JPH01227016A - 質量流量計 - Google Patents

質量流量計

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JPH01227016A
JPH01227016A JP63053218A JP5321888A JPH01227016A JP H01227016 A JPH01227016 A JP H01227016A JP 63053218 A JP63053218 A JP 63053218A JP 5321888 A JP5321888 A JP 5321888A JP H01227016 A JPH01227016 A JP H01227016A
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resistor
constant
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flow rate
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Makoto Tanaka
誠 田中
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Hitachi Metals Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、導管内を流れる流体の質量流量を計測する
ための流量計に間し、特に管径の小さな導管内を流れる
気体の質量流量を計測するための流量計に関するもので
ある。
[従来の技術] 上記流量計に関する従来技術としては、特開昭62−1
32120号公報に開示されたものがあり、これは流体
が流れる導管に温度に応じて電気抵抗が変化する2個の
同一の抵抗体を相接して巻回し、両抵抗体のそれぞれに
ついて設けた定温度制御回路によって両抵抗体を同一か
つ一定温度に保ち、(PAPa) / (PA+ Pa
)  (ただしPA、PBはそれぞれ第1及び第2の抵
抗体に与えられるエネルギーである)を計数し、この値
に基づいて導管内の流体の質量流量を計測する流量計で
ある。
[発明が解決しようとする課題] 上記従来の流量計では、流量が0の状態で両抵抗体の平
均温度Tと外気温度Toとの差AT= T −T。
が増加すると、放熱によって両抵抗体の熱が奪われて温
度が低下するが、画定温度制御回路がこれを補償するた
めに、第1の抵抗体に与えられるエネルギーPAと第2
の抵抗体に与えられるエネルギPBとはともに増加し、
Aを比例定数としてPA=PB=A−ATの関係となる
しかる後流体を流すと、流体の質量流量Qが増加するの
に従って、上流側にある第1の抵抗体の流入端の流体温
度は低下し、流入端の抵抗体温度も低下するが、第1の
定温度制御回路は第1の抵抗体の平均温度Tを一定に保
つから、第1の抵抗体に与えられるエネルギーPAは増
加して、aを比例定数としてPA= (A + aQ)
ATとなると同時に、流出端の抵抗体温度は上昇する。
他方、温度上昇した第1の抵抗体の流出端からの伝熱に
よって、下流側にある第2の抵抗体の流入端の抵抗体温
度は上昇し、第2の定温度制御回路は第2の抵抗体の平
均温度Tを一定に保つから、第2の抵抗体に与えられる
エネ・ルギーPBは減少して、bを比例定数としてpm
= (A−bQ)、lITとなり1、PA  Pa  
  (a+b)Q PA + Pa   2A+ (a  b)Qとなる。
ここでPAはいくらでも増大し得るのに対して、PRは
0以下にはなり得ないから、流量Qが増加するのにつれ
てpB= (A−bQ)dTの成立性が崩れ、広範囲の
流量に互ってこの流量計を利用することが困難であった
。またa=bであれば PA+PB   A となるから、(PA−pa) / (PA+ PR)は
流量Qに比例するが、流量の増加に伴う第1の抵抗体に
与えられるエネルギーPAの増加量と、第2の抵抗体に
与えられるエネルギーPRの減少量とは同一ではなく、
a=bは成立しないがら、上記比例関係は成立しないと
いう問題点があった。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記課題を解決するために、第2の抵抗体をレ
ファレンス側として、導管に巻回することなく第1の抵
抗体とは別個に配置し、これを利用して第1の抵抗体に
与えられるエネルギーのうち放熱による分を除外しかつ
外気温度の変動によるエネルギーの増減を補正する回路
を設けて、広範囲の流量に互って線形に流量を測定でき
るようにしたものである。
すなわち本発明は、流体が流れる導管に温度に応じて電
気抵抗が変化する第1の抵抗体を巻回し、該第1の抵抗
体とは独立にかつ近傍に温度に応じて電気抵抗が変化す
るコイル状の第2の抵抗体を設け、前記両抵抗体のそれ
ぞれについて設けた定温度制御回路によって両抵抗体を
同一かつ一定温度ニ保チ、(VA  kVB)/ kV
B  (タだしVA、VBはそれぞれ第1及び第2の抵
抗体に印加される電圧、kは定数であって流量が零のと
きのVA/VBである)を計数し、この値に基づいて前
記導管内の流体の質量流量を計測する流量計である。
[作用] 第2の抵抗体に与えられるエネルギーpaは放熱による
分だけであるから、Bを比例定数としてP。
=B・−Tであるが、第1の抵抗体に与えられるエネル
ギーPAは流体を加熱する分が加わるから、PA=(A
+ aQ)ATとなる。ただし流体の温度は外気温度T
oに等しいと仮定して、aは流体の比熱である。
また第1の抵抗体と第2の抵抗体とが同一のときには、
B=Aである。
次に第1及び第2の抵抗体の電気抵抗をそれぞれRA、
RBとすれば、 VA= (RAPA)”2 = (RAIIITiA + aQ))”2VB= (
RBPB)”2 =(RBΔT、B)1/2 である。またkはQ=OのときのVA/VBであるから
、k = (RAA/RBB)1/2であり、かつ両抵
抗体は定温度制御しているから、RAとRBとは一定で
ある。
ここでPAのうち放熱による分は、流体を昇温させる分
よりも格段に大きいからA>aQ、すなわちaQ/A(
1であり、 VA”(RAΔT−A)”2・(1±aQ/A)l/2
2A   8A の第3項以下を省略して、 aQ VA= < RAI!lT・A)1’2 (1+ −)
vA となるから、 vB2A となって、(VA  kVB)/ kVeは流量Qに比
例し、かつ流量が大きいときにこの関係を阻害する要因
はない。すなわち広範囲の流量に互ってこの流量計を利
用することができる。
[実施例] 本発明による流量計の一実施例を添付の図面によって説
明する。図は同実施例を示す回路図である。図において
3は導管であって、該導管3内には流体Fが矢印方向に
流れる。1は導管3の外周に巻回した第1の抵抗体であ
って、該第1の抵抗体1は、鉄ニッゲル合金などの温度
係数の大きな材質よりなる。
2は、上記第1の抵抗体1とは独立に設けた温度係数の
大きなコイル状の第2の抵抗体であり、該第2の抵抗体
2は、外気温度や外気の風速などの雰囲気の条件がほぼ
第1の抵抗体1と同じになるように、第1の抵抗体1の
近傍に配置されている。第2の抵抗体2は、巻線数や線
の太さや材質までも第1の抵抗体1と同一にする必要は
なく、また導管3と同−又は異なる材質の管又は丸棒に
巻回してもよいし、コイルのみとして用いてもよいが、
雰囲気条件をなるべく第1の抵抗体1と同じにするため
に、第1の抵抗体1と同一のものを使用して、導管3と
同一の管4に巻回するのが望ましい。ただしこのときで
も管4に流体Fを流すわけではない。
10及び20は、それぞれ上記第1及び第2の抵抗体1
.2のための定温度制御回路であり、両者は同様に構成
されているから、第1の抵抗体1のための定温度制御回
路10についてだけ説明する。すなわち第1の抵抗体1
の一端は接地されており、他端は可変抵抗R1を含む抵
抗回路11に接続されており、該抵抗回路11の他端は
抵抗12に接続されており、該抵抗12の他端は抵抗1
3に接続されており、該抵抗13の他端は接地されてい
る。第1の抵抗体1と抵抗回路11との接続点と、抵抗
12と抵抗13との接続点とは、差動増幅器14に入力
されて、該差動増幅器14の出力は抵抗回路11と抵抗
12との接続点に接続されている。
定温度制御回路10は以上のように構成されており、外
気温度T。が低下するか、または導管3内に流体Fが流
れると、第1の抵抗体1の温度が低下してその電気抵抗
も減少するが、差動増幅器14への入力バランスが崩れ
て抵抗回路11と抵抗12との接続点の電位が上昇し、
第1の抵抗体1と抵抗回路11との接続点の電位vAも
上昇して該抵抗体の発熱量が増加し、該抵抗体の温度は
上昇してその電気抵抗も増加し、こうして第1の抵抗体
1の流入端から流出端に亙る平均の温度Tは一定に保た
れ、したがって第1の抵抗体1の全体の電気抵抗RAも
一定に保たれる。
第2の抵抗体2のための定温度制御回路20の構成と作
用も上記と同様であり、画定温度制御回路10.20に
よって両抵抗体1.2の平均温度が同一の温度T、例え
ば110℃になるように予め抵抗回路11.12の可変
抵抗R,,R2を定めておくことにより、両抵抗体1.
2は同一かつ一定温度Tに保たれる。
次に30は定倍回路であって、第2の抵抗体2と抵抗回
路21との接続点の電位VBか該定倍回路30に入力さ
れ、可変抵抗Rkを調節することによってに倍された電
位kVBが出力される。40は減算回路であって、第1
の抵抗体1と抵抗回路11との接続点の電位vAと、上
記定倍回路の出力kvBとの差■、−kVBが出力され
る。50は除算回路であって、上記減算回路の出力vA
−kvBを前記定倍回路の出力kvBで除した値(VA
  kVB)/ kVBが出力される。前記定倍回路3
0の可変抵抗Rkは、流体Fの流量Qが0のときに、除
算回路50の出力がOとなるように調整される。なお両
抵抗体1.2が全く同一であればに=1であるから、定
倍回路30を削除した構成とすることも可能ではあるが
、両抵抗体を同一のものとすることは困難であるから、
図のように定倍回路30を設けることが好ましい。
本実施例は以上の構成と作用とを有し、除算回路50ノ
出力(VA  kVB)/ kVB Chi広K Wi
 f) a i Q ニ亙ってQに比例するものである
から、該出力(VAkVB)/kVBを予め流量Qに対
して較正しておくことにより、導管3内を流れる流体F
の流量計として使用することができる。
なおりA−kvBをVBテ除した( VA  kVB)
/ Vaも当然に流量Qに比例するものであるから、減
算回路の出力vA−kvBと定倍回路30の入力■8と
を、除算回路50への入力とすることもできる。
またに゛をQ=0のときのPA/PR5すなわちに’=
A/Bとすれば、 k’ Pa    A となる。すなわち(PA  k’ Pa) / k’ 
Pa、ないしは(PA  k’Pa) / PBは流量
Qに比例するから、第1及び第2の抵抗体に与えられる
エネルギーPA、Paを計測する回路を設けた後に、上
記と同様に定倍回路と減算回路と除算回路とを設けるこ
とにより、流量計として使用することもできる。
更に本実施例は両抵抗体1.2を自己発熱型のものと使
用しているが、温度を検出する抵抗体とは別にヒーター
を設けた傍熱型のものとすることもできる。
[発明の効果] 本発明にかかる質量流量計によって、第1の抵抗体と第
2の抵抗体との間に巻線の長さや太さや図 材質などの相違があっても、また流体を流す導管と第2
の抵抗体を巻回した管との間に太さや厚みなどのバラツ
キがあっても、導管内を流れる流体の質量流量は、広範
囲の流量に互って線形に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明にかかる質量流量計の一実施例を示す回路図
である。 1・・第1の抵抗体    2・・・第2の抵抗体3・
・・導管        F・・−流体10.20・・
・定温度制御回路 30・・・定倍回路40・・・減算
回路      50・・・除算回路代理人 弁理士 
猪 熊 克 彦 面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 流体が流れる導管に温度に応じて電気抵抗が変化する第
    1の抵抗体を巻回し、該第1の抵抗体とは独立にかつ近
    傍に温度に応じて電気抵抗が変化するコイル状の第2の
    抵抗体を設け、前記両抵抗体のそれぞれについて設けた
    定温度制御回路によって両抵抗体を同一かつ一定温度に
    保ち、(V_A−kV_B)/kV_B(ただしV_A
    、V_Bはそれぞれ第1及び第2の抵抗体に印加される
    電圧、kは定数であって流量が零のときのV_A/V_
    Bである)を計数し、この値に基づいて前記導管内の流
    体の質量流量を計測する流量計。
JP63053218A 1988-03-07 1988-03-07 質量流量計 Expired - Lifetime JPH0668452B2 (ja)

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