JPH01232358A - 感光ドラムユニット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［目次］ 概要 産業上の利用分野 従来の技術（第５図） 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段（第１図） 作用 実施例 （ａ）一実施例の説明 （第２図、第３図、第４図） （ｂ）他の実施例の説明 発明の効果 〔概要〕 感光ドラムとクリーナをケースに収容して一体化した感
光ドラムユニットに関し、 ケースのねじれ、振動を比較的安価な構成で防止し、靜
精度の画質を実現することを１］的とし、感光ドラムと
、クリーニングブラシを含むクリ−す機構とがケースに
収容されて一体化した感光ト′ラムユニントにおいて、
３５ろ一スを少なくとも該感光ドラムの軸と該クリーニ
ングブラシの軸を支持、位置決めする比較的低剛性の左
側板と右側板と、該感光ドラムの軸方向と該クリーニン
グブラシの軸方向とに延び、該左側板と右側板とを連結
する比較的高剛性のステーとで構成した。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、感光ドラムとクリ−すをケースに収容して一
体化した感光ドラムユニットに関する。

電子写真装置は、プリンタ、複写機、ファクシミリ先程
々の装置に広く用いられている。

このような電子写真装置では、製作の容易さや保守性を
考慮して、種々の部分をユニット化する傾向にあり、現
像器の外に、感光ドラムとクリーナがユニット化されて
いる。

このような複数の部分のユニット化においては、各部の
干渉によって性能が低下しないことが望まれている。

〔従来の技術〕

第５図は従来技術の説明図である。

第５図（Ａ）に示すように、電子写真装置においては、
回転する感光ドラム（像形成部材）１は、帯電器２で一
様帯電され、次に光像露光され、潜像が形成された後、
現像器３でトナー現像され、トナー像は転写器４で用紙
ＰＰに転写される。

更に感光ドラムｌは除電器５で除電後、クリーニング機
構（クリーナ）６で残留トナーが除去され、再利用可能
となる。

このクリーニング機構６は、回転するクリーニングブラ
シ（ファーブラシ）６０で感光ドラムＩの残トナーを除
去し、ファーブラン６０に付着した残トナーを一対のス
クレーパ６１でかき落とし、かき落としたトナーをトナ
ー排出スクリュー６２で排出口へ排出するよう構成され
ている。

又、転写された用紙ＰＰは、熱ローラ定着器７へ送られ
、定着される。

このような電子写真装置において、感光ドラム１とクリ
ーナ６とがユニット化されており、第５図（Ｂ）、（Ｃ
）に示すモールドで一体成形された樹脂ケース８に、感
光ドラムｌとクリーナ６の部品、即ちクリーニングブラ
シ６０、スクレーパ６１、排出スクリュー６２等を収容
し、帯電器２もセットしていた。

このケース８は、応力外被構造よして構成されていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところで、このようにケース８を樹脂モールドで一体成
形していたのは、これらを収容するための位置精度や複
雑な形状を容易に低価格で実現できるからであった。

しかしながら、ケース８は、感光ドラム１の軸方向に比
較的長く、樹脂モールドのため、低剛性であるので、軸
と直交するねじれ応力に対して弱い而がある。

特にクリーナ６はクリーニングブラシ６０や排出スクリ
ュー６２が駆動回転されるので、ねじれ応力が第５図（
Ｂ）の矢印のように発生し易く、ケース８がねじれて振
動が生じると、クリーニングブラシ６０と感光ドラム１
との圧接力が変化し、感光ドラム１の回転むら（ジッタ
という）や振動が生じて、高精度な画質かえられないと
いう問題があった。

本発明は、ケースのねじれ、振動を比較的安価な構成で
防止し、高精度の画質を実現しうる感光ドラムユニット
を提供することを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

第１図は本発明の原理図である。

本発明は、第１図に示すように、感光ドラム１と、クリ
ーニングブラシ６０を含むクリーナ機構６とがケース８
に収容されて一体化した感光ドラムユニットにおいて、
該ケース８を少なくとも該感光ドラム１の軸と該クリー
ニングブラシ６０の軸を支持、位置決めする比較的低剛
性の左側板８０と右側板８１と、該感光ドラム１の軸方
向と該クリーニングブラシ６０の軸方向とに延び、該左
側板８０と右側板８１とを連結する比較的高剛性のステ
ー８２とで構成した。

〔作用〕

本発明は、ケース８を、比較的複雑な形状で精度の要す
る部品（感光ドラム１等）の収容のための機能を果す左
側板８０と右側板８１と、単純な形状のステー８２とに
分割している。

そして、左側板８０や右側板８１は、低剛性でもよいの
で低剛性のモールド樹脂で構成し、容易に且つ低価格で
提供できるようにし、ステー８２は軸と直交方向の剛性
を高めるため金属等の高剛性部材で構成し、ねじれや振
動を防いでいる。

ステー８２は、比較的単純な形状のため、押出成型で容
易に且つ低価格に実現できる。

このようなケース８全体を、高剛性の金属で構成しても
よいが、前述の複雑な形状で精度の要する部分を切削等
を行う必要があり、ケース８が高価格となる。

このように、ケース８の機能とかかる応力により、低剛
性と高剛性の部材を使いわけ、低価格でねじれ、振動を
防ぎ、高精度の画像を保証する。

〔実施例〕

（ａ）　　一実施例の説明 第２図は本発明の一実施例分解構成図、第３図は本発明
の一実施例上面図、第４図は本発明の一実施例断面図で
ある。

図中、第１図及び第５図で示したものと同一のものは同
一の記号で示しである。

左側板８０は、第２図及び第３図に示すように、穴形状
のファーブラシ６０の位置決め、ラビアンスのための支
持部８０ａと、スクレーパ６１の位置決め、ラビアンス
のための係合溝８０ｂと、感光ドラム１の軸支持部８０
　ｃと、帯電器（第５図（Ａ）、（Ｂ）参照）の移動ガ
イドとしての支持部８０ｄと、トナー排出スクリュー６
２の位置決め、ラビアンスのための軸支持部８０ｅとが
構成され、ファーブラシＧＯと排出スクリュー６２のギ
ヤ（第５図（Ｂ）参照）の支持と粉じんからの保護等を
行う。

又、右側板８１も、第２図、第３図に示すように、左側
板と同様に、ファーブラシ６０の支持部８１ａと、スク
レーパ６１の保合溝８１ｂと、感光ドラム１の軸支持部
８１ｃと、帯電器の支持ホールド溝８１ｄと、トナー排
出スクリュー６２の支持兼外部導出用筒部８１ｅが設け
られている。

これら左側板８０、右側板８１は、上述のように機能部
品として働き、低剛性でよいので、ポリカーボネイト等
の合成樹脂の射出成形によって、複雑な形状を精度良く
、容易に且つ安価に形成できる。

一方、ステー８２は、第２図及び第４図に示すように、
略り字形の高剛性の金属（アルミニウム）で構成され、
ケース８の骨格として機能する。

ステー８２は、感光ドラム１やファーブラシ６０の軸と
直交する方向の剛性を高めるためのものであり、金属で
構成し且つ１７字形状をなす。

このステー８２は、形状が簡単なため、アルミの押出材
を切断し、左右断面を切削加工して、全艮を高精度に仕
上げてあり、ユニットのスラスト方向の寸法を高精度に
できる。

押出成型のため、比較的安価に構成できる。

ステー８２は、第４図の断面形状をみてもわかるように
、ファーブラシ６０、排出スクリュー６２の回転に伴い
飛散する回収したトナーが、ユニット外にもれないため
のカバーでもある。

第３図の基９−仮８３は、装置本体への位置決め穴を持
ち、本体から出ているビンによってドラムユニットの位
置を決める際の基準となるとともに、高剛性の金属（ス
テンレス）で構成され、軸方向の剛性を高める骨格とな
り、右側板８１に取り付けられる。

仮バネ６７ａ、６７ｂは、スクレーパ６１ａ、６１ｂを
、左側板８０、右側板８１の係合溝８０ｂ、８１ｂに押
し付けるためのものであり、一端はステー８２の内面に
第４図のように固定され、他端はスクレーパ６１ａ、６
１ｂの係合溝６１０に嵌合する。

ユニットの組立の組立ては、ドラムｌの軸とｉｌ１７行
な方向に行われ、第２図の左側板８０から順に行う。

即ち、左側板８０とステー８２をねし止め固定し、感光
ドラム１２フアーブラシ６０、スクレーバ６１ａ、６１
ｂ、排出スクリュー６２を、左側板８０にセットし、右
側板８１と基準板８３をステー８２にねじ止めし、第３
図のように完成し、更に帯電器２を第４図のようにセッ
トして組立てる。

このようにして、感光ドラムユニットの機能部分で低剛
性でよい部分と、骨格となる高剛性の部分を、両側板８
０．８１とステー８２という形で分割し、両側板８０．
８１を形状が複雑でも安価に製造できる樹脂で形成し、
ステー８２は比較的形状を簡易とし、高剛性のものでも
低価格に製造できるようにし、全体としてねじれや振動
が生じないような剛性を持つケース８を低価格で実現す
る。

（ｂ）　　他の実施例の説明 上述の実施例では、ステー８２を高剛性の金属で構成し
ているが、エンジニアリングプラスチック等の高剛性樹
脂を用いて形成してもよい。

又、クリーナ６も他の構成のものであってもよい。

以上本発明を実施例により説明したが、本発明は本発明
の主旨に従い種々の変形が可能であり、本発明からこれ
らを排除するものではない。

〔発明の効果〕

以上説明した様に、本発明によれば、感光ドラムユニッ
トにおいて、精度が必要で位置決め等の機能を行う部分
と、剛性を保つ部分を、両側板とステーに分割している
ので、側板に低ＩＺＩＩＩ性で複雑な形状を精度よく製
造できる樹脂を用いても、ケースとしての剛性を十分保
つことができるという効果を奏し、クリ−すの振動によ
って感光ドラムの振動が生じて、画質が劣化することを
防止することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理図、 第２図は本発明の一実施例分解斜視図、第３図は本発明
の一実施例上面図、 第４図は本発明の一実施例断面図、 第５図は従来技術の説明図である。 図中、１−感光ドラム、 ６−　クリーナ、 ８−ケース、 ６０−ファーブラシ（クリーニングブラシ） ８〇−左側板、 ８１−右側板、 ８２−ステー。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）感光ドラム（１）と、クリーニングブラシ（６０
   ）を含むクリーナ機構（６）とがケース（８）に収容さ
   れて一体化した感光ドラムユニットにおいて、 該ケース（８）を少なくとも該感光ドラム（１）の軸と
   該クリーニングブラシ（６０）の軸を支持、位置決めす
   る比較的低剛性の左側板（８０）と右側板（８１）と、 該感光ドラム（１）の軸方向と該クリーニングブラシ（
   ６０）の軸方向とに延び、該左側板（８０）と右側板（
   ８１）とを連結する比較的高剛性のステー（８２）とで
   構成したことを 特徴とする感光ドラムユニット。