JPH01222116A

JPH01222116A - 自動給湯装置

Info

Publication number: JPH01222116A
Application number: JP4671688A
Authority: JP
Inventors: Yoshikazu Ito; 美和伊藤; Kazuo Hara; 原　和夫; Yasuo Fukuhara; 福原　尉雄
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 1988-02-29
Filing date: 1988-02-29
Publication date: 1989-09-05

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］この発明は、温水器を用いて浴槽等に湯を供給する自動
給湯装置に関するものである。

〔従来の技術〕

従来の温水器及び給湯手段を第７図に示す。図において
、（１）は貯湯タンク、（２）は貯湯タンク（１）内に
設けられた発熱体、（３）は水道管から供給された水の
給水圧力を制限する減圧弁、（４）は手動操作により湯
と水とを混合する手動混合栓、（４ａ）は湯側蛇口、（
４ｂ）は水側蛇口である。

次に動作について説明する。水道管から供給される水は
減圧弁（３）を介して一定圧力、例えば０．６　Ｋｇ／
ｃｓ＋”に減圧された状態で、貯湯タンク（１）にその
下部側から供給されると共に、手動混合栓（４）へ送ら
れる。従、って、貯湯タンク（１）に供給された水は発
熱体（２）により一定温度、例えば約８５℃に加熱され
湯となり、この沸き上げられた湯は水と混合され、最終
的には約４５℃の混合湯として使用される。

即ち、給湯タンク（１）には給水圧力が貯湯タンク（１
）の下部側から作用しているため、蛇口（４ａ）を開成
すると手動混合栓（４）により加熱湯が流出し、同様に
蛇口（４ｂ）を開成すると手動混合栓（４）により水が
流出し、両者はパイプ結合部で混合される。この場合、
蛇口（４ａ）と蛇口（４ｂ）の開閉の度合を調整するこ
とにより、手動混合栓（４）の出口から最適な温度約４
２℃の湯を得ることができる。

［発明が解決しようとする課題］従来の温水器及び給湯手段は、以上のように構成されて
いるので、使用する湯の温度と量の調整は前記蛇口（４
ａ）、（４ｂ）の開閉を手動にて行わなければならず、
これでは調整操作が非常に煩雑であり、また浴槽などに
湯を溜めるときには、湯を入れていることを忘れたり、
湯量の判断を適切にできなかった場合には、湯が無駄に
なるなどの問題あった。

この発明は上記のような課題を解決するために為された
もので、湯の最適な温度と量が設定でき、この設定され
た温度と量の湯を自動的に供給できる自動給湯装置を得
ることを［Ｉ的とする。

また、他の°発明は、湯の最適な温度と量が設定でき、
この設定された温度と量の湯を自動的に得ると共に、給
湯の完了を知らせることのできる自動給湯装置を得るこ
とを目的とする。

〔課題を解決するための手段］この発明にかかる自動給湯装置は、電動混合栓、温度セ
ンサ、流量センサ、電磁弁、条件設定手段、温度制御器
及び湯量制御器を備え、前記電動混合栓は沸き上げた湯
を水道管に接続された減圧弁から供給される水と自動的
に混合し、温度センサは電動混合栓から流出する混合湯
の温度を測定し、流口センサは電動混合栓から流出する
湯量を測定し、電磁弁は前記混合湯の流量を制御し、条
件設定手段は電動混合栓から流出する湯の温度と量を設
定し、温度制御器は前記条件設定手段の温度設定値と温
度センサの検出値に基づき電動混合栓における湯と水の
混合割合を制御し、そして湯量制御器からは前記条件設
定手段の湯量設定値と流量センサの検出値に基づき電磁
弁の開閉制御をすることを特徴とする。

また、他の発明は、上記構成に加えて前記条件設定手段
にて設定された湯量にな、った時に警報ブザーを鳴らす
警報装置を備えたことを特徴とする。

［作用］この発明における自動給湯装置は、まず条件設定手段に
て湯の温度と量が最適な値、あるいはその時に応じた所
望の値に設定される。そうすると、電動混合栓により混
合された湯が出力されると共に温度センサ及び流量セン
サが作動し混合湯の温度と量を検出することになる。

この検出信号は温度制御器及び湯量制御器に出力されて
おり、温度制御器により設定された温度の湯となるよう
に、電動混合栓での湯と水の混合割合が制御され、また
湯量制御器により設定された量が最終的に流出するよう
に電磁弁の開閉制御が行われる。

このようにして、条件設定手段にて設定されれた最適な
あるいは所望の温度と量の湯を供給することができるこ
とになる。

「実施例」以下、この発明による第１実施例を説明する。

第１図はこの発明に係る自動給湯装置の全体構成因であ
り、図示の（１）〜（３）は従来装置と同一の構成から
成る。

図において、（５）は水と湯を電気信号により自動的に
混合する電動混合栓、（６）は前記電動混合栓（５）か
らの湯温を検出する温度センサであり、これは配管内の
空間又は配管の壁面に取付けられている。（７）は電動
混合栓（５）の出力側配管の途中に設けられた流量セン
サ、（８）は前記流量センサ（７）の出口側に取り付け
られ、弁の開閉制御が電気的にできる電磁弁である。

（９）は使用湯の温度と量を最適値あるいはその使用時
に応じた所望値に設定する為の条件設定手段であって、
リモートコントローラ等で構成され、（１０）は前記条
件設定手段（９）で設定された温度と温度センサ（６）
の検出値を比較し、両者が等しくなるように電磁混合栓
（５）のバルブを調節する温度制御器、（１１）は条件
設定手段（９）で設定された湯ごと流量センサ（７）の
検出値が等しいかどうかを判定し、両者が等しくなった
時点で電磁弁（８）を閉成するように制御する湯量制御
器である。

また、第２図は第１図の第４１実施例の電気的な接続を
示す回路図であり、図において、（１３）はマイクロコ
ンピュータからなる主制御回路であり、ＣＰＵ　（１４
）　、メモリ（１５）　、アナログマルチプレクサ（１
６）　、Ａ／Ｄ変換器（１７）、人力回路（１８）及び
出力回路（１９）を有している。

（２０）は主制御回路（１３）内の出力回路（１９）に
接続されたトランジスタアレー、（２１）はリレーであ
り、このリレー（２１）のコイルはトランジスタアレー
（２０）とＧＮＤ端子との間に接続され、常開接点は電
源（２２）と電磁弁（８）のコイル（２３）に直列に接
続されている。

（２４）は条件設定手段（９）で設定された値を表示す
るための数字表示用ＬＥＤ、（２５）はトランジスタア
レー（２０）とＧＮＤ端子の間に接続された電動混合栓
（５）内のバルブ調整回路、（２７）は条件設定手段（
９）内の湯量設定器でありこれは抵抗（２８）と共に正
極端子（＋Ｖ）とＧＮＤ端子との間に直列に接続されて
おり、この湯量設定器（２７）の信号線は主制御回路（
１３）内のアナログマルチプレクサ（１６）に接続され
ている。

（２９）は温度設定器であり、これは抵抗（３０）と共
ニｉＪＥ極端子（＋Ｖ）とＧＮＤ端子との間に直列に接
続されており、温度設定器（２９）と抵抗（３０）との
接続点は、同様にアナログマルチプレクサ（１６）に接
続されている。

また、前記温度センサ（６）も正極端子（＋Ｖ）とＧＮ
Ｄ端子との間に抵抗（３１）を介して直列に接続されて
おり、これと抵抗（３１）との接続点もアナログマルチ
プレクサ（１６）に接続されている。

更に、前記流量センサ（７）は配管内を流れる流量に応
じて電気パルスを出力するセンサであり、この検出パル
スはカウンタ（３２）で計測しており、このカウンタ（
３２）はマイクロコンピュータ（１３）内の入力回路（
１８）に接続されている。

次に、上記第１実施例の動作を第３図に基づいて説明す
る。

第３図は第２図の主制御回路（１３）内のメモリ（１５
）に記憶された給湯制御を示すフローチャートである。

まず、ステップ（１０１）では、電源が入れられると同
時に、湯の温度と量の読取りを行ってステップ（１０２
）に移行する。

また、ステップ（１０２）では、湯の温度と量の設定が
あったかどうかの判定を行い、”ＮＯ”であるときには
前記ステップ（１０１）の設定値の読み取りを繰り返し
、′″ＹＥＳ”であるときにはステップ（１０３）に移
行して電磁弁（８）を開いて湯を浴槽などに流出させる
。

次に、ステップ（１０５）では、温度センサで検出した
湯温ＴＭを読み取りステップ（１０６）に移行する。

このステップ（１０６）では、前記湯温ＴＭがステップ
（１０１）で読み取った温度Ｔ　より低いとき（“ＹＥ
Ｓ″）に、ステップ（１０７）に移行して電動混合栓（
５）内のバルブを開いて湯量が多くなるように調整する
。一方、湯温ＴＭが設定温度Ｔ　より高いとき（“Ｎｏ
”）には、ステップ（１０８）に移行して更に湯温ＴＭ
が設定温度Ｔ　より高いか否かの判定を行う。そして、
ＹＥＳ”のときにステップ（１０９）に移行して電動混
合栓（５）の開閉を制御し、流入する湯量が少なくなる
ように調整することになり、これらのステップでの動作
は検出された湯温ＴＭが設定温度Ｔ　と等しくなるまで
繰り返される。

次に、ステップ（１０８）において“Ｎｏ″であるとき
にはステップ（１１０）に移行し、流量センサ（７）に
て検出された流ｍＶＭを読み取りてステップ（１１１）
に移行する。

このステップ（１１１）では読み取った流量■Ｍが前記
ステップ（１０１）で設定された湯量■　と等しくなっ
たか否かの判定を行い、“Ｎｏ”であるときにはステッ
プ（１１０）に戻り、“ＹＥＳ”であるＶＭ−Ｖ、とな
ったときには、ステップ（１１２）に移行して電磁弁（
８）を閉じる。このステップ（１１２）による電磁弁（
８）の開成より本発明の制御が完了し、設定した最適な
あるいは所望の温度と量の湯を得ることができる。

次に第４図〜第６図に基づいて第２実施例を説明する。

この第２実施例は他の発明に係る実施例であり、設定さ
れた条件により湯の供給が終了したことを知らせること
を特徴としており、第４〜６図の説明では第１実施例と
異なる構成についてのみ説明する。

第４図において、（１２）は湯量制御器（１１）に接続
され供給している湯量が設定された湯量に達した時に警
報を発する警報装置であり、警報ブザー等を備えている
。（３３）は浴槽などに設けられた給湯のための蛇口で
ある。また、第５図においては、前述した警報ブサー（
２７）が追加されており、この警報ブザ−（２７）はト
ランジスタアレー（２１）とＧＮＤ端子との間に接続さ
れている。

このような第２実施例の構成によれば、第６図に示され
るように、ステップ（４）、ステップ（１３）及びステ
ップ（１４）の動作が追加される。即ち、ステップ（１
０３）にて電磁弁が開かれると、ステップ（１０４）に
移行して浴槽などに給湯するための蛇口（３３）を開く
ことになる。

そして、次のステップ（１０５）からステップ（１１２
）までは第１実施例と同様の動作を行う。

ステップ（１１２）では、流量センサ（７）にて検出さ
れた流ＨＶ　Ｍが設定された流量ｖＳと等しくなったと
きに電磁弁（８）を閉じることになるが、ステップ（１
１３）ではこの時に警報装置（１２）が湯量制御器（１
１）から信号を受は取り警報ブザ−（２７）を鳴らすこ
とになる。従って、このブザー音により給湯をする者に
給湯が完了したことを知らせることができ、給湯者が浴
槽などから離れた場所に居た場合でも給湯の完了を容易
に判断することが可能となる。

このステップ（１１３）ｂ（終了すると、ステップ（１
４）にて蛇口（３３）を閉じる動作を行い、再度の給湯
の状態が可能な状態にして制御が完了する。

［発明の効果］以上のように、この発明によれば、湯の温度と量をリモ
ートコントローラ等で設定することにより、蛇口を開く
だけで設定した温度と口で湯が自動的に得られるように
構成したので、浴槽等へ給湯する場合の温度と量の調節
の煩雑さが解消されると共に、給湯監視の忘れなどから
生じる湯の無駄な使用を防１卜することができる。

また、他の発明によれば、給湯の完了を警報ブザーにて
知らせるように構成したので、浴槽などから離れた場所
からでも給湯完了を知ることができ、浴槽の蛇口の閉め
忘れなども無くすことができるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の第１実施例を示す全体構成図、第２
図は第１実施例の主要電気回路図、第３図は第１実施例
の動作を示すフローチャート図、第４図は他の発明の実
施例である第２実施例を示す全体構成図、第５図は第２
実施例の主要電気回路図、第６図は第２実施例の動作を
示すフローチャート図、第７図は従来の温水器及び給湯
手段を示す構成図である。図中、（１）は貯湯タンク、（２）は発熱体、（５）は
電動混合栓、（６）は温度センサ、（７）は流量センサ
、（８）は電磁弁、（９）は条件設定手段、（１０）は
温度制御器、（１１）は湯量制御器、（１２）は警報装
置、（１３）は主制御回路、（２７）は警報ブザ−、（
３３）は蛇口である。尚、図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。代理人　弁理士　大　岩　増　雄（外２名）第１失徒ｊ：ｌ−７麿４目咋原図第１図ｎ　　　　　８鴛１叉に拶１つフロー九斗目第３図１２：奪飯裂償＄２友旅例＝７ｉ−φ嫡誠目第４図８２Ｘ）色イ列りフローナッート図第６図従来采ｌ第７図２、発明の名称自動給湯装置３゜補正をする者事件との関係　特許出願人住　所　　　　東京都千代田区丸の内二丁目２番３号名
　称　　（６０１）三菱電機株式会社代表者志岐守哉４、代理人住　所　　　　東京都千代田区丸の内二丁目２番３号５
、補正の対象明細書の発明の詳細な説明の欄。６、補正の内容

Claims

【特許請求の範囲】

（１）発熱体を有する貯湯タンクから給湯を行う給湯装
置において、沸き上げた湯を水道管に接続された減圧弁
から供給される水と自動的に混合する電動混合栓と、こ
の電動混合栓から流出する湯の温度を検出する温度セン
サと、前記電動混合栓から流出する湯量を検出する流量
センサと、前記電動混合栓から流出する湯の流量を制御
する電磁弁と、前記電動混合栓から流出する湯の温度と
量を設定する条件設定手段と、この条件設定手段の温度
設定値と温度センサの検出値に基づいて電動混合栓にお
ける湯と水の混合割合を制御する温度制御器と、前記条
件設定手段の湯量設定値と流量センサの検出値に基づき
電磁弁を開閉制御する湯量制御器と、を備えたことを特
徴とする自動給湯装置。
（２）発熱体を有する貯湯タンクから給湯を行う給湯装
置において、沸き上げた湯を水道管に接続された減圧弁
から供給される水と自動的に混合する電動混合栓と、こ
の電動混合栓から流出する湯の温度を検出する温度セン
サと、前記電動混合栓から流出する湯量を検出する流量
センサと、前記電動混合栓から流出する湯の流量を制御
する電磁弁と、前記電動混合栓から流出する湯の温度と
量を設定する条件設定手段と、この条件設定手段の温度
設定と温度センサの検出値に基づいて電動混合栓におけ
る湯と水の混合割合を制御する温度制御器と、前記条件
設定手段の湯量設定値と流量センサの検出値に基づき電
磁弁を開閉制御する湯量制御器と、前記条件設定手段に
て設定された湯量に達した時に警報ブザーを鳴らす警報
装置と、を備えたことを特徴とする自動給湯装置。