JPH01221712A - 交換レンズ - Google Patents

交換レンズ

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JPH01221712A
JPH01221712A JP4812988A JP4812988A JPH01221712A JP H01221712 A JPH01221712 A JP H01221712A JP 4812988 A JP4812988 A JP 4812988A JP 4812988 A JP4812988 A JP 4812988A JP H01221712 A JPH01221712 A JP H01221712A
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JP
Japan
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lens
focus detection
data
focus
rom
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JP4812988A
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Toshihiko Karasaki
敏彦 唐崎
Hiroshi Otsuka
博司 大塚
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、複数の焦点検出領域を持つカメラへ、交換
レンズ固有のレンズデータとしてどの領域で焦点検出が
可能が不可能かのデータを伝達する交換レンズに関する
(従来の技術) 従来、光軸を含む領域にある被写体の焦点検出のみを行
うカメラにおいて、十分に明るくコントラストの高い被
写体があっても、レンズの形状や状態によって焦点検出
動作を規制しなければならない場合がある。つまり、反
射望遠レンズ等のようにレンズの射出瞳の径と位置で決
まる条件が焦点検出素子に適合していない場合、あるい
は、レンズの開放絞りにおける瞳径が小さすぎて焦点検
出素子の全体に被写体からの光が入射していない場合、
または、瞳径の位置が変化したり焦点深度が浅くなった
り絞り値が暗くなったりするマクロ撮影の場合等である
これに対して、特開昭59−140408号公報には、
反射望遠レンズ等の場合には最初からレンズ内にレンズ
データとして焦点検出が不可能であることを示す信号を
記憶する。あるいは、レンズ内にレンズデータとして記
憶されている開放絞り値をもとにその開放絞り値が所定
値(例えばF5,6)を越えているかどうかを判断する
、または、レンズがマクロ領域に切替えられると焦点検
出が不可能であることを示す信号がレンズデータとして
出力されるという技術が提案されている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、これらの技術は全て、光軸を含む領域に
ある被写体の焦点検出のみを行うカメラシステムに関す
るものであり、撮影画面の複数の焦点検出領域に対応す
るものではない、すなわち、カメラシステム全体として
被写体に対する焦点検出が可能か不可能かを示すデータ
が存在するだけである。これに対して、撮影画面に複数
の焦点検出領域が設けられている場合は、レンズの射出
瞳の形状や射出瞳の径と位置で決まる条件等によって、
使用可能(すなわち、焦点検出可能)な焦点検出素子は
それぞれ異なってくる。従って、複数の焦点検出素子の
中で焦点検出素子が使用可能がどうかを示すレンズ固有
の情報が、レンズ内にレンズデータとして記憶されてい
る必要がある。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために、本発明の交換レンズは、交
換レンズに固有のレンズデータを固定記憶した記憶手段
と、カメラボディからの読取信号を入力する入力手段と
、読取信号に基づいてカメラボディへ記憶手段のレンズ
データを順次送出する送出手段とを備え、記憶手段に固
定記憶されたレンズデータには少なくとも、撮影画面の
複数の焦点検出領域に対応して配置された複数の焦点検
出素子に対して焦点検出が可能であるかどうかを示す焦
点検出可否信号を有することを特徴とするものである。
(作  用) 上記構成によって、レンズ内の記憶手段にはそのレンズ
固有のレンズデータとして、撮影画面の複数の焦点検出
領域に対応して配置された複数の焦点検出素子のうち、
どの焦点検出素子で焦点検出を行うことができるがとい
うデータが記憶されているので、このデータを受は取っ
たカメラは焦点検出可能な素子を適切に選択して焦点検
出を行うことができ、無駄なく焦点検出動作を制御する
ことができる。
(実施例) 以下に本発明の実施例を図面を参照して説明する。
11図は本発明の一実施例の全体回路構成を示すブロッ
ク図である。第1図において、カメラボディ内回路(1
)と撮影レンズ内回路(6)との間は、マウント部(7
)に設けられた接点群(711)乃至(715)、及び
、(721)乃至(725)に上り電気的に接続されて
いる。
(100)はこのシステムを制御する制御回路(以下制
御CPUと記す)であり、以下に述べる開回路は全て制
御cpu(1oo)の指令の下で動作するようになって
いる。(’io)は制御CPU(100)、及び、撮影
レンズ内回路(6)に定電圧を供給する電源である。
(310)は測光回路であり、TTL測光を行う測光素
子(不図示)による測光充電変換量(被写体輝度値相当
)をA/D変換して被写体輝度BVに関する情報(正確
にはBV−AVo:AVoは撮影レンズの解放絞り値)
として制御に、PU(100)へ送り出す。
(320)は露出制御回路であり、制御CPU(100
)からの指令に基づき、撮影レンズの絞り機構(不図示
)、及び、カメラのシャッタtjl vI(不図示)を
制御する。
(330)は焦点検出・制御回路であり、焦点検出回路
(不図示)、及び、レンズ駆動制御回路(不図示)を含
んでいる。
(340)はカメラの露出モード、露出制御値(紋り値
、及び、シャッタスピード値)、7レームカウンタ値、
合焦/非合焦等々の撮影情報を表示する表示回路である
(350)は補助光回路であり、可視光下での焦点検出
時に焦点検出が不可能な場合点灯される。
尚、カメラボディ内蔵の補助光回路は、すでに本出願人
が特願昭62−141538号で出願している通りであ
る。
(360)はフィルム感度情報回路であり、カメラに装
填されたフィルムのフィルムパトローネから読み取った
DXコードにもとづいてフィルム感度情報を制御CPU
(100)へ送り出す。
(112)はレリーズボタン(不図示)を1段目まで押
し込むことによって閉成されるスイッチ(SWl)であ
り、(114)はレリーズボタンを1段目よりさらに深
<2を父目まで押し込むことによって閉成されるスイッ
チ(SW2)である。
発振回路(370)は制御CPU(100)へパルスを
供給する。
次にマウント部(7)について説明する。マウント部(
7)はカメラボディ側マウント(71)と、撮影レンズ
側マウン)(72)から成り、本実施例では5対の電気
接点群(711)乃至(715)、及び、(721)乃
至(725)が設けられ、以下に述べるような回路接続
によってカメラボディとレンズの開でシリアルな交信が
できるようになっている。
カメラボディ内の制御1CPU(100)はシリアル入
出力用クロック出力端子5ck(102)、レンズから
の入力データをシリアルに読み込む入力端子5in(1
03)、及び、撮影レンズ内回路(6)の駆動時期を指
令する出力端子C3(104)を備えており、ボディ側
マウント部の接点(712)はクロック出力端子5ck
(102)に、マウント接点(713)は入力端子5i
n(103)に、マウント接点(714)は出力端子C
6(104)にそれぞれ接続されている。
また、接点(711)は短絡保護用の抵抗(14)を介
して電源(10)に接続されており、マウント接点(7
15)はカメラボディ内回路(1)の7−スラインに接
地されている。
今、撮影レンズはズームレンズであるとする。
ズームエンコーグ(61)は、ズーム操作即ち焦点距離
設定操作に応じた信号ΔZを3ビツトにコード化して出
力する。デコーダ(62)は制御CPU(100)のク
ロック出力端子5ck(102)からのクロックパルス
をカウントしてデコードする。アドレス指定回路(63
)は、上記エンコーグ(61)、及び、デコーダ(62
)からの信号を選択し、後述のリード・オンリー・メモ
リ(64・・・以下ROMと記す)の番地を指定する。
ROM(64)には、このROM(64)が搭載されて
いる撮影レンズに関する固有情報が各番地毎に予め記憶
されている。
上記アドレス指定回路(63)によってROM(64)
の番地が指定されると、その番地に記憶されている情報
がROM(64)よりパラレルに出力される。P/S変
換回路(65)は、このROM(+34)から送られて
きたパラレル信号をシリアルな信号に変換して、マウン
ト接点(723)、(713)を介して制御CPU(1
00)の入力端子S in(103)に出力する。
また、撮影レンズ内回路(6)には、マウント接点(7
−21)を介して定電圧Veeが供給されており、マウ
ント接点(725)を介してアースラインと接続されて
いる。
第2図は、第1図に示す制御CPU(100)内の3つ
の入出力端子5ck(102)、5in(103)、C
5(104)を詳細に図示したものである。
出力端子5ck(102)はハイイネニブル回路が接続
されており、シリアルボートコントロールレジスタ(S
CKC)がハイになっている間、ボディ側からレンズ側
へクロックパルスを出力する。シリアルカウンタ(12
0)は、1バイト分(8個)のクロックパルスをカウン
トするための3ビツトカウンタである。シリアル力ツン
タ(120)が1バイト分(8個)のクロックパルスを
カウントすると、シリアルカウンタ(120)は制御C
PLI(100)へ割り込み信号(INT)を発生する
入力端子5in(103)は、シリアルレノスタ(12
1)に接続されていて、クロックパルスに応じて1ビツ
トづつROM(64)の特定番地から送られてくるデー
タをシリアルレノスタ(121)に−時保持する。シリ
アルレノスタ(121)で保持されているROM(64
)の特定番地の8ビツトのデータは、シリアルカウンタ
(120)が発生する割り込み信号によって、ボディ内
のランダム・アクセス・メモリ(以下RAMと記す)に
格納される。
次に、本発明に用いられている焦点検出用光学装置の概
略61成の分解斜視図を第3図に示す。
PIS3図においてTL、、TL2は撮影レンズであり
、この撮影レンズTL、、TL、は、それぞれ、予定結
像面FPから距離P 211 P 22(P 21 <
 P Z2)の位置(以下、この距離を射出瞳距離と言
う)に設けられている。そして、上記予定結像面FPの
近傍に視野マスクFMを配置している。上記視野マスク
FMの中央部には横長の矩形開口部EOを設け、一方、
両側には縦長の矩形開口n E o + −E o□を
設けている。上記視野マスクFMの各矩形開口部Eo。
EOIIEO,を通過した光束は、コンデンサレンズL
 o + L o + r L O2をそれぞれ通過し
て集束される。
再結像レンズ板りは、中央部に横方向に配列された再結
像レンズ対し、、L2と、両側にそれぞれ縦方向に配列
された再結像レンズNL、、L、およびり1.L、を備
えている。上記再結像レンズL、〜L、は、すべて同一
の曲率半径の平凸レンズよりなる。絞りマスクAMには
、再結像レンズL1〜L6に対応した位置に、紋り開口
部A1〜A6を設けている。この紋りマスクAMは上記
再結像レンズ板りの直前に配置しており、再結像レンズ
板りの平坦部に密着している。
CCDラインセンサPoは基板の中央部に横長に配置さ
れており、また、CCDラインセンサP O+ t P
 07は上記基板の両側に縦長に配rIlされており、
上記再結像レンズ板り上の再結像レンズ灯の配列方向と
、上記CCDラインセンサの方向とが同一になるように
している。上記CCDラインセンサPoyPO+嘗Po
zは、それぞれ第1.m2の2つの受光素子列を有して
おり、上記再結像レンズ討によってCCDラインセンサ
上に再結像された2つの像を別々に光電変換するように
している。
図中点線で囲んだブロックAFは、AF(オート7オー
カス)センサモジュールを示している。
上記構成の焦点検出用光学装置は、次のようにして焦点
位置を検出する。主光#113−14を含む撮影レンズ
TLの光軸外の領域にある被写体からの光軸外測距用光
束が、光軸に対して所定の角度で光軸から離れるように
上記視野マスクFMに入射して矩形開口部Eo+を通過
し、上記コンデンサレンズLo、に入射する。コンデン
サレンズLo、に入射した光軸性距離用光束はコンデン
サレンズLo。
によって光軸側に曲げられると共に集束され、上記絞り
マスクAMの絞り開口部Δ1.A4を経て再結像レンズ
板りの再結像L 3 、L−に入射される。再結像レン
ズL、、L、に入射された光軸性測距用光束は、この再
結像レンズL、、L、によってCCDラインセンサPo
、へ集束され、このCCDラインセンサPol上に一対
の像が再結像される。同様に、主光m1..1.を含む
光軸性測距用光束は、上記所定の角度で光軸から離れる
ように視野マスクFMに入射し、矩形開口部E o2、
コンデンサレンズLo2、絞り開口部A、、A、および
再結像レンズL5+L6を経て、上記CCDラインセン
サPO2上に集束され、このCCDラインセンサPol
上に一対の像が再結像される。
一方、主光@1..12を含み撮影レンズTLの光軸を
含む領域にある被写体からの光軸上測距用光束は、光軸
上の矩形開口部Eo、コンデンサレンズL O%絞り開
口部A 1− A 2、および再結像レンズL、、L2
を経て、上記CCDラインセンサPo上に集束され、こ
のCCDラインセンサPo上に一対の像が再結像される
。そして、上記CCDラインセンサP o、 P o、
およびPo2上に結ばれた上記3対の再結像の対を成す
像の位置を求めることによって撮影レンズTL、および
TL2の被写体に対する焦点位置が検出される。
第4図に示すファイング−内見え図との対応で言えば、
CCDラインセンサPoは軸上焦点検出領域Faに、C
CDラインセンサPO□は光軸性焦点検出領域Falに
、CCDラインセンサPO□は光軸性焦点検出領域Fa
2にそれぞれ対応している。
上記撮影レンズTL、上に破線で示したAl11A 2
11 A 3□A H1,A 51およびA61と、撮
影レンズTL2上に破線で示したA1□+ A 221
 A 321 A 421A5□およびA62とは、七
九ぐれ、上記絞りマスクAMの絞り開口部A + 、A
 2− A 3− A 41A sおよびA6が、コン
デンサレンズL o、 L o、およびLO71こよっ
て撮影レンズTL、と撮影レンズTL2上に逆投影され
た場合の像を示す。すなわち、絞り開口部A 1= A
 2 、A = = A = A SおよびA6を通過
する測距用光束が、撮影レンズTL、およびTL2を通
過する範囲を示す。したがって、この逆投影像A1.。
A 21 t A x + t A 411 A s 
+およびA61あるいはA12゜A2□g A 32 
@ A 42 # A s□およびA6□が、撮影レン
ズTL、あるいはTL、の開口内に収っていれば、CC
DラインセンサP o、 P o、およV P O2に
入射する光束が、撮影レンズTL、あるいはTL2の瞳
に対してケラれることがなく、高い合焦精度を得ること
ができるのである。
ここで、いかなる場合においても、CCDラインセンサ
P o、 、 P 03に入射する光軸性測距用光束が
撮影レンズの瞳に対してケラれないと言うことは、上述
のように、光軸上測距用光束の主光lQ l 3−1、
.13.1.の、予定結像面FP上での光軸からの匪離
yが大きく、CCDラインセンサP 01 + P 0
2の光軸からの距離に対する撮影レンズの開口が小さい
ような状態において、いがなる射出瞳距離であっても、
CCDラインセンサPo、、Po2に入射する光軸性測
距用光束が撮影レンズTLの開口内を通過するというこ
とである。
本発明では、後述するように種々のレンズ固有の情報と
して、上記どのCCDラインセンサPo。
p o、 、 p o2がケラれないで使用可能が不可
能ががAF可否信号として、それぞれのレンズ内のRO
Mに記憶されている。
第5図に、様々な種類の交換レンズの所定の瞳面に対す
る上記絞りマスクAMの絞り開口部(A1゜A2.A3
.A、、AsおよびA、)およびコンデンサレンズLo
、Lo+、Lo2の逆投影像1ztA2z*iz*A 
42 g A 52およびA6□を示す。
Pt5S図(、)は、開口の大きいレンズの場合を示す
。開口が大きいため全ての逆投影像が撮影レンズTLの
焦点検出を行うための開口内を通ることができ、CCD
ラインセンサPo、Pa、、Pozlこ入射する測距用
光束は全て撮影レンズTLの瞳に対してケラれることが
なく使用可能である。すなわち、第4図に示す全ての焦
点検出領域[’a、FallFa2で焦点検出を行うこ
とができる(表1参照)。
第5図(b)は、開口の小さいレンズの場合であり、例
えばテレコンバータを装着した交換レンズ等がこの場合
にあたる、開口が小さいため、撮影レンズTLの瞳にケ
ラれることなく CCDラインセンサに入射することが
できる光束は、光軸上測距用光束だけであり、焦点検出
を行うことができるのは、第4図の焦点検出領域Faだ
けである。
第5図(c)は、シフトレンズ等のように開口位置が変
化するレンズの場合(ここではシフトレンズ)を示す、
シフト量が0の場合、焦点検出に有効となる焦点検出領
域はFaだけであるが、シフト量がXI、X2(0<X
I<X2)と増加するにつれて、有効な焦点検出領域も
変化する(表1参照)。
第5図(d)は、反射望遠レンズのように開口が異形の
レンズの場合である。斜線部は反射鏡(ml鏡)のため
に光束がケラれる部分であり、光軸上測距用光束はCC
DラインセンサPoに入射することができず、焦点検出
領域Faで焦点検出を行うことは不可能である。
これに対して、第5図(e)に示す反射望遠レンズは反
射鏡によって光束がケラれる部分が小さいので、光軸上
測距用光束はCCDラインセンサPoに入射することが
できる。
上述のように、どの焦点検出領域が焦点検出時に有効と
なるのかは交換レンズの種類によってそれぞれ異なって
いるので、レンズ固有の情報(AF可否信号)としてレ
ンズ内のROMに記憶されている(表1参照)。
以下余白 表 1 表1は、レンズの種類の違いによる使用可能な焦点検出
領域(Fa、Fa、、Fa2)及びCCDラインセンサ
(PO,POl、PO2)と、AU可否信号を示してい
る1表中rOJで表されている焦点検出領域及び、それ
に対応して配置されたCCDラインセンサは焦点検出に
用いることができる。またAF可否信号は8ビツトのデ
ータである。
第6図は、像面ベスト位置とCCDラインセンサ(以下
AFセンサと記す)の可視光下および赤外光下における
撮影レンズの停止位置との関係を示したものである。横
軸Xは光軸に沿った軸で左側が撮影レンズ方向(+方向
)、右側がフィルム面方向(一方向)であり、縦軸Yは
光軸に対して垂直な平面における光軸からの距離を表す
0図中、軸上と示されている位置は軸上光(光軸に平行
な入射光)によって形成される像の結像性能が最も良い
位置であるが、カメラにおいてフィルム面がこの位置に
あるようにすると、軸外光(光軸に対して傾いた入射光
)に対する収差性能が悪くなり、光軸性測距用光束によ
る焦点検出では良好なデフォーカス量が得られなくなっ
てしまう、そこで、軸上光、軸外光を考慮して、軸上よ
りわずかにずれた位置(像面ベスト位置)にフィルム面
が位置するように構成する。画像として示されている収
差曲線は、この像面ベスト位置を基準とした場合の、実
際の撮影レンズ透過光によるズレの大きさ(開放絞り、
例えばF=2.0)であり、画像コントラストの最も良
い位置を示している。
一方、AFセンサは、前述のように光軸上測距用光束、
あるいは、光軸外側圧用光束のみを用いて焦点検出を行
うので、結果的に撮影レンズの絞り値が大きくなるのと
同等の効果が生じ、AFセンサ上の収差性能は撮影レン
ズ全体の収差性能よりも良くなる。このAFセンサによ
る合焦判定位置は、可視光下あるいは赤外光下における
AFセンサ停止位置として示しである。赤外光下におけ
る焦点検出とは、可視光による焦点検出が不可能な場合
、カメラボディ内蔵の補助光回路から赤外光が投光され
るが、その赤外光投光下での焦点検出の結果である。こ
の補助光回路をカメラ外部の装置、例えば電子閃光装置
に設けても良い。
このように、AFセンサ停止位置と像面ベスト位置との
間にはズレが存在し、光軸からの距離(像高)によって
ズレ1が変化する。そこで本発明では、図中に示すズレ
量Δ5Bon、Δ5Boff。
Δ5boff、ΔrRon、ΔI Roff、Δ1ro
ffをレンズ内のROMに記憶して像面ベスト位置への
補正を行うようにしている。添字のONは光軸上測距用
光束を用いて焦点検出を行う焦点検出領域Faに関する
補正量であり、添字のOFFは光軸上測距用光束を用い
て焦点検出を行う焦点検出領域F a l 1Fa2に
関する補正量を表す。領域F a + + F a 2
は光軸に関して対称な位置を睨んでいるので同一の補正
データを用いて補正を行うことができる。
ΔSBは可視光下におけるAFセンサ停止位置とイ象面
べ入ト位置のデフォーカス量のズレ量であり、Δ5bo
f fは、可視光下における光軸上と光軸外でのAFセ
ンサ停止位置の差である。ΔIRは赤外光下におけるA
Fセンサ停止位置と可視光下における軸上でのAFセン
サ停止位置とのズレ量であり、Δ1roffは赤外光下
における光軸上と光軸外でのAFセンサ停止位置の差で
ある。
これらのズレ量(ΔSB、ΔIR)は、撮影レンズのズ
ーミングあるいは7オーカシングによって変化するので
、ズーミングあるいは7オーカシングに応じたズレ量が
補正量としてレンズ内のROMに記憶されている。しか
し、光軸上と光軸外のAFセンサ停止位置の差(Δ5b
of f 、Δ1rorf)は、ズーミングあるいは7
オーカシングによってもほとんど変化しないので、この
差は固定値としてレンズ内のROMに記憶すればよい。
ここで、図中の矢印に従ってΔ5Bon。
Δ5Boff、ΔIRon、ΔI Roffは正の補正
量であり、Δ5boff、Δ1roffは負の補正量で
あるとする。
尚、7オーカシングによって補正量(ΔSB。
ΔIR)を可変とする場合は、Pl&1図のズームエン
コーダ(61)と同様に距離のエンコーダをレンズ内に
持ち、このエンコーダの出力とデコーダ(62)の出力
よりROMの番地を指定するようにすればよい。
以下Pt47図乃至第18図の70−チャートを参照し
てカメラ本体内の制御CPU(100)の動作を説明す
る。
第7図は制御CPU(100)の動作プログラムのメイ
ンル−チンを示したフローチャートである。
レリーズボタンの1段目の押し込みで閉成されるスイッ
チSWIが閉成されると、ステップ#700(以下ステ
ップは省略する)からプログラムが起動され、#702
で表2に示すような各種フラグがOにリセットされる。
表2は制御CPU(100)内で使用される各種の7ラ
グを説明したものである。尚、各種フラグについでの詳
細な説明は後述する。
以下余白 表 2 #704では、制御CPUが起動されて初めてのROM
データの読み込みなので、読み込みフラグ(Fl)を1
にセットして、#706のレンズデ−タ読み込みサブル
ーチンへ移行する。後述のよう1こ、このレンズデータ
読み込みサブル−チンでは、ROMデータの読み込み、
レンズ装着/非装着の識別、レンズ世代の識別等が行わ
れてメインルーチンに戻る。
次に#708の自動焦点検出サブルーチン(以下AFサ
ブルーチン)に移行し、このAFサブルーチンでは、後
述のように、被写体の焦点検出を行い、レンズを駆動し
て合焦状態とする。
#710では、カメラに挿入されているフィルムカート
リッジのフィルム感度データをフィルム感度情報回路(
360)から制御CPU内に読み込み、井712で測光
回路(310)により被写界輝度の測光、A/D変換を
行い輝度値データを得る。
以上のデータをもとに公知の露出演算を行い(#714
)、得られた露出関係の値を表示回路(340)に送り
表示する($716>。
次に、#718で、スイッチSW1がまだオンされたま
まがどうかを判断し、スイッチSWIがオフになってい
るのなら#726へ移行し、表示回路(340)の表示
を全て消灯し、読み込み72グ(Fl)を0にリセット
して制御!1cpuはスリーブ状態に入る。
井718でスイッチSW1がオンと判断されると、#7
20で今度はレリーズボタンの21又目の押し込みで閉
成されるスイッチSW2がオンされているかどうかを判
断し、スイッチSW2がオンなら#722で公知のレリ
ーズ動作を行う。レリーズ動作が終ったあとは#724
でスイッチsw1がオフになるのを待ち、#726へ移
行してゆ<、#720でスイッチSW2がオフの場合は
、#706へ戻ってもう一度レンズデータの読み込みか
らの動作を繰り返す。
第8図は、第7図#706のレンズデータ読み込みサブ
ルーチンを示した70−チャートである。
まず、#802t’ifiみ込h7 ラフ(F 1 )
カ1 h−0か、すなわち、制御CPU起動後1回目の
ROMデータの読み込みが2回目以降の読み込みがどう
かを判別し、1回目の読み込みなら#804へ2回目以
降なら#822へ移行する。
読み込み動作を説明する前に、!1619図によりレン
ズ内のROMに記憶されているレンズ情報について説明
する。交換レンズには露出制御、AF副制御に必要なレ
ンズ固有の情報が、8ビツトのデノタルデータとしてレ
ンズ内のROMの所定番地ごとに記憶されているが、カ
メラが新しくなり機能が増加すると、従来のレンズ(以
下従来レンズと記す)に記憶されている情報(従来デー
タ)だけではカメラが新しい機能の制御を行い得ない。
この点、新規なレンズ(以下新レンズと記す)には、従
来の情報に加えて新しい機能に対応する情報(新データ
)を記憶したROMを搭載すればよい。第19図は、こ
の従来レンズと新レンズのROMの工り7マツプの比較
図である。
従来レンズには、番地 1〜iまでにレンズ情報d1〜
di(従来データ)が記憶されており、更に最終のn番
地にレンズ情報dn(レンズ種類識別データ)が記憶さ
れている6番地i+1〜n−1まではレンズ情報が全く
記憶されていない空番地となっている。新レンズに搭載
されているROMは容量が従来レンズのROMと全く同
一のものを使用し、番地1〜iまでは従来データd、〜
diが、そのまま記憶されている。また空番地であった
i+1〜j番地には、新規に増設されたレンズ情報di
+1〜dj(新データ)が新しく記憶され、最終のn番
地には、レンズ種Mw&別データdnが従来レンズ同様
に記憶されている。
尚、本発明において従来レンズとして規定されているも
のには、光軸上測距用光束を用いて焦、低検出を行う焦
点検出領域Faに関してのみ、像面ベスト位置とAFセ
ンサ停止位置のズレ量(Δ5BonlΔIRon、)を
補正量としてレンズ内のROMに記憶されている(表3
参N)。これに対し新レンズには、焦点検出領域Fal
Ja2に対する収差によるズレ量(ΔI Roff、Δ
5BoffあるいはΔ1roff、Δ5bof f )
が新しく記憶されている。
第8図へ戻って、#802で読み込みフラグ(F1)が
1のとき、すなわち、制御CPU起動後1回目のROM
データ読み込み動作について説明する。最初の読み込み
なので、まず、#804で読み込みデータ数としてシリ
アルデータカウンタ(N)にROMの全番地数nをセッ
トし、#806で後述のボディ内読み込みサブルーチン
に従って、ズーミングあるいは7オーカシングによる現
在のレンズ状態が示している1バイト分のROMデータ
をn個ボディ内に格納されたRAMに読み込む。
これで1回目の読み込みが終了したので、読み込みフラ
グ(Fl)はリセットされて0になる(#808)。
ROMの先頭番地にはICPと呼ばれるデータが記憶さ
れており、8ビツトのうち最初の2ビツトはレンズ装着
/非装着識別用ビットデータ、残りの6ビツトは、その
レンズが従来レンズであるか新レンズであるかを示すレ
ンズ世代識別ビットデータから成っている。#810で
は、このICPデータの先頭の2ビツトのデータを利用
して、ボディにレンズが装着されているか装着されてい
ないかを判断し、もしレンズが装着されていないのなら
#836へ移行して、レンズフラグ(F3)をレンズ非
装着状態を示すOにリセットし、またAF7ラグ(AF
F)をAF動作が行われないことを示す1にセットして
($838)リターンする。
#810でレンズが装着されていると判断されると、ま
ず#812でレンズ装着状態を示すようレンズフラグ(
F3)を1にセットして、#814のレンズ世代識別の
ステップに移行する。#814では、前述のICPの残
り6ビツトのデータを利用して装着されているレンズが
従来レンズが新レンズかを判断する。新レンズと判断さ
れれば、必要なレンズ情報は全てボディ内のRAMに格
納されたことになるので、井816でレンズ世代フラグ
(F2)を0にリセットしてリターンする。レンズ世代
フラグ(F2)は1にセットされていれば従来レンズが
、0になっていれば新レンズが装着されていることを表
す。
#814で装着レンズが従来レンズであることが判断さ
れると、レンズ世代フラグ(F2)をセットし後述のボ
ディ内データテーブル参照サブルーチンに従って、従来
レンズに記憶されていない新データがボディ内データテ
ーブルからボディ内に格納されたRAMに読み込まれ(
#820)、17ターンする。
#802で読み込みフラグ(Fl)が0と判断されたと
きは、制御CPUはすでに1回以上のROMデータの読
み込み動作を行っているので、レンズ世代フラグ(F2
)を用いて従来レンズであるか新レンズであるかを判断
する(#822)、Mレンズであれば読み込みデータ数
としてROMのデータ数jをシリアルデータカウンタ(
N)にセットしく#824)、従来レンズであればRO
Mのデータ1lLiをシリアルデータカウンタ(N)1
こセットしく井826)、#806と同様にボディ内読
み込みサブルーチンを実行する($ 828 >、但し
、前述したようにj>iであり、データ数を指定するこ
とによりROMデータの読み込み時間の短縮をはかって
いる。
#830は#810と同様に、読み込んだICPデータ
によるレンズ装着識別のステップであり、レンズが装着
されているのなら#832へ移行して、レンズフラグ(
F3)を識別することにより、前回のレンズデータの読
み込み時にレンズが装着されていたのか装着されてぃな
かったのかを判断する。レンズフラグ(F3)が0であ
るということは、前回レンズが非装着で今回レンズが新
規に装着されたということなので、レンズフラグ(F3
)をレンズ装着状態を表す1にセットして#804へ移
行し、もう−度ROMデータの11個の読み込みを行う
第9図は第8図#806.$828のボディ内のRAM
への読み込みサブルーチンであり、ROMデータをカメ
ラボディ内のRA M l:読み込む動作を示す、まず
、#902でRAMのアドレスポインター(M)にRO
Mデータ格納先頭番地曽。をセットする。RAMもRO
M同様に8ビツトの構成になっている0次に、$904
’t’ROMのシリアルデータ読み込み処理が未完であ
ることを示すようシリアルフラグ(F4)をOにリセッ
トし、第2図のシリアルカウンタ(120)が8ビット
分のクロックパルスをカワントするように8をセットす
る(#906)。
#908で第2図図示の出力端子C8がロウにされると
、ボディとレンズ間でのシリアル交信が可能となる。#
910でシリアルボートコントロールレジスタ(S C
K C)に1が設定されると、クロックパルスが第2図
図示のクロック出力端子Sckから出力し始める。#9
12はシリアル割込みの処理終了待ちのステップであり
、シリアル割込みが行われてシリアルフラグ(F4)が
1になるのを、すなわちRAMへROMの1バイト分の
シリアルデータが読み込まれてしまうのを待機している
状態である。
シリアル割込み処理動作を第10図にもとづいて説明す
る。シリアルカウンタ(120)は8個のクロックパル
スをカウントし終ると、制御CPUに割込み信号(IN
T)を発生する。すなわち、第9図#912で制御CP
Uがシリアルフラグ(F4)が1になるのを待機してい
る間に、シリアルカウンタ(120)が8個のクロック
パルスのカウントを終了して割込み信号(INT)を発
生し、70−チャートは第10図へ移行する。まず#1
002では、ボディ側からレンズ側へのクロックパルス
の出力を停止するために、シリアルボートコントロール
レジスタ(SCKC)を0にリセットする。犬に$10
04で、シリアルレジスタ(121)に読み込まれてい
る8ビット分のROM所定番地のデータを、RAM内の
アドレスポインター(M)が指定している番地(最初は
論。)へ転送し格納する。井1006では、格納先のR
AM番地の指定を行うアドレスポインター(M)を1つ
進め、井1008では、ROMの1バイト分めシリアル
データのRAM内への読み込みが完了したことを示すよ
うに、シリアルフラグ(F4)を1にセットして、犬の
ROMデータの読み込みのためシリアルカウンタ(12
0)に8をセットして(#1010)、第9図井912
ヘリターンする。
#912では、シリアルフラグ(F4)が1にセットさ
れていることが判断されるので70−チャートは#91
4へ移行し、#914ではシリアルデータカウンタ(N
)から1を引き、シリアル7ラグ(F4)を再びOにリ
セットする($915)。
井916の判断70−は、シリ7ルデータカウンタ(N
)にセットされた数に当るROMデータが全てボディ内
のRAMへ格納されたかどうかを判断し、全データの読
み込みが完了していればN=0となるので、#918で
出力端子O8をハイにしてボディとレンズ間の交信を終
了してリターンする。全データの読み込みが完了してい
なければ、#910へ戻り次のROMデータを読み込む
第11図は第8図#820のボディ内データテーブル参
照サブルーチンであり、従来レンズが装着されている場
合に、従来レンズには記憶されていないレンズ情報(新
データ)をボディ内データテーブルを参照してボディ内
のRAMへ格納する動作を示す。
fjS20図はボディ内データテーブルのエリアマツプ
である。レンズ内のROMの最終n番地には、従来レン
ズ、新レンズの区別なくレンズ種類識別データ(cln
)が記憶されている。レンズ種類識別データ(dn)は
、レンズの種類に応じてdnl乃至dneの値を持って
いる。ボディ内データテーブルには、従来レンズのレン
ズ種類に応じて新レンズに新しく記憶されている新デー
タに相当するデータ(di+1乃至dj)が記憶されて
いる。
Iii図に戻って、まず$1102で、制御CPUはR
AMからレンズ種類識別データ(dn )を受は取る。
受は取ったdn=dnk(1≦に≦1)をもとにカウン
タ(K)にボディ内データテーブルエリア番号kをセッ
トしく#1104)、シリアルデータカウンタ(N)に
はボディ内データテーブルからの参照データ個数j−i
をセット($1106)L、またRAMのアドレスポイ
ンター(M)にはレンズROMデータ格納先頭番地量。
十iをセットする(#1108)、、RAMの鎗。〜輸
。+i−1番地には、すでにROMに記憶されている従
来データが格納されている。
#1110では、レンズ種類識別データ(dnk)に対
応するデータを1バイト分ボディ内データテ−プルより
参照し、アドレスポインター(M)が指定するRAM番
地に格納する。後はレンズデータ読み込みサブルーチン
の場合と同様に、ボディ内データテーブルからdjまで
のデータを1バイトづつ参照しRAMへ格納する。
表3は、ボディ内に格納されたRAM内にどのようなレ
ンズ情報が格納されるのかを実施例に使用されるデータ
に限って示したものであり、番地は便宜的に付しである
。すでに詳細に説明したように、レンズ側との対応でみ
れば、従来レンズのROMには少なくともRAM内の1
〜5及びn番地のレンズ情報が、新レンズのROMには
RAM内の1〜5.i+1〜i+4.及び11番地のレ
ンズ情報がそれぞれ格納されている。そして従来レンズ
では、そのレンズ種類に応じてi+1〜i+4の内容に
応じたレンズ情報がボディ内データテーブルから読み出
され、ボディ、内のRAMに格納される。
(可変)と示しであるのはそのデータがズーミングある
いはフォーカシングにより変化する可変データであるこ
とを示している。変換係数にはレンズ駆動量をデフォー
カス量で割ったもので、後述する焦点検出動作によって
得られるレンズ制御用デフォーカス量から合焦に必要な
レンズ駆動量を算出するのに使用される。レンズがシフ
トレンズでない場合、シフトレンズのシフ)量はシフ)
量0に固定されている。
以下余白 表3 第12図は第7図#708のAFサブルーチンを示した
フローチャートである。
#1202ではAF7ラグ(A F F )の状態を判
別している。AF7ラグ(AFF)は第8図#810あ
るいは#830でレンズが非装着のときに1にセットさ
れるか、後述するようにレンズが合焦状態となった後に
セットされるフラグである。つまり、AF7ラグ(AF
F)が1にセットされている場合は、すでに合焦状態と
なっているか、レンズが!!着されていないかどちらか
なので焦点検出動作は行なわれずにリターンする(#1
246)。
AF7ラグ(AFF)が0の場合、@1204で補助光
フラグ(F5)の状態を判断し、補助光フラグ(F5)
が1にセットされている場合は、補助光を用いた焦点検
出動作($ 1218乃至#1232)へ移行する。
#1204で補助光フラグ(F5)が0の場合は、12
06で各AFセンサ(CCDラインセンサ)P o、 
P 01 t P 02での積分が公知の方法で行なわ
れ、積分データがダンプされる($ 1208 )。
井1210は上記積分データを用いた焦、弘検出演算の
サブルーチンであり、第13図を用いて説明する。#1
302は各焦点検出領域Fa、Fa、。
Fa2ごとでの焦点検出演算である。各AFセンサPo
+Po1vPo2にはそれぞれ参照部と基準部の2つの
受光素子列が形成されており、焦点検出演算では、これ
らの受光素子列の信号を用いて被写体のコントラストの
演算や相関演算等の演算を行ない、焦点検出に必要なデ
ータであるデフォーカス量に関するデータや焦点検出の
信頼性を示すデータ等を作成するものである。尚、より
詳しい制御については、本出願人が例えば特開昭60−
4914号公報において出願している方法を用いればよ
い。この焦点検出演算によって得られた結果は、後述す
るように各焦点検出領域での焦点検出の可否判断、およ
び、デフォーカス量の算出に用いられる。
#1304では、各種ローコンフラグ(L CF 。
LCFI、LCF2.LCF3)をそれぞれリセットす
る。ローフンフラグは、焦点検出演算の結果にもとづい
て焦点検出が可能が不可能かを示すフラグであり、1な
ら焦点検出が不可能、0なら焦点検出が可能な状態を示
す、これに対し、前述のレンズ内のROMに記憶された
AF可否信号は焦点検出演算の結果いかんにかがわらず
、レンズの形状により使用可能な焦点検出領域を指定す
る信号である。
#1306では、焦点検出領域Fa、に対応して配置さ
れているAFセンサPo、に対する焦点検出演算の結果
にもとづいて、焦点検出領域Fa、における焦点検出の
可能、不可能を判断し、焦、r:1検出が可能ならその
まま、焦点検出が不可能なら井1308で領域Fa+に
対するローコンフラグ(LCFl)を1にセットして$
11310へ移行する。
#1310乃至#1316は、同様に焦点検出領域F 
a、 F a!における焦点検出可能、不可能の判断フ
ローである。
次に、#1318でボディ内のRAMに格納されている
レンズ情報のうちAF可否信号を受は取り、そのデータ
が(OOH)なら@1320へ(0J′H)なら#13
30へ、(02H)なら井1336へ、(03H)なら
$1344へ、(04H)なら#1350へそれぞれ移
行する(表1参照)、それぞれの70−では、AF可否
信号が指定する焦点検出領域において、その領域に対す
るローコン7ラグを参照して焦点検出が可能であったが
不可能であったかを判断し、もしAF可否信号によって
指定される焦点検出演算全てで焦点検出演算による焦点
検出が不可能ならばローコンフラグ(LCF)を1にセ
ットしてリターンする。これに対し、1つでも焦点検出
可能な領域が存在すると、そのままリターンする0例え
ば、AF可否信号として(02H)を受は取った場合は
、#1318がら#1336へ移行する。AF可否信号
(02H)は、焦点検出領域としてFaとFa4と指定
するので、ローコン7ラグ(LCF2)と(LCF3)
をもとに焦点検出演算による焦点検出の可能不可能を判
断する。$1338で、ローコンブラグ(LCF2)が
0であると判断されると、少なくとも焦点検出領域Fa
では焦点検出が可能であるということなのでそのままリ
ターンする。1338でローコン7ラグが(LCF2)
が1であっても、#1340でローコンフラグ(LCF
3)が0ならば、少なくとも焦点検出領域Fa2で焦点
検出が可能なのでリターンする。どちらのローコンフラ
グも1の場合は、全領域にわたって焦点検出が可能とい
うことなので、$1342でのローコン7ラグ(LCF
)を1にセットしてからリターンする。他のAF可否信
号を受は取った場合も同様である。
第12図に戻って、井1212は前述の焦点検出演算サ
ブルーチンで決定されたローコンフラグ(L CF )
にもとづく全領域にわたった焦点検出可不可判断の70
−であり、ローコン・フラグ(LCF)が1ならば、全
領域で焦点検出が行ない得ないということなので、12
16で補助光フラグ(F5)を1にセットしてから#1
218以降の補助光を用いた焦点検出動作へ移行する。
焦点検出演算によって焦点検出が不可能と判断されるの
は、被写体のフントラストが極端に低いか、あるいは、
被写体の輝度が極端に低いかのどちらかであることが多
いので、#1218以降はカメラボディ内蔵の補助光を
発光してAFセンサの受光積分を行なう。#1226.
#1228の焦点検出演算およびローフンフラグ(L 
CF )による焦点検出可不可判断は、前述の$121
0.$1212と同様である。補助光を発光した受光積
分でも焦点検出が不可能な場合は、#1232で表示回
路(340)に焦点検出が不可能であることの警告表示
を行なって、AF7ラグ(AFF)を1にセットしてリ
ターンする(#1240.井1246)。
第14図乃至第17図によって、井1214あるいは#
1230のデフォーカス量演算サブルーチンについて説
明する。
第14図は#1214の可視光下におけるデフォーカス
量演算(A)サブルーチンの一実施例である。
#1402乃至$1406は焦点検出領域Fa、でのデ
フォーカス量算出を示している。[402で焦点検出領
域Falに対応するローコン7ラグ(LCFI)の状態
を判断し、フラグ(LCFI)が1ならば領域Fa+で
の焦点検出、すなわちデフォーカス量の算出は不可能な
ので井1408へ移行する。#1404では焦点検出演
算の結果にもとづきデフォーカス量(Δξ1)を算出す
る。第6図を用いて説明したように、実際のフィルム面
である像面ベスト位置とAFセンサでの焦点検出による
AFセンサ停止位置との間には、あるズレが存在する。
従って、AFセンサの出力にもとづく焦点検出演算の結
果により得られたデフォーカス量(Δξ1)は正確に像
面ベスト位置を示すことができない。そこで#1406
で、像面ベスト位置にピントを合わすための補正演算を
行なっている。すなわち、以下の演算 Δξ1゛=Δξ1+Δ5Bon+Δ5boff −(1
)によって補正が行なわれる。ここで、Δ5Bonは従
来データであり、ズーミングあるいは7オーカシングに
よって可変なデータ、△5bof rは新データであり
ズーミングあるいは7オーカシング(こよって変化しな
い固定データである。
同様に、#1408乃至@1412は焦点検出領域Fa
でのデフォーカス量の算出フローであり、焦点検出演算
の結果にもとづいて得られたデフォーカス量(Δξ2)
を以下の演算によって補正している。
Δξ2゛=Δξ2+Δ5Bon     −(2)すな
わち、焦点検出領域Faは、光軸上測距用光束を用いた
焦点検出なので、従来データΔ5Bonのみを用いて補
正を行なう。もちろんΔ5Bonは可変データである。
#1414乃至$1418は焦点検出領域Fa2でのデ
フォーカス量の算出フローであり、補正演算としては(
1)式と同様であり、次のようになる。
Δ、’3’=Δξ3+Δ5Bon+Δ5boff −(
3)この可視光下におけるデフォーカス1演K(A)サ
ブルーチンの特徴は、従来レンズのROMに従来データ
として記憶されている軸上の可変データΔ5Bonを利
用して、新たに軸外の可変データを作り出している点で
あり、そのために新たに記憶すべきデータ(新データ)
は固定データΔ5boffだけでよい、また、焦点検出
領域FalとFa2は、レンズの光軸に対してほぼ対称
な領域を通過した光束にもとづいて焦点検出を行なうの
で、補正演算に対して用いる補正量(Δ5boff)は
1つだけ記憶しておけばよい。
第15図は$1230の補助光を用いたデフォーカス1
演!t、(A)サブルーチンの一実施例であり、第14
図の可視光下でのデフォーカス量補正演算と同じく、新
データの固定データと従来データの可変データを用いて
新たな可変データを作り出している。フローチャートの
流れは第14図の場合と全く同一なので、補正演算に限
ってだけ説明する。
補助光として赤外光を被写体に投射し、被写体から反射
してくる赤外光を受光して焦点検出を行なう場合には、
レンズの色収差のために可視光下における焦点検出時の
デフォーカス量の補正とはまた別の補正が必要となる(
第6図参照)。光軸上測距用光束を用いる焦点検出領域
Faで得られた焦点検出演算によるデフォーカス量(Δ
ξ2)の補正は次の式によって行なわれる。
△ξ2゛=Δξ2+Δ5Bon+(aXΔIRon+l
])・・・(4) ここで、ΔIRonは従来データであり、ズーミングあ
るいは7オーカシングによって可変なデータである。a
は、本実施例で使用される補助光の使用赤外波長におけ
る補正量ΔIRon’と、波長800nmの赤外光を用
いたときの補正量ΔIRonとの比を示す補正係数であ
る。従来レンズ、新レンズともに、レンズ情報として記
憶されている補正量ΔIRonは波長800nmでの補
正量であるので、波長800n+o以外の波長を持つ補
助光を投射した場合は、その波長に見合う補正が必要と
なる。補正係数aとしてΔIRon’とΔIRonの比
を持つのは赤外波長域では撮影レンズの色収差が線型的
に変化し、またこの比率がズーミングあるいは7オーカ
シングによってもあまり変化しないからである。bは、
本実施例で使用されるオート7オーカスセンサモジユー
ル(t53図の点線、ブロックAF部分)の使用赤外波
長における赤外光特性、すなわち、オート7オーカスセ
ンサモノユールのΔrR補正値である。このa+bの補
正係数あるい°は補正値は、ボディ内のE2PROMに
記憶されている。
これに対し、光軸性測距用光束を用いる焦点検出領域F
a、あるいはFa2で得られたデフォーカス量(Δξと
する)の補正は以下の式による。
ΔξにΔξ+Δ5Bon十 (aXΔIRon+b+Δ1roff) −(5)Δ1
roffは新データであり、ズーミングあるいは7オー
カシングによって変化しない固定データである。新デー
タとして記憶すべきデータは、固定データΔ1roff
だけでよい。
第16図は、可視光下におけるデフォーカス量演算(B
)サブルーチンであり、第14図の別の実施例である。
焦点検出領域F” + t F a 2での補正に対し
ては、可変な従来データ(Δ5Bon)を用いることな
く、新データとしてズーミングあるいは7オーカシング
によって可変なデータΔ5Boffをあらかじめ記憶し
ていることを特徴とする。すなわち、焦点検出領域Fa
+あるいはFa2で得られたデフォーカス量(Δξとす
る)の補正は次のように行なわれる。
Δξ゛=Δξ+Δ5Boff        ・・i6
)焦点検出領域Faについては、軸上補正データΔ5B
onを用いた(2)式と同じである。
新データを記憶するためのROMの容量はズーミングあ
るいは7オーカシングによって変化する分だけ当然増加
するが、軸上と軸外でのAFセンサ停止位置の差Δ5b
offがズーミングあるいは7オーカンングによって大
軽く変化するレンズに対しては有効である。
第17図は、補助光を用いたデフを一カス量演K(B)
サブルーチンであり、第15図の別の実施例である。第
16図と同様、新データとしてズーミングあるいは7オ
ーカシングによって可変なデーyΔI Roffをレン
ズ内のROMに記憶している。従って焦点検出領域Fa
+あるいはFa2で得られたデフォーカス量(Δξとす
乏)の補正は次のように行なわれる。
Δξ゛=Δξ十Δ5Bon+ (aXΔI Roff十b)  −(7)焦点検出領域
Faについては、軸上補正データΔ5Bon=ΔIRo
nを用いた(4)式と同じである。
第12図に戻って、#1234は上述の#1214ある
いは@1230で得られた複数の焦点検出領域のデフォ
ーカス量から、レンズ駆動に必要なレンズ制御用デフォ
ーカス量を演算するレンズ制御用デフォーカス量算出サ
ブルーチンである。
$1236では、算出された制御用デフを一カス量をも
とに現在のレンズ位置が合焦状態にあるが否かを判断し
、合焦状態にあるのなら、#1238で表示回路(34
0)に合焦状態を示す表示を行って井1240へ移行す
る0合焦状態にないのなら、制御用デフォーカス量演算
で得られた制御用デフォーカス量と、ROMに記憶され
ている変換係数により必要なレンズ駆動量を算出しく井
1242)、レンズを駆動して($1244)、#12
38の合焦表示の70−へ移行する。
第18図は、第12図#1234の制御用デ7オーカ大
量演算サブルーチンを詳細に示すものである。まず、$
1802でボディ内のRAMに格納されているレンズ情
報のうちAF可否信号を受は取り、そのデータに応じて
それぞれの70−へ移行する。例えば、AF可否信号が
(OOH)であった場合は、$1806のΔξ=f(Δ
ξ1゛、Δξ2゛、Δξ3゛)によってレンズ制御用デ
フォーカス量が演算される。関数fは、複数の焦点検出
領域のテ゛7オーカス量Δξ1゛、ΔE2゛、Δξ3゛
から有効なデフォーカス量だけを選んで、所定の評価ア
ルゴリスムに従ってレンズ制御用デフォーカス量を算出
するが、本発明の要旨とは関係がないので詳述はしない
。AF可否信号が(OIH)である場合は、#1810
で焦点検出領域Faで検出されたデフォーカス量がその
ままレンズ制御用のデフォーカス量とされる。AF可否
信号が(02H)、(03H)、(04H)の場合もそ
れぞれの70−に従ったレンズ制御用デフォーカス量が
算出される。詳しくは、本出願人がすでに出願した例え
ば特開昭61−55618号公報に述べられている。
(発明の効果) 以上、詳述したことからも明らかなように、レンズ内の
記憶手段にはそのレンズ固有のレンズデータとして、撮
影画面の複数の焦点検出領域に対応して配置された複数
の焦点検出素子のうち、どの焦点検出素子で焦点検出が
可能かどうかというデータが記憶されているので、この
データを受は取ったカメラは、あらかじめ焦点検出が可
能な領域、すなわち信頼できる結果を出力する焦点検出
素子がわかりその出力だけを利用することにより精度の
高い焦点検出を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の全体回路構成を示すブロッ
ク図、第2図は制御CPUの入出力端子の構成を示す図
、第3図は本発明の一実施例における焦点検出用光学装
置の概略図、第4図は被写界の焦点検出領域を示すファ
インダ内見え図、第5図は種々の交換レンズの瞳面にお
ける絞りマスクの逆投影図、第6図はAFセンサによる
合焦位置と撮影レンズの収差に基づく像面ベスト位置と
の関係を示す図、第7図は制御CPUの主動作を示すフ
ローチャート、第8図はROMデータ読み込みサブルー
チンを示す70−チャート、第9図はボディ内のRAM
への読み込みサブルーチンを示すフローチャート、tj
Sio図は制御CPUへのシリアル割込み処理ルーチン
を示すフローチャート、第11図はボディ内データテー
ブル参照サブルーチンを示すフローチャート、第12図
は自動焦点検出サブルーチンを示すフローチャート、第
13図は焦点検出演算サブルーチンを示すフローチャー
ト、第14図は可視光下におけるデフォーカス量演算サ
ブルーチンの一実施例を示すフローチャート、@is図
は補助光を用いたデフォーカス量演算サブルーチンの一
実施例を示すフローチャート、第16図は可視光下にお
けるデフを一カス量演算サブルーチンの別、の実施例を
示す70−チャート、第17図は補助光を用いたデフォ
ーカス量演算サブルーチンの別の実施例を示すフローチ
ャート、第18図はレンズ制御用デフォーカス量演算サ
ブルーチンを示すフローチャート、第19図はレンズ内
のROMのエリアマツプ、第20図はボディ内データテ
ーブルのエリアマツプである。 出願人 ミノルタカメラ株式会社 W!12図 第5図(ヒ) 第6図 0         。 隆       未 Lr) α) 第9図 第1I図 第lq図(o2   第19図(b〕

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)交換レンズに固有のレンズデータを固定記憶した
    記憶手段と、 カメラボディからの読取信号を入力する入力手段と、 読取信号に基づいてカメラボディへ記憶手段のレンズデ
    ータを順次送出する送出手段とを備え、記憶手段に固定
    記憶されたレンズデータには少なくとも、撮影画面の複
    数の焦点検出領域に対応して配置された複数の焦点検出
    素子に対して焦点検出が可能であるかどうかを示す焦点
    検出可否信号を有することを特徴とする交換レンズ。
  2. (2)上記焦点検出可否信号は交換レンズの光軸外の領
    域にある被写体の焦点検出を行う軸外測距領域に対応し
    て配置された焦点検出素子に対するものであることを特
    徴とする請求項(1)記載の交換レンズ。
  3. (3)複数の上記軸外測距領域が交換レンズの光軸上の
    領域に対してほぼ対称な領域である場合は、この複数の
    軸外測距領域に対応して配置された複数の焦点検出素子
    に対して単一の焦点検出可否信号を記憶手段に固定記憶
    したことを特徴とする請求項(2)記載の交換レンズ。
JP4812988A 1988-02-29 1988-02-29 交換レンズ Pending JPH01221712A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4812988A JPH01221712A (ja) 1988-02-29 1988-02-29 交換レンズ
US07/315,845 US5003336A (en) 1988-02-29 1989-02-27 Camera system
US07/636,608 US5214464A (en) 1988-02-29 1990-12-31 Camera system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4812988A JPH01221712A (ja) 1988-02-29 1988-02-29 交換レンズ

Publications (1)

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JPH01221712A true JPH01221712A (ja) 1989-09-05

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ID=12794717

Family Applications (1)

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JP4812988A Pending JPH01221712A (ja) 1988-02-29 1988-02-29 交換レンズ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01221712A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5517273A (en) * 1992-11-04 1996-05-14 Nikon Corporation Device for determining whether focus detection may be accurately performed using characteristic data of an interchangeable lens and focus detection device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5517273A (en) * 1992-11-04 1996-05-14 Nikon Corporation Device for determining whether focus detection may be accurately performed using characteristic data of an interchangeable lens and focus detection device

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