JPH01228921A - p−イソブチルエチルベンゼンを選択的に製造する方法 - Google Patents

p−イソブチルエチルベンゼンを選択的に製造する方法

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JPH01228921A
JPH01228921A JP8855516A JP5551688A JPH01228921A JP H01228921 A JPH01228921 A JP H01228921A JP 8855516 A JP8855516 A JP 8855516A JP 5551688 A JP5551688 A JP 5551688A JP H01228921 A JPH01228921 A JP H01228921A
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清水 五十雄
Yuichi Tokumoto
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  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は特定の結晶性アルミノシリケートゼオライト触
媒を使用してイソブチルベンゼン%9ーイソブチルエチ
ルベンゼンに転化する方法に間するものである。
[従来の技術および発明が解決しようとする問題点]結
晶性アルミノシリケート触媒を使用して芳香族炭化水素
をアルキル化する方法は従来から記載されている.米国
特許第2904697号は約6〜15オングストローム
の均一な穴の大きさを有する結晶性金属アルミノシリケ
ートの存在下で芳香族炭化水素をオしフィンでアルキル
化する方法を記載し・ていろ、米国特許第325189
=7号はXまたはY!!¥!結晶性アルミノシリケート
七オライト、特にカチオンが希土類および/または水素
であるタイプのゼオライトの存在下で芳香族炭化水素を
アルキル化する方法を記載している。
米国特許第3751504号および第3751506号
はZSM一5!L2ゼオライト触媒の存在下で芳香族炭
化水素をオレフィンで気相アルキル化する方法を記載し
ている。
p−イソブチルエチルベンゼンは貴重な化学原料である
.従来はp−イソブチルエチルベンゼンを選択的に製造
するがなかった。
本発明者らは、この望ましくないit換位置異性体の副
生が非常に少ないp−イソブチルエチルベンゼンを製造
する方法を見いだした。
これによって従来のように高い費用をかけて精製する必
要が無くなった.本発明の方法によれば、p−イソブチ
ルエチルベンゼンを選択的に単l虫て得るか、あるいは
これを大部分の成分とし微量の置換位ltIA性体との
混合物として得ることができる。
従来のZSM−5型触媒によるアルキルベンゼンのアル
キル化については、エチルベンゼン程度のアルキル基の
長さのアルキル・入ンゼンに付いてしか検討されていな
かった.しかも、ZSM−5型触媒を用いて行うイソブ
チルベンゼンの撮な長鎖分枝型のアルキルベンゼンに付
いてのアルキル化は、全く報告がない.一般によく知ら
れているように、ZSM−5型触媒は形状選択性があり
、ZSM−5!2触媒のこのような機能は、結晶構造内
の自由空間に起因するものである.しかしながら、如何
なる化合物がZSM−5!触媒の自由空間に適合し、形
状選択性を発揮し得るかは、具体的に各個別の化合物に
付いて検討する池はないものである.しかも、上述のよ
うに長鎖分枝型のアルキルベンゼンのアルキル化の報告
は従来報告されておらず、それ故この際p−異性体が選
択的に製造されることは従来の知見からは予想され得な
いことである。
本発明のイソブチルベンゼンをエチル化する方法は転化
条件下で結晶性アルミノシリケートゼオライトからなる
触媒の存在のもとにイソブチルベンゼンをエチル化剤と
接触させることからなり、前記結晶性アルミノシリケー
トゼオライト触媒はα値=2〜5000である活性を有
し、キシレン吸1l能力がゼオライト100g当りIg
より大きく、前記吸着能力の30%までのオルソキシレ
ン吸着時間が10分より長く(前記吸着能力および吸着
時間は120℃でキシレン圧力を4.5±0.8mHH
にして測定)、シリカ/アルミナ比が少なくとも+2で
あり、制御指数が1−12であることを特徴とするもの
である。
p−イソブチルエチルベンゼンを生成するイソブチルベ
ンゼンのエチル{ヒ反応において、バラ体が通常の平衝
1度より実質的に過剰である、好ましくはイソブチルエ
チルベンゼン全生成物の50重量%以上である好ましい
実施態様は、250〜600℃の温度で、0。
1〜100気圧の圧力で、0.  1〜100の原料重
量時間空間速度(WHSV)(触媒組成物の重量、すな
わち活性触媒と結合剤との合計重量に基づく)で、イソ
ブチルベンゼン/エチル化剤の原料モル比を1−10に
して行われる。
特に好ましい条件は温度が300〜500℃であり、重
量時間空間速度が2.5〜7.5であり、イソブチルベ
ンゼン/エチル1ヒ剤のモル比が2〜Bである.エチル
化剤としてはエチレン、エチルアルコール、ハロゲン化
エチル、ジエチルエーテル、エチルメルカプタンまたは
ジエチルサルファイドがある.好ましくは、エチレンで
ある。
本発明のある実施a様では、結晶性アルミノシリケート
を下記のように酸化物と組み合わせて予め変性する.す
なわちリン、アンチモン、ホウ素、ウラン、マグネシウ
ム、亜鉛および/またはカルシウムの酸化物0.  5
〜40重量%と絹み合わせることによって;またはリン
酸化m1〜25重量%と組み合わせることによって;ま
たはマグネシウム酸化物1〜25と組み合わせることに
よって;またはホウ素酸化物1〜20重量%と組み合わ
せることによって;またはアンチモン酸化物6〜40重
量%と總み合わせることによって;あるいは前述の絹合
せを適当に複数で絹み合わせることによって予め変性す
る。
さらに結晶性アルミノシリケートゼオライトを250〜
1000℃の温度で0.  5〜100時間7Xyc処
理することによって予め変性してもよく、あるいは予備
コーキングさせてコークスを2〜75重量%堆積させる
ことによって予め変性させてもよい.これらの予備変性
操作は個々に行っても良く、あるいは目的に応じて?!
数の変性操作を翻み合わせて施しても良い、好ましい結
晶性アルミノシリケートゼオライトはZ S M −5
であり、これは結合剤と混合しても良く、その場合ゼオ
ライトは混合物の30〜7011j1%を占める。
本発明によれば前記原料先駆体は転化条件下で結晶性ア
ルミノンリケードを含有する粒状の形状の触媒床と接触
され、前記結晶性アルミノシリケートは(1)α=約2
〜約5000の活性を有し、(2)キシレン吸1を能力
がゼオライト100g当りIgより大きく、(3)12
0℃でキシレンの圧力が4.5±0.8w)(Hの状態
で測定した場合、吸II能力の30%まで0−キシレン
を吸着するのに必要な時間が10分より長いものである
α値は高活性シリカ−アルミナクラッキング触媒に間す
る触媒の相対的活性を示す、ここで使用するα値はn−
ヘキサンをi′]1000゛Fで転化することによって
測定したものである。n−ヘキサンの転化率が10〜6
0%になるように、またゼオライトの単位容積当りの転
化速度が一定になるように空間速度を変λで転化態様を
変え、1000°Fにおける基準活性に調整したソリカ
ーアルミナ触媒の場合と比較した。触媒の触媒活性はこ
の基準(すなわちシリカ−アルミナ基準触媒の場合)の
倍数として表される。このシリカ−アルミナ基準触媒は
約10重量%のAl2O3を含有し、残余はS i 0
2である。前述のように11正したこのα値を測定する
方法はrThe journal of Cataly
sisJ  (第4巻、第278〜287頁1966)
にさら:こ;Yしく二己軟されている。
炭化水素吸着能力および吸着速度の測定は簡便には熱的
に均衡させて重量的に行われる。p−イソブチルエチル
ベンゼンを望み通りに選択的に製造させるためには、キ
シレン(p−+m−、o−またはこれらの、π合物のい
ずれでもよいが、p−キシレンは120℃でキシレン圧
力が4.5±0.8m)(gの状態で測定してゼオライ
ト100g当り少なくとも1gを吸着させるのに最も短
朋間内で平衡に達するのでp−キシレンが好ましい)の
平衡吸着能力が必要とされ、前記吸@能力の30%まて
0−キシレンを吸着するのに要する特開が10分より大
きいこと(温度および圧力が前述と同じ条件で)が必要
とされる。
p−イソブチルエチルベンゼンの製造に対して非常に高
い遇択性を示すゼオライトは全キシレン吸着能力の3θ
%まで0−キシレンを吸着するのに1000分またはそ
れ以上の非常に長い時間を要することが確認された。こ
れらの物質の場合、より低い吸着量、例えば、吸着能力
の5%、10%または20%まで吸着するのに要する時
間を測定して、下記のように培′FIFをかけろことに
よって30%までの吸着時間を予測することが簡便であ
る0例えば5%までの吸@時閑の値から30%までの吸
着時間を予測する式は下記のようである。
ts 3=F X ts 11s t++! :  30%までの吸着時間te、e5: 
 5%までの吸着時間 F   : 倍数 30%までの吸着時間を予倒 一部11Q3エ       に)ζ 20                    2.2
ゼオライトの結晶サイズを測定するのには従来のスキャ
ニング電子BJI微鏡を使用でき、ある結晶の最低の結
晶の大きさを大きさの基準とする0本発明で使用される
結晶性アルミノシリケートゼオライトの大部分は約0.
 5ミクロンより大きい結晶サイズを有することを特徴
とする。p−イソブチルエチルベンゼンを所望の選択率
で製造する場合、このような結晶サイズを有するゼオラ
イトの量が重要な影響を示す、一般にこのような結晶サ
イズを有するゼオライトの鳳は大部分の量で、すなわち
使用するゼオライトの全体重の50重量%を越える量、
好ましくは100重量%までの量で存在する。
本発明の触媒に使用するのに有効な結晶性アルミノシリ
ケートゼオライトの遇択にはスキャニング電子顕微鏡が
有用であることのほかに、炭化水素吸着能力および吸着
速度を測定することが有用である。このような測定は熱
的に均衡して重量的に行うのが簡便である。
炭化氷雪の分解に帰因する一般にコークスと呼はれてい
る炭素質コーティングの触媒上における析出は、  f
lに高1条件下でおこる。
一般に触媒の予鴎コーキングは所望する反応において最
初に未コークス1ヒ触媒を使用し・、その間コークスを
触媒の表面上に析出させ、しかる後に高温で酸素含有雰
囲気にさらして周11月的に再生することによってコー
クス堆積量を前述の約2〜約75重量%の範囲内に調節
することによって達成される。
ここに記載した触媒を使用することによる利点のひとつ
は再生が容易なことである。すなわち予備コーキングし
た触媒を所望する反応にある時間使用してさらに使用す
ることが不経済になるところまで触媒の活性が低下した
場合、その老化した触媒は一般に400〜700℃の範
囲内の温度で酸素含有雰囲気、たとえば空気中で過剰の
コークスを燃焼によって除去することによって容易に再
生することができる。これによって触媒はコークスが実
質的に憲くなり、触媒を予備コーキング工程にかける必
要が生じてくる。あるいは燃焼再生工程中コークスを一
部だけ除去して、その量を2〜75重量%の範囲内に:
IIIBシても良い、このように再生した触媒はしかる
後所望するp−イソブチルエチル・ベンゼンを週択的に
製造するのに使用できる。
ゼオライトの予n:ll整は、還元しにくい酸化物、た
と犬はアンチモン、リン、ホウ素、マグネシウム、ウラ
ニウム、亜鉛および/またはカルシウムなとの酸化物を
少量、−ahに約2〜約301m1%、七オライドと組
合せることによっても適当に行うことができる。所望す
る酸化物と七オライドとの結合は導入する元素の適当な
化合物の箔7αに七オライドを接触させ、しかる後乾燥
させ、煩成してその化合物を酸化物の杉態に転化させる
ことによって容易に行うことができる。
このような予惰調整においては還元しにくい酸化物とし
てリンおよびマグネシウムの酸化物を同時に存在させる
のが好ましい、触媒の製造は2段1で行われ、アルカリ
金属の実質的にない、すなわちアルカリ金属含有率が約
1.5重量%以下で、好ましくは最初から存在する固有
のカチオンの少なくとも一部を水素とI!換させたゼオ
ライトの結晶をリン含有化合物とまず接触させる。
リン含有化合物の代表例としてはPX3、RPX2、R
2PX、 R3P、X3PO,(XO3)POl(XO
)3P、R3P=O1R+P=S、RPO2、RPS2
、RP (0)(OX)2、RP (S)(SX)2、
R2P (0)OX、R2P (S)SX、RP (O
X)2、RP (SX)?、ROP  (OX)2、 
R5P  (SX)2、 (R3)2PSP  (SR
)2および(RO)2POP (OR)2  (式中R
はアルキル基またはフェニル基などのアリール基であり
、Xは水素、Rまたはハロゲン化物)で表されるグルー
プの誘導体がある。これらの化合物としては第1RPH
2、第2R2PHおよび第3R(Pフォスフイン類、た
とえばブチルフォスフイン:第3フオスフイン酸化?1
3 Ri P Olたとえば酸化トリブチルフォスフイ
ン、第3)オスフィン硫化物R+PS、第1RP (0
)(OX) 2およUl112R2P (0)OX7t
スフtン61類たとえは・\ンセンフォスフォン酸 そ
のスJ応するRP(S)(SN)2およびR2P (S
)SXのようなイオウ誘導体、フォスフオン酸のエステ
ル類たとえはりエチノしフォスフェ−ト(RO)2P 
(0)11、ジアルキルアルキルフォスフオネート(R
O)2P (0)Rおよびアルキルジアルキルフォスフ
ィネート(RO)P (0)R2:亜フォスフイン61
1R2POX、たとえはノエチル亜フォスフイン故、第
1(RO)P (OX)2、第2 (RO)2POXお
よU第3 (RO)3Pフォスファイト頚:およUその
エステル、たとえばモノプロピルエステル、アルキルジ
アルキルフォスフィナイト(RO)PR2およびノアル
キルアルキルフォスフォナイト(RO)2PRエステル
類がある。これらに対応するイオウ誘導体、たとえば(
R5)2P (S)Hl(R3)2 (S)R1(R3
)P (S)R2、R2PSX、(RS)P(SX)2
、(R5)2PSX、(R5)3P、(R5)PR2お
よび(R5)2PRかある。フォスファイトエステル類
の例として:!トリメチルフォスフフィト、トリエチル
フォスファイト、ンイソブロビルフオスファイト、ブチ
ルフォスファイト:およびピロフォスファイトたとえば
テトラエチルピロフォスファイトがある。前記化合物中
のアルキル基は1〜4個の炭素原子を有する。
他の過当なリン含有化合物としてはリンハロゲン化物、
たとえはリン三塩化物、臭化物およびヨウ化物、アルキ
ルフォスフォジクロリダイト(RO)PCI2、ンアル
キルフォスフォクロリダイト(RO)2PCI、ノアル
キルフォスフォノクロリダイトR2PCI、アルキアル
キルフォスフォノクロリデートI、ジアルキルフォスフ
イノクロリデートR2P (0)C lおよびRP (
0)C 12がある.使用しうるこれらに対応するイオ
ウ誘導体としては(RS)PCl3、 (RS)2PC
 l、 (RS)(R)P (S)CIおよびR2P 
(S)C Iがある。
好ましいリン含有化合物としてはジフェニルフォスフイ
ンクロライド、トリメチルフォスファイトおよび三塩化
リン、リン酸、リン酸二水素アンモニウム、リン酸水素
二アンモニウム,フェニルフォスフインオキシクロライ
ド、トリメチルフォスフェート、ジフェニル亜フォスフ
イン酸、ジフェニルフォスフイン酸、ジエチルクロロチ
オフォスフェート、メチル酸フォスフェートおよび他の
アルコールとP2O3との反応生成物がある。
ゼオライトとリン含有化合物との反応はゼオライトをこ
れらのリン含有化合物と接触させることによって行われ
る.リン含有化合物処理剤が9α体である場合には、こ
の化合物はゼオライトと接触させる時に溶媒中の11液
で良い.処理剤とゼオライトとに対して比較的不活性な
溶媒なら、いずれの溶媒を使用しても良い.適当な溶媒
としては水および脂肪族、芳香族またはアルコール性溶
媒がある.リン含有化合物がたとえばトリメチルフォス
ファイトまたは潰体三塩化リンである場合には、n−オ
クタンのような炭化水素溶媒が使用される.リン含有化
合物は溶媒を使用しないで、すなわち化合物単独で使用
しても良い.リン含有化合物が気相である場合には、た
とえばカス状三塩化リンを使用する場合には、それ単独
で使用しても良く、あるいはリン含有1ヒ台1カおよυ
ゼオライトにス1して比較的不活性な希釈ガスたとえは
空気または窒素などと漬合して使用しても良く、または
有機溶媒たとえはオクタンあるいはトルエンと一緒に使
用しても良い。
ゼオライトをリン含有1ヒ合物と反応させる前にゼオラ
イトを乾燥させても良い.乾燥は空気の存在下で行うこ
とができる.温度はゼオライトの結晶構造が破壊しない
程度であれば、高温でも行λる。
リン含有触媒を製造後使用する前に加熱することも好ま
しい.加熱は酸素、たとえば空気の存在かで行うことが
できる.加熱は約500℃までの温度が好ましい.加熱
は一般に1〜5時間で行われるが、24時間またはそれ
以上加熱しても良い.ふり1000’Cで七オライドの
結晶構造が破壊され始める傾向がある.高温で空気中で
加熱した場合、リンは酸化物の杉で存在する。
ゼオライトに混入するリン酸化物の量は少なくとも約0
.25重量%である.しかしながら、七オライド中のリ
ン酸化物の量は特に結合剤、たとえは35重量%のアル
ミナと組合せる場合には、少なくとも約2重量%である
のが好ましい.リン酸化物の量は存在する結合剤の1!
頚および量に応じて約25重量%以上でも良い.好まし
くはゼオライトに加えられるリン酸化物の量は約0. 
 7〜約15重量%である。
リン元素またはリン含有化合物と反応させることによっ
てゼオライトに混入されろリン酸化物の量はいくつかの
ファクターによって左右される。これらのファクターの
うちのびとつは処理時間、すなわちゼオライトとリン含
有源とを互いに接触した状態に塚つ時間である。 It
!!の全でのファクターが等しい場合、処理時間が長け
れば長いほと、より多量のリンがゼオライトに混入され
る。ゼオライトに混入されるリンの量を左右する他のフ
ァクターとしては接触温度、処理液中の処理剤の1度、
リン含有化合物と反応させる前のゼオライトの乾燥程度
、ゼオライトと処理剤との処理後のゼオライトの乾燥条
件、およびゼオライトに混入される結合剤の種類および
量がある。
リン酸化物を含有するゼオライトはしかる後さらにマグ
ネシウムの適当な化合物と接触させることによって酸化
マグネシウムと褪合わされる。マグネシウム含有化合物
の代表的な例としては酢酸マグネシウム、硝酸マグネシ
ウム、安息香酸マグネシウム、プロピオン酸マグネシウ
ム、2−エチルカプロン酸マグネシウム、炭酸マグネシ
ウム、ギ酸マグネシウム、マグネシウムオキシレート、
マグネシウムアミド、臭化マグネシウム、水禦化マグネ
シウム、乳酸マグネシウム、ラウリン酸マグネシウム、
オレイン酸マグネシウム、バルミチン酸マグネシウム、
マグネシウムオキシレート、ステアリン酸マグオンウム
および硫化マグネシウムがある。
ゼオライトとマグネシウム化合物との反応はゼオライト
をこのような化合物と接触させることによって行われる
。処理剤であるこのマクナノラム化合物が、旧本である
場合(こま、七オライドとの1p触を1iうとさ、この
化合物は溶媒中の、Ti1l!でよい、マグネシウム化
合物およびゼオライトに月し・で、比較的不活性である
。1媒てあれはいずれの溶媒も使用しうる。a当な溶媒
としては水、脂肪族、芳香族またはアルコール性心体な
とがあろ、処理剤であるマグネシウム化合物は、溶媒を
使用しないでも、すなわちマグフンラム化合物単独でも
使用し得ろ、この処理剤が気相である1台には、これを
単独で使用しても良く、処理剤およびゼオライトに対し
て比較的不活性な希釈ガス、たとえば・\リウムまたは
窒素と1合して使用しても良く、有機溶媒、たとえばオ
クタンまたはトルエンとともに使用しても良い。
マグネシウム化合物を含浸させた触媒を製造後使用する
前に加熱することは好ましい、加熱は酸素、たとえば空
気の存在かで行うことができる。加熱は約500℃まで
の温度が好ましい。加熱は一般に1〜5時間で行われる
が、24時間またはそれ以上加熱しても良い、約100
0℃でゼオライトの結晶構造が破壊され始める傾向があ
る。高温で空気中で加熱した場合、マグネシウムは酸化
物の形で存在する。
焼成した酸化リン含有ゼオライト中に、π人される酸化
マグネシウムの量は少なくとも約0.25i量%である
。しかしながら、七オライド中の酸化マグネシウムの量
は特に結合剤、たとえは35重量5゛6のアルミナと組
合せる場合には、少なくとも約11鳳%であるのが好ま
しい、酸化マグネシウムの重は存在する結合剤の[1お
よび量に応じて約25!4量%以上でも良い、好ましく
は七オライドに加えられる酸化マグネシウムの量は約1
〜約15重量%である。
処I′!溶1αと反応させ、しかる後空気中で焼成する
ことによ−)でゼオライトにLπ人される酸化マグネシ
ウムの量はいくつかのファクターによって左右される。
これらのファクターのうちのひとつは処理時間、すなわ
ち七オライドとマグネシウム含有源とを互いに接触した
状態に保つ時間である。他の全てのファクターが等しい
場合、処理時間が長ければ長いほと、より多量の酸化マ
グネシウムがゼオライトに混入される。ゼオライトに混
入される酸化マグネシウムの量を左右する他のファクタ
ーとしては接触温度、処理液中の処理剤の1度、処理剤
と接触させる前のゼオライトの乾燥程度、ゼオライトと
処理剤との処理後のゼオライトの乾燥条件、およびゼオ
ライトに混入される結合剤の種類および量がある。
酸化リン含有ゼオライトをマグネシウム処理剤と接触さ
せた後、その得られた複合体を酸化リン含有ゼオライト
の製造の場合と同様に乾燥し、加熱する。
p−イソブチルエチルベンゼンへの選択的エチル化反応
において特に有用性を有する本発明の触媒では結晶性ゼ
オライトの結晶構造の内部に非結晶質シリカを少なくと
も約0. 1重置%、一般に2〜10重量%の範囲の量
で分数させている。
このような触媒は前述のシリカ/アルミナ比および制御
指数を有する結晶性アルミノシリケートゼオライトの穴
にケイ素含有化合物、一般:こンランを吸着させること
によ−)て適当に製造されろことがねかった。使用する
ケイ素化合物の分子の大きさは結晶性アルミノノリケー
トゼオライトの穴に容易に吸着てきるものである。結晶
性アルミノンリケードの穴の中に吸着されたケイ素化合
物は塩基触媒的加水分解たとえはアンモニア水溶≧αと
接触させるか、あるいはルイス酸またはブレンステッド
酸の存在下における酸触媒的加水分解たとえは塩酸水溶
液と接触させることによって触媒的に加水分解され、し
かる漫約300〜約700℃の温度で空気中で焼成して
、結晶性アルミノシリケートゼオライトの穴の内部で非
結晶質シリカを生成する。
好ましい製造法においては、アルカリ金属の実質的に無
い、すなわちアルカリ金属の含有率が約1.5重量%よ
り低い七態で、最初から存在する固有のカチオンの少な
くとも一祁を水素と[を換させた形態のゼオライトの結
晶をその穴の中に容易に吸着することができるような分
子の大きさを有するケイ素含有化合物と接触させる。−
般に使用されるケイ素含有化合物は下記の一般式%式% (R+およびR2は水素、フッ素、塩素、メチル、エチ
ル、アミノ、メトキノまたはエトキンてあり、R1は水
素、フッ素、塩素、メチル、アミノまたはメトキシであ
り、RJは水素またはフッ素である)をイ1するシラン
である。他の適当なケイ素含有化合物としてはジシロキ
サン、トリシロキサンおよびそれより高級なデカシロキ
サンまでのシロキサンなどのシロキサンおよびジシラン
、トリシランおよびそれより高級なデカシランまでのポ
リシランがある。ケイ素原子が一個より多くないメチル
、クロロまたはフロロ置換基を有する前記シロキサンお
よびポリシランの誘導体を使用しても良い。
使用するケイ素化合物はゼオライトと接触する条件下で
1α体または気体のいずれの形態をしていても良い、ゼ
オライトの穴は必ずとは言わないまでも液体または気体
ケイ素化合物で飽和されるのが好ましい、しかる後ケイ
素化合物は前述のように触媒的に加水分解して、たとえ
ば吸着したケイ素化合物を有するゼオライトを適当な塩
基と充分な時間接触させて所望する加水分解を行って水
素を発生させる。その結果溝られる生成物をしかる後酸
素含有雰囲気たとえば空気中で約300〜約700 ’
Cの温度で1〜24時間焼成させて結晶構造の内部にシ
リカを含有させた結晶性アルミノシリケートゼオライト
の触媒を生成する。
ゼオライト:こ混入されるシリカの量はいくつかのファ
クターによって左右される。これらのファクターのうち
のひとつは処理時間、すなわちゼオライトとケイ素含有
dとを互いに接触した状態に保つ時間である。他の全て
のファクターが等しい場合、処理時間が長けれ;f長い
はと、より多量のシリカがゼオライトに41人される。
ゼオライトに混入されろシリカの盟を左右する池のファ
クターとしては接触温度、処理+α中の処理剤の1度、
処理剤と接触させる前のゼオライトの乾燥程度、ゼオラ
イトと処理剤との処理後のゼオライトの加水分解および
焼成の条件、およびゼオライトに混入される結合剤の種
類および量がある。
さらに好ましい実施態様では、ゼオライトはその外側の
表面上にソリ力のコーティングを析出させている。シリ
カの最終的位置についてはいくつかのファクターが影響
を及ぼすと考えられているがこのようなコーティングは
ゼオライトの外側の表面を広範囲に実質的に完全に被覆
している。シリカのコーティングはゼオライトをその穴
に入り込むことができない分子の大きさを有するシリコ
ーン化合物と接触させ、しかる後酸素含有雰囲気たとえ
は空気中で、シリカの酸化が行われる前にシリコーン化
合物が蒸発してしまうようなことがない速度で300℃
より高い温度で七オライドの結晶構造に悪影響を及ぼす
温度よりは低い温度に加熱することによってゼオライト
の表面上に析出させる。
シリカのコーティングを形成させるのに使用されるシリ
コーン化合物は下記の一般式 (式中R1は水素、フッ素、水酸基、アルキル、アラル
キル、アルカリールまたはフロロアリキルであり、R2
はフッ素、水酸基、アルキル、アラルキル、アルカリー
ルまたはフロロアリキルであり、nは少なくとも1O1
−船に10〜1000の整数である)を有する。
炭化水素置換基は一般に1−10個の炭素原子を有し、
好ましくはメチルまたはエチル基である。このシリコー
ン化合物の分子量は一般に約500〜20000、好ま
しくは1000〜10000である。
このシリコーン化合物の代表例としてはジメチルシリコ
ーン、ジメチルシリコーン、フェニルメチルシリコーン
、メチル水素シリコーン、エチル水撃シリコーン、フェ
ニル水素シリコーン、メチルエチルシリコーン、フェニ
ルエチルシリコーン、ジフェニルシリコーン、メチルト
リフロロプロピルシリコーン、エチルトリフロロプロピ
ルノリコーン、ポリジメチルシリコーン、テトラクロロ
フェニルエチルシリコーン、テトラクロロフェニルエチ
ルシリコーン、テトラクロロフェニル水嚢ソリコーン、
テトラクロロフェニルフェニルシリコーン、メチルビニ
ルシリコーンおよびエチルビニルシリコーンがある。
たとえばn−・\キサン、ペンタン、・\ブタン、ベン
セン、トルエン、クロロホルム、四塩化炭素なとの適当
な溶媒に溶解したケイ素化合物を約lO〜約100℃の
温度で充分な時間前述のゼオライトと接触させてその上
に最終的に所望する量のシリコーンを析出させる。接触
時間は一般に0. 2〜5時間であり、その間混合物は
望ましくは蒸発させる。その結果残るものをしかる後酸
素含有雰囲気、好ましくは空気中で、0.2〜b 温度で、ゼオライトの結晶構造に思影響を及ぼす温度よ
りは低い温度に加熱して焼成する。一般にこの焼成温度
は600℃より低く、好ましくは350〜550℃であ
る。焼成4度に通常1〜24時間床つことによって約0
.5〜約30重量%のシリカを含有するノリ力のコーテ
ィングされたゼオライトが得られる。
特に好ましいものはシリカ/アルミナ比が少なくとも約
12で、制御指数カ月〜12であるゼオライトである。
これらのゼオライトは商業的に望ましい収率で脂肪族炭
化水素を芳香族炭化水素に転化させる働きがあり、一般
に芳香族炭化水素を含む転化反応において非常に効果的
である。これらのゼオライトはアルミナ含有率が非常に
低い、すなわちシリカ/アルミナ比が高いけれとも(シ
リカ/アルミナ比が30を越えるような場合でも)、非
常に活性である。触媒的活性は一般に骨組のアルミニウ
ム原子およびこれらのアルミニウム原子に結合したカチ
オンによるものであることを身丈ると、この事大は驚く
べきことである。これらの七オライドは他のX型お上υ
A型等のゼオライトの骨組を崩壊させるような高温にお
ける7A気の存在tこもかかわらず、長時間結晶性を侃
つ、さらに炭素質析出物が生成した場合には通常の温度
より高い温度で燃焼させて除去することによって活性を
回復することができる。多くの場合においてこの種のゼ
オライトはコークスを生成する性質が非常に低く、一つ
の燃焼再生工程と次の再生工程との間で長時間流すこと
ができる。
この種の七オライドの結晶構造の重要な特性は約5オン
グストロームより大きい穴の大きさを有し、酸素原子の
10MImによって規定されるような大きさの穴の念を
有することによって結晶の自由空間への出入りを制Xす
ることである。これらの環は結晶性アルミノシリケート
のアニオンの骨組みを形成する四面体の通常の12!置
によって形成されるものであり、酸素原子自体は四面体
の中心におけるケイ素またはアルミニウム原子に結合し
ている0間単に言えば本発明の方法において有用な好ま
しいタイプのゼオライトはシリカ/アルミナモル比が少
なくともi’]+2であり、結晶の自由空間への接近を
制限するlII造を有するものである。
ここで言うシリカ/アルミナ比は従来の分析法によって
測定されるものである。この比は七オライドの結晶の硬
いアニオンの骨組みにおける比にできるだけ近いものを
示すものである。シリカ/アルミナ比が少なくとも12
であるゼオライトが使用しろるものであるが、シリカ/
アルミナ比が少なくとも約30であるゼオライトを使用
することか好ましい、このような七オライドは活性化後
円部結晶の++) 呑吐力が水に対してよりもn−・\
キサンに対して大きくなり、疎水性の特性を示す、この
疎水性の特性は本発明においては有益であると考えられ
ている。
本発明において有用なこの種の七オライドはn−ヘキサ
ンを自由に吸着し、約5オングストロームより大きい穴
の大きさを有する。
さらにこの構造はある値より大きな分子の接近を制限す
るものでなくてはならない、このような大きな分子の接
近をV)限する性質があるかどうかについては、結晶構
造をy口ることによって判断することが、場合によって
は可能である。たとえば結晶中の穴の8だけが酸素原子
の8員環によって形成されるものであるならば、n−ヘ
キサンより大きな断面を有する分子の接近は制限され、
そのようなゼオライトは望ましいタイプのものではない
、穴が過度に収縮したり、閉寒したりすることによって
時々効果が無くなることもあるが、】0員環の3が一般
に好ましい、有効なゼオライトとして知られているT)
IAオフレタイトのような収縮構造を有するものもある
が、−船に12員環では望ましい転化を行うのに充分な
制限を付与しない。
また穴がパがれたり他の原因によって有効な構造となる
場合もある。
ゼオライトが所望する制御特性を有するかどうかを結晶
構造から11断するよりも、下記の手順に従って等しい
量のΩ−ヘキサンおよび3−メチルペンタンの混合物を
大気圧下で1gまた;よそれ以下の少量の触媒サンプル
上を連続的に流すことによって「制御指数」を簡便に測
定することが可能である。ペレット状の七オライドを粗
い砂の粒子サイズまで粉砕し、ガラス管に詰める。テス
トする前にゼオライトを1000°Fの空気の流れで少
なくとも15分閑処理する。このゼオライトをイ欠にヘ
リウムで清掃し、550〜950°FにSl!l!!シ
、全体の転化率を10〜60%とする。炭化水素の混合
物をヘリウムで希釈してヘリウム/全炭化水當のモル比
を4; 1にして、+α体時間空間速度を1にして(す
なわち単位時間当りのゼオライトの単位容積当りの液体
炭化水素の容積を1とする)ゼオライト上に流す、20
分間流した後、流出物のサンプルを株数し、ガスクロマ
トグラフによって分析して2種の炭化水素のそれぞれの
成分の変化しないで残っている量を測定する。
「制御指数」は下記のように算出される。
log’s(残存するn−ヘキサンのl1l)制御指数
=□ ・log+s(残存する3−メチルペンタンの量)制1
lltII数は2種の炭化水素のクラッキング速度定数
の比にほぼ近い0本発明において適当なゼオライトは制
御指数が1−12のものである。いくつかの代表的なゼ
オライトについての制御指F1(Constraint
 Index)の値を下記に示す。
笠工二工上      級差指上 ZSM−40,5 ZSM−58,3 ZSき4−11        0.7ZSM −12
2 ZSM−382 ZSM−354,5 Tへ1Aオフレタイト  3.7 ベータ        0.6 [1−ゼオロン     0.4 無定型シリカ− アルミナ      0.6 エリオナイト    38 前記制′a指数の値はゼオライトを特徴づけるものであ
るが、これらの値はその測定および計算において保用す
るいくつかの変数因子の蓄積した結果であることを理解
すべきである。従っであるゼオライトの場合、前述の5
50〜950’ Fの温度範囲内で温度を適当に選択し
、前述の10〜60%の転化率の範囲内で転化率を適当
に選択することによって、制−指数の値を1−12の範
囲内に変^ることがてきる。同様に他にゼオライトの結
晶サイズ、穴を慕ぐ汚染物の存在、ゼオライトに結合さ
れる結合剤なとの因子も制御指数にL響を及ぼす、従っ
てここで使用する制御指数は望ましい特性のゼオライト
を固定する場合の非常に有用な手段ではあるが、そのI
Lを算定するに際しているいろな変数因子の存在を考慮
すべきである。
しかしながらいずれにせよ、前述の550〜950” 
Fの範囲の温度において、望ましいゼオライトの制御指
数の値は1〜12の範囲でなくてはならない。
これらのタイプのゼオライトの例としてはZ SM−5
、ZSM−11、ZSM−12、ZSM−35、ZSM
−38および他のU似物質がある。ZS%i−5につい
ては米国特許13702886号に記載され、特許請求
されているのでその記載を参考としてここに引用する。
ZSM−11については米国特許第3709979号に
記載され、特許請求されているのでその記載を参考とし
てここに引用する。
ZSM−12については米国特許第3832449号に
記載され、特許請求されているのでその記載を参考とし
てここに引用する。
ZSM−38は酸化物のモル比で表して、無水物の状態
で下記のように表すことができる。
(0,3〜2.5) R20:  (0〜0.8) M
ac:^120s : >88i02上式中Rは2−(
ヒドロキシアルキル)トリアルキルアンモニウム化合物
から誘導される有機窒素含有カチオンであり、hlはア
ルカリ金属カチオンであり、X線粉末回折パターンによ
って特徴づけられる。
好まし・い合成形態としてはこのゼオライトは酸化物の
モル比で表して、無水物の状態で下記のように表すこと
ができる。
(0,4〜2.5) R20:  (0〜0−6) M
2O: Ahllh : X5i(h上式中Rは2−(
ヒドロキシアルキル)トリアルキルアンモニウム化合物
(アルキル基はメチル、エチニルまたはこれらの組合せ
である)から誘導される有機含有カチオンであり、Mは
アルカリ金属、特にナトリウムであり、Xは8〜約50
である。
合成23M−38ゼオライトは一定の顕著な結晶構造を
有し、そのX線回折パターンを下記の第1表に示す、こ
のX線回折パターンは天然のフェリエライトの回折パタ
ーンと類似しており、主な違いは天然のフェリエライト
では1133Aではっきりした線を示すことである。
表1 d (A)      I / 11!9.8±0,2
0強 9.1±0.19中 8.0±0.16弱 7.1±0.14中 6.9±0.14中 6.0±0.12弱 4.37±0.09     弱 4.23±0.09弱 4.01±0.08         最強3.81±
0.08         最強3.69±0.09中 3.57±0.09         最強3.51±
0.09          F)強3.34±0.0
9中 3.17±0.06強 3.08±0.06中 3.00±0.06           弱2.92
±0.06中 2.73±0.06弱 2.66±0.05弱 2.60±0.05弱 2.49±0.05弱 ZSM−38の更に別の特徴はその吸着能力であり、ア
ンモニアで交換した形態のものを焼成することによって
得られる水素型の天然フエリエライと比較した場合2−
メチルペンタンの吸着能力が高いくn−ヘキサン/2−
メチルペンタンの比によって表されるn −・λキサン
の吸着)ことである、ZSM−38(600’Cで焼成
後)のn−ヘキサン/2−メチルペンタンの吸着比は1
0より低いのに対し、天然フェリエライトの場合のこの
値は10より実質的に高く、例えば34またはそれ以上
にもなる。
ゼオライトZSM−38はアルカリ金属酸化物(好まし
くは酸1ヒナトリウム)、有機窒素含有酸化物、アルミ
ニウムの酸化物、珪素の酸化物及び水を含有する溶くα
をU@製することによって適宜に製造することができ、
この溶液は酸化物のモル比で表して下記の範囲の組成を
有する。
H゛      −船釣範囲  好ましい範囲R”+M
”      0.2 〜1.0  0.3〜0.90
 H/ S i Ot   O,05〜0.5  0.
07〜0.49H2010H−41〜500   to
o〜250S i 02/A hch 8.8〜200
  12 〜60上記式中Rは2−(ヒドロキシアルキ
ル)トリアルキルアンモニウム化合物から誘導される有
機窒素含有カチオンであり、Mはアルカリ金属イオンで
あり、この混合物をゼオライトの結晶が生成するまで保
つ、OH−の量は有機塩基のものを含ませないで、無機
のアルカリからのOH−だけの量を示す、生成した結晶
を液体から分離して回収する0代表的な反応条件は前記
反応混合物を約90から約400℃の温度で約6時間か
ら約100日加熱することからなる。更に好ましい)8
度範囲は約130℃から約400℃であり、この範囲の
温度における加熱時間は約6時間から80日である。
このゲル粒子の温度は結晶が生成するまで行われる。得
られた固体生成物は全体を室、二まで冷却し、濾過し、
水洗することによって反応媒体から分離回収される。こ
の結晶生成物はしかる後に例えば110’Cて約8から
2.1時開軽燥されろ。
ZSSi235は酸化物のモル比で表して、賂水物の状
態で下記のように表すことが出来る。
(0,3〜2.5)R20:(0〜0.8)N20:A
l2O3:>8SiOz上記式中Rはエチレンジ7ミン
またはピロリジンから誘導される有機塩基含有カチオン
であり、Mはアルカリ金属カチオンであり、X線粉末回
折パターンによって特徴づけられる。
好ましい合成杉粘としてはこのゼオライトは酸化物のモ
ル比で表して、無水の状懸で下記のように表すことが出
来る。
(0,4〜2.5)R20:(0〜0.13)N20:
A120i:XSiO2上式中Rはエチレンジアミンま
たはピロリジンから誘導される有機塩基含有カチオンで
あり、Mはアルカリ金属、特にナトリウムであり、Xは
8〜約50である。
合成25M−35ゼオライトは一定の顕著な結晶構造を
有し、そのX線回折パターンを下記の表2に示す、この
X線回折パターンは。
天然のフェリエライとの回折ハターンと1似しており、
主な違いは天然のフェリエライトでは11.3Aではっ
きりした線を示すことぐらいである。
ZSM−35のいくつかの国々のサンプルを詳しく検査
すると、11.3〜11,5八において非常に弱い線を
示すが、この非常に弱い線はしかしながらzS\1−3
5についての1味のある線ではない。
表 3 d (\)                 l/!
s9.6  ±0.20      最強−最大強7、
lO±015中 6.99±0.14中 6゜64±0.14中 5、78±0.12        弱5.68±0.
12        弱4.98±0.10弱 4、58±0.09        弱3.99±0.
08弱 3.94±0.08      中強 3.85±0.08中 3.78±0.08強 3、74±0.08        お3.66±00
7中 3.54±0.07        最強3、48±0
.07        最強3、39±0.07   
     弱3.32±0.07      中弱 3.14土0.06      中弱 2、90±0.06        弱2.85土o、
oe       弱 2、71±0.05        弱2、65±0.
05        弱2.62±0.05     
   弱2.58±0.05弱 2、54±0.05         弱2.48±0
.05        弱ZSM−35の更に別の特徴
はその吸着能力であり、アンモニアで交換した形態のも
のを焼成することによって得られろ水素型の天然フェリ
エライと比較した場合2−メチルペンタンの吸着能力が
高い(11−ヘキサン/2−メチルペンタンの比によっ
て表されるn−ヘキサンの吸着)ことである、ZSM−
35(600℃で焼成後)のn−ヘキサン/2−メチル
ペンタンの吸着比は10より低いのに対し、天然フェリ
エライトの場合のこの比の値は10よりかなり高く、例
えば34またはそれ以上にもなる。
ゼオライ)ZSM−35はアルカリ金lx酸化物(好ま
しくは酸化ナトリウム)、有機窒素含有酸化物、アルミ
ニウムの酸化物、珪素の酸化物及び水を含有する。27
ンαをrA製することによって適宜に製造することがで
き、この溶、αは酸化物のモル比で表して下記の範囲の
組成を有する。
」・     −船釣範(881互1上上丑珂R゛+へ
+”      0.2〜1.0     0.3〜0
.90H/S i O?  0.05〜0.5    
0.07〜0.49H2010H−旧〜500 100
〜250S i O2/八1203 8.8〜200 
 12〜60上式中Rはピロリジンまたはエチレンジア
ミンから誘導される有機窒素含有カチオンであり、N1
はアルカリ金属イオンであり、この混合物をゼオライト
の結晶が生成するまで保つ、OH−の量は有機塩基から
由来するものを含ませないで、簀機のアルカリからのO
H−だけの量を示す、生成した結晶を1α体から分離し
て回収する0代表的な反応条件は前記反応混合物を約9
0〜約400℃の温度で約6時間〜約100日加熱する
ことからなる。更に好ましい温度範囲は約150〜約4
00℃であり、この範囲の温度における加熱時間は約6
時間〜約808である。
このゲル粒子の温度は結晶が生成するまで行われる。1
′4られた固体生成物は全体を室温まで冷却し、濾過し
、水洗することによって反応媒体から分離回収される。
この結晶生成物はしかる後例えは約110’Cで約8〜
24時間乾燥されろ。
前記ゼオライトは有機カチオンの存在下で製造する場合
には触媒的に不活性である。これはおそらく、結晶内部
の自由空間が製造溶液からの有機カチオンによって占領
されているためである。これらは不活性雰囲気中で例え
は500℃で1時間加熱し、しかる後にアンモニウム塩
で塩基交換し、しかる後空気中で500℃で焼成するこ
とによって活性化させることが出来ろ、製造溶液中に有
機カチオンが存在することはこのタイプのゼオライトの
製造の絶対的必須集注ではないが、これらのカチオンが
存在することはこの特別なタイプのゼオライトの製造に
有利に働く、更に一般的にはこのタイプの触媒をアンモ
ニウム塩で塩基交換し、しかる後空気中で約500℃で
15分から約24時間焼成することによってこのタイプ
の触llXを活性化することが望ましい。
天然ゼオライトを場合によってはいろいろな活性手順及
び他の処理手段、例えば塩基交換、蒸気処理、アルミナ
抽出及び焼成などを絡み合わせてこのタイプのゼオライ
ト触媒に転化してもよい、このように処理できる天然鉱
物としてはフェリエライト、プリューステライト、ステ
ルバイト、ダテアルダイト、エビステルバイト、ホーラ
ンダイト、及びクリブチロライトなとがある。好ましい
結晶性アルミノシリケートとしてはZSき1−5、ZS
M−11,ZSM−12、ZSM−38及びZSM−3
5なとがあり、ZSM−5が特ζこ好ましい。
本発明の好ましい実施態様では、ゼオライトは乾燥した
水素の形態て約1.6g/cm”よりも実賞的に低くな
い結晶骨格密度を有するものが遍択されろ、これらの基
準を満たすゼオライトはガソリン沸点範囲の炭化水素生
成物の製造を最大ζこする傾向があるので最も好ましい
ものであるものであることが発見された。すなわち本発
明の好ましいゼオライトは前述の制御指数が約1〜約1
2であり、シリカ/アルミナ比が少なくとも約12であ
り、乾燥結晶密度が約l。
G g / c m・以上である。公知の構造の乾燥密
度はW、 M、き4eieraの「ゼオライト構造」に
間する記事の第19頁に示されているように、1000
立方オングストロームの合計原子数から算出できるこの
記事はその内容がここにも引用されており、the 5
ociety ofChemical Industr
yによって1968年ロンドンで発行されたlTp。
uceetlings of the Contera
nce on Mo1ecular 5ieves”に
i!−+ている。結晶構造が不明である場合には結晶骨
格密度は従来の比重ビンによる方法によって測定できる
0例えば乾燥した水素型ゼオライトをその結晶によって
吸着されない有II溶媒中に漫i!せきすることここよ
って測定できる。この種のゼオライトの特異な活性及び
安定性は結晶の7ニオン骨格密度が約1.6g/cm2
以上であるということと畜接な関連がある。このように
密度が高いと言うことは結晶内の自由空間が比較的少量
であるということと関連があり、より安定な構造が得ら
れる。しかしながらこの自由空間は触媒活性の場として
重要である。
いくつかの代表的なゼオライトの結晶骨格密度は下記の
様である。
ゼオライト   空隙の容積   骨格密度フェリエラ
イト   0.28     1.フロモルデナイト 
   0.28     1.7ZSへ1−5、 II
    0.29       1゜79タテアルダイ
ト   0.32     1.72L       
   O,321,61クリブチロライト  0.34
     1.71ラウモンタイト   0.34  
   1.77ZSM−4(オメガ) 0.38   
  1.65ホーランデイト   0.39     
1.69F          O,411,57オフ
レタイト    0.40     1.55レビナイ
ト     0.40     1.54エリオナイト
    0.35     1.51クメリナイト  
  0.44     1.46チヤバサイト    
0.47     1.45A          0
.5      1.3YO6481,27 アルカリ金属の形態で合成した場合、一般にアンモニウ
ムイオン交換によって中間の形態としてアンモニウムの
形態にし、しかる後そのアンモニウム形態を焼成して水
素形態にすることによって簡便に本葉型に転化すること
が出来る。水素型の他の最初から存在する固有のアルカ
リ金属を約1.5重量%より低い値まで減少させた他の
形態の七オライドを使用してもよい、すなわちゼオライ
トの固有のアルカリ金属を他の周朋律表の第1B〜■族
の過当なイオン、例えばニッケル、鋼、亜鉛、パラジウ
ム、カル7ウムまたは希土類金属でイオン交換してもよ
い。
所望する転化反応を行う場合、前記結晶アルミノシリケ
ートゼオライトをこの反応で使用する温度及び他の条件
に耐久性のある別な母体材料に混入することが望ましい
、このような母体材料としては粘土、シリカ、及び/ま
たは金属酸化物なとの合成または天然物質並びに無機材
料などがある。これらは天然のままか、シリカ及び金属
酸化物の混合物を含むゼラチン状沈澱物またはゲルがあ
る。ゼオライトと複合できる天然粘土としてはモンモリ
ロナイトおよびカオリン類があり、これらの類にはデイ
キシ−(D i x i e)、マクナミーージョージ
ア(McNamee−Geog ia)およびフロリダ
(Florida)粘土等として知られるカオリンおよ
びサブベントナイトがあり、その主要鉱物成分はハロイ
サイト、カオリナイト、デイツカイト、ナクライトまた
はアノ−キサイドである。このような粘土は採鉱したま
まの状態で使用しても良く、あるいは焼成、ifl理ま
たは化学的変性を施して使用しても良い。
前記物質の他に本発明のゼオライトは多孔性母体材料、
たとえばアルミナ、シリカ−アルミナ、シリカ−マグネ
シア、シリカ−ジルコニア、シリカ−トリア、シリカ−
ヘリリア、シリカ−チタニアならびに三成分系のソリカ
ーアルミナートリア、シリカ−アルミナ−マグネシアお
よびシリカ−マグネシア−シリコニア等と複合させても
良い。
セオライト成分と無代酸化1)ゲル母体との相対的量比
は広範囲で変わり、セオライトの含有率は7!合体の1
11!にの約1〜約9911m%、通常約5〜約80重
量%である。
ここに記載した転化方法は固定床または移動床の触媒系
を使用して回分式、半速続式または連続的操作形帖で行
われる。#S動床反応器において使用後の触媒は再生区
域に送られ、そこでコークスは酸素含有雰囲気、たとえ
は空気中で高温において触媒から燃焼除去され、しかる
後に再生した触媒は転化区域に循環されて原料と接触さ
れろ。
固定床反応器において、再生は少量の酸素(0,5〜2
%)を含有する不活性ガスを使用し温度を最高500〜
550 ’C程度に制限してコークスを燃焼させること
からなる従来の方法によって行われる。
[発明の効果コ 本発明の方法でイソブチルベンゼンをエチル化すると、
非常に高いp一体の選択率てp−イソブチルエチル・ベ
ンゼンを製造でき、困難な〇一体および/またはnl一
体との分離が殆と不必要となり、経、斉的にかつ高純度
のp−イソブチルエチル・ベンゼンを製造てきろ。
以下、実施例にて本発明を詳述する。
X立聞エユ 20gのアンモニウム型ZSM−5を、熱い純水40c
cにホウMHBOi  6.7gを溶かした溶7αに!
4濁させ、約90℃の温度て15[11開撹1−It、
た。このスラリーを1欠;こ115Cの恒温(雪の中に
入れ、水を蒸発させなから30分毎に撹拌してスラリー
化し、均一性を保った。2時間後、水の大半を除去し、
恒温(曹の温度を200℃に上げた。5時間後、二の触
媒の重量を測定したら32.6gであった。
次にこの触媒ji 500 ’Cの電気炉の中に移し、
15時間空気を流した。冷却1女、触媒の重量は21.
85gであった。ホウ素の理工^含有率は4.65重量
%であ一ンた。
1立田ユ1 イソブチルベンゼンおよびエチレンをモル比(イソブチ
ルベンゼン/エチしン)を5.0にして、450℃の温
度で、大気圧下で、重量時間空間速度50で、実施例、
1てrA!2uた触媒上に通した。
イソブチルベンゼンの転化率は8.7%であった。主な
転化生成物は、下記のようであった。
五ル当 ベンゼン         5 1ルエン         3 エチル・ベンゼン      3 キルン類       12 イソブチルエチルlベンゼン p−t$        72 m−1本               3o  −9
本                0そのlt!!2 反唱漬の各成分を公社し、き4a s s、  I R
,NMRて確認したところ、未反応のイソブチルベンゼ
ンについては原料に用いたのと全く同一であり、p−イ
ソブチルエチルベンゼンについても、ブチル基はイソブ
チル基であり、イソブチル基の異性化等の副反応は生じ
ていないことを確認できた。
バラ異性体を96%含有するイソブチルエチルベンゼン
が得られたことは注目すべきことである。
大立聞−】 アンモニウム型ZSき・I−56gを純水15C−cに
酢酸マグネシウム四水和物7gを溶解した溶液で処理し
た。この@濁液を92℃に加熱し、15時間放置した。
このスラリーを結晶1ヒ用の皿に入れ、110℃の炉の
中に8時装置いた0次に温度を200℃に上げ、さらに
1時間放置した後、500℃の炉の中に16時間放置し
た。冷却後、触媒の重量は6.5gであった0分析の結
果マグネシウム含有率は10重量%であることがわかっ
た。
大立聞、1 実施例、3の触媒の存在下で、イソブチルベンゼン(I
BB)をエチレンでアルキル化した0反応条件および分
析の結果を下記の表1に示す。
表」。
温度(C)       350    400   
 450    500WH5V        7.
5    7.5    7.5    7.5モル比
       5    5    5    51B
B転化率(%)15    1B     23   
 3フイソブチルエチル・ベンゼン p一体    99    98    98    
901n一体     1    2    2   
 7〇一体    0     0     0   
  3上記の結果かられかるように1)一体の選択率は
非常に高いことがわかる。
χ止血2互 結晶サイズが0.02〜0.05ミクロンの823M−
5を35重量%のアルミナ結合剤を混合し、その混合物
を打錠成形して(φ3M)X3Mの円筒状触媒を得た。
この触媒100gを純水100ccに85%リン酸80
gを入れた溶液中に室温で155時間後た後ろ過して1
20℃で3時間乾燥し、500℃でさらに2時間焼成し
た。この焼成した触媒10gを純水20ccに酢酸マグ
ネシウム四水和物25gを溶解した溶液ζこ室温で15
5時間後てろ過し、120℃で2時間乾燥し、500℃
の炉の中で2時間焼成した。その結果得られる制せ異物
は4.2重量%のリンおよび7.4!量%のマグネシウ
ムを含有していた。
寒血鼠工旦 実施例、5の触媒の存在下でイソブチルベンゼン(IB
B)をエチレンでアルキル化した0反応条件および分析
の結果を下記の表2に示す。
表2 温度(’C)     350   400   45
0   500WH3V      4.0   4.
0   4.0   4.0モル比      2.5
   2.5   2.5   2.51BB転化$(
%)8    10    13    2フイソブチ
ルエチルベンゼン p一体   99    98    97    9
1m一体    l     2   3   7〇一
体    0    0    0    2上記の結
果かられかるようにp一体の選択率は非常に高いことが
わかる。
宜遊」L−ヱ H2SM−510gをメタノール150ccに85%リ
ン酸3゜25gを入れた溶液に!!濁させた。この懸I
Il液を15時間還流し、150℃の炉の中に3時装置
いた0次にこの触媒を空気中で500℃で4時間焼成し
た。得られた触媒のリン含有率は7.9%であった。
実遊」L−旦 実施例、7の触媒を使用してイソブチルベンゼン(IB
B)をエチレンでアルキル化した0反応条件および分析
の結果を下記の表3に示す。
ム 温度(”C)        450   500WH
3V        4. 0   4. 0モル比 
       2.5   2.5IBB転化率(%)
   7   12イソブチルエチルベンゼン p一体     83   78 m一体      17   22 〇一体      OO 上記の結果かられかるようにp一体の選択率は高いこと
がわかる。
犬施コ、9 結晶サイズが0.02〜0.05ミクロンのアンモニウ
ム!!2ZSM−512gを、熱い純水25ccにホウ
l12H3BOa  3.2gおよび85%リン酸0.
45gを溶かした溶液に懸濁させ、85℃の温度で15
時間攪拌した。このスラリーを次に110℃の恒温槽の
中に入れ、6時間後500℃のミス炉の中に移し、15
時間空気を流した。冷却後、触媒の重量は12.67g
であった。ホウ素の理論含有率は4重量%であった。
宜症ヱqα 実施例、9の触媒を使用してイソブチルベンゼン(IB
B)をエチルアルコールでアルキル化した0反応条件お
よび分析の結果を下記の表4に示す。
五ユ 温度(’C)        450   500\V
HSV        5.0   5.0モル比  
      10    10IBB転化率(%〉2フ イソブチルエチルベンゼン p一体     88   86 m一体      12   14 〇一体      OO 上記の結果かられかるように、転化率は低いがp一体の
選択率は高いことがわかる。〇一体は実質的に生成して
いない。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、結晶性アルミノシリケートゼオライトから成る触媒
    の存在のもとに転化条件下でイソブチルベンゼンをエチ
    ル化剤と接触させることから成るイソブチルベンゼンの
    エチル化方法において、前記結晶性アルミノシリケート
    ゼオライト触媒がα値=2〜5000である活性を有し
    、キシレン吸着能力がゼオライト100g当り1gより
    大きく、前記吸着能力の30%までのオルソキシレン吸
    着時間が10分より長く(前記吸着能力および吸着時間
    は120℃でキシレン圧力を4.5±0.8mmHgに
    して測定)、シリカ/アルミナ比が少なくとも12であ
    り、制御指数が1〜12であることを特徴とするイソブ
    チルベンゼンのエチル化方法。 2、前記転化条件は温度が250〜600℃で、圧力が
    0.1〜100気圧で、重量時空間速度が0.1〜10
    0で、イソブチルベンゼン/エチル化剤の原料モル比が
    1〜10である特許請求の範囲第1項記載の方法。 3、前記転化反応を300〜500℃の温度で行う特許
    請求の範囲第1項または第2項に記載の方法。 4、前記転化反応を2.5〜7.5の重量時空間速度で
    行う特許請求の範囲第1〜3項のいずれかに記載の方法
    。 5、イソブチルベンゼン/エチル化剤のモル比が2〜8
    である特許請求の範囲第1〜4項のいずれかに記載の方
    法。 6、前記エチル化剤がエチレン、エチルアルコール、ハ
    ロゲン化エチル、ジエチルエーテル、エチルメチルメル
    カプタンまたはジエチルサルファイドである前述の特許
    請求の範囲のいずれかに記載の方法。 7、前記結晶性アルミノシリケートゼオライトを、リン
    、アンチモン、ホウ素、ウラン、マグネシウム、亜鉛お
    よび/またはカルシウムの酸化物0.5〜40重量%と
    組み合わせることによって予め変性する前述の特許請求
    の範囲のいずれかに記載の方法。 8、前記結晶性アルミノシリケートゼオライトをリン酸
    化物1〜25重量%と組み合わせることによって予め変
    性する特許請求の範囲第7項記載の方法。 9、前記結晶性アルミノシリケートゼオライトをマグネ
    シウム酸化物1〜25重量%と組み合わせることによっ
    て予め変性する特許請求の範囲第7項または第8項に記
    載の方法。10、前記結晶性アルミノシリケートゼオラ
    イトをホウ素酸化物1〜20重量%と組み合わせること
    によって予め変性する特許請求の範囲第7〜9項のいず
    れかに記載の方法。 11、前記結晶性アルミノシリケートゼオライトをアン
    チモン酸化物6〜40重量%と組み合わせることによっ
    て予め変性する特許請求の範囲第7〜10項のいずれか
    に記載の方法。 12、前記結晶性アルミノシリケートゼオライトを25
    0〜1000℃の温度で0.5〜100時間蒸気処理す
    ることによって予め変性する特許請求の範囲のいずれか
    に記載の方法。 13、前記結晶性アルミノシリケートゼオライトを予備
    コーキングさせてコークスを2〜75重量%堆積させる
    ことによって予め変性する特許請求の範囲第1〜6項お
    よび第12項のいずれかに記載の方法。 14、前記結晶性アルミノシリケートゼオライトがZS
    M−5である前述の特許請求の範囲のいずれかに記載の
    方法。 15、前記結晶性アルミノシリケートゼオライトが結合
    剤と混合したものである前述の特許請求の範囲のいずれ
    かに記載の方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0903178A1 (en) * 1997-09-17 1999-03-24 China Petro-Chemical Corporation A pentasil-type molecular sieve containing composition and its preparation method

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0903178A1 (en) * 1997-09-17 1999-03-24 China Petro-Chemical Corporation A pentasil-type molecular sieve containing composition and its preparation method

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