JPH0123025Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0123025Y2
JPH0123025Y2 JP1984159934U JP15993484U JPH0123025Y2 JP H0123025 Y2 JPH0123025 Y2 JP H0123025Y2 JP 1984159934 U JP1984159934 U JP 1984159934U JP 15993484 U JP15993484 U JP 15993484U JP H0123025 Y2 JPH0123025 Y2 JP H0123025Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrically conductive
pipe
press ring
conductive member
ring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984159934U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6173990U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1984159934U priority Critical patent/JPH0123025Y2/ja
Publication of JPS6173990U publication Critical patent/JPS6173990U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0123025Y2 publication Critical patent/JPH0123025Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、地中に埋設されるガス管等のように
外周面に防蝕用の被覆層を被覆させた金属製の被
接続管を、電蝕の防止等を図るべく、電気的に導
通させた状態で接続するための電気導通型管継手
に関するものである。
(従来の技術) 従来からも、この種電気導通型管継手として
種々の構成のものが提案されているが、その代表
的なものに、第7図若しくは第8図に示すものが
ある。
すなわち、これらの管継手は、押輪13を継手
本体12に締付けて、リテーナ15を介してパツ
キン14を押圧せしめると共に押輪13の内周テ
ーパ面13bの作用によりボールバンド16のボ
ール16aを被接続管11に喰込ませることによ
つて、被接続管11を、パツキン14により継手
本体12との間をシールさせ且つボール16aの
喰込み作用により被接続管11に所定の引抜き阻
止力を付与させた状態で、機械的に接続しうるよ
う構成されたものであるが、第7図に示すもので
は、押輪13に螺装させた電気導通性ビス17を
締付けて、ビス17の先端を被接続管11にその
外周被覆層11aを突き破つて電気導通接触させ
ることによつて、被接続管11と押輪13及び継
手本体12との間を電気的に導通接続させるよう
に工夫されている。
また、第8図に示すものでは、ボールバンド1
6にL字状の電気導通性部材18を接着剤により
貼着して、押輪13を締付けることによつて、電
気導通性部材18が押輪13の内周テーパ面13
bの作用により被接続管11方向に押圧されて、
該部材18の先端部が被接続管11にその外周被
覆層11aを突き破つて電気導通接触せしめられ
るように構成されている。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、前者のものでは、押輪13を締付け
て被接続管11を接続させた後に、ビス17を締
付けねばならず、作業性が悪いといつた問題点が
ある。さらに、ビス17が他の継手部材とは別個
独立したものであるから、接続作業前にビス17
を紛失してしまうといつた不測の事態が発生し易
いといつた問題点もある。
一方、後者のものでは、電気導通性部材18が
ボールバンド16に貼着されていて、押輪13を
締付けることにより、電気的な接続も同時に行わ
れるから、上記した如き問題点は有しないが、そ
の反面、電気導通性部材18が押輪13の締付け
時にボールバンド16から不測に離脱して、その
先端部が被接続管11に確実に電気導通接触せし
められない虞れがあり、信頼性に欠けるといつた
問題点がある。
本考案は、このような問題点をすべて解決し、
作業性及び信頼性に優れた電気導通型管継手を提
供するものである。
(問題点を解決するための手段) すなわち、本考案の電気導通型管継手は、特
に、押輪によつてその締付け方向に押圧されうる
部位に、前記締付方向に対して傾斜状をなしてお
り且つ押輪の押圧作用によつて被接続管にその外
周被覆層を突き破つて電気導通接触すべく変形せ
しめられうる電気導通突起を内方に向けて突設し
てなる、被接続管に挿通自在な環状の電気導通性
部材を、配設したものである。
(作用) かかる構成によれば、押輪を締付けると、電気
導通性部材が押輪によつてその締付方向に押圧せ
しめられ、その結果、締付方向に対して傾斜状を
なしている電気導通突起が、締付方向に対して直
交状若しくは略直交状となるように変形せしめら
れ、つまり内方へより延出すべく変形せしめられ
て、被接続管にその外周被覆層を突き破つて電気
導通接触せしめられる。したがつて、押輪を締付
けることによつて、被接続管を機械的に接続させ
ると同時に電気的に接続させることができる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を第1図〜第5図につ
いて説明する。
第1図に示す電気導通型管継手において、2は
金属製の継手本体、3は継手本体2の端部に螺着
された金属製の押輪、4は継手本体2の端部内周
部に嵌装されたゴム等弾性材製の環状パツキン、
5はパツキン4と押輪3の内部に形成された環状
の押圧段部3aとの間に介装された環状リテー
ナ、6は押輪3内にその截頭円錐状のテーパ面3
bに対向させて配設された、鋼材製ボール6aを
有するボールバンド、7は押輪3によつてその締
付方向Aに押圧されうる部位つまり押輪3の押圧
段部3aとリテーナ5との間に配設された環状の
電気導通性部材である。
電気導通性部材7は、金属等良導電性材製のも
ので、第3図及び第4図に示す如く、截頭円錐筒
状の本体7aの内周部に、周方向に一定間隔を隔
てて複数の三角形状の電気導通突起7b…を、内
方に向けて本体7aの周面に沿う傾斜状に突設し
た皿バネ形状に構成されている。この電気導通性
部材7の外径つまり本体7aの外径dは、部材7
を押輪3内に支障なく収納させ得るように、押輪
3の螺着部の内径Dよりも所定量小さく、例えば
リテーナ5の外径と略同一に設定されており、部
材7の内径つまり対向する突起7b,7bの先端
間の間隔d′は、部材7を被接続管1に支障なく挿
通させ得るように、被接続管1の外径つまり外周
被覆層1aの外径D′より若干大きく設定されて
いる。さらに、各突起7bの傾斜量は、部材7が
第2図及び第5図に示す如く偏平に圧縮変形され
たときにおいて、対向する突起7b,7a間の間
隔d″が外周被覆層1aを除いたときの被接続管1
つまり地金部分の外径D″よりも若干量小さくな
るように、設定されている。なお、各突起7bの
先端は鋭利な尖端形状に形成されている。
以上のように構成された電気導通型管継手によ
れば、第1図に示す状態から押輪3を締付方向A
に螺送させると、リテーナ5(及び電気導通性部
材7)を介して押圧されたパツキン4により被接
続管1と継手本体2との間をシールさせた状態、
且つ押輪3の内周テーパ面3bにより被接続管1
に喰込ませられたボールバンド6のボール6aで
もつて被接続管1の引抜きを阻止させた状態で、
外周面に適宜の樹脂材からなる防蝕用の被覆層1
aを被覆させた被接続管1を機械的に接続させる
ことができ、しかも機械的な接続が行われると同
時に、被接続管1と管継手との間が電気導通性部
材7を介して電気的に導通接続されるのである
(第2図参照)。
すなわち、押輪3を締付けると、第2図及び第
5図に示す如く、皿バネ形状の電気導通性部材7
が押輪3の押圧段部3aとリテーナ5とでもつて
挾圧されて、偏平状に圧縮変形せしめられる。つ
まり、部材7の本体7aが偏平状に圧縮変形せし
められると共に、締付方向Aに対して傾斜状をな
す各突起7bが該方向Aに対して直交する状態に
変形せしめられ、その結果、対向する突起7b,
7b間の間隔が被接続管1の地金部分の外径
D″よりも小さくなつて、各突起7bの鋭利な先
端が被接続管1にその外周被覆層1aを突き破つ
て電気導通接触せしめられる。したがつて、電気
導通性部材7が押輪3の押圧段部3aとリテーナ
5との間に挾圧されることと相俟つて、被接続管
1と押輪3及び継手本体2との間が電気導通性部
材7を介して電気的に導通され、二つの被接続管
1,1(一方のみ図示)が管継手により電気的に
導通状態で接続されるのである。
なお、電気導通性部材7の形状は、前記実施例
の如き皿バネ形状に限定されるものではなく、例
えば第6図に示す如く、各突起7bを環状板体の
本体7aの内周部から内方へ傾斜状に突設した形
状としておいてもよい。ところで、これらの電気
導通性部材は、何れも、第3図に示す図形に相当
する板状素材をプレス加工して得られるもので、
製作極めて容易なものである。また、電気導通突
起の形状及び数も任意であり、要は、押輪による
押圧作用によつて被接続管の外周被覆層を突き破
ることができるように変形せしめられるものであ
ればよい。また、被接続管の電気導通状態をより
有効ならしめるべく、継手本体及び押輪をより導
電性の高い金属で構成しておくことが好ましい。
(考案の効果) 本考案の電気導通型管継手は、電気導通性部材
の電気導通突起を、押輪の締付けによる押圧作用
によつて、被接続管にその外周被覆層を突き破つ
て電気導通接触させるべく変形させうるように構
成したものであるから、押輪の締付け操作を行う
だけで、被接続管の機械的な接続と電気的な接続
とを同時に完了させることができ、作業性に極め
て優れたものである。
しかも、電気的な接続が押輪の直接的な押圧作
用による電気導通性部材の変形でもつて行われる
から、電気的な接続が常に確実且つ良好に行わ
れ、その信頼性も極めて高くなるものである。
また、電気導通性部材は、これが管継手内に配
備されていることから、不測に紛失したりする虞
れのないものである。
さらに、第8図に示すものでは、電気導通性部
材を、被接続管の機械的接続機能上重要な役割を
果たすボールバンドに一体に貼着させているた
め、電気導通部材がボールバンドから外れたとき
には、電気的接続上の信頼性が得られないことは
勿論のこと、外れた電気導通性部材がボールバン
ドによる被接続管の引抜き阻止機能の発揮を防げ
る虞れがあるが、本考案のものでは、このような
虞れは全く生じない。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本考案に係る電気導通型管継
手の一実施例を示したもので、第1図は被接続管
の接続前の状態を示す管継手の半截縦断側面図、
第2図は接続完了状態を示す第1図相当の縦断側
面図、第3図は電気導通性部材の正面図、第4図
は第3図の−線断面図、第5図は電気導通性
部材が偏平に変形された状態を示す第4図相当の
断面図であり、第6図は他の実施例を示す電気導
通性部材の縦断側面図であり、第7図は従来の電
気導通型管継手を示す接続完了状態の半截縦断面
図、第8図は他の従来例を示す第7図同様の半截
縦断側面図である。 1……被接続管、1a……外周被覆層、2……
継手本体、3……押輪、3a……押圧段部、3b
……内周テーパ面、4……パツキン、5……リテ
ーナ、6……ボールバンド、6a……ボール、7
……電気導通性部材、7a……本体、7b……電
気導通突起、A……押輪の締付方向。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 押輪によつてその締付方向に押圧されうる部位
    に、前記締付方向に対して傾斜状をなしており且
    つ押輪の押圧作用によつて被接続管にその外周被
    覆層を突き破つて電気導通接触すべく変形せしめ
    られうる電気導通突起を内方に向けて突設してな
    る、被接続管に挿通自在な環状の電気導通性部材
    を、配設してあることを特徴とする電気導通型管
    継手。
JP1984159934U 1984-10-22 1984-10-22 Expired JPH0123025Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984159934U JPH0123025Y2 (ja) 1984-10-22 1984-10-22

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984159934U JPH0123025Y2 (ja) 1984-10-22 1984-10-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6173990U JPS6173990U (ja) 1986-05-19
JPH0123025Y2 true JPH0123025Y2 (ja) 1989-07-13

Family

ID=30717874

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984159934U Expired JPH0123025Y2 (ja) 1984-10-22 1984-10-22

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0123025Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101851175B1 (ko) * 2017-03-28 2018-04-24 손영종 탐색이 가능한 지중배관
JP7401936B1 (ja) * 2022-07-15 2023-12-20 株式会社トヨックス 管継手
KR102643232B1 (ko) * 2023-09-01 2024-03-05 주식회사 코팅코리아 방식전위를 위한 피복강관 연결구조

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS543371U (ja) * 1977-06-10 1979-01-10
JPS5430165U (ja) * 1977-08-01 1979-02-27
JPS586081B2 (ja) * 1974-05-27 1983-02-03 ニホンラヂエ−タ− カブシキガイシヤ アクチユエ−タサドウイチノ サンダンセイギヨソウチ

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS586081U (ja) * 1981-07-07 1983-01-14 日本防蝕工業株式会社 配管接手

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS586081B2 (ja) * 1974-05-27 1983-02-03 ニホンラヂエ−タ− カブシキガイシヤ アクチユエ−タサドウイチノ サンダンセイギヨソウチ
JPS543371U (ja) * 1977-06-10 1979-01-10
JPS5430165U (ja) * 1977-08-01 1979-02-27

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6173990U (ja) 1986-05-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0123025Y2 (ja)
JP2563078B2 (ja) 管継手用ゴムパッキン
JP3000037U (ja) パイプ連結具
JP2504068Y2 (ja) 管継手
JPS5828086A (ja) 管を気密に継ぐねじ継手装置
JPH0542882U (ja) 金属螺旋管の接続用連結具の構造
JPH01126122A (ja) コルゲート管用の管継手構造
JPH0227748Y2 (ja)
JPH0425583Y2 (ja)
JPS5842811A (ja) 締付連結装置
JPH0355032Y2 (ja)
JPS608226Y2 (ja) 管継手
JPH0221678Y2 (ja)
JP2536383Y2 (ja) 管継手
JPH0121273Y2 (ja)
JPH0710155Y2 (ja) 配管用の継手装置
KR100548725B1 (ko) 주름관의 연결장치
JPH0511430Y2 (ja)
JPH04145295A (ja) 樹脂管と金属管との変換継手
JPH10196860A (ja) 管継手
JPH0211671Y2 (ja)
KR890001694Y1 (ko) 합성수지 파이프 연결장치
JPH0356706Y2 (ja)
JPS60252889A (ja) 電気絶縁管継手
JPS60155086A (ja) 管体の継手部における締付部材の取付方法及び管体の継手構造