JPH01224671A - 半導体加速度センサの製造方法 - Google Patents

半導体加速度センサの製造方法

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JPH01224671A
JPH01224671A JP5077788A JP5077788A JPH01224671A JP H01224671 A JPH01224671 A JP H01224671A JP 5077788 A JP5077788 A JP 5077788A JP 5077788 A JP5077788 A JP 5077788A JP H01224671 A JPH01224671 A JP H01224671A
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JP
Japan
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film
substrate
crystal substrate
forming
chemical
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Pending
Application number
JP5077788A
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English (en)
Inventor
Hirokazu Hashimoto
廣和 橋本
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Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ この発明は、自動車、工業計測、航空機等各種の分野に
おいて用いられる半導体加速度センサの製造方法に関す
る。
[従来技術] 第2図は従来の半導体加速度センサの構成を示す平面図
である。この図において、lは方形状に形成されたn型
のシリコン基板(以下、Si基板と称する)であり、こ
のSi基板lの周縁部に沿って平面“C”字状の空隙部
2が形成されている。Iaは片持梁部であり、空隙部2
によって細く形成されており、この片持梁部1aの先端
には方形状の重り部1bが形成されている。3は平面“
コ”字状に形成された加速度検出用の拡散抵抗であり、
片持梁部1aの上面に設けられている。4.4は拡散抵
抗3の両端各々に接続された電極である。
ここで、第3図は第2図のAA線断面図であり、この図
に示すように、片持梁部1aは薄く形成され、重り部1
bは肉厚に形成されている。
次に、第4図を参照して上述した半導体加速度センサの
製造工程を説明する。
■まず、第4図(イ)に示すように、Si基板1の上下
面各々に、5iOz膜5,6を形成する。この5iOz
膜5,6の形成は、Si基板Iを拡散炉内に配置し、1
000〜1200℃の酸化性雰囲気中て熱処理すること
により行なわれる。
■次に、第4図(ロ)に示すように、フォトリソグラフ
ィにより、5102膜5に窓隙用窓7を形成する。なお
、フォトリソグラフィは、フォトレジスト塗布工程、ア
ライメント工程、紫外線露光工程、現像工程およびベー
ク工程等から成る。以下、フォトリソグラフィと称する
場合は、これらの工程を存するものとする。
■次に、第4図(ロ)のSi基板1を拡散炉内に配置し
、1000〜1200℃の雰囲気中で窓隙用窓7からボ
ロン(はう素)を供給し、第4図()X)に示すp型拡
散層(以下、拡散抵抗と称する)3を形成する。
■次に、第4図(ニ)に示すように、Si基板lの下面
のSin、膜6に片持梁用窓8と、重り部用窓9をフォ
トリソグラフィにより形成する。
■次に、第4図(ホ)に示すように、K OH、ヒドラ
ジン、EPW等のエツチング液を用いてSi基板1の下
面から予め決定した片持梁部の厚みの2倍の厚みとなる
までエツチングを行い、切欠部10゜11を形成する。
■次に、第4図(へ)に示すように、切欠部IIの上面
に対向するSiOx膜5に窓隙用窓12をフォトリソグ
ラフィにより形成する。
■次に、第4図(ト)に示すように、■項で用いたエツ
チング液により切欠部11がSi基板Iの上面に貫通す
るまで同基板lの両面からエツチングを行う。これによ
り、切欠部11が貫通して重り部1bか形成され、また
、切欠部IOがさらに削られて目的とする粱厚となる片
持梁部1aが形成される。また、貫通した部分が空隙部
2となる。
以上が従来の製造工程の一例である。なお、Si基板l
の片持梁部1aと重り部ibとを形成した残りの部分が
支持部となる。
[発明が解決しようとする課題] ところで、従来の半導体加速度センナの製造方法にあっ
ては、薄板状の梁部と、重り部をほぼ完成させた後に、
その表面に電極等の金属パターニングを行なっていたが
、ウェハはすでにエツチング加工により平面性が失なわ
れ、その梁部は非常に薄く作られ破壊され易くなってい
るので、この状態でスピナーによるレジスト塗布、金属
パターニングを実施するには非常゛に困難性をともなう
[課題を解決するために手段] 上述した問題点を解決するために、この発明によれば、
以下の工程を含むことを特徴とする。
(イ)半導体単結晶基板の第1の面に、拡散抵抗、及び
重り部の輪郭形状に沿った少なくとも梁部の厚み以上の
深さを有する凹部を形成する第1の工程、 (ロ)次いで、前記第1の面上に耐ケミカルエツチング
膜を形成する第2の工程、 (ハ)前記半導体単結晶基板の第2の面に対して、所定
の厚みの梁部、及び重り部の周囲に沿った工・ソチング
を施す第3の工程、 (ニ)上記(ハ)の工程が終了した後に行なわれる前記
第1の面上に金属パターンを施す第4の工程、(ホ)前
記耐ケミカルエツチング膜を除去する第5の工程。
[作用] 耐ケミカル・エツチング膜が形成されたほぼフラットな
ウェハの第1の表面上に金属パターニングを行えるよう
になる。
[実施例コ 以下、第1図を参照し、この発明の一実施例による製造
方法を説明する。なお、この図において、前述した第4
図と対応する部分には同一の符号を付してその説明を省
略する。
■まず、第1図(イ)に示すように、n型のSi基板1
の上下面各々に、5iot膜5,6を形成する。
■次に、第1図(ロ)に示すように、フォトリソグラフ
ィにより、上面(第1の面)の5ins膜5に重り部の
形成用としての重り部の輪郭形状に沿った窓隙用窓14
を形成する。
■次に、第1図(ハ)に示すように、K OH、ヒドラ
ジン、EPW等のエツチング液を用いてSi基板lの上
面からエツチングを行い、窓隙用窓14から同基板lに
切欠部(凹部)15を形成する。この切欠部15の深さ
は、少なくとも目的とする片持梁部の厚みより大となる
ようにする。
■次に、第1図(ニ)に示すように、Si基板Iを酸化
性雰囲気中で熱処理することによって、切欠部15の表
面上に5iOz膜16を形成する。
■次に、第1図(ホ)に示すように、フォトリソグラフ
ィにより、Si基板lの上面の5iOy膜5に拡散抵抗
形成用としての窓隙用窓17を形成する。
0次に、第1図(ホ)のSi基板lを拡散炉内に配置し
、1000〜1200℃の雰囲気中で窓隙用窓17から
ボロンを供給し、第1図(へ)に示す拡散抵抗3を形成
し、その上に5iOz膜が形成される。
■次に、第1図(ト)に示すように、Si基板!の上面
の5iOz膜5の表面にエツチング防止膜(耐ケミカル
エツチング膜)としてSiN膜(窒化膜)18をCV 
D (Chemical V apor D epos
ition)により形成する。
0次に、第1図(チ)に示すように、フォトリソグラフ
ィにより、Si基板lの下面のS i Oを膜6に片持
梁用窓8と重り部用窓9を形成する。
0次に、第1図(す)に示すように、KOH,ヒドラジ
ン、EPW等のエツチング液を用いて、SiM板lの下
面(第2の面)から同基板lのS iO2膜16の底面
に達するまでエツチングを行い、片持梁用窓8から同基
板lに切欠部lOおよび重り部用窓9から同基板lに切
欠部11を各々形成する。
この工程により、片持梁部1aと重り部1bとの形成が
完了する。なお、先に■項で述べた切欠部15には、5
iOz膜16とSiN膜18とが積層されているので切
欠部11と切欠部15とは貫通しない。
0次に、第1図(ヌ)に示すように、拡散抵抗3の上面
中央部分に当たるSiN膜18をCF、ガスを用いたプ
ラズマエツチングにより除去する。
0次に、第1図(ル)に示すように、SiN膜18が除
去された部分から露出する5iOz膜6と、切欠部11
の上面に当たるS s Oを膜I6とをHF系エッチャ
ントにより除去する。SiN@1Bの所定部分が除去さ
れることにより、拡散抵抗3用のコンタクトホール19
が形成される。なお、SiN@1Bは耐ケミカルエツチ
ング膜でありHF系エッチャントではエツチングされな
いので、切欠部11は貫通しない。
0次に、第1図(ヲ)に示すように、SiN膜18の表
面にスパッタリングまたは真空蒸着等によってアルミニ
ウム膜20を付着させる。
[株]次に、第1図(ワ)に示すように、アルミニウム
膜20を熱リン酸等によりエツチングを行い、アルミニ
ウム電極20aを形成する金属パターニングを施す。
0次に、第1図(力)に示すように、CF、ガスを用い
たプラズマエツチングにより、アルミニウム電極20a
の下部を除いた他の部分のSiN@18を除去する。こ
の場合、切欠部11か貫通して貫通孔11aが形成され
る。また、SiN膜18のエツチングは、プラズマ中に
置いて行なわれるために、溶液によるエツチングのよう
に攪拌されることがないので、片持梁部が破損する割合
が非常に小さくなる。
以上の工程により半導体加速度センサか作製される。
なお、上記実施例において、エツチングの防止膜(符号
18で示す)としてSiNを用いたが、これの代わりに
HF系エッチャントでは除去されず、プラズマエツチン
グで容易に除去される材料(例えば、Po1y−Si;
ポリシリコン)であれば他のものでも使用可能である。
また、これらSiNにかわるものを組み合わせた複数の
膜を使用しても良い。
また、上記実施例では片持梁部を有する半導体加速度セ
ンサに適用した場合について述べたが、両持梁部を有す
る半導体加速度センサにも勿論適用することができる。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明によれば、半導体単結晶
基板の一方の而からエツチングを行って貫通孔を空ける
ことにより重り部および梁部の輪郭を形成ずろ半導体加
速度センサの製造方法において、前記エツチングに用い
られるエツチングストップ膜を前記半導体単結晶基板の
他方の面に形成し、前記エツチングによって該基板が貫
通しないようにして前記エツチングストップ膜からフォ
トリソグラフィによって前記梁部に設けられる拡散抵抗
への電気的配線工程を行い、この電気的配線工程の終了
後前記エツチングストップ膜を除去して前記半導体単結
晶基板にn通孔を形成するようにしたので、製品コスト
を安価にできる。また、製品としての電気的信頼性が向
上し、また、梁部か破損する割合が非常に小さくなるの
で歩留が改善される。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による製造方法を説明する
ための工程図、第2図は従来の半導体加速度センサの構
成例を示す平面図、第3図は第2図のAA線断面図、第
4図は従来の半導体加速度センサの製造方法を説明する
ための工程図である。 1・・・・・・Si基板(半導体単結晶基板、支持部)
、la・・・・・・片持梁部、 1b・・・・・・重り部、 3・・・・・・拡散抵抗、 15・・・・・・切欠(凹部)、 18・・・・・・SiN膜(耐ケミカルエツチング膜)
、20・・・・・・アルミニウム膜(金属パターンを形
成する)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 以下の工程を含むことを特徴とする重り部、支持部及び
    これらを連結する薄い梁部が半導体単結晶基板から一体
    的に作り出される半導体加速度センサの製造方法。 (イ)半導体単結晶基板の第1の面に、拡散抵抗、及び
    重り部の輪郭形状に沿った少なくとも梁部の厚み以上の
    深さを有する凹部を形成する第1の工程、 (ロ)次いで、前記第1の面上に耐ケミカルエッチング
    膜を形成する第2の工程、 (ハ)前記半導体単結晶基板の第2の面に対して、所定
    の厚みの梁部、及び重り部の周囲に沿ったエッチングを
    施す第3の工程、 (ニ)上記(ハ)の工程が終了した後に行なわれる前記
    第1の面上に金属パターンを施す第4の工程、(ホ)前
    記耐ケミカルエッチング膜を除去する第5の工程。
JP5077788A 1988-03-04 1988-03-04 半導体加速度センサの製造方法 Pending JPH01224671A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH045573A (ja) * 1990-04-23 1992-01-09 Nec Corp 半導体素子およびその製造方法
US5324688A (en) * 1990-12-17 1994-06-28 Nec Corporation Method of fabricating a semiconductor acceleration sensor
JP2003156510A (ja) * 2001-11-22 2003-05-30 Matsushita Electric Works Ltd 半導体加速度センサの製造方法

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