JPH01222799A - 黴の性状等の解析方法 - Google Patents
黴の性状等の解析方法Info
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- JPH01222799A JPH01222799A JP63046599A JP4659988A JPH01222799A JP H01222799 A JPH01222799 A JP H01222799A JP 63046599 A JP63046599 A JP 63046599A JP 4659988 A JP4659988 A JP 4659988A JP H01222799 A JPH01222799 A JP H01222799A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、1本ないしは特定本数の菌糸を培養してその
成長速度と形態変化を観察することにより、薬剤、薬剤
の蒸気を含む空気または空気等に対する菌糸の活性、不
活性に関する情報を得ること、または黴の同定を行うこ
とができるようにした黴の性状等の解析方法、およびそ
の装置に関するものである。
成長速度と形態変化を観察することにより、薬剤、薬剤
の蒸気を含む空気または空気等に対する菌糸の活性、不
活性に関する情報を得ること、または黴の同定を行うこ
とができるようにした黴の性状等の解析方法、およびそ
の装置に関するものである。
従 来 の 技 術
従来、黴の菌糸の活性、不活性の観察または黴の同定を
行う解析等、次の方法で行われている。
行う解析等、次の方法で行われている。
(1)まず、シャーレ等の容器に培地を入れ、培地の表
面に徴を植付ける。この際に必要に応じて化学物質を共
存させる。
面に徴を植付ける。この際に必要に応じて化学物質を共
存させる。
(2)一定の温度および湿度に保って徴を培養し。
菌糸の集合体であるコロニーの成長度合いを目視観察す
ることにより、黴の性状の解析、化学物質の装機特性、
抗黴特性の判定を行い、または黴の同定を行う。
ることにより、黴の性状の解析、化学物質の装機特性、
抗黴特性の判定を行い、または黴の同定を行う。
ここで、コロニーの成長度合いは、主としてコロニーの
半径および数を基準にして判定しているが、これらの基
準で判断するには、コロニーをある程度まで成長させる
必要があるので、培養日数は通常3日間ないし14日間
を要している。
半径および数を基準にして判定しているが、これらの基
準で判断するには、コロニーをある程度まで成長させる
必要があるので、培養日数は通常3日間ないし14日間
を要している。
発明が解決しようとする問題点
このように、コロニーの観察方法では、黴の培養に長い
時間がかかるので、次の点が問題である。
時間がかかるので、次の点が問題である。
すなわち、迅速な解析ができず、多くの検体もしくは多
くの化学物質の装機特性または抗黴特性を同時に測定す
ることが必要なスクリーニング試験には適さない。
くの化学物質の装機特性または抗黴特性を同時に測定す
ることが必要なスクリーニング試験には適さない。
また、試験の開始から終了に至る間に、化学物質の濃度
や組成が変化する場合が多く、試験条件を一定に保つの
が困難である。
や組成が変化する場合が多く、試験条件を一定に保つの
が困難である。
さらに、菌糸の集合体としての平均的な巨視的変化のみ
をi!l察しており1個々の菌糸の活性または不活性に
関する情報が得られず、その結果、黴の成長および成長
に及ぼす化学物質の作用のメカニズムに関する知見を得
ることが難しい。
をi!l察しており1個々の菌糸の活性または不活性に
関する情報が得られず、その結果、黴の成長および成長
に及ぼす化学物質の作用のメカニズムに関する知見を得
ることが難しい。
本発明は、かかる従来のものの問題点に鑑み、コロニー
の観察法のように菌糸の集合体でなく、1本ないし特定
本数の菌糸の成長速度および形態変化を観察することに
より、黴の性状等を簡便かつ迅速に解析することができ
る方法および装置を提供することを目的とするものであ
る。
の観察法のように菌糸の集合体でなく、1本ないし特定
本数の菌糸の成長速度および形態変化を観察することに
より、黴の性状等を簡便かつ迅速に解析することができ
る方法および装置を提供することを目的とするものであ
る。
課題を解決するための手段
本発明は、その目的を達成するため次のように構成した
。
。
すなわち、本発明に係る黴の性状等の解析方法は、1木
ないしは特定本数の菌糸を培養してその成長速度と形態
変化を可視光または赤外光を用いて観察することにより
、薬剤、薬剤の蒸気を含む空気または空気等に対する菌
糸の活性、不活性に関する情報を得ること、または黴の
同定を行うことを特徴とするものであり、さらに、本発
明に係る黴の性状等の解析装置は、黴培養セルと、黴培
養セル内の黴の菌糸を観察する撮像素子を備えた光学顕
微鏡、および撮像素子でとらえた画像信号を処理する画
像処理コンピュータとで構成したことを特徴とするもの
である。
ないしは特定本数の菌糸を培養してその成長速度と形態
変化を可視光または赤外光を用いて観察することにより
、薬剤、薬剤の蒸気を含む空気または空気等に対する菌
糸の活性、不活性に関する情報を得ること、または黴の
同定を行うことを特徴とするものであり、さらに、本発
明に係る黴の性状等の解析装置は、黴培養セルと、黴培
養セル内の黴の菌糸を観察する撮像素子を備えた光学顕
微鏡、および撮像素子でとらえた画像信号を処理する画
像処理コンピュータとで構成したことを特徴とするもの
である。
本発明に係る方法および装置によれば、1本ないしは特
定本数の菌糸を培養してその成長速度と形態変化が観察
され、これによって黴の性状等の解析、すなわち1gl
の薬剤、薬剤の蒸気を含む空気または空気等に対する菌
糸の活性、不活性に関する情報を得、また黴の同定が行
われる。
定本数の菌糸を培養してその成長速度と形態変化が観察
され、これによって黴の性状等の解析、すなわち1gl
の薬剤、薬剤の蒸気を含む空気または空気等に対する菌
糸の活性、不活性に関する情報を得、また黴の同定が行
われる。
実 施 例
以下本発明の詳細な説明する。
第1図(A)には、本発明に係る黴の性状等の解析方法
を実施するための装置の一例が示されている。この図に
おいて、lは黴培養セル、2は光学顕微鏡、3は撮像素
子であって、黴培養セル1内で培養された菌糸が光学顕
微鏡2によってm察され、その観察信号が撮像素子3に
よって送出されるようになっている。4は画像処理コン
ピュータであって、この画像処理コンピュータ4は撮像
素子3でとらえた画像信号を処理するものである。5は
ビデオデツキ、6はモニタであって、これらビデオデツ
キ5およびモニタ6は画像処理コンピュータ4に接続さ
れている。上記培養セルlは温度コントロール室7内に
配置され、温度コントロール室7内には温度コントロー
ル装置8が設けられている。9は薬剤コントロール装置
であって、この薬剤コントロール装置9は、揮発性の装
機剤または杭機剤と空気を混合して黴培養セルl内に循
環させるためのものである。すなわち、薬剤供給口aか
ら薬剤定量供給ポンプ10.電磁弁11、薬剤流量計1
2、飽和蒸気生成管13、および混和調整弁14を経て
混和容器15に至る薬剤供給経路18が形成されており
、空気供給口すがら空気定量供給ポンプ17.電磁弁1
8、空気流量計19.および混和調整弁14を経て混和
容器15に至る空気供給経路20が形成されている。そ
して、混和容器15と黴培養セルlは供給管21によっ
て接続され、黴培養セルlから排気管22を経て外気に
排出される流動経路が形成されている。
を実施するための装置の一例が示されている。この図に
おいて、lは黴培養セル、2は光学顕微鏡、3は撮像素
子であって、黴培養セル1内で培養された菌糸が光学顕
微鏡2によってm察され、その観察信号が撮像素子3に
よって送出されるようになっている。4は画像処理コン
ピュータであって、この画像処理コンピュータ4は撮像
素子3でとらえた画像信号を処理するものである。5は
ビデオデツキ、6はモニタであって、これらビデオデツ
キ5およびモニタ6は画像処理コンピュータ4に接続さ
れている。上記培養セルlは温度コントロール室7内に
配置され、温度コントロール室7内には温度コントロー
ル装置8が設けられている。9は薬剤コントロール装置
であって、この薬剤コントロール装置9は、揮発性の装
機剤または杭機剤と空気を混合して黴培養セルl内に循
環させるためのものである。すなわち、薬剤供給口aか
ら薬剤定量供給ポンプ10.電磁弁11、薬剤流量計1
2、飽和蒸気生成管13、および混和調整弁14を経て
混和容器15に至る薬剤供給経路18が形成されており
、空気供給口すがら空気定量供給ポンプ17.電磁弁1
8、空気流量計19.および混和調整弁14を経て混和
容器15に至る空気供給経路20が形成されている。そ
して、混和容器15と黴培養セルlは供給管21によっ
て接続され、黴培養セルlから排気管22を経て外気に
排出される流動経路が形成されている。
第1図(B)には、m培養セルlの構成の一例が示され
ている0図中31は培養セル本体、32は培地、33は
黴、34はホルダー、35は薬剤蒸気入口、36は薬剤
蒸気出口である。
ている0図中31は培養セル本体、32は培地、33は
黴、34はホルダー、35は薬剤蒸気入口、36は薬剤
蒸気出口である。
このように構成された装置において、@33の活性また
は不活性の解析は、黴培養セルl内に空気、薬剤の蒸気
を含む空気、または薬剤の蒸気を導入し、培養セルl内
で1本ないし特定本数の菌糸の成長状態が光学顕微鏡2
によって観察され。
は不活性の解析は、黴培養セルl内に空気、薬剤の蒸気
を含む空気、または薬剤の蒸気を導入し、培養セルl内
で1本ないし特定本数の菌糸の成長状態が光学顕微鏡2
によって観察され。
菌糸の成長速度および形態変化が画像処理コンピュータ
4で処理されたうえ、モニタ6によって観測することに
よって行われる。なお、この状態はビデオデツキ5によ
って記録される。
4で処理されたうえ、モニタ6によって観測することに
よって行われる。なお、この状態はビデオデツキ5によ
って記録される。
第2図には、上記の装置を用いた′M微時特性解析例が
示されている。すなわち、徴33の菌体としてアスペル
ギリスニガーを選び、薬剤としてシネオールを用い、黴
培養セルl内に純粋な空気を流通させている状態では、
0から■の範囲で示すように菌糸は時間の経過に従って
順次直線的に成長するが、シネオールの飽和蒸気を導入
すると■から■までの範囲で示すように菌糸は成長を停
止しており、その後に純粋な空気を流通させても、■の
範囲で示すように菌糸は再び活性化することがなく、シ
ネオールの装機性に優れていることが解析される。
示されている。すなわち、徴33の菌体としてアスペル
ギリスニガーを選び、薬剤としてシネオールを用い、黴
培養セルl内に純粋な空気を流通させている状態では、
0から■の範囲で示すように菌糸は時間の経過に従って
順次直線的に成長するが、シネオールの飽和蒸気を導入
すると■から■までの範囲で示すように菌糸は成長を停
止しており、その後に純粋な空気を流通させても、■の
範囲で示すように菌糸は再び活性化することがなく、シ
ネオールの装機性に優れていることが解析される。
第3図には、薬剤としてエチルサリシレートを用いた場
合の抗黴特性が同様に示されている。この図示の例では
1gI培養セルl内にエチルサリシレートの飽和蒸気を
満たすと菌糸の成長は停止する。しかし、シネオールの
場合と異なり、エチルサリシレートの蒸気を除去すると
、数時間後菌糸はI&長を開始する。この特性から明ら
かなように、エチルサリシレートはアスペルギリスニガ
ーに対して杭機性を有するが、装機性を有しないことが
判明する。第4図は、薬剤としてインアミルサリシレー
トを用いた場合の特性であるが、この場合はセルl内に
インアミルサリシレートを導入しても菌糸の成長速度は
導入前に比較してやや小さくなる程度で零になることは
なかった。これにより、インアミルサリシレートは有効
な抗黴特性を示さないことが判る。
合の抗黴特性が同様に示されている。この図示の例では
1gI培養セルl内にエチルサリシレートの飽和蒸気を
満たすと菌糸の成長は停止する。しかし、シネオールの
場合と異なり、エチルサリシレートの蒸気を除去すると
、数時間後菌糸はI&長を開始する。この特性から明ら
かなように、エチルサリシレートはアスペルギリスニガ
ーに対して杭機性を有するが、装機性を有しないことが
判明する。第4図は、薬剤としてインアミルサリシレー
トを用いた場合の特性であるが、この場合はセルl内に
インアミルサリシレートを導入しても菌糸の成長速度は
導入前に比較してやや小さくなる程度で零になることは
なかった。これにより、インアミルサリシレートは有効
な抗黴特性を示さないことが判る。
第5図には天然物質の装機特性および抗黴特性の例が示
されており、この図示の例では、細かく刻んだ玉葱を飽
和蒸気生成管13に充填し、リゾブトニア、ソラニの成
長速度に対する玉葱の香気の杭機効果が示されている。
されており、この図示の例では、細かく刻んだ玉葱を飽
和蒸気生成管13に充填し、リゾブトニア、ソラニの成
長速度に対する玉葱の香気の杭機効果が示されている。
以上の解析例においては、菌糸の形態にも各薬剤に特有
な変化がみられる。すなわち、菌糸がシネオールの蒸気
に曝されると、細胞内の原形質があたかもゲル化したよ
うになり、原形質のひび割れ現象がみられた。また、エ
チルサリシレートの蒸気に曝した場合には、菌糸の先端
から原形質が球状に飛び出す現象がみられ、エチルサリ
シレートの蒸気を除去すると1球状に飛び出した原形質
の近傍から新たな菌糸の成長がみられた。インアミルサ
リシレートの場合には、格別な変化がみられなかった。
な変化がみられる。すなわち、菌糸がシネオールの蒸気
に曝されると、細胞内の原形質があたかもゲル化したよ
うになり、原形質のひび割れ現象がみられた。また、エ
チルサリシレートの蒸気に曝した場合には、菌糸の先端
から原形質が球状に飛び出す現象がみられ、エチルサリ
シレートの蒸気を除去すると1球状に飛び出した原形質
の近傍から新たな菌糸の成長がみられた。インアミルサ
リシレートの場合には、格別な変化がみられなかった。
このような結果から明らかなように、1本の菌糸の成長
速度を観察し、かつ形態変化を観察することにより、薬
剤の装機特性および抗黴特性としての有効性を的確に判
定することができる。そして、この方法によれば、従来
のコロニー観察法に比してきわめて短い時間(10時間
以内)で観察することができる、このため、例えば、コ
ロニー観察法では効果がないとされていたイソアルミサ
リシレートでも、ある程度の杭機効果が認められるよう
に、高感度で薬剤の杭機効果の判定を行うことが可1克
となる。
速度を観察し、かつ形態変化を観察することにより、薬
剤の装機特性および抗黴特性としての有効性を的確に判
定することができる。そして、この方法によれば、従来
のコロニー観察法に比してきわめて短い時間(10時間
以内)で観察することができる、このため、例えば、コ
ロニー観察法では効果がないとされていたイソアルミサ
リシレートでも、ある程度の杭機効果が認められるよう
に、高感度で薬剤の杭機効果の判定を行うことが可1克
となる。
なお、上記の解析例では、装機および杭機剤として気化
性の化学物質を用いたが、これは触媒型やその他の作用
様式の化学物質の装機特性および抗黴特性を判定するの
にも有効である。
性の化学物質を用いたが、これは触媒型やその他の作用
様式の化学物質の装機特性および抗黴特性を判定するの
にも有効である。
作 用
本発明のシステムでは、−菌糸に着目し、その成長速度
を測定し、かつ形態変化を観察することにより黴の性状
を簡便かつ迅速に解析することができるが、さらに、本
発明を用いると、従来の方法に比較し、化学物質の装機
抗黴特性が簡便、迅速かつ高感度に検知できる。
を測定し、かつ形態変化を観察することにより黴の性状
を簡便かつ迅速に解析することができるが、さらに、本
発明を用いると、従来の方法に比較し、化学物質の装機
抗黴特性が簡便、迅速かつ高感度に検知できる。
以下でさらに実施例に基いて具体的に説明する。
実施例1
本発明は天然物質の装機抗黴特性の判定にも有効である
。玉葱から発散する香成分をとりあげて発明の詳細な説
明する。用いたシステムは第1図と同様である。みじん
切りにした玉葱を第1図の飽和簿気発生管13に入れる
。リゾブトニア、ソラニの成長速度に対する玉葱の香成
分の影響を第5図に示す、最初は純粋空気環境下におい
て菌糸は直線的に生長した0次に玉葱の香成分を培養セ
ルに導入すると菌糸の成長が停止した。再び純粋空気を
導入すると菌糸は生長を開始した。コロニー観察法によ
りリゾブトニア、ソラニに対する玉葱の影響を調べた。
。玉葱から発散する香成分をとりあげて発明の詳細な説
明する。用いたシステムは第1図と同様である。みじん
切りにした玉葱を第1図の飽和簿気発生管13に入れる
。リゾブトニア、ソラニの成長速度に対する玉葱の香成
分の影響を第5図に示す、最初は純粋空気環境下におい
て菌糸は直線的に生長した0次に玉葱の香成分を培養セ
ルに導入すると菌糸の成長が停止した。再び純粋空気を
導入すると菌糸は生長を開始した。コロニー観察法によ
りリゾブトニア、ソラニに対する玉葱の影響を調べた。
シャーレに入れた培地の上に菌糸を植え、シャーレの蓋
に玉葱をみじん切りにしたものを取り付け、菌糸に玉葱
の香成分が移行するようにした。このシャーレを5日間
30℃に保ったところコロニーの成長はみられなかった
0次に玉葱をみじん切りにしたものを取り去り、さらに
5日間30℃で培養したところコロニーの成長がみられ
た。
に玉葱をみじん切りにしたものを取り付け、菌糸に玉葱
の香成分が移行するようにした。このシャーレを5日間
30℃に保ったところコロニーの成長はみられなかった
0次に玉葱をみじん切りにしたものを取り去り、さらに
5日間30℃で培養したところコロニーの成長がみられ
た。
以上から明らかなように玉葱の香成分に関しても本発明
の方法とコロニー観察法とで結果が一致している。すな
わち、本発明を用いると玉葱のような天然物質の装機抗
黴特性を検知することが可能となる。
の方法とコロニー観察法とで結果が一致している。すな
わち、本発明を用いると玉葱のような天然物質の装機抗
黴特性を検知することが可能となる。
実施例2
本発明は化学物質の穀樋抗黴特性の検知のみでなく、*
の同定も可能である0giの同定は菌糸の形態に加えて
胞子の形態に基いて判定しており。
の同定も可能である0giの同定は菌糸の形態に加えて
胞子の形態に基いて判定しており。
同定には胞子の形態に関する情報は特に必要である。菌
糸が成長する培地で胞子が必ずしも形成されるとは限ら
ない、胞子が形成されない場合、培地の種類を変えてみ
る必要がある0gi用培地の種類として、例えば、ガブ
ロー寒天培地、ワックスマン寒天培地、じゃがいもぶど
う糖寒天培地、クロロチフェニエールおよびグルコーズ
ベプトン寒天培地等がある。従って、培養セルの数は必
要とする培地の数となる。
糸が成長する培地で胞子が必ずしも形成されるとは限ら
ない、胞子が形成されない場合、培地の種類を変えてみ
る必要がある0gi用培地の種類として、例えば、ガブ
ロー寒天培地、ワックスマン寒天培地、じゃがいもぶど
う糖寒天培地、クロロチフェニエールおよびグルコーズ
ベプトン寒天培地等がある。従って、培養セルの数は必
要とする培地の数となる。
第6図には徴33の同定を行うための装置が例示されて
いる。この装置の基本構成は、前記第1図のものと同様
であるが、黴培養セル1は恒温恒湿槽23に配設され、
かつその内部の培地移動装置1124が併設されており
、さらに、画像処理コンピュータ4にはメモリ25が備
えられている0図中、30は回動ステージである。
いる。この装置の基本構成は、前記第1図のものと同様
であるが、黴培養セル1は恒温恒湿槽23に配設され、
かつその内部の培地移動装置1124が併設されており
、さらに、画像処理コンピュータ4にはメモリ25が備
えられている0図中、30は回動ステージである。
この装置において、g133の同定を行うには、培地移
動装置24による位置決めの同期信号に同期させて各培
地32における菌糸の変化をメモリ25に記憶させる。
動装置24による位置決めの同期信号に同期させて各培
地32における菌糸の変化をメモリ25に記憶させる。
そして、メモリ25に記憶させた各培地の菌糸の変化を
モニタ6にコマ送りして表示し、観察者が目視により、
胞子の形態を既に同定された胞子の形態と比較して未知
の徴を同定する。
モニタ6にコマ送りして表示し、観察者が目視により、
胞子の形態を既に同定された胞子の形態と比較して未知
の徴を同定する。
また、自動的にff133の同定を行う場合は、第7図
に示すフローチャートの動作で行われる。すなわち、ま
ず、第1図(B)における培地32の位置決めを行って
画像と培地32が対応するようにし、かつホルダー34
の微調整によって特定の胞子に焦点が合うようにする0
次に各培地32ごとに一定時間Toの間にKO回菌糸を
観測し、菌糸の面積を計算する。各回の菌糸の面積が算
出されると、面積の時間微分をとり、菌糸の成長速度を
計算する。そして、菌糸が成長している場合には継続し
て観察し、胞子の形成に至るまで観察を続ける。成長速
度が零の場合には次の培地32の徴33を観察する。
に示すフローチャートの動作で行われる。すなわち、ま
ず、第1図(B)における培地32の位置決めを行って
画像と培地32が対応するようにし、かつホルダー34
の微調整によって特定の胞子に焦点が合うようにする0
次に各培地32ごとに一定時間Toの間にKO回菌糸を
観測し、菌糸の面積を計算する。各回の菌糸の面積が算
出されると、面積の時間微分をとり、菌糸の成長速度を
計算する。そして、菌糸が成長している場合には継続し
て観察し、胞子の形成に至るまで観察を続ける。成長速
度が零の場合には次の培地32の徴33を観察する。
このようなサイクルを阿◎回行うと終了するが、この間
に胞子の画像が検出された場合には、メモリ25に記憶
されている既に同定された徴33の画像と比較され、当
該!33の同定が行われる。
に胞子の画像が検出された場合には、メモリ25に記憶
されている既に同定された徴33の画像と比較され、当
該!33の同定が行われる。
実施例3
ところで、半導体製造工場のように精密品工場や、高い
衛生を保持する必要がある食品工場等においては、室内
の黴等の微生物による汚染が問題であり、食品工場にお
いては、既に装機剤や杭機剤が使用されている場合が多
い。
衛生を保持する必要がある食品工場等においては、室内
の黴等の微生物による汚染が問題であり、食品工場にお
いては、既に装機剤や杭機剤が使用されている場合が多
い。
薬剤の使用に当っては、空気中に浮遊している微生物、
または壁や床に付着している微生物をサンプリングした
後、これを培地の上で培養し、コロニーの成長度合で使
用した化学物質の有効性を確認していた。これらの方法
には、建物の汚染状況の判断に限定されることおよび菌
の培養に時間がかかることなどの問題点がある。保管ま
たは貯蔵されている食料品には多少なりとも菌またはそ
の胞子が付着している。従って、菌またはその胞子が保
管または貯蔵時に建物内で生長する環境にあるかどうか
を迅速に検知することは重要なことである0本発明は、
菌糸の生長の観点で環境測定器としても有効である。
または壁や床に付着している微生物をサンプリングした
後、これを培地の上で培養し、コロニーの成長度合で使
用した化学物質の有効性を確認していた。これらの方法
には、建物の汚染状況の判断に限定されることおよび菌
の培養に時間がかかることなどの問題点がある。保管ま
たは貯蔵されている食料品には多少なりとも菌またはそ
の胞子が付着している。従って、菌またはその胞子が保
管または貯蔵時に建物内で生長する環境にあるかどうか
を迅速に検知することは重要なことである0本発明は、
菌糸の生長の観点で環境測定器としても有効である。
本発明は、建物内の上記のような環境を迅速に判定する
にも好適である。
にも好適である。
すなわち、第8図には、そのための装置が示されている
。この装この基本構成も第1図に示したものとほぼ同様
であるが、建物内外の空気をそれぞれ窪培養セル1内に
導入するために、建物内の空気吸引ポンプ28および電
磁弁27を備え、さらに建物外の空気吸引ポンプ28お
よび電磁弁29を備えた構成となっている0画像処理コ
ンピュータ4には建物内の空気を吸引している状態か、
建物外の空気が吸引されている状態かの信号が入力され
るようになっている。黴培養培養セル口動ステージ30
によって移動自在になっている。なお、この装ごにも画
像処理コンピュータ4にはメモリ25が備えられている
。
。この装この基本構成も第1図に示したものとほぼ同様
であるが、建物内外の空気をそれぞれ窪培養セル1内に
導入するために、建物内の空気吸引ポンプ28および電
磁弁27を備え、さらに建物外の空気吸引ポンプ28お
よび電磁弁29を備えた構成となっている0画像処理コ
ンピュータ4には建物内の空気を吸引している状態か、
建物外の空気が吸引されている状態かの信号が入力され
るようになっている。黴培養培養セル口動ステージ30
によって移動自在になっている。なお、この装ごにも画
像処理コンピュータ4にはメモリ25が備えられている
。
この装置によって、対象となる建物内の徴または対象と
なる食品に繁殖する特有な黴を選択して黴培養セルl内
の培地に植付けておく、そして、まず、建物外の空気を
導入する外気の環境条件で1本の菌糸に焦点を当てて成
長速度および形態変化を観察する0次いで建物内の空気
を導入して菌糸の成長速度および形態変化を観察し、両
者の観察結果を比較することによって建物内の環境を判
定したうえ、この環境下において効果的な装機特性およ
び抗黴特性を有する化学物質を選定して、その適正な使
用を図ることができる。
なる食品に繁殖する特有な黴を選択して黴培養セルl内
の培地に植付けておく、そして、まず、建物外の空気を
導入する外気の環境条件で1本の菌糸に焦点を当てて成
長速度および形態変化を観察する0次いで建物内の空気
を導入して菌糸の成長速度および形態変化を観察し、両
者の観察結果を比較することによって建物内の環境を判
定したうえ、この環境下において効果的な装機特性およ
び抗黴特性を有する化学物質を選定して、その適正な使
用を図ることができる。
発 明 の 効 果
本発明は、前記のように、1木ないしは特定本数の菌糸
を培養してその成長速度と形態変化を可視光または赤外
光を用いて観察することにより、薬剤、薬剤の蒸気を含
む空気または空気等に対する菌糸の活性、不活性に関す
る情報を得ること。
を培養してその成長速度と形態変化を可視光または赤外
光を用いて観察することにより、薬剤、薬剤の蒸気を含
む空気または空気等に対する菌糸の活性、不活性に関す
る情報を得ること。
または黴の同定を行うことを特徴をする黴の性状等の解
析方法であり、また、黴培養セルと、黴培養セル内の黴
の菌糸を観察する撮像素子を備えた光学顕微鏡、および
撮像素子でとらえた画像信号を処理する画像処理コンピ
ュータとで構成したことを特徴とする黴の性状等の解析
装置であるから、従来のコロニーの観察法のように菌糸
の集合体でなく、1本ないし特定本数の菌糸の成長速度
および形態変化を観察することができ、黴の性状等を筒
便、迅速かつ高感度に解析することができる効果を奏す
る。
析方法であり、また、黴培養セルと、黴培養セル内の黴
の菌糸を観察する撮像素子を備えた光学顕微鏡、および
撮像素子でとらえた画像信号を処理する画像処理コンピ
ュータとで構成したことを特徴とする黴の性状等の解析
装置であるから、従来のコロニーの観察法のように菌糸
の集合体でなく、1本ないし特定本数の菌糸の成長速度
および形態変化を観察することができ、黴の性状等を筒
便、迅速かつ高感度に解析することができる効果を奏す
る。
図面は本発明の実施例を示し、第1図(A)は装置の一
例を示す構成図、同図(B)は黴培養セルの構成の一例
を示す側視図、第2図、第3図、第4図および第5図は
それぞれ解析結果を示す特性図、第6図は他の実施例を
示す装置の構成図、第7図は同上その動作態様を示すフ
ローチャート、第8図はさらに他の実施例を示す装置の
構成図である。 図中、lは黴培養セル、2は光学顕微鏡、3は撮像素子
、4は画像処理コンビ、−タ、5はビデオデツキ、6は
モニタ、7は温度コントロール室、8は温度コントロー
ル装置、9は薬剤コントロール装置、lOは薬剤定量供
給ポンプ、13は飽和蒸気生成管、 15は混和容器、
17は空気定量供給ポンプ、23は恒温恒湿槽、24は
培地移動装置、25はメモリ、2Bは建物内の空気吸引
ポンプ、28は建物外の空気吸引ポンプ、30は回動ス
テージ、31は培地セル本体、32は培地、33は徴、
34はホルダー、35は薬剤蒸気入口、36は薬剤蒸気
出口。
例を示す構成図、同図(B)は黴培養セルの構成の一例
を示す側視図、第2図、第3図、第4図および第5図は
それぞれ解析結果を示す特性図、第6図は他の実施例を
示す装置の構成図、第7図は同上その動作態様を示すフ
ローチャート、第8図はさらに他の実施例を示す装置の
構成図である。 図中、lは黴培養セル、2は光学顕微鏡、3は撮像素子
、4は画像処理コンビ、−タ、5はビデオデツキ、6は
モニタ、7は温度コントロール室、8は温度コントロー
ル装置、9は薬剤コントロール装置、lOは薬剤定量供
給ポンプ、13は飽和蒸気生成管、 15は混和容器、
17は空気定量供給ポンプ、23は恒温恒湿槽、24は
培地移動装置、25はメモリ、2Bは建物内の空気吸引
ポンプ、28は建物外の空気吸引ポンプ、30は回動ス
テージ、31は培地セル本体、32は培地、33は徴、
34はホルダー、35は薬剤蒸気入口、36は薬剤蒸気
出口。
Claims (8)
- (1)1本ないしは特定本数の菌糸を培養してその成長
速度と形態変化を可視光または赤外光を用いて観察する
ことにより、薬剤、薬剤の蒸気を含む空気または空気等
に対する菌糸の活性、不活性に関する情報を得ること、
または黴の同定を行うことを特徴をする黴の性状等の解
析方法。 - (2)化学物質の殺黴特性または抗黴特性を判定するこ
とを特徴とする第1項記載の黴の性状等の解析方法。 - (3)各菌糸の成長速度と形態変化の情報を記憶させ、
それらを比較観察して黴の同定を行うことを特徴とする
第1項記載の黴の性状等の解析方法。 - (4)特定の菌糸を外気と室内空気で交互に培養して各
成長速度と形態変化を比較することにより、室内の環境
条件を測定することを特徴とする第1項記載の黴の性状
等の解析方法。 - (5)黴培養セルと、黴培養セル内の黴の菌糸を観察す
る撮像素子を備えた光学顕微鏡、および撮像素子でとら
えた画像信号を処理する画像処理コンピュータとで構成
したことを特徴とする黴の性状等の解析装置。 - (6)黴培養セルに空気、薬剤の飽和蒸気、または薬剤
の蒸気を含む空気を供給する薬剤コントロール装置を備
えたことを特徴とする第5項記載の黴の性状等の解析装
置。 - (7)黴培養セルの温度コントロール装置を備えたこと
を特徴とする第5項または第6項記載の黴の性状等の解
析装置。 - (8)画像処理コンピュータには、処理した画像のデー
タを記憶するメモリ、および処理した画像を観察するた
めのモニタを併設したことを特徴とする請求項第6項記
載の黴の性状等の解析装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4659988A JPH06104075B2 (ja) | 1988-02-29 | 1988-02-29 | 黴の性状等の解析方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4659988A JPH06104075B2 (ja) | 1988-02-29 | 1988-02-29 | 黴の性状等の解析方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01222799A true JPH01222799A (ja) | 1989-09-06 |
JPH06104075B2 JPH06104075B2 (ja) | 1994-12-21 |
Family
ID=12751764
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4659988A Expired - Fee Related JPH06104075B2 (ja) | 1988-02-29 | 1988-02-29 | 黴の性状等の解析方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06104075B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016178277A1 (ja) * | 2015-05-01 | 2016-11-10 | 光良 宮下 | 暗環境同時観察培養装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5728042B2 (ja) * | 2012-08-20 | 2015-06-03 | 株式会社Screenホールディングス | 撮像装置 |
-
1988
- 1988-02-29 JP JP4659988A patent/JPH06104075B2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (2)
Title |
---|
APPL ENVIRON MICROBIOL=1984 * |
PLANT SOIL=1985 * |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016178277A1 (ja) * | 2015-05-01 | 2016-11-10 | 光良 宮下 | 暗環境同時観察培養装置 |
JPWO2016178277A1 (ja) * | 2015-05-01 | 2017-09-14 | 光良 宮下 | 暗環境同時観察培養装置 |
US10942115B2 (en) | 2015-05-01 | 2021-03-09 | Mitsuyoshi Miyashita | Dark-environment simultaneous culturing observing apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06104075B2 (ja) | 1994-12-21 |
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