JPH01230562A - フェニルトリアゾール誘導体及び殺虫剤 - Google Patents

フェニルトリアゾール誘導体及び殺虫剤

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JPH01230562A
JPH01230562A JP63074227A JP7422788A JPH01230562A JP H01230562 A JPH01230562 A JP H01230562A JP 63074227 A JP63074227 A JP 63074227A JP 7422788 A JP7422788 A JP 7422788A JP H01230562 A JPH01230562 A JP H01230562A
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alkoxy
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Masahito Inamori
稲森 正仁
Tetsuo Horii
堀井 徹夫
Hotoku Shimazu
嶋津 朋徳
Masashi Sugaya
菅谷 昌司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ihara Chemical Industry Co Ltd
Kumiai Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Ihara Chemical Industry Co Ltd
Kumiai Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明は、1−フェニルトリアゾール誘導体及びこれを
有効成分として含有する殺虫剤に関するものである。 (従来の技術) これまで1−フェニル−3−トリフルオロメチル−LH
−1,2,4−)−リアゾール(米国特許第40384
05号公報明細書)及び5−クロロ−1,3−ビス(2
−クロロフェニル)−LH−1,2,4−)−リアゾー
ル(特開昭62−1’11574号公報明細書)が殺虫
殺ダニ剤として有効であることが知られている。 (発明が解決しようとする課!!l) しかしながら、これらの化合物の殺虫効果は、必ずしも
充分なものであるとはいえない。 本発明者らは、更に有用な殺虫剤を開発すべく種々の1
−フェニルトリアゾール誘導体を合成し、その生理活性
について検討を重ねた結果、本発明化合物が広範囲の有
害昆虫類に対し極めて優れた殺虫活性を有することを見
出し本発明を完成した。 (51題を解決するための手段) 本発明の1−フェニルトリアゾール誘導体は、一般式 (式中、Xは、ハロゲン原子、ハロゲン原子で買換され
てもよいアルキル基、ハロゲン原子で置換されてもよい
アルコキシ基、ニトロ基、フェノキシ基、アミノ基、シ
アノ基又は1−ピロリル基を示し、Yは、メチル置換シ
クロアルキル基、アルケニル基、炭素数1〜4のフルキ
ルスルフィニル基、2−メチル−1,3−ジチオラン−
2−イル基又はハロゲン原子、アルコキシ基、アルキル
チオ基、アルキルスルホニル基。 アルコキシカルボニル基若しくはカルバモイル基で置換
されでもよい炭素数2〜6のアルキル基を示し、Zは、
水素原子。 ハロゲン原子、メチル基、ハロゲン置換アルキル基、ア
ルコキシアルキル基、アルケニルオキシアルキル基、ア
ルキルスルフィニル基、アルキルスルホニル基、フェニ
ル基、基 (ここで、RとR1は、同−又は相異なり、水素原子、
アルキル基、アルコキシ基、アシル基、アミノ基、フェ
ニル基。 アルケニル基、アルキニル基、ジメチルカルバモイル基
、アルコキシカルボニル基、トリクロロメチルチオ基、
ハロゲン原子で置換されてもよいアルキルスルホニル基
を示す、またRとR1は、相隣る窒素J’!?−と共に
ペテロ環を形成することもてきる。)又は 基 (ここで alは、水素原子又はアルキルチオ基を示し
。 R1は、アルキルチオ基又はアルコキシノルを示す、)
を示し、nは、O又は1〜5の整数を示す、〕で表され
る。 前記一般式で表される本発明化合物を第1表に例示する
。尚。 化合物番号は、以後の記載において参照される。 以下余白 第1表 第1表つづき ff51表つづき 第1表つづき 第1表つづき 次に1本発明化合物の若「について核磁気ノ(鳴値を第
2表に示す。 本発明化合物の1−フェニルトリアゾール誘導体の中で
。 一般式 〔式中、X′は、ハロゲン原子、トリフルオロメチル基
、トリフルオロメトキシ基、ニトロ基又は1−ピロリル
基を示し、Y′は、ハロゲン原子で置換されてもよい炭
素数2〜Gのアルキル基、メチルスルフィニル基又は基 (ここでR4は、アルコキシ基又はアミノ基を示す、)
を示し、z′は、水174M子、ハロゲン原子、メチル
基、アルコキシアルキル基、フェニル基、アルコキシメ
チリデンアミノ基、1−ピロリル基又は 基 (ここで、R1とR“は、同−又は相異なり、水素原子
、アシル基、アミノ基、アルキル基、アルケニル基、ア
ルキニル基、アルコキシ基、トリクロロメチルチオ基、
ジメチルカルバモイル基、塩素原子で置換されてもよい
メタンスルホニル基又はアルコキシカルボニル基を示す
、)を示しHn”は。 2又は3を示す、〕で表される化合物が好ましい。 また9本発明化合物の1−7工ニルトリアゾール誘導体
の中で、一般式 〔式中、X8は、ハロゲン原子、トリフルオロメチル基
、トリフルオロメトキシ基又はニトロ基を示し Y2は
、ハロゲンIIXT−で置換されてもよい炭素数2〜4
のアルキル基、メチルスルフィニル基又は1−メチル−
1−カルバモイルエチル基を示し z2は、水素原子、
ハロゲン原子、メチル基。 フェニル基、アルコキシメチリデンアミノ基、1−ピロ
リル基又は 基。 (ここで 17とR1は、同−又は相異なり、水宋原子
、アシル基、アミノ基、7ルキル基、アルケニル基、ア
ルキニル基、アルコキシノ品、トリクロロメチルチオ基
、塩素原子で置換されてもよいメタンスルホニル基又は
アルコキシカルボニル基を示す、)を示し+n”は、2
又は3を示す、〕で表される化合物が好ましい。 更に、本発明化合物の1−フェニルトリアゾール誘導体
の中で、一般式 (式中、A及びBは、同−又は相異なり、塩JIW子又
はニトロ基を示し、Dは、トリフルオロメチル基又はト
リフルオロメトキシ基を示し yJは、ハロゲン原子で
置換されてもよい炭素数2〜4のアルキル基を示し、R
9及びR”は、同−又はN′1%なり、水Jg子、アシ
ル基、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基を示す
、)で表される化合物が特に好ましい。 以下余白 本発明化合物は1次の方法によってffl造することが
できる。 (2)            [3)X’n (3]          (4) 〔5〕 〔式中 xlは、ハロゲン原子、ハロゲン原子で置換さ
れてもよいアルキル基、ハロゲン原子では換されてもよ
いアルコキシ店、フェノキシ基、ニトロ基又はシアノ」
λを示し、nは、0又は1〜5の整数を示し、A’は、
ハロゲン原子を示し、Y4は、ハロゲン原子、アルコキ
シ基、アルキルチオ基で置換されてもよい炭素数2〜6
のアルキル基、アルケニル基、メチルと換シクロアルキ
ル基、2−メチル−1,3−ジチオラン−2−イル基又
は 基 CH。 −C−CH。 0=CR” (ここで、R”は、アルコキシ基を示す、)を示し、Z
lは、メチル基、ハロゲン置換アルキル基、アルコキシ
アルキル基、フェニル基、アルキルチオメチリデンアミ
ノ基、ジアルキルチオメチリデンアミノ基又は 基 (ここで、R″及びR”は、同−又は相異なり、水素原
子。 アルキル基、アルコキシ基又はフェニル基を示す、)を
示す、〕この反応では、一般式〔2〕で示されるヒドラ
ジドイルハライドを塩基と反応させ一般式〔3〕で示さ
れるニトリルイミン中間体を生成させる。生成したニト
リルイミン中間体を!rL踵することなく一般式〔4〕
で示されるニトリル類と1.3−シクロ付加反応させる
ことにより目的とする一般式[5)で示される化合物を
製造することができる。 ここで使用できる塩基としては、第三級アミン類、例え
ばトリアルキルアミン類、N、N−ジアルキルアニリン
類及びその他の芳香族アミン類等が挙げられ、1〜3倍
モル使用する。 この反応は、無溶媒で又は不活性溶媒中で行うことがで
きる。溶媒としては、ベンゼン、トルエン、キシレン等
の芳香族炭化水素類、クロロベンゼン、ジクロロベンゼ
ン等のハロゲン化芳香族炭化水素類、四塩化炭素、クロ
ロホルム、ジクロロメタン等のハロゲン化脂肪族炭化水
素類、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン等のエー
テル類が挙げられる。前記一般式〔4〕で示されるニト
リル類が液体の場合には、過剰のニトリル類を溶媒とし
て使用することもできる。 反応温度及び反応時間は、原料の反応性により異なり、
−概には決められないが、前記一般式〔2〕で示される
ヒドラジドイルハライドがヒドラジドイルプロミドの場
合は、10〜80℃で0.5〜1時間反応させればI°
分であり、ヒドラジドイルクロリドの場合は、10℃か
ら使丁するmffの沸点の温度範囲で、好ましくは室温
から100℃で1〜10時間反応させれば高収率で目的
の化合物を製造することができる。 本発明化合物のトリアゾール環の5位が!1g!換の場
合には、次の反応式に従って製造することができる。 (反応式−2の1) n 〔6〕 〔7〕 n
〔9〕 (式中、X、Y、A’及びnは、前記と同じ意味を示し
、R′4は、低級アルキル基を示す、) この方法では、まず−紋穴〔6〕で示されるヒドラジド
イルハライドとアンモニアとを水中又は不活性な溶媒中
で反応させ一般式〔7〕で示される化合物を得る0次に
、これを−紋穴〔8〕で示されるオルトギ酸エステルと
反応させることにより目的とする一般式
〔9〕で示され
る化合物を製造する。オルトギ酸エステルの使用量は、
当量以上であり、T!g媒を兼ねて使用することもでき
る。 反応温度は、室温から使用する溶媒の沸点の温度範囲で
任意に選ぶことができる6反応時間は、原料の反応性に
より異なり一概には決められないが、2〜10時皿反応
させれば高収率で目的の化合物を!i造することができ
る。更に、ギ酸等の有e&酸を触媒として用いれば、よ
り効率的に[1的の化合物を製造することができる。 (反応式−2の2) n 〔6〕
〔9〕 (式中、X、Y、A’及びnは、前記と同じ意味を示す
、)この反応式に従ってヒドラジドイルハライドとニト
リル類との反応により一般式
〔9〕で示される化合物を
製造することができる。 本発明化合物のトリアゾール環の5位がハロゲンB子の
場合には9反応式−3に示すように、まず−紋穴〔11
〕で示される化合物又は−紋穴〔12〕で示される化合
物を製造し、更にこれに一般式〔13〕で示されるオキ
シハロゲン化リン又は−紋穴〔14〕で示されるフェニ
ルホスホン酸シバライド等でハロゲン化することにより
一般式〔15〕で示される化合物を製造することができ
る。 (反応式−3) n (11)          (la)       
(14)〔15〕 (式中、x、y、Δ1及びnは、前記と同じ意味を示し
。 Mは、アルカリ金属原子を示す、) ここで、−紋穴〔13〕で示されるオキシハロゲン化リ
ンを使用する場合は、溶媒の沸点温度で2〜24時間、
また−紋穴〔14〕で示されるフェニルホスホン酸シバ
ライドを使用する場合は、150〜180℃で1〜2時
間それぞれ反応させれば高収率で一般式〔15〕で示さ
れる化合物を製造することができる。 本発明化合物のトリアゾール環の5位がフルキルスルホ
ニル基の場合には、反応式−4に示す方法によりm造す
ることができる。 R14s 〔17〕 C式中、X、Y、A’、R”及びnは、前記と同じ意味
を示す、) まず、−紋穴〔17〕で示されるアルキルチオ講導体を
製造し、更に、これを適当な酸化剤、Mえば式KH5O
,・に)+50.・に。 SO9で示されるオキソン(OXONE)(イー・アイ
・デュポン製)又はメタクロロ過安息香酸等により酸化
する。この場合酸化剤は、過剰に使用することができる
。 本発明化合物のトリアゾール環の5位がフルキルスルフ
ィニル基の場合には5反応式−5に示すように前記酸化
剤を当量使用することによりアルキルスルホニル化合物
の製造時の中間体として!laすることができる。 (反応式−5) 〔17〕 〔19〕 (式中、X、Y、R”及びnは、前記と同じ意味を示す
、)本発明化合物のトリアゾール環の5位がアルケニル
オキシアルキル基の場合には1反応式−6に示す方法に
より製造することができる。 (反応式−6) 〔22〕 (式中、R”は、アルケニル基を示し、X、Y、A”及
びnは、前記と同じ意味を示す、) 反応式−1によりII造した一般式〔20〕で示される
ハロアルキル誘導体と一般式〔21〕で示されるアルケ
ニルアルコールとをアルカリ金属水素化物のような塩基
の存在下に反応させることにより製造することができる
。 本発明化合物のトリアゾール環の5位がアルコキシメチ
リデンアミノ基の場合には、反応式−7に示す方法によ
り製造することができる。 (反応式−7) Xn               Y〔24〕 (式中、X、Y、R′4及びnは、前記と同じ、pt味
を示す、)反応式−1にて1!造した一般式〔23〕で
示される5−アミノ誘導体と一般式〔8〕で示さハるオ
ルトギ酸エステル類とを反応させることによりI2造す
ることができる。 本発明化合物のトリアゾール環の5位が基 (ここでR1“は、水素原子又はアルキル基を、R17
は、アシル基、アルケニル基、アルキニル基、ジメチル
カルバモイル基、アルコキシカルボニル基、トリクロロ
メチルチオ基。 ハロゲン原子で置換されてもよいアルキルスルホニル基
を示す、)の場合には1反応式−8に示す方法により製
造することができる。 (反応式−8) (式中、X、Y、A’、R”、R1′及びnは、前記と
同じ意味を示す、) 反応式−1にて製造した一般式〔25〕で示される5−
7ミノ誘導体と一般式〔26〕で示されるハロゲン化合
物とを塩基の存在下に反応させ一般式〔27〕又は−紋
穴〔28]で示される目的の化合物を製造することがで
きる。 ここで使用できる塩基としては、!!機塩基又は第3級
アミン類1例えばトリアルキルアミンI1. N、N−
ジアルキルアニリン類及び芳香族アミン類又はアルコラ
ード類等が挙げられ、当モル以上使用することができる
。1体の塩基の場合。 溶媒をかねて過剰使用することもできる0反応は適当な
不活性溶媒中で行うこともできる。不活性溶媒としては
1例えばベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化
水、1li11. !塩化炭素、クロロホルム、ジクロ
ロメタン等の脂肪族ハロゲン化合物、ジエチルエーテル
、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類が挙
げられる。更にR”がホルミル基の場合にはギ酸と加熱
することにより目的物を製造することができる。 本発明化合物のトリアゾール環の5位かへテロ環の場合
には1反応式−9に示す方法により製造することができ
る。 (反応式−9) (23]            (29)〔30〕 (式中、X、Y、R14及びnは、W記と同じ意味を示
す、)反応式−1にて製造した一般式【23〕で示され
る5−アミノ誘導体と一般式〔29〕で示されるテトラ
ヒドロフラン誘導体とを反応させ一般式〔30〕で示さ
れる5−ピロリル体を製造することができる。この反応
は、不活性溶媒中で、室温から120℃の温度で0.5
〜1時間反応させれば収率良く目的物を製造することが
できる。 本発明化合物のトリアゾール環の3位が基CH。 −CCON H□ CH。 の場合には、反応式−10に示す方法により製造するこ
とができる。 I5 〔33〕 (式中、X、Z、R”及びnは、前記と同じ意味を示す
、)−紋穴〔31〕で示されるエステル体を塩基等によ
る公知の方法で加水分解し、更にN、N’ −カルボニ
ルジイミダゾール等と反応させた後、アンモニアと反応
させ目的とする一般式〔33〕で示されるアミド化合物
を製造することができる。 本発明化合物中、Xがアミノ基を示す場合には5反応式
−1にて製造したニトロ化合物を公知の方法で還元する
ことによりII造することができる。更に、このアニリ
ンMH体と一般式〔29〕で示されるテトラヒドロフラ
ン誘導体とを反応させることによりXがピaリルノ、ζ
である。J導体を!!2i1することができる。 またXがフン索原子の場合は7反応式−1にて製造し塩
素又はニトロ置換化合物をフッ化カリウムと反応させる
ことによりtl造することができる。この場合、特にベ
ンゼン環に塩JAN子、ニトロ基又はトリフルオロメチ
ル基等の電子吸引性基が置換していると反応は有利にな
る。 本発明化合物中、Yがアルキルスルホニル基で置換され
た炭素数2〜6のアルキル基を示す場合には、反応式−
1にて製造したYがアルキルチオ基で置換された炭素数
2〜Gのアルキル基の化合物をオキソン(前出)又はメ
タクロロ過安磨、香酸で酸化することによりM’Sする
ことができる。 また1本発明化合物中、Yが炭素数1〜4のアルキルス
ルフィニル基を示す場合には1反応式−1にて製造した
Yが炭素数1〜4のフルキルチオ基の化合物をメタクロ
ロ過安息香酸で酸化することにより製造することができ
る。 本発明化合物中、Zが基 R′ −NてR3 であり R1及びR1の一方がアミノ基を示す場合には
1反応式−4に市じ一般式〔15〕で示される化合物と
ヒドラジン類とを反応させることより製造することがで
きる。 次に、実施例を挙げて具体的に本発明化合物の′IB造
法を説明する。 実施M1 5−アミノ−3−tart−ブチル−1−(2,6−ジ
クロロ−4−トリフルオロメチルフェニル)−1H−1
,2,4−トリアゾールの製造(化合物90) 2.2−ジメチルプロピオニルクロリド 2,6−ジク
ロロ−4−トリフルオロメチルフェニルヒドラゾン7.
0g(0,02モル)及びシアナミド1.7g (0,
04モル)をテトラヒドロフラン100m1lに加え、
還流撹拌下に、トリエチルアミン4−Of (0,04
モル)を滴下した0滴下終了後。 更に同温度で1時間撹拌して反応終了とした。冷却させ
た後、反応液を水に注ぎ、析出物をトルエンで抽出した
。有機層を水洗し、乾燥した後、溶媒を減圧下に留去し
、残渣をn−へキサンで洗浄して、目的物5.3g(収
率74.6%)を融点°208〜212℃の白色プリズ
ム品として得た。 実施例 2 l−(2−ニトロ−4−トリフルオロメチルフェニル3
−ペンタフルオaエチル−II(−1.2.4−)−リ
アゾールの製造(化合物107) ペンタフルオロプロピオニルアミド 2−ニトロ−4−
トリフルオロメチルフェニルヒドラゾンIL.Og (
0.03モル)とオルツギ酸エチル14.8g (0.
1モル)とを混合し。 10時間加熱還流した.冷却させた後,過剰のオルツギ
酸エチルを減圧下に留表し,残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィーにて精製し,■約物13.8g(収率
01.1%)を淡黄色液体として1!)た、屈折率、1
らー=1.4601実施例 3 5−(N,N−ジエチルアミノ) −3− (1−メチ
ル−1−メトキシエチル) − 1 − ( 2 、 
4 、 f; − )ジクロロフェニル)−IH−1.
2.4−トリアゾールの!!造(化合物111)l−メ
チル−1−メトキシプロピオニルクロリド 2,4。 6−トリクロロフエニルヒドラゾン6、6 g (0.
0 2モル)及びN,N−ジエチルシアナミド2.0g
 (0.02モル)をトルエン100m麿に加え,室温
で撹拌下に,トリエチルアミン2.2 g (0.2 
2モル)を滴下した.滴下終了後,更に室Uで1時間撹
拌して反応終了とした.反応液にトルエンを加えた後,
有機層を水洗し.乾燥した後,溶媒を減圧下に留去し,
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにてモ!製
し20的物7.0g(収率89.7%)を淡黄色液体と
して得た.屈折$ n ’F =1 、5 4 4 9
実施例 4 5− (N,N−ジエチルアミノ) − 3−tart
−ブチル−1−(2−ニドα−4−トリフルオロメチル
フェニル) −1H−1.2.4−トリアゾールの製造
(化合物45)2、2−ジメチルプロピオニルプロミド
 2−ニトロ−4−トリフルオロメチルフェニルヒドラ
ゾン7、4 g (0.0 2モル)及びN,N−ジエ
チルシアナミド2.0g (0.02モモル)及びN、
N−ジエチルシアナミド2.0 g (0,02モル)
をトルエン100m1lに加え、室温にて撹拌下に、ト
リエチルアミン2.2g (0,022モル)を滴下し
た1滴下終了後、更に室温にて1時間撹拌して反応終了
とした0反応液にトルエンloomMを加えた後、水洗
し、有機層を乾燥後。 溶媒を留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーにてM製し、目的物6.5g(収率84.4%)を
淡黄色液体として得た。屈折率n y” =11491
1実施例 5 5− (N、N−ジエチルアミノ)−3−ペンタフルオ
ロエチル−1−(2,4,6−トリクロロフエニル)−
LH−1゜2.4− )−リアゾールの製造(化合物5
1)ペンタフルオロプロピオニルプロミド 2,4.6
−ドリクロロフエニルヒドラゾン3.4g (0,00
8モル)及びN。 N−ジエチルシアナミド0.8g (0,008モル)
をトルエン20m11に加え、室温にて撹拌下に、トリ
エチルアミン0−9g (0,009モル)を加えた。 添加終了後、更に室温にて1時間撹拌して反応終了とし
た1反応液にトルエン20mQを加えた後、水洗し、有
機層を乾燥後、溶媒を留去し。 残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し
、目的物1.9g(収率54.3%)を融点66〜70
℃の茶色粉末として得たユ 実施例 6 5−クロロ−3−tart−ブチル−1−(2,4,6
−1−ジクロロフェニル)−111−1,2,4−)−
リアゾールの製造(化合物28) 2.2−ジメチルプロピオニルクロリド 2,4.6−
1−リクロロフエニルヒドラゾン6−3g (0,02
モル)をエタノール50mff1に溶かし、室温にて撹
拌下に、シアン酸カリウム3.2g (0,04モル)
を水30mAに溶解した溶液を滴下した0滴下終了後、
更に同温度にて0.5時間撹拌後、析出する結晶を濾集
し、n−ヘキサンにて洗浄すると5−ヒドロキシ−3−
tert−ブチル−1−(2,4,6−トリクロロフエ
ニル)−LH−1,2,4−1−リアゾール6.1g(
収*95.3%)を融点272〜274℃の白色粉末と
して得た。 次に、得られたトリアゾール誘導体4.8 g (0,
015モル)をオキシ塩化リン20.m Qに加え、還
流下、24時間撹拌した。冷却後、過剰のオキシ塩化リ
ンを減圧下に留去し、残渣にジクロロメタン100mM
を加え、水洗後、ジクロロメタン届を乾燥し溶媒を留去
した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーにて精製し、目的物4.3g (収率84.3%)
を融点98〜98.5℃の白色針状晶として得た。 実施例 7 3−tart−ブチル−5−メチルスルホニル−1−(
2,4゜6−トリクロロフエニル)−1)1−1.2.
4−トリアゾールの製造(化合物76) 3−tert−ブチル−5−メチルチオ−1−(2,4
,6−トリクロロフエニル)−1H−1,2,4−1−
リアゾール3.5g (0,0gモル)を85%エタノ
ール120m11に加え。 更にオキリン(前出)24.6g (0,04モル)を
添加し。 室温にて4時間撹拌した1次にオキリンが少量残る位ま
で水を加え、ジクロロメタンにて抽出した。ジクロロメ
タン層を乾燥後、Ts媒を留去し、残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィーにてM製し、目的物3.0g(
収率78.9%)を融点179〜180℃の白色粉末と
して得た。 実施例 8 5−(N−アセチル−N−メチルアミノ)−3−tar
t−ブチル−1−(2,4,6−)−ジクロロフェニル
)−LH−1゜2.4− )−リアゾールの製造(化合
物69)2.2−ジメチルプロピオニルプロミド 2,
4.6−トリクロロフェニルヒドラゾン3.6 g <
0.01モル)及びN−メチルシアナミド0.6g (
0,01モル)をトルエン50maに加え、更に室温で
撹拌下に、トリエチルアミン1.1g(0,011モル
)を滴下した。*下終了後、同温度にて1時間撹拌して
反応終了とした1反応液は、水洗後、トルエン層を乾燥
し溶媒を留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーにて精製し、3−tart−ブチル−5−(N−
メチルアミノ) −1−(2,4,6−トリクロロフエ
ニル)−IH−1,2,4−トリアゾール2.8g(収
率85.0%)を融点165〜166℃の粉末として得
た。 次に、得られたトリアゾール誘導体6.7g (0,0
2モル)を無水酢酸51g(0,5モル)に加え、還流
下、1時rJJ撹拌した。過剰の無水酢酸を減圧下に留
去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて
精製し、目的物5.5g(収率73.3%)を融点93
〜94℃の白色粉末として得た。 実施例 9 3−tart−ブチル−5−(2−プロペニルオキシメ
チル)−1−(2,4,6−トリクロロフエニル)−L
)r−1,2,4−トリアゾールの製造(化合物75) 2.2−ジメチルプロピオニルプロミド 2,4.6−
トリクロロフェニルヒドラゾン17.9 g (0,0
5モル)及びクロロアセトニトリル3.8 g (0,
05モル)をトルエン100mj+に加え、水冷、撹拌
下、トリエチルアミン5.6g(0,055モル)を滴
下した。J下終了後、同温度にて0゜5時間、更に室温
にて1時間撹拌して反応終了とした9反応液にトルエン
loomjlに加えた後、水洗し、有機層を乾燥後、溶
媒を留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーにてIW製し、5−クロロメチル−3tart−ブチ
ル−1−(2,4,6−トリクロロフエニル)−LH−
1,2,4−トリアゾール13.6g(収率76.8%
)を融点89〜90℃の淡黄色プリズム状結晶として得
た。 次に、アリルアルコール20mQに50%水素化ナトリ
ウム0.4 g (0,008モル)を加え、室温にて
0.5時間撹拌後、上記の方法で得られたトリアゾール
誘導体2.8g(o、ooaモル)を室温シこて撹拌下
、徐々に加えた。添加終了後、溶液を加熱し、1!!流
温度にて2時間撹拌した0次に酢酸エチル5Qmllを
加えた後、水洗し、有機層を乾燥後、溶媒を留去した。 15られた油状物をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーにて精製し、目的物1.8g (収率60.0%)を
融点34〜37℃の淡黄色プリズム状結晶として得た。 実施例 10 5−アミノ−1−(2,6−ジクロロ−4−トリフルオ
ロメチルフェニル)−3−ペンタフルオロエチル−IH
−1゜2.4− トリアゾールの製造(化合物127)
ペンタフルオロプロピオニルクロリド 2.−6−ジク
ロロ−4−トリフルオロメチルフェニルヒドラゾン20
.5g (0,05モル)及びシアナミド2.5 g 
(0,06モル)をテトラヒドロフラン500mAに加
え、還流撹拌下、トリエチルアミン6.1g (0,0
6モル)を滴下した0滴下終了後。 更に同温度にて1時間撹拌して反応終了とした。冷却さ
せた後、反応液を水中に注ぎ、析出物を酢酸エチルにて
抽出した。 有機層を水洗し、乾燥した後、溶媒を減圧下に留去し、
残渣をn−ヘキサンで洗浄し目的物12.5g(収率6
0.1%)を融点181−183℃の白色粉末として得
た。 実施例 11 1−(2,6−ジクロロ−4−トリフルオロメトキシフ
ェニル)   5   (N、N−ジエチルアミノ) 
−3−tart−ブチル−IH−1,2,4−トリアゾ
ールのIBi!(化合物154)2.2−ジメチルプロ
ピオニルクロリド 2,6−ジクロロ−4−トリフルオ
ロメトキシフェニルヒドラゾン7.3g(0,02モル
)及びN、N−ジエチルシアナミド2.0g (0゜0
2モル)をテトラヒドロフランloomQに加え、還流
撹拌下、トリエチルアミン2.2g (0,02モル)
を滴下した。 滴下終了後、更に同温度にて0.5時間撹拌した。冷却
させた後、反応液を水中に注ぎ、析出物をクロロホルム
にて抽出した。クロロホルム層を水洗し、乾燥した後、
溶媒を減圧下に留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィーにて精製し、目的物7.4g(収率87.
1%)を淡黄色液体として得た。 屈折率nン=1.4940 実施例 12 1− (2,6−シクロロー4−トリフルオロメチルフ
ェニル) −3−tart−ブチル−5−エチルアミノ
−I H−1、2。 4−トリアゾールの製造(化合物119)実施例1のシ
アナミドをN−エチルシアナミドに代えて。 以下実施例1と同様にして、目的物3.9g(収率51
.3%)を融点67〜70’Cの淡黄色粉末として得た
。 実施例 13 1− (2,6−シクロロー4−トリフルオロメチルフ
ェニル) −3−tert−ブチル−5−プロピルアミ
ノ−LH−1゜2.4−トリアゾールのIl造(化合物
135ン実施例1のシアナミドをN−プロピルシアナミ
ドに代えて。 以下実施例1と同様にして製造し、シリカゲルカラムク
ロマトグラフィーにて幇表し、目的物5.9g(収率7
4.7%)を無色液体として得た。 屈折率nす=1.4981 実施例 14 L−(2,6−ジクロロ−4−トリフルオロメチルフェ
ニル)−5−(N、N−ジエチルアミノ)−3−(1−
)−リフルオロメチルエチル)−LH−1,2,4−)
リアゾールの製造(化合物104) 実施例3の1−メチル−1−メトキシプロピオニルクロ
リド 2,4.G−トリクロロフェニルヒドラゾンを2
−トリフルオロメチルプロピオニルクロリド 2.6−
ジクロロ−4−トリフルオロメチルフェニルヒドラゾン
に代えて、以下実施例3と同様にして、目的物5.0g
(収率55.6%)を淡黄色液体として得た。 屈折率n 9 =1−4809 暑 実施例 l5 S−(N、N−ジエチルアミノ) −3−tart−ブ
チル−1−(2,6−シニトロー4−トリフルオロメチ
ルフェニル−IH−1.2.4−トリアゾールの製造(
化合物87)実施例11の2,2−ジメチルプロピオニ
ルクロリド 2。 6−ジクロロ−4−トリフルオロメトキシフェニルヒド
ラゾンを2,2−ジメチルプロピオニルクロリド 2,
6−シニトロー4−トリフルオロメトキシフェニルヒド
ラゾンに代えて。 以下実施例11と同様にして,目的物5.1g(収率5
9。 3%)を融点64〜65℃の黄色粉末として得た。 実施例 16 1−(2−クロロ−6−ニトロ−4−トリフルオロメチ
ルフェニル)−5   (N,N−ジエチルアミノ)−
3−tert−ブチル−IH−1.2.4−トリアゾー
ルの!11造(化合物9G)実施例11の2,2−ジメ
チルプロピオニルクロリド 2。 6−ジクロロ−4−トリフルオロメトキシフェニルヒド
ラゾンを2.2−ジメチルプロピオニルクロリド 2−
クロロ−6−ニトロ−4−トリフルオロメチルフェニル
ヒドラゾンに代えて,以下実施例11と同様にして、目
的物6.1g(収率72.6%)を黄色波体として得た
。 屈折率n−sp =1 − 4 !l) 9 2本発明
化合物を1選する際の中間体を第3表に例示する。 第3表 次に、中間体の!1造例を挙げて具体的に説明する。 中間体製造例 2.6−ジクロロ−4−フルオロフェニルヒドラゾンの
製造 2.6−ジクoo−4−フルオo7二lJン9.og 
(0,05モル)をS*酸50m11に加え、これに0
〜5℃にて亜硝酸ナトリウム3.8 g (0,055
モル)を水25mAに溶がした溶液を滴下した0滴下終
了後、更に同温度で1時間撹拌し、不溶物を濾過後、濾
液は塩化第−錫二水塩33.8g(0,15モル)を濃
塩酸50m11に溶かした溶液に0〜10℃にて滴下し
た。肩下終了後、更に同温度にて2時間撹拌して反応終
了とした。析出した塩酸塩を濾集し、水50mQに加え
、20%水酸化ナトリウムにてアルカリ性にし、析出し
た固体をエーテルにて抽出した。エーテル層を水洗後、
!!水硫酸ナトリウムにて乾燥し、溶媒を留去した。残
渣を冷n−ヘキサンで洗浄して、目的物6.0g(収率
70.4%)を融点117〜119℃白色羽毛状結晶と
して得た。 以下余白 本発明の殺虫剤は、前記1−フェニルトリアゾール誘導
体を有効成分として含有し1本誘導体のみ又はこれに各
種補助剤1例えば希釈剤、溶剤、界面活性剤等を配合し
て、乳剤。 水和剤、粉剤、微粒剤又は粒剤等に製剤化してなる。希
釈剤の例としては、クレー、タルク、ベントナイト、珪
藻土、ホワイトカーボン等が挙げられる。溶剤の例とし
ては、シクロへキサノン5キシレン、トルエン、メチル
エチルケトン、2−プロパツール、メチルナフタレン、
ジメチルナフタレン等が挙げられる。界面活性剤の例と
しては、アルキルベンゼンスルホン酸金属塩、ポリオキ
シエチレンアルキルアリールエーテル、アルキル硫酸ナ
トリウム、ジナフチルメタンジスルホン酸金属塩、アル
キルナフタレンスルホン酸金属塩、リグニンスルホン酸
金属塩等が挙げられる。その他の補助剤としては、カル
ボキシメチルセルロース、ポリエチレングリコール、ア
ラビアゴム等が挙げられる。 有効成分の配合割合については、8粟に応じ適宜選ばれ
るが、粉剤又は粒剤とする場合は、0.1〜20%(重
量)、乳剤又は水和剤とする場合は、5〜80%(!!
量)が適当である。 使用に際しては、適当な濃度に希釈して散布するか又は
直接施用する。 本発明の殺虫剤は、茎葉散布、土壌施用、育苗箱施用又
は水田施用等により使用することができる。その施用量
は、使用される化合物の種類、対象害虫5発生傾向、被
害の程度。 環境条件、使用する剤型等によってかわるが、粉剤及び
粒剤のようにそのまま使用する場合は、有効成分で10
アール当りO,1g〜5Kg、好ましくは1g〜IKg
の範囲から適宜選ぶのがよい、また乳剤及び水和剤とす
る場合のように液状で使用する場合は、0.1〜10.
OOOppm、好ましくは10〜3.OOOppmの範
囲から適宜選ぶのがよい。 本発明の殺虫剤は、他の殺虫剤、殺菌剤を混合して使用
することもできる。 次に本発明の殺虫剤の実施例を挙げて、具体的に説明す
る。 下記実施例中の%は、!R1百分率を示す。 実施例17 乳 剤 化合物(1)30%、シクロへキサノン20%、ポリオ
キシエチレンアルキルアリールエーテル11%、アルキ
ルベンゼンスルホン酸カルシウム4%及びメチルナフタ
リン35%を均一に溶解して乳剤とした。 実施例18 水和剤 化合物(14)40%、珪藻土15%、クレー15%、
ホワイトカーボン25%、ジナフチルメタンジスルホン
酸ナトリウム2%及びリグニンスルホン酸ナトリウム3
%を均一に混合し粉砕して水和剤とした。 実施例19 粉 剤 化合物(22)2%、珪藻土5%及びクレー93%を均
一に混合し粉砕して粉剤とした。 実施例20 粒 剤 化合物(7Ei)5%、ラウリルアルコール硫酸エステ
ルのすトリウム塩2%、リグニンスルホン酸ナトリウム
5%7カルボキシメチルセルロース2%及びクレー86
%を均一に混合粉砕する。この混合物100重量部に水
20重量部を加えて練合し、押出式造粒機を用いて14
〜32メツシユの粒状に加工したのち、乾燥して粒剤と
した。 (発明の効果) 本発明の1−フェニルトリアゾール誘導体は、トビイロ
ウンカ、セジロウンカ及びヒメトビウンカ等のウンカ類
及びイネミズゾウムシ等の甲虫類に対して極めて優れた
殺虫活性を有するとともに、極めて優れた浸透性殺虫活
性を有する。更にヨコバイ類、アブラムシ類、カメムシ
類等の半翅目、コナガ、ハスモンヨトウ類のM4翅目、
イエバイ、アカイエカ等の双翅目、アズキゾウムシ、コ
ガネムシ類等の鞘翅目、チャバネゴキブリ等の直翅目′
3虫及びナミハダニ、ミカンハダニ等のハダニ類の防除
にも有効である。特に化合物87.90゜96.104
.119.127.135及び154は、優れた殺虫活
性を有する。 次に本発明の殺虫剤の奏する効果を試験例をもって説明
する。 試験例1 トビイロウンカ殺虫試験 実施例18に準じて31mした水和剤を水で希釈した。 この薬液に稲草葉を浸漬し、風乾後、g験管に静置した
。その中にトビイロウンカ幼虫10頭を放ち、脱脂綿で
栓をした。その後、25℃の恒温室に百き、6日後に死
虫数をyJ14査し、死出率を算出した。試験は、2連
制で行ったい結果を第4〜7表に示す。 第7表 比較薬剤は、下記の化合物を示す。 比較薬剤 11−フェニル−3−トリフルオロメチル−
IH−1゜2.4−トリアゾール 比較薬剤 25−クロロ−1,3−ビス(2−クロロフ
ェニル)−LH−1,2,4−hリアゾール 以後の試験においても同様である。 試験例2 イネミズゾウムシ殺虫試験 実施例18に準じて調製した水和剤を水で希釈した。二
の薬液を直径90mmのポリエチレン製カップに入れた
。その中にイネミズゾウムシ幼虫1011′[を放ち、
蓋をした。その後。 25℃の恒Ω室に置き、2日後に死出数を調査し、死出
率を算出した。試験は、2連制で行った。結果を第8〜
9表に示す。 第8表              第8aつづき試験
例3 コナガ殺虫試験 実施例18に準じて調製した水和剤を有効成分で500
ppmの濃度に水で希釈した。この薬液にキャベツ葉を
浸漬し。 風乾した後、径55mmのポリエチレン製カップに入れ
た。 その中にコナガ3齢幼虫10原を放ち、蓋をした。その
後、25℃の恒温室に置き、3日後に死出数を2査し、
死出率を算出した。試験は、2連制で行った。結果を第
10〜11表に示す。 試験例4 ヒメトビウンカ侵透性殺虫試験実施例18に
準じて:JR製した水和剤を水で希釈した。この薬液を
瓶の中に入れ、その中に稲苗の根部を浸漬し、苗をゴム
栓で固定した後、金網円筒をかけた。その中にヒメトビ
ウンカ雌成虫10頭入れ蓋をした。その後、25℃の恒
温室に置き、2日後に死出数を調査し、死出率を算出し
た。試験は、2連制で行った。結果を第12表に示す。 試験例5 ヒメトビウンカ殺虫試験 実施例18に準じて調製した水和剤を水で希釈した。こ
の薬液に稲茎葉部を10秒間浸漬後、水を入れた瓶の中
に稲苗の根部を浸漬し、ゴム栓で苗を固定した。風乾後
、金網円筒をかけた。その巾にヒメトビウンカ雌成虫1
0gR入れ蓋をした。その後、25℃の恒温室に置き、
2日後に死出数を調査し、死出率を算出した。試験は、
2連制で行った。結果を第13表に示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Xは、ハロゲン原子、ハロゲン原子で置換され
    てもよいアルキル基、ハロゲン原子で置換されてもよい
    アルコキシ基、ニトロ基、フェノキシ基、アミノ基、シ
    アノ基又は1−ピロリル基を示し、Yは、メチル置換シ
    クロアルキル基、アルケニル基、炭素数1〜4のアルキ
    ルスルフィニル基、2−メチル−1,3−ジチオラン−
    2−イル基又はハロゲン原子、アルコキシ基、アルキル
    チオ基、アルキルスルホニル基、アルコキシカルボニル
    基若しくはカルバモイル基で置換されてもよい炭素数2
    〜6のアルキル基を示し、Zは、水素原子、ハロゲン原
    子、メチル基、ハロゲン置換アルキル基、アルコキシア
    ルキル基、アルケニルオキシアルキル基、アルキルスル
    フィニル基、アルキルスルホニル基、フェニル基、基 ▲数式、化学式、表等があります▼ (ここで、RとR^1は、同一又は相異なり、水素原子
    、アルキル基、アルコキシ基、アシル基、アミノ基 フ
    ェニル基、アルケニル基、アルキニル基、ジメチルカル
    バモイル基、アルコキシカルボニル基、トリクロロメチ
    ルチオ基、ハロゲン原子で置換されてもよいアルキルス
    ルホニル基を示す。またRとR^1は、相隣る窒素原子
    と共にヘテロ環を形成することもできる。)又は 基 ▲数式、化学式、表等があります▼ (ここで、R^2は、水素原子又はアルキルチオ基を示
    し、R^3は、アルキルチオ基又はアルコキシ基を示す
    。)を示し、nは、0又は1〜5の整数を示す。〕で表
    されるフェニルトリアゾール誘導体。
  2. (2)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Xは、ハロゲン原子、ハロゲン原子で置換され
    てもよいアルキル基、ハロゲン原子で置換されてもよい
    アルコキシ基、ニトロ基、フェノキシ基、アミノ基、シ
    アノ基又は1−ピロリル基を示し、Yは、メチル置換シ
    クロアルキル基、アルケニル基、炭素数1〜4のアルキ
    ルスルフィニル基、2−メチル−1,3−ジチオラン−
    2−イル基又はハロゲン原子、アルコキシ基、アルキル
    チオ基、アルキルスルホニル基、アルコキシカルボニル
    基若しくはカルバモイル基で置換されてもよい炭素数2
    〜6のアルキル基を示し、Zは、水素原子、ハロゲン原
    子、メチル基、ハロゲン置換アルキル基、アルコキシア
    ルキル基、アルケニルオキシアルキル基、アルキルスル
    フィニル基、アルキルスルホニル基、フェニル基、基 ▲数式、化学式、表等があります▼ (ここで、RとR^1は、同一又は相異なり、水素原子
    、アルキル基、アルコキシ基、アシル基、アミノ基、フ
    ェニル基、アルケニル基、アルキニル基、ジメチルカル
    バモイル基、アルコキシカルボニル基、トリクロロメチ
    ルチオ基、ハロゲン原子で置換されもてよいアルキルス
    ルホニル基を示す。またRとR^1は、相隣る窒素原子
    と共にヘテロ環を形成することもできる。)又は 基 ▲数式、化学式、表等があります▼ (ここで、R^2は、水素原子又はアルキルチオ基を示
    し、R^3は、アルキルチオ基又はアルコキシ基を示す
    。)を示し、nは、0又は1〜5の整数を示す。〕で表
    されるフェニルトリアゾール誘導体を有効成分として含
    有する殺虫剤。
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