JPH01235770A - 衝撃吸収床材 - Google Patents

衝撃吸収床材

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JPH01235770A
JPH01235770A JP6300188A JP6300188A JPH01235770A JP H01235770 A JPH01235770 A JP H01235770A JP 6300188 A JP6300188 A JP 6300188A JP 6300188 A JP6300188 A JP 6300188A JP H01235770 A JPH01235770 A JP H01235770A
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JP
Japan
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resin
layer
impact
fiber
nonwoven fabric
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JP6300188A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Takaoka
高岡 努
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Nippon Steel Chemical and Materials Co Ltd
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Nippon Steel Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は直貼り式の木質系衝撃吸収床材に関し、詳しく
は特にコンクリート造りの集合住宅の階上の床用として
好適に使用され、テーブル、椅子等を動かす音、スプー
ン等の食器類を落とした時の音あるいは人が歩く際の音
、特に硬いスリッパを履いて歩いた時等に発生する音等
の床の衝撃音を吸収して遮断し、これらの音が階下へ伝
わるのを防止して快適な生活環境を提供し得る衝撃吸収
床材に関する。
〔従来の技術〕
コンクリート造りの集合住宅において上階からコンクリ
ートスラブを通して階下に伝わる衝撃音は、テーブル、
椅子を動かす時に発生する音、スプーン等の食器類を落
とした時に発生する音等の如き硬質な物体の落下等によ
って発生する軽量床衝撃音と、子供が飛び跳ねた時に発
生する音の如き軟質な重量物の落下等によって発生する
重量床衝撃音とに大別される。これらのうち、重量床衝
撃音はコンクリートスラブの厚さを増したり、梁構造を
増やしたりしてコンクリート床スラブの剛性を高める方
法により解決しており、各建設会社が、従来120〜1
30 mmであったスラブ厚を、近年150I以上に規
格化したことにより重量床衝撃音によるクレームは殆ど
発生しなくなった。
一方軽量床衝撃音の吸収には床表面に軟質な仕上げ材を
用いると有効とされており、このため現在の我が国の集
合住宅においては床表面にカーペット等を敷設する方法
が広く採用されているが、近年カーベント中のダニによ
る喘息が社会問題化し、カーベントにかわる床材が望ま
れるようになっている。
これに対して木質系床材はダニの発生が避けられ、掃除
がし易く、埃等の除去が容易であり健康的であるという
利点を有している。しかも木質系床材は鉄とコンクリー
トの建物の冷たさに対し、木の色調、木目の美しさが心
理的な安らぎを与えてくれ、保温、断熱効果を有するこ
とから自然志向及び木目人気と重なり、近年新築物件に
おける床材としての採用はもとより、リフォームの際の
貼り替えのニーズも高まっている。しかしながら木質系
床材は遮音性(特に軽量床衝撃音の)に難があり、特に
集合住宅等の場合には階上の部屋の音が階下の部屋に伝
わり易いという問題を有するため、階上の音によるクレ
ームも多発しており、遮音性の高い優れた木質系床材の
開発が望まれている。
従来木質系床材を使用する場合、木質系床材の欠点であ
る遮音性の低さを改善するために、グラスウールやロッ
クウールの積層体よりなる緩衝材を床材の下に敷いて床
版の厚みを150〜200鰭に増したり、バネ定数の低
い(柔らかい)ゴム系あるいはウレタン系のクツション
材を床版の下に敷いたりして床上からの衝撃(軽量法衝
撃)吸収を行う対策が施されている。
その他、衝撃吸収床材としては複数の床材間にバネ材を
配置してなる遮音性床材(特開昭59−173456号
公報)、制振鋼板の両面に木質繊維系ボード等を取付け
た遮音パネル(特開昭61−130537号公@)や芯
材の両面にFRP層を設けた遮音床材(実開昭61−1
63843号公報)等が知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら床版の厚みを増加させる方法では建築設計
上、遮音床構造の部分だけ極端に高くなり、その結果ド
アの開閉に問題が生じたり、床が高くなるために生活空
間が心理的に狭く感じる等の問題がある。また床材(版
)の厚みが増加する分だけ材料費が増加してコスト高と
なるという問題もあった。また床版の下に柔らかいゴム
系やウレタン系のクツション層を設ける方法は、クツシ
ョン層のバネ定数が低い(フワフワしている)ものを用
いているため、歩行感がフワフワして違和感を与えたり
、家具等の安定性が悪くなり危険であるとともに、例え
ば家具が食器棚の場合、そのそばを人が歩くと食器棚が
揺れて食器類が音をたてる等の問題もあった。
更に表面材として厚さ5〜6龍の薄いベニヤ板を用い、
この裏面に発泡成形体を積層一体化したり、1.5〜2
.0龍の単板を縫合積層成形した床板もあるが、これら
も剛性、安定性という点において充分なものではなかっ
た。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、床版の厚みを
増したり、ゴム等のクツション材を用いることなく衝撃
吸収が行え、しかも床材に要求される剛性、安定性を充
分に満足できる衝撃吸収床材を提供することを目的とす
るものであり、木質系表面材と不陸調正体との間に、軟
質樹脂と繊維とからなる繊維樹脂複合体の弾性体層と合
板の、何を少なくとも1層設け、更にこれら各層と不織
布と樹脂又は接着剤とからなり樹脂又は接着剤が不織布
の表面層のみに設けられた樹脂不含浸不織布層の少なく
とも1層とを積層一体化した構造とすることにより従来
の木質系床材の欠点を解決し得たものである。
即ち本発明は、 (1)木質系表面材の層と不陸調圧体の層の間に、軟質
樹脂と繊維とからなる繊維樹脂複合体の弾性体層と、合
板の層と、不織布と樹脂又は接着剤とからなり樹脂又は
接着剤が不織布の表面層のみに設けられた樹脂不含浸不
織布層をそれぞれ少なくとも1層設け、且つこれら各層
を積層一体化してなることを特徴とする衝撃吸収床材。
(2)木質系表面材の層と不陸調圧体の層との間に、軟
質樹脂と繊維とからなる繊維樹脂複合体の弾性体層及び
合板の層をそれぞれ少なくとも1層設け、且つ不陸調圧
体の少なくとも片面に、不織布と樹脂又は接着剤とから
なり樹脂又は接着剤が不織布の表面層のみに設けられた
樹脂不含浸不織布層を貼着してなるとともに、これら各
層を積層一体化してなることを特徴とする衝撃吸収床材
(3)繊維樹脂複合体層が弾性係数10h〜1010ダ
イン/ crA、損失正接0.02以上を有することを
特徴とする請求項1又は2記載の衝撃吸収床材。
(4)繊維樹脂複合体層の密度が0.6〜3.0 g 
/ cn!であることを特徴とする請求項1〜3のいず
れかに記載の衝撃吸収床材。
を要旨とするものである。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に基き説明する。
第1図において1は本発明の衝撃吸収床材を示し、該床
材lは木質系表面材2の層と、不陸調圧体3の層との間
に繊維樹脂複合体の弾性体層4、合板5及び樹脂不含浸
不織布層6を設け、且つこれら各層を積層一体化してな
る構成を有している。
上記繊維樹脂複合体の弾性体層4は軟質樹脂と繊維の複
合体であり、ズリの弾性を有している。
軟質樹脂としては、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂のいず
れであってもよいが、好ましくはシリコン樹脂やポリエ
ステル樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂等の熱硬化
性樹脂である。特に硬化後にも超軟質のもの、例えば半
ゲル化のものが衝撃による振動の内部損失による衝撃振
動音吸収性に優れ好ましい。上記樹脂は液状、ワックス
状、エマルジョン状、フィルム状等で使用できる。また
この樹脂中には必要に応じて硬化剤、安定剤、難燃剤等
を添加することもできる。繊維としては嵩高い形状のも
のが適当であり、不織布、フェルト等が好適である。こ
の弾性体において樹脂は繊維の内部全体に含浸されてい
ることが必要である。繊維の材質は天然又は合成の有機
質繊維、無機質繊維のいずれであっても差支えないが、
ポリエステル系繊維が好適である。この繊維は一定の厚
みを有する嵩高い板状とし、これに樹脂を複合させるこ
とが好ましい。この場合の繊維の層の厚みは0゜5〜5
龍とすることが好ましい。またこの繊維には軽量発泡体
(マイクロバルーン)等の充填材を配合することもでき
る。マイクロバルーンを体積比で50%程度内包した前
記繊維の層をコア材として使用すると吸収性能がより向
上する。このコア材入りの繊維の層を設ける場合、この
層の厚みは1.0〜5−1程度とすることが好ましい。
繊維樹脂複合体の弾性体層4における繊維の割合は前記
軟質樹脂100重量部当たり10〜200重量部程度が
撮部である。尚、軟質樹脂に硬化剤を添加する場合、樹
脂と硬化剤の合計量を樹脂として計算する。繊維の割合
が少ないと、高い周波数の衝撃音吸収が充分に行えず、
また多すぎると樹脂の濡れ性が悪くなり、床版そのもの
の剛性が著しく低下し床材としての機能を果たさなくな
る。繊維樹脂複合体の弾性体層4は優れた衝撃吸収作用
を発現させるために密度が0.6 g /cd以上が好
ましく、また密度が3.0g/ajを超えてもそれ以上
の衝撃吸収性の向上は認められなくなるため、密度0.
6〜3.0g/c+d、特に1.0〜2.0 g /c
Jの範囲で使用することが好ましい。繊維樹脂複合体の
弾性体層4の弾性係数は106〜10’°ダイン/ c
d、好ましくは107〜109ダイン/ cdであり、
また損失正接(tan δ)は0.02以上、特に0.
5以上であることが望ましい。
本発明の衝撃吸収床材1は全体の厚さを15〜25龍と
することが好ましく、繊維樹脂複合体の弾性体層4の厚
さは床材1の厚さをできるだけ薄くするという観点から
1〜5鰭、特に3〜5重膳が好ましい。また合板5は厚
さが1〜3龍、特に1〜21鳳とすることが好ましい。
樹脂不含浸不織布層6は、不織布に樹脂又は接着剤を含
浸させることなく不織布表面にのみ樹脂又は接着剤層を
設けてなる構成を有し、この樹脂不含浸不織布層6は、
振動(軽量床振動)を横方向に拡散させるような作用を
有し、この作用によって振動の伝達が防止されるが、樹
脂又は接着剤が不織布に含浸されていると充分な振動の
伝達防止効果は望めない。この樹脂不含浸不織布層6に
用いられる樹脂又は接着剤としては熱可塑性樹脂、熱硬
化性樹脂、紫外線硬化性樹脂、エマルジョン型接着剤、
2液硬化型接着剤等いかなるものでも使用可能であり、
例えばポリエチレン、ポリプロピレン、フェノール樹脂
、エポキシ樹脂、ポリウレタン、アクリル系、クロロプ
レン系合成ゴム等の樹脂又はゴムやこれらからなる接着
剤等が挙げられるが、特にエポキシ樹脂、ポリウレタン
、クロロブレン系合成ゴム溶剤型が好ましい。また不織
布もどのような材質の繊維よりなるものであっても使用
可能であるが、通常ポリエステル、ポリプロピレン、ポ
リアクリロニトリルよりなるものが用いられる。樹脂不
含浸不織布層6は、不織布に樹脂又は接着剤を塗布する
か或いは樹脂又は接着剤よりなるフィルムを積層する等
により形成することができる。また樹脂不含浸不織布層
6は単層のものに限らず、2枚以上を積層して構成した
ものも使用可能である。樹脂不含浸不織布層6における
樹脂又は接着剤層の厚みは100〜200μが好ましく
、不織布の厚みは1 = l On+が好ましい。
不陸調圧体3としては例えばポリスチレン系発泡体、ポ
リオレフィン系発泡体、木質ボード、インシュレーショ
ンボード、アスファルト加工したインシュレーションボ
ード等が用いられるが、なかでもインシュレーションボ
ード、アスファルト加工したインシュレーションボード
が好ましく、その厚みは3〜105mのものが好ましい
。また表面材2としては通常の木質系床材に用いられる
と同様のものが用いられる。
上記第1図に示した床材1では繊維樹脂複合体の弾性体
層4、合板5及び樹脂不含浸不織布層6をそれぞれ1層
設けた場合について説明したが、弾性体層4、合板5及
び樹脂不含浸不織布層6はそれぞれ複数層設けることも
できる。
第2図は第1図に示した床材1の不陸調圧体3の裏面に
更に樹脂不含浸不織布層6を設け゛た本発明の衝撃吸収
床材1を示す。このように不陸調圧体3の裏面にも更に
樹脂不含浸不織布層6を設けることにより、衝撃吸収性
が更に向上する。
本発明の床材1においては繊維樹脂複合体の弾性体層4
、合板5及び樹脂不含浸不織布層6の積層順序はどのよ
うな順序であっても良いが、第1図に示すように樹脂不
含浸不織布層6を表面材2と不陸調圧体3との間にのみ
設ける場合、第1図に示す如く、樹脂不含浸不織布層6
を不陸調圧体3と接する位置に設けることが好ましい本
発明の床材1はハンド1・アップ法、押出し成形法、引
抜き成形法等により製造することができる。また量産す
る場合には合板の成形加工と同様の多段プレス成形法も
採用できる。
本発明の床材1は第4図に示すように、鉄筋コンクリー
トスラブ7上への直貼り用床材として好適に用いること
ができる。
以下、具体的実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明す
る。
実施例1 体積比で50%のマイクロバルーンを含有するポリエス
テル系不織布をコア材として内包し、このコア材50重
量部とポリエステル系不織布50重量部とからなる不織
布100重量部に、軟質熱硬化性ポリエステル樹脂(日
本ユピカ側製、2070)100重量部、その硬化促進
材(パーへキサ11及びナフテン酸コバルト)1重量部
との混合物を塗布した不織布、厚さ2.5鶴の合板及び
厚さ4器のポリエステル不織布(東洋紡製、GE300
ONの2枚積層)を用意し、合板にクロロプレン系合成
ゴム接着剤(コニシ■製:クロロブレン系合成ゴム溶剤
型G−77)を乾燥時の塗布量が200 g/rdとな
るように塗布して乾燥させた後、これらを下層側から樹
脂不含浸不織布層、合板、繊維樹脂複合体の弾性体層と
なるように重ね合わせ、80℃で12分間加熱して軟質
ポリエステル樹脂を硬化させるとともに各層を相互に積
層一体化した。樹脂硬化によって形成された繊維樹脂複
合体層の弾性体層の厚さは3鰭であった。またこの繊維
樹脂複合体の弾性係数は107ダイン/ crdであり
、損失正接は0.03であった。次いでこの積層体の表
面に表面材として化粧合板及び不陸調圧体として10m
mのインシュレーションボードをそれぞれ積層一体化し
て床材とした。この床材を厚さ150龍のコンクリート
スラブの床上に直貼りして床を施工した後、JIS−A
−1418に従って衝撃音遮断特性を測定した。結果を
第1表に示す。尚、コンクリートスラブのみの場合の重
量衝撃音の遮音等級はL−55であった。
茅;表 比較例1 実施例1で用いた床材のかわりに、従来の木質系床材を
用いて上記実施例1と同様のコンクリートスラブ床上に
直貼り床を施工し、この床構造について実施例1と同様
の衝撃音遮断特性を測定した。結果を第2表に示す。
第2表 比較例2 実施例1と同様の繊維樹脂複合体の弾性体と、合板との
積層体の表面に実施例1と同様の表面材及びポリオレフ
ィン系発泡体よりなる厚さIotmの不陸調圧体を積層
して床材とした。この床材を用いて実施例1と同様の条
件で遮音性の試験を行った結果を第3表に示す。
第3表 比較例3 実施例1と同様の繊維樹脂複合体の弾性体の裏面側に合
板を重ね合わせ、更にこの裏面側にクロロプレン系合成
ゴム溶剤型(コニ゛シ■製二G−77)にて含浸接着し
た厚さ211のポリエステル系不織布(東洋紡製、GE
300ON)の2枚積層体く2枚の合計の厚み4鶴)を
積層一体化し、この表面にそれぞれ実施例1と同様の表
面材及び厚さ5龍のポリオレフィン発泡体よりなる不陸
調圧体とを積層して床材とした。この床材の遮音特性を
実施例1と同様の条件で測定した結果を第4表に示す。
第4表 〔作 用〕 本発明の床材は粘弾性のある樹脂と繊維とからなる繊維
樹脂複合体と、合板と、表面にのみ樹脂又は接着剤層を
設けた不織布よりなる樹脂不含浸腐食とを積層一体化し
てなり、ズレの弾性係数の異なる複数の層材からなる多
層構造を有するため、繊維樹脂複合体の層と合板の層と
の間で応カー歪(ズレ)を起こし易く、第1に衝撃振動
が層間のズレという内部損失により吸収される。第2に
各層はそれ自体が、それぞれ衝撃吸収体として作用し、
しかもズレの弾性係数の異なる複数の層を有するために
、各層によって強さの異なる衝撃も吸収される。第3に
各層の有するヒステリシス減衰硬化により衝撃振動が減
衰され、第4に樹脂不含浸不織布層が振動を横方向に拡
散して減衰し、これらの衝撃吸収、減衰の複合作用によ
って階上からの衝撃音が遮断されると考えられる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明の衝撃吸収床材は、従来の衝
撃吸収床材のように厚さを厚くしなくとも良く、通常の
木質系床材と路間等の厚さであっても充分に優れた衝撃
音吸収特性を有する。また本発明の床材は優れた衝撃音
吸収特性とともに、床材として充分な剛性、安定性を有
し、人が歩いた程度で家具が揺れたりする等の虞れもな
い等、床材としての優れた特性を有する。特に繊維樹脂
複合体として弾性係数10b〜1010ダイン/cni
、密度0.6〜3.0g/cutのものを用いると衝撃
吸収効果が高い。また樹脂不含浸不織布層を不陸調圧体
の少なくとも片面に積層すると、軽量衝撃音の遮音効果
が更に向上する等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は本発明の衝撃吸
収床材の斜視図、第2図は第1図の■−■線に沿う縦断
面図、第3図は衝撃吸収床材の縦断面図、第4図は第1
図に示す衝撃吸収床材をスラブ上に施工した状態の縦断
面図である。 1・・・衝撃吸収床材  2・・・木質系表面材3・・
・不陸調圧体  4・・・弾性体  5・・・合板6・
・・樹脂不含浸不織布 第1図 2:木質系表面材 3:不陸調圧体 4、弾性体 5:合  板 ノ              為 第3図 に ノ      ) 第4図 〆 手叙εネ市j−IE 1−1丁(自発)昭和63年特許
願第63001号 2、発明の名称 衝撃吸収床材 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 東京都中央区銀座5丁[113番1番号6号 (
664)新I:l鐵化学株式会社代表者 森 口1  
圓 二 4、代理人 〒101 住所 東京都千代田区岩本p+r2−1o−25、補正
命令の日付 自発補正 6、 )+)を正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 7、補正の内容

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)木質系表面材の層と不陸調正体の層の間に、軟質
    樹脂と繊維とからなる繊維樹脂複合体の弾性体層と、合
    板の層と、不織布と樹脂又は接着剤とからなり樹脂又は
    接着剤が不織布の表面層のみに設けられた樹脂不含浸不
    繊布層をそれぞれ少なくとも1層設け、且つこれら各層
    を積層一体化してなることを特徴とする衝撃吸収床材。
  2. (2)木質系表面材の層と不陸調正体の層との間に、軟
    質樹脂と繊維とからなる繊維樹脂複合体の弾性体層及び
    合板の層をそれぞれ少なくとも1層設け、且つ不陸調正
    体の少なくとも片面に、不織布と樹脂又は接着剤とから
    なり樹脂又は接着剤が不織布の表面層のみに設けられた
    樹脂不含浸不織布層を貼着してなるとともに、これら各
    層を積層一体化してなることを特徴とする衝撃吸収床材
  3. (3)繊維樹脂複合体層が弾性係数10^6〜10^1
    ^0ダイン/cm^2、損失正接0.02以上を有する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の衝撃吸収床材。
  4. (4)繊維樹脂複合体層の密度が0.6〜3.0g/c
    m^3であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか
    に記載の衝撃吸収床材。
JP6300188A 1988-03-16 1988-03-16 衝撃吸収床材 Pending JPH01235770A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0418139U (ja) * 1990-06-06 1992-02-14
JPH0421653U (ja) * 1990-06-13 1992-02-24
JPH06264604A (ja) * 1993-03-16 1994-09-20 Daiken Trade & Ind Co Ltd 発熱床板

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