JPH01236767A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH01236767A
JPH01236767A JP63154916A JP15491688A JPH01236767A JP H01236767 A JPH01236767 A JP H01236767A JP 63154916 A JP63154916 A JP 63154916A JP 15491688 A JP15491688 A JP 15491688A JP H01236767 A JPH01236767 A JP H01236767A
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浩一郎 前村
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    • H04N1/3333Mode signalling or mode changing; Handshaking therefor during transmission, input or output of the picture signal; within a single document or page
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  • Facsimile Transmission Control (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ファクシミリ装置に関する。
[従来の技術] 一般に、ファクシミリ通信には電話回線が利用されてい
る。電話回線は、特に海外との通信など長距離通信の場
合に、ノイズ等の影響を受けて回線状態が変動しやすい
。回線状態でファクシミリ通信を実行すると、画情報の
伝送誤りが多発するようになり、受信側で正確な画像を
再現することができなくなる。
ところで、G3規格などの通常のファクシミリ装置では
、通信を開始する時点で、モデムトレーニングにより回
線状態がチエツクされ、その回線状態に応じて画情報を
伝送する際のデータ伝送速度が決定されるようになって
いる。
また、近年、CCITTより、G3規格のファクシミリ
装置が準拠している勧告T、30の追補(Annex^
)という形式で、エラーコレクションモード(以下、E
CMと略す)という伝送制御手順が追加勧告されている
このECMによりファクシミリ通信を行なう場合、複数
のデータフレームで構成されたブロック単位で画情報を
伝送し、伝送した画情報にエラーが生じた場合、エラー
となったデータフレームの再送を行なう一方、再送回数
が一定回数以上になると、データ伝送速度をシフトダウ
ンして画情報の伝送を行なうようになる。
この場合において、いま仮に、通信開始直後は回線状態
が良好で、画情報の伝送開始後に、回線状態が非常に悪
化したとする。この場合、データ伝送速度は、最初、例
えば9600bps設定されて画情報が伝送される。
ところが、回線状態の悪化により、伝送エラーが多発し
、再送処理が一定回数繰り返されるようになる。この再
送で正しく伝送されないと、データ伝送速度が7200
bpsにシフトダウンされ、同様に再送処理が一定回数
繰り返される。また、この再送で正しく伝送されないと
、次に4800bpsというようにして、最悪の場合、
2400bpsまでシフトダウンされることになる。
このように、従来のECMでは、画情報の伝送開始後に
、回線状態が悪化した場合、データ伝送速度を1段階づ
つシフトダウンしていたので、画情報の再送処理が成功
するまで時間がかかり、通信時間が長くなるという問題
があった。
ところで、上記ECMでは、符号化圧縮後の画情報をそ
の先頭から256バイh(オクテツト;1バイト(=1
オクテツト)=8ビット)あるいは64バイト毎のフレ
ームサイズに分割し、その1フレ一ム分の画情報を、第
14図(a)に示すように、HD L C(ハイレベル
・データ・リンク制御)手順の形式のフレームFLHに
整形した状態で伝送する。
ここで、このフレームFLMは、所定のビットパターン
からなる(先頭)フラグシーケンスF、所定のビットパ
ターン(グローバルアドレス)からなるアドレスフィー
ルドA、ファクシミリ装置に固有なビットパターンから
なる制御フィールドC1情報フィールド1. Hり検出
のためのフレームチエツクシーケンスFC5、および、
(後尾)フラグFを順次波べて形成される。
また、情報フィールド■は、ファクシミリ伝送手順信号
が配置されるファクシミリ制御フィールドFCFと、そ
のファクシミリ伝送手順信号に付加される各種の情報が
配置されるファクシミリ情報フィールドPIFからなる
この場合、ファクシミリ制御フィールドFCFには、フ
ァクシミリ伝送手順信号のファクシミリ符号化データF
CDが配置され、ファクシミリ情報フイールドPIFに
は、フレームの順序をあられすフレーム番号FNoと、
1フレームサイズFSZの符号化されたフレームデータ
FDcが配置される。
また、フレーム番号FNoが8ビツトの2進数からなる
ため、連番として0〜255までしか取れないので、連
続する256個のフレームを1ブロックに設定し、その
ブロック受信側より再送要求するようにしている。また
、1ペ一ジ分の画情報を1つのブロックで伝送できなか
った場合には、その残りの部分を次のブロックに設定し
て伝送する。
受信側は、再送要求時には、同図(b)に示すような、
ファクシミリ伝送手順信号1)PR(部分ページ要求信
号)のフレームを送信側に応答する。なお、ファクシミ
リ伝送手順信号は、必要なパラメータを含めた状態で、
この部分ページ要求信号PPRと同様なフレーム形式で
やりとりされるが、以下の記述においては1例えば、単
にPPR信号と記載する。
このPPR信号は、そのファクシミリ制御フィールドF
CFに、 PPR信号であることをあられすビットパタ
ーン(PPR)が配置され、ファクシミリ情報フィール
ドPIFに256ビツトのエラーマツプデータEMpが
配置されてなる。
このエラーマツプデータEMpは、伝送された1ブロッ
ク分のフレームデータのうち、伝送誤りを生じていなか
ったフレームにはデータ「0」を、伝送誤りを生じてい
たフレームにはデータrlJをそれぞれ、フレーム順に
配置してなる。
このPPR信号を受信すると、送信側は、エラーマツプ
データEMPでデータ「1」がセットされているフレー
ムのフレームデータのみを再度受信側に送信する。
この再送要求を、全てのフレームの伝送誤りが解消され
るまで繰り返し行うことで、受信側で誤りのない受信画
像を記録出力することができる。
さて、上述のように、画情報を伝送するときのフレーム
サイズは、256バイトと64バイトの2種類のいずれ
かを設定することができる。この設定は、伝送前手順に
おいて、送信装置と受信装置の相互間により取り決めが
なされ、1ペ一ジ分の画情報を伝送終了するまで有効で
、変更することができない。
このフレームサイズをファクシミリ装置に設定するとき
、例えば、ファクシミリ装置の内部基板のスイッチ等を
切り換えて、固定的に設定すると、次のような不都合を
生じる。
すなわち、フレームサイズを256バイトに固定すると
、画情報を構成するフレーム数が少ないためフレームデ
ータに付加される情報量が少なくてすむ。従って、フレ
ームサイズが64バイトの場合に比べて、伝送時間を短
縮できるが、例えば、第15図(a)、(b)に示した
ように、伝送路にバーストエラーBNI、BN2が発生
した場合、再送するデータ量が64バイトの場合に比べ
て大幅に大きくなる。
これにより、回線状態が悪いときには、256バイトの
フレームサイズ(FSZI)の方が、64バイトのフレ
ームサイズ(FSZ2)よりも、再送時間が長くなるた
め、総合した画情報伝送時間が長くなる場合が多い。
このように、ECMで通信する場合、回線状態により、
効率良く通信できるフレームサイズが異なる。
一方、例えば、回線状態が非常に良好な場合には、画情
報の伝送誤りがほとんど生じることがないため、ECM
を使用する必要がない。また、回線状態が非常に劣悪な
場合には、再送時にも伝送誤りが頻発するため、ECM
を使用した場合、伝送時間が非常に長くなるだけで、効
率的でない。
一般に、ECM対応のファクシミリ装置は、従来の03
規格での通常モードとECMとの2つの通信機能を備え
ている。
ところが、従来のファクシミリ通信では、通常モードと
ECMとの選択、およびECMでのフレームサイズが、
必ずしも、適切に設定されていなかったため、ECMが
有効に使用されていなかった。なお、このような設定を
、オペレータが行なうようにすることが考えられるが、
この場合、オペレータがいちいち判断して送信操作時に
行なうのでは、オペレータの負担が増え、実用的でない
という問題がある。
ところで、従来の63規格である通常モードでのファク
シミリ通信の際には、送信時、画情報は符号化された後
、通常FIF○(First In First。
0ut)/<ソファに一時格納される。そして、モデ1
2に設定されたデータ伝送速度に対応する速度で、その
画情報が読み出されて送信される。
この場合、FIF○バッファは、画情報の符号化タイミ
ングと、モデムからの送Qタイミングとが不一致に対処
するために配設されるものである。
一方、ECMの場合、HDLCのデータフレームを構成
するとき、フレームデータにフラグと同一ビソトパタン
を避けるための「0」データのインサージョン、および
エラーチエツクのためのCRC演算を行なっている。
このため、ECMでのファクシミリ通信の際には、送信
時、符号化した画情報を1ブロック分バッファメモリに
一旦蓄積することにより、上記フレームデータの「0」
データのインサージョンやCRC演算などの処理を容易
にすると共に、画情報の再送信を可能にしている。
二のように、従来の63規格での通信の場合も、ECM
での通信の場合も、送信する画情報を一旦バッファに格
納するようにしている。
ところが、従来のファクシミリ装置おいては、画情報を
蓄積するバッファは、上記2種類の通信用にそれぞれ独
立に配設されていた。
[発明が解決しようとする課題] 以上のように、従来のECMでは、画情報の伝送開始後
に1回線状態が悪化した場合、通信時間が長くなる一方
、そのECMが、適切に設定されて有効に使用されてい
ないという問題があった。
さらに、従来のファクシミリ装置は、画情報を蓄積する
バッファが、2種類独立に配設されていたため、装置の
コストが高くなるという問題があった。
本発明は、以上の問題を解決し、通信時間を短縮する一
方、ECUを有効に使用でき、さらに装置のコストが低
減されるファクシミリ装置を提供することを目的とする
口課題を解決するための手段] 本発明は、通信時間を短縮するために、送信した画情報
のフレームの総数と、受信側からデータエラーとして指
定されたフレーム数とに基づいて、次にシフトダウンに
より設定するデータ伝送速度を決定するようにしている
また、ECMを有効に使用するために、ECMを適用す
る宛先地域と適用するときのフレームサイズを記憶した
誤り再送適用地域記憶手段を備え、操作入力された宛先
情報が誤り再送適用地域記憶手段に記憶された宛先地域
に属するときには、誤りECMを使用するとともにその
宛先地域に対応して記憶されているフレームサイズを選
択して、送信を行なうようにしている。
さらに、装置のコストを低減するために、EcMでの送
信の際に、再送処理が終了し画情報が受信側に正常に到
達するまで、符号化した画情報を一旦蓄積するバッファ
メモリと、従来の63規格である通常モードでの送信の
際に、符号化した画情報を送信完了するまで一時格納す
るバッファメモリとを共通にしている。
[作用コ 上記のように、送信したフレームの総数とデータエラー
となったフレーム数とに基づいて、設定するデータ伝送
速度を決定することにより1回線状態に応じた適切なデ
ータ伝送速度が設定されるので、再送信がむやみに繰り
返されることがなくなり、通信時間が短縮されるように
なる。
また、上記誤り再送適用地域記憶手段に、予め誤り再送
機能が有効になる宛先地域とフレームサイズとを記憶し
ておくことにより、送信の際に、オペレータがいちいち
それらの設定を行なう手間をかけずに、E CMを有効
に使用できるようになる。
さらに、ECMと通常モードとで、バッファメモリを共
用することにより、バッファメモリが1つで済むため、
装置コストが低減するようになる。
[実施例コ 以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施例を詳細
に説明する。
第1図は、本発明の一実施例にかかるファクシミリ装置
を示している。
同図において、CPU(中央処理装置)lは、このファ
クシミリ装置全体の制御処理、および、ファクシミリ伝
送制御手順処理を行なうためのものであり、その制御プ
ログラムはROM(リード・オンリ・メモリ)2に記憶
され、ワークエリアおよび伝送バッファはRAM(ラン
ダム・アクセス・メモ1月3に形成される。なお、伝送
バッファの容量は、256バイトのフレームを1ブロッ
ク分記憶できるように、少なくとも64にバイト(K=
1024)の記憶容量が確保される。
スキャナ4は送信原稿を所定の解像度で読み取るための
ものであり、プロッタ5は受信画像を所定の解像度で記
録出力するためのものである。操作表示部6はこのファ
クシミリ装置を操作するためのものである。
符号化復号化部8は送信画信号を符号化圧縮するととも
に、受信画情報を元の画信号に復号化するものであり、
モデム8はアナログ回線網である公衆電話回線網等を伝
送回線として用いることができるようにデジタルデータ
を変復調するものであり、網制御装置9はファクシミリ
装置を公衆電話回線網に接続するためのものである。な
お、この網制御装置9は自動発着信機能を備えている。
また、中央処理装置1、ROM2、RAM3、スキャナ
4、プロッタ5、操作表示部6、パラメータメモリ7、
符号化復号化部7、モデム8および、網制御装置9は、
システムバス10を介して相互にデータをやりとりして
いる。(以下、余白)以上の構成で、次に、本実施例の
ファクシミリ装置の送信動作について説明する。
この場合、第2図(a)、(b)に示すようように、オ
ペレータは、まず、送信原稿をスキャナ4にセットして
、操作表示部6で送信相手先の入力など所定の送信操作
を行なう(処理21)。これにより、網制御装置9が発
呼動作しく処理22)、受信側ファクシミリ装置が着呼
すると、第3図に示すように、伝送制御手順が開始され
、受信側からは、始めにCED信号とDIS信号が送信
される(処理23)。
送信側は、これに対してDC8信号とモデムトレーニン
グ信号およびTCP信号を送信する(処理24)。
なお、ここで送信する上記DC8信号において、データ
伝送速度は、最も高い9600bpsの指定がなされて
いる。
受信側は、回線状態判定のため、上記TCP信号で伝送
される一定データをチエツクし、データ誤り率が一定値
以下のとき、CFR信号を送信する。
送信側では、このCFR信号を受信すると(処理25の
Y)、スキャナ4が起動されて送信原稿が読み取られる
(処理26)。読み取られた画情報は、符号化複合化部
7により符号化される。符号化された画情報は、HDL
C手順のデータフレームのPIFに。
例えば256バイトづつセットされる。また、このデー
タフレームは、最大256フレームが1ブロックとして
構成される。
従って、1フレームあたり256バイトとすると、1ブ
ロックは最大64にバイトになる。この1ブロック分の
画情報は、RAM3に一旦格納され、また、そのフレー
ム総数NがRAM3内で記憶される(処理27)。
上記1ブロックが、画情報PIXとして前記指定した9
600bpsのデータ伝送速度で、1度に連続して送信
される(処理28)。
いま送信原稿が1ページで、その画情報が64にバイト
以下であったとすると、企画情報が1度に送信された後
、PP5−EOP信号が送信される(処理29)。
受信側は、送信された画情報を受信してデータエラーを
チエツクし、エラーがないときは、MCF信号を送信す
る。
送信側は、ここでMCF信号を受信すると(処理30の
Y)、DCN信号を送信して、回線を復旧する(処理3
1)。
次に1回線状態が、最初良好で、上記画情報PIX送信
中に悪化する場合について説明する。この場合、第4図
に示すように、最初の画情報の送信は、上記と同様に9
600bpsのデータ伝送速度で実行され、この後、P
P5−EOP信号が送信される。
ここで、回線状態の悪化により、伝送される画情報にデ
ータエラーが生じたとすると、受信側は、データエラー
を検出し、最大256フレームある1ブロックの画情報
のどのフレームがエラーになったかを記憶する。そして
、上記PP5−EOP信号を受信した後、PPP信号を
送信し、この信号によりデータニラ−となったフレーム
位置を受信側に通知する。
受信側は、ここでPPR信号を受信すると(第2図、処
理30のN)、過去の再送回数をチエツクする(処理3
2)。いま、初めての再送であるので(処理32のN)
、PPR信号で示されたフレーム位置に対応する画情報
を、RAM3より読み出す。そして、所定のデータフレ
ームで再送信する(処理33)。上記PPR信号では、
複数のフレームの指定が可能であり。
指定された各フレームの画情報が順次送信され。
それが終わると、PP5−EOP信号を送信する(処理
29へ)。
この後、上述の処理が繰り返され、受信側で正しく受信
されなかった場合には、再度PPR信号でデータエラー
となったフレーム位置が通知される。
この場合、対応するデータフレームを同様に再送信する
この画情報の再送信の回数が3回になると(処理32の
Y)、上記PPR信号でデータエラーとして通知された
フレーム数nを判定する(処理34)。次いで、設定し
ているデータ伝送速度を判定する。いま、9600bp
sであるので(処理35のNより処理36.処理36の
y)、このとき、最初に送信した前記フレーム総数Nに
対するデータエラーとなった上記フレーム数nの割合、
つまり、エラー率nハを算出し、予め設定されている一
定値aと比較する(処理37)。
このエラー率n/Nは、回線状態が悪いほど大きい値に
なる。一定値aは、回線状態が非常に悪く、データ伝送
速度を2400bpsに設定すべきときの上記エラー率
nハの値が設定されている。
そこで、上記エラー率nハが一定値a以上のとき(処理
37のY)、送信側は、この後、データ伝送速度を24
00bpsにするために、モデム8などを制御する(処
理38)。次いで、第4図に示すように、受信側にCT
C信号を送信して、データ伝送速度を2400bpsに
シフトダウンすべきことを通知する(処理39)。
受信側は、そのCTC信号を受信して、指定された24
00bpsのデータ伝送速度に内部状態を設定し、CT
R信号を送信する。
送信側は、そのCTR信号を確認した後(処理40)、
PPR信号で指定されたフレームの画情報を再送信しく
処理41)、これに続いて、所定のPP5−EOP信号
を送信する(処理29)。
この場合、最低のデータ伝送速度なので、回線状態がか
なり劣悪な場合でも、正しく送信できる。
従って、受信側は、データエラーなしに画情報を受信し
、MCF信号を返送する(処理30のY)。
送信側は、ここで、 DCN信号を送信し、回線を切断
する(処理31)。
これにより、回線状態が、最初良好で、上記画情報PI
X送信中に極端に悪化する場合においても、第4回に示
すように、データ伝送速度のシフトダウンを1回行なう
だけで、画情報が正しく伝送されるようになる。
一方、上記処理37において、上記エラー率n/Nの値
が一定値aに満たないとき(処理37のN)、次に、エ
ラー率nハの値と予め設定された一定値すとが比較され
る(処理42)。ここで、エラー率nハの値が一定値す
以上であれば(処理42のY)、データ伝送速度は、4
800bpsに設定される一方(処理43)、エラー率
nハの値が一定値すに満たないとき(処理42のY)、
 7200bpsに設定される(処理44)。
上記、一定値すの値は前記aと同様、回線状態に応じた
データ伝送速度を設定するための値である。
この後、設定されたそのデータ伝送速度で、同様に画情
報の再送処理が実行される。
また、以上の例では、最初のデータ伝送速度は、960
0bpsに設定された場合を説明したが、送信側が、 
OCS信号とモデムトレーニング信号およびTCP信号
を送信したとき(処理24)、受信側は、一定値以上の
データ誤りを検出すると、FTT信号を送信する。
送信側は、FTT信号を受信すると(処理25のN)。
データ伝送速度を1段階シフトダウンしく処理45)、
再度DC8信号とモデムトレーニング信号およびTCP
信号を送信する。この後、またFTT信号を受信すると
、その都度、同様にデータ伝送速度のシフトダウンを行
な、う。
そして、CFR信号を受信したときのデータ伝送速度で
1画情報の伝送が実行される。
このように、9600bps以外のデータ伝送速度で画
情報の伝送が行なわれ、再送回数が3回以上になった場
合(処理32のv)、エラーフレーム数n判定の後(処
理34)、そのときのデータ伝送速度が、例えば、24
00bpsのときには(処理35のY)、これ以上シフ
トダウンできないので、次に処理31に入り送信を中止
する。
また、4800bpsのときは(処理35のNより処理
36゜処理36のNより処理46、処理46のY)、 
2400bpsに設定する(処理38へ)。
また、7200bpsのときは(処理35のNより処理
36、処理36のNより処理46、処理46のN)、前
記エラー率n/Nの値と一定値Cとを比較する(処理4
7)。ここで、そのエラー率nハの値が一定値C以上の
とき(処理47のY)、2400bpsに設定しく一処
理38へ)、そのエラー率nハの値が一定値Cに満たな
いとき(処理47のN)、4800bpsに設定する(
処理43)。
このように、最初に設定された各データ伝送速度は、そ
の時の回線状態の悪化に応じて、シフトダウンされて、
再送処理が実行される。
以上のように、本実施例によれば、送信側が。
所定のフレームの画情報を、一定回数再送し、受信側に
正しく送信できなかった場合、送信側は、最初に送信し
た1ブロックの総フレーム数Nと、受信側よりPPR信
号で再送の指定が行なわれたフレーム数nとを判定し、
エラー率n/Nに応じて、次にシフトダウンにより設定
するデータ伝送速度を決定するようにしている。
これにより、次の再送信は、回線状態路じた適切なデー
タ伝送速度で画情報を伝送できる。従って、回線状態が
、画情報送信中に悪化した場合、従来のように、データ
エラーとなる再送信をむやみに繰り返すというようなこ
とがなくなるため、通信時間が短縮されるようになる。
ところで、上述の実施例では、エラー率は、1ブロック
の総フレーム数Nに対する再送したフレーム数nの割合
n/Nとして算出したが1次に、このエラー率の他の算
出方法を説明する。
いま仮に、第5図に示すような伝送手順が実行されたと
する。すなわち、送信側は、フレーム数aの1ブロック
目の画情報を送信し、これに対して、受信側からフレー
ム数すの再送要求を受け、その分を再送して、送信が成
功している。次いで、フレーム数Cの2ブロック目の画
情報を送信し、その内のフレーム数dの再送を行なって
、送信が成功している。次に、フレーム数eの3ブロッ
ク目の画情報を送信し、その後、フレーム数fの再送に
対して、その内のフレーム数gがエラーとなって、その
再送を行なっている。そして、さらに、そのフレーム数
gの内のフレーム数りがエラーとなり。
ここで、送信側は、CTC信号を送出して、データ伝送
速度のシフトダウンを実行している。
次の表は、前記エラー率の各種算出方法を示したちので
ある。
表 表(a)は、エラー率を送出フレーム数に対する再送フ
レーム数の割合として求めるもので、上記の例では、フ
レーム数(b+d+f+g+h)をフレーム数(a+b
+c+d+e+f+g)で割って算出する。表(b)は
、1ページ当たりの送出フレーム数に対する再送フレー
ム数の割合として求めるもので、上記の例では、フレー
ム数(bad)をフレーム数(a+C)で割って算出す
る。
表(c)は、送出したブロック数に対するエラーのあっ
たブロック数の割合として求めるもので、上記の例では
、エラー率は3/3となる。表(d)は、送出したペー
ジ数に対するエラーのあったページ数の割合として求め
るもので、上記の例では、エラー率は2/2となる。
また、このほか、表(c) T (d)において、エラ
ーブロックやエラーページを判定する場合、そのブロッ
クまたはページのフレーム総数に対してエラーフレーム
数が一定率以上になったとき、そのブロックまたはペー
ジをエラーと判定することが考えられる。また、予め設
定したフレーム数を送出するごとに、エラーが生じたフ
レーム数を識別して、その比により算出してもよい。さ
らには、予め設定した送信原稿の一定面積を送出するご
とに、送呂したフレーム総数とエラーが生じたフレーム
数との比により算出することもできる。
一方、いま、例えば、9600bpsで通信を開始して
、上記のようにエラー率を算出したとする。算出したエ
ラー率に基づいて、データ伝送速度のシフトダウンを行
なう場合1例えば、第6図に示すように、エラー率が2
5%以下のときは7200bps、25%を越え75%
以下のときは4800bρS、75%を越えるときは2
400bpsというように、それぞれ閾値を設定して各
データ伝送速度に決定する。
この場合の閾値は、9600bpsでのエラー率より回
線状態を判定し、データエラーが回避できるデータ伝送
速度を、実験等により求めて決定すればよい。
なお、第1図〜第4図で説明した実施例において。
データエラーの場合、そのデータ伝送速度で、3回再送
処理を行なうようにしたが、この回数は任意に設定でき
ることは当然である。また、同図に示したフローチャー
トの場合、最初のデータ伝送速度が、例えば、9600
bpsのときに、回線状態が徐々に悪化したとすると、
データ伝送速度は、7200bpsから2400bps
まで、3回シフトダウンすることが可能であるが、例え
ば、シフトダウンが2回目になると送信処理を中断する
ようにしてもよい。
また、画情報の1フレームは、256バイトにしたが、
CC丁TTの勧告にもあるように、64バイトでも良い
ことは言うまでもない。
さて、第7図は、本発明の他の実施例にかかるファクシ
ミリ装置を示している。図において、第1図と同一符号
は、同一ブロックを示し、第1図と異なる点は、さらに
不揮発性記憶装置からなるパラメータメモリ11を配設
した点である。
このパラメータメモリ11には、第8図に示すように、
一定の条件に基づいて選択されたECMを適用する地域
の宛先地域情報り丁と、その地域が選択されたときに使
用するフレームサイズFSとの組データが記憶されてい
る。
上記ECMを適用する宛先地域およびフレームサイズは
、次のようにして設定される。
すなわち、このファクシミリ装置が設置された地域から
おのおのの宛先地域(外国を含む)を発呼すると、その
ときに確立する電話回線の状態は、はぼ一定である。そ
こで、そのような宛先地域と電話回線状態の一覧表をサ
ービスマンやセールスマンからの情報に基づいて、おの
おのの設置地域についてあらかじめ作成しておく。
そして、ファクシミリ装置を設置するとき、サービスマ
ンは、その設置地域に対応した一覧表を参照し、電話回
線の状態が非常に良好な宛先地域と非常に劣悪な宛先地
域を除く、他の宛先地域を誤り訂正モードを使用する宛
先地域として選択する。
すなわち、回線状態が非常に良好な場合には、画情報の
伝送誤りがほとんど生じる三とがないため、誤り訂正モ
ードを使用する必要がない。また、回線状態が非常に劣
悪な場合には、再送時にも伝送誤りが頻発するため、誤
り訂正モードを使用した場合、伝送時間が非常に長くな
るだけで、受信側で正確な画情報を再構成するに至らな
いことが多く、効果的でない。したがって、誤り訂正モ
ードを使用して効果があられれるのは、回線状態が、そ
の中間の場合である。
次に、その選択した宛先地域のうち、電話回線の状態が
ある程度良好なものについてはフレームサイズを256
バイトに設定し、それ以外のものに対してはフレームサ
イズを64バイトに設定する。
そのようにして選択した宛先地域の宛先地域情報DI、
および、それに設定するフレームサイズFSを、サービ
スマンが操作表示部6を操作してパラメータメモリ11
に記憶させる。
このようにして、ファクシミリ装置の設置地域に対応し
た情報がパラメータメモリ11に記憶される。
CPUIは1.第9図に示した処理を行って、オペレー
タが送信操作を行ったことを監視している。
すなわち、ファクシミリ装置が送信可能な状態にあるか
どうかを判断しく判断101)、判断101の結果がY
ESになるときには、スキャナ4に送信原稿がセットさ
れたかどうかを調べる(判断102)。
オペレータがスキャナ4に送信M稿をセットし。
判断102の結果がYESになると、それ以降、オペレ
ータが操作表示部6のスタートキーをオンして送信動作
を開始するまでに、操作入力部6のテンキー等から入力
された宛先情報を記憶する(判断103、処理104、
判断105)。なお、このとき、宛先の地域情報が認識
できるように、オペレータに地域情報とそれ以外の情報
とを区切った状態で入力させる。
オペレータが送信開始を操作入力すると、CPU1は、
そのときに入力された宛先情報の地域情報の最初の桁の
数字を取り出して、パラメータメモリ11に記憶してい
る宛先地域情報DIのうち、その数字と一致するものが
記憶されているかどうかを調べる(処理106)。
そして、その桁の数字と同じ数字が同一桁に記憶されて
いるものが登録されている場合には、入力された宛先情
報の地域情報の順次次の桁の数字について、その桁の数
字と同じ数字が同一桁に記憶されているものが登録され
ているどうかをチエツクする(判断1072判断108
、処理109の処理ループ)。
これにより、入力された宛先情報の地域情報と同一の宛
先地域情報DIが登録されている場合には(判断108
の結果がYES)、ECMを使用することを設定すると
ともに(処理110)、その登録されている宛先地域情
報DIに対応するフレームサイズFSを、そのときのE
CMのフレームサイズに設定しく処理111)、ECM
による送信処理に実行する。
また、入力された宛先情報と同一の宛先地域情報が登録
されていないときには(判断107の結果がNo)、E
CMを使用しないことを設定しく処理112)、ECM
でない通常モードの送信処理に移行する。
なお、判断101,102の結果がNoになるときには
、それ以降の処理を行わず、元の処理に即リターンする
このようにして、CPUIは、オペレータより入力され
た宛先情報に対応して、ECMを使用するか否かを判断
するとともに、使用する場合のフレームサイズを設定す
る。
以上の構成で、送信側のオペレータが送信原稿をスキャ
ナ4にセットした状態で、操作表示部6より宛先を操作
入力して送信を開始させると、送信側のCPUIは、上
述した処理を実行して、その宛先に対して誤り訂正モー
ドを使用するか否かを判定し、誤り訂正モードを使用す
る場合のフレームサイズを設定する。
この場合、CPUIは、誤り訂正モードを使用すると判
定して、フレームサイズを256バイトと設定し、また
、オペレータがスキャナ4にセットした送信原稿の枚数
が1枚であり、それに記録されている画像を符号化圧縮
して得られた画情報の大きさは64にバイト以下で、1
ブロックに収まるものとする。
また、宛先に指定されたファクシミリ装置は送信側と同
一の機能を備えている。なお、送信側および受信側とも
、CPUIによって動作が制御されるが、以下の説明で
は、送信側と受信側の動作として記述する。
これにより、送信側は受信側を発呼し、着呼検出した受
信側は、第10図に示すように、自端末が非音声端末で
あることをあられすCED信号を応答したのちに、自端
末が備えている標準的な機能とオプション機能を、それ
ぞれDIS信号およびNSF信号により送信側に通知す
る。
送信側は、そのときに使用する機能をNSS信号により
受信側に通知するとともに、モデムトレーニング信号お
よびTCP信号を送出してモデム1−レーニングを行な
う。
受信側では、トレーニング結果が良好な場合には、信号
CFRを送信側に応答し、それによって、送信側は画情
報PIXの送信を開始する。
このとき、送信側は、スキャナ4より送信原稿の画性を
読み取らせ、それによって得た画信号を符号化復号化部
7で符号化圧縮し、それによって得た画情報を前述した
形式のフレームデータに整形した状態でRAM3に形成
した伝送バッファに蓄積し、この伝送バッファに蓄積さ
れたフレームデータをモデム8に転送して変調させたの
ちに、網制御装置9より受信側に伝送する。
そして、1ペ一ジ分の画情報PIXの送信を終了すると
、 pps信号および送信終了をあられす信号EOPを
送信する。
一方、受信側は、受信した画情報をRAM3に蓄積する
とともに、誤り検出符号FC5を参照しておのおののデ
ータフレームにデータ誤りが生じているかどうかを判定
する。
そして、受信側は、各フレームのフレームチエツクシー
ケンスFC5のチエツク結果により、1つ以上のフレー
ムにデータ誤りを生じていることを検出すると、上述し
たような部分ページ要求信号ppRを応答して、送信側
に受信データエラーを検出したデータフレームを通知す
る。
PPR信号が応答されると、送信側は、指定された1つ
以上のフレーム番号のデータフレームのみからなる画情
報PIXrを送信しく再送)、その送信終了後にPPS
、EOP信号を送信する。
受信側は、画情報PIXrをデータ誤りなく受信できた
ときには、信号MCFを応答する。
これによって、送信側は画情報伝送が正常に終了したこ
とを確認し、信号DCNを送信側に送出して回線を切断
し、画情報伝送を終了する。
このようにして、受信側が受信エラーを検出すると、そ
の受信エラーを生じたフレームを再送要求し、送信側が
その再送要求されたデータフレームを再度送信し、それ
を必要なだけ繰り返すことで、受信側が正確な受信画像
を記録出力することができる。
以上のように、本実施例では、ECMを適用する宛先地
域と、適用するときのフレームサイズとをパラメータメ
モリ11で記憶しておき、操作入力された宛先が、上記
記憶された宛先地域に属するときには、ECMを使用す
ることを判定すると共に、その宛先地域に対応して記憶
されているフレームサイズを選択するようにしている。
これにより、オペレータは、送信操作時に、通常モード
とECMとの選択、およびECMでのフレームサイズな
どを、いちいち判断して設定する必要がないので、送信
操作の手間を軽減できるとともに、回線状態に応じて適
切にECMの設定が行なわれるので、ECMを有効に使
用できるようになる。
なお、上述した実施例において、オペレータの送信操作
が終了した直後に、ECMと通常モードの判定、および
、ECMの場合のフレームサイズを設定する処理を行っ
ているが、この処理の実行タイミングは、画情報伝送の
条件を設定するまでの間であればいつでもよい。
また、その実施例では、パラメータメモリ11の記憶内
容は固定であるが、送信時の伝送結果をそれぞれの宛先
について記録しておき、その記録内容に応じて、パラメ
ータメモUllの記憶内容を書き換えるようにすること
もできる。
さらに、ファクシミリ装置がワンタンチダイアル機能等
の短縮ダイアル機能を備えている場合、各ダイアルに対
応して、宛先情報のみならず、ECMと通常モードの区
別、および、ECMの場合のフレームサイズを9:、R
しておいて、その登録内容に従って通信することもでき
る。(以下、余白)さて5次に、本発明のさらに別の実
施例を説明する。
本実施例のファクシミリ装置は、第1図と同一構成で、
ECMでの送信時および通常モードでの送信時に、符号
化した画情報を一時格納するバッファメモリとして、R
AM3を共用するものである。
この場合の送信動作を第11図(a) 、 (b)に、
また、その受信動作を第12図(a)、 (b)に示す
。すなわち、この場合、送信側オペレータは、まず、送
信原稿をスキャナ4にセットして、操作表示部6で送信
相手先の入力など所定の送信操作を行なう。これにより
、網制御装置9が所定の発呼動作を実行する。
受信側が着呼すると、送信側との間で所定の伝送制御手
順が開始される。
ところで、本実施例のファクシミリ装置は、通常モード
での通信機能と、ECMでの通信機能とを備えており、
上記伝送制御手順において、どちらのモードで通信を実
行するかが決定される。
その伝送制御手順に従って、送信側は画情報の送信処理
を、受信側はその受信処理を、それぞれ開始する。
送信側では、第11図(a)に示すように、まず、スキ
ャナ4が起動され、送信原稿があることが確認され(処
理201のY)1画情報が読み取られる(処理202)
、そして、その画情報はデータ圧縮のために1ラインご
とに符号化される(処理203)。
次いで、そのときの通信モードが判別され1通常モード
の場合には(処理204のN)、フィルピット処理、つ
まり、1ラインの画情報データが所定の一定量に満たな
いときに、固定データを付加して一定量のデータにする
既知のデータ処理が実行される(処理205)、さらに
1図示してないが、1ラインの画情報の区切れ目には、
’ EOLコードが付加され、RAM3に格納される(
処理206)、この画情報の格納は、上記符号化処理の
速度とモデム8の送信速度との不一致に対応するためで
あり、格納した画情報は、送信後消去されることになる
一方、ECMの場合には(処理204のY)、符号化さ
れた画情報に直接EOLコードが付加されて、同様にR
AM3に格納される(処理16)。この画情報の格納は
、受信側に正常に伝送されなかった場合に、再送信する
ためであり、格納した画情報は。
受信側から正常受信の通知を受けるまで保持される。
このような各処理の後、上記処理201に戻り、同様の
処理が繰り返される。これにより、RA M3には、順
次画情報が格納される。そして、送信原稿の終りが検知
されたとき(処理201のY)、上記読み取り処理が終
了する。
また、上述の読み取り処理に並行して、送信処理が実行
される。すなわち、同図(b)に示すように、前記処理
によりRAM3に格納された画情報は、1ラインづつ読
み出される(処理207)。
そして、E CMの場合(処理208のY)、第12図
で説明したように、HDLCのデータフレーlいが形成
され、そのデータフレームに、所定の制御情報、上記画
情報、CRCコード等がセットされる。また、そのデー
タフレームのフラグFと同一のビットパターンをなくす
ための「0」データのインサージョンが行なわれる(処
理209)。
このようにフレーム化された画情報は、モデム8より受
信側に送信される(処理210)。一方、通常モードの
場合(処理208のN)、RAM3から読み出された画
情報は、そのままモデム8に入力され送信される(処理
210)。
次いで、RAM3内の画情報の有無がチエツクされ(処
理211)、画情報があれば(処理211のY)、上記
処理207にもどり、同様の処理が繰り返されて1ライ
ンづつ画情報が送信される一方、RAMa内の画情報が
なくなったとき(処理211のN)、この送信処理が終
了する。
このようにして、送信側からは、例えば、1フレームに
256バイトづつ画情報がセットされ、これが256フ
レーム連続して1ブロックとして送信される。
一方、受信側では、上述の送信側からの画情報が、モデ
ム8により受信される。すなわち、第10図(a)に示
すように、まず1通信モードが判定され(処理301)
、 ECMの場合(処理301のY)、受信したデータ
フレームのフラグ位置が検知される(処理302)、こ
こで、フラグ位置が検知されると(処理302のY)1
次に受信データがあることがチエツクされた後(処理3
03のY)、処理301にもどる。
また、データフレームのフラグ位置でない部分が検知さ
れると(処理302のN)、そのデータ列に対して「0
」プリージョンが行なわれる。次いで、データフレーム
内の各フィールドが判別され、その1つのデータである
CRCコードによりデータエラーのチエツクが行なわれ
る。さらに、データフレームが分解されて、画情報が取
り出される(処理304)。そして、取り出された画情
報は、R1〜M3に格納される(処理305) 。
一方、通常モードの場合には(処理3月のN)、受信し
た画情報は、直接RAM3に格納される(処理305)
この後、さらbこ受信データがあれば(処理303のY
)、処理31に戻り、同様の処理が繰り返される。
そして、受信データがなくなったとき(処理303のY
)、この受信処理が終了する。
また、上述の受信処理に並行して、記録処理が実行され
る。RAM3内に画情報が格納されていることがチエツ
クされると(処理306のV)、同図(b)に示すよう
に、RA M a内の画情報は、1ラインづつ読み出さ
れる(処理307)。
次いで、通信モードがチエツクされ(処理308)、通
常モードの場合(処理308のN)、第9図(a)の処
理205で付加されたフィルピットが除去された後(処
理3o9)、元の画情報に複合化される(処理310)
また、E CMの場合には(処理308のY)、RAM
3より読み出された画情報は、直接複合化される(処理
310)。
そして、複合化された画情報は、プロッタ5で記録され
る(処理311)。この後、上記処理306に戻り、同
様の処理が繰り返される。
これにより、受信した画情報が順次記録され、RAM3
の画情報がなくなったとき(処理306のN)、この記
録処理が終了する。
このように、受信側では、1ブロックの画情報を連続し
て受信する。図示してないが、その後、所定の伝送制御
により、前記CRCコードにより、エラーを検出したフ
レーム番号を送信側に通知する。このとき、送信側は、
通知され′たフレーム番号の画情報をRAM3から読み
出し、再送信することになる。
第13図は、以上の各処理における送信側と受信側ファ
クシミリ装置内のデータの流れの概略を示したものであ
る。すなわち、通常モードの場合、破線で示すように、
送信時には、スキャナ4で読み取られ符号化された画情
報は、フィルピット処理の後RAM3に格納され、その
画情報は直接モデム8より送信される。また、受信時に
は、受信した画情報は、モデム8より直接RAM3に一
時格納され、RAM3から読み出された画情報は、フィ
ルピット処理の後、元の画情報に複合化され、プロッタ
5により記録される。
これに対して、ECMの場合5実線で示すように、送信
時には、符号化された画情報は、直接RAM3に一旦格
納され、ついでフレーム化等の処理がなされた後送信さ
れる。受信時には、受信したデータフレームの分解によ
り画情報が取り出されてRAM3に一時格納され、次い
で、復合化されてプロッタ5により記録される。
以上のように、本実施例では、RAM3を、ECMでの
送信の際に、符号化した画情報を一旦蓄積するバッファ
メモリと、通常モードでの送信の際に、符号化した画情
報を送信するまで一時格納するバッファメモリとに共通
に使用している。これにより、従来独立にそれぞれ配設
されていたバッファメモリが1つになるため、製品コス
トを低減することができる。
また、ECMの場合、RAM3には、フレーム°化する
前の符号化した画情報を格納するので、フレーム化後の
画情報を格納する場合に比べ、RAM3のメモリ容量は
小さくできる。すなオ〕ち、1ブロックの画情報は、最
大64にバイトであるので、R八人13の容量も、64
にバイトで間に合うようになる。
また、共通の制御プログラムで、ECMと通常モードと
の通信を実行するので、送受信処理が簡素化される。
なお、上述した実施例において、RAM3を。
ECMと通常モードとで共用するようにしたが、CC■
TTのECMに限らず、再送信のために画情報を蓄積し
たり、送信処理における画情報のバッファとして、RA
M3を任意に共用できることは言うまでもない。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、送信した1ブロックの
フレームの総数と、受信側から指定されたデータエラー
となったフレーム数とに基づいて、次にシフトダウンに
より設定するデータ伝送速度を決定するようにしたので
、回線状態に応じたデータ伝送速度が直ちに設定されて
、次に確実に画情報の送信が行なえるので、再送信がむ
やみに繰り返されることがなくなり、通信時間が短縮さ
れるようになる。
また、誤り再送機能を適用する宛先地域と適用するとき
のフレームサイズを記憶した誤り再送適用地域記憶手段
を備え、操作入力された宛先情報が誤り再送適用地域記
憶手段に記憶された宛先地域に属するときには、誤り再
送機能を使用することを判定するとともにその宛先地域
に対応して記憶されているフレームサイズを選択するよ
うにしているので、送信操作の手間を軽減できるととも
に、ECMを有効に使用できるようになる。
さらに、従来独立にそれぞれ配設されていた、ECMで
の送信の際に符号化した画情報を一旦蓄積するバッファ
メモリと、通常モードでの送信の際に画情報−時格納す
るバッファメモリとを共通にしたので、装置コストを低
減することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るファクシミリ装置のブ
ロック構成図、第2図(a)、(b)はそのファクシミ
リ装置の送信処理を示すフローチャート、第3図は通常
の送信処理における伝送制御手順を示すタイムチャート
、第4図は再送信を行なう場合における伝送#得手11
@を示すタイムチャート、第5図は他のエラー率の算出
方法を説明するための伝送制御手順の一例を示すタイム
チャート、第6図はシフトダウンする伝送速度の設定方
法の一例を示す説明図、第7図は本発明の他の実施例に
かかるファクシミリ装置のブロック構成図、第8図はパ
ラメータメモリの記憶内容の説明図、第9図はエラーコ
レクションモード設定の判定およびエラーコレクション
モードの場合のフレームサイズの設定処理を示す動作フ
ローチャート、第10図は上記実施例における伝送手順
を示すタイムチャート、第11図(a)は、本発明のさ
らに別の実施例における送信側での画像読取処理を示す
動作フローチャート、同図(b)はその送信側での画情
報送信処理を示す動作フローチャート、第12図(a)
はその受信側での画情報受信処理を示すフローチャート
、同図(b)はその受信側の画像記録処理を示す動作フ
ローチャート、第13図はその実施例における画情報の
流れを示す概略説明図、第14図(a)は従来技術であ
るエラーコレクションモードにおいてフレーム化された
画情報を伝送するときのフレーム形式を例示した説明図
、同図(b)は再送要求を示す信号の一例を示す説明図
、第15図はバーストノイズとフレームサイズとの関係
を説明するための説明図である。 1・・・CPU、2・・・ROM、3・・・RAM、4
・・・スキャナ、5・・・プロッタ、6・・・操作表示
部、7・・・符号化複合化部、8・・・モデム、9・・
・網制御装置、10・・・システムバス、11・・・パ
ラメータメモリ。 第1図 第2図 り 第5図 第6図 第7図 第ε図 I  FS 第9図 (EC)J!10悪江へ)  (lFEcMu15iJ
Lへ)第10図 巾PPR PPS、EOt、、。 ocri[l 第11図 (a)       (b) 第12図 (a)       (b)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)画情報を複数のデータフレームに分割して送信す
    ると共に、その画情報を受信した受信側ファクシミリ装
    置から、データエラーとなった上記データフレームが指
    定されると、指定されたデータフレームを再送信する一
    方、予め定められた条件で、データ伝送速度のシフトダ
    ウンを行なう機能を有するファクシミリ装置において、
    送信した画情報のデータフレームの数と、受信側から指
    定された上記データフレームの数とに基づいて、次のシ
    フトダウンにより設定するデータ伝送速度を決定するデ
    ータ伝送速度決定手段を備えたことを特徴とするファク
    シミリ装置。
  2. (2)画情報を複数のデータフレームに分割してセット
    し、その複数のデータフレームを1ブロックとしてブロ
    ック単位に送信する一方、その画情報の受信側からエラ
    ーとなったデータフレームが通知されたとき、そのデー
    タフレームの画情報を再送信するエラーコレクションモ
    ードの通信機能と、画情報をデータフレーム化しないで
    送信する通常モードの通信機能とを備えたファクシミリ
    装置において、上記エラーコレクションモードを適用す
    る宛先地域と適用するときのフレームサイズを記憶した
    誤り再送適用地域記憶手段と、操作入力された宛先情報
    が上記誤り再送適用地域記憶手段に記憶された宛先地域
    に属するかどうか判定する宛先地域判定手段と、上記宛
    先情報が上記宛先地域に属する場合には、エラーコレク
    ションモードを使用すると共に、上記宛先地域に対応し
    て記憶されているフレームサイズに従って画情報を複数
    のデータフレームに分割して送信する画像送信手段とを
    備えたことを特徴とするファクシミリ装置。
  3. (3)画情報を複数のデータフレームに分割してセット
    し、その複数のデータフレームを1ブロックとしてブロ
    ック単位に送信する一方、その画情報の受信側からエラ
    ーとなったデータフレームが通知されたとき、そのデー
    タフレームの画情報を再送信するエラーコレクションモ
    ードの通信機能と、画情報をデータフレーム化しないで
    送信する通常モードの通信機能とを備えたファクシミリ
    装置において、上記エラーコレクションモードでの送信
    の際には、符号化した画情報を、少なくとも受信側に正
    常に到達するまで一旦蓄積する一方、上記通常モードで
    の送信の際には、上記符号化した画情報を送信完了まで
    一時格納する共通のバッファメモリを配設したことを特
    徴とするファクシミリ装置。
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DE3834450A DE3834450A1 (de) 1987-10-09 1988-10-10 Faksimilegeraet
FR8813286A FR2621763B1 (fr) 1987-10-09 1988-10-10 Telecopieur ayant une fonction de ralentissement selectif de sa vitesse de transmission et procede de mise en oeuvre de cette fonction de ralentissement
KR1019880013266A KR920005865B1 (ko) 1987-10-09 1988-10-10 전송속도의 선택적 시프트다운(shift down) 기능을 갖는 팩시밀리

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JP28094587 1987-11-09
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JPS62123873A (ja) * 1985-11-25 1987-06-05 Nec Corp フアクシミリ装置の通信速度決定方式

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