JPH01223102A - イミド基含有ビニル重合体の製造法 - Google Patents

イミド基含有ビニル重合体の製造法

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JPH01223102A
JPH01223102A JP63049270A JP4927088A JPH01223102A JP H01223102 A JPH01223102 A JP H01223102A JP 63049270 A JP63049270 A JP 63049270A JP 4927088 A JP4927088 A JP 4927088A JP H01223102 A JPH01223102 A JP H01223102A
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vinyl polymer
imide group
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tables
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JP63049270A
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Yugo Kumagai
熊谷 雄五
Akihiro Kobayashi
明洋 小林
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Resonac Corp
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Hitachi Chemical Co Ltd
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Publication date
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    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/087Binders for toner particles
    • G03G9/08702Binders for toner particles comprising macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • G03G9/08724Polyvinylesters

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は電子与真、静電記碌等の分野で使用される静電
荷像現像用トナーに用いられるバインダ樹脂として時に
有用なイミド基含有ビニル重合体の製造法に関する。
(従来の技術) 電子み真、静電記録等の分野に使用されるトナ−ハ、ポ
リスチレンを用いたトナー(特公昭44−16118号
公報)や、スチレン−メタクリル酸ブチル共重合体を用
いたトナー(特公昭56−11143号公報)等のビニ
ル重合体をバインダ樹脂としたものが一般的である。
バインダ樹脂はトナーの構成部分の大半を占めるため、
定着特性、耐久性、耐環境性等といったトナー性能への
影響力が大きく、いかなるバインダ樹脂を使用するかが
トナーの性能を作用するといっても過言ではない。
(発明が解決しようとする課題) ところで、電子写真、静電記録を応用したプリンタ、複
写機、ファクシミリ等で出力された印刷物は汚れや損傷
を防ぎ長期間保存する目的で、軟質塩化ビニル重合体か
らなるシートで保護されることが多い。
しかし上記ビニル重合体を用いたトナーは、軟質塩化ビ
ニル重合体と相溶する性質がめることから、印刷物を軟
質塩化ビニル重合体に接触させると極く短時間で文字や
図形がトナー担持体から剥離して、可視像の保持という
印刷物の本来の機能が損なわれてしまうという欠点を有
していた。
これ社上記ビニル重合体と軟質塩化ビニル重合体との相
溶性に起因するものである。
本発明は上記課題に鑑み、軟質塩化ビニル重合体からな
るシートと付着相溶しない性質をもちトナーバインダー
樹脂用として特に有用なビニル重合体を提供することを
目的とする。
(11題を解決するための手段) 本発明は、エステル基含有ビニル重合体とイミド基含有
アルコールをエステル交換反応させるイミド基含有ビニ
ル重合体の製造法に関する。
本発明に使用されるエステル基含有ビニル重合体はアル
キル基の炭素数が1〜4個でおる低級アルキルエステル
基含有ビニル単量体の重合によって得られる。低級アル
キルエステル基含有ビニル単量体としては、アクリル酸
メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸プロピル、アク
リル酸ブチル。
メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル
酸プロピ/I/、メタクリル酸ブチル、フマル酸モノ(
ジ)メチル(フマル酸モノメチル及びフマル酸ジメチル
を意味する。以下全て同じ。)、フマル酸モノ(ジ)エ
チル、フマル酸(ジ)プロピル、7マル酸モノ(ジ)ブ
チル、イタコン酸モノ(ジ)メチル、イタコン酸モノ(
ジ)エチル、イタコン酸モノ(ジ)グロビル、イタコン
酸モノ(ジ)ブチル、テグリン酸モノ(ジ)メチル、4
−ペンテン酸モノ(ジ)メチル、7トラコン酸モノ(ジ
)エチル、メサコノ酸モノ(ジ)ブチル等がある。
′また上記低級アルキルエステル基含有ビニル単量体と
共重合し得る他のビニル単量体を用いてもよく。
この重量体としては、スチレン、メトキシスチレン。
ブトキシスチレン、α−メチルスチレン、p−メチルス
チレン、p−1−ブチルスチレン、p−クロルスチvン
等oスチレン酵導体、メタクリル酸ペンチル。
メタクリル酸ヘキシル、メタクリル酸へブチル、メタク
リル酸デシル、メタクリル酸ウンデシル、メタクリル酸
ドデシル、メタクリル酸グリシジル、メタクリル酸メト
キシエテル、メタクリル酸グロボキシエチル、メタクリ
ル酸プトキシエチ/L/、メタクリル酸メトキシジエチ
レングリコール、メタクリル酸エトキシジエチレングリ
コール、メタクリル酸メトキシエチレングリコール、メ
タクリル酸ブトキシエチレングリコール、メタクリル酸
メトキシジプロピレングリコール、メタクリル酸フェノ
キシエテル、メタクリル酸フェノキシジエチレングリコ
ール、メタクリル酸フェノキシテトラエチレングリコー
ル、メタクリル酸ぺ/ジル、メタクリル酸シクロヘキシ
ル、メタクリル酸テトラヒドロフルフリル、メタクリル
酸ジシクロペンテニル。
メタクリル酸ジシクロペンテニルオキシエチル。
メタクリルff1N−ビニル−2ピロリドン、メタクリ
ロニトリル、メタクリルアミド、N−メチロールメタク
リルアミド、メタクリル酸モルホリノエチル、メタクリ
ル酸2−ヒドロキシエチル、メタクリル酸ヒドロキシプ
ロ、ビル、メタクリル酸ヒドロキシブチル、メタクリル
酸2−ヒドロキシ−3−フェニルオキシプロピ〃、ジア
セトンメタクリルアミド、アクリル酸ペンチル、アクリ
ル酸ヘキシル、アクリル酸ヘプチル、アクリル酸オクテ
ノ′慶アクリル酸ノニル、アクリル酸デシル、アクリル
酸ウンデシル、アクリル酸ドデシル、アクリ/I/酸グ
リシジル、アクリル酸メトキシエテル、アクリル酸プロ
ポキシエチル、アクリル酸ブトキシエチル、アクリル酸
メトキシジエチレングリコール。
アクリル酸エトキシジエチレングリコール、アクリル酸
メトキシエチレングリコール、アクリル酸ブトキシトリ
エチレングリコール、アクリル酸メトキシジグロピレン
グリコール、アクリル酸フェノキシエテル、アクリル酸
フエノキシジエテレンクリコール、アクリル酸フエノキ
シテトラエテレングリコール、アクリル酸ベンジル、ア
クリル酸シクロヘキシル、アクリル酸テトラヒドロフル
フリル、アクリル酸ジシクロペンテニル、アクリル酸ジ
シクロペンテニルオキシエテル、アクリル酸N−ヒ=i
v −2−ピロリドン、アクリル酸ヒ)’ラキシエチル
、アクリル酸ヒドロキシプロピル、アクリル酸ヒドロキ
シブチル、アクリル酸2−ヒドロキシ−3−フェニルオ
キシプロピル、アクリル酸グリシジル、アクリロニトリ
ル、アクリルアミド、N−メチロールアクリルアミド、
ジアセトンアクリルアミド、メタクリル酸ジエチルアミ
ノエチル、アクリル酸モルホリノエチル、ビニルピリジ
ン等の1分子中1個のビニル基を有するビニル単量体や
、ジビニルベンゼン、グリコールとメタクリル酸あるい
はアクリル酸との反応生成物1例えばエチレングリコー
ルジメタクリレート、1.3−プチレングリコールジメ
タクリレー)、1.4−ブタンジオールジメタクリレー
ト、1.5−ベンタンジオールジメタクリレート、1,
6−ヘキサンジオールジアクリレート、ネオペンチルグ
リコールジメタクリレート、ジエチレンジグリコールジ
メタクリレート、トリエチレングリコールジメタクリレ
ート、ポリエチレングリコールジメタクリレート、トリ
エチレングリコールジアクリレート、ヒドロキシピバリ
ン酸ネオペンチルグリコールエステルジメタクリレート
、トリメチロールエタントリメタクリレート、トリメチ
ロールプロパントリメタクリレート、ペンタエリトリッ
トトリメタクリレート、ペンタエリトリットテトラメタ
クリレート、トリスメタクリロキシエチルホスフェート
、ビス(メタクリロイルオキシエチル)ヒドロキシエチ
ルイソシアヌレート、トリス(メタクリロイルオキシエ
チル)イソシアヌレート。
エチレングリコールジアクリレート、1.3−ブチレン
グリコールジアクリレート、1.4−ブタンジオールジ
アクリレート、1.5−ベンタンジオールジアクリレー
ト、1.6−ヘキサンジオールジアクリレート、ネオペ
ンチルグリコールジアクリレート、ジエチレングリコー
ルジアクリレート、トリエチレングリコールジアクリレ
ート、ポリエチレングリコールジアクリレート、トリプ
ロピレンジアクリレート、ヒドロキシピバリン酸ネオペ
ンチルグリコールジアクリレート、トリメチロールエタ
ントリアクリレート、トリメチロールプロノくントリア
クリレート、ペンタエリトリットトリアクリレート、ト
リスアクリロキシエチルホスフェート、ビス(メタクリ
ロイルオキシエチル)ヒドロキシエチルイソシアヌレー
ト、トリス(メタクリロイルオキシエテル)インシアヌ
レート、メタクリル酸グリシジルとメタクリル酸あるい
はアクリル酸ノハーフエステル化物、ビスフェノール型
エポキシ樹脂とメタクリル酸るるいはアクリル酸のハー
フエステル化物、アクリル酸グリシジルとメタクリル酸
あるいはアクリル酸のハーフエステル化物等の1分子中
に2個以上のビニル基を有するビニル七ツマー等がある
これら単量体の重合に際し、使用される重合開始剤とし
ては、  2.2’−アゾビスイソブチロニトリル、4
2′−アゾビス−(2,4−ジメチルバレロニトリル)
42′−アゾビス−(4−メトキシ−2,4−ジメチル
バレロニトリル)等のアゾ系化合物、t−ブチルパーオ
キシ(2−エチルヘキサノエート)、t−プチルパーオ
キシイソプテレート等のパーオキシエステル。
1.1−ビス(t−ブチルパーオキシ)3.λ5−トリ
メチルシクロヘキサン、1.1−ビス(t−y’yルバ
ーオキシ)シクロヘキサン等のパーオキシケタール、ジ
クミルパーオキサイド、2.5−ジメチルース5−ジ(
t−ブチルパーオキシ)ヘキサン等のジアルキルパーオ
キサイド、ベンゾイルパーオキサイド−アセチルパーオ
キサイド等のジアシルノく−オキサイドがある。これら
は全ビニル単量体に対して0.1〜15重t%使用され
るのが好ましい。
エステル基含有ビニル重合体の製造は、溶液重合法、塊
状重合法、懸濁重合法、乳化重合法等のいずれの方法で
も行える。
上記重合方法の中では溶液重合法、塊状重合法が好まし
いが特に溶液重合法は反応の均一性、容易性の点で優れ
好ましい。
上記溶液重合の際用いられる溶媒はベンゼン。
トルエン、キシレン、メチルエチルケトン、メチルイソ
ブチルケト/、酢酸エチル、酢酸ブチル。
エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリ
コールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノ
エチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエー
テル、エタノール、プロパツール、ブタノール、ヘキサ
ノール、シクロヘキサノン、脂肪族炭化水素等の公知の
化合物が単独もしくは2種以上で使用することができる
。なお使用に際してはビニル重合体が充分溶解されるよ
うにすることが重要でるる。
上記溶解性は1M合体の組成1分子量、官能基の種類、
量によって異なるので特定の溶媒に限定することはでき
ないが、中でもトルエン、キシレン、メチルエチルケト
ン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサン等の溶媒
が好ましい。単量体と溶媒との比は任意であるが、生産
効率の点から1/3〜3/1(重量比)の範囲が好まし
い。
懸fI4m合においては、ポリビニルアルコール。
ポリアクリル酸ナトリウム、リン酸カルシウム。
炭酸カルシウム、ベントナイト等の分散安定剤を用いて
行う。これらの分散安定剤は水に溶解して分散媒とする
。分散媒と単量体の比は173〜3/1が好ましい。
重合は実質的に重合体が得られる温度、すなわち数十時
間内で反応が完結する温度で行われる。
重合温度は使用される重合開始剤の81類で決まり。
本発明においては「重合温度」とは9重合開始剤。
の半減期が40時間未満の温度と定義する。
例えば重合開始剤として1.1−ビス(t−ブチルパー
オキシ)3.35−)リメテルシクロヘキサン、1.1
−ビスH−ブチルパーオキシ)シクロヘキサン、z2′
−アゾビスイソブチロニトリル。
ベンゾイルパーオキサイド、t−ブチルパーオキシ(2
−エチルヘキサノエート)等を使用した場合では9重合
温度は80℃以上でめり、ま7’12’−アゾビス(λ
4−ジメチルバレロニトリル)。
t−ブチルパーオキシピバレート等を使用した場合では
60℃である。しかして上記温度で重合を行えば重合体
は約20時間で得られる。
なお、公知の方法でアミン類、スルフィン酸塩。
亜硫酸塩等への重合促進剤を併用すれば上記重合温度は
上記温度より10℃以上下げることが可能となる。
上記ビニル重合体のイミド基含有アルコールとエステル
交換反応し得るエステル基の含有量は。
エステル価で30(KOH■/9)以上とされるのが好
ましく:特に好ましくは、60〜600の範囲である。
エステル価が上記範囲外では得られるイミド基含有軟質
塩化ビニル重合体への耐付着性が不足する傾向にある。
次に本発明に使用されるイミド基含有アルコールとして
は、下記一般式(3)で表わされるものなどが挙げられ
る。
一般式(3) 〔ただし9式中R1は炭素数1〜6のアルキレン基。
または脂環もしくは芳香環を有する二価の有機基CHs CHs  CHs  、  CHt  OH−又は−C
H=CH−を示す)またはこれらの誘導体を示す〕誘導
体としては、アルギル基、ノ・ロゲンz  N 3 m
)′t1 R4及び托5は水素又はアルキル基)等の置換基を1個
又は2個以上有するものなどが挙げられる。
具体的には以下のものなどが挙げられる。
CHs        If 0         ′ O これらのイミド基含有アルコールは公知であり。
は前記と同じ)で表わされる無水カルボン酸をほぼ同当
量、トルエン等の溶媒中、加熱して反応させ得ることが
できる。
これらのイミド基含有アルコールは単独もしくは2m以
上で使用きれ、エステル基含有ビニル重合体とのエステ
ル交換反応に供せられる。
エステル基含有ビニル重合体とイミド基含有アルコール
とのエステル交換反応は、常法によシ行うことができる
。エステル交換反応に際しては。
得られたイミド基含有ビニル重合体をトナーに使用する
場合は、その熱特性(溶融粘度、ガラス転移温度等)が
トナーに適するように、エステル基が過剰になるような
割合で行なわれるのが好ましい。この場合の熱特性の調
整を目的とする。イミド基含有ビニル重合体中に残存す
るエステル基は炭素数が4個以上のものが好ましい。ま
た、その含有量は、イミド基含有ビニル重合体中、単量
体の重量換算で5〜40重量%が好ましく、特に10〜
35重量%が好ましい。
またエステル交換反応の際に9反応を促進する目的テパ
ラトルエンスルホン酸、硫酸、水酸化ナトリウム、ナト
リウムメトキシド、チタニウムブトキシド、チタニウム
イソプロポキシド、テトラブチルチタネート、ジブチル
チンオキサイド、酢酸亜鉛、酢酸鉛、酢酸カルシウム、
酸価アンチモン、酸価亜鉛等tイミド基含有アルコール
に対して0.01〜10重量%、好ましくは1〜8重量
%加えることができる。
また反応温度は反応速度から80〜150℃。
好ましくは100〜b 反応は通常5〜20時間で完結する。
反応終了後は真空乾燥、貧溶媒中への滴下等の方法で溶
媒を除去することでイミド基含有ビニル重合体が得られ
る。
本発明によって得られるイミド基含有ビニル重合体は、
静電荷像現像用トナーのバインダー樹脂として有用なほ
か、特に耐熱性を必要とする溶液型塗料、粉体塗料等に
好適に使用することができる。
(実施例) 以下に本発明の実施例および比較例を説明する。
実施例1 まず以下のビニル単量体および重合開始剤を調製する。
ビニル単量体            重量部メタクリ
ル酸メチル       ・・・14゜1スチレン  
          ・・・626アクリル酸ブチル 
       °″23.3重合開始剤 ベンゾイルパーオキサイド     ・・・22次に部
分ケン化ポリビニルアルコール(デ/カポパールW24
.*気化学工業■製商品名)0.3重量部を溶解した水
分散媒体100重量部を収容した反応容器を90±2℃
に昇温した後、上記のビニル単量体と重合開始剤の混合
液を約2時間かけて滴下し、同温度で7時間保持した。
次いで濾過、熱風乾燥してエステル価181のエステル
基含有ビニル重合体を得た。
次に上記エステル基含有ビニル重合体73重量部、弐A
1で表わされるイミド基含有アルコール27重量部。
0ぐ 11′1 テタニクムプトキシド1.4重量部(イミド基含有アル
コールに対して5重量%) およびトルエン100重量部を収容した反応容器を12
0℃に昇温し、縮合メタノールを系外に留出しつつ、エ
ステル交換反応を推し進めた。同温度の保持は10時間
行なつ九。なおエステル交換反応における溶媒比率は5
0重量%、エステル基/ヒドロキシル基は1.0010
.44(当量比)でるる。トルエンの除去は真空乾燥機
で行なった。
得られたイミド基含有ビニル重合体はエステル価102
(アクリル酸ブチルの重量換算で23.3重量%)、不
揮発分99重量%以上でめった。
次にこのイミド基含有ビニル重合体を使用して以下の方
法でトナーを製造し、この性能を調べた。
上記イミド基含有ビニル重合体91重量部、カーボンプ
ラックナ44(三菱化成工業■製)5重量部、オイルブ
ラックBY(オリエント化学工業■製ニグロシン染料)
2重量部、ビスコール550p(三洋化成工業■製ポリ
プロピレン)2f[jtmを、へ/シェルミキサーで予
備混合後、ニーダ−で溶融混練した。次いでジェットミ
ルで微粉砕し。
分級して粒径5〜25μmのトナーを得喪。
次に上記トナー3i量チと見掛は密度が4〜4.5g/
Cm”、粒径44〜177μmの含有m−1t190i
量チ以上である酸化鉄粉キャリア97重量%とを混合し
た現像剤を調製し、ドラム周速約20cm/秒のレーザ
プリンタで磁気ブラシ方式による反転現像を行なった。
印刷物は初期および20万枚印刷後も印字濃度1.1以
上、カプリ濃度0.09以下で良好であった。
また印刷物を軟質塩化ビニル重合体(ジオクチルフタレ
ートの含有量25重i%)に接着させ温度40℃、圧力
100 gf/cm”で200時間放置した後も印字欠
損による文字の判読不能は起こらなカッた。なお印字濃
度およびカプリ濃度はニー4ン光学■製マイクロフオト
メーターMPMmで測定した。
実施例2 ビニル単量体            重量部メタクリ
ル酸メチル       ・・・10.7ステレン  
          ・・・58.17マル酸ジブチル
        ・・・31.2重合開始剤 ベンゾイルパーオキサイド     ・・・3.0上記
組成を実施例1と同じ方法で重合を行い。
エステル価137のエステル基含有ビニル重合体を得た
次に上記エステル基含有ビニル重合体75重量部、弐A
2で示きれるイミド基含有アルコール25重を部。
チタニウムイノクロボキシド0.5重量部(イミド基含
有アルコールに対して2重量%)、キシレン60重1部 およびメチルイソブチルケトン10ii1部を収容した
反応容器を140℃に昇温し、縮合メタノールを系外に
留出しつつエステル交換反応を推しすすめた。同温度の
保持は15時間行なった。なおエステル交換反応におけ
る溶媒比率は41重量cs、エステル基/ヒドロキシル
基は1.0010.44(当量比)である。溶媒の除去
はメタノール中へ滴下して大部分のキシレンおよびメチ
ルイソブチルケトンをメタノールへ移行嘔せた後、濾過
して重合体を取出しそれをさらに真空乾燥した。得られ
たイミド基含有ビニル重合体はエステル価77(フマル
酸ジブチルの重量換算で3L、2重量%)。
不揮発分99重iis以上であった。
次に実施例1と同じ方法でトナーを製造し、この性能を
調べた結果、印刷物は初期および20万枚印刷後も印字
濃度1.1以上、カプリ濃度0.09以下と良好であっ
た。また軟質塩化ビニル重合体との接触による印字欠損
も起こらなかった。
実施例3 ビニル単量体            重量部アクリル
酸エチル        ・・・ 9.1スチレン  
          ・・・60.9アクリル酸ブチル
        ・・・30.0重合開始剤 1.1−ビス(tブチルパーオキシ) 3.3.5−)リメテルシクロヘキサン  ・・・1.
O上記組成を実施例1と同じ方法で重合させ、エステル
価183のエステ基含有ビニル重合体を得た。
次に上記エステル基含有ビニル重合体78重量部、弐A
3で示されるイミド基含有アルコール22重量部。
チタニウムイソプロポキシド1.5重量部(イミド基含
有アルコールに対して7ft!%)、トルエン40重量
部、メチルイソブチルケトン10重量部を収容した反応
容器を100℃に昇温し、縮合エタノールを系外に留出
しつつエステル交換反応を推し進めた。同温度の保持は
15時間行なった。
なおエステル交換反応における溶媒比率は33重量%、
エステル基/ヒドロキシル基はり、 o 、’ t、 
(当量比)である。溶媒の除去は真空乾燥機で行なった
。得られたイミド基含有ビニル重合体はエステル価13
1(アクリル酸ブチルの重量換算で30重量%)、不揮
発分99重量−以上でめった。
次に上記イミド基含有ビニル重合体18重量部。
実施例1で得られたイミド基含有ビニル重合体73重量
部、カーボンブラック÷445重量部。
オイルブラックBY  2重量部、ビスコール550p
 2重量部を用いて実施例1と同様の方法でトナーを製
造し、トナー性能を調べた。七の結果印刷物は所期およ
び20万枚印刷後も印字濃度1.1以上、カプリ濃度0
.09以下と良好でめった。また軟質塩化ビニル重合体
との接触による印字欠損も起こらなかった。
実施例4 ビニル単量体            重量部フマル酸
ジメチル         ・・・31スチレン   
          ・・・49アクリル酸ブチル  
       ・・・20重合開始剤 ベンゾイルパーオキサイド     ・・・ 3溶媒 トルエン            ・・・130メチル
インブチルケトン     ・・・ 20上記組成物を
収容した反16容器を、90±2℃に昇温して、10時
間反応させ、エステル価208のエステル基含有ビニル
重合体を得た。
次・K上記エステル基含有ビニル重合体溶液76.5重
量部(ビニル重合体の含有量30.6重量部)。
弐A4で示されるイミド基含有アルコール69.43重
量部。
トルエン54.111量部、 ハラトルエンスルホン酸
28重量部(イミド基含有アルコールに対して4重量t
s)を収容した反応容器’1120℃に昇温し、11合
メタノールを系外に留出しつつエステル交換反応を進め
た。同温度での保持は10時間行なった。次いで真空乾
燥を行ない、エステル価88(アクリル酸ブチルの重量
換算で20重量%)。
不揮発分99重量−以上のイミド基含有ビニル重合体を
得た。なおエステル化反応における溶媒比率は50重量
qblエステル基/ヒドロキシル基は1.0010.5
8 (当量比)でるる。
上記イミド基含有ビニル重合体25重量部、実施例1で
得られたイミド基含有ビニル重合体48重量部、実施例
3で得られたイミド基含有ビニル重合体18重量部、カ
ーボンブラックナ445重量部、オイルブラックBY 
 2重量部、ビスコール550p 2重量部を用いて実
施例1と同様の方法でトナーを製造し、トナー性能を調
べた。
その結果印刷物は所期および20万枚印刷後も印字濃度
1.1以上、カプリ濃度0.09以下と良好であった。
また軟質塩化ビニル重合体との接触による印字欠損も起
こらなかった。
比較例1 実施例1のエステル基含有ビニル重合体の製造工程にお
いて、イミド基含有アルコールとチタニウムブトキシド
とを水分散媒体中に加え90±2℃に昇温した後重合開
始剤を含有し九ビニル重合体を約2時間かけて滴下し、
同温度で7時間保持した。しかし、縮合アルコールの留
出は見られずまたエステル価は180と高くエステル交
換反応は進行しなかった。
比較例2 ビニル単量体            重量部スチレン
             °°°80アクリル酸ブチ
ル         ・・・20重合開始剤 ベンゾイルパーオキサイド     ・・・ 2上記組
成で実施例1のエステル基含有ビニル重合体の製造方法
と同じ重合反応を行ない、続いてイミド基を含有しない
ビニル重合体を得た。
次に上記ビニル重合体を用いてトナーを得、実施例1と
同様の方法でトナー性能′fri11べた。その結果軟
質塩化ビニル重合体との接触による印字欠損が発生し9
文字の判読はできなかった。
(発明の効果) 本発明は、上記実施例および比較例から明らかす如くエ
ステル基含有ビニル重合体とイミド基含有アルコールを
エステル交換反応させることによって、軟質塩化ビニル
重合体との相溶性のないイミド基含有ビニル重合体を得
ることができるので。
トナーのバインダ樹脂として上記イミド基含有ビニル重
合体を使用することにより、トナー性能を損なうことな
く軟質塩化ビニル重合体との相溶による印字欠損の発生
しないトナーを得ることができる等の効果を有する。
また1本発明は、このようにイミド基含有ビニル重合体
を低コストで効率よく得ることができる方法である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エステル基含有ビニル重合体とイミド基含有アル
    コールをエステル交換反応させることを特徴とするイミ
    ド基含有ビニル重合体の製造法。
  2. (2)イミド基含有アルコールが下記一般式(A)で表
    わされる化合物である請求項第1項記載のイミド基含有
    ビニル重合体の製造法。 一般式(A) ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔ただし式中R_1は炭素数1〜6のアルキレン基、ま
    たは脂環もしくは芳香環を有する二価の有機基を示し、
    R_2は ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼
    、▲数式、化学式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼
    、▲数式、化学式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼(R_3は−CH_
    2−、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化
    学式、表等があります▼、−(CH_2)_2−、▲数
    式、化学式、表等があります▼または−CH=CH−を
    示す)またはこれらの誘導体を示す〕
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005029683A (ja) * 2003-07-14 2005-02-03 Fuji Xerox Co Ltd マレイミド基含有ポリマー粒子およびその製造方法
JP2006089641A (ja) * 2004-09-24 2006-04-06 Fuji Xerox Co Ltd ポリマー、その製造方法、及び、アフィニティ分子固定材料

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