JPH01226331A - 制振性を有する複合パイプの製造方法 - Google Patents

制振性を有する複合パイプの製造方法

Info

Publication number
JPH01226331A
JPH01226331A JP63054641A JP5464188A JPH01226331A JP H01226331 A JPH01226331 A JP H01226331A JP 63054641 A JP63054641 A JP 63054641A JP 5464188 A JP5464188 A JP 5464188A JP H01226331 A JPH01226331 A JP H01226331A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
resin
tube
outer pipe
diameter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63054641A
Other languages
English (en)
Inventor
Masuo Minato
万寿男 湊
Yoshitoshi Onishi
大西 俊寿
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
Priority to JP63054641A priority Critical patent/JPH01226331A/ja
Publication of JPH01226331A publication Critical patent/JPH01226331A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は制振性を有する複合パイプの製造方法に関する
ものである。
〔従来の技術) ビル等の居住建築物の天井・壁・床には、水道管、下水
管、ガス管および冷暖房用の温水や蒸気管等が配設ない
しは埋設されてあり、また、これら配管には、通常、−
層構成の金属管、特に鋼管がmmされている。
しかし、周知のように、金属材料は一般に強度等の機械
的特性に優れる反面、弾性エネルギーを蓄積する能力が
大きいため、これら金属系の配管類は、移送する水の水
撃音や蒸気の打撃音等の衝撃音を広い範囲に伝播させる
欠点がある。
一方、近来においては、集中冷暖房が広く普及している
が、これら集中冷暖房用の温水や蒸気等を移送する配管
から発生する衝撃音は、異音ないしは騒音として苦情の
対称とされている。
そして、従来、これら騒音を抑制するものとしては、外
面に弾性樹脂をコーティングした樹脂被覆鋼管2か、外
面に弾性樹脂をコーティングした樹脂被覆鋼管の外周を
、金属板ないしは外管にて被覆したものが用いられてい
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、■弾性樹脂を外面にコーティングした樹脂被覆
鋼管を配管として用いる場合、施工時に・ 外面の被覆
が剥離しないよう充分な配慮を要し、また、施工後に、
配管の保持部において、管の振動や、膨張・収縮にて被
覆が剥離し、保持部材と鋼管とが直接に接触して、該部
位より騒音が外部に伝播されて所期の役目を果たし得な
がったりする、施工上の問題点があり、また、■外面に
弾性樹脂をコーティングした樹脂被覆鋼管の外周に、金
属板を巻付けて被覆するものについては、巻付けた金属
板自体の当接部を機械的に接合すると、その構成上、自
己発振し易く、また、溶接にて接合すると、内方の弾性
樹脂を溶接熱で損傷し易く、かつまた、金属板を巻付け
ただけでは、内方の弾性樹脂と間の密着性を均一で確実
なものとし難く、充分なる制振性・遮音性が得難いもの
となる、製造上の問題点があり、そして、■外面に弾性
樹脂をコーティングした樹脂被覆鋼管の外周を、金属外
管にて被覆するものについては、長尺なる製品を得よう
とするとき、外管の内側に樹脂被覆鋼管を挿入する工程
が煩雑かつ困難なものとなり、また、内方の弾性樹脂と
間の密着性を均一で確実なものとし難く、充分なる制振
性・遮音性が得難いものとなる、製造上の問題点がある
本発明は上記問題点に鑑み、その製造が容易で、かつ、
各層間の密着性を確実なるものとし得て制振性に優れ、
さらには、施工性も良好な制振性を有する複合パイプの
製造方法を提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するための本発明は、以下をその要旨
としている。すなわち、本発明の制振性咎有する複合パ
イプの製造方法は、帯板状の金属材料を幅方向に湾曲さ
せて管状とし、かつ、その突合せ部の両側端部それぞれ
を外径方向に突出させてなるフィン部(2)(3)を全
長にわたり成形した外管(+)を製作し、一方、金属管
(5)の全外周面に樹脂(6)をコーティングした内管
(4)を製作し、次いで、これら外管(1)の内側に内
管(4)を挿入した後、外管(1)の両フィン部(2)
(3)間を密着させて溶接し、しかる後に、これらを加
熱して内管(4)の樹脂(2)に流動性を付与すると共
に、外管(1)の径を縮小させる加工を加えて、外管(
1)と内管(4)の樹脂(2)とを密着させるものであ
る。
〔作用〕
本発明においては、帯板状の金属材料を幅方向に湾曲さ
せて管状体とし、円周部に長手方向の未接合部を有する
外管(1)の内側に、金属管(5)の外周面に樹脂(6
)をコーティングした内管(4)を挿入するものであっ
て、その挿入に際して、該外管Q)の突合せ部に間隙を
もたせて内径を広げることで、内管(4)の挿入を容易
なものとすることができる。
また、内管(4)を外管(1)内部に挿入した後、外管
(1)の両フィン部(2)(3)間を密着させて溶接す
るものであるが、該両フィン部(2)(3)は外管(1
)の外径方向に突出し全長にわたり成形されであるので
、これら両フィン部(2)(3)間は、外管(1)の外
方からの手段にて密着させることができ、かつ内側の樹
脂(6)に熱影響を与えることなく溶接することがでる
そして、外管(1)の内側に内管(4)を挿入し、外管
(1)の両フィン部(2)(3)間を溶接した後に、こ
れらを加熱して内管(4)の樹脂(2)に流動性を付与
すると共に、外管(1)の径を縮小させる加工を加えて
、外管(1)と内管(4)の樹脂(2)とを密着させる
ので、外管(1)と樹脂(2)とは密に接着し、外管(
1)と内管(4)とは樹脂(2)を介して完全に一体化
される。
また、本発明の製造方法にて得られる複合パイプは、外
管(1)・樹脂(6)・金属管(5)からなる三層構造
のもので、その金属管(5)内を移送される流体に起因
する衝撃音等は、中間に配された樹脂(6)の弾性にて
吸収されて最外層の外管(1)へ伝播を遮断される。
(実施例〕 本発明の実施例を図面を参照して、以下に説明する。
第1図8万至第1図dは本実施例の製造工程の概要を説
明する斜視図である。
本実施例においては、まず、第1図aに示す外管(1)
と、第1図すに示す内管(4)とが準備される。
第1図aに示す外管(1)は、帯状鋼板を多段ロール成
形機にて幅方向に管状に湾曲させると共に、その突合せ
部の両側端部を折曲げて外径方向に突出させたフィン部
(2)(3)を成形したものであり、また、第1図すに
示す内管(4)は、鋼管(5)の外径面に加熱溶融させ
た弾性樹脂(6)を塗布した樹脂被覆管で、その外径を
上記外管(1)の内径と略同寸とされたものである。
そして、これら外管(1)と内管〔4)のそれぞれ1本
ずつを合わせ、第1図Cに示すように、外管(1)の内
側に内管(4)が挿入される。なお、この挿入に際して
は、外管(1)の突合せ部、すなわち両フィン部(2)
(3)間の間隙を広げ、外管(1)の内径を所定径より
大きくして、内管(4)の挿入を容易なものとした。
次に、第1図dに示すように、外管(1)の両フィン部
(2)(3)間を密着させて、両者間を溶接し、外管(
1)・弾性樹脂(6)・鋼管(5)からなる三層構成の
複合管とし、しかる後に、これらを加熱して樹脂(6)
に流動性を与えると共に、外管(1)の径を減少させる
加工を加え、外管(1)と弾性樹脂(6)とを密着させ
て、外管(1)・樹脂(6)・鋼管(5)を一体化させ
る。
以下に、上記本実施例の各工程について、さらに詳細に
説明する。
第1図aに示す外管(1)を製造するについては、帯状
鋼板を幅方向に、連続してU字状、0字状に曲げ成形す
る多段ロール成形機を用いたが、該成形機の最終段側ロ
ールとして、第2図aに示すフィン部(9)と半円部O
Iの型面を有する対の縦ロール(7)(8)、および、
第2図すに示すフィン部面と半円部(+41型面を有す
る上ロール(11)と、半円部09型面を有する下ロー
ル021とからなる対の横ロールとを複数設配すること
により、外管(1)の両フィン部(2)(3)を成形さ
せた。
一方、第1図すに示す内管(4)を製造するについては
、第3図aおよび第3図aのA−A断面図である第3図
すに示すように、溶融状態の弾性樹脂(6)を収容する
上・下保温槽06)07)と、これら上・下保温槽06
1 G?)内の溶融弾性樹脂(6)を転写する上・下転
写ロール08)09)と、該転写ロール0I09を介し
て転写された溶融弾性樹脂(6)を被塗布管体表面に塗
布する上・下塗布ロールasauとを備えた樹脂コーテ
ィング装置t221に、鋼管(5)を第3図a中の矢印
に示す方向に供給して、その全外周面に均一、かつ連続
的に溶融弾性樹脂(6)を塗布し、続いて、図外の冷却
・乾燥装置内を経由させて、鋼管(5)の全外周面に弾
性樹脂(6)層を形成させた内、管(4)とした。
上記工程を経て得られた、外管(1)と内管(4)のそ
れぞれ1本ずつを合わせ、外管(1)の内側に内管(4
)を挿入した後、第4図に示すように、対の圧着ロール
…aを有する自走式のシーム溶接@t2−にて、外管(
1)の両フィン部(2)(3)間を圧着させながら、両
者間を連続的にシーム溶接し、外管(1)・弾性樹脂(
6)・鋼管(5)からなる三層構成のものとした。
そして、これらを連続加熱装置内を経由させて、弾性樹
脂(6)が流動性を得る温度まで昇温させ、続いて、し
ごき加工装置のダイスを経由させて、外管(1)の径を
縮小させ、外管(1)と弾性樹脂(2)とを密着させる
と共に、両者間を密に接合させて、三層構成の複合パイ
プを完成させた。
なお、本実施例においては、外管(1)の両フィン部(
2)(3)間の接合にシーム溶接を用いたが、これは、
複合パイプの用途および大きさに応じ、他の溶接方法が
適用されても良い。
また、外管(1)の径を縮小させるに、ダイスを経由さ
せるしごき加工を適用したが、これは、スピニングロー
ルによるものとか、熱間静水圧加圧等の他の加工方法が
適用されても良い。
【発明の効果〕
本発明に係る複合パイプの製造方法は、容易に長尺なる
複合パイプを製造し得、かつ、得られた複合パイプは、
中間″に弾性樹脂を配し、互いに密着・接合させられた
三層構造で、その金属管内を゛移送される流体に起因す
る衝撃音等を、中間に配された弾性樹脂の弾性にて吸収
して最外層の金属製外管への伝播、すなわち、外部への
伝播を遮断し得て、制振性・遮音性に優れるものである
しかも、これら複合パイプは、建築物などの配管として
用いるとき、制振作用を有する弾性樹脂が金属製外管に
被覆されているので、施工時および施工後に、その損傷
にて制振効果が損なわれる懸念がなく、さらに、外周の
長手方向にフィン部が付いているので、梁剛性が向上し
て保持点の削減も可能となり、かつ保持部材とフィン部
とを溶接して直接的に保持させることも可能で、その施
工を容易とする効果をも併せ有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図a乃至dは本発明の実施例の製造工程の概要を説
明する斜視図、 第2図aおよび第2図aは本発明の実施例に係わるロー
ル成形機に配したロールを示す断面図、第3図aは本発
明の実施例に係わる樹脂コーティング装置の要部を示す
断面図、第3図すは第3図aのA−A断面図、 第4図は本発明の実施例に係わるシーム溶接機を示す斜
視図である。 (1)−外管、(2)−フィン部、(3)−フィン部、
(4)−内管、(5)−鋼管、  (6)−弾性樹脂。 特許出願人  株式会社 神戸製鋼灰 化 理 人  弁理士  金丸 章− 第1図 (2b       Cd 第2図 a            b

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 帯板状の金属材料を幅方向に湾曲させて管状とし、かつ
    、その突合せ部の両側端部それぞれを外径方向に突出さ
    せてなるフィン部(2)(3)を全長にわたり成形した
    外管(1)を製作し、一方、金属管(5)の全外周面に
    樹脂(6)をコーティングした内管(4)を製作し、次
    いで、これら外管(1)の内側に内管(4)を挿入した
    後、外管(1)の両フィン部(2)(3)間を密着させ
    て溶接し、しかる後に、これらを加熱して内管(4)の
    樹脂(2)に流動性を付与すると共に、外管(1)の径
    を縮小させる加工を加えて、外管(1)と内管(4)の
    樹脂(2)とを密着させることを特徴とする制振性を有
    する複合パイプの製造方法。
JP63054641A 1988-03-08 1988-03-08 制振性を有する複合パイプの製造方法 Pending JPH01226331A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63054641A JPH01226331A (ja) 1988-03-08 1988-03-08 制振性を有する複合パイプの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63054641A JPH01226331A (ja) 1988-03-08 1988-03-08 制振性を有する複合パイプの製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01226331A true JPH01226331A (ja) 1989-09-11

Family

ID=12976402

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63054641A Pending JPH01226331A (ja) 1988-03-08 1988-03-08 制振性を有する複合パイプの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01226331A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH01226331A (ja) 制振性を有する複合パイプの製造方法
JPS6166091A (ja) 熱交換器用チユ−ブ材及び該チユ−ブ材による熱交換器コアの製造方法
JPS6161915B2 (ja)
JPH11254033A (ja) 長手方向に沿った隔壁で内部を区分した金属管の製造方法
JP2014114882A (ja) クリープ損傷を受ける金属製配管の補強工法、及び、補強構造
JP2604184Y2 (ja) 冷温水配管材
JP5675559B2 (ja) ボイラチューブの補強方法及び補強構造
JP4412795B2 (ja) 熱交換器
KR100906295B1 (ko) 에어컨 배관재와 그 제조장치 및 제조방법
JPH1183048A (ja) 輻射暖房用ヒータ
EP0037679A1 (en) Coolant conduits incorporated in castings
JPS6161914B2 (ja)
JPH04260789A (ja) 円筒型熱交換器の製造法
JP7379412B2 (ja) 板金製外装材及び板金製外装材の施工方法
JPH0741476B2 (ja) 複重管分離方法
JPS6312311Y2 (ja)
JPH0419120A (ja) 積層スパイラル管の製造方法
JP2699113B2 (ja) 多層蛇腹管
RU2197676C2 (ru) Способ изготовления трубы с внутренним покрытием
CN112815171A (zh) 任意角度跨越波纹外护管预制保温三通及制作方法
JPS60166133A (ja) 熱交換器の製造方法
JPH01273994A (ja) ヒートパイプ
JPH09277036A (ja) 熱交換器のヘッダタンク製造方法
CN115325285A (zh) 低碳节能绝热蒸汽保温管以及保温结构的工艺系统
JPS58125325A (ja) 熱交換器の製作法および構造