JPH0122700B2 - - Google Patents
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- JPH0122700B2 JPH0122700B2 JP56013152A JP1315281A JPH0122700B2 JP H0122700 B2 JPH0122700 B2 JP H0122700B2 JP 56013152 A JP56013152 A JP 56013152A JP 1315281 A JP1315281 A JP 1315281A JP H0122700 B2 JPH0122700 B2 JP H0122700B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass bulb
- glass
- wall thickness
- mold
- bulb
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Links
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- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 25
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J9/00—Apparatus or processes specially adapted for the manufacture, installation, removal, maintenance of electric discharge tubes, discharge lamps, or parts thereof; Recovery of material from discharge tubes or lamps
- H01J9/24—Manufacture or joining of vessels, leading-in conductors or bases
- H01J9/245—Manufacture or joining of vessels, leading-in conductors or bases specially adapted for gas discharge tubes or lamps
- H01J9/247—Manufacture or joining of vessels, leading-in conductors or bases specially adapted for gas discharge tubes or lamps specially adapted for gas-discharge lamps
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
Description
本発明は環形螢光ランプの製造方法の改良に関
するものである。 一般に環形螢光ランプは例えば特公昭36−
20998号公報に開示されているように、直線状の
ガラスバルブの両端に、電極を具えたステムを封
止すると共に、封止部の近傍にモールド型を用い
て節部を形成し、この節部を把持して加熱軟化状
態のガラスバルブを環形に曲成することによつて
製造されている。 ところで、現在実用化されている環形螢光ラン
プにおいて、ガラスバルブ、ステムには鉛ガラス
が用いられている関係で、封止状態における封止
部の近傍の肉厚はほぼ均一に形成される傾向にあ
る。このために、封止部の近傍にモールド型によ
つて節部を形成した場合、特に節部の肉厚は極端
に薄くなり、ガラスバルブの曲成時に節部が破損
され易いという問題がある。 従つて、特公昭53−27592号公報にはこのよう
な問題に対する一解決法が開示されている。即
ち、この方法はまず第1図に示すように、ガラス
バルブAとステムBとの封止部及びその近傍をモ
ールド型C,Cにて囲繞した後、ガラスバルブA
ないしモールド型C,Cの相対的な移動により封
止部の近傍を軸方向に1〜10mm圧縮して厚肉部を
形成し、然る後、第2図に示すように、ガラスバ
ルブA内に空気を圧入し、封止部の近傍をモール
ド型に沿わせることによつて節部Dを形成するも
のである。 この方法によれば、封止部の近傍に形成された
節部の肉厚を所定以上の肉厚にできることもあつ
て、ガラスバルブAの曲成時における節部Dの破
損を著しく減少できるという優れた効果が得られ
る。 しかし乍ら、この方法は軟化状態にあるガラス
バルブを軸方向に圧縮するものであるから、封止
部を均一な厚肉に圧縮することが難しく特にガラ
スバルブAとしてソーダガラスを、ステムBとし
て鉛ガラスをそれぞれ用いるものにあつてはソー
ダガラスが鉛ガラスに比べて軟化温度が高いため
に、封止部の近傍の肉厚はすべての構成部材に鉛
ガラスを用いたものに比し厚くなる傾向にあり、
偏肉を生じ易い。 従つて、このような偏肉のある厚肉部分を上述
の方法によつてさらに圧縮すれば、一層厚肉化し
てモールド成形後における節部の肉厚分布を均一
にすることができなくなる。このために、曲成工
程での破損不良の発生は少ないものの、曲成後に
おいて破損し易くなるという欠点がある。 本発明はこのような点に鑑み、モールド成形後
における節部の肉厚を均一化できる上、ガラスバ
ルブの曲成時ないし曲成後における破損不良を著
しく減少できる環形螢光ランプの製造方法を提供
するもので、以下その一製造方法について第3図
〜第8図を参照して説明する。 まず、第3図に示すように、電極を具え、かつ
鉛ガラスよりなるステム1をマウントピン2に、
フレア部1aがチツプ部2aに載置されるように
セツトすると共に、内面に螢光膜を具え、かつソ
ーダガラスよりなるガラスバルブ3を、それの下
端3aがフレア部1aより下方に位置するように
配置する。そして、ガスバーナ4にて主としてフ
レア部1aの下端に対応するガラスバルブ部分を
加熱する。これによつて、ガラスバルブ3は局部
的に軟化され、図示点線のように内方に変形し、
フレア部1aの下端に接触するようになる。さら
にフレア部1aの下端に対応するガラスバルブ部
分に特に強く調整されたガスバーナ4の炎を当て
ることによつて、第4図に示すように、ガラスバ
ルブ3の下端は切り落される。 引続いて、封止部5並びにその近傍を加熱する
ことによつて、ステム1のフレア部1aとガラス
バルブ3とは完全に融着されると共に、ガラスの
流下によつて第5図に示すように封止部5の近傍
の肉厚は厚くなる。この厚肉部の肉厚dは例えば
ステムフレア部1aの肉厚が0.7〜0.85mm好まし
くは0.75〜0.8mm、ガラスバルブ3の肉厚が0.95〜
1.2mm好ましくは1.05〜1.15の場合、1.8〜3.0mmの
範囲に設定される。 次に、第6図に示すように、ガラスバルブ3の
下端部分を、左右に分割されたモールド型6,6
にて囲繞する。尚、モールド型6にはそれの底面
部6aに近い側面部6bに断面がほぼ山形の突出
部7が、底面部6aの中央部分にマウントピン2
より若干大きい目の開口部8がそれぞれ形成され
ている。そして、モールド型6,6の閉合はその
際に、封止部5の下端がモールド型6の底面部6
aに接触して形態が損なわれないように、それぞ
れの間隔(空間部)Hが1〜10mm程度となる位置
にて行われる。これと同時に、マウントピン2は
チツプ部2aの上端がモールド型6の底面部6a
とほぼ面一になるように下降される。 次に、第7図に示すように、H寸法が−0.5〜
1.0mm好ましくは0〜0.5mmとなるようにガラスバ
ルブ3を軸方向に押し下げる。引続いて、マウン
トピン2を、チツプ部2aの上端がモールド型6
の底面部6aより下方に位置するように下降させ
ると共に、ガラスバルブ3内に気体例えば空気を
圧入し、封止部5の近傍をモールド型6の内側面
に密接させる。この際、封止部5の近傍(厚肉部
分)の肉は突出部7に沿つて流動して第8図に示
すように肉厚の均一な節部9が形成される。 然る後、ガラスバルブ3の節部9を把持し、加
熱軟化されたガラスバルブ3を曲成ローラを用い
て環形に曲成する。尚、この際、ガラスバルブ内
には不活性ガスが圧入される。以下、通常の方法
にて環形螢光ランプが製造される。 このように封止部5の近傍にはガスバーナ4の
炎の大きさ,火力などの調整によつて厚肉部が形
成されるために、モールド型6による節部9の形
成時に、突出部7に沿つた肉の流れが改善でき
る。従つて、節部9の肉厚分布はほぼ均一にで
き、ガラスバルブ3の曲成時ないし曲成後におけ
る節部9の破損を著しく減少できる。 又、封止部5の近傍に節部9をモールド成形す
るに先立つて、ガラスバルブ3ないしモールド型
6は封止部5の近傍に厚肉部が形成されるような
軸方向の圧縮移動が全く行われないので、厚肉部
の肉厚が必要以上に厚くなることはない。従つ
て、モールド操作によつて肉厚分布の均一な節部
9を形成することができる。 この点、本発明者らはガラスバルブとして肉厚
が1.1mmのソーダガラスとフレア部の肉厚が0.75
mmの鉛ガラスよりなるステムとを上述のドロツプ
シール法によつて封止すると共に、封止部の近傍
の肉厚を1.5〜3.5mmに設定し、封止部及びその近
傍をモールド型にて囲繞した後、ガラスバルブを
H寸法が0mmとなるように押し下げ、ガラスバル
ブ内への空気の圧入によつて節部を形成し、さら
に節部を把持してガラスバルブを環形に曲成して
環形螢光ランプ(FCL30)を製作した処、節部
の肉厚並びに曲成時及び曲成後における破損不良
の発生状況は下表に示す通りであつた。
するものである。 一般に環形螢光ランプは例えば特公昭36−
20998号公報に開示されているように、直線状の
ガラスバルブの両端に、電極を具えたステムを封
止すると共に、封止部の近傍にモールド型を用い
て節部を形成し、この節部を把持して加熱軟化状
態のガラスバルブを環形に曲成することによつて
製造されている。 ところで、現在実用化されている環形螢光ラン
プにおいて、ガラスバルブ、ステムには鉛ガラス
が用いられている関係で、封止状態における封止
部の近傍の肉厚はほぼ均一に形成される傾向にあ
る。このために、封止部の近傍にモールド型によ
つて節部を形成した場合、特に節部の肉厚は極端
に薄くなり、ガラスバルブの曲成時に節部が破損
され易いという問題がある。 従つて、特公昭53−27592号公報にはこのよう
な問題に対する一解決法が開示されている。即
ち、この方法はまず第1図に示すように、ガラス
バルブAとステムBとの封止部及びその近傍をモ
ールド型C,Cにて囲繞した後、ガラスバルブA
ないしモールド型C,Cの相対的な移動により封
止部の近傍を軸方向に1〜10mm圧縮して厚肉部を
形成し、然る後、第2図に示すように、ガラスバ
ルブA内に空気を圧入し、封止部の近傍をモール
ド型に沿わせることによつて節部Dを形成するも
のである。 この方法によれば、封止部の近傍に形成された
節部の肉厚を所定以上の肉厚にできることもあつ
て、ガラスバルブAの曲成時における節部Dの破
損を著しく減少できるという優れた効果が得られ
る。 しかし乍ら、この方法は軟化状態にあるガラス
バルブを軸方向に圧縮するものであるから、封止
部を均一な厚肉に圧縮することが難しく特にガラ
スバルブAとしてソーダガラスを、ステムBとし
て鉛ガラスをそれぞれ用いるものにあつてはソー
ダガラスが鉛ガラスに比べて軟化温度が高いため
に、封止部の近傍の肉厚はすべての構成部材に鉛
ガラスを用いたものに比し厚くなる傾向にあり、
偏肉を生じ易い。 従つて、このような偏肉のある厚肉部分を上述
の方法によつてさらに圧縮すれば、一層厚肉化し
てモールド成形後における節部の肉厚分布を均一
にすることができなくなる。このために、曲成工
程での破損不良の発生は少ないものの、曲成後に
おいて破損し易くなるという欠点がある。 本発明はこのような点に鑑み、モールド成形後
における節部の肉厚を均一化できる上、ガラスバ
ルブの曲成時ないし曲成後における破損不良を著
しく減少できる環形螢光ランプの製造方法を提供
するもので、以下その一製造方法について第3図
〜第8図を参照して説明する。 まず、第3図に示すように、電極を具え、かつ
鉛ガラスよりなるステム1をマウントピン2に、
フレア部1aがチツプ部2aに載置されるように
セツトすると共に、内面に螢光膜を具え、かつソ
ーダガラスよりなるガラスバルブ3を、それの下
端3aがフレア部1aより下方に位置するように
配置する。そして、ガスバーナ4にて主としてフ
レア部1aの下端に対応するガラスバルブ部分を
加熱する。これによつて、ガラスバルブ3は局部
的に軟化され、図示点線のように内方に変形し、
フレア部1aの下端に接触するようになる。さら
にフレア部1aの下端に対応するガラスバルブ部
分に特に強く調整されたガスバーナ4の炎を当て
ることによつて、第4図に示すように、ガラスバ
ルブ3の下端は切り落される。 引続いて、封止部5並びにその近傍を加熱する
ことによつて、ステム1のフレア部1aとガラス
バルブ3とは完全に融着されると共に、ガラスの
流下によつて第5図に示すように封止部5の近傍
の肉厚は厚くなる。この厚肉部の肉厚dは例えば
ステムフレア部1aの肉厚が0.7〜0.85mm好まし
くは0.75〜0.8mm、ガラスバルブ3の肉厚が0.95〜
1.2mm好ましくは1.05〜1.15の場合、1.8〜3.0mmの
範囲に設定される。 次に、第6図に示すように、ガラスバルブ3の
下端部分を、左右に分割されたモールド型6,6
にて囲繞する。尚、モールド型6にはそれの底面
部6aに近い側面部6bに断面がほぼ山形の突出
部7が、底面部6aの中央部分にマウントピン2
より若干大きい目の開口部8がそれぞれ形成され
ている。そして、モールド型6,6の閉合はその
際に、封止部5の下端がモールド型6の底面部6
aに接触して形態が損なわれないように、それぞ
れの間隔(空間部)Hが1〜10mm程度となる位置
にて行われる。これと同時に、マウントピン2は
チツプ部2aの上端がモールド型6の底面部6a
とほぼ面一になるように下降される。 次に、第7図に示すように、H寸法が−0.5〜
1.0mm好ましくは0〜0.5mmとなるようにガラスバ
ルブ3を軸方向に押し下げる。引続いて、マウン
トピン2を、チツプ部2aの上端がモールド型6
の底面部6aより下方に位置するように下降させ
ると共に、ガラスバルブ3内に気体例えば空気を
圧入し、封止部5の近傍をモールド型6の内側面
に密接させる。この際、封止部5の近傍(厚肉部
分)の肉は突出部7に沿つて流動して第8図に示
すように肉厚の均一な節部9が形成される。 然る後、ガラスバルブ3の節部9を把持し、加
熱軟化されたガラスバルブ3を曲成ローラを用い
て環形に曲成する。尚、この際、ガラスバルブ内
には不活性ガスが圧入される。以下、通常の方法
にて環形螢光ランプが製造される。 このように封止部5の近傍にはガスバーナ4の
炎の大きさ,火力などの調整によつて厚肉部が形
成されるために、モールド型6による節部9の形
成時に、突出部7に沿つた肉の流れが改善でき
る。従つて、節部9の肉厚分布はほぼ均一にで
き、ガラスバルブ3の曲成時ないし曲成後におけ
る節部9の破損を著しく減少できる。 又、封止部5の近傍に節部9をモールド成形す
るに先立つて、ガラスバルブ3ないしモールド型
6は封止部5の近傍に厚肉部が形成されるような
軸方向の圧縮移動が全く行われないので、厚肉部
の肉厚が必要以上に厚くなることはない。従つ
て、モールド操作によつて肉厚分布の均一な節部
9を形成することができる。 この点、本発明者らはガラスバルブとして肉厚
が1.1mmのソーダガラスとフレア部の肉厚が0.75
mmの鉛ガラスよりなるステムとを上述のドロツプ
シール法によつて封止すると共に、封止部の近傍
の肉厚を1.5〜3.5mmに設定し、封止部及びその近
傍をモールド型にて囲繞した後、ガラスバルブを
H寸法が0mmとなるように押し下げ、ガラスバル
ブ内への空気の圧入によつて節部を形成し、さら
に節部を把持してガラスバルブを環形に曲成して
環形螢光ランプ(FCL30)を製作した処、節部
の肉厚並びに曲成時及び曲成後における破損不良
の発生状況は下表に示す通りであつた。
【表】
上表より明らかなように、節部の肉厚はモール
ド前における厚肉部の肉厚dに影響を受けてお
り、肉厚dが厚くなるほど厚くなる傾向を示して
いる。そして、肉厚dが1.8mm以上では曲成時に
おけるガラスバルブの破損不良が極めて少ないも
のの、それ未満例えば1.5mmでは2.0%もの不良が
発生している。このことから、節部の肉厚は0.85
mm以上必要と考えられる。又、肉厚dが3.0mm以
下では曲成後におけるガラスバルブの破損不良は
少ないものの、それを越えると、例えば3.5mmで
は1.3%もの不良が発生している。従つて、厚肉
部の肉厚dは上述の不良発生率を勘案すれば、
1.8〜3.0mmの範囲、好ましくは2.0〜2.5mmの範囲
に設定しなければならない。しかも、このような
範囲では節部の肉厚分布はほぼ均一であつた。 しかし乍ら、この肉厚範囲はガラスバルブ、ス
テムフレアの肉厚に影響されるも、ガラスバルブ
の肉厚が0.95〜1.2mm(好ましくは1.05〜1.15mm)、
ステムフレアの肉厚が0.7〜0.85mm(好ましくは
0.75〜0.8mm)の範囲では同様の結果が得られた。 又、ガラスバルブを押し下げた状態における空
間部Hは0mmが理想であるが、−0.5〜1.0mmの範
囲であれば、不必要な厚肉化による節部の破損を
防止できることを別の実験にて確認した。しかし
乍ら、−0.5mm未満では封止部の圧縮量が大きくな
り、かえつて厚肉となるために、曲成後に節部の
破損が増加するし、又、1.0mmを越えると、モー
ルド成形時の肉の流れにアンバランスが生じ形態
が損なわれるようになる。 尚、本発明は何ら上記実施例にのみ制約される
ことなく、例えばガラスバルブとして鉛ガラスを
用いることもできる。又、ガラスバルブとステム
との封止はドロツプシール法の他、バツトシール
法を採用することもできる。 以上のように本発明によれば、モールド成形後
における節部の肉厚分布を均一化できる上、ガラ
スバルブの曲成時ないし曲成後における破損不良
を著しく減少できる。
ド前における厚肉部の肉厚dに影響を受けてお
り、肉厚dが厚くなるほど厚くなる傾向を示して
いる。そして、肉厚dが1.8mm以上では曲成時に
おけるガラスバルブの破損不良が極めて少ないも
のの、それ未満例えば1.5mmでは2.0%もの不良が
発生している。このことから、節部の肉厚は0.85
mm以上必要と考えられる。又、肉厚dが3.0mm以
下では曲成後におけるガラスバルブの破損不良は
少ないものの、それを越えると、例えば3.5mmで
は1.3%もの不良が発生している。従つて、厚肉
部の肉厚dは上述の不良発生率を勘案すれば、
1.8〜3.0mmの範囲、好ましくは2.0〜2.5mmの範囲
に設定しなければならない。しかも、このような
範囲では節部の肉厚分布はほぼ均一であつた。 しかし乍ら、この肉厚範囲はガラスバルブ、ス
テムフレアの肉厚に影響されるも、ガラスバルブ
の肉厚が0.95〜1.2mm(好ましくは1.05〜1.15mm)、
ステムフレアの肉厚が0.7〜0.85mm(好ましくは
0.75〜0.8mm)の範囲では同様の結果が得られた。 又、ガラスバルブを押し下げた状態における空
間部Hは0mmが理想であるが、−0.5〜1.0mmの範
囲であれば、不必要な厚肉化による節部の破損を
防止できることを別の実験にて確認した。しかし
乍ら、−0.5mm未満では封止部の圧縮量が大きくな
り、かえつて厚肉となるために、曲成後に節部の
破損が増加するし、又、1.0mmを越えると、モー
ルド成形時の肉の流れにアンバランスが生じ形態
が損なわれるようになる。 尚、本発明は何ら上記実施例にのみ制約される
ことなく、例えばガラスバルブとして鉛ガラスを
用いることもできる。又、ガラスバルブとステム
との封止はドロツプシール法の他、バツトシール
法を採用することもできる。 以上のように本発明によれば、モールド成形後
における節部の肉厚分布を均一化できる上、ガラ
スバルブの曲成時ないし曲成後における破損不良
を著しく減少できる。
第1図〜第2図は従来方法の説明図であつて、
第1図はガラスバルブの端部をモールド型にて囲
繞した状態を示す側断面図、第2図はモールド成
形状態を示す側断面図である。第3図〜第8図は
本発明方法の説明図であつて、第3図はガラスバ
ルブとステムとの封止準備状態を示す側断面図、
第4図は封止状態を示す側断面図、第5図は封止
部の近傍に厚肉部を形成した状態を示す側断面
図、第6図は封止部をモールド型にて囲繞した状
態を示す側断面図、第7図はガラスバルブを押し
下げた状態を示す側断面図、第8図はモールド成
形状態を示す側断面図である。 図中、1はステム、1aはフレア部、3はガラ
スバルブ、5は封止部、6はモールド型、6aは
底面部、6bは側面部、7は突出部、9は節部で
ある。
第1図はガラスバルブの端部をモールド型にて囲
繞した状態を示す側断面図、第2図はモールド成
形状態を示す側断面図である。第3図〜第8図は
本発明方法の説明図であつて、第3図はガラスバ
ルブとステムとの封止準備状態を示す側断面図、
第4図は封止状態を示す側断面図、第5図は封止
部の近傍に厚肉部を形成した状態を示す側断面
図、第6図は封止部をモールド型にて囲繞した状
態を示す側断面図、第7図はガラスバルブを押し
下げた状態を示す側断面図、第8図はモールド成
形状態を示す側断面図である。 図中、1はステム、1aはフレア部、3はガラ
スバルブ、5は封止部、6はモールド型、6aは
底面部、6bは側面部、7は突出部、9は節部で
ある。
Claims (1)
- 1 直線状のソーダガラスよりなるガラスバルブ
と鉛ガラスよりなるステムとを封止すると共に、
該封止部近傍のガラスバルブを加熱流下して封止
部近傍に肉厚が1.8〜3.0mmの厚肉部を形成する工
程と、ガラスバルブの端部をモールド型にて、ガ
ラスバルブの端縁とモールド型の底面部との間に
空間部が形成されるように囲繞すると共に、ガラ
スバルブないしモールド型を空間部が−0.5〜1.0
mmとなるように相対的に移動させる工程と、ガラ
スバルブ内に気体を圧入することによつて封止部
の近傍に節部を形成する工程と、節部を把接して
加熱軟化状態のガラスバルブを環形に曲成する工
程とを含むことを特徴とする環形螢光ランプの製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1315281A JPS57128438A (en) | 1981-01-30 | 1981-01-30 | Manufacture of circular fluorescent lamp |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1315281A JPS57128438A (en) | 1981-01-30 | 1981-01-30 | Manufacture of circular fluorescent lamp |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57128438A JPS57128438A (en) | 1982-08-10 |
JPH0122700B2 true JPH0122700B2 (ja) | 1989-04-27 |
Family
ID=11825186
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1315281A Granted JPS57128438A (en) | 1981-01-30 | 1981-01-30 | Manufacture of circular fluorescent lamp |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57128438A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19621329C1 (de) * | 1996-05-28 | 1997-12-04 | Schott Glaswerke | Verfahren zur Herstellung einer Lampe und nach dem Verfahren hergestellte Lampe |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5327592A (en) * | 1976-08-21 | 1978-03-14 | Seiya Yanase | Process for producing artificial aegagropila sauteri |
-
1981
- 1981-01-30 JP JP1315281A patent/JPS57128438A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5327592A (en) * | 1976-08-21 | 1978-03-14 | Seiya Yanase | Process for producing artificial aegagropila sauteri |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57128438A (en) | 1982-08-10 |
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