JPH0123214B2 - - Google Patents

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JPH0123214B2
JPH0123214B2 JP10840983A JP10840983A JPH0123214B2 JP H0123214 B2 JPH0123214 B2 JP H0123214B2 JP 10840983 A JP10840983 A JP 10840983A JP 10840983 A JP10840983 A JP 10840983A JP H0123214 B2 JPH0123214 B2 JP H0123214B2
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JP
Japan
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tube
drive
roll
frame
rolls
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JP10840983A
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JPS601489A (ja
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Yoshihito Sakai
Shosuke Kawachi
Tomoyoshi Muto
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Hitachi Zosen Corp
Original Assignee
Hitachi Zosen Corp
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Publication date
Application filed by Hitachi Zosen Corp filed Critical Hitachi Zosen Corp
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Publication of JPS601489A publication Critical patent/JPS601489A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は熱交換器や海水淡水化装置等に設けら
れた管板、邪魔板などの多数の穴にチユーブを挿
入するためのチユーブ挿入装置におけるチユーブ
矯正装置に関する。
熱交換器などのチユーブをピンチロールで挾
み、該ロールを回転させてチユーブを前進させ、
管板、邪魔板などの穴に挿入する場合、チユーブ
先端は自重によりたわむ。このたわみ量は例えば
19φ×1.2tのチユーブで約4mm/mのたわみ量に
なる。また、チユーブ先端には案内ゴマ(矢じ
り)を取付ける場合が多いので、この場合のたわ
みはさらに増し、チユーブ先端のたわみ量は6〜
9mmになる。従つて始めからチユーブ自体にひず
みがあると、上記たわみ量を加えて管板に挿入で
きないという現象を生じる。
本発明は、これらの現象をなくするため、チユ
ーブ挿入前にチユーブ自体に逆そりを与え、見掛
けのたわみ量を減らすようにするとともに、チユ
ーブの押込みも可能なチユーブ矯正装置を提供す
ることを目的とするものである。
本発明は、上記目的を達成するために、チユー
ブ駆動装置と該チユーブ駆動装置のチユーブ挿入
方向下手側に配設されたチユーブ支持ロールとの
間に、上下移動可能で、チユーブ移動経路中に介
入可能な矯正用フレームおよびチユーブ先端逆曲
げロールを設け、該矯正用フレームの下面にチユ
ーブを上方より押圧して矯正するチユーブ先端逆
曲げロールを取付け、前記矯正用フレームに係合
可能で、前記チユーブ先端逆曲げロールがチユー
ブ押つけ位置に位置するように矯正用フレームに
規制するストツパーを設けたもので、駆動ロール
とチユーブ支持ロールの間で邪魔板の1スパン分
だけ逆曲げを行ないチユーブの見掛けのたわみ量
を減らすとともに、矯正用フレームを利用して管
板へのチユーブの押込みも可能にしたものであ
る。
以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。第1図〜第4図において、装置本体は下部フ
レーム1と上部フレーム2からなり、前後進、上
下移動および左右移動可能なテーブル3に搭載さ
れている。上部フレーム2は下部フレーム1に立
設された4本の支柱4に案内されて上下移動可能
に構成されており、4個のフレーム昇降用油圧シ
リンダ5により昇降駆動される。下部フレーム1
および上部フレーム2にはそれぞれ2本の駆動軸
6,6′および7,7′がチユーブ挿入方向と直角
にでかつ下部フレーム1の下駆動軸6,6′と上
部フレーム2の上駆動軸7,7′は上下方向に対
向するように設けられそれぞれ奇数個、例えば7
個のチユーブ挿入用の下駆動Vロール8〜1−8
−7,8′−1〜8′−7および上駆動Vロール9
−1〜9−7,9′−1〜9′−7を回転駆動する
ように構成されており、かつ上駆動Vロール9−
1〜9−7,9′−1〜9′−7は内輪と外輪の間
に弾性体10が介在された構造で、外輪は駆動軸
7,7′に対して若干の変位可能に構成されてい
る。また各駆動Vロールの内、中央駆動Vロール
8−4,8′−4および9−4,9′−4はそれぞ
れ駆動軸6,6′および7,7′に固定され、その
左右の駆動Vロール8−1〜8−3,8−5〜8
〜7,8′−1〜8′−3,8′−5〜8′−7およ
び9−1〜9−3,9−5〜9−7,9′−1〜
9′−3,9′−5〜9′−7は前記中央駆動Vロ
ール8−4,8′−4および9−4,9′−4に対
して移動可能に構成され、各駆動Vロールのピツ
チ間隔が可変になつている。このことについては
後述する。11は下駆動軸6,6′に固定された
中央下駆動Vロール8−4,8′−4のみを支承
するように下部フレーム1に設けられたロール受
である。
12は駆動Vロール8′−1〜8′−7,9′−
1〜9′−7のチユーブ挿入方向下手側に設けら
れたチユーブ押込装置で、チユーブ挿入方向下手
側の2本の支柱4に案内されて上下移動可能な押
込フレーム13と該押込フレーム13を昇降駆動
する押込フレーム昇降用油圧シリンダ14からな
り、前記押込フレーム13の下面には前記2本の
支柱4の間に挿入チユーブを支持するように配設
されたチユーブ支持ロール15に嵌着する凹部1
6が形成され、押込フレーム13が下降してその
凹部16がチユーブ支持ロール15に嵌着した状
態では、前記押込フレーム13は挿入チユーブの
移動経路中に介入するようになつていり、押込フ
レーム13によるチユーブの押込みが可能とな
る。
17は駆動Vロール8′−1〜8′−7,9′−
1〜9′−7とチユーブ押込装置12の間に設け
られたチユーブ矯正装置で、下部フレーム1に立
設された別の2本の支柱4′に案内されて上下移
動可能に構成された矯正用フレーム18と該矯正
用フレーム18の下面に設けられたチユーブ先端
逆曲げロール19と該逆曲げロール19のチユー
ブ矯正位置を規制するストツパー20と前記矯正
用フレーム18を昇降駆動する矯正用フレーム昇
降用油圧シリンダ21からなつている。すなわ
ち、前記ストツパー20は前記矯正用フレーム1
8を案内する2本の支柱4′に対向して設けられ、
その支柱4′との対向面には該支柱4′に嵌着する
凹部22を有し、ストツパー出退用油圧シリンダ
23によりベルクランク24を介して支柱4′側
に出退せしめられる。前記ストツパー20が前進
状態で前記矯正用フレーム18が下降して該スト
ツパー20と係合した時は、上下駆動Vロール
9′−1〜9′−7,8′−1〜8′−7を支持ロー
ル15とで2点支持された挿入チユーブを上方か
ら押すこととなり、挿入チユーブの先端は上方に
逆曲げされ、チユーブ挿入時のチユーブ先端の自
重による垂れ下りが矯正される。前記ストツパー
20が後退状態で前記矯正用フレーム18がスト
ツパー20と係合せずに下降した時は、前記矯正
用フレーム18は挿入チユーブの移動経路中に介
入するようになり、矯正用フレーム18によるチ
ユーブの押込みが可能となる。
25は駆動Vロール8′−1〜8′−7,9′−
1〜9′−7とチユーブ挿入装置12の間に配置
された第1のチユーブ検出装置で、供給装置(図
示せず)から供給された7本の挿入チユーブ先端
が下駆動Vロール8′−1〜8′−7上を通つてて
押込フレーム13の後縁に達し、上下駆動Vロー
ル9−1〜9−7,9′−1〜9′−7,8−1〜
8−7,8′−1〜8′−7を駆動して押込みを開
始してよいことを検出する。26は駆動Vロール
8−1〜8−7,9−1〜9−7のチユーブ挿入
方向上手側に設置された第2のチユーブ検出装置
で、上下駆動Vロール9−1〜9−7,9′−1
〜9′−7,8−1〜8−7,8′−1〜8′−7
により挿入されるチユーブが通過し終つた時に挿
入動作が終りに近づいたことを検出する。
27は上下駆動Vロール9−1〜9−7,9′
−1〜9′−7,8−1〜8−7,8′−1〜8′
−7を回転駆動させるための駆動用油圧モータ
で、駆動用クラツチ28を介して平歯車29に連
結され、さらにスプロケツト30、チエン31、
スプロケツト32、平歯車33を介して下駆動軸
6に固定の平歯車34に連結されて該下駆動軸6
を回転するとともに、さらに下駆動軸6に固定の
平歯車35、アイドル平歯車36、もう一方の下
駆動軸6′に固定の平歯車37に連結されて、該
下駆動軸6′を同期回転する。また、前記下駆動
軸6′に固定のスパイラルギヤ38に噛合する下
スパイラルギヤ39を介して下縦軸40に連結さ
れ、該下縦軸40にギヤカツプリング41で連結
される上縦軸42を介して上スパイラルギヤ43
に連結され、該上スパイラルギヤ43は上駆動軸
7′に固定のスパイラルギヤ(図示せず)を介し
て該上駆動軸7′を同期回転するとともに、さら
に前述と同様に適当の平歯車、アイドル平歯車を
介してもう一方の上駆動軸7を同期回転する。4
4は平歯車33に連結されたロータリエンコーダ
で、挿入チユーブの移動距離や、チユーブの挿入
速度が計測される。
第5図は例えば下駆動Vロールのピツチ替え装
置を示す。中央駆動Vロール8−4,8′−4は
前述のように駆動軸6,6′に固定されており、
その左右の駆動Vロールの内、駆動軸6における
右側の駆動Vロール8−3〜8−1に注目して説
明する。駆動Vロール8−3は駆動軸6に外嵌す
る第1スリーブ45の中央駆動Vロール8−4例
の一端に固定され、該第1スリーブ45の他端内
面は例えば右ねじのねじ部46を有して駆動軸6
に螺合するとともに、該第1スリーブ45の他端
外面にピツチギヤ47が設けられている。さらに
外側の駆動Vロール8−2は前記第1スリーブ4
5に外嵌する第2スリーブ48の駆動Vロール8
−4側の一端に固定され、該第2スリーブ48の
他端内面は左ねじのねじ部49を有して第1スリ
ーブ45に螺合するとともに、該第2スリーブ4
8の他端外面にピツチギヤ50が設けられてい
る。さらに最外側の駆動Vロール8−1は第2ス
リーブ48に外嵌する第3スリーブ51の駆動V
ロール8−4側の一端に固定され、左ねじのねじ
部52を有し、ピツチギヤ53が設けられてい
る。これらスリーブ45,48,51の相対回転
により、駆動Vロール間のピツチは可変になつて
いる。54はスリーブ45,48,51の相対回
転を阻止するための固定ピンで、これらスリーブ
45,48,51を貫通し、駆動軸6に固定され
る。左側の駆動Vロール8−5,8−6,8−7
についても同様であり、ねじ部が逆に左ねじと右
ねじであることだけが相違する。また、もう一方
の下駆動Vロール8′−3〜8′−1,8′−5〜
8′−7についても同様である。
55はピツチ替え用軸で、駆動軸6,6′に平
行に配設され、前述と同様中央駆動Vロール8−
4の右側の駆動Vロール8−3〜8−1に注目し
て説明する。各スリーブ45,48,51のピツ
チギヤ47,50,53に対応する位置にこれに
噛合するピツチ可変ギヤ56,57,58を有
し、中央のピツチ可変ギヤ57はピツチ替え用軸
55に固定されるとともに、左右のピツチ可変ギ
ヤ56,58は第1および第2のクラツチ59,
60を介してピツチ替え用軸55に連結されてい
る。また、駆動軸6の他端にはピツチ替え用軸駆
動用の平歯車61が固定され、これに噛合するよ
うにピツチ替え用軸55に設けられた平歯車62
は第3のクラツチ63を介してピツチ替え用軸5
5に連結されている。
第1図に示す64はピツチ替え用のサーボモー
タで、ピツチ替え用クラツチ65、減速機66を
介して平歯車67に連結され、該平歯車67は駆
動用油圧モータ27に連結された平歯車29に噛
合している。従つて、ピツチ替え時は、ピツチ替
え用クラツチ65をON、駆動用クラツチ28を
OFF、第1〜第3クラツチ59,60,63を
それぞれONにし、各駆動軸6,6′の固定ピン
54を抜き、サーボモータ64を駆動すると、低
速回転する駆動軸6から平歯車61,62を介し
てピツチ替え用軸55が低速回転し、つれて回転
するピツチ可変ギヤ56,57,58によりピツ
チギヤ47,50,53を介してスリーブ45,
48,51は相対回転し、軸方向に移動する。こ
の動作は駆動軸6,6′の左右の各スリーブにつ
いても同様である。この時のピツチ調整はピツチ
ギヤ47,50,53、ピツチ可変ギヤ56,5
7,58のギヤ歯数と各スリーブ45,48,5
1のねじピツチとの関係で調整でき、全駆動Vロ
ールを等間隔で近づくかあるいは遠ざかるように
することができる。
1対の各上駆動Vロール9−1〜9−7,9′
−1〜9′−7間には、第6図に示すように、7
個の駆動Vロール規制用のブラケツト68−1〜
68−7が介装され、各ブラケツト68−1〜6
8−7の上下左右に設けられた4個の小車輪69
は上駆動Vロール9−1〜9−7,9′−1〜
9′−7の斜め上方および斜め下方位置で該上駆
動Vロール9−1〜9−7,9′−1〜9′−7の
V溝にはまり込み、チユーブ挿入方向前後のVロ
ールを保持する状態になつている。該ブラケツト
68−1〜68−7の中央上部は各別に油圧シリ
ンダ70−1〜70−7に連結されており、該油
圧シリンダ70−1〜70−7の作動により、ブ
ラケツト68−1〜68−7は上動し、ブラケツ
ト68−1〜68−7に設けられた下側の小車輪
69により、それがはまり込んでいる前後の上駆
動Vロール9−1〜9−7,9′−1〜9′−7の
外輪を弾性体10に抗して斜め上方に持ち上げ、
該外輪を挿入チユーブから離すことができる。ま
た、ピツチ替え時には、上駆動Vロール9−1〜
9−7,9′−1〜9′−7のV溝にはまり込んだ
小車輪69でガイドされ、前記プラケツト68−
1〜68−7はそれに連結された油圧シリンダ7
0−1〜70−7とともにVロールの移動に追従
することができる。
1対の各下駆動Vロール8−1〜8−7,8′
−1〜8′−7間には上駆動Vロールの場合と同
様に7個の下駆動Vロール規制用のブラケツト7
1−1〜71−7が介装され、各ブラケツト71
−1〜71−7に設けられた小車輪72は同様に
下駆動Vロール8−1〜8−7,8′−1〜8′−
7のV溝にはまり込み、チユーブ挿入方向前後の
Vロールを保持する状態になつている。さらに下
駆動Vロール規制用のブラケツト71−1〜71
−7には、チユーブ走行速度検出装置73が設け
られており、ここで検出されたチユーブの挿入速
度はロータリエンコーダ44で計測されるチユー
ブの基準挿入速度と比較され、実際の挿入速度が
基準挿入速度より低いときは、これを検出したチ
ユーブ走行速度検出装置73に対応する挿入チユ
ーブが何らかの原因で挿入不能になつていると判
断して、該挿入チユーブに対応する上駆動Vロー
ル規制用のブラケツト68−1〜68−7を油圧
シリンダ70−1〜70−7の作動により持ち上
げ、該ブラケツト68−1〜68−7に対応する
上駆動Vロール9−1〜9−7,9′−1〜9′−
7の外輪と挿入不良チユーブとの接触圧を除き、
挿入不良チユーブの駆動Vロール8−1〜8−
7,8′−1〜8′−7,9−1〜9−7,9′−
1〜9′−7による強制押込みを解除する。
次に、その動作を作動項目別にわけて説明す
る。
(1) チユーブ受入前 駆動用油圧モータ27を停止して上下駆動軸
7,7′,6,6′の回転を停止し、油圧シリン
ダ70−1〜70−7を作動して上駆動Vロー
ル9−1〜9−7,9′−1〜9′−7を上昇位
置にし、チユーブ矯正装置17の矯正用フレー
ム18を上昇位置にしてかつストツパー20を
脱位置にし(第7図a)、さらにチユーブ押入
装置12の押込フレーム13を下降位置にして
チユーブ支持ロール15に嵌着させる。また、
駆動用クラツチ28、ピツチ替え用クラツチ6
5、第1〜第3クラツチ59,60,63を
OFFにしておく。
(2) チユーブ受入れ チユーブ供給装置(図示せず)より供給され
る7本のチユーブは、第1のチユーブ検出装置
25で検出されるとともに、その管先端は押込
フレーム13の後縁で揃えられる。前記第1の
チユーブ検出装置25が7本のチユーブを検出
した信号により上駆動Vロール9−1〜9−
7,9′−1〜9′−7が下降し、下駆動Vロー
ル8−1〜8−7,8′−1〜8′−7との間で
チユーブを挾持する。この時上駆動Vロール9
−1〜9−7,9′−1〜9′−7の弾性体10
によりチユーブは損傷されることなく、確実な
接触圧が得られる。さらに、押込フレーム13
を上昇位置にする。
(3) チユーブ逆曲げ 駆動用クラツチ28をONし、駆動用油圧モ
ータ27を駆動し、上下駆動Vロール回転させ
る。チユーブが一定量前進したことをロータリ
エンコーダ44で検出して油圧モータ27を停
止する。この時チユーブは上下駆動Vロールと
チユーブ支持ロール15で支持されている。次
に、チユーブ矯正装置17のストツパー20を
入位置にして矯正用フレーム18を下げ、上下
駆動Vロールとチユーブ支持ロール15間のチ
ユーブを逆曲げロール18で押し(第7図b)、
油圧モータ27を回転させてチユーブを一定量
だけ送り、これをロータリエンコーダ44で検
出して油圧モータ27を停止する。次に、矯正
用フレーム19を上昇位置にしてストツパー2
0を脱位置にする。
(4) チユーブ挿入 油圧モータ27を回転し、チユーブの管板へ
の挿入を行なう。この時上下駆動Vロールは上
駆動Vロールの弾性体10によりチユーブと好
適な接触圧を得ており、確実な挿入動作が実施
される。
(5) チユーブの押込み チユーブの後端が第2のチユーブ検出装置2
6を外れると、油圧モータ27を停止し、上駆
動Vロールを上昇させ、テーブル3を後進さ
せ、チユーブ矯正装置17がチユーブ後端より
チユーブ挿入方向上手側に来た時に、矯正用フ
レーム18を下降位置にするとともにテーブル
3を前進させ、チユーブ後端を矯正用フレーム
18の前縁で押してチユーブを管板に押込む
(第7図c)。次に、テーブル3を再び後進さ
せ、チユーブ押込装置12がチユーブ後端より
チユーブ挿入方向上手側に来た時に、チユーブ
押込装置12の押込フレーム13を下降位置に
するとともに、テーブル3を再び前進させ、チ
ユーブを押しきる。そして押込フレーム13、
矯正用フレーム18を上昇位置にしてチユーブ
挿入を終了する。
次に、チユーブ挿入時に挿入不能なチユーブが
出た場合の動作について説明する。基準となるチ
ユーブ挿入速度はロータリエンコーダ44で計測
され、個々のチユーブの実際の挿入速度は下駆動
Vロール規制用のブラケツト71−1〜71−7
のチユーブ走行速度検出装置73で計測されてお
り、基準速度と実際の挿入速度との間に一定値以
上の差がでた時に、個々のブラケツト68−1〜
68−7が持ち上げられて上駆動Vロール9−1
〜9−7,9′−1〜9′−7に強制的な力が加わ
り、上下駆動Vロールの間隔が拡がり、チユーブ
の保持力が減じ、下駆動Vロール8−1〜8−
7,8′−1〜8′−7とチユーブはスリツプし、
チユーブの挿入は止められる。
なお、本実施例では、チユーブ挿入装置の押込
フレームの後縁でチユーブ先端を揃え該押込フレ
ームの前縁でチユーブを押しきるようにしたが、
チユーブ矯正装置の矯正用フレームの後縁でチユ
ーブ先端を揃えるようにしてもよいし、また矯正
用フレームの前縁でチユーブを押しきるようにし
てもよい。
以上本発明によれば、チユーブ挿入前にチユー
ブ先端に逆そりを与えることができるので見かけ
のたわみ量を減らすことができ、チユーブ挿入を
容易に行なうことができる。またストツパーを解
除して矯正用フレームを下降し、チユーブの移動
経路中にまで降することにより、挿入により短か
くなつたチユーブ後端をこの矯正用フレームの前
縁で押し込むことができ、チユーブの押しきり作
業も容易に行なえる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は平面
図、第2図は側面図、第3図は正面図、第4図は
第1図のA−A矢視図、第5図は駆動ロールのピ
ツチ替え装置の詳細断面図、第6図は駆動ロール
の個別駆動兼ピツチ替えの機構を説明するための
断面図、第7図a〜cはチユーブの矯正作業を説
明する側面図である。 1……下部フレーム、2……上部フレーム、3
……テーブル、4……支柱、6,6′……下駆動
軸、7,7′……上駆動軸、8−1〜8−7,
8′−1〜8′−7……下駆動Vロール、9−1〜
9−7,9′−1〜9′−7……上駆動Vロール、
10……弾性体、12……チユーブ押込装置、1
3……押込フレーム、15……チユーブ支持ロー
ル、17……チユーブ矯正装置、18……矯正用
フレーム、19……チユーブ先端逆曲げロール、
20……ストツパー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 熱交換器や海水淡水化装置等に設けられた管
    板、邪魔板などの多数の穴にチユーブを挿入する
    ためのチユーブ挿入装置において、チユーブ駆動
    装置と該チユーブ駆動装置のチユーブ挿入方向下
    手側に配設されたチユーブ支持ロールとの間に、
    上下移動可能で、チユーブ移動経路中に介入可能
    な矯正用フレームおよびチユーブ先端逆曲げロー
    ルを設け、該矯正用フレームの下面にチユーブを
    上方より押圧して矯正するチユーブ先端逆曲げロ
    ールを取付け、前記矯正用フレームに係合可能
    で、前記チユーブ先端逆曲げロールがチユーブ矯
    正位置に位置するように矯正用フレームに規制す
    るストツパーを設けたことを特徴とするチユーブ
    挿入装置用チユーブ矯正装置。
JP10840983A 1983-06-15 1983-06-15 チユ−ブ挿入装置用チユ−ブ矯正装置 Granted JPS601489A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10840983A JPS601489A (ja) 1983-06-15 1983-06-15 チユ−ブ挿入装置用チユ−ブ矯正装置

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JP10840983A JPS601489A (ja) 1983-06-15 1983-06-15 チユ−ブ挿入装置用チユ−ブ矯正装置

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JPS601489A JPS601489A (ja) 1985-01-07
JPH0123214B2 true JPH0123214B2 (ja) 1989-05-01

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ID=14484020

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JP10840983A Granted JPS601489A (ja) 1983-06-15 1983-06-15 チユ−ブ挿入装置用チユ−ブ矯正装置

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JP (1) JPS601489A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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