JPH01223200A - しみ抜き剤 - Google Patents

しみ抜き剤

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JPH01223200A
JPH01223200A JP63048924A JP4892488A JPH01223200A JP H01223200 A JPH01223200 A JP H01223200A JP 63048924 A JP63048924 A JP 63048924A JP 4892488 A JP4892488 A JP 4892488A JP H01223200 A JPH01223200 A JP H01223200A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stain
surfactants
propellant
foam
aqueous solution
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Pending
Application number
JP63048924A
Other languages
English (en)
Inventor
Jiyunko Nishiyama
西山 潤子
Hiroshi Sugawara
洋 菅原
Kenji Yokoi
健二 横井
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Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は衣類用しみ抜き剤に関し、更に詳しくは衣類に
付いたしみに界面活性剤を含む泡沫を吹き付け、裏側に
当て布を置いて軽く叩くことにより、輪じみを生じさせ
ることがな(、かつすぐれたしみ抜き効果を有する泡沫
型しみ抜き剤に関するものである。
〔従来技術〕
日常生活で衣類にじみを付けてしまうことはしばしば経
験することである。たとえば、コーヒー、ビール、ソー
ス、果汁等をこぼしたり、口紅、ペンキ、インク、油等
が付着してしまうことはよく起こることである。しみは
大部分がスポットの汚れであり、しみの付いていない部
分はきれいであって洗濯したりクリーニングに出したく
ないことも多い。衣類に付着したしみは美観を損なうと
共に放蓋しておくと頑固な汚れに変質し簡単には落ち難
くなることも多い。また、飲食物等に由来するしみには
蛋白質が含まれるのでカビが発生して繊維を損傷する原
因にもなる。
従って、じみが付着した場合にはできるだけ早めにしみ
抜き処理を行う必要があり、このためのしみ抜き方法、
しみ抜き剤等については古くから数多くの提案がなされ
また実用化もされている。
たとえば、■物理的に擦ったり、削ったりする方法、■
加熱して溶し出す方法、■水又は洗剤液で拭く方法、■
ベンジンやアルコール等の溶剤で゛拭く方法、■漂白剤
等で化学的に分解する方法、■酵素等で生化学的に分解
する方法などがみられ、それぞれ一長一短があり、じみ
や衣類の種類に応じて使い分けされているが、洗剤液や
溶剤を用いる方法が一般的である。
具体的には1.1.1−)ジクロロエタンを主成分とし
、これと少量の1.2−ジクロロエタン等から成る毒性
を改善したしみ抜き剤組成物(特開昭48−43711
号)、石けん、セタノール、非イオン性界面活性剤、有
機溶媒、アルカリ水溶液から成り、広範囲のしみに適用
゛できるエマルションタンプのしみ抜き剤(特開昭51
−6203号)、水、次亜塩素酸塩等のアルカリ塩、ト
リポリリン酸ソーダ、非イオン界面活性剤から成るしみ
抜き効果を改善したしみ抜き剤(特開昭53−8178
9号)、非水系溶媒、油溶性界面活性剤、水溶性界面活
性剤、水から成るしみ抜き効果を改善した1液しみ抜き
剤(特公昭54−64505号)、シみ抜き成分と飽和
混合脂肪酸ソーダ塩ゲル化剤とから成る拭き取り易い固
形状しみ抜き剤組成物(特開昭55−145799号)
、塩素化炭化水素、石油留出物、脂肪族アルコール、水
性アンモニアから成る印刷インクのしみ抜き効果を改善
した清浄用組成物(特開昭60−90299号)、プロ
チンA(蛋白分解酵素)、ジェタノールアミン、モノエ
タノールアミン、メタノール、レポン15(ナトリウム
アルキルジ(アミノエチル)グリシンを主成分とする混
合物)及び水から成り、墨汁や染毛剤等のじみをとるし
み抜き剤(特開昭61−15300号)等である。
しかしながら、これら従来のしみ抜き剤は適用し得る「
しみ」の範囲を拡大すること、しみ抜き効果を向上させ
ること、布地の損傷や変退色を生じさせないこと等の点
で改善されてきているが、しみ跡や輪じみを残さないし
み抜き剤とするためには更に改善が必要とされるもので
ある。溶剤や洗剤液を用いるしみ抜き処理においてはじ
みが溶剤や洗剤液の拡散作用を受けて周辺に広がり易い
ことに注意する必要がある。特に過剰のしみ抜き剤を用
いることに対しては注意する必要がある。
上記従来技術は、この点においては充分ではなく、実用
性に欠け、改善が望まれていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
従って、本発明は、幅広いしみに適用でき、しみ抜き効
果にすぐれ、輪じみやしみ跡をのこすことがなく、家庭
においても手軽に用いることのできるしみ抜き剤を提供
することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、界面活性剤から成る洗浄剤水溶液を適度な安
定性をもつ泡の形態で用いることにより、洗浄剤が有す
るしみ抜き効果を低下させることなく、輪じみやしみ残
りが著しく抑制されるとの知見に基づいてなされたので
ある。
すなわち、本発明は界面活性剤を含有する水溶液を噴射
剤と共に耐圧容器に圧封し泡状で噴出し得るしみ抜き剤
であって、噴出した泡の消泡時間が布地接触破泡試験法
で測定して20〜200秒の範囲にある噴射容器入りし
み抜き剤を提供する。
本発明における泡安定性の評価法として用いる布地接触
破泡試験法とは口紙の上に綿布(# 60 ’)を重ね
、この綿布上にしみ抜き剤を1.0g/10crl噴出
させ、泡が消えるまでの時間を測定する方法である。こ
の時間が長いものほど泡の安定性は大きいといえるが、
本発明においてはこの消泡時間が20〜200秒、好ま
しくは30〜150秒の範囲にあることが重要である。
消泡時間が20秒未満である場合はしみ抜き効果が低い
ばかりでなく輪じみが生じ易い。また、消泡時間が20
0秒を越える場合にも充分なしみ抜き効果が得られない
本発明で用いる界面活性剤は水溶性であり、洗浄力及び
起泡力を有することが必要であ゛る。一つの界面活性剤
が洗浄力と起泡力とを併せてもつ界面活性剤であること
が望ましいが、必ずしもこれに限定されるものではなく
、起泡力に欠けるが洗浄力を有する界面活性剤と、逆に
洗浄力に欠けるが起泡力を有する界面活性剤とを併用す
ることもできる。具体的にはα−オレフィンスルホン酸
塩、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩、長鎖アルコー
ル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテ
ル硫酸エステル塩、α−スルホ脂肪酸塩等のアニオン界
面活性剤、長鎖−級アミン塩、長鎖アルキルトリメチル
アンモニウム塩、アシルアミノエチルジエチルアミン塩
等のカチオン界面活性剤、アルキルベタイン、N−アル
キルトリグリシン等の両性界面活性剤、ポリオキシエチ
レンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフ
ェニルエーテル、ポリオキシエチレン−ポリオキシプロ
ピレングリコール等のノニオン界面活性剤などの一種又
は二種以上の混合物である。本発明のしみ抜き剤におい
て、水溶液中の上記界面活性剤の含有量は特に制限され
ないが、0.1〜10重量%(以上%と略称する)、好
ましくは1〜5%である。10%を越える量を配合して
もしみ抜き効果が更に向上することもなく、用いる界面
活性剤の種類によってはしみ抜き処理後に衣類に残り、
しみ跡になる場合もある。また、0.1%未満の場合に
は充分なしみ抜き効果が得られない。
本発明のしみ抜き剤は使用時に泡状で噴出させるもので
ある。このために噴射剤が必要となるが、本発明に用い
る噴射剤としては密閉容器に充填したとき2〜6kg 
/ ctlの圧力が得られ、水に難溶性であるか又は不
溶性である液化ガスが好適である。
具体的には石油液化ガス、プロパン、ブタン、フレオン
12(ジクロルジフルオルメタン)、フレオン11(フ
ルオルトリクロルメタン)、フレオン 114(ジクロ
ルテトラフルオルエタン)等を例示することができる。
本発明のしみ抜き剤において、噴射剤以外の成分から成
る水溶液(原液)と噴射剤との配合割合は特に制限され
ないが、原液/噴射剤が重量比で9971〜TO/30
、好ましくは97/3〜80/20の範囲とするのが望
ましい。また、本発明のしみ抜き剤を充填する容器は内
容物を泡状で噴出させることを可能にするバルブ(噴射
機構)を具備し、かつ13kg10ff1以上の内圧に
耐えうる材質と構造を゛もつことが必要である。
本発明のしみ抜き剤は基本的には上記のように構成され
るが、必要に応じて更に他の成分を添加することができ
る。このような成分としてはエチルアルコール、イソプ
ロピルアルコール、アセトン、メチルエチルケトン等の
浸透助長効果及び泡安定性調整効果を有する水溶性有機
溶剤、シリコーン等の泡安定性調整効果を有する化合物
、水酸化ナトリウム、アンモニア、ジェタノールアミン
等のしみ抜き効果を向上させるアルカリ剤、亜硝酸塩等
の容器の腐食抑制剤、芳香剤などを適宜配合することが
できる。
本発明のしみ抜き剤の使用方法は一般に洗剤液を用いて
しみ抜きを行うのと同様であり、特に注意して使用する
必要はないが、当て布を敷き、しみ抜き剤をスプレーし
、タオル、ハンカチ、ブラシ等を用いて軽く叩き、じみ
を当て布に移行させた後、水を用いて同様な操作を繰り
返し、残存しみ抜き剤を取り去る方法が推奨される。
〔発明の効果〕
本発明はしみ抜き剤を適度の安定性をもつ泡状の形態で
使用可能としたことにより、衣類上での使用量や使用範
囲が判別し易くなるばかりでなく、しみ抜き剤の過剰使
用をさけることができ、しみ跡や輪じみの発生を抑制す
ることができる。すなわち、洗剤液系のしみ抜き剤の長
所(安全性が高いこと、嫌な臭いがないこと、油性及び
水性のしみに対してしみ抜き効果が高いことなど)を活
かしながら従来品が有する欠点を改善し、実用性を高め
ることができたのである。
次に実施例により本発明を説明する。
〔実施例〕
各実施例及び比較例における評価法は次のように設定し
た。
〈試験布〉 綿布(綿ブロード) 〈前処理〉 市販の綿布を市販衣料用洗剤により電気洗濯機を用いて
洗濯した(浴比:1/30、温度=50℃、洗浄回数:
2)後、充分すすぎ、脱水、乾燥した。
くしみ汚垢〉 しみ汚垢A:果汁(100%グレープジュースー農協製
−) しみ汚垢B:ソース(ウースターソースーブルドックソ
ース■製−) しみ汚垢C:口紅(資生堂口紅赤インテグレト)しみ汚
垢D:油製インク(マジックインキ黒)くしみ汚垢布調
製〉 前処理した布を10X10cnfに裁断した。この裁断
した布に上記のしみ汚垢を直径が3 am程度の円形に
なるよう塗布した後乾燥し、それぞれのしみ汚垢布を調
製した。
くしみ抜き処理) しみ汚垢布の下に口紙を敷き、じみの上にしみ抜き剤を
0.7 g噴出させた後、ヘラを用いて軽く叩きじみを
口紙に移行させた。この操作を更に一回繰り返した後、
水を含ませたタオルを用いて軽く叩き、次いで乾燥させ
た。
く評価法〉 しみ抜き処理した各汚垢布について、目視により観察し
、次の基準でしみ抜き効果、しみ跡の有無、輪じみの有
無を評価した。
・しみ抜き効果 5点:完全にしみは消えている。
4点:極値かにじみが残っている。
3点:僅かにじみが残っている。
2点:しみが残っている。
1点:かなりのじみが残っている。
・しみ跡の有無、輪じみの有無 +:有り ±:極極値に有り 一:無 実施例1 α−オレフィン(炭素数14〜18)スルフオン酸ソー
ダの5%水溶液を調製し、これを原液とし、液化石油ガ
ス(LPG)とジメチルエーテル(DME)とを表−1
に示す割合で混合したものを噴射剤とし、原液と噴射剤
とを原液/噴射剤=90/10(重量比)の割合で市販
の泡沫エアゾール用バルブを具備したエアゾール容器に
充填してしみ抜き剤を調製した。各サンプルについてし
み抜き効果、しみ跡の有無及び輪じみの有無を評価した
。結果を表−1に示す。
表−1に示した評価結果から判るように、しみ抜き作用
を有する原液の組成が同じであるにも拘らず・、しみ抜
き剤の使用時の泡安定性すなわち消泡時間の違いにより
、しみ抜き効果、しみ跡及び輪じみの有無は著しく異な
っている。消泡時間が20〜200秒の範囲にある本発
明品による「しみ抜き効果」は3〜5点であり、「しみ
跡及び輪じみの有無」は−〜士であり、しみ跡や輪じみ
を残すことなく、すぐれたしみ抜き効果を有することが
判る。これに対して、消泡時間が5秒(20秒未満)で
ある場合、また223秒(200秒を越える時間)であ
る場合(比較例1及び7)はしみ跡や輪じみが残り、し
み抜き効果も低いことが判る。
実施例2 表−2に示す組成で原液を調製し、噴射剤であるフロン
12と共に原液/噴射剤=9515 (重量比)の割合
で200dエアゾール容器に充填してしみ抜き剤を調製
した後、各サンプルについてしみ抜き効果、しみ跡及び
輪じみの有無について評価した。結果を併せて表−2に
示す。尚、表中の界面活性剤としては下記のものを用い
た。
シリコーン5H5512は信越化学■製のシリコーン油
をそれぞれ示す。
表−2の結果から、本発明品はいずれも使用後にしみ跡
や輪じみを残すことなく、すぐれたしみ抜き効果を有す
ることが判る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 界面活性剤を含有する水溶液を噴射剤と共に耐圧容器に
    圧封し泡状で噴出し得るしみ抜き剤において、噴出した
    泡の消泡時間が布地接触破泡試験法で測定して20〜2
    00秒の範囲にあることを特徴とする噴射容器入りしみ
    抜き剤。
JP63048924A 1988-03-02 1988-03-02 しみ抜き剤 Pending JPH01223200A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63048924A JPH01223200A (ja) 1988-03-02 1988-03-02 しみ抜き剤

Applications Claiming Priority (1)

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JP63048924A JPH01223200A (ja) 1988-03-02 1988-03-02 しみ抜き剤

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JPH01223200A true JPH01223200A (ja) 1989-09-06

Family

ID=12816803

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JP63048924A Pending JPH01223200A (ja) 1988-03-02 1988-03-02 しみ抜き剤

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JP (1) JPH01223200A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009203268A (ja) * 2008-02-26 2009-09-10 Yuta Mizutani 洗浄組成物及びその使用方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009203268A (ja) * 2008-02-26 2009-09-10 Yuta Mizutani 洗浄組成物及びその使用方法

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