JPH01225299A - コーンスピーカーの振動板結合装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はコーンスピーカーの振動板をボイスコイルボ
ビンに結合する装置に関するものである。

〔従来の技術〕

第５図及び第６図は従来のコーンスピーカーの振動板結
合装置を示す図で、第５図は平面図、第６図は第３図の
Ｖｌ−Ｖｌ線断面図である。

図中、（１）はラッパ状に形成された振動板で、ノ・ニ
カムコア（２）ヲ表スキン材（３：及び裏スキン材（４
）で両面からサンドイッチ状に接着して形成されている
。（５）はボイスコイル（６）が巻回された円筒状のコ
イルボビンで、振動板（１）の中心部はコイルボビン（
５）の外周面に嵌入されて接着剤（７）で接着されてい
る。

従来のコーンスピーカーの振動板結合装置は上記のよう
に構成され、磁気空隙内に置かれたボイスコイル（６）
に電流’を流すことによって駆動力が発生し、これがコ
イルボビン（５）ヲ介して撮動板（１１に伝達される。

その結果、振動板（１１が振動して音が放射される。撮
動板（１１には剛性に優れ、しかも軽麓であることが要
求されるが、ハニカムコア（２）によって形成された振
動板（１１は、上記要求条件を十分満足する材料として
広く使用されている。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記のような従来のコーンスピーカーの振動板結合装置
では、ハニカムコア（２）ヲ使用した振動板（１）の中
心部をコイルボビン（５）に嵌入して接着しているため
、振動板（１１のコイルボビン（５）と接合する部分は
、蜂の巣状のコア材が露出して、コイルボビン（５）と
は線接触となり、接着剤（７）ヲ用いて接着しても、大
きな接合強度を得ることはむずかしく。

大入力時には、この部分で破壊してしまう等、耐入力性
が低いという問題点がある。

Ｃの発明は上記問題点を解決するため罠なされたもので
、振動板とコイルボビンとの接合強度を大きくすること
ができ、高耐入力を実現できるようにしたコーンスピー
カーの振動板結合装＆を提供することを目的とする。

また、この発明の別の発明は、振動板とコイルボビンと
の接合強度を更に強化できるようにしたコーンスピーカ
ーの振動板結合装置を提供すること金目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

この発明に係るコーンスピーカーの振動板結合装置は、
コイルボビンに嵌入されるハニカムコアサンドイッチ振
動板の中心部に、ハニカムコアよりも体積密度の大きい
結合体を埋設し、この結合体をコイルボビンに接着剤で
固定したものである。

また、この発明の別の発明に係るコーンスピーカーの振
動板結合装置は、上記のものにおいて結合体をコイルボ
ビンに締結部材で結合し、コイルボビンと結合体の間に
接着剤を充てんしたものである。

〔作用〕

この発明においては、振動板の中心部とボイスコイルは
全周にわたり結合体を介して接着同定さ九るため、これ
らの接合面は面接触とな夛、接着面積は大となる。

また、この発明の別の発明においては、更に結合体はコ
イルボビンに締結部材で結合されるため。

両者の接合強度は大きくなる。

〔実施例〕

第１図及び第２図はこの発明の一実施例を示す図で、第
１図は第２図の１−１線断面図、第２図は平面図であり
、従来装置と同様の部分は同一符号によシ示す。

図中、αυはハニカムコア（２）よりも体積密度の大き
い材料１例えば強化プラスチック材で振動板（１１の中
心部全周に埋設された結合体で、その内周縁部（１１ａ
）は円筒状に形成されコイルボビン（５）に嵌入され、
接着剤（７）で接着さｎている。

上記のように構成されたコーンスピーカーの振動板結合
装置においても、その動作は従来装置と同様である。

そして、大入力時には、振動系に大きな駆動力が作用し
、％にコイルボビン（５）と振動＆（１）の接合部には
大きな力が加わる。しかし、結合体＋１１１の内周縁部
（１１ａ）は円筒状に形成され、コイルボビン（５）と
は大きな接着面積で接合されているため、接合強度は大
きく、大入力時の作用力に対し十分耐えることが可能で
ある。

第３図及び第４−はこの発明の他の実施例を示す図で、
第３図は平面（９）、第４図は第３図の■−■線断面図
であシ、結合体ａ１＋の内周縁部（４１ａ）とコイルボ
ビン（５）とは、ねじ、ナツト等の締結部材Ｑｌで結合
され、コイルボビン（５）と結合体αＤの内周縁部（１
１ａ）の間には接着剤（７）が充てんされている。

このように、結合体ａυとコイルボビン（５）とは締結
部材ａ３で結合された上、接着剤（７）か充てんされる
ため、これらの接合強度は極めて大きくなる。

上記各実施例では、結合体ａυを強化プラスチック材で
構成するものとしたが、金属、木材２紙等ハニカムコア
（２）よシも体積密度の大きい材料であればよく、実施
例と同様の機能を得ることが可能である。

〔発明の効果〕

以上説明したとおりこの発明では、コイルボビンに嵌入
されるハニカムコアサンドイッチ振動板の中心部に、ハ
ニカムコアよシも体積密度の大きい結合体を埋設し、こ
の結合体全コイルボビンに接着剤で固定したので、振動
板とコイルボビンとの接着強度が大になシ、高耐入力の
コーンスピーカーを実現することができる効果がある。

また、この発明の別の発明では、結合体をコイルボビン
に締結部材で結合し、コイルボビント結合体の間に接着
剤を充てんしたので、振動板とコイルボビンの接合強度
を更に強化することができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明によるコーンスピーカーの振動板結合
装置の一実施例を示す図で、第２図のＩ−１線断面図、
第２図は第１図の平面図、第３図はこの発明の他の実施
例を示す平面図、第４図は第３図のＩＶ−ＩＶ線断面図
、第５図線従来のコーンスピーカーの振動板結合装置を
示す平面図、第６図は第５図の■−■線断面図である。 図中、（１）は振動板、（２１はハニカムコア、（３）
は表スキン材、（４）は裏スキン材、（５１はコイルボ
ビン。 （６）はボイスコイル、（７）は接着剤、ａ１＋は結合
体、　（１３は締結部材である。 なお２図中同一符号は同−又は相半部分を示す。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）ボイスコイルが巻回された円筒状のコイルボビン
   と、ハニカムコアを両面からスキン材でサンドイッチ状
   に挾着した部材でラツパ状に形成されてその中心部が上
   記コイルボビンの外周面に嵌入された振動板と、上記ハ
   ニカムコアよりも体積密度の大きい材料で形成されて上
   記振動板の中心部全周に埋設され上記コイルボビンの外
   周面に嵌入され上記コイルボビンに接着剤で固定された
   結合体とを備えてなるコーンスピーカーの振動板結合装
   置。
2. （２）結合体がコイルボビンに締結部材で結合され、上
   記コイルボビンと上記結合体の間に接着剤が充てんされ
   た特許請求の範囲第１項記載のコーンスピーカーの振動
   板結合装置。