JPH01226866A - メルカプトメチル化方法 - Google Patents

メルカプトメチル化方法

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JPH01226866A
JPH01226866A JP5393188A JP5393188A JPH01226866A JP H01226866 A JPH01226866 A JP H01226866A JP 5393188 A JP5393188 A JP 5393188A JP 5393188 A JP5393188 A JP 5393188A JP H01226866 A JPH01226866 A JP H01226866A
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JP
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group
amino group
formula
compound
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JP5393188A
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English (en)
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Kunio Suzuki
邦夫 鈴木
Minoru Sekiya
関屋 実
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Fujifilm Wako Pure Chemical Corp
Original Assignee
Wako Pure Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Priority to JP5393188A priority Critical patent/JPH01226866A/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C327/00Thiocarboxylic acids
    • C07C327/20Esters of monothiocarboxylic acids
    • C07C327/30Esters of monothiocarboxylic acids having sulfur atoms of esterified thiocarboxyl groups bound to carbon atoms of hydrocarbon radicals substituted by nitrogen atoms, not being part of nitro or nitroso groups

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Indole Compounds (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の利用分野] 本発明は、芳香族性を有する化合物の新規なメルカプト
メチル化方法及びそれに用いる新規なメルカプトメチル
化剤に関する。
[従来の技術] 従来芳香族化合物に対する一つの特性基を持つC1ユニ
ットの導入反応としてはハロメチル化(−CH2X、X
はハロゲンを表す)、ハイドロオキシメチル化(−CH
20H) 、アルコキシメチル化(−CH20R) 、
アシロキシメチル化(−C820COR) 、チオメチ
ル化(−CH3SH)、スルフィニルメチル化(−CH
2SOR)、スルホニルメチル化(−CH2S02R)
、スルホメチル化(−CH2SO3H) 、アミノメチ
ル化(−CH2NR2)、アミドメチル化(−CH2C
ON R二)、ニトロメチル化(−CH2NO2)、ジ
アゾメチル化(−CHN2)、イミノメチル化(−CH
=NR)等多数の反応が知られている[J−Mathi
euand 、1.We+1I−Raynal、 Fo
ra+ation of C−CBonds Vnl、
 1.、 GeorgThiese PIJ旧1she
rs、 1973]。しかしながら−CHコS H基を
導入するメルカプトメチル化反応は末たかって報告され
た例は皆嶌である。メルカプトメチル基の同族体である
ハイドロオキシメチル基の導入はホルマリンを用いて容
易に行うことが出来るが、ホルマリンに相当する硫黄化
合物であるチオホルムは不安定てモノマーどしては存在
せず、安定なトリマーすなわちトリチアンとして存在す
る。トリチアンは化学的には極めて不活性であるため、
これをメルカプトメチル化剤として使用することは困難
である。
メルカプタン類は従来アルキル、アラルキルまたはアリ
ールハライドと硫化ナトリウム、ハイトロサルファイト
あるいはチオウレアとの反応によって合成されているが
、硫化ナトリウム、ハイドロサルファイドを用いる場合
にはスルフィトの副生が避けられない。芳香族化合物の
メルカプトメチル化体の場合には、相当する芳香族化合
物をメチル化し、得られるメチル体を選択的にモノハロ
ゲン化する必要がある。このハロゲン化の過程は、芳香
核のハロゲン化やメチル基のシーあるいはトリーハロゲ
ン化が付随するためメチル基の選択的モノハロゲン化に
は特段の注意が必要である。
[発明の目的コ 本発明は上記した如き状況に鑑みなされたもので、従来
のメルカプトメチル化方法の如き煩雑な操作を要さず、
操作が容易で副生物も少ない、工業的に実施可能なメル
カプトメチル化方法を提供することを目的とする。
[発明の構成コ 本発明は、芳香族性を有する化合物に酸触媒の存在下、
一般式[I1 (式中、R1はアミノ基のメタ位又はバラ位のハロゲン
原子、アルキル基、アルコキシ基、ニトロ基、アミノ基
、モノ置換アミノ基、ジ置換アミノ基又は水素原子を表
わし、R2はアルキル基、アラルキル基又はアリール基
を表わす。)で示される置換又は無置換−N、N−ビス
(アシルチオ)メチルアニリン、又は一般式[I1](
式中、R3はハロゲン原子、アルキル基、アルコキシ基
、ニトロ基、アミノ基、モノ置換アミノ基又はジ置換ア
ミノ基を表わし、R2は前記と同し。) で示される置換−N−(アシルチオ)メチルアニリンを
作用させて該化合物をアシルチオメチル化体とした後、
・これを還元解裂させるか、酸性下加水分解することを
特徴とする、芳香族性を有する化合物のメルカプトメチ
ル化方法の発明である。
また、本発明は、メルカプトメチル化剤として有用な、
一般式[I] (式中、R1及びR2は前記に同じ。)て示される置換
又は無置換−N、N−ビス(アシルチオ)メチルアニリ
ン、及び、一般式[[I](式中、R2及びR3は前記
と同じ。)て示される置換−N−(アシルチオ)メチル
アニリンの発明である。
更に、本発明は、芳香族性を有する化合物と、一般式[
I] (式中、R1及びR2は前記に同し。)で示される置換
又は無置換−N、N−ビス(アシルチオ)メチルアニリ
ン、又は一般式[I1](式中、R2及びR3は前記と
同し。)で示される置換−N−(アシルチオ)メチルア
ニリンとを酸触媒の存在下反応させることを特徴とする
、芳香族性を有する化合物のアシルチオメチル化体の製
造方法の発明である。
また、本発明は、芳香族性を有する化合物のアシルチオ
メチル化体を還元解裂させるか、酸性下加水分解するこ
とを特徴とする、芳香族性を有する化合物のメルカプト
メチル化体の製造方法の発明である。
即ち、本発明者らは、工業的に有用なメルカプトメチル
化剤を求めて鋭意研究を重ねた結果、チオホルムのシン
トン(等鎖体)をデザインし、芳香族アミン、ホルマリ
ンおよびチオカルボン酸から容易に合成できるメルカプ
トメチル化剤に到達、本発明を完成した。
一般式[+]に於けるアミノ基のメタ位又はバラ位のR
1としては、例えば塩素、臭素、弗素。
沃素等のハロゲン原子、例えばメチル基、エチル基、プ
ロピル基、ブチル基、アミル基、ヘキシル基、l\ブチ
ル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、ドデシル基等
のアルキル基(直鎖状、分枝状の何れにても可。)、例
えばメトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、ブトキシ
基等のアルコキシ基(直鎖状、分枝状の何れにても可。
)、ニトロ基、アミン基、例えばモノメチルアミノ基、
モノエチルアミノ基、モノn−プロピルアミノ基、モノ
ヒドロキシエチルアミノ基、モノスルホプロピルアミノ
基等のモノ置換アミノ基、例えばジメチルアミノ基、ジ
エチルアミノ基、ジイソプロピルアミノ基、N−エチル
−N−(β−ヒドロキシエチル)アミン基、N−エチル
−N−スルホプロピルアミノ基、 N−ブaビル−N−
(2−ヒドロキシ−3−スルホプロピル)アミノ基等の
ジ置換アミノ基又は水素原子が挙げられる。
一般式[I]又は[II]に於けるR2としては、例え
ばメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、アミル
基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、
デシル基、ドデシル基等のアルキル基(直鎖状、分枝状
の何れにても可、)、例えはヘンシル基、フェネチル基
、フェニルプロピル基等のアラルキル基、又は例えばフ
ェニル基。
トリル基、エチルフェニル基、キシリル基、ナフチル基
、メチルナフチル基等のアリール基が挙げられる。
一般式[■コに於けるR3としては、例えば塩素、臭素
、弗素、沃素等のハロゲン原子、例えばメチル基、エチ
ル基、プロピル基、ブチル基、アミル基、ヘキシル基、
ヘプチル基、オクチル基。
ノニル基、デシル基、ドデシル基等のフルキル基(直鎖
状、分枝状の何れにても可。)、例えばメトキシ基、エ
トキシ基、プロポキシ基、ブトキン基等のアルコキシ基
(直鎖状、分枝状の回れにても可。)、ニトロ基、アミ
ノ基、例えばモノメチルアミノ基、モノエチルアミノ基
、モノn−プロピルアミノ基、モノヒドロキシエチルア
ミノ基、モノスルホプロピルアミノ基等のモノ置換アミ
ノ基、例えばジメチルアミノ基、ジエチル7ミノ基、ジ
イソプロピルアミノ基、N−エチル−N−(β−ヒドロ
キシエチル)アミノ基、N−エチルートスルホブロビル
アミノ基、N−プロとルーN−(2−ヒドロキシ−3−
ス。
ルホブロビル)アミノ基等のジ置換アミノ基が挙げられ
る。
本発明の方法によりメルカプトメチル化が可能な芳香族
性を有する化合物としては、例えばアニリン類、フェノ
ール類、ハロヘンゼン類、ナブチルアミン類、ナフトー
ル類、八日ナフタレン類。
インドール類、ピリダジン類、ピリミジン類、ピラジン
類、ピラゾール類等が挙げられるが、これらに限定され
るものではなく、芳香族性を有する化合物で、比較的電
子密度の高い化合物であれば何れも適用可能である。
本発明に係る一般式[I1て示されるN、N−ビス(ア
シルチオ)メチル−1lI(又はp)−e!換(又は無
置換)アニリン及び−殺伐[I1]で示されるN−(ア
シルチオ)メチル−o−fi換アニリンは、相当するア
ニリン誘導体とホルマリン及びチオカルボン酸とを縮合
させることにより容易に合成することが出来る。
(式中、R1、R2及びR3は前記に同し。)即ち、ア
ニリン又はアニリン誘導体と理論量乃至若干過剰量のホ
ルマリン及びチオカルボン酸とを適当な反応溶媒中、通
常20〜120℃、好ましくは40〜50℃で数時間反
応させれば一般式[I]又は[口]て示される目的とす
るアシルチオメチル体が容易に得られる。反応溶媒とし
ては、例えはメチルアルコール、エチルアルコール等の
アルコール類、例えばアセトン、メチルエチルケトン等
のケトン類、ジオキサン、テトラヒドロフラン等ホルマ
リンと反lコせず、これを溶解し得る溶媒てあれば大略
使用可能なものとして挙げられるが、反発後生成物が結
晶として析出してくるメチルアルコール、エチルアルコ
ール等のアルコール類が実用的であり、好ましい。反応
後の後処理等は常法に従ってこれを行えばよく、必要に
応じて再結晶、カラムクロマトグラフィー等により精製
する等は任意である。尚、オルト置換アニリンの場合は
ホルマリン及びチオカルボン酸を2当量以上用いても、
N−モノアシルチオメチル体しか得られない。
かくして得られた本発明のN、N−ビス(アシルチオ)
メチル−m(又はIJ)−置換(又は無置換)アニリン
及びN−(アシルチオ)メチル−〇−置換アニリンは、
何れも安定で精製容易な化合物であり、多くの場合票色
の結晶である。これら一般式[I]又は[I11]で示
される本発明のアシルチオメチル体は何れも芳香族性を
有する化合物のメルカプトメチル化剤として極めて有用
である。
一般式[I]又は[Il]で示される本発明のアシルチ
オメチル体を用いた本発明のアシルチオメチル化方法は
通常下記の如くして実施される。
即ち、先ず、メルカプトメチル化しようとする前記芳香
族性を有する化合物を適当な反応溶媒中、酸触媒の存在
下、一般式[I]又は[ロコて示される本発明のアシル
チオメチル体と数時間乃至数十時間加熱(要すれば還流
下)反応させて該化合物をアシルチオメチル化体とし、
ついて該アシルチオメチル化体をエーテル性溶媒中適当
な還元剤で還元するか、又は酸性下加水分解すれば相当
する芳香族性を有する化合物のメルカプトメチル化体が
容易に得られる。該反応経路を式示すれは以下の如くな
る。
p、 、 。H。SCOR211―p、 、、CH25
H+(式中、R’、R2及びR3は前記と同じ。また、
Arはアニリン類、フェノール類、ハロヘンセン類、ナ
フチルアミン類、ナフトール類、ハロナフタレン裏頁、
インドール頚、ピリダジン類、ピリミジン類、ピラジン
類、ピラゾール類等の比較的電子密度の高い、芳香族性
を有する化合物を表わす。
芳香族性を有する化合物と一殺伐CI]又は[I11で
示される本発明のアシルチオメチル体との反応に於いて
用いられる酸触媒としては、例えば硫酸、塩化水素酸、
トリクロロ酢酸、トリフロロ酢酸、トリフロロメタンス
ルホン酸等の真水のプロトン酸が挙げられる。また、反
応溶媒としては、例えばアセトニトリル、プロピオニト
リル。
ブチロニトリル、イソブチロニトリル、ヘンジニトリル
等のニトリル性溶媒、例えはメチルアルコール、エチル
アルコール等のアルコール性溶媒、テトラヒドロフラン
、ジメトキシエタン等のエーテル類などが挙げられるが
、収率等の点てニトリル性溶媒がより好ましく用いられ
ろ。
芳香族性を有する化合物と一般式[I]又は[I[]で
示される本発明のアシルチオメチル体との反応により得
られる、芳香族性を有する化合物のアシルチオメチル化
体は、還元解裂させろか又は酸性下加水分解することに
より極めて容易に且つ殆と定量的にメルカプトメチル化
体に変換し得る。還元解裂に用い得る還元剤としては、
例えばリチウムアルミニウムハイドライド、ナトリウム
シアノボロハイトライド、ナトリウムボロハイドライト
、ピリジンボラン、ジメチルアミンボラン等が挙げられ
る。反応は、通常、エチルエーテル、テトラヒドロフラ
ン、ジメトキシエタン等の無水のエーテル性溶媒中、室
温で速やかに進行する。
また、酸性下の加水分解反応に用いられる酸としては、
プロトン性の酸であれば何れにても良いが、通常は硫酸
、塩酸等の鉱酸類が実用的であり、好ましく用いられる
。加水分解時の溶媒としては、通常水性アルコール(メ
チルアルコール又はエチルアルコール)或は水性アセト
ン等が好ましく用いられ、通常40〜50℃若しくは溶
媒還流下、数時間の反応で目的とするメルカプトメチル
化体がほぼ定量的に得られる。還元反応によるか、加水
分解反応によるかは任意であり、他の置換基の性質等を
考慮して適宜選択すればよい。
以下に実施例を挙げるが、本発明はこれら実施例により
何ら制約を受けるものではない。
[実施例] 実施例1 アニリン4.66g(0,05モル)を50m1のエタ
ノールに溶解し、ホルマリン12.173 (35%、
0.15モル)を滴下液室温で0.5時間撹拌した。次
いてチオ安息香酸13.82g (0,1モル)のエタ
ノール(12゜51)溶液を滴下して、45〜50℃で
3時間攪拌してから室温に冷却し、析出結晶をろ取、少
量の冷エタノールで洗浄・乾燥後イソプロピルエーテル
から再結晶するとN、N−ビス(ベンゾイルチオ)メチ
ルアニリンが暮色プリズム品としてIO,23g得られ
た。
収率  5シ、0%。
融点 66.0〜67.0℃。
元素分析ka : C22H1(IN 02S2 (分
子量393.54)として 計1トーこイ1C1(%)   :  C67、+5.
  H4,87,N  3.56゜S 16.04゜ 実験+1M (%)  : C67,1?、 H4,8
6,N 3.64゜S 16.0B。
実施例2 p−クロロアニリン6.383 (0,05モル)を5
0m lのエタノールに溶解し、ホルマリン12.17
g(35%、0.15モル)を滴下液室温で0.5時間
撹拌した。次いてチオ安息香酸13.82g (0,1
モル)のエタノール(12,5sl )溶液を滴下して
、45〜50℃で3時間攪拌してから室温に冷却し、析
出結晶をろ取、少量の冷エタノールで洗浄・乾燥後、酢
酸エチルから再結晶するとN、N−ビス(ベンゾイルチ
オ)メチル−p−クロロアニリンが無色プリズム晶とし
て+8゜57g得られた。
収率 86.8%。
融点 84.0〜84.5℃。
元素分析1a : C2゜H、、CI N o2s2(
分子1i427゜98)として 計W−1Ii(%’)  : CFil、74. H4
,23,N 3.27゜S 14.9B。
実験値(%) : C61,7?、 H4,19,N 
3.33゜S 14.93゜ 実施例3 p−クロロアニリン20.7g (0,164モル)を
1651のエタノールに溶解し、ホルマリン42.2g
 (35%、0.492モル)を滴下液室温で0.5時
間撹拌した。次いてチオ酢酸25.0x (0,328
モル)のエタノール(50ml)溶液を滴下して、45
〜50℃で3時間攪拌してから室温に冷却し、析出結晶
をろ取、少量の冷エタノールで洗浄・乾燥後イソプロピ
ルエーテルから再結晶するとN、N−ビス(アセチルチ
オ)メチル−p−クロロアニリンが無色板状晶として4
5.1g得られた。
収$  90.3%。
融点 84.0〜84.5℃。
元素分析値二C,28,4CI No、s、(分子量3
03゜83)として 計算値(%)  : C47,44,H4,64,N 
4.6+。
CI  11.67、 S 21.11゜実験11N(
%)  : C47,43,H4,58,N 4.6+
CI  11.96. S 21.1?。
実施例4 m−クロロアニリン6.38g(0,05モル)を50
1のエタノールに溶解し、ホルマリン12.17: (
35%、0.15モル)を滴下液室温で0.5時間攪拌
した。次いてチオ安息香#13.82g (0,1モル
)のエタノール(12,5sl )溶液を滴下して、4
5〜50℃で3時間攪拌してから室温に冷却し、析出結
晶をろ取、少量の冷エタノールで洗浄・乾燥後イソプロ
ピルエーテルから再結晶するとN、N−ビス(へンゾイ
ルチオ)メチル−I−クロロアニリンが憲色プリズム品
として16.323得られた。
収率 76.3%。
融点 70.0〜73.0℃。
元素分析値:C22H18CIN02S2(分子量42
7゜98)として 計算値(%) : C61,74,H4,23,N 3
.27゜S 14.98゜ 実験個(%): C61,86,H4,24,N 3.
28゜S 15.03゜ 実施例5 p−トルイジン5.36g (0,05モル)を50m
 lのエタノールに溶解し、ホルマリン12.17g 
(35%、0゜15モル)を滴下後室温で0.5時間攪
拌した。次(1てチオ安息香酸13.82g (0,1
モル)のエタノール(12,5n+l )溶液を滴下し
て、45〜50℃で3時間攪拌してから室温に冷却し、
析出結晶をろ取、少量の冷エタノールで洗浄・乾燥後イ
ソプロピルエーテルから再結晶するとN、N−ビス(ベ
ンゾイルチオ)メチル−P−)ルイジンが無色プリズム
晶として19、 log得られた。
収率 93.7%。
融点 92.0〜93.0℃。
元素分析値: C23H24N02S2 (分子量40
7.57)として 計算値(%) : C67,68,H5,19,N 3
.44゜S 15.73゜ 実験lI!I(%)  : C67,87,H5,1?
、 N 3.63゜S 15.91゜ 実施例6 rn−)ルイシン5.363 (0,05モル)を50
1のエタノールに溶解し、ホルマリン12.17g (
35%、0゜15モル)を滴下後室温で0.5時間攪拌
した。次いてチオ安息香酸13.82g (0,1モル
)のエタノール(12,5ml )溶液を滴下して、4
5〜50℃で3時間攪拌してから室温に冷却し、析出結
晶をろ取、少量の冷エタノールで洗浄・乾燥後イソプロ
ピルエーテルから再結晶するとN、N−ビス(ベンゾイ
ルチオ)メチル−m−)ルイジンが無色プリズム晶とし
て16.84g得られた。
収率 82.6%。
融点 78.0〜80.0℃。
元素分析Vj ’ C23H2+N02S2 (分子j
140?、57)として 計算値(%) : C67,68,H5,19,N 3
.44゜S 15.73゜ 実験値(%’)  : C67,76、H5,24,N
 3.37゜S 15.63゜ 実施例7 p−アニシジン6.16呂(0,05モル)を501の
エタノールに溶解し、ホルマリン12.17g(35%
、0.15モル)を滴下後室温で0.5時間攪拌した。
次いでチオ安息香酸13.82g (0,1モル)のエ
タノール(12,5ml )溶液を滴下して、45〜5
0℃で3時間攪拌してから室温に冷却し、析出結晶をろ
取、少量の冷エタノールで洗浄・乾燥後イソプロピルエ
ーテルから再結晶するとN、N−ビス(ベンゾイルチオ
)メチル−p−アニシジンが東色プリズム晶として19
゜63g得られた。
収率 92.7%。
融点 57.0〜58.0℃。
元素分析値: C23H21N03S2 (分子量42
3.57)として 計算it! (%): C65,22,H5,00,N
 3.31゜S  15.14゜ 実験11!I (%) : C65,45,H4,96
,N 3.24゜S  15.23゜ 実施例8 rn−アニシジン6.16g (0,05モル)を50
1のエタノールに溶解し、ホルマリン12.173 (
35%、0゜15モル)を滴下後室温で0.5時間撹拌
した。次いてチオ安、白、香酸13.82g (0,1
モル)のエタノール(12,5ml )溶液を滴下して
、45〜50℃で3時間撹拌してから室温に冷却し、析
出結晶をろ取、少量の冷エタノールで洗浄・乾燥後イソ
プロピルエーテルから再結晶するとN、N−ビス(ベン
ゾイルチオ)メチル−p−アニシジンが無色プリズム晶
として16゜858得られた。
収率 79.6%。
融点 98.0〜100.0℃。
元素分析1+H: C23H21N 0−332 (分
子量423.57)として 計算値(%)  : C65,22,H5,00,N 
3.31゜S  15.+4゜ 実験値(%) : C65,26,)(5,03,N 
3.22゜S  +5.39゜ 実施例9 p−ニトロアニリン6.91g (0,05モル)を5
0m lのエタノールに溶解し、ホルマリン12.17
g (35%、0.15モル)を滴下後室温で0.5時
間攪拌した。次いてチオ安息香#13.82g (0,
1モル)のエタノール(12,5ml )溶液を滴下し
て、45〜50℃で3時間強力な撹拌機で撹拌してから
室温に冷却し、析出結晶をろ取、少量の冷エタノールで
洗浄・乾燥後酢酸エチルから再結晶するとN、N−ビス
(ベンゾイルチオ)メチルし−p−ニトロアニリンが?
庚寅色プリズム品として15.7:2g得られた。
収率 71.7%。
融点 115.5〜117.0℃。
元素分析値’ C22H18N20.Isこ(分子量4
38.53)として 計算値(%) : C60,26,H4,+4. N 
G、:(9゜S 14.62゜ 実験値(%) : C60,18,H4,+1. N 
6.41゜5 141゜ 実施例1O 直前に蒸留したN、N−ジメチル−11−フェニレンジ
アミン6.1(1g (0,05モル)を50m lの
エタノールに溶解し、ホルマリン12.17g (35
%、0.15モル)を滴下後室温で0.5時間攪拌した
。次いてチオ安息香酸13.82g (0,1モル)の
エタノール(12,5s+1 )溶液を滴下して、45
〜50℃で3時間撹拌してから室温に冷却し・た。エタ
ノール層を傾斜して除き、残留する油状物を50%冷ア
ルコールで2回洗浄後真空乾燥するとN、N−ビス(ベ
ンゾイルチオ)メチル−)I’、N’−ジメチル−p−
フェニレンジアミンが7庚寅色結晶として21.1g、
!X得られた。尚、このものは多重のイソプロピルエー
テルから再結晶出来るか再結晶しなくても元素分析値が
一致した。
収率 97.0%。
融点 62.0〜63.0℃。
元素分析値:C24H二。N20こS2り分子1143
6.60)として 計算値 く%’)  :  C66,03,H5,54
,N  6.42゜S  14.69゜ 実験ll11(%) : C65,67、H5,5+、
 N 6.25゜S  15.01゜ 実施例11 N−メチルアニリン5.36g(0,05モル)を50
1のエタノールに溶解し、ホルマリン12.17g (
35%、0.15モル)を滴下後室温で0.5時間撹拌
した。次いてチオ安息、香酸6.91g (0,05モ
ル)のエタノール(12,5+l )溶液を滴下して、
45〜50℃で3時間撹拌してから室温に冷却した。反
応ン夜を減圧下にa縮し、残留物をガラスチューブオー
ブンで真空蒸留すると沸点170〜180℃(0,2T
orr)の%色油秋物としてN−メチル−N−(ベンゾ
イルチオ)メチルアニリンが10.17g得られた。尚
、このものは190℃以上に加熱すると分解する。
収率 79.0%。
元素分析値:C15H1,N08(分子ff1257.
36)として 計算IIi!(%’) : C70,0+、 H5,8
8,N 5.44゜S  +2.46゜ 実験1lII(%) : C69,96,H5,88,
N 5.40゜S  12.46゜ 実施例12 0−トルイジン5.36g (0,05モル)を501
のエタノールに溶解し、ホルマリン6.09g (35
%、0.075モル)を滴下後室温で0.5時間攪拌し
た。次いてチオ安息香酸6.9]3 (0,05モル)
のエタノール(+2.5i+1 )溶液を滴下して、4
5〜50℃で3時間撹拌してから室温に冷却した。エタ
ノール層を傾↑1して除き、残留する油状物を50%冷
アルコールで2回洗浄後真空乾燥し、固化した残留物を
ヘキサンより再結晶するとN、+4−ビス(ベンゾイル
チオ)メチル−o−トルイジンが鴬色プリズム晶として
10゜528得られた。
収率 81.8%。
融点 43.0〜45.0℃。
元素分析値: C15HIEN OS (分子IL25
7.36)として 計算値(%) : C70,01,H5,88,N 5
.44゜3 12.46゜ 実験値(%) : C70,05,H5,93,N 5
.44゜S  12.64゜ 実施例13 0−7ニシジン6、+68(0,05モル)を50m 
lのエタノールに溶解し、ホルマリン6.09g (3
5%、0.075モル)を滴下後室温で0.5時間攪拌
した。次いてチオ安息香に6.91g(0,05モル)
のエタノール(12,5m1) Hti液を滴下して、
45〜50℃で3時間攪拌してから室温に冷却した。エ
タノール層を傾斜して除き、残留する油状物を50%冷
アルコールで2回洗浄後真空乾燥し、油状の残留物を熱
イソプロピルエーテルに溶解し冷蔵庫中に放置するとN
−(ベンゾイルチオ)メチル−〇−アニシジンが無色プ
リズム晶として12.03g得られた。
収率 81.8%。
融点 67.0〜68.0℃。
元素分析値: C15HISNO2S (分子量273
.36)として 計算値(%) : C65,91,H5,53,N 5
.+3゜S  1+、73゜ 実験値(%)  : C66,20,H5,59,N 
5.12゜S  11.88゜ 実施例14 0−クロロアニリン6.38g (0,05モル)を5
1Jm Iのエタノールに溶解し、ホルマリン6.09
g (35%、0.075モル)を滴下後室温で0.5
時間撹拌した。吹いてチオ安、さ、香酸6.91g (
0,05モル)のエタノール(12,5n+l)溶液を
滴下して、45〜50℃で3時間撹拌してから室温に冷
却し、析出結晶をろ取、少量の冷エタノールで洗浄・乾
燥後イソプロピルエーテルから再結晶するとN、N−ビ
ス(ベンゾイルチオ)メチル−〇−クロロアニリンが簾
色プリズム品として+1.09.g得られた。
収率 79.8%。
融点 69.0〜70.0℃。
元素分析値: C14H12CI N OS (分子f
f1277.77 )として 計算値(%) : C60,54,H4,36,N5.
04゜CI  12.7U、 S 11.54゜実験値
(%) : C60,63,H4,35,N5.06゜
CI  +2.81.5 11.66゜実施例15 N、N−ジメチルアニリン1.21g (10ミリモル
)、N、N−ビス(・ベンゾイルチオ)メチル−p−ク
ロロアニリン2.14g (5ミリモル)および硫酸0
.49g(5ミリモル)を251のアセトニトリルに溶
解し、2時間加熱還流した。反応液を室温に冷却し、析
出結晶(p−クロロアニリン硫酸塩)をろ去した。
ろ液を減圧下に濃縮し、残留する油状物を飽和重曹水で
洗浄後、油状物をベンゼンlSm1で3回抽出した。抽
出液を簀水硫酸マグネシュウムで乾燥後ベンゼンを減圧
下に留去し、残留する油状物をベンゼンを展開(溶媒と
してシリカゲルカラムクロマトグラフィーで分離精製し
た。第三留出部を減圧濃縮して得られた固体をイソプロ
ピルエーテルより再結晶すると無色塊状晶としてp−N
、N−ジメチルアミノベンジルチオベンゾエートが1.
01g得られた。
収率 37.3%。
融点 63.5〜65.5℃。
元素分析(++I : C1,、H+7N OS (分
−1i271.39) トして 計算1直(%) : C70,82,H6−31,N 
5.+6゜3 11.81゜ 実験値(%) : C70,74,H6,22,N 5
.20゜S  11.93゜ IRν maxclIl−’  :  1652(−二
〇)、  +610. 1522.  +337゜12
00、914.812.687゜ ’H−NMRδ (ppm in  CD Cl 3)
  : 2.9+(6H、s)、 4.26(2)1.
s)、 6.66(2H,d、J=8.79)1z)、
 7.24(2)1.d、J=8.79)1z)、 7
.39〜8.01(5)1.m)。
13C−NMR&  (ppn+ in  CDC13
)  :33.32t。
40.53q 、目2.81d、 124.83s、 
127.27d、 128.52d。
129.76d、 133.12d、 137.24s
、 150.03s、 191.69s。
実施例16 N、N−ジメチルアニリン1.21g (10ミリモル
)、N、N−ビス(アセチルチオ)メチル−p−クロロ
アニリン1.52g (5ミリモル)およびトリフロロ
酢酸0.57g (5ミリモル)を251のアセトニト
リルに溶解し、2時間加熱還流した。反応液を室温に冷
却し、析出結晶(p−クロロアニリン硫酸塩)をろ去し
た。ろ液を減圧下に濃縮し、残留する油状物を飽和重曹
水て洗浄後油状物をベンゼン15m1で3回抽出した。
抽出液を無水硫酸マグネシュウムで乾燥後、ベンゼンを
減圧下に留去し残留する油状物をベンゼンを展開溶媒と
してシリカゲルカラムクロマトグラフィーで分離精製し
た。第三留出部を減圧濃縮して得られた油状物をガラス
チューブオーブンで真空蒸留すると沸点125〜130
℃(0゜1Torr)てp−N、N−ジメチルアミノヘ
ンシルチオアセテートか1.08g得られた。
収率 51.7%。
元素分析値’ C1、H+5N OS (分子量209
.31)として 計算1a (%) : C63,12,H7,22,N
 6.69゜S  15.32゜ 実験値(%) : C63,27,H7,28,N6.
73゜S  15.20゜ I Rv 11.、Xcm−1: +688(Co)、
  1615. 1524.1354゜1133.95
0.814゜ ’ H−N M Rδ (ppm  +n  CD C
l 3)  : 2.23(3H、S)、 2.84(
6H,S)、 4.01(2H,S)、 6.58(2
Ld、J”8.79)1z)、7.10(2H,d、、
l=8.79Hz)。
”C−NMRδ(ppm in  CDCl5)  :
30.12q。
33.16t、40.36q、l12.48d、124
.78s、+29.49d、149.64s、  19
5.05s。
実施例17 実施例15の反応を反応時間3時間て行うとp−N、N
−ジメチルアミノ・\ンジルチオJ\ンゾエートが1.
29g (収率 47.6%)得られた。
上記反応をN、N−ビス(ヘンソイルチオ)メチル−p
−クロロアニリンの代わりにN、N−ビス(ヘンソイル
チオ)メチル−m−クロロアニリン、N、N−ビス(ヘ
ンソイルチオ)メチル−p−)ルイシン、)l、N−ビ
ス(ヘンソイルチオ)メチル−m−トルイジン、N、N
−ビス(ヘンソイルチオ)メチル−〇−7ニシジン、N
、N−ビス(・\ンゾイルチオ)メチル−m−アニシジ
ンを用いて反応を行うと、それぞれ0.92g (33
,9%)  、1.32g (48,7%)  、1.
23g (45,4%)、1.27g (46,9%)
 、1.07g (39,5%)の得1i(収率)てp
−N、N−ツメチルアミノJ\ンジルチオヘンソエート
が得られた。
実施例18 実施例15の反応を、溶媒をアセトニトリルからエタノ
ール、テトラヒドロフラン あるいはジメトキシエタン
に変えて行うとp−N、N−ジメチルアミノヘンシルチ
オへンゾエートの溝型(収率)はそれぞれ0.58g 
(21,4%)、0.28g(10,3%)、0゜13
3 (5,0%)に低下した。
実施例19 実施例15の反応を@酸の代わりにトリフロロメタンス
ルホン酸0.75g (5ミリモル)を用い、2時間加
熱還流し同様に処理するとp−N、N−ジメチルアミノ
へンジルチオヘンゾエートカ月、s+g (収率 55
.7%)得られた。
又、上記反応を室温で48時間行うとp−N、N−ジメ
チルアミノヘンシルチオアセテ−トが溝型(収率) 1
.31g (48,3%)で得られた。
実施例20 実f!例15の反応を硫酸の代わりにトリフロロ酢酸0
.578(5ミリモル)を用いて1テうとp−N、N−
ジメチルアミノヘンシルチオへンゾエートが1)遣(収
率) 1.85g (68,3%)で得られた。トリク
ロロ酢酸0.823 (5ミリモル)を用いた場合の4
竜(収率)は0.153 (5,5%)てあ−)た。
実施例21 実施例15の反応をアセトニトリルの代わりにプロピオ
ニトリルまたはイソブチロニトリルを溶媒とし、トリフ
ロロ酢酸0.57g (5ミリモル)を用いて行うとp
−N、N−ジメチルアミノへンジルチオヘンゾエートが
それぞれ1.82g (67,2%) 、1.57.g
(57,9%)の得1i(収率)で得られた。
実施例22 β−ナフトール2.28.g (20ミリモル) 、N
、N−ビス(ヘンソイルチオ)メチル−p−クロロアニ
リン4.28g (10ミリモル)および@酸0.98
g (10ミリモル)を50m lのアセトニトリルに
溶解し5時間加熱還流した。反応液を室温に冷却しアセ
トニトリルに不溶の油状物を傾斜して除きアセトニトリ
ル層を減圧下に濃縮した。残留する油状物を飽和重曹水
て洗浄後油状物をヘンセン30m lで3回抽出した。
抽出液を無水硫酸マグネシュウムで乾燥後、ペンセンを
減圧下に留去し残留する油状物をヘンセンを展開溶媒と
してシリカゲルカラムクロマトグラフィーで分離精製し
た。第−留出部を減圧濃縮して得られる結晶性残部をn
−ヘキサンより再結晶するとα−(ベンゾイルチオ)メ
チル−β−ナフトールが無色顆粒状結晶として1.85
g得られた。
収率 31.4%。
融点 127〜128℃。
元素分析値二C+aH+40aS (分子量294 、
3? )として 計算(I!I(%) : C73,44,H4,79,
S Lo、89゜実験値(%) : C73,50,H
4,80,S 10.67゜IRν、、、cm−’ :
 3286((E)、 1737(CO)。
IH−NMRδ (ppm  in  CD Cl 3
)  : 4.65(2H,s)、 7.14〜7.9
6(II)I、m)、 8.68(IH,S)。
”C−NMRδ (ppn+  in  CD CI 
3)  : 24.81t。
115.24s、  l19.79d、  121.8
5d、  123.37d、  12+3.89d。
127.27s、127.54d、128.63d、+
28.89d、130.03d。
+32.58s、134.04d、+36.15s、1
52.89s、196.18s。
実施例23 インドール2.34g(20ミリモル)、N、N−ビス
(ベンゾイルチオ)メチル−p−クロロアニリン4.2
8g(10ミリモル)およびトリフロロ酢酸1.14g
 (10ミリモル)を501のアセトニトリルに溶解し
4時間加熱還流した。反応液を室温に冷却しアセトニト
リルを減圧下に留去した。残留する油状物を飽和重曹水
で洗浄後油状物をベンゼン30m lで3回抽出した。
抽出液を無水硫酸マグネシュウムで乾燥後、ベンゼンを
減圧下に留去し残留する油状物をベンゼンを展開溶媒と
してシリカゲルカラムクロマトグラフィーで分離精製し
た。第−留出部を減圧濃縮すると3−ベンゾイルチオメ
チルインドールが無色油状物として1.32g (収率
 24.6%)得られた。
元素分析値’ Cl6H13N OS (分子量267
.35)として 計算値(%)  : C71,88,H4,90,N 
5.24゜S  +1.99゜ 実験値く%) : C71,83,H5,03,N 5
.+4゜S  12.03゜ I Rv 、、1.ycm−’ : 347B(NH)
、  1657(CO)。
IH−NMRδ (ppm in  CD Cl 3)
  : 4.52(2)1、S)、 7.06〜8.0
0(11LII)。
実施例24 1−メチルインドール1.31g (10ミリモル)、
N。
N−ビス(ベンゾイルチオ)メチル−p−クロロアニリ
ン2.14g (5ミリモル)およびトリフロロ酢酸0
.57g (5ミリモル)を25m1のアセトニトリル
に溶解し4時間加熱還流した。反応液を室温に冷却しア
セトニトリルを減圧下に留去した。残留する油状物を飽
和重曹水て洗浄後油状物をベンゼン151て3回抽出し
た。抽出7夜を無水硫酸マグネシュウムで乾燥後、ヘン
センを減圧下に留去し残留する油状物をベンゼンを展開
溶媒としてシリカゲルカラムクロマトグラフィーで分離
精製した。第二留出部を減圧濃縮すると1−メチル−3
−ベンゾイルチオメチルインド−ルが無色油状物として
1.02g得られた。
収率 36.3%。
元素分析値: C17HISN OS (分子量281
.38)として 計算値(%)  : C72,57,H5,37,N 
4.98゜S  11.39゜ 実験値(%): C72,69,H5,+4. N 4
.88゜S  11.51゜ IRν、、aXcll−’ : 1663(Co)。
’H−NMRδ(ppm in CD CI 3) :
 3.60(3H、S)、 4.51(2H,S)、 
7.02〜7.98(1ON、m)。
実施例25 N−メチルアニリン2.14g (20ミリモル) 、
 N、N−ビス(ベンゾイルチオ)メチル−p−クロロ
アニリン4.28g (10ミリモル)およびfiR酸
0.98g (10ミリモル)を501のアセトニトリ
ルに溶解し、12時間加熱還流した。反応液を室温に冷
却し、析出結晶(p−クロロアニリン硫酸塩)をろ去し
た。ろ液を減圧下にa縮し、残留する油状物を飽和重ツ
水で洗浄後、油状物をヘンゼン151て3回抽出した。
抽出液を無水@酸マグネシュウムて乾燥後J\ンゼンを
減圧下に留去し、残留する油状物をヘンゼンを展開溶媒
としてシリカゲルカラムクロマトグラフィーで分離精製
した。第三留出部を減圧濃縮すると無色油状物としてp
−N−メチルアミノベンジルチオベンゾエートが1.5
98得られた。
収率 29.9%。
元素分析値: Cl5HISN OS (分子量257
.36)として 計Wluff(%) : C70,01,H5,88,
N 5.44゜S  12.46゜ 実験値(%)  : C69,59,H5,82,N 
5.28゜S  12.49゜ IRνmaXcm−”、 1658(CD)、 +60
8.1488.1320゜1179、921.823.
688゜ ’H−NMR8(ppw+ +n CDC13) :2
.80(3)1、S)、 4.25(2H,s)、 6
.54(2)1.d、J=8.6782)、 7.19
(2H,d、J=8.67Hz)、 7.30〜8.0
1(51(、m)。
実施例26 アニリン1.86g(20ミリモル)、N、N−ビス(
ベンゾイルチオ)メチル−p〜フクロアニリン4.28
8(10ミリモル)および硫酸0.98g (toミリ
モル)を50m lのアセトニトリルに溶解し、12時
間加熱還流した。反応液を室温に冷却し、析出結晶(p
−クロロアニリン硫酸塩)をろ去した。ろ1αを減圧下
に濃縮し、残留する油状物を飽和重曹水で洗浄後、油状
物をヘンゼン15m1で3回抽出した。抽出液を賦水T
ot酸マグネシュウムで乾燥後ヘンゼンを減圧下に留去
し、残留する油状物をヘンゼンを展開溶媒としてシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーで分離精製した。第2留
出部を減圧濃縮するとI11!色油秋物としてp−アミ
ノヘンジルチオヘンゾエートが1.olg (収率 2
0.8%)得られた。
元素分析値: C14H13N OS (分子量24:
L33)として 計算値(%) : CG9.Il、 H5,38,N 
5.76゜S  13.18゜ 実験値(%) : C69,24,H5,35,N 5
.7?。
S  13.29゜ I  Rv 、、a、cm  ’ : 1663(Co
)。
’H−NMRδ (ppm  in  CD Cl 3
)  : 5.00(2H、S)、6.61(2H,d
、J=9.03)12)、7.17(2)1.d、J=
9.0382)、7.30〜8.01(7)1.o+)
実施例27 p−N、N−ジメチルアミノベンジルチオヘンゾエー)
 1.357g (5ミリモル)を201の一水エーテ
ルに溶解し、水冷下1.1398(30ミリモル)のリ
チウムアルミニウムハイドライドを加えた後、室温で4
時間攪拌した。反応液を氷冷し過剰のリチウムアルミニ
ウムハイドライドを飽和重曹水で分解後、1!!機塩を
セライト上でろ去、少量のエーテルで洗浄した。ろ液を
無水硫酸マグネシウムで乾燥後、エーテルを減圧下に留
去し、残留する油状物をガラスチューブオーブンで真空
蒸留すると、沸点11O〜120℃の鴬色油状物として
p−N、N−ジメチルアミノ−α−トルエンチオール0
.751gが得られた。
収率 89.8%。
元素分析値二C9H13NS (分子量167.27)
とし計算値(%)  : C64,63,H7,83,
N 8.38゜S  19.17゜ 実験値(%): Cfi4.86. H7,76、N 
8.43゜S  19.33゜ IRし、IJつcm−’ : 2850.2800. 
 +614. 1523.1352゜1166.948
,816゜ IH−NMRδ (ppm  in  CD C+ 3
)  : 1.70(IH、t、J=7.08Hz)、
 2.93(6H,s)、 3.(i9(2H,d、J
=7.08Hz)、 6.69(2H,d、J=8.6
7Hz)、 ?、19(2)1.d、J=8.671(
z)  。
13CNMRδ (pp+i  in  CD Cl 
3)  : 28.50t。
40.74q、+12.916.12B、79d、12
9.17s、145.59s0尚、p−N、N−ジメチ
ルアミノヘンシルチオアセテ−トの代りに、p−N、N
−ジメチルアミノヘンシルチオアセテートを用いた場合
にも同様の結果が得られた。
実施例28 p−N、N−ジメチルアミノヘンシルチオへンゾエート
1.357g (5ミリモル)を5%塩酸を含む50%
水性エチルアルコール201に溶解し、75〜80℃て
4時閉加熱撹拌した。反応液を室温に冷却後塩酸を飽和
重曹水て中和し、溶媒を減圧下に留去した。
無機塩を含む残部を51のエチルエーテルで4回抽出し
、抽出液を簾水硫酸マグネシュームで乾燥後、エーテル
を減圧下に留去した。油状の残部をガラスチューブオー
ブンで真空蒸留するとp−N、N−ジメチルアミノ−α
−トルエンチオールが0.701g(収率 83.9%
)得られた。
尚、p−N、N−ジメチルアミノペンシルチオベンゾエ
ートの代りに、p−N、N−ジメチルアミノベンジルチ
オアセテートを用いた場合にも同様の結果が得られた。
[発明の効果] 有機硫黄化合物は天然に広く存在し生理活性を示すもの
が多数ある。又、合成医薬・農薬にも有機硫黄化合物が
多数知られている[有機合成化学協会比、35 、No
、5(1977)等コ。メルカプタン類は含硫黄医薬・
農薬等の製造原料として重要なものであるが、本発明の
方法によれば従来合成困難であったタイプのメルカプタ
ン類の合成も可能且つ容易となるので、これら含硫黄医
薬・農薬の化学の分野に於いて本発明の寄与するところ
は特に大であり、かかる点からも、本発明の意義は大き
なものがある。
特許出願人 和光純薬工業株式会社

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)芳香族性を有する化合物に酸触媒の存在下、一般
    式[ I ] ▲数式、化学式、表等があります▼[ I ] (式中、R^1はアミノ基のメタ位又はパラ位のハロゲ
    ン原子、アルキル基、アルコキシ基、ニトロ基、アミノ
    基、モノ置換アミノ基、ジ置換アミノ基又は水素原子を
    表わし、R^2はアルキル基、アラルキル基又はアリー
    ル基を表わす。) で示される置換又は無置換−N,N−ビス(アシルチオ
    )メチルアニリン、又は一般式[II] ▲数式、化学式、表等があります▼[II] (式中、R^3はハロゲン原子、アルキル基、アルコキ
    シ基、ニトロ基、アミノ基、モノ置換アミノ基又はジ置
    換アミノ基を表わし、R^2は前記と同じ。) で示される置換−N−(アシルチオ)メチルアニリンを
    作用させて該化合物をアシルチオメチル化体とした後、
    これを還元解裂させるか、酸性下加水分解することを特
    徴とする、芳香族性を有する化合物のメルカプトメチル
    化方法。
  2. (2)芳香族性を有する化合物が、アニリン類、フェノ
    ール類、ハロベンゼン類、ナフチルアミン類、ナフトー
    ル類、ハロナフタレン類、インドール類、ピリダジン類
    、ピリミジン類、ピラジン類又はピラゾール類である請
    求項1に記載のメルカプトメチル化方法
  3. (3)一般式[ I ] ▲数式、化学式、表等があります▼[ I ] (式中、R^1はアミノ基のメタ位又はパラ位のハロゲ
    ン原子、アルキル基、アルコキシ基、ニトロ基、アミノ
    基、モノ置換アミノ基、ジ置換アミノ基又は水素原子を
    表わし、R^2はアルキル基、アラルキル基又はアリー
    ル基を表わす。) で示される置換又は無置換−N,N−ビス(アシルチオ
    )メチルアニリン。
  4. (4)一般式[II] ▲数式、化学式、表等があります▼[II] (式中、R^3はハロゲン原子、アルキル基、アルコキ
    シ基、ニトロ基、アミノ基、モノ置換アミノ基又はジ置
    換アミノ基を表わし、R^2は前記と同じ。) で示される置換−N−(アシルチオ)メチルアニリン。
  5. (5)芳香族性を有する化合物と、一般式[ I ]▲数
    式、化学式、表等があります▼[ I ] (式中、R^1はアミノ基のメタ位又はパラ位のハロゲ
    ン原子、アルキル基、アルコキシ基、ニトロ基、アミノ
    基、モノ置換アミノ基、ジ置換アミノ基又は水素原子を
    表わし、R^2はアルキル基、アラルキル基又はアリー
    ル基を表わす。) で示される置換又は無置換−N,N−ビス(アシルチオ
    )メチルアニリン、又は一般式[II] ▲数式、化学式、表等があります▼[II] (式中、R^3はハロゲン原子、アルキル基、アルコキ
    シ基、ニトロ基、アミノ基、モノ置換アミノ基又はジ置
    換アミノ基を表わし、R^2は前記と同じ。) で示される置換−N−(アシルチオ)メチルアニリンと
    を酸触媒の存在下反応させることを特徴とする、芳香族
    性を有する化合物のアシルチオメチル化体の製造方法。
  6. (6)芳香族性を有する化合物が、アニリン類、フェノ
    ール類、ハロベンゼン類、ナフチルアミン類、ナフトー
    ル類、ハロナフタレン頚、インドール類、ピリダジン類
    、ピリミジン類、ピラジン類又はピラゾール類である請
    求項5に記載の製造方法
  7. (7)芳香族性を有する化合物のアシルチオメチル化体
    を還元解裂させるか、酸性下加水分解することを特徴と
    する、芳香族性を有する化合物のメルカプトメチル化体
    の製造方法。
  8. (8)芳香族性を有する化合物が、アニリン類、フェノ
    ール類、ハロベンゼン類、ナフチルアミン類、ナフトー
    ル類、ハロナフタレン類、インドール類、ピリダジン類
    、ピリミジン類、ピラジン類又はピラゾール類である請
    求項7に記載の製造方法
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004091417A (ja) * 2002-09-02 2004-03-25 Japan Science & Technology Corp チオエステル化合物の加水分解反応方法とチオアセタール化反応方法
JP2011074016A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Toyobo Co Ltd 3−メルカプト−1−プロパノールの製造方法
JP2018505163A (ja) * 2015-01-30 2018-02-22 パリオン・サイエンシィズ・インコーポレーテッド 新規モノチオール粘液溶解剤

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