JPH01233815A - 電子部品の製造方法 - Google Patents

電子部品の製造方法

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JPH01233815A
JPH01233815A JP6170788A JP6170788A JPH01233815A JP H01233815 A JPH01233815 A JP H01233815A JP 6170788 A JP6170788 A JP 6170788A JP 6170788 A JP6170788 A JP 6170788A JP H01233815 A JPH01233815 A JP H01233815A
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JP
Japan
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film
electrode
extraction electrode
resist film
oxide film
Prior art date
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Pending
Application number
JP6170788A
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English (en)
Inventor
Chikafumi Kondou
親史 近藤
Michio Kadota
道雄 門田
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野J 本発明は、相互に近接する複数の主電極及び外部接続用
の取出し電極を有する電子部品の製造方法に関し、特に
上記主電極間のマイグレーシランの発生を抑制できると
ともに、製造工程を削減して生産性を向上できるように
した製造方法に関する0本発明は、例えばガラス基板の
表面に、インターディジタル型の人、出カドランスデュ
ーサ及び取出し電極を形成してなる表面波素子に最適で
あるので、以下この表面波素子を例にとって説明する。
〔従来の技術〕
一般に、テレビジラン受像機のVIFフィルタとして採
用される弾性表面波素子の一例として、第4図に示す構
造のものがある。この表面波素子1は、ガラス基板20
表面に、A1″i極膜からなるインターディジタル型の
入カドランスデューサ3を形成し、該入カドランスデュ
ーサ3と所定の間隔をあけて出力1ランスデユーサ4を
形成するとともに、上記人、出カドランスデューサ3.
4にそれぞれ取出し電極5.6を接続形成して構成され
ている。
ところで、上記表面波素子1の各トランスデュ−サ3,
4は、重み付は電極3a、3b又は4a。
4bを、例えば数μmごとの間隔で形成して構成されて
いるから、隣合う重み付は電極3a、3b同士及び4a
、4b同士は非常に近接した状態となる。そのため、電
圧が印加されるとマイグレーションを起こしrR不良が
発生するという問題がある。
そこで、上記重み付は電tf+3a、3b、4a。
4bの表面に酸化膜を形成してマイグレーションを防止
するようにした製造方法が考えられる。この方法は、第
3図に示すように、ガラス基板2の上面の全面に蒸着に
よりA1膜を形成し、if A 1膜の上面の上記人、
出カドランスデューサ及び取出し電極部分にレジスト膜
7を形成した後A7膜膜のエツチング処理を施す(第3
図(8))。次に、上記人、出カドランスデューサ3.
4及び取出し電8i5.6の上面のレジスト膜7を剥離
除去した後、大気中で200″t’X 3 h rの表
面酸化処理を施し、上記AI電極の表面に酸化膜8を生
成させる(第3図(bl)、そして、これの上面にスパ
ッタリングによりZnO膜9を形成する(第3図(C)
)。これにより、各重み付は電極3a、3b、4a、4
bは酸化膜8で覆われていることから、マイグレーショ
ンの発生を大幅に低減できる。
ところで、上記マイグレーションの防止方法では、酸化
膜8が取出し電極5.6の上面にも形成されることとな
り、該取出し電極5.6にそのままの表面状態で外部端
子としての金属端子やボンディングワイヤを接続した場
合、導通性が悪化して接続不良を起こし易いという懸念
がある。上記導通性を確保するためには、レジスト膜7
をfJl 離除去した後、酸化処理を行う前に、上記取
出し電極5.6部分に酸化防止膜をコーティングし、こ
の状態で酸化処理した後に該酸化防止膜を除去し、しか
る後外部端子を接続すればよいと考えられる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら上記製造方法では、取出し電極に酸化防止
膜をコーティングし、酸化処理した後、該酸化防止膜を
除去し、しかる後外部端子を接続するという余分な製造
工程が増えることから、生産性が低いという問題点が生
じる。
本発明の目的は、相互に近接した主電極間に生じるマイ
グレーションを防止できるとともに取出し電極と端子と
の接続性を確保でき、しかも酸化防止膜のコーティング
処理工程を省略して生産性を向上できる電子部品の製造
方法を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、基板表面に形成されたAl1IIIの上面に
、互いに近接した複数の主電極、及び咳主電極に連なる
取出し電極に対応した形状の酸化防止可能なレジスト膜
を形成した後、エツチング処理を施し、この状態で酸化
処理を施して各電極の側面に酸化膜を生成させた後、上
記主電極及び取出し電極の上面のレジスト膜を#I離除
去するとともに、該取出し電極に外部端子を接続するこ
とを特徴とする電子部品の製造方法である。
ここで、本発明のAl111i極には、純AI!、電極
及びAIにCu、Ti、Si等の添加物を含有した電極
が含まれる。
〔作用〕
本発明に係る電子部品の製造方法によれば、主電極及び
取出し電極の上面に酸化防止可能なレジスト膜を残した
状態で、酸化処理を行って上記主ai、取出し電極の側
面のみに酸化膜を生成させ、しかる後上記レジスト膜を
剥離除去して、上記取出し電極に外部端子を接続するよ
うにしたので、つまりレジスト膜を従来の酸化防止膜と
して利用することにより取出し電極の上面に酸化膜が形
成されないようにしたので、従来の酸化防止膜をコーテ
ィングする工程及びこれを除去する工程が省略でき、こ
の分だけ生産性を向上できる。
また、本発明の製造方法では、主電極の側面のみに酸化
膜が形成されることとなるが、実験の結果、従来の主電
極の上面をも酸化させた場合と比べてマイグレーション
抑制効果はほとんど変わらないことが判明している。こ
れは以下の理由によるものと考えられる。即ち、マイグ
レーションは、電極同士を近接させて配置することによ
り生じるものであるが、近接配設した場合、電極の側面
同士は実際に互いに近距離で対向するものの、上面同士
は相当の距離がおいており、しかも対向していない、従
って、主電極の上面に酸化膜がない状態で近接配置して
も、この上面はマイグレーションの発生にはほとんど影
響はないものと考えられる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図について説明する;第1図は
本発明の一実施例による表面波素子の製造方法を説明す
るための図であり、この図は第4図に示す表面波素子の
入カドランスデューサ部分を表面波の進行方向に切断し
た状態に対応している。
■ まず、ガラス基板11の上面の全面に蒸着によりA
I膜12を形成する。そして、このAI膜12の上面に
、入9出力トランスデエーサ及び取出し電極の各パター
ン形状に応じたマスクを載置し、このマスクの上面から
酸化防止可能なレジスト液を塗布してレジスト[13を
形成する(第1図1al)。
■ 次に、上記ガラス基板11をエツチング液に浸漬す
る。すると、A1膜12の上記レジスト膜13を除く部
分が除去され、入力トランスデエーサの重み付は電極1
4及びこれに接続された取出し電極15が形成される。
■ 上記レジスト1113が残っている状態で、ガラス
基板11を大気中で200℃×3h「の酸化処理を施し
、各重み付は電極14.取出し電極15の側面に酸化膜
16を生成させる(第1図(bl)。
■ 次に、上記ガラス基板11をレジスト除去液中に浸
漬して、上記重み付は電極14及び取出し電極15上面
のレジスト膜13を剥離除去する。
さらに、上記取出し電極15の上面にバンプ蒸着などを
行ったのちに端子17を半田付は接続、あるいはワイヤ
をボンディングする(第1図(C1)。
■ そして、上記ガラス基板11の上面に、スパッタリ
ングによりZnO膜18を形成する。これにより本実施
例の表面波素子lOが製造されることとなる。
このように本実施例の製造方法によれば、レジスト膜1
3を残した状態で、つまりレジスト膜13を従来の酸化
防止膜として利用することにより、上記各電極14.1
5の側面のみに酸化膜16を生成させ、しかる後上記レ
ジスト膜13を除去するとともに、上記取出し電極15
に端子17を半田付けしたので、従来の酸化防止膜をコ
ーティングする工程及びこれを除去する工程が省略でき
るから、それだけ生産性を向上できる。
また、本実施例では、重み付は電極14の側面に酸化M
416が形成されているから、この重み付は電極14同
士を近接配置した場合にもマイグレーシツンの発生を大
幅に抑制できる。この場合、重み付は電極14の上面に
は酸化膜は形成されていないが、そのマイグレーション
抑制効果は上面にも酸化膜を形成した場合とほとんど変
わらない。
第2図は上記実施例による電極の側面のみに酸化膜を形
成した場合のマイグレーション抑制効果を説明するため
の実験結果を示す特性図である。
この実験は、上記実施例方法により製造された表面波素
子にDC300vを印加し、マイグレーシリンが発生す
るまでの時間を測定して行った。また、比較のために、
Al@極に酸化処理を施していないもの、及びAjl’
ii掻の上面にも酸化処理を施したものをそれぞれ採用
して同様の方法にて測定をした0図中、○印は本実施例
の側面のみに酸化膜を形成した場合、・印は側面及び上
面に酸化膜を形成した場合、x印は酸化膜処理をしてい
ない場合を示す。
第2図からも明らかなように、酸化膜処理を施していな
い場合(×印)は、いずれも3時間程度でマイグレーシ
ョンが生じている。これに対して、酸化膜処理を施した
場合(○、・印)は、いずれも4時間以上と延びている
。また、側面のみに酸化膜を形成した場合(O印)にも
、上面にも形成した場合(・印)とほとんど同程度のマ
イグレーション抑制効果が得られていることがわかる。
なお、上記実施例では、表面波素子を例にとって説明し
たが、本発明はこの表面波素子に限られるものではなく
、基板上に近接するAI電極及び取出し電極を形成して
なる電子部品で、しかも上記各電極をレジストエツチン
グ法により製造する場合であればいずれにも適用できる
。また、上記実施例では基板がガラス基板である場合を
例にとって説明したが、本発明は、勿論この基板が圧電
基板である場合にも適用できる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明に係る電子部品の製造方法によれば
、主電極及び取出し電極の上面にレジスト膜を残した状
態で酸化処理を行い、上記主電極の側面に酸化膜を形成
した後、上記レジスト膜を剥離除去して外部端子を接続
するようにしたので、マイグレーシランの防止効果を確
保しながら、製造工程を省略でき、それだけ生産性を向
上できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ratないし第1図fd+はそれぞれ本発明の一
実施例による表面波素子の製造方法を説明するための工
程図、第2図は本実施例の効果を確認するための実験結
果を示す特性図、第3図(a)ないし第3図iclは本
発明の成立過程を説明するための製造方法を示す工程図
、第4図は一般的な表面波素子を示す平面図である。 図において、10は表面波素子(電子部品)、11はガ
ラス基板(基板)、12はAβ膜、13はレジスト膜、
14は重み付は電極(主電極)、15は取出し電極、1
6は酸化膜、17は端子(外部端子)である。 特許出願人  株式会社 村田製作所 代理人    弁理士 下 市  努 第1図 第  2  図 島

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 基板の表面に、互いに近接する複数の主電極及
    び該主電極に連なる取出し電極を形成するとともに、該
    取出し電極に外部端子を接続する電子部品の製造方法に
    おいて、上記基板表面の全面にAl膜を形成し、該Al
    膜の上面に、上記主電極及び取出し電極に対応した形状
    のレジスト膜を形成した後上記Al膜のエッチング処理
    を施し、この状態で酸化処理を施して上記各電極のレジ
    スト膜から露出する側面部分に酸化膜を形成した後、上
    記主電極及び取出し電極の上面のレジスト膜を剥離除去
    するとともに、該取出し電極に外部端子を接続すること
    を特徴とする電子部品の製造方法。
JP6170788A 1988-03-14 1988-03-14 電子部品の製造方法 Pending JPH01233815A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004105148A1 (ja) * 2003-05-22 2004-12-02 Fujitsu Limited 圧電素子、その製造方法、およびタッチパネル装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004105148A1 (ja) * 2003-05-22 2004-12-02 Fujitsu Limited 圧電素子、その製造方法、およびタッチパネル装置
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