JPH01221713A - レンズ交換式カメラの焦点検出システム、及びそれに用いられる交換レンズ - Google Patents
レンズ交換式カメラの焦点検出システム、及びそれに用いられる交換レンズInfo
- Publication number
- JPH01221713A JPH01221713A JP4813088A JP4813088A JPH01221713A JP H01221713 A JPH01221713 A JP H01221713A JP 4813088 A JP4813088 A JP 4813088A JP 4813088 A JP4813088 A JP 4813088A JP H01221713 A JPH01221713 A JP H01221713A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- data
- interchangeable lens
- focus detection
- variable data
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000012937 correction Methods 0.000 claims abstract description 69
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims abstract description 40
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 127
- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 11
- 230000004907 flux Effects 0.000 claims description 10
- 230000008859 change Effects 0.000 claims description 9
- 238000009738 saturating Methods 0.000 abstract description 2
- 108091008695 photoreceptors Proteins 0.000 abstract 1
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 36
- 238000000034 method Methods 0.000 description 22
- 230000008569 process Effects 0.000 description 20
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 16
- 230000004075 alteration Effects 0.000 description 8
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 8
- 210000001747 pupil Anatomy 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 5
- 238000005375 photometry Methods 0.000 description 5
- 230000006870 function Effects 0.000 description 4
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 4
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 3
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 3
- IGRCWJPBLWGNPX-UHFFFAOYSA-N 3-(2-chlorophenyl)-n-(4-chlorophenyl)-n,5-dimethyl-1,2-oxazole-4-carboxamide Chemical compound C=1C=C(Cl)C=CC=1N(C)C(=O)C1=C(C)ON=C1C1=CC=CC=C1Cl IGRCWJPBLWGNPX-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 241001057181 Orcus Species 0.000 description 2
- 238000003491 array Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 2
- 235000001270 Allium sibiricum Nutrition 0.000 description 1
- 101100508407 Caenorhabditis elegans mua-6 gene Proteins 0.000 description 1
- 240000004770 Eucalyptus longicornis Species 0.000 description 1
- 238000013500 data storage Methods 0.000 description 1
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 1
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 1
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
- 238000003756 stirring Methods 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Focusing (AREA)
- Automatic Focus Adjustment (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、交換レンズを通過した被写体からの光束を
用いて被写体に対する焦点検出を行うレンズ交換式カメ
ラの焦点検出システム、及び、その焦点検出システムに
使用される交換レンズに関する。
用いて被写体に対する焦点検出を行うレンズ交換式カメ
ラの焦点検出システム、及び、その焦点検出システムに
使用される交換レンズに関する。
(従来の技術)
カメラの多機能化にともなって、カメラボディ側での制
御に必要なそれぞれのレンズに固有のレンズデータの数
は増加している。二枕らレンズ固有のデータは、ROM
(リード・オンリー・メモリ)内等に記憶され、レンズ
内に格納されているのが一般的である。また、レンズ固
有のデータの中にはレンズのズーミングあるいはフォー
カシングによって変化する可変なデータ(例えば、CC
Dラインセンサ等の焦点検出用受光素子で検出されたデ
フォーカス量にもとづく焦点位置と実際のフィルム面位
置との差)も存在する。このようなレンズの特性の変化
に対して変化する可変データとレンズの特性の変化に対
して変化しない固定データがともにレンズ内のROMに
記憶され、可変データは随時、レンズ内のズームエンコ
ーグ等が指定するレンズのズーミング状態等に応じてカ
メラボディ側へ送信される。
御に必要なそれぞれのレンズに固有のレンズデータの数
は増加している。二枕らレンズ固有のデータは、ROM
(リード・オンリー・メモリ)内等に記憶され、レンズ
内に格納されているのが一般的である。また、レンズ固
有のデータの中にはレンズのズーミングあるいはフォー
カシングによって変化する可変なデータ(例えば、CC
Dラインセンサ等の焦点検出用受光素子で検出されたデ
フォーカス量にもとづく焦点位置と実際のフィルム面位
置との差)も存在する。このようなレンズの特性の変化
に対して変化する可変データとレンズの特性の変化に対
して変化しない固定データがともにレンズ内のROMに
記憶され、可変データは随時、レンズ内のズームエンコ
ーグ等が指定するレンズのズーミング状態等に応じてカ
メラボディ側へ送信される。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、カメラシステムがさらに多機能化してカ
メラボディでの制御に必要なレンズデータがさらに増加
した場合、ROM等の記憶容量は限られているので、増
加するレンズデータを全て記憶することが不可能になる
という問題が生じる。
メラボディでの制御に必要なレンズデータがさらに増加
した場合、ROM等の記憶容量は限られているので、増
加するレンズデータを全て記憶することが不可能になる
という問題が生じる。
また、従来からレンズ内にROMを格納したレンズと新
しいシステムとの整合性を考えると、ROM等のMi類
を従来とは別のものに交換することは困難である。
しいシステムとの整合性を考えると、ROM等のMi類
を従来とは別のものに交換することは困難である。
特に、撮影レンズを通過した光束を用いて被写体の焦点
検出を行う焦点検出システムでは、レンズの収差により
、焦点検出用受光素子で検出されたデフォーカス量を補
正する必要がある。この収差による補正データはそれぞ
れのレンズに固有なレンズデータであり、また、レンズ
のズーミングあるいはフォーカシングといったようなレ
ンズの特性の変化に対して可変なデータである場合が多
ν111 従って、本発明の目的は、撮影レンズを通過した被写体
からの光束を用いるレンズ交換式カメラの焦、α検出シ
ステムにおいて、ROM等の容量を飽和させることなく
有効にこのデフォーカス量を補正するためのレンズデー
タを記憶し補正を行うことが可能なレンズ交換式カメラ
の焦点検出システム、及び、その焦点検出システムに使
用されるようにデフォーカス量の補正量を記憶した交換
レンズを提供することにある。
検出を行う焦点検出システムでは、レンズの収差により
、焦点検出用受光素子で検出されたデフォーカス量を補
正する必要がある。この収差による補正データはそれぞ
れのレンズに固有なレンズデータであり、また、レンズ
のズーミングあるいはフォーカシングといったようなレ
ンズの特性の変化に対して可変なデータである場合が多
ν111 従って、本発明の目的は、撮影レンズを通過した被写体
からの光束を用いるレンズ交換式カメラの焦、α検出シ
ステムにおいて、ROM等の容量を飽和させることなく
有効にこのデフォーカス量を補正するためのレンズデー
タを記憶し補正を行うことが可能なレンズ交換式カメラ
の焦点検出システム、及び、その焦点検出システムに使
用されるようにデフォーカス量の補正量を記憶した交換
レンズを提供することにある。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するために、本発明のレンズ交換式カメ
ラの焦点検出システムは、撮影レンズを通過した被写体
からの光束より光像を形成する光学手段と、上記光像を
受光して電気信号に変換する受光手段と、上記受光手段
の出力にもとづいて被写体に対する交換レンズの焦点検
出を行い被写体に対するデフォーカス量を演算する焦点
検出手段と、交換レンズに固有のデータでレンズの特性
の変化に対して変化する可変データ及び交換レンズに固
有のデータでレンズの特性の変化に対して変化しない固
定データを記憶した補正量記憶手段と、少なくとも補正
量記憶手段の可変データを泪いてデフォーカス量を補正
する停止の手段、及ゾ、少なくとも補正量記憶手段の可
変データ及び固定データの両方を用いてデフォーカス量
を補正する第2の手段とを有するデフォーカス量補正手
段と、所定の条件に応じてデフォーカス量補正手段の第
1の手段を使用するが第2の手段を使用するかを判定す
る判定手段と、デフォーカス量補正手段で補正されたデ
フォーカス量にもとづいて交換レンズを駆動するレンズ
駆動手段と、を有することを特徴とする。
ラの焦点検出システムは、撮影レンズを通過した被写体
からの光束より光像を形成する光学手段と、上記光像を
受光して電気信号に変換する受光手段と、上記受光手段
の出力にもとづいて被写体に対する交換レンズの焦点検
出を行い被写体に対するデフォーカス量を演算する焦点
検出手段と、交換レンズに固有のデータでレンズの特性
の変化に対して変化する可変データ及び交換レンズに固
有のデータでレンズの特性の変化に対して変化しない固
定データを記憶した補正量記憶手段と、少なくとも補正
量記憶手段の可変データを泪いてデフォーカス量を補正
する停止の手段、及ゾ、少なくとも補正量記憶手段の可
変データ及び固定データの両方を用いてデフォーカス量
を補正する第2の手段とを有するデフォーカス量補正手
段と、所定の条件に応じてデフォーカス量補正手段の第
1の手段を使用するが第2の手段を使用するかを判定す
る判定手段と、デフォーカス量補正手段で補正されたデ
フォーカス量にもとづいて交換レンズを駆動するレンズ
駆動手段と、を有することを特徴とする。
また、上述の焦点検出システムに使用される交換レンズ
は、デフォーカス量を補正するためのレンズの特性の変
化に対して変化する可変データ、及び、レンズの特性の
変化に対して変化せず、かつ可変データを修正するため
に用いられる固定データとを記憶した補正量記憶手段を
有することを特徴とする。
は、デフォーカス量を補正するためのレンズの特性の変
化に対して変化する可変データ、及び、レンズの特性の
変化に対して変化せず、かつ可変データを修正するため
に用いられる固定データとを記憶した補正量記憶手段を
有することを特徴とする。
(作用)
上記レンズ交換式カメラの焦点検出システムの構成にお
いて、光学手段、受光手段、焦点検出手段によって得ら
れた被写体に対するデフォーカス量は、判定手段の判定
結果にもとづいて、補正量記憶手段の可変データを用い
た補正(第1の手段)か、補正量記憶手段の可変データ
及び固定データを用いた補正(第2の手段)かのどちら
かの補正がデフォーカス量補正手段に−より行われ、レ
ンズ駆動手段は補正されたデフォーカス量にもとづいて
交換レンズを駆動する。
いて、光学手段、受光手段、焦点検出手段によって得ら
れた被写体に対するデフォーカス量は、判定手段の判定
結果にもとづいて、補正量記憶手段の可変データを用い
た補正(第1の手段)か、補正量記憶手段の可変データ
及び固定データを用いた補正(第2の手段)かのどちら
かの補正がデフォーカス量補正手段に−より行われ、レ
ンズ駆動手段は補正されたデフォーカス量にもとづいて
交換レンズを駆動する。
従って、デフォーカス量補正手段の第2の手段に用いら
れるデータは、補正量記憶手段の可変データ及び固定デ
ータより作られた新たな可変データで、ある。
れるデータは、補正量記憶手段の可変データ及び固定デ
ータより作られた新たな可変データで、ある。
また、本発明の交換レンズには、デフォーカス量を補正
するための可変データと、その可変データを修正して新
たな可変データとするための固定データとが補正量記憶
手段に記憶されている。
するための可変データと、その可変データを修正して新
たな可変データとするための固定データとが補正量記憶
手段に記憶されている。
以下余白
(′:A施例)
以下に本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例の全体回路構成を示すブロッ
ク図である。11図において、カメラボディ内回路(1
)と撮影レンズ内回路(6)との間は、マウント部(7
)に設けられた接点群(711)乃至(715)、及び
、(721)乃至(725)により電気的に接続されて
いる。
ク図である。11図において、カメラボディ内回路(1
)と撮影レンズ内回路(6)との間は、マウント部(7
)に設けられた接点群(711)乃至(715)、及び
、(721)乃至(725)により電気的に接続されて
いる。
(ioo)はこのシステムを制御する制御回路(以下制
御CPUと記す)であり、以下に述べる開回路は全て制
allcPU(100)の指令の下で動作するようにな
っている。(10)は制御CPU(100)、及び、撮
影レンズ内回路(6)に定電圧を供給する電源である。
御CPUと記す)であり、以下に述べる開回路は全て制
allcPU(100)の指令の下で動作するようにな
っている。(10)は制御CPU(100)、及び、撮
影レンズ内回路(6)に定電圧を供給する電源である。
(310)は測光回路であり、TTL測光を行う測光素
子(不図示)による測光充電変換量(被写体輝度値相当
)をA/D変換して被写体輝度BVに関する情報(正確
にはBV−AVo:AVoは撮影レンズの解放紋り値)
として制御1CPU(100)へ送り出す。
子(不図示)による測光充電変換量(被写体輝度値相当
)をA/D変換して被写体輝度BVに関する情報(正確
にはBV−AVo:AVoは撮影レンズの解放紋り値)
として制御1CPU(100)へ送り出す。
(320)は露出制御回路であり、制御CPU(100
)からの指令に基づき、撮影レンズの絞り機構(不図示
)、及び、カメラのシャッタtfibl(不図示)を制
御する。
)からの指令に基づき、撮影レンズの絞り機構(不図示
)、及び、カメラのシャッタtfibl(不図示)を制
御する。
(330)は焦点検出・制御回路であり、焦点検出回路
(不図示)、及び、レンズ駆動制御回路(不図示)を含
んでいる。
(不図示)、及び、レンズ駆動制御回路(不図示)を含
んでいる。
(340)はカメラの露出モード、露出制御値(紋り値
、及び、シャッタスピード値)、7レームカウンタ値、
合焦/非合焦等々の撮影情報を表示する表示回路である
。
、及び、シャッタスピード値)、7レームカウンタ値、
合焦/非合焦等々の撮影情報を表示する表示回路である
。
(350)は補助光回路であり、可視光下での焦点検出
時に焦点検出が不可能な場合点灯される。
時に焦点検出が不可能な場合点灯される。
尚、カメラボディ内蔵の補助光回路は、すでに本出願人
が特願昭62−141538号で出願している通りであ
る。
が特願昭62−141538号で出願している通りであ
る。
(360)はフィルム感度情報回路であり、カメラに装
填されたフィルムのフィルムパトローネから読み取った
DXコードにもとづいてフィルム感度情報を制御IIc
PU(100)へ送り出す。
填されたフィルムのフィルムパトローネから読み取った
DXコードにもとづいてフィルム感度情報を制御IIc
PU(100)へ送り出す。
(112)はレリーズボタン(不図示)を1段目まで押
し込むことによって閉成されるスイッチ(SWl)であ
り、(114)はレリーズボタンを1段目よりさらにi
ff< 2を父日まで押し込むことlこよって閉成され
るスイッチ(SW2)である。
し込むことによって閉成されるスイッチ(SWl)であ
り、(114)はレリーズボタンを1段目よりさらにi
ff< 2を父日まで押し込むことlこよって閉成され
るスイッチ(SW2)である。
発振回路(370)は制御cpu(ioo)へパルスを
供給する。
供給する。
次にマウント部(7)について説明する。マウント部(
7)はカメラボディ側マウン)(71)と、撮影レンズ
側マウン)(72)から成り、本実施例では5対の電気
接点群(711)乃至(715)、及び、(721)乃
至(725)が設けられ、以下に述べるような回路接続
によってカメラボディとレンズの開でシリアルな交信が
できるようになっている。
7)はカメラボディ側マウン)(71)と、撮影レンズ
側マウン)(72)から成り、本実施例では5対の電気
接点群(711)乃至(715)、及び、(721)乃
至(725)が設けられ、以下に述べるような回路接続
によってカメラボディとレンズの開でシリアルな交信が
できるようになっている。
カメラボディ内の制御CPU(100)はシリアル入出
力用クロック出力端子5ck(102)、レンズからの
入力データをシリアルに読み込む入力端子5in(10
3)、及び、撮影レンズ内回路(6)の駆動時期を指令
する出力端子C3(104)を備えており、ボディ側マ
ウント部の接点(712)はクロック出力端子5ck(
102)に、マウント接点(713)は入力端子5in
(103)に、マウント接点(714)は出力端子C6
(104)にそれぞれ接続されている。
力用クロック出力端子5ck(102)、レンズからの
入力データをシリアルに読み込む入力端子5in(10
3)、及び、撮影レンズ内回路(6)の駆動時期を指令
する出力端子C3(104)を備えており、ボディ側マ
ウント部の接点(712)はクロック出力端子5ck(
102)に、マウント接点(713)は入力端子5in
(103)に、マウント接点(714)は出力端子C6
(104)にそれぞれ接続されている。
また、接点(711)は短絡保護用の抵抗(14)を介
して電源(10)に接続されており、マウント接点(7
15)はカメラボディ内回路(1)のアースラインに接
地されている。
して電源(10)に接続されており、マウント接点(7
15)はカメラボディ内回路(1)のアースラインに接
地されている。
今、撮影レンズはズームレンズであるとする。
ズームレンフーグ(61)は、ズーム操作即ち焦点距離
設定操作に応じた信号ΔZを3ビツトにコード化して出
力する。デコーダ(62)は制御cPU(100)のク
ロ7り出力端子5ck(102)からのクロックパルス
をカウントしてデコードする。アドレス指定回路(63
)は、上記エンコーグ(61)、及び、デコーダ(62
)からの信号を選択し、後述のリード・オンリー・メモ
リ(64・・・以下ROMと記す)の番地を指定する。
設定操作に応じた信号ΔZを3ビツトにコード化して出
力する。デコーダ(62)は制御cPU(100)のク
ロ7り出力端子5ck(102)からのクロックパルス
をカウントしてデコードする。アドレス指定回路(63
)は、上記エンコーグ(61)、及び、デコーダ(62
)からの信号を選択し、後述のリード・オンリー・メモ
リ(64・・・以下ROMと記す)の番地を指定する。
ROM(64)には、このROM(64)が搭載されて
いる撮影レンズに関する固有情報が各番地毎に予め記憶
されている。
いる撮影レンズに関する固有情報が各番地毎に予め記憶
されている。
上記アドレス指定回路(63)によってROM(64)
の番地が指定されると、その番地に記憶されている情報
がROM(64)よりパラレルに出力される。P/S変
換回路(65)は、このROM(64)から送られてき
たパラレル信号をシリアルな信号に変換して、マウント
接点(723)、(713)を介して制御cpu(i
oo)の入力端子S in(103)に出力する。
の番地が指定されると、その番地に記憶されている情報
がROM(64)よりパラレルに出力される。P/S変
換回路(65)は、このROM(64)から送られてき
たパラレル信号をシリアルな信号に変換して、マウント
接点(723)、(713)を介して制御cpu(i
oo)の入力端子S in(103)に出力する。
また、撮影レンズ内回路(6)には、マウント接点(7
21)を介して定電圧Vccが供給されており、マウン
ト接点(725)を介してアースラインと接続されてい
る。
21)を介して定電圧Vccが供給されており、マウン
ト接点(725)を介してアースラインと接続されてい
る。
第2図は、第1図に示す制御CPU(100)内の3つ
の入出力端子5ck(102)、5in(103)、C
3(104)を詳細に図示したものである。
の入出力端子5ck(102)、5in(103)、C
3(104)を詳細に図示したものである。
出力端子5ck(102)はハイイネニブル回路が接続
されており、シリアルボートコントロールレノスタ(S
CKC)がハイになっている間、ボディ側からレンズ側
へクロックパルスを出力する。シリアルカウンタ(12
0)は、1バイト分(8個)のクロックパルスをカウン
トするための3ビツトカウンタである。シリアルカウン
タ(120)が1バイト分(8個)のクロックパルスを
カウントすると、シリアルカウンタ(120)は制御c
ptr(ioo)へ割り込み信号(rNT)を発生する
。
されており、シリアルボートコントロールレノスタ(S
CKC)がハイになっている間、ボディ側からレンズ側
へクロックパルスを出力する。シリアルカウンタ(12
0)は、1バイト分(8個)のクロックパルスをカウン
トするための3ビツトカウンタである。シリアルカウン
タ(120)が1バイト分(8個)のクロックパルスを
カウントすると、シリアルカウンタ(120)は制御c
ptr(ioo)へ割り込み信号(rNT)を発生する
。
入力端子5in(103)は、シリアルレジスタ(12
1)に接続されていて、クロックパルスに応じて1ビツ
トづつROM(64)の特定番地から送られてくるデー
タをシリアルレジスタ(121)に−時保持する。シリ
アルレジスタ(121)で保持されているROM(64
)の特定番地の8ビツトのデータは、シリアルカウンタ
(120)が発生する割り込み信号によって、ボディ内
のランダム・アクセス・メモリ(以下RAMと記す)に
格納される。
1)に接続されていて、クロックパルスに応じて1ビツ
トづつROM(64)の特定番地から送られてくるデー
タをシリアルレジスタ(121)に−時保持する。シリ
アルレジスタ(121)で保持されているROM(64
)の特定番地の8ビツトのデータは、シリアルカウンタ
(120)が発生する割り込み信号によって、ボディ内
のランダム・アクセス・メモリ(以下RAMと記す)に
格納される。
次に、本発明に用い、ちれている焦点検出用光学装置の
概略構成の分解斜視図を第3図に示す。
概略構成の分解斜視図を第3図に示す。
第3図においてTL、、TL2は撮影レンズであり、こ
の撮影レンズTL、、TL2は、それぞれ、予定結像面
FPから距離P z、P Z2(P Zl < P 2
2)の位置(以下、この距離を射出瞳距離と言う)に設
けられている。そして、上記予定結像面FPの近傍に視
野マスクFMを配置している。上記視野マスクFMの中
央部には横長の矩形開口部Eoを設け、一方、両側には
縦長の矩形開口部E o、 、 E o2を設けている
。上記視野マスクFMの各矩形開口部Eo。
の撮影レンズTL、、TL2は、それぞれ、予定結像面
FPから距離P z、P Z2(P Zl < P 2
2)の位置(以下、この距離を射出瞳距離と言う)に設
けられている。そして、上記予定結像面FPの近傍に視
野マスクFMを配置している。上記視野マスクFMの中
央部には横長の矩形開口部Eoを設け、一方、両側には
縦長の矩形開口部E o、 、 E o2を設けている
。上記視野マスクFMの各矩形開口部Eo。
E o + t E o 2を通過した光束は、コンデ
ンサレンズL o、L O+ t L 02をそれぞれ
通過して集束される。
ンサレンズL o、L O+ t L 02をそれぞれ
通過して集束される。
再結像レンズ板りは、中央部に横方向に配列された再結
像レンズ対し + −L zと、両側にそれぞれ縦方向
に配列された再結像レンズ討り、、L、およびL s
−L−を備えている。上記再結像レンズL1〜L6は、
すべて同一の曲率半径の平凸レンズよりなる。絞りマス
クAMには、再結像レンズL、〜′L6に対応した位置
に、紋り開口部A1〜A6を設けている。この絞りマス
クAMは上記再結像レンズ板りの直前に配置しており、
再結像レンズ板りの平坦部にll!lでいる。
像レンズ対し + −L zと、両側にそれぞれ縦方向
に配列された再結像レンズ討り、、L、およびL s
−L−を備えている。上記再結像レンズL1〜L6は、
すべて同一の曲率半径の平凸レンズよりなる。絞りマス
クAMには、再結像レンズL、〜′L6に対応した位置
に、紋り開口部A1〜A6を設けている。この絞りマス
クAMは上記再結像レンズ板りの直前に配置しており、
再結像レンズ板りの平坦部にll!lでいる。
CCDラインセンサPoは基板の中央部に横長に配置さ
れており、また、CODラインセンサP Olw P
o2は上記基板の両側に縦長に配置されており、上記再
結像レンズ板り上の再結像レンズ対の配列方向と、上記
CCDラインセンサの方向とが同一になるようにしてい
る。上記CCDラインセンサP ot P 011 P
02は、それぞれ第11第2の2つの受光素子列を有
しており、上記再結像レンズ討によってCCDラインセ
ンサ上に再結像された2つの像を別々に充電変換するよ
うにしている。
れており、また、CODラインセンサP Olw P
o2は上記基板の両側に縦長に配置されており、上記再
結像レンズ板り上の再結像レンズ対の配列方向と、上記
CCDラインセンサの方向とが同一になるようにしてい
る。上記CCDラインセンサP ot P 011 P
02は、それぞれ第11第2の2つの受光素子列を有
しており、上記再結像レンズ討によってCCDラインセ
ンサ上に再結像された2つの像を別々に充電変換するよ
うにしている。
図中点線で囲んだブロックAFは、AF(オート7オー
カス)センサモジュールを示している。
カス)センサモジュールを示している。
上記構成の焦点検出用光学装置は、次のようにして焦点
位置を検出する。主光1alコ、1.を含む撮影レンズ
TLの光軸外の領域にある被写体からの光軸外測距用光
束が、光軸に対して所定の角度で光軸から離れるように
上記視野マスクFMに入射して矩形開口部Eolを通過
し、上記コンデンサレンズLolに入射する。コンデン
サレンズLolに入射した光軸性距離用光束はコンデン
サレンズLo。
位置を検出する。主光1alコ、1.を含む撮影レンズ
TLの光軸外の領域にある被写体からの光軸外測距用光
束が、光軸に対して所定の角度で光軸から離れるように
上記視野マスクFMに入射して矩形開口部Eolを通過
し、上記コンデンサレンズLolに入射する。コンデン
サレンズLolに入射した光軸性距離用光束はコンデン
サレンズLo。
にぶって光軸側に曲げられると共に集束され、上記紋り
マスクAMの紋り開口部A、、A、を経て再結像レンズ
板りの再結像L 3− L 4に入射される。再結像レ
ンズL3.L、に入射された光軸外測距用光束は、この
再結像レンズL 3− L−によってCCDラインセン
サPo+へ集束され、このCCDラインセンサPo+上
に一対の像が再結像される。同様に、主光線1.,1.
を含む光軸外測距用光束は、上記所定の角度で光軸から
離れるように視野マスクFMに入射し、矩形開口部Eo
2、コンデンサレンズL02%絞り開口部A1.A、お
よび再結像レンズLstL6を経て、上記CCDライン
センサPo2上に集束され、このCCDラインセンサP
o2上に一対の像が再結像される。
マスクAMの紋り開口部A、、A、を経て再結像レンズ
板りの再結像L 3− L 4に入射される。再結像レ
ンズL3.L、に入射された光軸外測距用光束は、この
再結像レンズL 3− L−によってCCDラインセン
サPo+へ集束され、このCCDラインセンサPo+上
に一対の像が再結像される。同様に、主光線1.,1.
を含む光軸外測距用光束は、上記所定の角度で光軸から
離れるように視野マスクFMに入射し、矩形開口部Eo
2、コンデンサレンズL02%絞り開口部A1.A、お
よび再結像レンズLstL6を経て、上記CCDライン
センサPo2上に集束され、このCCDラインセンサP
o2上に一対の像が再結像される。
一方、主光線1+−12を含み撮影レンズTLの光軸を
含む領域にある被写体からの光軸上測距用光束は、光軸
上の矩形開口部Eo、コンデンサレンズLo、紋り開口
部A、、A2、および再結像レンズL1.L2を経て、
上記CCDラインセンサPo上に集束され、このCCD
ラインセンサPo上に一対の像が再結像される。そして
、上記CCDラインセンサP Ot P O,およびP
O2上に結ばれた上記3対の再結像の対を成す像の位置
を求めることによって撮影レンズTL、およびT L
2の被写体に対する焦点位置が検出される6 fjS4図に示すファイング−内見え図との対応で言え
ば、CCDラインセンサPoは軸上焦点検出領域Faに
、CCDラインセンサPo+は光軸性焦点検出領域Fa
+に、CCDCCラインセンサPo光軸外焦点検出領域
Fa2にそれぞれ対応している。
含む領域にある被写体からの光軸上測距用光束は、光軸
上の矩形開口部Eo、コンデンサレンズLo、紋り開口
部A、、A2、および再結像レンズL1.L2を経て、
上記CCDラインセンサPo上に集束され、このCCD
ラインセンサPo上に一対の像が再結像される。そして
、上記CCDラインセンサP Ot P O,およびP
O2上に結ばれた上記3対の再結像の対を成す像の位置
を求めることによって撮影レンズTL、およびT L
2の被写体に対する焦点位置が検出される6 fjS4図に示すファイング−内見え図との対応で言え
ば、CCDラインセンサPoは軸上焦点検出領域Faに
、CCDラインセンサPo+は光軸性焦点検出領域Fa
+に、CCDCCラインセンサPo光軸外焦点検出領域
Fa2にそれぞれ対応している。
上記撮影レン;r:TL、上に破線で示したA 11
HA 21 y A 3 + 1 A < + t A
s +およびA6.と、撮影レンズTL、上に破線で
示したA +2t A 221 A z2v A 42
+A52およびA6□とは、それぞれ、上記絞りマスク
AMの絞’)11110部八1 HへA 2 t A
31 A 4 HA 5およびA6が、コンデンサレン
ズL o g L o +およびLO□によって撮影レ
ンズTL、と撮影レンズTL、上に逆投影された場合の
像を示す。すなわち、紋り開口部A + −A 2−
A * −A 4 A sお上びA、を通過する測距用
光束が、撮影レンズTL、およびTL2を通過する範囲
を示す。したがって、この逆投影像A11゜A 211
A 311 A 411 A s +およびA 61
あるいはA I29A2□、 A 3□vA+2wAs
2およびA6□が、撮影レンズTL、あるいはT L
2の開口内に収っていれば、CCDラインセンサP 0
9 P 01およびPopに入射する光束が、撮影レン
ズTL、あるいはTL2の瞳に対してケラれることがな
く、高い合焦精度を得ることができるのである。
HA 21 y A 3 + 1 A < + t A
s +およびA6.と、撮影レンズTL、上に破線で
示したA +2t A 221 A z2v A 42
+A52およびA6□とは、それぞれ、上記絞りマスク
AMの絞’)11110部八1 HへA 2 t A
31 A 4 HA 5およびA6が、コンデンサレン
ズL o g L o +およびLO□によって撮影レ
ンズTL、と撮影レンズTL、上に逆投影された場合の
像を示す。すなわち、紋り開口部A + −A 2−
A * −A 4 A sお上びA、を通過する測距用
光束が、撮影レンズTL、およびTL2を通過する範囲
を示す。したがって、この逆投影像A11゜A 211
A 311 A 411 A s +およびA 61
あるいはA I29A2□、 A 3□vA+2wAs
2およびA6□が、撮影レンズTL、あるいはT L
2の開口内に収っていれば、CCDラインセンサP 0
9 P 01およびPopに入射する光束が、撮影レン
ズTL、あるいはTL2の瞳に対してケラれることがな
く、高い合焦精度を得ることができるのである。
ここで、いかなる場合においても、CCDCCラインセ
ンサPootに入射する光軸性測距用光束が撮影レンズ
の瞳に対してケラれないと言うことは、上述のように、
光軸性測距用光束の主光#i e s −1□1s=1
aの、予定結・像面FP上での光軸からの距離yが大!
<、CCDフィンセンサPo、、Po□の光軸からの距
離に対する撮影レンズの開口が小さいような状態におい
て、いかなる射出瞳距離であっても、CCDラインセン
サP o + t P o□に入射する光軸外測即用光
束が撮影レンズTLの開口内を通過するということであ
る。
ンサPootに入射する光軸性測距用光束が撮影レンズ
の瞳に対してケラれないと言うことは、上述のように、
光軸性測距用光束の主光#i e s −1□1s=1
aの、予定結・像面FP上での光軸からの距離yが大!
<、CCDフィンセンサPo、、Po□の光軸からの距
離に対する撮影レンズの開口が小さいような状態におい
て、いかなる射出瞳距離であっても、CCDラインセン
サP o + t P o□に入射する光軸外測即用光
束が撮影レンズTLの開口内を通過するということであ
る。
本発明では、後述するように種々のレンズ固有の情報と
して、上記どのCCDラインセンサPo。
して、上記どのCCDラインセンサPo。
P o、 、 p 62がケラれないで使用可能か不可
能かがAF可否信号として、それぞれのレンズ内のRO
Mに記憶されている。
能かがAF可否信号として、それぞれのレンズ内のRO
Mに記憶されている。
第5U!Uに、様々な種類の交換レンズの所定の瞳面に
対する上記絞りマスクAMの絞り開口部(A1゜A 2
− A 3− A −−A 、およびA、)およびコン
デンサレンズL o * L o 11 L o 2の
逆投影像A 12.A 2HA 32tA <ztA
52およびA6□を示す。
対する上記絞りマスクAMの絞り開口部(A1゜A 2
− A 3− A −−A 、およびA、)およびコン
デンサレンズL o * L o 11 L o 2の
逆投影像A 12.A 2HA 32tA <ztA
52およびA6□を示す。
第5図(a)は、開口の大軽いレンズの場合を示す、開
口が大きいため全ての逆投影像が撮影レンズTLの焦点
検出を行うための開口内を通ることができ、CCDライ
ンセンサPo、Po、、Pozlこ入射する測距用光束
は全てi影しンズTLの瞳に対してケラれることがなく
使用可能である。すなわち、第4図に示す全ての焦点検
出領域F at F al IFa2で焦点検出を行う
ことができる(表1参照)。
口が大きいため全ての逆投影像が撮影レンズTLの焦点
検出を行うための開口内を通ることができ、CCDライ
ンセンサPo、Po、、Pozlこ入射する測距用光束
は全てi影しンズTLの瞳に対してケラれることがなく
使用可能である。すなわち、第4図に示す全ての焦点検
出領域F at F al IFa2で焦点検出を行う
ことができる(表1参照)。
第5図(b)は、開口の小さいレンズの場合であり、例
えばテレコンバータを装着した交換レンズ等がこの場合
にあたる、、開口が小さいため、撮影レンズTLの瞳に
ケラれることなくCCDラインセンサに入射することが
できる光束は、光紬上側圧用光束だけであり、焦点検出
を行うことができるのは、第4図の焦点検出領域Faだ
けである。
えばテレコンバータを装着した交換レンズ等がこの場合
にあたる、、開口が小さいため、撮影レンズTLの瞳に
ケラれることなくCCDラインセンサに入射することが
できる光束は、光紬上側圧用光束だけであり、焦点検出
を行うことができるのは、第4図の焦点検出領域Faだ
けである。
第5図(c)は、シフトレンズ等のように開口位置が変
化するレンズの場合(ここではシフトレンズ)を示す、
シフト量が0の場合、焦点検出に有効となる焦点検出領
域はFaだけであるが、シフ) ILカX IfX z
(o < X I < X 2)と増加するニラれて、
有効な焦点検出領域も変化する(表1参照)。
化するレンズの場合(ここではシフトレンズ)を示す、
シフト量が0の場合、焦点検出に有効となる焦点検出領
域はFaだけであるが、シフ) ILカX IfX z
(o < X I < X 2)と増加するニラれて、
有効な焦点検出領域も変化する(表1参照)。
第5図(d)は、反射望遠レンズのように開口が異形の
レンズの場合である。斜線部は反射鏡(副鏡)のために
光束がケラれる部分であり、光軸上測距用光束はCCD
ラインセンサPoに入射することができず、焦点検出領
域Faで焦、α検出を行うことは不可能である。
レンズの場合である。斜線部は反射鏡(副鏡)のために
光束がケラれる部分であり、光軸上測距用光束はCCD
ラインセンサPoに入射することができず、焦点検出領
域Faで焦、α検出を行うことは不可能である。
これに対して、第5図(e)に示す反射望遠レンズは反
射鏡によって光束がケラれる部分が小さいので、光軸上
測距用光束はCCDラインセンサPoに入射することが
できる。
射鏡によって光束がケラれる部分が小さいので、光軸上
測距用光束はCCDラインセンサPoに入射することが
できる。
上述のように、どの焦点検出領域が焦点検出時に有効と
なるのかは交換レンズの種類によってそれぞれ異なって
いるので、レンズ固有の情報(AF可否信号)としてレ
ンズ内のROMに記憶されている(表1参照)。
なるのかは交換レンズの種類によってそれぞれ異なって
いるので、レンズ固有の情報(AF可否信号)としてレ
ンズ内のROMに記憶されている(表1参照)。
以下余白
表 1
表1は、レンズの種類の違いによる使用可能な焦点検出
領域(Fa=Fa+−Faz)及びCCDラインセンサ
(PO,Pot、PO2)と、AF可否信号を示してい
る。表中rOJで表されている焦点検出領域及び、それ
に対応して配置されたCCDラインセンサは焦点検出に
用いることができる。またAF可否信号は8ビツトのデ
ータである。
領域(Fa=Fa+−Faz)及びCCDラインセンサ
(PO,Pot、PO2)と、AF可否信号を示してい
る。表中rOJで表されている焦点検出領域及び、それ
に対応して配置されたCCDラインセンサは焦点検出に
用いることができる。またAF可否信号は8ビツトのデ
ータである。
第6図は、像面ベスト位置とCCDラインセンサ(以下
AFセンサと記す)の可視光下および赤外光下における
撮影レンズの停止位置との関係を示したものである。横
軸Xは光軸に沿った軸で左側が撮影レンズ方向(+方向
)、右側がフィルム面方向(一方向)であり、縦紬Yは
光軸に対して垂直な平面における光軸からの距離を表す
。図中、軸上と示されている位置は細土光(光軸に平行
な入射光)によって形成される像の結像性能が最も良い
位置であるが、カメラにおいてフィルム面がこの位置に
あるようにすると、軸外光(光軸に対して傾いた入射光
)に対する収差性能が悪くなり、光軸上測距用光束によ
る焦点検出では良好なデ7オ−カス量が得られなくなっ
てしまう、そこで、軸上光、軸外光をJ[して、軸上よ
りわずかにずれた位11(像面ベスト位置)にフィルム
面が位置するように構成する1画像として示されている
収差曲線は、この像面ベスト位置を基準とした場合の、
実際の撮影レンズ透過光によるズレの大きさ(開放絞り
、例えばF=2.0)であり、画像コントラストの最も
良い位置を示している。
AFセンサと記す)の可視光下および赤外光下における
撮影レンズの停止位置との関係を示したものである。横
軸Xは光軸に沿った軸で左側が撮影レンズ方向(+方向
)、右側がフィルム面方向(一方向)であり、縦紬Yは
光軸に対して垂直な平面における光軸からの距離を表す
。図中、軸上と示されている位置は細土光(光軸に平行
な入射光)によって形成される像の結像性能が最も良い
位置であるが、カメラにおいてフィルム面がこの位置に
あるようにすると、軸外光(光軸に対して傾いた入射光
)に対する収差性能が悪くなり、光軸上測距用光束によ
る焦点検出では良好なデ7オ−カス量が得られなくなっ
てしまう、そこで、軸上光、軸外光をJ[して、軸上よ
りわずかにずれた位11(像面ベスト位置)にフィルム
面が位置するように構成する1画像として示されている
収差曲線は、この像面ベスト位置を基準とした場合の、
実際の撮影レンズ透過光によるズレの大きさ(開放絞り
、例えばF=2.0)であり、画像コントラストの最も
良い位置を示している。
一方、AFセンサは、前述のように光軸上測距用光束、
あるいは、光軸上測距用光束のみを用いて焦点検出を行
うので、結果的に撮影レンズの紋り値が大きくなるのと
同等の効果が生じ、AFセンサ上の収差性能は撮影レン
ズ全体の収差性能よりも良くなる。このAFセンサによ
る合焦判定位置は、可視光下あるいは赤外光下における
AFセンサ停止位置として示しである。赤外光下におけ
る焦点検出とは、可視光による焦点検出が不可能な場合
、カメラボディ内蔵の補助光回路から赤外光が投光され
るが、その赤外光投光下での焦点検出の結果である。こ
の補助光回路をカメラ外部の装置、例えば電子閃光装置
に設けても良い。
あるいは、光軸上測距用光束のみを用いて焦点検出を行
うので、結果的に撮影レンズの紋り値が大きくなるのと
同等の効果が生じ、AFセンサ上の収差性能は撮影レン
ズ全体の収差性能よりも良くなる。このAFセンサによ
る合焦判定位置は、可視光下あるいは赤外光下における
AFセンサ停止位置として示しである。赤外光下におけ
る焦点検出とは、可視光による焦点検出が不可能な場合
、カメラボディ内蔵の補助光回路から赤外光が投光され
るが、その赤外光投光下での焦点検出の結果である。こ
の補助光回路をカメラ外部の装置、例えば電子閃光装置
に設けても良い。
このように、AFセンサ停止位置と像面ベスト位置との
間にはズレが存在し、光軸からの距j1(像高)によっ
てズレ量が変化する。そこで本発明では、図中に示すズ
レ量Δ5Bon、Δ5Boff。
間にはズレが存在し、光軸からの距j1(像高)によっ
てズレ量が変化する。そこで本発明では、図中に示すズ
レ量Δ5Bon、Δ5Boff。
Δ5boff、ΔI Ran、ΔI Roff、Δ1r
offをレンズ内のROMに記憶して像面ベスト位置へ
の補正を行うようにしている。添字のONは光軸上測距
用光束を用いて焦点検出を行う焦点検出領域Faに関す
る補正量であり、添字のOFFは光軸上測距用光束を用
いて焦点検出を行う焦点検出領域FateFa2に関す
る補正量を表す、jJR域Fal、Fa2は光軸に関し
て対称な位置を睨んでいるので同一の補正データを用い
て補正を行うことができる。
offをレンズ内のROMに記憶して像面ベスト位置へ
の補正を行うようにしている。添字のONは光軸上測距
用光束を用いて焦点検出を行う焦点検出領域Faに関す
る補正量であり、添字のOFFは光軸上測距用光束を用
いて焦点検出を行う焦点検出領域FateFa2に関す
る補正量を表す、jJR域Fal、Fa2は光軸に関し
て対称な位置を睨んでいるので同一の補正データを用い
て補正を行うことができる。
ΔSBは可視光下におけるAFセンサ停止位置と像面ベ
スト位置のデフォーカス量のズレ量であり、Δ5bof
fは、可視光下における光軸上と光軸外でのAFセンサ
停止位置の差である。ΔIRは赤外光下におけるAFセ
ンサ停止位置と可視光下における軸上でのAFセンサ停
止位置とのズレ量であり、Δ1roffは赤外光下にお
ける光軸上と光軸外でのAFセンサ停止位置の差である
。
スト位置のデフォーカス量のズレ量であり、Δ5bof
fは、可視光下における光軸上と光軸外でのAFセンサ
停止位置の差である。ΔIRは赤外光下におけるAFセ
ンサ停止位置と可視光下における軸上でのAFセンサ停
止位置とのズレ量であり、Δ1roffは赤外光下にお
ける光軸上と光軸外でのAFセンサ停止位置の差である
。
これらのズレ量(ΔSB、ΔIR)は、撮影レンズのズ
ーミングあるいはフォーカシングによって変化するので
、ズーミングあるいはフォーカシングに応じたズレ量が
補正量としてレンズ内のROMに記憶されている。しか
し、光軸上と光軸外のAFセンサ停止位置の差(Δ5b
of f =Δ1roff)は、ズーミングあるいはフ
ォーカシングによってもほとんど変化しないので、この
差は固定値としてレンズ内のROMに記憶すればよい。
ーミングあるいはフォーカシングによって変化するので
、ズーミングあるいはフォーカシングに応じたズレ量が
補正量としてレンズ内のROMに記憶されている。しか
し、光軸上と光軸外のAFセンサ停止位置の差(Δ5b
of f =Δ1roff)は、ズーミングあるいはフ
ォーカシングによってもほとんど変化しないので、この
差は固定値としてレンズ内のROMに記憶すればよい。
ここで、図中の矢印に従ってΔ5Bon。
Δ5BofLΔIRon、ΔIRoffは正の補正量で
あり、Δ5bof f 、Δ1roffは負の補正量で
あるとする。
あり、Δ5bof f 、Δ1roffは負の補正量で
あるとする。
尚、フォーカシングによって補正量(ΔSB。
ΔIR)を可変とする場合は、第1図のズームエンコー
グ(61)と同様に距離のエンコーダをレンズ内に持ち
、このエンコーダの出力とデコーダ(62)の出力より
ROMの番地を指定するようにすればよい。
グ(61)と同様に距離のエンコーダをレンズ内に持ち
、このエンコーダの出力とデコーダ(62)の出力より
ROMの番地を指定するようにすればよい。
以下第7図乃至第18図の70−チャートを参照してカ
メラ本体内の制御CPU(100)の動作を説明する。
メラ本体内の制御CPU(100)の動作を説明する。
第7図は制御CPU(100)の動作プログラムのメイ
ンルーチンを示したフローチャートである。
ンルーチンを示したフローチャートである。
レリーズボタンの1段目の押し込みで閉成されるスイッ
チSWIが閉成されると、ステップ#700(以下ステ
ップは省略する)からプログラムが起動され、#702
で表2に示すような各種フラグがOにリセットされる。
チSWIが閉成されると、ステップ#700(以下ステ
ップは省略する)からプログラムが起動され、#702
で表2に示すような各種フラグがOにリセットされる。
表2は制御CPU(100)内で使用される各種の7ラ
グを説明したものである。尚、各種フラグについての詳
細な説明は後述する。
グを説明したものである。尚、各種フラグについての詳
細な説明は後述する。
表 2
#704では、制@CPUが起動されて初めてのROM
データの読み込みなので、読み込みフラグ(Fl)を1
にセットして、#706のレンズデータ読み込みサブル
ーチンへ移行する。後述のように、このレンズデータ読
み込みサブルーチンでは、ROMデータの読み込み、レ
ンズ装着/非装着の識別、レンズ世代の識別等が行われ
てメインルーチンに戻る。
データの読み込みなので、読み込みフラグ(Fl)を1
にセットして、#706のレンズデータ読み込みサブル
ーチンへ移行する。後述のように、このレンズデータ読
み込みサブルーチンでは、ROMデータの読み込み、レ
ンズ装着/非装着の識別、レンズ世代の識別等が行われ
てメインルーチンに戻る。
次に#708の自動焦点検出サブルーチン(以下APサ
ブルーチン)に移行し、このAFサブルーチンでは、後
述のように、被写体の焦点検出を行い、レンズを駆動し
て合焦状態とする。
ブルーチン)に移行し、このAFサブルーチンでは、後
述のように、被写体の焦点検出を行い、レンズを駆動し
て合焦状態とする。
#710では、カメラに挿入されているフィルムカート
リッジのフィルム感度データをフィルム感度情報回路(
360)から制御CPU内に読み込み、#712で測光
回路(310)により被写界輝度の測光、A/D変換を
行い輝度値データを得る。
リッジのフィルム感度データをフィルム感度情報回路(
360)から制御CPU内に読み込み、#712で測光
回路(310)により被写界輝度の測光、A/D変換を
行い輝度値データを得る。
以上のデータをもとに公知の露出演算を行い(#714
)、得られた露出関係の値を表示回路(340)に送り
表示する($716)。
)、得られた露出関係の値を表示回路(340)に送り
表示する($716)。
次に、#718で、スイッチSW1がまだオンされたま
まかどうかを判断し、スイッチSWIがオフになってい
るのなら#726へ移行し、表示回路(340)の表示
を全て消灯し、読み込みフラグ(Fl)を0にリセット
して制御CPUはスリーブ状態に入る。
まかどうかを判断し、スイッチSWIがオフになってい
るのなら#726へ移行し、表示回路(340)の表示
を全て消灯し、読み込みフラグ(Fl)を0にリセット
して制御CPUはスリーブ状態に入る。
#718でスイッチSWIがオンと判断されると、#7
20で今度はレリーズボタンの2段目の押し込みで閉成
されるスイッチSW2がオンされているかどうかを判断
し、スイッチSW2がオンなら#722で公知のレリー
ズ動作を行う、レリーズ動作が終ったあとは#724で
スイッチSW1がオフになるのを待ち、#726へ移行
してゆ<、 #120でスイッチSW2がオフの場合は
、#706へ戻ってもう一度レンズデータの読み込みか
らの動作を繰り返す。
20で今度はレリーズボタンの2段目の押し込みで閉成
されるスイッチSW2がオンされているかどうかを判断
し、スイッチSW2がオンなら#722で公知のレリー
ズ動作を行う、レリーズ動作が終ったあとは#724で
スイッチSW1がオフになるのを待ち、#726へ移行
してゆ<、 #120でスイッチSW2がオフの場合は
、#706へ戻ってもう一度レンズデータの読み込みか
らの動作を繰り返す。
第8図は、第7図#706のレンズデータ読み込みサブ
ルーチンを示した70−チャートである。
ルーチンを示した70−チャートである。
まず、#802で読み込みフラグ(Fl)が1かOか、
すなわち、制御CPU起動起動後目回目OMデータの読
み込みか2回目以降の読み込みがどうかを判別し、1回
目の読み込みなら#804へ2回目以降なら#822へ
移行する。
すなわち、制御CPU起動起動後目回目OMデータの読
み込みか2回目以降の読み込みがどうかを判別し、1回
目の読み込みなら#804へ2回目以降なら#822へ
移行する。
読み込み動作を説明する前に、第19図によりレンズ内
のROMに記憶されているレンズ情報について説明する
。交換レンズには露出制御、AF副制御に必要なレンズ
固有の情報が、8ビツトのデジタルデータとしてレンズ
内のROMの所定番地ごとに記憶されているが、カメラ
が新しくなり機能が増加すると、従来のレンズ(以下従
来レンズと記す)に記憶されている情報(従来データ)
だけではカメラが新しい機能の制御を行い得ない。
のROMに記憶されているレンズ情報について説明する
。交換レンズには露出制御、AF副制御に必要なレンズ
固有の情報が、8ビツトのデジタルデータとしてレンズ
内のROMの所定番地ごとに記憶されているが、カメラ
が新しくなり機能が増加すると、従来のレンズ(以下従
来レンズと記す)に記憶されている情報(従来データ)
だけではカメラが新しい機能の制御を行い得ない。
この点、新規なレンズ(以下新レンズと記す)には、従
来の情報に加えて新しい機能に対応する情報(新データ
)を記憶したROMを搭載すればよい。第19図は、こ
の従来レンズと新レンズのROMのエリアマツプの比較
図である。
来の情報に加えて新しい機能に対応する情報(新データ
)を記憶したROMを搭載すればよい。第19図は、こ
の従来レンズと新レンズのROMのエリアマツプの比較
図である。
従来レンズには、番地 1〜iまでにレンズ情報d1〜
di(従来データ)が記憶されており、更に最終のn番
地にレンズ情報dn(レンズ種類識別データ)が記憶さ
れている。番地i+1〜n−1まではレンズ情報が全く
記憶されていない空番地となっている。新レンズに搭載
されているROMは容量が従来レンズのROMと全く同
一のものを使用し、番地1〜iまでは従来データd1〜
diが、そのま主記憶されている。また空番地であった
i+1〜j番地には、新規に増設されたレンズ情報di
+、〜dj(新データ)が新しく記憶され、最終のn番
地には、レンズ種MXJ別データdnが従来レンズ同様
に記憶されている。
di(従来データ)が記憶されており、更に最終のn番
地にレンズ情報dn(レンズ種類識別データ)が記憶さ
れている。番地i+1〜n−1まではレンズ情報が全く
記憶されていない空番地となっている。新レンズに搭載
されているROMは容量が従来レンズのROMと全く同
一のものを使用し、番地1〜iまでは従来データd1〜
diが、そのま主記憶されている。また空番地であった
i+1〜j番地には、新規に増設されたレンズ情報di
+、〜dj(新データ)が新しく記憶され、最終のn番
地には、レンズ種MXJ別データdnが従来レンズ同様
に記憶されている。
尚、本発明において従来レンズとして規定されているも
のには、光軸上測距用光束を用いて焦点検出を行う焦点
検出領域Faに関してのみ、像面ベスト位置とAFセン
サ停止位置のズレ量(Δ5Bon、ΔIRon)を補正
量としてレンズ内のROMに記憶されている(表3参照
)。これに対し新レンズには、焦点検出領域FalyF
a2に対する収差によるズレjl(ΔI Roff、Δ
5BoffあるいはΔ1rof「、Δ5boff)が新
しく記憶されている。
のには、光軸上測距用光束を用いて焦点検出を行う焦点
検出領域Faに関してのみ、像面ベスト位置とAFセン
サ停止位置のズレ量(Δ5Bon、ΔIRon)を補正
量としてレンズ内のROMに記憶されている(表3参照
)。これに対し新レンズには、焦点検出領域FalyF
a2に対する収差によるズレjl(ΔI Roff、Δ
5BoffあるいはΔ1rof「、Δ5boff)が新
しく記憶されている。
第8図へ戻って、#802で読み込みフラグ(Fl)が
1のとき、すなわち、制御CPU起動後1回目のROM
データ読み込み動作について説明する。最初の読み込み
なので、まず、#804で読み込みデータ数としてシリ
アルデータカウンタ(N)にROMの全番地数nをセッ
トし、#806で後述のボディ内読み込みサブルーチン
に従って、ズーミングあるいはフォーカシングによる現
在のレンズ状態が示している1バイト分のROMデータ
をn個ボディ内に格納されたRAMに読み込む。
1のとき、すなわち、制御CPU起動後1回目のROM
データ読み込み動作について説明する。最初の読み込み
なので、まず、#804で読み込みデータ数としてシリ
アルデータカウンタ(N)にROMの全番地数nをセッ
トし、#806で後述のボディ内読み込みサブルーチン
に従って、ズーミングあるいはフォーカシングによる現
在のレンズ状態が示している1バイト分のROMデータ
をn個ボディ内に格納されたRAMに読み込む。
これで1回目の読み込みが終了したので、読み込みフラ
グ(Fl)はリセットされて0になる(#808)。
グ(Fl)はリセットされて0になる(#808)。
ROMの先頭番地にはICPと呼ばれるデータが記憶さ
れており、8ビツトのうち最初の2ビツトはレンズ装着
/非装着識別用ビットデータ、残りの6ビツトは、その
レンズが従来レンズであるか新レンズであるかを示すレ
ンズ世代識別ビットデータから成っている。井810で
は、このICPデータの先頭の2ビツトのデータを利用
して、ボディにレンズが装着されているか装着されてい
ないかを判断し、もしレンズが装着されていないのなら
#836へ移行して、レンズフラグ(F3)をレンズ非
装着状態を示す0にリセットし、またAF7ラグ(A
F F )をAF動作が行われないことを示す1にセッ
トして(#838)リターンする。
れており、8ビツトのうち最初の2ビツトはレンズ装着
/非装着識別用ビットデータ、残りの6ビツトは、その
レンズが従来レンズであるか新レンズであるかを示すレ
ンズ世代識別ビットデータから成っている。井810で
は、このICPデータの先頭の2ビツトのデータを利用
して、ボディにレンズが装着されているか装着されてい
ないかを判断し、もしレンズが装着されていないのなら
#836へ移行して、レンズフラグ(F3)をレンズ非
装着状態を示す0にリセットし、またAF7ラグ(A
F F )をAF動作が行われないことを示す1にセッ
トして(#838)リターンする。
#810でレンズが装着されていると判断されると、ま
ず井812でレンズ装着状態を示すようレンズフラグ(
F3)を1にセットして、$814のレンズ世代識別の
ステップに移行する。#814では、前述のICPの残
り6ビツトのデータを利用して装着されているレンズが
従来レンズか新レンズかを判断する。新レンズと判断さ
れれば、必要なレンズ情報は全てボディ内のRAMに格
納されたことになるので、$816でレンズ世代フラグ
(F2)を01こリセットしてリターンする。レンズ世
代フラグ(F2)は1にセットされていれば従来レンズ
が、Oになっていれば新レンズが装着されていることを
表す。
ず井812でレンズ装着状態を示すようレンズフラグ(
F3)を1にセットして、$814のレンズ世代識別の
ステップに移行する。#814では、前述のICPの残
り6ビツトのデータを利用して装着されているレンズが
従来レンズか新レンズかを判断する。新レンズと判断さ
れれば、必要なレンズ情報は全てボディ内のRAMに格
納されたことになるので、$816でレンズ世代フラグ
(F2)を01こリセットしてリターンする。レンズ世
代フラグ(F2)は1にセットされていれば従来レンズ
が、Oになっていれば新レンズが装着されていることを
表す。
#814で装着レンズが従来レンズであることが判断さ
れると、レンズ世代フラグ(F2)をセフ卜し後述のボ
ディ内データテーブル参照サブルーチンに従って、従来
レンズに記憶されていない新データがボディ内データテ
ーブルからボディ内に格納されたRAMに読み込まれ(
$820)、リターンする。
れると、レンズ世代フラグ(F2)をセフ卜し後述のボ
ディ内データテーブル参照サブルーチンに従って、従来
レンズに記憶されていない新データがボディ内データテ
ーブルからボディ内に格納されたRAMに読み込まれ(
$820)、リターンする。
#802で読み込みフラグ(Fl)が0と判断されたと
きは、制御CPUはすでに1回以上のROMデータの読
み込み動作を行っているので、レンズ世代フラグ(F2
)を用いて従来レンズであるか新レンズであるかを判断
する(#822)、新レンズであれば読み込みデータ数
としてROMのデータ数jをシリアルデータカウンタ(
N)1こセットしく井824)、従来レンズであればR
OMのデータ数iをシリアルデータカウンタ(N)にセ
ットしく#826)、#806と同様にボディ内読み込
みサブルーチンを実行する($ 828 )、但し、前
述したようにj>iであり、データ数を指定することに
よりROMデータの読み込み時間の短縮をはかっている
。
きは、制御CPUはすでに1回以上のROMデータの読
み込み動作を行っているので、レンズ世代フラグ(F2
)を用いて従来レンズであるか新レンズであるかを判断
する(#822)、新レンズであれば読み込みデータ数
としてROMのデータ数jをシリアルデータカウンタ(
N)1こセットしく井824)、従来レンズであればR
OMのデータ数iをシリアルデータカウンタ(N)にセ
ットしく#826)、#806と同様にボディ内読み込
みサブルーチンを実行する($ 828 )、但し、前
述したようにj>iであり、データ数を指定することに
よりROMデータの読み込み時間の短縮をはかっている
。
#830は#810と同様に、読み込んだICPデータ
によるシンX:装着識別のステップであり、レンズが装
着されているのなら#832へ移行して、レンズフラグ
(F3)を識別することにより、前回のレンズデータの
読み込み時にレンズが装着されていたのか装着されてい
なかったのかを判断する。レンズフラグ(F3)がOで
あるということは、前回レンズが非装着で今回レンズが
新規に装着されたということなので、レンズフラグ(F
3)をレンズ装着状態を表す1にセットして#804へ
移行し、もう−度ROMデータの+1個の読み込みを行
う。
によるシンX:装着識別のステップであり、レンズが装
着されているのなら#832へ移行して、レンズフラグ
(F3)を識別することにより、前回のレンズデータの
読み込み時にレンズが装着されていたのか装着されてい
なかったのかを判断する。レンズフラグ(F3)がOで
あるということは、前回レンズが非装着で今回レンズが
新規に装着されたということなので、レンズフラグ(F
3)をレンズ装着状態を表す1にセットして#804へ
移行し、もう−度ROMデータの+1個の読み込みを行
う。
第9図は第8図$806.#828のボディ内のRAM
への読み込みサブルーチンであり、ROMデータをカメ
ラボディ内のRAMに読み込む動作を示す、まず、#9
02でRAMのアドレスポインター(M)にROMデー
タ格納先頭番地鴫。をセットする。RAMもROM同様
に8ビツトの構成になっている0次に、#904でRO
Mのシリアルデータ読み込み処理が未完であることを示
すようシリアルフラグ(F4)をOにリセットし、第2
図のシリアルカウンタ(120)が8ビツト分のクロッ
クパルスをカウントするように8をセットする(#90
6)。
への読み込みサブルーチンであり、ROMデータをカメ
ラボディ内のRAMに読み込む動作を示す、まず、#9
02でRAMのアドレスポインター(M)にROMデー
タ格納先頭番地鴫。をセットする。RAMもROM同様
に8ビツトの構成になっている0次に、#904でRO
Mのシリアルデータ読み込み処理が未完であることを示
すようシリアルフラグ(F4)をOにリセットし、第2
図のシリアルカウンタ(120)が8ビツト分のクロッ
クパルスをカウントするように8をセットする(#90
6)。
#908でttS2図図示の出力端子C8がロウにされ
ると、ボディとレンズ間でのシリアル交信が可能となる
。#910でシリアルボートコントa−ルレジスタ(S
CKC)に1が設定されると、クロックパルスが第2図
図示のクロック出力端子Sckから出力し始める。#9
12はシリアル割込みの処理終了待ちのステップであり
、シリアル割込みが行われてシリアルフラグ(F4)が
1になるのを、すなわちRAMへROMの1バイト分の
シリアルデータが読み込まれてしまうのを待機している
状態である。
ると、ボディとレンズ間でのシリアル交信が可能となる
。#910でシリアルボートコントa−ルレジスタ(S
CKC)に1が設定されると、クロックパルスが第2図
図示のクロック出力端子Sckから出力し始める。#9
12はシリアル割込みの処理終了待ちのステップであり
、シリアル割込みが行われてシリアルフラグ(F4)が
1になるのを、すなわちRAMへROMの1バイト分の
シリアルデータが読み込まれてしまうのを待機している
状態である。
シリアル割込み処理動作を第10図にもとづいて説明す
る。シリアルカウンタ(120)は8個のクロックパル
スをカウントし終ると、制御CPUに割込み信号(IN
T)を発生する。すなわち、第9図#912で制御CP
Uがシリアルフラグ(F4)が1になるのを待機してい
る間に、シリアルカウンタ(120)が8個のクロック
パルスのカウントを終了して割込み信号(INT)を発
生し、フローチャートは!@10図へ移行する。まず拌
1002では、ボディ側からレンズ側へのクロックパル
スの出力を停止するために、シリアルボートコントロー
ルレジスタ(SCKC)をOにリセットする。次に1t
1004で、シリアルレジスタ(121)に読み込まれ
ている8ビツト分のROM所定番地のデータを、RAM
内のアドレスポインター(M)が指定している番地(R
初は鑓。)へ転送し格納する。$1006では、格納先
のRAM番地の指定を行うアドレスポインター(M)を
1つ進め、拌1008では、ROMの1バイト分のシリ
アルデータのRAM内への読み込みが完了したことを示
すように、シリアルフラグ(F4)を1にセットして、
次のROMデータの読み込みのためシリアルカウンタ(
120)に8をセットして(#1010)、第9図#9
12ヘリターンする。
る。シリアルカウンタ(120)は8個のクロックパル
スをカウントし終ると、制御CPUに割込み信号(IN
T)を発生する。すなわち、第9図#912で制御CP
Uがシリアルフラグ(F4)が1になるのを待機してい
る間に、シリアルカウンタ(120)が8個のクロック
パルスのカウントを終了して割込み信号(INT)を発
生し、フローチャートは!@10図へ移行する。まず拌
1002では、ボディ側からレンズ側へのクロックパル
スの出力を停止するために、シリアルボートコントロー
ルレジスタ(SCKC)をOにリセットする。次に1t
1004で、シリアルレジスタ(121)に読み込まれ
ている8ビツト分のROM所定番地のデータを、RAM
内のアドレスポインター(M)が指定している番地(R
初は鑓。)へ転送し格納する。$1006では、格納先
のRAM番地の指定を行うアドレスポインター(M)を
1つ進め、拌1008では、ROMの1バイト分のシリ
アルデータのRAM内への読み込みが完了したことを示
すように、シリアルフラグ(F4)を1にセットして、
次のROMデータの読み込みのためシリアルカウンタ(
120)に8をセットして(#1010)、第9図#9
12ヘリターンする。
#912では、シリアルフラグ(F4)が1にセットさ
れていることが判断されるので70−チャートは#91
4へ移行し、#914ではシリアルデータカウンタ(N
)から1を引き、シリアルフラグ(F4)を再び0にリ
セットする[915)。
れていることが判断されるので70−チャートは#91
4へ移行し、#914ではシリアルデータカウンタ(N
)から1を引き、シリアルフラグ(F4)を再び0にリ
セットする[915)。
#916の判断70−は、シリアルデータカウンタ(N
)にセットされた数に当るROMデータが全てボディ内
のRAMへ格納されたかどうかを判断し、全データの読
み込みが完了していればN=0となるので、#918で
出力端子cSをハイにしてボディとレンズ間の交信を終
了してリターンする。全データの読み込みが完了してい
なければ、#910へ戻り次のROMデータを読み込む
。
)にセットされた数に当るROMデータが全てボディ内
のRAMへ格納されたかどうかを判断し、全データの読
み込みが完了していればN=0となるので、#918で
出力端子cSをハイにしてボディとレンズ間の交信を終
了してリターンする。全データの読み込みが完了してい
なければ、#910へ戻り次のROMデータを読み込む
。
第11図は第8図#820のボディ内データテーブル参
照サブルーチンであり、従来レンズが装着されている場
合に、従来レンズには記憶されていないレンズ情報(新
データ)をボディ内データテーブルを参照してボディ内
のRAMへ格納する動作を示す。
照サブルーチンであり、従来レンズが装着されている場
合に、従来レンズには記憶されていないレンズ情報(新
データ)をボディ内データテーブルを参照してボディ内
のRAMへ格納する動作を示す。
第20図はボディ内データテーブルのエリアマツプであ
る。レンズ内のROMの最終n番地には、従来レンズ、
新レンズの区別なくレンズ種類識別データ(dn)が記
憶されている。レンズ種類識別データ(dn )は、レ
ンズのmuに応じてdnl乃至dnef)値を持ってい
る。ボディ内データテーブルには、従来レンズのレンズ
種類に応じて新レンズに新しく記憶されている新データ
に相当するデータ(di+1乃至dj)が記憶されてい
る。
る。レンズ内のROMの最終n番地には、従来レンズ、
新レンズの区別なくレンズ種類識別データ(dn)が記
憶されている。レンズ種類識別データ(dn )は、レ
ンズのmuに応じてdnl乃至dnef)値を持ってい
る。ボディ内データテーブルには、従来レンズのレンズ
種類に応じて新レンズに新しく記憶されている新データ
に相当するデータ(di+1乃至dj)が記憶されてい
る。
第11図に戻って、まず$1102で、制御CPUはR
AMからレンズ種類識別データ(dn)を受は取る。受
は取ったdn”dnk(1≦に≦1)をもとにカウンタ
(K)にボディ内データテーブルエリア番号kをセット
しく#1104)、シリアルデータカウンタ(N)には
ボディ内データテーブルからの参照データ個数j−1を
セット(#1106)し、またRAMのアドレスポイン
ター(M)にはレンズROMデータ格納先頭番地−8+
iをセ・ン)する(#1108)@RAMの端。〜陪。
AMからレンズ種類識別データ(dn)を受は取る。受
は取ったdn”dnk(1≦に≦1)をもとにカウンタ
(K)にボディ内データテーブルエリア番号kをセット
しく#1104)、シリアルデータカウンタ(N)には
ボディ内データテーブルからの参照データ個数j−1を
セット(#1106)し、またRAMのアドレスポイン
ター(M)にはレンズROMデータ格納先頭番地−8+
iをセ・ン)する(#1108)@RAMの端。〜陪。
+i1番地には、すでにROMに記憶されている従来デ
ータが格納されている。
ータが格納されている。
$1110では、レンズ種類識別データ(dnk)に対
応するデータを1バイト分ボディ内データテーブルより
参照し、アドレスポインター(M)が指定するRAM番
地に格納する。後はレンズデータ読み込みサブルーチン
の場合と同様に、ボディ内データテーブルからcljま
でのデータを1バイトづつ参照しRAMへ格納する。
応するデータを1バイト分ボディ内データテーブルより
参照し、アドレスポインター(M)が指定するRAM番
地に格納する。後はレンズデータ読み込みサブルーチン
の場合と同様に、ボディ内データテーブルからcljま
でのデータを1バイトづつ参照しRAMへ格納する。
表3は、ボディ内に格納されたRAM内にどのようなレ
ンズ情報が格納されるのかを実施例に使用されるデータ
に限って示したものであり、番地は便宜的に付しである
。すでに詳細に説明したよウニ、レンズ側との対応でみ
れば、従来レンズのROMには少なくともRAM内の1
〜5及びn番地のレンズ情報が、新レンズのROMには
RAM内の1〜5.i+1〜i+4.及びn番地のレン
ズ情報がそれぞれ格納されている。そして従来レンズで
は、そのレンズ種類に応じてi+1〜i+4の内容に応
じたレンズ情報がボディ内データテーブルから読み出さ
れ、ボディ内のRAMに格納される。
ンズ情報が格納されるのかを実施例に使用されるデータ
に限って示したものであり、番地は便宜的に付しである
。すでに詳細に説明したよウニ、レンズ側との対応でみ
れば、従来レンズのROMには少なくともRAM内の1
〜5及びn番地のレンズ情報が、新レンズのROMには
RAM内の1〜5.i+1〜i+4.及びn番地のレン
ズ情報がそれぞれ格納されている。そして従来レンズで
は、そのレンズ種類に応じてi+1〜i+4の内容に応
じたレンズ情報がボディ内データテーブルから読み出さ
れ、ボディ内のRAMに格納される。
(可変)と示しであるのはそのデータがズーミングある
いはフォーカシングにより変化する可変データであるこ
とを示している。変換係数にはレンズ駆動量をデフォー
カス量で割ったもので、後述する焦点検出動作によって
得られるレンズ制御用デフォーカス量から合焦に必要な
レンズ駆動量を算出するのに使用される。レンズがシフ
トレンズでない場合、シフトレンズのシフト量はシフ)
fi。
いはフォーカシングにより変化する可変データであるこ
とを示している。変換係数にはレンズ駆動量をデフォー
カス量で割ったもので、後述する焦点検出動作によって
得られるレンズ制御用デフォーカス量から合焦に必要な
レンズ駆動量を算出するのに使用される。レンズがシフ
トレンズでない場合、シフトレンズのシフト量はシフ)
fi。
に固定されている。
以下余白
表3
第12図は第7図#708のAFサブルーチンを示した
70−チャートである。
70−チャートである。
$1202ではAF7ラグ(AFF)の状態を判別して
いる。AF7ラグ(A F F >は第8図#810あ
るいは#830でレンズが非装着のときに1にセットさ
れるか、後述するようにレンズが1合焦状態となった後
にセットされるフラグである。つまり、AF7ラグ(A
FF)が1にセットされている場合は、すでに合焦状態
となっているか、レンズがf&着されていないかどちら
かなので焦点検出動作は行なわれずにリターンする(#
1246)。
いる。AF7ラグ(A F F >は第8図#810あ
るいは#830でレンズが非装着のときに1にセットさ
れるか、後述するようにレンズが1合焦状態となった後
にセットされるフラグである。つまり、AF7ラグ(A
FF)が1にセットされている場合は、すでに合焦状態
となっているか、レンズがf&着されていないかどちら
かなので焦点検出動作は行なわれずにリターンする(#
1246)。
AF7ラグ(AFF)が0の場合、$1204で補助光
フラグ(F5)の状態を判断し、補助光フラグ(F5)
が1にセットされている場合は、補助光を用いた焦点検
出動作($1218乃至#1232)へ移行する。
フラグ(F5)の状態を判断し、補助光フラグ(F5)
が1にセットされている場合は、補助光を用いた焦点検
出動作($1218乃至#1232)へ移行する。
#1204で補助光7ラグ(F5)がOの場合は、@1
206で各AFセンサ(CCDラインセンサ)Po、P
o□、Po□での積分が公知の方法で行なわれ、積分デ
ータがグンプされる(#1208)。
206で各AFセンサ(CCDラインセンサ)Po、P
o□、Po□での積分が公知の方法で行なわれ、積分デ
ータがグンプされる(#1208)。
#1210は上記積分データを用いた焦点検出演算のサ
ブルーチンであり、第13図を用いて説明する。#13
02は各焦点検出領域F a r F a + vFa
、ごとでの焦点検出演算である。各AFセンサPO+P
O1yPO2にはそれぞれ参照部と基準部の2つの受光
素子列が形成されており、焦点検出演算では、これらの
受光素子列の信号を用いて被写体のコントラストの演算
や相関演算等の演算を行ない、焦点検出に必要なデータ
であるデフォーカス量に関するデータや焦点検出の信頼
性を示すデータ等を作成するものである。尚、より詳し
い制御については、本出願人が例えば特開昭Go−49
14号公報において出願している方法を用いればよい、
この焦点検出演算によって得られた結果は、後述するよ
うに各焦点検出領域での焦点検出の可否判断、および、
デフォーカス量の算出に用いられる。
ブルーチンであり、第13図を用いて説明する。#13
02は各焦点検出領域F a r F a + vFa
、ごとでの焦点検出演算である。各AFセンサPO+P
O1yPO2にはそれぞれ参照部と基準部の2つの受光
素子列が形成されており、焦点検出演算では、これらの
受光素子列の信号を用いて被写体のコントラストの演算
や相関演算等の演算を行ない、焦点検出に必要なデータ
であるデフォーカス量に関するデータや焦点検出の信頼
性を示すデータ等を作成するものである。尚、より詳し
い制御については、本出願人が例えば特開昭Go−49
14号公報において出願している方法を用いればよい、
この焦点検出演算によって得られた結果は、後述するよ
うに各焦点検出領域での焦点検出の可否判断、および、
デフォーカス量の算出に用いられる。
#1304では、各種ローコン7ラグ(L CF 。
LCFI、LCF2.LCF3)をそれぞれリセットす
る。ローコンフラグは、焦点検出演算の結果にもとづい
て焦点検出が可能か不可能かを示すフラグであり、1な
ら焦点検出が不可能、0なら焦点検出が可能な状態を示
す、これに対し、前述のレンズ内のROMに記憶された
AF可否信号は焦点検出演算の結果いかんにかかわらず
、レンズの形状により使用可能な焦点検出領域を指定す
る信号である。
る。ローコンフラグは、焦点検出演算の結果にもとづい
て焦点検出が可能か不可能かを示すフラグであり、1な
ら焦点検出が不可能、0なら焦点検出が可能な状態を示
す、これに対し、前述のレンズ内のROMに記憶された
AF可否信号は焦点検出演算の結果いかんにかかわらず
、レンズの形状により使用可能な焦点検出領域を指定す
る信号である。
#1306では、焦点検出領域Falに対応して配置さ
れているAFセンサPo+に対する焦点検出演算の結果
にもとづいて、焦点検出領域Fa1における焦点検出の
可能、不可能を判断し、焦点検出が可能ならそのまま、
焦点検出が不可能なら#1308で領域Falに対する
ローコンフラグ(LCFl)を1にセットして$131
0へ移行する。
れているAFセンサPo+に対する焦点検出演算の結果
にもとづいて、焦点検出領域Fa1における焦点検出の
可能、不可能を判断し、焦点検出が可能ならそのまま、
焦点検出が不可能なら#1308で領域Falに対する
ローコンフラグ(LCFl)を1にセットして$131
0へ移行する。
$1310乃至91316は、同様に焦点検出領域F
lit F a3における焦点検出可能、不可能の判断
フローである。
lit F a3における焦点検出可能、不可能の判断
フローである。
次に、$1318でボディ内のRAMに格納されている
レンズ情報のうちAF可否信号を受は取り、そのデータ
が(OOH)なら#1320へ(0IH)なら#133
0へ、(02H)なら#1336へ、(03H)なら#
1344へ、(04H)なら#1350へそれぞれ移行
する(表1参照)、それぞれの70−では、AF可否信
号が指定する焦点検出領域において、その領域に対する
ローフンフラグを参照して焦点検出が可能であったか不
可能であったかを判断し、もしAF可否信号によって指
定される焦点検出演算全てで焦点検出演算による焦点検
出が不可能ならばローコン7ラグ(LCF)を1にセッ
トしてリターンする。これに対し、1つでも焦点検出可
能な領域が存在すると、そのままリターンする0例えば
、AF可否信号として(02H)を受は取った場合は、
$1318から#1336へ移行する。AF可否信号(
02H)は、焦点検出領域としてFaとFa2と指定す
るので、ローコンブラグ(LCF2)と(LCF3)を
もとに焦点検出演算による焦点検出の可能不可能を判断
する。$1338で、ローコンフラグ(LCF2)が0
であると判断されると、少なくとも焦点検出領域Faで
は焦点検出が可能であるということなのでそのままリタ
ーンする。$1338でローコンフラグが(LCF2)
が1であっても、#1340でローコン7ラグ(L C
F 3 )が0ならば、少なくとも焦点検出領域Fa2
で焦点検出が可能なのでリターンする。どちらのローコ
ンフラグも1の場合は、全領域にわたって焦点検出が可
能ということなので、[342でのローコン7ラグ(L
CF)を1にセットしてからリターンする。tのAF可
否信号を受は取った場合も同様である。
レンズ情報のうちAF可否信号を受は取り、そのデータ
が(OOH)なら#1320へ(0IH)なら#133
0へ、(02H)なら#1336へ、(03H)なら#
1344へ、(04H)なら#1350へそれぞれ移行
する(表1参照)、それぞれの70−では、AF可否信
号が指定する焦点検出領域において、その領域に対する
ローフンフラグを参照して焦点検出が可能であったか不
可能であったかを判断し、もしAF可否信号によって指
定される焦点検出演算全てで焦点検出演算による焦点検
出が不可能ならばローコン7ラグ(LCF)を1にセッ
トしてリターンする。これに対し、1つでも焦点検出可
能な領域が存在すると、そのままリターンする0例えば
、AF可否信号として(02H)を受は取った場合は、
$1318から#1336へ移行する。AF可否信号(
02H)は、焦点検出領域としてFaとFa2と指定す
るので、ローコンブラグ(LCF2)と(LCF3)を
もとに焦点検出演算による焦点検出の可能不可能を判断
する。$1338で、ローコンフラグ(LCF2)が0
であると判断されると、少なくとも焦点検出領域Faで
は焦点検出が可能であるということなのでそのままリタ
ーンする。$1338でローコンフラグが(LCF2)
が1であっても、#1340でローコン7ラグ(L C
F 3 )が0ならば、少なくとも焦点検出領域Fa2
で焦点検出が可能なのでリターンする。どちらのローコ
ンフラグも1の場合は、全領域にわたって焦点検出が可
能ということなので、[342でのローコン7ラグ(L
CF)を1にセットしてからリターンする。tのAF可
否信号を受は取った場合も同様である。
第12図に戻って、$1212は前述の焦点検出演算サ
ブルーチンで決定されたローコンフラグ(L CF )
にもとづく全領域にわたった焦点検出可不可判断の70
−であり、ローコンフラグ(LCF)が1ならば、全領
域で焦点検出が行ない得ないということなので、@12
16で補助光フラグ(F5)を1にセットしてから@1
21B以降の補助光を用いた焦点検出動作へ移行する。
ブルーチンで決定されたローコンフラグ(L CF )
にもとづく全領域にわたった焦点検出可不可判断の70
−であり、ローコンフラグ(LCF)が1ならば、全領
域で焦点検出が行ない得ないということなので、@12
16で補助光フラグ(F5)を1にセットしてから@1
21B以降の補助光を用いた焦点検出動作へ移行する。
焦点検出演算によって焦点検出が不可能と判断されるの
は、被写体のコントラストが極端に低いか、あるいは、
被写体の輝度が極端に低いかのどちらかであることが多
いので、#1218以降はカメラボディ内蔵の補助光を
発光してAFセンサの受光積分を行なう。$1226,
1228の焦点検出演算およびローコンフラグ(LCF
)による焦点検出可不可判断は、前述の#1210.#
1212と同様である。補助光を発光した受光積分でも
焦点検出が不可能な場合は、#1232で表示回路(3
40)に焦点検出が不可能であることの警告表示を行な
って、AF7ラグ(AFF)を1にセットしてリターン
する(#1240.#1246)。
は、被写体のコントラストが極端に低いか、あるいは、
被写体の輝度が極端に低いかのどちらかであることが多
いので、#1218以降はカメラボディ内蔵の補助光を
発光してAFセンサの受光積分を行なう。$1226,
1228の焦点検出演算およびローコンフラグ(LCF
)による焦点検出可不可判断は、前述の#1210.#
1212と同様である。補助光を発光した受光積分でも
焦点検出が不可能な場合は、#1232で表示回路(3
40)に焦点検出が不可能であることの警告表示を行な
って、AF7ラグ(AFF)を1にセットしてリターン
する(#1240.#1246)。
第14図乃至第17図によって、# 12 ’14ある
いは$1230のデフォーカス量演算サブルーチンにつ
いて説明する。
いは$1230のデフォーカス量演算サブルーチンにつ
いて説明する。
第14図は#1214の可視光下におけるデフォーカス
1演W(A)サブルーチンの一実施例である6#140
2乃至$140i3は焦点検出領域Fa1でのデフォー
カスILW−出を示している。$1402で焦点検出領
域Falに対応するローコンフラグ(LCFl)の状態
を↑q断し、7tグ(LCFI)が1ならば領域Fa、
での焦点検出、すなわちデフt−カス量の算出は不可能
なので#1408へ移行する。#1404では焦点検出
演算の結果にもとづきデフォーカス!(Δξ1)を算出
する。第6図を用いて説明したように、実際のフィルム
面である像面ベスト位置とAFセンサでの焦点検出によ
るAFセンサ停止位置との間には、あるズレが存在する
。従って、AFセンサの出力にもとづく焦点検出演算の
結果により得られたデフォーカス量(Δζ、1)は正確
に像面ベスト位置を示すことができない、そこで140
6で、像面ベスト位置にピントを合わすための補正演算
を行なっている。すなわち、以下の演算 Δξ1゛=Δξ1+Δ5Bon+Δ5boff ・・・
(1)によって補正が行なわれる。ここで、Δ5Bon
は従来データであり、ズーミングあるいはフォーカシン
グによって可変なデータ、Δ5boffは新データであ
りズーミングあるいはフォーカシング1こよって変化し
ない固定データである。
1演W(A)サブルーチンの一実施例である6#140
2乃至$140i3は焦点検出領域Fa1でのデフォー
カスILW−出を示している。$1402で焦点検出領
域Falに対応するローコンフラグ(LCFl)の状態
を↑q断し、7tグ(LCFI)が1ならば領域Fa、
での焦点検出、すなわちデフt−カス量の算出は不可能
なので#1408へ移行する。#1404では焦点検出
演算の結果にもとづきデフォーカス!(Δξ1)を算出
する。第6図を用いて説明したように、実際のフィルム
面である像面ベスト位置とAFセンサでの焦点検出によ
るAFセンサ停止位置との間には、あるズレが存在する
。従って、AFセンサの出力にもとづく焦点検出演算の
結果により得られたデフォーカス量(Δζ、1)は正確
に像面ベスト位置を示すことができない、そこで140
6で、像面ベスト位置にピントを合わすための補正演算
を行なっている。すなわち、以下の演算 Δξ1゛=Δξ1+Δ5Bon+Δ5boff ・・・
(1)によって補正が行なわれる。ここで、Δ5Bon
は従来データであり、ズーミングあるいはフォーカシン
グによって可変なデータ、Δ5boffは新データであ
りズーミングあるいはフォーカシング1こよって変化し
ない固定データである。
同様に、$1408乃至1412は焦点検出領域Faで
のデフォーカス量の算出フローであり、焦点検出演算の
結果にもとづいて得られたデフォーカスjl(Δ/、2
)を以下の演算によって補正している。
のデフォーカス量の算出フローであり、焦点検出演算の
結果にもとづいて得られたデフォーカスjl(Δ/、2
)を以下の演算によって補正している。
Δξ2゛=Δξ2+Δ5Bon ・・・(2)
すなわち、焦点検出領域Faは、光細土側距用光束を用
いた焦点検出なので、従来データΔ5Bonのみを用い
て補正を行なう、もちろんΔ5Bonは可変データであ
る。
すなわち、焦点検出領域Faは、光細土側距用光束を用
いた焦点検出なので、従来データΔ5Bonのみを用い
て補正を行なう、もちろんΔ5Bonは可変データであ
る。
@1414乃至[418は焦点検出領域Fa2でのデフ
ォーカス量の算出フローであり、補正演算としては(1
)式と同様であり、次のようになる。
ォーカス量の算出フローであり、補正演算としては(1
)式と同様であり、次のようになる。
Δξ3′=Δξ3+Δ5Bon+Δ5boff −(3
)この可視光下におけるデフォーカス1演K(A)サブ
ルーチンの特徴は、従来レンズのROMに従来データと
して記憶されている軸上の可変データΔ5Bonを利用
して、新たに軸外の可変データを作り出している点であ
り、そのために新たに記憶すべきデータ(新データ)は
固定データΔ5boffだけでよい。また、焦点検出領
域Fa、とFazは、レンズの光軸に対してほぼ対称な
領域を通過した光束にもとづいて焦点検出を行なうので
、補正演算に対して用いる補正量(Δ5bof f )
は1つだけ記憶しておけばよい。
)この可視光下におけるデフォーカス1演K(A)サブ
ルーチンの特徴は、従来レンズのROMに従来データと
して記憶されている軸上の可変データΔ5Bonを利用
して、新たに軸外の可変データを作り出している点であ
り、そのために新たに記憶すべきデータ(新データ)は
固定データΔ5boffだけでよい。また、焦点検出領
域Fa、とFazは、レンズの光軸に対してほぼ対称な
領域を通過した光束にもとづいて焦点検出を行なうので
、補正演算に対して用いる補正量(Δ5bof f )
は1つだけ記憶しておけばよい。
第15図は#1230の補助光を用いたデフォーカス1
演W(A)サブルーチンの一実施例であり、第14図の
可視光下でのデフォーカス量補正演算と同じく、新デー
タの固定データと従来データの可変データを用いて新た
な可変データを作り出している。70−チャートの流れ
は第14図の場合と全く同一なので、補正演算に限って
だけ説明する。
演W(A)サブルーチンの一実施例であり、第14図の
可視光下でのデフォーカス量補正演算と同じく、新デー
タの固定データと従来データの可変データを用いて新た
な可変データを作り出している。70−チャートの流れ
は第14図の場合と全く同一なので、補正演算に限って
だけ説明する。
補助光として赤外光を被写体に投射し、被写体から反射
してくる赤外光を受光して焦点検出を行なう場合には、
レンズの色収差のために可視光下における焦点検出時の
デフォーカス量の補正とはまた別の補正が必要となる(
第6図参照)、光細土側距用光束を用いる焦点検出領域
Faで得られた焦点検出演算によるデフォーカス量(Δ
ξ2)の補正は次の式によって行なわれる。
してくる赤外光を受光して焦点検出を行なう場合には、
レンズの色収差のために可視光下における焦点検出時の
デフォーカス量の補正とはまた別の補正が必要となる(
第6図参照)、光細土側距用光束を用いる焦点検出領域
Faで得られた焦点検出演算によるデフォーカス量(Δ
ξ2)の補正は次の式によって行なわれる。
Δξ2゛=Δξ2+Δ5Bon十(aXΔIRon+b
)・・・(4) ここで、ΔIRonは従来データであり、ズーミングあ
るいはフォーカシングによって可変なデータである。a
は、本実施例で使用される補助光の使用赤外波長におけ
る補正量ΔIRon’と、波長800nmの赤外光を用
いたときの補正量ΔIRonとの比を示す補正係数であ
る。従来レンズ、新レンズともに、レンズ情報として記
憶されている補正量ΔIRonは波長800nwでの補
正量であるので、波長800nm以外の波長を持つ補助
光を投射した場合は、その波長に見合う補正が必要とな
る。補正係数aとしてΔIRon’とΔIRonの比を
持つのは赤外波長域では撮影レンズの色収差が線型的に
変化し、またこの比率がズーミングあるいはフォーカシ
ングによってもあまり変化しないからである。bは、本
実施例で使用されるオートフォーカスセンサモジュール
(第3図の点線、ブロックAF部分)の使用赤外波長に
おける赤外光特性、すなわち、オート7オーカスセンサ
モジユールのΔIR補正値である。このa、bの補正係
数あるいは補正値は、ボディ内のE2PROMに記憶さ
れている。
)・・・(4) ここで、ΔIRonは従来データであり、ズーミングあ
るいはフォーカシングによって可変なデータである。a
は、本実施例で使用される補助光の使用赤外波長におけ
る補正量ΔIRon’と、波長800nmの赤外光を用
いたときの補正量ΔIRonとの比を示す補正係数であ
る。従来レンズ、新レンズともに、レンズ情報として記
憶されている補正量ΔIRonは波長800nwでの補
正量であるので、波長800nm以外の波長を持つ補助
光を投射した場合は、その波長に見合う補正が必要とな
る。補正係数aとしてΔIRon’とΔIRonの比を
持つのは赤外波長域では撮影レンズの色収差が線型的に
変化し、またこの比率がズーミングあるいはフォーカシ
ングによってもあまり変化しないからである。bは、本
実施例で使用されるオートフォーカスセンサモジュール
(第3図の点線、ブロックAF部分)の使用赤外波長に
おける赤外光特性、すなわち、オート7オーカスセンサ
モジユールのΔIR補正値である。このa、bの補正係
数あるいは補正値は、ボディ内のE2PROMに記憶さ
れている。
これに対し、光軸外側圧用光束を用いる焦点検出領域F
alあるいはFa2で得られたデフォーカス量(Δξと
する)の補正は以下の式による。
alあるいはFa2で得られたデフォーカス量(Δξと
する)の補正は以下の式による。
Δξ1=Δξ十Δ5Bon+
(aXΔIRon十す十Δ1roff) −(5)Δ1
roffは新データであり、ズーミングあるいはフォー
カシングによって変化しない固定データである。新デー
タとして記憶すべきデータは、固定データΔ1roff
だけでよい。
roffは新データであり、ズーミングあるいはフォー
カシングによって変化しない固定データである。新デー
タとして記憶すべきデータは、固定データΔ1roff
だけでよい。
第16図は、可視光下におけるデフォーカス1演K(B
)サブルーチンであり、第14図の別の実施例である。
)サブルーチンであり、第14図の別の実施例である。
焦点検出領域Fa、、Fa2での補正に対しては、可変
な従来データ(Δ5Bon)を用いることなく、新デー
タとしてズーミングあるいはフォーカシングによって可
変なデータΔ5Boffをあらかじめ記憶していること
を特徴とする。すなわち、焦点検出領域Fa+あるいは
Fa2で得られたデフォーカス量(Δξとする)の補正
は次のように行なわれる。
な従来データ(Δ5Bon)を用いることなく、新デー
タとしてズーミングあるいはフォーカシングによって可
変なデータΔ5Boffをあらかじめ記憶していること
を特徴とする。すなわち、焦点検出領域Fa+あるいは
Fa2で得られたデフォーカス量(Δξとする)の補正
は次のように行なわれる。
Δξ゛=Δξ+Δ5Boff ・・・
(6)焦点検出領域Faについては、軸上補正データΔ
5Bonを用いた(2)式と同じである。
(6)焦点検出領域Faについては、軸上補正データΔ
5Bonを用いた(2)式と同じである。
新データを記憶するためのROMの容量はズーミングあ
るいはフォーカシングによって変化する分だけ当然増加
するが、軸上と軸外でのAFセンサ停止位置の差Δ5b
offがズーミングあるいはフォーカシングによって大
きく変化するレンズに対しては有効である。
るいはフォーカシングによって変化する分だけ当然増加
するが、軸上と軸外でのAFセンサ停止位置の差Δ5b
offがズーミングあるいはフォーカシングによって大
きく変化するレンズに対しては有効である。
第17図は、補助光を用いたデフォーカス1演W(B)
サブルーチンであり、第15図の別の実施例である。第
16図と同様、新データとしてズーミングあるいはフォ
ーカシングによって可変なデータΔr Rofrをレン
ズ内のROMに記憶している。従って焦点検出領域Fa
、あるいはFagで得られたデフォーカス量(Δことす
る)の補正は次のように行なわれる。
サブルーチンであり、第15図の別の実施例である。第
16図と同様、新データとしてズーミングあるいはフォ
ーカシングによって可変なデータΔr Rofrをレン
ズ内のROMに記憶している。従って焦点検出領域Fa
、あるいはFagで得られたデフォーカス量(Δことす
る)の補正は次のように行なわれる。
Δξ°=Δξ十Δ5Bon+
(aXΔI Roff+b) ”(7)焦点検出領域
Faについては、軸上補正データΔ5Bon、ΔIRo
nを用いた(4)式と同じである。
Faについては、軸上補正データΔ5Bon、ΔIRo
nを用いた(4)式と同じである。
第12図に戻って、1234は上述の#1214あるい
は$1230で得られた複数の焦点検出領域のデフす一
カス量から、レンズ駆動に必要なレンズ制御用デフォー
カス量を演算するレンズ制御用デフォーカス量算出サブ
ルーチンである。
は$1230で得られた複数の焦点検出領域のデフす一
カス量から、レンズ駆動に必要なレンズ制御用デフォー
カス量を演算するレンズ制御用デフォーカス量算出サブ
ルーチンである。
#1236では、算出された制御用デフォーカス量をも
とに現在のレンズ位置が合焦状態にあるか否かを判断し
、合焦状態にあるのなら、拌1238で表示回路(34
0)に合焦状態を示す表示を行って#1240へ移行す
る。合焦状態にないのなら、制御用デフォーカス量演算
で得られた制御用デフォーカス量と、ROMに記憶され
ている変換係数により必要なレンズ駆動量を算出しく$
1242)、レンズを駆動して(#1244)、$12
38の合焦表示の70−へ移行する。
とに現在のレンズ位置が合焦状態にあるか否かを判断し
、合焦状態にあるのなら、拌1238で表示回路(34
0)に合焦状態を示す表示を行って#1240へ移行す
る。合焦状態にないのなら、制御用デフォーカス量演算
で得られた制御用デフォーカス量と、ROMに記憶され
ている変換係数により必要なレンズ駆動量を算出しく$
1242)、レンズを駆動して(#1244)、$12
38の合焦表示の70−へ移行する。
第18図は、第12図#1234の制御用デフォーカス
量演算サブルーチンを詳細に示すものである。まず、#
1802でボディ内のRAMに格納されているレンズ情
報のうちAF可否信号を受は取り、そのデータに応じて
それぞれの70−へ移行する。例えば、AF可否信号が
(OOH)であった場合は、#1806のΔ(=r(Δ
ξ1゛、Δξ2゛、Δξ3’)によってレンズ制御用デ
フォーカス量が演W、される。関数fは、複数の焦、α
検出領域のデフォーカス量Δξ1 +、Δξ2′、Δξ
3゛がら有効なデフォーカス量だけを選んで、所定の評
価フルゴリスムに従ってレンズ制御用デフォーカス量を
算出するが、本発明の要旨とは関係がないので詳述はし
ない。AF可否信号が(OIH)である場合は、#18
10で焦点検出領域F−aで検出されたデフォーカス量
がそのままレンズ制御用のデフォーカス量とさ紅る。A
F可否信号が(02H)、(03H)、(04H)の場
合もそれぞれの70−に従ったレンズ制御用デフォーカ
ス量が算出される。詳しくは、本出願人がすでに出願し
た例えば特開昭61−55618号公報に述べられてい
る。
量演算サブルーチンを詳細に示すものである。まず、#
1802でボディ内のRAMに格納されているレンズ情
報のうちAF可否信号を受は取り、そのデータに応じて
それぞれの70−へ移行する。例えば、AF可否信号が
(OOH)であった場合は、#1806のΔ(=r(Δ
ξ1゛、Δξ2゛、Δξ3’)によってレンズ制御用デ
フォーカス量が演W、される。関数fは、複数の焦、α
検出領域のデフォーカス量Δξ1 +、Δξ2′、Δξ
3゛がら有効なデフォーカス量だけを選んで、所定の評
価フルゴリスムに従ってレンズ制御用デフォーカス量を
算出するが、本発明の要旨とは関係がないので詳述はし
ない。AF可否信号が(OIH)である場合は、#18
10で焦点検出領域F−aで検出されたデフォーカス量
がそのままレンズ制御用のデフォーカス量とさ紅る。A
F可否信号が(02H)、(03H)、(04H)の場
合もそれぞれの70−に従ったレンズ制御用デフォーカ
ス量が算出される。詳しくは、本出願人がすでに出願し
た例えば特開昭61−55618号公報に述べられてい
る。
(発明の効果)
以上、詳述したことがらも明らかなように、本発明のレ
ンズ交換式カメうの焦点検出システムにあっては、検出
されたデフォーカス量は、判定手段の判定にもとづいて
、デフォーカス量補正手段の第1の手段により可変デー
タを用いて補正されるか、第2の手段により可変データ
と固定データとにより補正される。
ンズ交換式カメうの焦点検出システムにあっては、検出
されたデフォーカス量は、判定手段の判定にもとづいて
、デフォーカス量補正手段の第1の手段により可変デー
タを用いて補正されるか、第2の手段により可変データ
と固定データとにより補正される。
従って、デフォーカス量補正手段での補正に必要な可変
データが2つあり、その2つのデータ間の差が略一定で
あれば、基本となる可変データと別の可変データを作る
のに必要となる固定データ(差に相当する)を補正量記
憶手段に記憶するだけでよく、ROM等の容量の負担を
軽減化することができ、記憶すべき可変データの増加に
伴うROM等の容量の飽和を防ぐことができる。
データが2つあり、その2つのデータ間の差が略一定で
あれば、基本となる可変データと別の可変データを作る
のに必要となる固定データ(差に相当する)を補正量記
憶手段に記憶するだけでよく、ROM等の容量の負担を
軽減化することができ、記憶すべき可変データの増加に
伴うROM等の容量の飽和を防ぐことができる。
また、本発明の交換レンズにあっても、補正量記憶手段
に記憶するデフォーカス量補正のためのレンズデータは
、少なくとも2つの可変データに対し少なくとも1つの
可変データと1つの固定データであればよく、交換レン
ズに搭載されるROMw?、)容量。負担を軽減讐、ユ
と7,7き、。交換レンX’(nROM等の容量は限ら
れているので、このような手段を用いることはコストの
低減にもつながる。
に記憶するデフォーカス量補正のためのレンズデータは
、少なくとも2つの可変データに対し少なくとも1つの
可変データと1つの固定データであればよく、交換レン
ズに搭載されるROMw?、)容量。負担を軽減讐、ユ
と7,7き、。交換レンX’(nROM等の容量は限ら
れているので、このような手段を用いることはコストの
低減にもつながる。
第1図は本発明の一実施例の全体回路構成を示すブロッ
ク図、tjtJ2図は制御CPUの入出力端子の構成を
示す図、第3図は本発明の一実施例における焦点検出用
光学装置の概略図、第4図は被写界の焦点検出領域を示
すファイング内見え図、第5図は種々の交換レンズの瞳
面における紋りマスクの逆投影図、第6図はAFセンサ
による合焦位置と撮影レンにの収差に基づく像面ベスト
位置との関係を示す図、第7図は制御CPUの主動作を
示す70−チャート、第8図はROMデータ読み込みサ
ブルーチンを示すフローチャート、Pt5s図はボディ
内のRAMへの読み込みサブルーチンを示すフローチャ
ート、第10図は制御CPUへのシリアル割込み処理ル
ーチンを示す70−チャート、Pt511図はボディ内
データテーブル参照サブルーチンを示すフローチャート
、第12図は自動焦点検出サブルーチンを示す70−チ
ャート、第13図は焦点検出演算サブルーチンを示す7
0−チャート、第14図は可視光下におけるデフォーカ
ス量演算サブルーチンの一実施例を示すフローチャート
、r515図は補助光を用いたデフォーカス量演算サブ
ルーチンの一実施例を示す70−チャート、@16図は
可視光下におけるデフォーカス量演算サブルーチンの別
の実施例を示すフローチャート、第17図は補助光を用
いたデフォーカス量演算サブルーチンの別の実施例を示
す70−チャート、第18図はレンズ制御用デフす一カ
ス量算出サブルーチンを示す70−チャート、第19図
はレンズ内のROMのエリアマツプ、fpJ20図はボ
ディ内データテーブルのエリアマツプである。 出願人 ミノルタカメラ株式会社 IP12図 %r> 山 瞭 帰 U) α) 第5図(し) 第6図 第9図 第10図 第11図 第14図
ク図、tjtJ2図は制御CPUの入出力端子の構成を
示す図、第3図は本発明の一実施例における焦点検出用
光学装置の概略図、第4図は被写界の焦点検出領域を示
すファイング内見え図、第5図は種々の交換レンズの瞳
面における紋りマスクの逆投影図、第6図はAFセンサ
による合焦位置と撮影レンにの収差に基づく像面ベスト
位置との関係を示す図、第7図は制御CPUの主動作を
示す70−チャート、第8図はROMデータ読み込みサ
ブルーチンを示すフローチャート、Pt5s図はボディ
内のRAMへの読み込みサブルーチンを示すフローチャ
ート、第10図は制御CPUへのシリアル割込み処理ル
ーチンを示す70−チャート、Pt511図はボディ内
データテーブル参照サブルーチンを示すフローチャート
、第12図は自動焦点検出サブルーチンを示す70−チ
ャート、第13図は焦点検出演算サブルーチンを示す7
0−チャート、第14図は可視光下におけるデフォーカ
ス量演算サブルーチンの一実施例を示すフローチャート
、r515図は補助光を用いたデフォーカス量演算サブ
ルーチンの一実施例を示す70−チャート、@16図は
可視光下におけるデフォーカス量演算サブルーチンの別
の実施例を示すフローチャート、第17図は補助光を用
いたデフォーカス量演算サブルーチンの別の実施例を示
す70−チャート、第18図はレンズ制御用デフす一カ
ス量算出サブルーチンを示す70−チャート、第19図
はレンズ内のROMのエリアマツプ、fpJ20図はボ
ディ内データテーブルのエリアマツプである。 出願人 ミノルタカメラ株式会社 IP12図 %r> 山 瞭 帰 U) α) 第5図(し) 第6図 第9図 第10図 第11図 第14図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)レンズ交換式カメラの焦点検出システムにおいて
、 交換レンズを通過した被写体からの光束より光像を形成
する光学手段と、 上記光像を受光して電気信号に変換する受光手段と、 上記受光手段の出力に基づいて被写体に対する交換レン
ズの焦点検出を行い被写体に対するデフォーカス量を演
算する焦点検出手段と、 交換レンズに固有のデータでレンズの特性の変化に対し
て変化する可変データ、及び、交換レンズに固有のデー
タでレンズの特性の変化に対して変化しない固定データ
を記憶した補正量記憶手段と、 少なくとも補正量記憶手段の可変データを用いてデフォ
ーカス量を補正する第1の手段、及び、少なくとも補正
量記憶手段の可変データ及び固定データの両方を用いて
デフォーカス量を補正する第2の手段とを有するデフォ
ーカス量補正手段と、所定の条件に応じてデフォーカス
量補正手段の第1の手段を使用するか第2の手段を使用
するかを判定する判定手段と、 デフォーカス量補正手段で補正されたデフォーカス量に
もとづいて交換レンズを駆動するレンズ駆動手段と、を
有することを特徴とするレンズ交換式カメラの焦点検出
システム。(2)上記光学手段は撮影画面の複数の領域
にある被写体からの光束よりそれぞれ光像を形成し、上
記受光手段および焦点検出手段は複数の領域にある被写
体に対応したデフォーカス量をそれぞれ算出し、上記判
定手段は被写体のそれぞれの領域に応じて上記デフォー
カス量補正手段の第1の手段を使用するか第2の手段を
使用するかを判定し、上記デフォーカス量補正手段はさ
らに複数の補正されたデータから上記レンズ駆動手段に
用いるデフォーカス量を決定する決定手段を有している
ことを特徴とする請求項(1)記載のレンズ交換式カメ
ラの焦点検出システム。 (3)上記補正量記憶手段の可変データは撮影レンズの
ズーミングあるいはフォーカシングに応じて変化するこ
とを特徴とする請求項(2)記載のレンズ交換式カメラ
の焦点検出システム。 (4)上記補正量記憶手段は可変データとして第1の可
変データを記憶し、固定データとして第1の固定データ
を記憶したことを特徴とする請求項(3)記載のレンズ
交換式カメラの焦点検出システム。 (5)上記補正量記憶手段は可変データとして第1の種
類の可変データとさらに第2の種類の可変データを記憶
し、固定データとして第1の固定データとさらに第2の
固定データを記憶し、上記デフォーカス量補正手段の第
1の手段は上記補正量記憶手段の第1の種類の可変デー
タと第2の種類の可変データの両方を用い、第2の手段
は第1の種類の可変データと第2の種類の可変データと
さらに第2の固定データを用いることを特徴とする請求
項(4)記載のレンズ交換式カメラの焦点検出システム
。 (6)交換レンズを通過した被写体からの光束にもとづ
いて交換レンズのデフォーカス量を演算し、得られたデ
フォーカス量を補正して交換レンズを駆動するレンズ交
換式カメラの焦点検出システムに使用される交換レンズ
において、該交換レンズは上記デフォーカス量を補正す
るためのレンズの特性の変化に対して変化する可変デー
タ、及び、レンズの特性の変化に対して変化せず、かつ
上記可変データを修正するために用いられる固定データ
とを記憶した補正量記憶手段を有することを特徴とする
交換レンズ。 (7)上記補正量記憶手段の可変データは撮影レンズの
ズーミングあるいはフォーカシングに応じて変化するこ
とを特徴とする請求項(6)記載の交換レンズ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4813088A JPH01221713A (ja) | 1988-02-29 | 1988-02-29 | レンズ交換式カメラの焦点検出システム、及びそれに用いられる交換レンズ |
US07/315,845 US5003336A (en) | 1988-02-29 | 1989-02-27 | Camera system |
US07/636,608 US5214464A (en) | 1988-02-29 | 1990-12-31 | Camera system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4813088A JPH01221713A (ja) | 1988-02-29 | 1988-02-29 | レンズ交換式カメラの焦点検出システム、及びそれに用いられる交換レンズ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01221713A true JPH01221713A (ja) | 1989-09-05 |
Family
ID=12794746
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4813088A Pending JPH01221713A (ja) | 1988-02-29 | 1988-02-29 | レンズ交換式カメラの焦点検出システム、及びそれに用いられる交換レンズ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01221713A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5347340A (en) * | 1992-10-15 | 1994-09-13 | Nikon Corporation | Camera having a focus detection device and interchangeable lens |
US7414231B2 (en) | 2004-09-29 | 2008-08-19 | Canon Kabushiki Kaisha | Focus-state detecting device, image sensing apparatus and image sensing system having same and lens unit mounted thereon |
-
1988
- 1988-02-29 JP JP4813088A patent/JPH01221713A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5347340A (en) * | 1992-10-15 | 1994-09-13 | Nikon Corporation | Camera having a focus detection device and interchangeable lens |
US7414231B2 (en) | 2004-09-29 | 2008-08-19 | Canon Kabushiki Kaisha | Focus-state detecting device, image sensing apparatus and image sensing system having same and lens unit mounted thereon |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6263164B1 (en) | Distance measuring apparatus | |
US4900911A (en) | Focus detecting system utilizing correction data on aberrations of the photographic lens | |
US4912493A (en) | Camera system | |
US6097897A (en) | Camera | |
US5892987A (en) | Flash-assisted photographing system and a device for use in the same | |
US5214464A (en) | Camera system | |
US4833498A (en) | Camera | |
US5960219A (en) | Distance metering device and an optical apparatus provided with the same | |
US5526083A (en) | Finder system of a camera | |
US5003336A (en) | Camera system | |
US4984007A (en) | Exposure control apparatus for camera | |
JP2621304B2 (ja) | カメラシステム | |
JPH01221713A (ja) | レンズ交換式カメラの焦点検出システム、及びそれに用いられる交換レンズ | |
JP2730036B2 (ja) | レンズ交換式カメラの焦点検出システム、及び、それに用いられる交換レンズ | |
JP4274607B2 (ja) | カメラボディの露出制御方法、及び交換レンズ | |
JP2629245B2 (ja) | レンズ交換式カメラの焦点検出システム、及び、それに用いられる交換レンズ | |
JP4950634B2 (ja) | 撮像装置及び撮像システム | |
JPS61159611A (ja) | 自動焦点調節手段を備えたカメラおよびその交換レンズ | |
JPH01221712A (ja) | 交換レンズ | |
JP3214117B2 (ja) | 交換レンズ及び焦点検出可能なカメラ | |
JP5171124B2 (ja) | 焦点調節装置、撮像装置および、焦点調節方法 | |
JP2006119454A (ja) | 撮像装置および撮像装置の測光方法 | |
JPH0519158A (ja) | カメラ | |
US5752101A (en) | Flash light amount controlling apparatus | |
JPH04323505A (ja) | 測長装置を内蔵したカメラ |