、標準モードを解除して外消去モード
を設定し、外消去ランプ88を点灯する。また、外消去
モード設定中にこの外消去キー87が再度押されると、
外消去モードが解除され標準モードに戻り、外消去ラン
プ88も消灯する。
m、メモリキー89及び呼出しキー9ONRAM57に
コピー条件の格納を指示する格納指示用及びNRAM5
7に格納されているコピー条件の呼出し指示用である。
NRAM57のコピー条件格納領域に対応する番号をド
ツトマトリックス表示器91に表示する。
n、速写キー92 コンタクトガラス1の記録可能範囲を走査光学系9の走
査方向に2つの領域に分け、それを連続してコピーさせ
る指示用である。速写キー92で指示されるモードは2
つの領域を各々別の転写紙18にコピーするモードと、
2つの領域を1枚の転写紙18の表裏にコピーするモー
ドと、2つの領域を1枚の転写紙18の片面に重ねて合
成コピーするモードとがあり、ドツトマトリックス表示
器91の表示によりガイドされながら速写キー92を押
す度にこれらの3モードと非選択との4つが順々に変わ
り、オペレータの指示を受けることになる。速写モード
設定中は連写表示ランプ93が点灯する。
0、とじ代キー94 転写紙18の先端又は後端に余白を形成するとじ代形成
モードの指示及びとじ代の幅データの変更指示用である
。先端、後端、とじ代なしはとじ代キー94を押す毎に
変わり、ドツトマトリックス表示器91の表示によりオ
ペレータに選択され指示されることになる。とじ化モー
ド設定中はとじ代表示ランプ95が点灯する。
p、枠消しキー96 転写紙18の周囲に余白を形成する枠消しモードの指示
及び枠の幅データの変更指示用である。
このモード設定中は枠消し表示ランプ97が点灯する。
q、移動キー98 原稿画像を走査光学系9の走査方向に移動して転写紙1
8に形成するモード指示及び移動量データの入力指示用
である。移動モード設定中は移動表示ランプ99が点灯
する。
r、情報付加1キー100 時計60によって作成される日付、時刻、予め登録され
NRAM57又はROM54に記憶されたデータ又は複
写装置の動作モードに従い形成されるページ、書類番号
等の付加情報を、合成キー84操作により設定される合
成機能と同じ転写紙搬送経路を使い、コンタクトガラス
1の左辺に設けられた原稿突当て板46の原稿中央を示
す三角マーク47の下に設けられた付加情報表示器48
に表示される付加情報だけを転写紙18の給紙タイミン
グを早くしてコピーし中間トレイ43に導く。次に、コ
ンタクトガラス1上に置かれた原稿の画像を情報付加位
置として設定されている領域の画像をイレーザ22によ
り消去して形成し、中間トレイ43から繰出された転写
紙18に合成して画像形成を行なう情報付加1モードの
設定用である。CPU50はこの情報付加1キー100
の操作に応じて付加情報として選択されたデータを付加
情報表示器48に送出するとともに表示・非表示の指令
を出す。この情報付加1モードには選択されている転写
紙18の先端部に情報を付加するモードと、後端部に情
報を付加するモードとの2つのサブモードがある。これ
は、この情報付加1キー100を押す毎に2つのサブモ
ードと非選択の順に移行することによりオペレータは選
択できる。情報付加1モードの設定中は、ドツトマトリ
ックス表示器91のこのキー100に近い部分で2つの
サブモードの表示とともに選択表示をする。
S、情報付加2キー101 時計60によって作成される日付、時刻、予め登録され
NRAM57又はROM54に記憶されたデータ又は複
写装置の動作モードに従い形成されるページ、書類番号
等の付加情報を、コンタクトガラス1の左辺に設けられ
た原稿突当て板46の原稿中央を示す三角マーク47の
下に設けられた付加情報表示器48に表示させ、その付
加情報をコンタクトガラス1上に置かれた原稿の画像と
ともに、走査露光してコピーする情報付加2モード設定
用である。この場合、転写紙18の給紙タイミングを早
くし、かつ、給紙タイミングを早めることによる後端側
画像欠けを避けるための縮小倍率がセットされる。情報
付加2モードの設定中は、ドツトマトリックス表示器9
1のこのキー101に近い部分でその旨が選択表示され
る。
t、付加データ選択キー102 情報付加1キー100又は情報付加2キ一101操作に
よる情報付加モード時に付加できるデータの選択を受付
けるためのものである。選択されたデータは表示器10
3に表示される。選択できるデータは時計60によって
保持されている日付、時刻、予め登録されたデータ、ペ
ージ、書類番号等である。これらのデータはこの選択キ
ー102を押す度に順次表示器103に表示され、デー
タの選択が任意にできる。情報付加1キー100又は情
報付加2キー101により情報付加モードが選択されて
いない時には時刻又は日付が表示器103に表示される
。CPU50は所定の順序で選択されたデータを読取り
、表示器103に表示し、情報付加モードを抜けた後は
時刻又は日付表示に戻す。
D、エディタの構成 操作ボード61におけるテンキー63に代えて、編集に
伴う座標データ、幅データ、移動データなどを簡単に入
力することができる座標入力装置であるエディタ110
の一例を第5図に示す。このエディタ110の右辺に設
けた三角マーク112はエディタ110上に原稿を置く
時の原稿先端の中央を示し、コンタクトガラス1の原稿
突当て板46上に設けた三角マーク112に対応する。
即ち、エディタ110では原稿の画像面を表にしてその
先端の中央を三角マーク112に合わせて領域指定を行
ない、その原稿を左右に180°回転させて裏返しにし
てコンタクトガラス1の原稿突当て板46の三角マーク
48に原稿先端の中央を合わせて置くことにより、領域
指定のデータと指定された領域を対象に編集を行なうよ
うにエディタ110とコンタクトガラス1との対応関係
を定めている。このエディタ110上での2点の入力に
より、領域データを受付けるモードの時は走査光学系9
の走査方向とこれに直交する方向の辺を持つ矩形領域を
CPU50は認識する。また、枠消し、とじ代のように
幅データを受付けるモードの時は入力された2点間の走
査光学系9の走査方向成分の距離をCPU50は幅と認
識する。移動モードでは人力された2点の走査方向成分
の指定順をベクトル方向と判定し、その長さをCPU5
0は移動量と認識する。また、エディタ110には操作
ボード61と同じ機能を持つキー(第3図の操作ボード
で示した符号と同一符号にて示す)があり、このエディ
タ110からスタイラスペン111で本体側(CPU5
0側)に入力できる。
E、基本的なコピープロセス オペレータは、上述した如く操作ボード61上に備わる
キーを適宜操作して所定のコピー条件を設定した後、プ
リントキー62からコピースタート指示を入力する。C
PU50はこのコピースタート指示を開始トリガとして
、オペレータの入力に従って設定したコピー条件でコピ
ーを作成する。
ここでは、まず、原稿の通常コピーを作成する概略のコ
ピープロセスを説明する。
まず、オペレータによりコピースタート指示が入力され
ると、スタートサイクル、コピーサイクル及びエンドサ
イクルの順に構成各部を制御してコピープロセスを実行
する。
スタートサイクルは、機械駆動系の安定化及び露光初期
条件の同−化等の目的でなされる。まず。
メインモータ等の駆動回路を付勢し、次いで、感光体1
0を回転させながら感光面のクリーニングを行なう。こ
のクリーニングは、クリーニングユニット20を通過す
る間に行ない、感光体10の感光面をクリーニング前除
電ランプ及び接地された導電性ブラシによりクリーニン
グ除電し、さらにクリーニングブレードにより表面に残
留したトナー等を払拭する。駆動系が安定し、感光面の
クリーニング及び除電等が完了すると、スタートサイク
ルを抜はコピーサイクルに移行する。
コピーサイクルでは、まず、帯電チャージャ21により
感光体10の感光面を一様に帯電した後、イレーザ22
により転写紙サイズに応じて原稿像露光後、不要領域を
イレースする。つづいて、走査光学系9を感光体10の
回転に同期して駆動し、原稿走査を開始する。これによ
り、原稿からの反射光が感光面に照射されその表面電位
が原稿反射光の強度に応じて変化し、感光面上に静電潜
像が形成される。この静電潜像は、感光体10の回転に
より現像器23を通る間にトナーにより現像され可視化
される。一方、露光開始前にレジストローラ19に繰出
された転写紙18を、感光体lOの回転に応じた所定の
タイミングで、このレジストローラ19を制御して感光
体10に向けて給紙する。転写紙18は所定の電圧が印
加されている転写チャージャ24の真上を通過する時、
感光面上のトナー像に接触し、このトナー像が転写され
る。転写済みの転写紙18は分離チャージャ25等の作
用により感光体10から分離され搬送ベルト等を介して
定着器31に送り込まれる。定着器31はヒータ内蔵ロ
ーラによるもので、転写紙18上のトナー像を加熱定着
する。
トナー像転写後の感光面は、感光体10の回転により連
続するプロセスでクリーニングユニット20を通過し、
当初と同様にクリーニング及び除電が行なわれる。
CPU50はオペレータ操作に応じて設定してコピー条
件により搬送路制御器32を制御し、定着器31を出た
後の転写紙18を搬送する。コピー条件に応するコピー
作成した後、最終的には排紙搬送路38から外部のトレ
イに排紙される。
このようなコピーサイクルを設定枚数分、繰返した後、
エンドサイクルでは、感光面の安定維持及び保護等のた
め感光体10をさらに略1回転させながら感光面のクリ
ーニング及び除電な行なう。
このエンドサイクル実行中にコピースタート指示があれ
ば、スタートサイクルを省略してコピーサイクルから実
行する。
以上が、第1図及び第2図に示す記録装置におし\てC
,PU50の実行するコピープロセスの概略である。
F8部分消去モードの動作 次に、このCPU50がとじ代、枠消し、移動、内消去
、外消去、情報付加1、情報付加2等のモード(総称す
ると、部分消去モード)が操作ボード61上のキーから
指示された時、実行する部分消去モードについて説明す
る。
まず、これらの部分消去モードが設定されている時、C
PU50はテンキー63又はエディタ110の操作又は
とじ代、枠消しの場合で修正データが入力されない時は
予め設定しであるデータに応じて消去領域を設定し、感
光体10の幅方向に多数のLEDが配列され各々のLE
Dを個々にオン・オフ制御できるLEDアレイ構成のイ
レーザ22をこの消去領域に応じて制御し、感光体10
上の不要な電荷を消去する。
G、情報付加モードの動作 次に、本記録装置が実行できる各種機能の内、特に本装
置の特徴である情報付加1キー100、情報付加2キー
101により設定される情報付加1モード及び情報付加
2モードについて各々説明する。
G−1情報付加1モード 情報付加1キー100が受付けられた場合、同時にその
情報付加位置か転写紙18の先端か後端かの選択もなさ
れる。また、オペレータは通常のコピー時に入力するコ
ピー枚数、転写紙サイズ等の他に、付加する情報を選択
する操作が必要となる。付加するデータとしは前述した
日付、時刻、その他の登録済みのパターン、ページ、書
類番号などが表示器103に付加データ選択キー102
を押す毎に順次表示される。表示されているものがこの
モードにおける付加データである。ページはテンキー6
3で設定されているコピー枚数及びこのモードにおける
画像複写の回数或いは画像形成回数からCPU50によ
りデータが生成され、表示器103及び付加情報表示器
48に表示される。
CPtJ50はセットされている転写紙18のサイズの
データにより転写紙18の周辺部の不要な感光体10上
の電荷を消去するための領域データと情報付加領域とし
て設定されている領域のデータを基にイレーザ22を制
御するデータを準備する。次に、オペレータによりプリ
ントスイッチ2が押されると、このモードにおける複写
動作を開始する。まず、第1の画像形成プロセスをスタ
ートさせ、原稿突当て板46の中央の三角マーク47の
下面の付加情報表示器48に表示されている付加情報を
露光走査しコピーする。
二二に、原稿突当て板46と付加情報の表示位置の関係
は第7図に示す如くである。即ち、本実施例では付加情
報の表示位置が通常の原稿複写時の原稿突当て板46の
位置よりも走査光学系9の走査方向の上流側に位置する
ので、感光体10上に形成されたこの付加情報画像を転
写する時には転写紙18をレジストローラ19から繰出
すタイミングが通常よりも早められる。繰出すタイミン
グは、第8図に示す領域49aの如く転写紙18の先端
側に付加情報を形成するモードが選択されている場合に
は同図に示す幅aに相当する時間だけレジストタイミン
グが早められる。また、同図中に示す領域49bの如く
転写紙18の後端側に付加情報を形成するモードが選択
されている場合には同図に示す幅すに相当する時間だけ
レジストタイミングが早められる。選択されたモードに
より転写紙18の先端又は後端に付加情報が形成され、
定着された後、この転写紙18は搬送路制御により中間
トレイ43に導かれる。
ここに、本実施例では、第1の画像形成プロセスでは付
加情報表示器48に表示された付加情報だけを形成し、
他の画像は形成されないようにする。即ち、付加情報以
外の画像形成を阻止する。
このため、走査光学系9の走査する範囲を付加情報が表
示される原稿突当て板46部分だけとし、ショートリタ
ーンして画像形成に必要な部分だけの露光を行なう。こ
の画像形成範囲に合わせて帯電チャージャ21、転写チ
ャージャ24などの作動タイミングの制御を行ない、さ
らに画像形成に不要な感光体10上の電荷をイレーザ2
2により消去する。
即ち、画像形成阻止手段としては、走査光学系9の走査
距離を制御する方式とが、イレーザ22により感光体1
0上の不要な電荷を消去する方式もつとも、通常の転写
紙サイズに合わせて走査光学系9を露光走査させ原稿画
像による静電潜像をも感光体10上に形成するが、付加
情報以外の静電潜像はイレーザ22により消去するよう
にしてもよい。何れにしても、この画像形成プロセスに
より転写紙18上に形成される画像は同じであり、第8
図の領域49a又は49bの何れか一方に画像が形成さ
れる。
次に、コンタクトガラス1上に置かれた原稿をコピーす
る第2の画像形成モードに自動的に移行する。第2の画
像形成モードでは第8図の領域49a又は49bの内の
選択されたほうに相当する原稿画像の静電潜像をイレー
ザ22により消去して画像形成を行なう。即ち、付加情
報形成領域に対しては原稿画像の形成が阻止されるので
、付加情報形成領域と原稿画像とが重複しても、付加情
報のみの見やすいコピーとなる。この場合の画像形成阻
止手段は、イレーザ22に限らず、上述した如く走査光
学系9の走査距離を制御する方式な併用し得る。そして
、中間トレイ43に導かれている付加情報コピー済みの
転写紙18を繰出し、その同一面に転写し、定着し、原
稿画像と付加情報とが合成された転写紙18を配しトレ
イに排出し、このモードの画像形成を完了する。 複数
枚の画像形成が指定されている時には、第1の画像形成
プロセスを所定枚数分実行して転写紙18を中間トレイ
43に一旦納めた後、第2の画像形成プロセスを同じ回
数だけ実行することになる。また、第1の画像形成プロ
セスで付加情報の画像を形成し第2の画像形成プロセス
で原稿画像を形成するようにしたが、逆とし、原稿画像
を先に、付加情報画像を後に形成するようにしてもよい
。要は、第1の画像形成プロセスと第2の画像形成プロ
セスとが相前後して実行されればよい。
また、原稿画像を形成する際、付加情報を形成する領域
の画像をイレーザ22により消去するようにしたが、現
実には、通常の原稿では原稿周囲に所定幅の空白部(余
白)があることが多いので、付加情報領域の原稿画像を
消去する工程を省いても同じ結果が得られることが多い
ので、このイレース工程を省略することもできる。
G−2情報付加2モード 情報付加2キー101が受付けられた場合、オペレータ
は通常のコピー時に入力するコピー枚数、転写紙サイズ
等の他に、付加する情報を選択する操作が必要となる。
付加するデータ及び選択方式は情報付加1モード時と同
じである。表示されているものがこのモードにおける付
加データである。
ページはテンキー63で設定されているコピー枚数及び
このモードにおける画像複写の回数或いは画像形成回数
からCPU50によりデータが生成され、表示器103
及び付加情報表示器48に表示される。
CPU50はセットされている転写紙18のサイズのデ
ータにより転写紙18の周辺部の不要な感光体1o上の
電荷を消去するための領域データと情報付加領域として
設定されている領域のデータを基にイレーザ22を制御
するデータを準備する。同時に、付加情報表示器48に
表示されている画像を転写紙18に形成するために転写
紙18を先行させる幅と転写紙18の送り方向の長さと
から、先行したために原稿複写に使える長さが短くなっ
た領域等に原稿画像を納められる倍率(縮小倍率)を計
算し、変倍モータ(図示せず)を駆動して変倍複写モー
ドをセットし、表示器76にはその変倍率を表示する。
そして、オペレータによりプリントキー62が押される
と、このモードにおける複写動作を開始する。
このモードでは1回だけ画像形成プロセスによりコピー
が作成される。即ち、付加情報表示器48の付加情報と
コンタクトガラス1上の原稿画像とを走査光学系9によ
り連続的に露光走査し、感光体1o上に所定倍率に縮小
された画像を形成する。そして、転写紙18のレジスト
タイミングを早めて原稿画像の先端側に付加情報を付加
したコピーを作成する。このとき、レジストタイミング
を早めて先行させる長さは情報付加1キー100により
モード設定された場合の第8図の幅aに相当する。
なお、情報付加1キー100、情報付加2キー101は
各々が設定したモードを解除する機能をも備えている。
しかし、一方の機能を選択している状態のまま他方のキ
ーで別のモードを選択した場合には、後から選択した方
のモードが優先され、先に選択されていたモードは解除
される。
G−3情報付加1,2モードの比較 付加情報と原稿とが1回の画像形成サイクルで形成され
るので、処理速度が速いという特徴を持つ。しかし、情
報付加2モードによれば、特定の自動的に設定される縮
小倍率で複写されるので、本複写装置としては変倍機能
があるにも拘らず希望の倍率で情報を付加して複写させ
ることはできない。特に、通常の複写では一番利用度の
高い等倍複写ができない。また、情報付加2モードでは
付加情報と原稿画像とを同時に処理するので情報付加1
モード時のように付加位置を原稿画像の先端と後端とで
選択することはできない。この結果、例えばページ速写
の時、原稿突当て板46側の半分のコピー時には情報を
付加し得るが、残りの半分のコピー時には付加情報をコ
ピーできない。しかし、情報付加1モードによれば、ペ
ージ速写の双方のコピー時に各々付加情報をコピーし得
る。
この他、情報付加1モードでは、移動モード、とじ化モ
ード、枠消しモード等の各種モードと組合せても特に支
障なく所望通りの合成コピーを得ることができる。この
点は、情報付加2モードによると、特定の画像移動及び
特定の倍率が自動的にセットされるので、これらのモー
ドと組合せた場合、オペレータの意図に反したコピーと
なってしまうケースが多い。
何れにしても、本実施例によれば、情報付加lモードと
情報付加2モードとを任意に選択できるので、各々の用
途に適した合成コピーとし得る。
即ち、単に付加情報を含めて合成コピーしたい場合であ
れば、情報付加2モードを選択して高速処理させればよ
く、各種モードの機能を発揮させつつ合成コピーをした
い場合であれば処理速度は遅くなるが情報付加1モード
を選択すればよいものである。
H1画像形成条件の制御 ところで、本実施例では付加情報表示器48としてはエ
レクトロクロミックデバイス(以下、ECDという)を
用いるものである。一般に、この種の表示デバイスとし
ては液晶表示デバイスLCDもあるが、ECDによれば
LCDに比べ表示器の背景板や非表示部分を白色にでき
、表示の濃度も高い点で有利である。
ところが、このような特性を備えたECDでも通常、複
写される原稿である印刷物や手書きの文書に比べると、
背景板や非表示部の白さは通常の原稿の背景をなす紙の
白さには及ばず、かつ、表示部の濃度も通常の印刷物の
濃度より低い。そこで、付加情報を良好にコピーするた
めに表示器の制御方法の改善と画像形成をするとき帯電
、露光、現像バイアスなどのパラメータを表示器の特性
に合わせて設定することにより行なっている。
より詳細には、情報付加1モード時と情報付加2モード
時とでは、ECD48の画像形成条件を異ならせるもの
である。
まず、情報付加1モードでは付加情報表示部=ECD4
8の画像形成と原稿の画像形成とが別の画像形成プロセ
スにて行なわれるので、原稿画像を形成する時、原稿の
特性に合わせてオペレータが設定する濃度目盛や原稿の
画像濃度又は背景濃度を検出して自動的に画像形成の最
適条件を設定するADSなどの影響を受けずにECD4
8の表示特性に適した画像形成条件で付加情報を複写す
ることができる。この時の画像形成条件を通常の白色の
紙に黒のインクで印刷された原稿を良好に複写する時の
条件を標準条件とし、標準条件との対比により示す。ま
ず、感光体10の帯電電位はECD48の背景板及び非
表示部分の濃度が高いので背景部の露光後の感光体電位
を低くするために標準条件の帯電電位より低くする。露
光量はECD48の耐熱性、高温による寿命の低下を考
慮し、標準条件の露光量と同じとした。さらに、画像濃
度が低くならない範囲で帯電電位を低く設定してECD
48の背景部の電位が低くならないようにしているが、
なお通常の原稿より背景部の露光後の電位が高いので標
準条件より現像バイアス電位は高くする。
一方、情報付加2モードでは、ECD48の情報をコン
タクトガラス1に置かれた原稿とともに露光走査して画
像形成を行ない、しかも、原稿の先端とECD48によ
る表示部とが近づいているので、画像形成の条件をEC
D48部分と原稿部分との間で変更するのは応答速度の
遅れといった問題があり、制約を受ける。従って、画像
形成条件の一部は、オペレータが複写しようとする原稿
の特性に合わせて設定した条件或いはADSによって自
動的に設定された条件と同じになってしまうものがある
。本実施例では、露光ランプ3としてハロゲンランプを
用いており、ランプ電圧の変更に対する光束の応答速度
が遅いので付加情報を露光する時と原稿を露光する時と
で条件を変えることはできない。感光体10の帯電電位
は帯電チャージャ21の感光体10に対する開口幅が2
0価程あるので帯電チャージャ21を駆動する電源の出
力を変更したり、或いは帯電電位の制御用のグリッドを
備えたスコロトロンチャージャの場合、グリッドのバイ
アス電圧を変更しても開口幅の影響を受け、急速な感光
体10の帯電電位の変更はできない。しかるに、現像バ
イアスは現像器23が感光体10に作用している領域の
幅が狭く、供給する電源電圧を変更することによりEC
D48と原稿画像部との間で条件変更できる。
このような事情から、ECD48の付加情報を複写する
時の画像形成の条件として露光ランプ電圧と帯電電位と
はオペレータが複写する原稿に合わせて設定する濃度選
択キー(特に図示せず)によって決定される値又はAD
Sにより自動設定された値のままとし、現像バイアス電
圧の変更を行なっている。
さらに、このような現像バイアス電圧の変更だけでは付
加情報の良好な複写を行なえないような画像形成条件が
設定されている場合には、現像バイアスの変更に加えて
、ECD48において着色濃度を変更させることにより
対応する。例えば、画像濃度が高く背景濃度も高い原稿
を背景を白く抜いて複写したい場合、露光ランプ電圧を
高くし現像バイアス電圧も高くする条件を設定する。こ
の場合の付加情報を複写する時のバイアス電圧は設定さ
れた露光ランプ電圧からCPtJ50が所定の電圧値を
設定するがECD48の表示部の濃度が通常の印刷物よ
り低いのでバイアス電圧だけによる対応では付加情報の
画像濃度が薄くなってしまうので、ECD48の着色す
る電圧を印加する時間を露光ランプ電圧の値に基づいて
制御している。ECD48は着色する電荷量が多くなる
と、濃くなるので、露光ランプ電圧が高い時には着色時
間を長くする。ECD48を濃く着色するのを露光ラン
プ電圧が所定の値を超えた時という特殊な条件の時に限
るが、これは、着色する電荷量が多いとECD48の劣
化が早く、寿命が短くなってしまうからである。このよ
うに特定の条件に限ってECD48の着色濃度を高くす
ることにより、ECD48の寿命も複写装置としては満
足のいく程度に維持でき、かつ、上述したような原稿を
コピーする場合にも良好に情報を付加できる。
1、CPU制御の概略流れ ところで、CPU50が実行するこのような制御の概略
を第6図のフローチャートに示す。電源スィッチが投入
されると、出力ボート、RAM54等をクリアし、記録
装置を初期化する。次に、保護回路などをスキャンして
装置各部の異常の有無検出を行ない、併せて給紙カセッ
トの転写紙18のサイズを読取RAM54に格納する。
保護回路に異常があった場合、操作ボード61上に配設
されたトナーエンド表示器107、ジャム表示器108
、紙エンド表示器74等による異常表示をセットする。
異常が除去されると、記録装置は動作準備OKとなり、
異常表示をリセットする。ついで、標準モードとしてコ
ピー枚数:1、給紙系二上、変倍率二等倍、移動:なし
及びその他のキー人力なしなる状態のコピー条件として
設定される。そして、設定されている給紙系の転写紙1
8のサイズに応じて転写紙18のサイド、先端及び後端
のデータから消去領域を設定し、RAM54に記憶し、
イレーザ22に消去領域のデータを送れる状態とする。
コピー可の状態であれば、プリントキー62の緑ランプ
を点灯して記録レディをセットする。そして、操作ボー
ド61からオペレータによる入力を読取り、RAM54
に書込む。
この後、オペレータによりプリントキー62が操作され
てコピースタート指示が入力されると、設定されたコピ
ー条件に従いコピーが作成される。
そして、コピーサイクルを開始して作成したコピー枚数
を表示器65に更新表示する。このような処理中にジャ
ム等の異常が発生すると、装置を停止させ、ジャム表示
等の異常処理を行なう。コピー動作はリピート処理によ
り、設定枚数骨のコビ−が作成されるが、途中でCキー
66が操作されればリピート処理を中止する。
なお、標準モード以外のモードがセットされたまま所定
の時間が経過するまでの間にキー操作がなければ、自動
的に標準モードに復帰する。
効果 本発明は、上述したように付加情報を原稿画像とともに
露光走査する情報付加1モード時と、別個の露光走査と
する情報付加2モード時とで、付加情報用の画像形成条
件を異ならせるようにしたので、情報を付加しようとす
る原稿の画像特性によらず付加情報を良好に複写するこ
とができ、がっ、このような2つのモードにより、ユー
ザの要望に応じて各種モード機能を損なうことのない合
成コピーと処理速度の速い合成コピーとを任意に選択で
きる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は記録装置の概
略側面図、第2図はその外観斜視図、第3図は操作ボー
ドの平面図、第4図は制御系ブロック図、第5図はエデ
ィタの外観斜視図、第6図はCPU制御の概略フローチ
ャート、第7図は付加情報表示器付近の平面図及び側面
図、第8図は転写紙の平面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 原稿台付近で付加情報を表示する手段と、前記原稿台付
    近を露光走査して感光体上に静電潜像を形成する静電潜
    像形成手段と、前記感光体上に形成された静電潜像を顕
    像化する手段と、顕像を転写紙に転写する手段と、転写
    された複写画像を定着する手段と、定着された画像の同
    一面に再度画像転写させる状態で転写紙を再給紙手段に
    導く手段と、前記静電潜像形成手段により形成された画
    像を転写・定着済みの画像を有する転写紙上に合成複写
    させる手段と、表示された前記付加情報と原稿台上の原
    稿画像とを前記走査光学系の2回の露光走査に分けて別
    個に画像形成し前記再給紙手段により再給紙される同一
    の転写紙上に合成複写させる情報付加1モードを選択す
    る手段と解除する手段と、表示された前記付加情報と原
    稿台上の原稿画像とを前記走査光学系の1回の露光走査
    により縮小させて画像形成し転写紙上に合成複写させる
    情報付加2モードを選択する手段と解除する手段と、情
    報付加1モード時と情報付加2モード時とで前記付加情
    報複写時の画像形成条件を異ならせて複写動作を制御す
    る制御手段とからなることを特徴とする情報付加機能付
    き複写装置。
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