JPH01236295A - 所望の粒度分布をもつ粉コークスの製造方法 - Google Patents

所望の粒度分布をもつ粉コークスの製造方法

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JPH01236295A
JPH01236295A JP6057388A JP6057388A JPH01236295A JP H01236295 A JPH01236295 A JP H01236295A JP 6057388 A JP6057388 A JP 6057388A JP 6057388 A JP6057388 A JP 6057388A JP H01236295 A JPH01236295 A JP H01236295A
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JP
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coke
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coal
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less
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JP6057388A
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English (en)
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Shigeru Kuwajima
桑島 滋
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、粉コークスの製造方法に関し、特にその粒度
分布を調整したものである。
〈従来の技術〉 粉コークス乃至小塊コークスは、燃料用、粉鉱石の焼結
用、あるいは石灰焼成用等として必要なものである。因
みに燃料用としては0.60以下の微粉、焼結用として
は1mm前後、石灰焼成用としては15nm+前後の小
塊が用いられている。
ところで、粉コークス乃至小塊コークスとしては室炉式
コークス炉で目的とする塊コークスを製造する際に、乾
留過程や乾式消火、湿式消火、コークス搬送の工程で粉
化して発生した小塊コークス、粉コークスをもっばら利
用している。しかし石炭性状、操業条件の変化により、
小塊コークス。
粉コークスの歩留は大幅に変動するので、その結果、こ
れらの在庫は大きく変動し、不足に対処するには、不用
の粒度のものも含めて多量の在庫が必要であった。
さて、紛コークスを製造する従来波fjiとして特開昭
60−23479号に記載されている方法がある。
これは非あるいは微粘結炭を原料として、通常装入炭の
上部に装入してコークス炉で乾留する方法である。実施
例には微粘結炭を用いて、−3m+++粒度の粉コーク
スを歩留75%で製造出来たことが記述されている。し
かし、粉コークス粒度分布の調整方法については記述が
なく、需要に応じて粒度の異なる粉乃至小塊コークスを
必要置溝ることはできなかった。
〈発明が解決しようとする課題〉 本発明は、鉱石の焼結用粉コークスの粒度は1−前後、
燃料用粉コークスは0.6m以下の微粉、石灰焼成用は
粒度15mm前後の小塊コークスであり、高炉用や精神
用の塊コークスは201から25m+++以上の粒度が
用いられていることを考慮して、所望の粒度分布をもつ
、粒度0.6NO未満の微粉コークス乃至は粒度0.6
mi+以上6mm未満の粉コークスの製造方法、あるい
は粒度6閣以上25鵬未満の小塊コークスの収率向上を
はかった粉コー々スの製造方法を提供するものである。
〈課題を解決するための手段〉 本発明は、粉炭を乾留して所望の粒度分布をもつ、粒度
25鴫未満の小魂コークス乃至は粒度6胴未満の粉コー
クスを製造するに際し、該粉炭の最高流動度MF (Z
ogDDPM)を0.45以下に保ち、かつ咳粉炭の粒
度分布を前記所望するところのコークスの粒度分布に調
整して乾留することを特徴とする所望の粒度分布をもつ
粉コークスの製造方法、乃至は粉炭を乾留して、粒度6
mm未満の粉コークス及び6胴以上25mm未満の小塊
コークスを製造するに際し、該粉炭の最高流動度?IP
 (〜DDPM )を0.45超0.60以下の範囲に
保ち乾留することを特徴とする小塊コークスの収率向上
をはかった粉コークスの製造方法である。
〈作 用〉 本発明者は種々検討の結果、原料である石炭が保有する
最高流動度?IF (ギスラー流動度試験、〜DDPM
 )にもとづいてコークス粒度が変化し、石炭粒度がそ
のままコークス粒度に移行する領域、わずかに粒度が大
きくなる$1域、そして塊コークスが増加する領域があ
ることを発見した。
石炭粒子は最高流動度4Fが零の場合には、乾留時に粒
子間の強固な融着は無くわずかな外力により粒子が分離
して石炭粒度分布のままコークスに移行する。この挙動
は最高流動度MPが0.45まで起る。
塊コークスが増加するのは肝が0.6以上である。
これは乾留による粒子間の融着さらには粘結炭では活性
成分が溶けて流動化し不溶性物質や不活性成分を包含し
てセミコークスとなる。しかし、セミコークスの段階で
熱応力による亀裂が入り、コークス化がすすむにしたが
って亀裂が成長して個々の塊コークスに分離する。
最高流動度?IFが0.45から0.6の範囲では前記
の中間の挙動を示し、小塊の粒度のものが増加する。
同一の石炭粒度分布のものについてMFだけを変えた場
合の石炭MFとコークス粒度の関係を第1図に示す。
?lFが0.3の時のコークス粒度累積歩留を初期条件
とした場合、MPが0.45までは初期条件のコークス
粒度で推移する。 ?IFが0.45以下の領域で、目
標コークス粒度分布を達成するためには原料炭の粒度分
布と一致させればよい。微粉コークスを製造する場合、
石炭を微粉砕機で必要とする粒度に微粉砕する。燃料用
の微粉コークスは−0,6!l111になるよう乾燥、
粉砕、篩分を組合せて石炭を微粉砕する。焼結用粉コー
クスは1鵬前後の歩留が増加する中破砕の粉砕機で石炭
を粉砕する。10m〜15閣前後の小塊コークスを必要
とする場合、石炭を未粉砕のままコークス化して、小塊
炭から小塊コークスを製造する。因みに我国では選炭さ
れた石炭を輸入しているので、通常は30mm以下の粒
度が大部分である。
石炭MFが0.45から0.60の範囲では第1図に示
しているように6麺〜25m粒度が増加する。このため
、小塊コークスを必要とする場合はMPが0.45から
0.60の範囲で乾留する。これは石炭粒子自身に微融
着性がある場合あるいは粘結炭を配合した場合に加熱時
に溶けた活性成分がバインダーの作用をして小塊コーク
ス歩留を増加する8石炭M Fが0.45から0.60
範囲で且つ未破砕のまま乾留するとさらに小塊コークス
歩留が増加する。
石炭は単味炭でも配合炭でも適用出来る。非粘結炭では
MFが零あるいは零に近いので、この場合は粘結炭を配
合してMFを所定の値に調節すればよい0石炭肝が0.
45から0.60の領域では25IIl111以上の塊
コークスを一部生成するが、歩留が低いので、正常な高
炉用コークスと混合して高炉で使用することが出来る。
石炭MPが0.60以上になると2511II11以上
の塊コークス歩留が増加してくる。特に50m以上の塊
コークスが生成されるようになり、熱応力による亀裂が
支配する領域となる。コークス強度の低い塊コークスが
必要な場合は石炭肝が0.60から2.0程度の範囲の
石炭を乾留すれば目的の塊コークスを製造出来る。
上記のように本発明によれば所望のコークス粒度に調整
出来る。
〈実施例〉 使用した2種類の石炭の性状を表1に示す。
表1 石炭A単味1万炭Aと石炭Bを配合した5ケースについ
て最高流動度MFと石炭粒度分布を表2に示した。表2
のケースP、R,SおよびTは同一の石炭粒度分布に調
整しであるが、最高流動度肝は変えである。ケースQは
炭種はAのみでケースPと同じであるが、石炭粒度分布
を他の4ケースよりも粗にしたものである。
次にこれを小形レトルトを用いJIS M 8801 
(小形レトルト方法)に準じて乾留処理した。
乾留後のコークスを落差2mから落下させたシャッター
テスト(JIS K 2151) 4回後のコークス粒
度歩留分布を表3に示す。
ケースP、R,SおよびTはいずれも石炭を粉砕してそ
の粒度分布を同一にして、石炭MPを変化させたときの
シャンク−テスト4回後のコークス粒度分布壱比較した
ものである。これらの結果は第1図を満足する。
ケースPはMPが0.3であり石炭平均粒度1.7鵬に
対してコークス平均粒度は2.30であり、石炭粒度の
ままコークス粒度に移行しているが、石炭が微粘結性の
ためコークス粒度が微融着して0.6印大きくなってい
る。
ケースRは4Fが0.45であり、ケースPの0.3に
比べてやや流動度が増加しているため、コークス平均粒
度が3.6卿となった。しかし塊コークスである+25
11111粒度歩留は1.1%と低く、かつIOM粒文
から25徊粒度の歩留は5.2%と小塊コークスが少な
く、高い粉コークスの歩留が得られている。
ケースSは?lFが0.53であるが、101m粒度か
ら25徊粒度の歩留が17.7%と増加し、小塊コーク
ス歩留がケースRよりも高くなっている。 +25ff
lll塊コ一クス歩留は4.2%と少し増加したが、小
塊コークスの増加が著しい。
ケースTは肝が0.68であり、+25n+m塊コーク
ス歩留が19.9%になった。MFが0.6を超えると
急激に塊コークス歩留が増加したが、これは粒子が互に
融着しているが、マクロ亀裂により塊コークスに分離さ
れるようになるためと考えられる。
ケースQは石炭平均粒度が9.6並と粗い未粉砕のまま
、かつMFが0.3であるが、これを乾留するとコーク
ス平均粒度は9.2膠とほぼ石炭の粒度のままコークス
化された。石炭粒度を粗くすると、10mm粒度から2
511IIm粒度の歩留が29.2%であり、小塊コー
クス歩留を増加することが出来た。
〈発明の効果〉 これまで小塊コークス、粉コークス、微′扮コークスを
目的に応じて製造する技術は無かったが、本発明により
用途別に製造出来るようになった。
その結果、用途、需要に応じて小塊コークス、粉コーク
スを供給出来るので、在庫が減少し=場スペースの縮小
、保有コストの低減が可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の知見である石炭4Fとコークス粒度の
関係を示すグラフである。 第1図 石炭MFCIへDDPM)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、粉炭を乾留して所望の粒度分布をもつ、粒度25m
    m未満の小魂コークス乃至は粒度6mm未満の粉コーク
    スを製造するに際し、該粉炭の最高流動度MF(log
    DDPM)を0.45以下に保ち、かつ該粉炭の粒度分
    布を前記所望するところのコークスの粒度分布に調整し
    て乾留することを特徴とする所望の粒度分布をもつ粉コ
    ークスの製造方法。 2、粉炭を乾留して、粒度6mm未満の粉コークス及び
    6mm以上25mm未満の小塊コークスを製造するに際
    し、該粉炭の最高流動度MF(logDDPM)を0.
    45超0.60以下の範囲に保ち乾留することを特徴と
    する小塊コークスの収率向上をはかった粉コークスの製
    造方法。
JP6057388A 1988-03-16 1988-03-16 所望の粒度分布をもつ粉コークスの製造方法 Pending JPH01236295A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011115262A1 (ja) * 2010-03-19 2011-09-22 新日本製鐵株式会社 焼結用固体燃料の製造方法、焼結用固体燃料およびこれを用いた焼結鉱の製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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