JPH01222184A - 冷蔵庫 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は複数の貯蔵室を有し、そのうちの少なくとも２
室を横に並設して設けると共に断熱材を充填した仕切壁
を設けた冷蔵庫に関する。

従来の技術 従来例を第３図から第５図に従い説明する。図において
冷蔵庫本体１は外箱２及び内箱３と両箱間に充填された
断熱材４により構成されている。

この本体１は複数の貯蔵室からなっており、右側上部に
冷凍室６、この横に並設して左側上部にパーシャル室６
を設け、右側中央部に冷蔵室７、右側下部に野菜室８、
左側下部に小物室９で構成されている。各貯蔵室は各々
仕切壁で区画され独立した温度制御が行われている。前
記冷凍室６とパーシャル室６とは、断熱材４が充填され
た仕切壁１０により区画されており、仕切壁１ｏの前部
には前当板１１、この前当板１１と前記仕切［１０との
間に裏板１２とが嵌合固定されている。前記パーシャル
室６の内部には、収納食品載置用の収納棚１３が棚受け
１４に載置されており、又下部には独立室１６が設けら
れており、収納棚を兼ねた天板１６が案内レール１８に
載置され、又透明の独立室扉１７は、この案内レール１
８の案内溝１９に前記独立室扉の案内ピン２ｏを摺動す
る様開閉自在に係合されて、独立室１６を形成している
。又、独立室１６の奥には温度制御装置１８が収納され
ており、パーシャル室６への冷気供給量を内蔵されたダ
ンパーサーモの働きにより制御し、温度をパーシャル温
度帯に一定させている。

以上の様な構成に於いて、パーシャル室６の間口幅寸法
ａは、前記前当板１１と前記内箱３によって設定されて
いる。又パーシャル室室内幅寸法すは、前記前当板１１
と略同一面の前記仕切壁１゜の側壁１０ａと前記内箱３
の側壁３ａとで設定されているが、仕切壁側壁１０　ａ
及び、内箱側壁３ａは、何れも内箱３の成形時に、金型
から抜けやすくする為に設けられている抜勾配により、
パーシャル室内６側へ傾斜しており、従って、間口幅寸
法ａより小さくなっている。この時の関係はａ　）　ｂ
である。一方仕切壁１ｏは内部に充填された発泡ポリウ
レタン断熱材４により、−１８°Ｃに冷却された冷凍室
６と一３°Ｃに冷却されたパーシャル室６とを断熱的に
仕切っている。このパーシャル室６は食品に含有する水
分を微凍結状態に保ち続ける事により、長期間鮮度を保
祷するものであり、非常に狭い微凍結温度帯に室温を一
定させるには、外気温は勿論、隣接している冷凍室５と
の熱移動も最少にしなければならない為、厚い断熱壁を
必要としている。このパーシャル室６の下部に設けられ
た独立室扉１７は、側面に突出して設けられた案内ビン
２ｏを前記案内溝１９に係合されており、この案内溝１
９に沿って案内ピン２０が摺動する事により、図中２点
鎖線で示す様に下側から上側に開口し、内部に収納され
た食品を取り出したりする事ができる様になっているが
、この案内レール１８は前述の如き理由により、仕切壁
１ｏを凹に薄くできない為、側壁１０ａから突出して設
けられている。内箱側壁３ａ側にも対向して案内レール
が設けられているがこの案内レール１８間の幅寸法Ｃは
、前記パーシャル室内幅すよりも小さくなっておりｂ　
＞　ｃの関係となり、しかも案内レール１８の厚さｄを
左右計２コ分小さい幅である。従って前記間口幅寸法も
含めた関係はａ　＞　ｂ　＞　ｃ　、またｃ　＝　ａ　
−２ｄとなる。

発明が解決しようとする課題 しかしながら、以上の様な構成において、冷凍室６とパ
ーシャル室６とを横に並べて設置した場合には、その食
品貯蔵量の一般的比率からパーシャル室６の方が幅寸法
を狭く小容量に設定するので収納食品の大きさに制限を
生じ、又収納食品の出入れもしにくくなっている上に、
案内レール１８が内箱側壁３ａや仕切壁１０ａから突出
して設けられている為に、実際に収納できる食品の幅が
Ｃ寸法に示す如く間口寸法ａや室内幅寸法すより小さく
なっており、庫内スペースを有効に使いにくいという課
題があった。

本発明は上記の従来の課題を解消するものであり、貯蔵
室内独立室扉の案内レールなどの突起物をなくし、室内
を広く、食品の出し入れをしやすくする事を目的として
いる。

課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明は、貯蔵室を仕切る仕
切壁に断熱材を充填する事により、仕切壁壁厚を仕切前
部より小さくし、この仕切前部と仕切壁により形成され
る段差を不容量のパーシャル室側に設けるものである。

作　　用 本発明は上記構成により、パーシャル室間口寸法より室
内幅寸法を大きくし、独立室扉案内レール部の幅寸法に
於いても案内レール等の突起物を最少にするものである
。

実施例 以下本発明の一実施例について第１図、第２図を参考に
しながら説明する。冷蔵庫本体１は外箱２及び内箱３と
両箱間に充填された従来より熱伝導率を小さくした断熱
材２１により構成されている。冷凍室６とパーシャル室
６とは前記断熱材２１が充填された仕切壁１ｏにより区
画されており、仕切壁１ｏの前部には前当板１１この前
当板１１と前記仕切壁１ｏとの間に裏板１２とが嵌合固
定されている。前記パーシャル室６の上部には収納食品
載置用の収納棚１３が棚受け１４に載置されている。又
下部には独立室１６が設けられており、収納棚を兼ねた
天板１６が案内レール１８に載置され、又透明の独立室
扉１７はこの案内レール１８の案内溝１９に前記独立室
扉の案内ピン２ｏを摺動する様に開閉自在に係合されて
独立室１６を形成している。この独立室１５の奥には温
度制御装置１８が収納されている。前記仕切壁１０は冷
凍室６側側壁１ｏｂに於いては前記裏板１２と略凹−面
になっているが、パーシャル室６側側壁１０Ｃに於いて
は、前記仕切壁１ｏの厚さを小さく設定している為、前
記前当板裏板１２と段差ｄを形成している。この段差ｄ
と略同−厚さであり、前記裏板１２と略凹−面になる様
に案内レール１８を設けている。

以上の様な構成において、パーシャル室６の間口幅寸法
ａは従来例で示す８寸法と同一である。

又パーシャル室室内幅寸法ｅはパーシャル室６室内側に
傾斜した内箱側壁３ａと仕切壁側壁１０ｃとで設定され
ているが、前記段差ｄが設けられている為に前記間口寸
法ａより大きくなっている。

この時の関係はｅ　）　ａである。この仕切壁１ｏは薄
く設定されているが、前記断熱材２１を充填しているの
で冷凍室５からの熱移動による温度影響はない。パーシ
ャル室６内に設けられた独立室扉１７は案内レール１８
の案内溝１９に沿って案内ピン２ｏが摺動する事により
、開閉自在に係合されている。この案内レール１８の仕
切壁１ｏ側は前記段差部ｄに設けられているので、案内
レール１８間の幅寸法ｆは間口寸法ａより狭いものの、
案内レール１８１コ分の厚さだけ小さくなるだけである
。即ちｆ　＝　ａ　７ｄの関係になっている。従ってパ
ーシャル室間口寸法ａに比べて、実効幅寸法である室内
幅寸法ｅは大きく取る事ができ、最も狭くなる案内レー
ル間寸法ｆにおいても、寒内レール１８１コ分の厚さｄ
が狭くなる程度にする事ができ、室内幅ｅを最大限に有
効に使う事ができ、案内レール１８等の突起物が少い為
に食品の出し入れもしやすい。

発明の効果 以上の様に本発明は断熱材を充填した仕切壁を前当板よ
り薄く設定し、これにより形成される段差部を小容量貯
蔵室側に設け、この段差部に独立扉の案内レールを設け
るものズあるから、室内幅寸法を大きく設定でき、食品
の収納を効果的に行う事ができ、食品の出入れもしやす
いなど省スペース比、使い勝手の向上を可能にするもの
である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の一実施例に於ける冷蔵庫の貯蔵室の斜
視図、第２図は第１図中Ｂ−Ｂ線で示す断面図、第３図
は冷蔵庫の外観斜視図、第４図は従来例に於ける冷蔵庫
の貯蔵室の斜視図、第６図は第４図中Ａ−Ａ線で示す断
面図である。 １・・・・・・冷蔵庫本体、６・・・・・・冷凍室、６
・・・・・・パーシャル室、１１・・・・・・前当板、
１８・・・・・・案内レール、２１・・・・・・断熱、
材、ａ・・・・・・パーシャル室間口寸法、ｄ・・・・
・・段差、ｅ・・・・・・パーシャル室内幅寸法。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 １０−−−イ士　ｔり壇 １／−前号板 ｌδ−案内ν−シ 第２図 、１−−−ハ凛！ ６−−−バーシイ）Ｌ／室 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数の貯蔵室を有し、そのうち少くとも２室を横に並べ
   た貯蔵室と、この貯蔵室を仕切る断熱材を充填した仕切
   壁と、仕切壁の前部に設けた前当板と、前当板と前記仕
   切壁との間に設けた裏板とからなり、前当板と裏板とを
   嵌着してなる仕切前部の幅より、前記仕切壁部の厚さを
   小さくすると共に、前記２室の貯蔵室のうち、大容量貯
   蔵室側は仕切前部と仕切壁とを略同一面とし、小容量貯
   蔵室側に仕切前部と仕切壁とに段差を設けた事を特徴と
   する冷蔵庫。