JPH01227210A - 磁気ヘッド装置 - Google Patents

磁気ヘッド装置

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Publication number
JPH01227210A
JPH01227210A JP5295488A JP5295488A JPH01227210A JP H01227210 A JPH01227210 A JP H01227210A JP 5295488 A JP5295488 A JP 5295488A JP 5295488 A JP5295488 A JP 5295488A JP H01227210 A JPH01227210 A JP H01227210A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thin
core
magnetic
head
thin film
Prior art date
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Pending
Application number
JP5295488A
Other languages
English (en)
Inventor
Shintaro Nagatsuka
永塚 伸太郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP5295488A priority Critical patent/JPH01227210A/ja
Publication of JPH01227210A publication Critical patent/JPH01227210A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、ビデオテープレコーダ(以下VTRと言う
。)などに使用される磁気ヘッド装置に関するものであ
る。
(従来の技術) VTRにおいては、特殊再生を行なう場合に便利なダブ
ルアジマスの磁気ヘッド装置が使用されることがある。
第6図は、ダブルアジマスの磁気ヘッド装置である。
2個のヘッド本体2a、2bは、それぞれが厚いコア4
a、4bと薄いコア5a、5bとによりギャップla、
’lbを形成している。厚いコア4a、4bにはそれぞ
れ凹部があり巻線溝6a。
6bを形成している。この凹部を塞ぐように薄いコア5
a、5bが例えばガラスGによる融着て一体化されてい
る。このヘッド本体2a、2bは、互いのギャップla
、lbが同じ面方向(図面では上)を向きかつ、互いの
薄いコア5a、5bの互いの背面を対向させて1つのヘ
ッドベース3に取付けられている。そして互いのギャッ
プla。
1bのアジマスは、異なる方向の角度である。
ところで、ヘッド本体2a、2bのギャップla、lb
の間隔Lggは、通常2)((H:1水平期間)分に設
定され、約740μmである。このため、第7図に示す
ように、薄いコア5aの厚みLは、厚いコア4aの厚み
k(通常1〜2Il!m)よりも格段と薄くする必要が
ある。さらに、コア4a、5aに対しては、巻線7aを
巻回する必要かあり、この巻線7aが他方のヘッド本体
2b側の巻線(図示せず)と接触しないように構成する
必要がある。このためにも、薄いコア5aはできるだけ
その厚みLを薄くしたほうがよい。
一方、磁気抵抗の面から考えると、薄いコア5aの厚み
Lは、効率を上げるためにできるだけ大きくした方か良
い。つまり上記の厚みLと、ヘッド本体2aの再生効率
との関係をグラフに表わすと、第8図に示す関係にある
。厚みLを小さ(していくと、磁気抵抗が大きくなるた
めに、記録再生効率が低下する。
上記のように、ヘッド装置の空間的な制約により要求さ
れる薄いコア5a、5bの条件と、再生記録効率から要
求される薄いコア5a、5bの条件とは、相反する条件
である。
従って、従来は、上記相反する条件のバランスをとって
薄いコア5a、5bの厚みLoが選定されている。現在
実現されている装置としては、厚みLo−200μm前
後である。しかしながら、厚bLo−200μlのヘッ
ドは、第8図に示すように、比較的効率の低下している
領域で用いられていることになる。このような効率は、
特に高記録密度を実現するために少しでも出力効率を上
げようとした場合の障害となっている。
(発明か解決しようとする課題) 上記のように、従来のヘッド装置は、空間的な要求によ
る薄いコアの条件と、再生記録効率などの性能の面から
要求される薄いコアの条件とが相反するために、両者の
バランスをとって薄いコアの厚みLoを選定しているが
、この厚みLoが高記録密度を実現する場合の障害にな
っている。
そこでこの発明は、薄いコアの全体厚みLOが変らず大
きさの制限である空間的な要求を満足し、性能面の要求
である効率を向上できる磁気ヘッド装置を提供すること
を目的とする [発明の構成〕 (°課題を解決するための手段) この発明の装置は、ヘッド本体を構成する薄いコアの少
なくとも背面に、高透磁率、高飽和磁束密度の磁性薄膜
層を形成した構成とするものである。
(作用) 上記の手段により、高透磁率、高飽和磁束密度の金属磁
性薄膜層の影響で磁気抵抗が下がり記録、再生効率を向
上でき、この様な構造であるからといって薄膜層が、ヘ
ッド装置を構成するための空間的な要求に障害となるこ
とはない。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図はこの発明の一実施例であり、第6図に示したV
TRのダブルアジマスヘッド装置の一方のヘッド本体に
相当する。
ギャップ1を有したヘッド本体2は、厚いコア4と薄い
コア5により構成されている。コア材料としては、酸化
物磁性体例えばMn−Znフェライトが用いられる。こ
こで、厚いコア4は、従来と同様であり、また薄いコア
5と一体化する方法も従来と同様にガラスGを用いて融
着されている。
本装置か従来と異なる部分は、薄いコア5の背面、つま
り第6図で説明したように2つのヘッド本体を互いに薄
いコアが対向するように対向させたときに、互いに向合
う面に高透磁率、高飽和磁束密度の磁性体薄膜層S1が
形成されている点である。
図には示していないがダブアルアジマスヘッド装置の他
方のヘッド本体に付いても同様である。
磁性体薄膜層S1は、薄いコア5の厚みLoを増加させ
ない、又は巻線に支障がない範囲で増加させた程度の厚
みである。この層は、スパッタまたは蒸着手段により形
成される。この磁性薄膜層S1としては、センダスト、
パーマロイ。
Fe−Co系のアモルファス薄膜を利用できる。更に薄
いコアラの背面とは半体側の巻線溝6側の面にも磁性薄
膜層S2が形成される。薄膜層は、両方に形成した方が
効果的であるが、片方だけでも良い。磁性薄膜層Sl、
S2を用いた場合、薄膜層Sl、S2の厚さをLsl、
Ls2とした場合、Lo −LL +Lslの条件を保
つことが可能である。
Llは薄いコアの実質厚みであり、Loは、ヘット装置
として要求される空間的な寸法条件である。
上記のように、開通磁率、高飽和磁束密度の磁性薄膜層
S1あるいはSlおよびS2を形成した場合、記録、再
生出力効率と厚みLとの関係は、第3図に示すようにな
る。第3図の実線で示す特性Aが従来のヘッド、−点鎖
線で示す特性Bか磁性薄膜層S1を設けたヘッド、点線
で示す特性Cが、更に磁性薄膜層S2を追加した場合の
ヘッドのものである。
この特性からもわかるように、磁性薄膜層S1、あるい
はSlおよびS2を設けると、ヘッド出力の効率か向上
していることかわかる。
第4図はこの発明の他の実施例である。磁性薄膜層S1
を形成すると、フェライトコアと薄膜層との境界に、偽
のギャップ層が生じる可能性がある。偽のギャップ層が
生じると、電気的特性上で不要な信号をピックアップし
たり逆電流を発生し特性を劣化させることがある。これ
を防止するために第4図に示すように、フェライトコア
と磁性薄膜層との境界面か、テープトレース面に現れな
いように、この境界部分を斜めにカットし、面取り部8
を形成しても良い。
さらにまた、磁性薄膜層として金属薄膜層を形成した場
合、その厚さL sl、  L s2が厚くなるとうす
電流損が発生するが、これに対しては、第5図に示すよ
うに、例えば磁性薄膜層S1をtlとt2の2層に分け
て形成し、この層t1とt2との間に、例えば5i02
. Al2O3等からなる薄い電気的絶縁膜層kを形成
するという多層構造にして、うず電流損による効率低下
を防ぐことができる。
[発明の効果コ 以上説明したようにこの発明は、薄いコアと厚いコアと
を一体化して得られるヘッド本体において、薄いコアの
厚みLoに機械的制限がある場合、その効率の低下をカ
バーすることができ、性能向上を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す斜視図、第2図は第
1図のヘッド本体の側面図、第3図は本発明装置の性能
を説明するために示した特性説明図、第4図及び第5図
はそれぞれ本発明装置の他の実施例を示す側面図、第6
図はダブルアジマスヘット装置の構成説明図、第7図は
第6図の装置のヘッド本体を取出して示す側面図、第8
図は第7図のヘッド本体の特性説明図である。 1・・ギャップ、2−ヘッド本体、4・・厚いコア、5
・・薄いコア、Sl、S2−・・磁性薄膜層。 出願人代理人  弁理士 鈴江武彦 第1 図 第2図 第7図 第8図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 それぞれが薄いコアと厚いコアによりギャップを形成し
    た2個のヘッド本体を用い、双方のギャップが同じ面方
    向を向きかつ、互いの薄いコアを対向させて1つのヘッ
    ドベースに取付けた磁気ヘッド装置において、 前記ヘッド本体を構成する各薄いコアの互いの対向面に
    対して、高透磁率、高飽和磁束密度の磁性薄膜層を形成
    していることを特徴とする磁気ヘッド装置。
JP5295488A 1988-03-07 1988-03-07 磁気ヘッド装置 Pending JPH01227210A (ja)

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JP5295488A JPH01227210A (ja) 1988-03-07 1988-03-07 磁気ヘッド装置

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JP (1) JPH01227210A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03176804A (ja) * 1989-12-04 1991-07-31 Mitsubishi Electric Corp 磁気記録再生装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03176804A (ja) * 1989-12-04 1991-07-31 Mitsubishi Electric Corp 磁気記録再生装置

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