JPH01231442A

JPH01231442A - 時分割多重無線通信システムにおける子局内相互通話の通話監視方式

Info

Publication number: JPH01231442A
Application number: JP63057410A
Authority: JP
Inventors: Toshimitsu Shimizu; 俊光清水
Original assignee: NEC Corp
Current assignee: NEC Corp
Priority date: 1988-03-11
Filing date: 1988-03-11
Publication date: 1989-09-14
Anticipated expiration: 2012-09-17
Also published as: US4924457A; JP2655412B2; EP0332465A3; EP0332465B1; EP0332465A2; CA1313246C

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は時分割多重無線通信システムに係り、特に子局
向相互通話時のその通話状態を監視する子局向通話の監
視方式に関する。

（従来の技術）周知のように、時分割多重無線通信システムは、例えば
第４図に示すように、図外の交換回線に接続される親局
４１と、この親局４１に中継局４２を介してあるいは直
接的に時分割多重無線回線を介して接続される複数の子
局４３．同４３．・・・とで構成され、各子局は端末（
電話機やファクシミリ等）４４．同４４．・・・が接続
される複数の加入者線４５．同４５．・・・を収容して
いる。

また、時分割多重無線回線の伝送フレームは、第２図に
示す如く、１フレームが１つのコントロールチャネル（
ＣＨｏ）と複数個の通話用チャネル（ＣＨ，−ＣＨ，）
とで構成される。コントロールチャネルは発呼制御や着
呼制御等の回線制御のために使用される。このコントロ
ールチャネルのうち親局から子局向けの下りコントロー
ルチャネル°は常時設定され、この下りコントロールチ
ャネルで送信される信号は通話チャネルの使用不使用と
無関係に全ての子局に受信される。

（発明が解決しようとする課題）ところで、従来の時分割多重無線通信システムでは、子
局同士の通話は子局→（中継局）→親局→（中継局）→
子局のルートで行われるのが通例で、親局は発呼子局と
の間に上り通話チャネルの無線回線を、着呼子局との間
に下り通話チャネルの無線回線をそれぞれ開設するよう
にしているが、同一子局に属する加入者端末同士の通話
も同様に親局を介して２つの通話チャネルを使用すると
すればチャネルの有効利用の点で無駄であり、また無駄
な送信をしていることから電源の使用効率が悪く不経済
である。そこで、子局内相互通話を可能にしたシステム
の開発が要請されている。

即ち、子局は２つの通話チャネルを使用して通話を行っ
ているものが自局に属する加入者端末同士であることを
検出すると、両加入者端末の番号を上りコントロールチ
ャネルにて親局へ通知するとともに、その使用通話チャ
ネルの無線回線を断ち、即ちその使用通話チャネルの電
波送出を中止して両加入者端末間の通話を当局内交換で
処理をし、通話終了を検出したらその旨を親局へ通知す
る。そして、同−子局内で相互通話を行っている加入者
端末に他の加入者端末から着呼があった時その発呼加入
者端末へ交換機からビジートーンを送出させたり、また
同−子局内で相互通話を行っている加入者端末に対する
課金動作を親局もしくは交換機が行えるようにするため
に、親局は子局から当局内交換を行う旨の通知を受ける
と、終了通知があるまでの期間交換機からの゛加入者ラ
インのループを形成し通話中状態にしておくのである。

しかし、このような子局内相互通話を可能とする場合、
次の点に留意する必要がある。

即ち、親局は当局内交換を行っている子局から通話終了
通知があるまでの期間該当子局に属する加入者端末は子
局内通話中だと判断するのであるが、その当局内交換を
行っている子局も加入者端末から通話終了通知を受けな
い限り不明であるから、加入者線や加入者端末に何らか
の障害があり子局向通話が中断となっても該当子局は不
知であるから親局に終了通知を出さない、これは該当子
局自身に何らかの障害があり子局向通知が中断となる場
合も同様である。このような場合、親局は子局内通話中
と判断し課金し続けることになり不都合が生ずる。

また、障害から復旧した子局は初期状態に戻るが、この
場合も親局は子局内通話中と判断し通話中状態を維持し
続けるから、復旧後の子局に属する相互通話をしていた
加入者端末への着呼およびその加入者端末からの発呼が
行えなくなる事態が想定される。

以上のことは、子局内相互通話では、親局との無線通話
回線を切り子局内にて独立して通話を行っているため、
親局から子局向通話をしている加入者端末の加入者線の
状態を知ることができないということから生ずる問題で
ある。

本発明は、このような問題に鑑みなされたもので、その
目的は、時分割多重無線通信システムにおいて子局向通
話を行っている加入者端末の加入老練の状態、即ち通話
継続中か否かを親局が監視しうる子局向相互通話の通話
監視方式を提供することにある。

（課題を解決するための手段）前記目的を達成するために、本発明の時分割多重無線通
信システムにおける子局向相互通話の通話監視方式は次
の如き構成を有する。

即ち、本発明の時分割多重無線通信システムにおける子
局向相互通話の通話監視方式は、複数の加入者線を収容
する子局の複数個を中継局を介してあるいは直接的に親
局に無線接続する時分割多重無線回線の伝送フレームが
回線制御用の１つのコントロールチャネルと複数の通話
用チャネルとで構成され、前記子局は前記通話用チャネ
ルで通話を行っているものが自局に属する加入者端末同
士であるときは両加入者端末の番号を上りコントロール
チャネルにて親局へ通知し使用通話チャネルの無線回線
を断ち両加入者端末間の通話を自局的交換にて処理でき
るようにした時分割多重無線通信システムにおいて；　
前記子局は、下りコントロールチャネルの加入者番号エ
リアおよび確認信号エリアから２つの加入者番号および
確認信号を検出するコントロールチャネルデータ検出手
段と；　前記自局的交換を行っている場合において前記
確認信号検出に応答してその自局内相互通話を行ってい
る２つの加入者端末の番号と前記検出した２つの加入者
番号の一致不一致を判定する比較手段と；　前記比較手
段が出力する一致信号を受けて前記２つの加入者端末の
加入者線の状態を検索しその状態信号を上りコントロー
ルチャネルに設けた状態信号エリアに挿入させる応答制
御手段と：　を備え、かつ、前記親局は、下りコントロ
ールチャネルを送出する際に、子局から自局内交換処理
をする旨の通知を受けた２つの加入者端末の番号および
子局内相互通話中の確認信号をその下りコントロールチ
ャネルに設けた加入者番号エリアおよび確認信号エリア
にそれぞれ挿入するコントロールチャネルデータ挿入手
段と；　上りコントロールチャネルの状態信号エリアか
ら前記状態信号を検出する検出手段と；　を備えている
ことを特徴とするものである。

（作　用）次に、前記の如く構成される本発明の時分割多重無線通
信システムにおける子局向相互通話の通話監視方式の作
用を説明する。

親局は、下りコントロールチャネルを送出する際に、子
局から自局内交換処理をする旨の通知を受けた２つの加
入者端末の番号および子局内相互通話中の確認信号をそ
の下りコントロールチャネルに設けた加入者番号エリア
および確認信号エリアにそれぞれ挿入する。この下りコ
ントロールチャネルは全ての子局で受信され、前記２つ
の加入者番号および確認信号が検出されるが、これらの
検出動作は自局内交換処理をしている子局においてのみ
有効である。

即ち、自局的交換を行っている子局では、前記確認信号
検出に応答してその自局内相互通話を行っている２つの
加入者端末の番号と前記検出した２つの加入者番号の一
致不一致を判定し、一致していれば前記２つの加入者端
末の加入者線の状態、即ち通話継続中か盃かを検索しそ
の状態信号を上りコントロールチャネルに設けた状態信
号エリアに挿入させ、親局に対する応答信号とする。

斯くして、親局は、上りコントロールチャネルの状態信
号エリアから前記状態信号を検出することで、子局向相
互通話に入った加入者端末同士が通話継続中であるのか
否かを監視できることになる。

従って、加入者線以降に障害があり通話が行われていな
いにも拘らず課金し続けることや障害復旧後において加
入者線の状態を誤って判断し該当加入者端末の発着呼が
できなくなる事態の発生を防止できる。

（実　施　例）以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。

第１図は本発明の子局向相互通話の通話監視方式を実施
する子局の構成を示す、なお、親局の構成は図示省略し
た。

第１図は本発明に係る部分を中心に示すもので、この子
局は、アンテナ共用器１と、受信機２と、復号器３と、
加入者番号検出回路６と確認信号検出回路７を有しチャ
ネルデータ検出手段を構成するデータ検出回路４と、ア
ンド（ＡＮＤ）回路８と、加入者番号記憶回路９と、比
較回路１０と、当該子局の諸機能を実現する制御回路１
１と、制御回路１１と共に応答制御手段を構成する送信
制御回路１２と、符号器１３と、送信機１４とで基本的
に構成される。

また、本発明に係るコントロールチャネルは第３図に示
す如く構成される。即ち、第３図（Ａ＞は子局から親局
へ伝達する上りコントロールチャネルであり、この上り
コントロールチャネルはプリアンプルエリア３１、同期
エリア３２、制御エリア３３、加入者番号エリア３４お
よび状態信号エリア３５を備える。また、第３図（Ｂ）
は親局から子局へ伝達される下りコントロールチャネル
であり、この下りコントロールチャネルはプリアンプル
エリア３１、同期エリア３２、制御エリア３３、加入者
番号エリア３４および確認信号エリア３６とを備える。

周知のように、この種の時分割多重無線通信システムに
おいては、コントロールチャネルは無線回線を制御する
ものとして通話用チャネルの使用不使用に拘らず常時親
局と子局間で送受信されるものである０本発明に係る通
話監視方式はこの点に着目したものである。

次に、本発明の通話監視方式の動作を説明する。

まず、子局では、アンテナ共用器１、受信ｔ１！２およ
び復号器３を介した制御回路１１において、前記通話用
チャネル（ＣＨ，−ＣＨ，）で通話を行っている加入者
端末同士が自局に属する加入者端末同士であることを検
出し、その検出した加入者端末の番号＃１と同＃２を加
入者番号記憶回路９に記憶させるとともに、送信制御回
路１２に対し指示を与え上りコントロールチャネルの加
入者番号エリア３４に加入者番号＃１．同＃２を挿入さ
せ、その上りコントロールチャネルを符号器１３、送信
機１４およびアンテナ共用器１を介して親局へ向けて送
出させ、併せてその使用通話チャネルの無線回線を断ち
両加入者端末間の通話を自局内交換にて処理することを
行う。

すると、親局では、受信した上りコントロールチャネル
の加入者番号エリア３４から加入者番号＃１．同＃２を
検出記憶する。そして、下りコントロールチャネルを送
出する際に、前記記憶した２つの加入者端末の番号＃１
．同＃２および子局向相互通話中であることを確認する
ための確認信号を下りコントロールチャネルの加入者番
号エリア３４および確認信号エリア３６にそれぞれ挿入
することを行う（コントロールチャネルデータ挿入手段
の動作）。

次いで、自局内交換を開始した子局では、受信された下
りコントロールチャネルが復号器３からデータ検出回路
４へ出力される。このデータ検出回路４において加入者
番号（＃１．＃２）が加入者番号検出回路６にて検出さ
れ、かつ確認信号が確認信号検出回路７にて検出される
と、ＡＮＤ回路８から比較回路１０の一方の入力へその
検出された加入者番号（＃１．＃２）が出力される。

比較回路１０は他方の入力へ加入者番号記憶回路９から
その記憶内容が出力されるので両者の一致不一致を判定
し、一致したとき一致信号が制御回路１１へ出力される
。これを受けて制御回路１１は自局内相互通話を行って
いる前記２つの加入者端末の加入者線の状態、即ち通話
を継続しているか否かを検索し、その結果である状態信
号を送信制御回路１２へ出力する。

その結果、状態信号エリア３５に状態信号が挿入された
上りコントロールチャネルが符号器１３、送信機１４お
よびアンテナ共用器１を介して親局へ伝達される。状態
信号の内容は「通話中」か「通話終了済」のいずれかで
あるから、親局はその検出手段によってそれを検出でき
自局内交換となった加入者端末の状態を正確に把握でき
ることになる。そして、親局ではその状態信号が検出で
きなかった時は、子局に何らかの障害があると判断し、
該当子局における子局向相互通話は終了したとみなすの
である。

（発明の効果）以上説明したように、本発明の時分割多重無線通信シス
テムにおける子局向相互通話の通話監視方式によれば、
コントロールチャネルを利用して親局は該当子局へ子局
向相互通話の確認信号を送信し、該当子局は加入者端末
の加入者線の状態を検索してその結果を親局へ通知する
ようにしたので、親局は子局向相互通話をしている加入
者端末の加入者線の状態を常時監視でき、その状態を正
確に把握することが可能となる。

従って、加入者線以降に障害があり通話が行われていな
いにも拘らず課金し続けることや障害復旧後の加入者線
の状態を誤って判断し該当加入者端末の発着呼ができな
くなる事態の発生を防止できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係る子局の構成ブロック図
、第２図は伝送フレームの構成図、第３図は本発明に係
るコントロールチャネルの構成図、第４図は時分割多重
無線通信システムの一例を示すシステム構成図である。１・・・・・・アンテナ共用器、　２・・・・・・受信
機、３・・・・・・復号器、　４・・・・・・データ検
出回路、６・・・・・・加入者番号検出回路、　７・・
・・・・確認信号検出回路、　８・・・・・・アンド（
ＡＮＤ）回路、９・・・・・・加入者番号記憶回路、　
１０・・・・・・比較回路、１１・・・・・・制御回路
、　１２・・・・・・送信制御回路、１３・・・・・・
符号器、　１４・・・・・・送信機、　４１・・・・・
・親局、　４２・・・・・・中継局、　４３・・・・・
・子局、４４・・・・・・加入者端末、　４５・・・・
・・加入者線。代理人　弁理士　　八　幡　　義　博 ′ｊＪ−局　／）膚　１へｇイ夢す峙分判多皇恕ｆ【通信システム／）お１代制第４　図イム送フし一ム／）力番式上リコントロール−’ｔｒ　’＞　）しくＡ）下りコントロールｈ享ル（Ｂ）コントロール〜ネルのａ＜第　３　図

Claims

【特許請求の範囲】

複数の加入者線を収容する子局の複数個を中継局を介し
てあるいは直接的に親局に無線接続する時分割多重無線
回線の伝送フレームが回線制御用の１つのコントロール
チャネルと複数の通話用チャネルとで構成され、前記子
局は前記通話用チャネルで通話を行っているものが自局
に属する加入者端末同士であるときは両加入者端末の番
号を上りコントロールチャネルにて親局へ通知し使用通
話チャネルの無線回線を断ち両加入者端末間の通話を自
局内交換にて処理できるようにした時分割多重無線通信
システムにおいて；前記子局は、下りコントロールチャ
ネルの加入者番号エリアおよび確認信号エリアから２つ
の加入者番号および確認信号を検出するコントロールチ
ャネルデータ検出手段と；前記自局内交換を行っている
場合において前記確認信号検出に応答してその自局内相
互通話を行っている２つの加入者端末の番号と前記検出
した２つの加入者番号の一致不一致を判定する比較手段
と；前記比較手段が出力する一致信号を受けて前記２つ
の加入者端末の加入者線の状態を検索しその状態信号を
上りコントロールチャネルに設けた状態信号エリアに挿
入させる応答制御手段と；を備え、かつ、前記親局は、
下りコントロールチャネルを送出する際に、子局から自
局内交換処理をする旨の通知を受けた２つの加入者端末
の番号および子局内相互通話中の確認信号をその下りコ
ントロールチャネルに設けた加入者番号エリアおよび確
認信号エリアにそれぞれ挿入するコントロールチャネル
データ挿入手段と；上りコントロールチャネルの状態信
号エリアから前記状態信号を検出する検出手段と；を備
えていることを特徴とする時分割多重無線通信システム
における子局内相互通話の通話監視方式。