JPH0123738Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0123738Y2 JPH0123738Y2 JP7811984U JP7811984U JPH0123738Y2 JP H0123738 Y2 JPH0123738 Y2 JP H0123738Y2 JP 7811984 U JP7811984 U JP 7811984U JP 7811984 U JP7811984 U JP 7811984U JP H0123738 Y2 JPH0123738 Y2 JP H0123738Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lever
- concave surface
- hinge
- pin
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
Landscapes
- Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)
- Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
- Gripping Jigs, Holding Jigs, And Positioning Jigs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は主として自動車の組立作業に際し、車
体と扉とを各ヒンジ部材において互に合せた状態
からこれにヒンジピンをセツトする作業に使用さ
れるセツト工具に関する。
体と扉とを各ヒンジ部材において互に合せた状態
からこれにヒンジピンをセツトする作業に使用さ
れるセツト工具に関する。
従来この種作業において、ヒンジピンのセツト
はハンマによる打込みを一般とするもので、これ
は比較的狭いスペース内で行われるため、比較的
面倒であり、高能率には行い得ない不都合を伴
う。
はハンマによる打込みを一般とするもので、これ
は比較的狭いスペース内で行われるため、比較的
面倒であり、高能率には行い得ない不都合を伴
う。
本考案はこのヒンジピンのセツトを簡単且容易
にする工具を提供することをその目的としたもの
で、固定レバ１に、中間の軸２で軸支して可動レ
バ３を開閉自在に設けると共に、該固定レバ１の
先端の受座４上に、ヒンジピンａの膨大する頭部
ｂを嵌合する凹面５と、該凹面５の一部を形成す
る側面の凹面５ａを有する回動自在のカム６とを
設け、更に該カム６に該固定レバ１に略沿つて後
方にのびる弾性レバ７を突設すると共に該固定レ
バ１の根部端近傍に該レバ７を着脱自在に係止す
る係止爪８を備えて成る。
にする工具を提供することをその目的としたもの
で、固定レバ１に、中間の軸２で軸支して可動レ
バ３を開閉自在に設けると共に、該固定レバ１の
先端の受座４上に、ヒンジピンａの膨大する頭部
ｂを嵌合する凹面５と、該凹面５の一部を形成す
る側面の凹面５ａを有する回動自在のカム６とを
設け、更に該カム６に該固定レバ１に略沿つて後
方にのびる弾性レバ７を突設すると共に該固定レ
バ１の根部端近傍に該レバ７を着脱自在に係止す
る係止爪８を備えて成る。
図面はその実施の１例を示すもので、この場合
該カム６は下方にのびる中心の回動軸９の下端に
側方にのびるアーム部材１０を備えて該部材１０
において該弾性レバ７に連るようにした。更に該
受座４上には該凹面５を略Ｖ字状の左右１対に並
設して、該ピンａを該両凹面５，５の適宜一方に
支承させ得るようにしたが、これによれば例えば
第６図示のように車体ｃと扉ｄとの間に備える上
部と下部のヒンジ部ｅにその下側と上側とから
夫々該ピンａを施す際、或いは左右逆側の扉ｄの
取付けに際し、作業し易い方の凹面５に該ピンａ
を支承させることができて有利である。
該カム６は下方にのびる中心の回動軸９の下端に
側方にのびるアーム部材１０を備えて該部材１０
において該弾性レバ７に連るようにした。更に該
受座４上には該凹面５を略Ｖ字状の左右１対に並
設して、該ピンａを該両凹面５，５の適宜一方に
支承させ得るようにしたが、これによれば例えば
第６図示のように車体ｃと扉ｄとの間に備える上
部と下部のヒンジ部ｅにその下側と上側とから
夫々該ピンａを施す際、或いは左右逆側の扉ｄの
取付けに際し、作業し易い方の凹面５に該ピンａ
を支承させることができて有利である。
その作動を説明するに、例えば上部のヒンジ部
ｅにヒンジピンａをその下側から施すべき場合、
先づ両レバ１，３を例えば第１図示のように互に
開いた状態から、受座４上の凹面５に該ピンａを
その頭部ｂで嵌合させると共に次でカム６を弾性
レバ７により回動させて該頭部ｂを該カム６の押
圧により該凹面５内に固定とする。この場合、該
レバ７は係止爪８に係止されてその回動位置に固
定されるもので、この状態は例えば第３図示の通
りである。次でこの工具を例えば第７図示のよう
にそのまゝ該ヒンジ部ｅにその下側から導かせた
後、該ピンａをピン孔内にその下側から挿入させ
ると共に次で該可動レバ３の先端を該ピンジ部ｅ
の上面に臨ませた状態から両レバ１，３を互に閉
じるもので、かくて該ピンａはこれに押されて該
ピン孔内に圧入されて所定のセツト状態に得られ
る。これは下側のヒンジ部ｅについても略同様で
ある。尚該ヒンジ部ｅは仝図に明示するように車
体ｃ側のヒンジ部材e1と、これに嵌合される扉ｄ
側のヒンジ部材e2とから成る。
ｅにヒンジピンａをその下側から施すべき場合、
先づ両レバ１，３を例えば第１図示のように互に
開いた状態から、受座４上の凹面５に該ピンａを
その頭部ｂで嵌合させると共に次でカム６を弾性
レバ７により回動させて該頭部ｂを該カム６の押
圧により該凹面５内に固定とする。この場合、該
レバ７は係止爪８に係止されてその回動位置に固
定されるもので、この状態は例えば第３図示の通
りである。次でこの工具を例えば第７図示のよう
にそのまゝ該ヒンジ部ｅにその下側から導かせた
後、該ピンａをピン孔内にその下側から挿入させ
ると共に次で該可動レバ３の先端を該ピンジ部ｅ
の上面に臨ませた状態から両レバ１，３を互に閉
じるもので、かくて該ピンａはこれに押されて該
ピン孔内に圧入されて所定のセツト状態に得られ
る。これは下側のヒンジ部ｅについても略同様で
ある。尚該ヒンジ部ｅは仝図に明示するように車
体ｃ側のヒンジ部材e1と、これに嵌合される扉ｄ
側のヒンジ部材e2とから成る。
このように本考案によるときは固定レバ１の先
端の凹面５内にヒンジピンａをその頭部ｂで嵌合
してこれをカム６の回動により固定させた状態か
らヒンジ部ｅに導かせた後、次で両レバ１，３を
互に閉じれば足るもので、その位置を比較的狭い
スペース内で簡単且容易に行わせ得られて作業を
高能率にすることが出来、更に該カム６は弾性レ
バ７で回動されて係止爪８に係止されるもので、
該ピンａの該カム６による固定を円滑且容易にす
ることが出来、更にその構成は全体として互に開
閉自在の１対のレバ１，３とそれに略沿つた弾性
レバ７とから成るもので比較的簡単で小型に得る
ことが出来、使用を容易にする等の効果を有す
る。
端の凹面５内にヒンジピンａをその頭部ｂで嵌合
してこれをカム６の回動により固定させた状態か
らヒンジ部ｅに導かせた後、次で両レバ１，３を
互に閉じれば足るもので、その位置を比較的狭い
スペース内で簡単且容易に行わせ得られて作業を
高能率にすることが出来、更に該カム６は弾性レ
バ７で回動されて係止爪８に係止されるもので、
該ピンａの該カム６による固定を円滑且容易にす
ることが出来、更にその構成は全体として互に開
閉自在の１対のレバ１，３とそれに略沿つた弾性
レバ７とから成るもので比較的簡単で小型に得る
ことが出来、使用を容易にする等の効果を有す
る。
第１図は本考案実施の１例のセツト工具の斜面
図、第２図はその−線截断面図、第３図はそ
の弾性レバを閉じた状態の一部を截除した平面
図、第４図はヒンジピンの側面図、第５図はその
上面図、第６図は本案工具を適用する自動車の一
部の斜面図、第７図はその一部の作業状態の斜面
図である。 １……固定レバ、２……軸、３……可動レバ、
４……受座、ａ……ヒンジピン、ｂ……頭部、５
……凹面、５ａ……凹面、６……カム、７……弾
性レバ、８……係止爪。
図、第２図はその−線截断面図、第３図はそ
の弾性レバを閉じた状態の一部を截除した平面
図、第４図はヒンジピンの側面図、第５図はその
上面図、第６図は本案工具を適用する自動車の一
部の斜面図、第７図はその一部の作業状態の斜面
図である。 １……固定レバ、２……軸、３……可動レバ、
４……受座、ａ……ヒンジピン、ｂ……頭部、５
……凹面、５ａ……凹面、６……カム、７……弾
性レバ、８……係止爪。
Claims (1)
- 固定レバ１に、中間の軸２で軸支して可動レバ
３を開閉自在に設けると共に、該固定レバ１の先
端の受座４上に、ヒンジピンａの膨大する頭部ｂ
を嵌合する凹面５と、該凹面５の一部を形成する
側面の凹面５ａを有する回動自在のカム６とを設
け、更に該カム６に該固定レバ１に略沿つて後方
にのびる弾性レバ７を突設すると共に該固定レバ
１の根部端近傍に該レバ７を着脱自在に係止する
係止爪８を備えて成るヒンジピンのセツト工具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7811984U JPS60190586U (ja) | 1984-05-29 | 1984-05-29 | ヒンジピンのセツト工具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7811984U JPS60190586U (ja) | 1984-05-29 | 1984-05-29 | ヒンジピンのセツト工具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60190586U JPS60190586U (ja) | 1985-12-17 |
| JPH0123738Y2 true JPH0123738Y2 (ja) | 1989-07-20 |
Family
ID=30621808
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7811984U Granted JPS60190586U (ja) | 1984-05-29 | 1984-05-29 | ヒンジピンのセツト工具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60190586U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0536624Y2 (ja) * | 1987-02-06 | 1993-09-16 |
-
1984
- 1984-05-29 JP JP7811984U patent/JPS60190586U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60190586U (ja) | 1985-12-17 |
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