JPH01220959A - ファクシミリ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明はワードプロセッサで作成したデータを原稿読取
部を介さず送信するファクシミリ装置に関する。

（従来の技術） 従来この種のファクシミリ装置は第４図に示　　　゛す
如く構成されている。即ち、ファクシミリ装置１は接続
ケーブル３とコードデータ／画信号変換部４を介してワ
ードプロセッサ２に接続されている。ワードプロセッサ
２によって作成された文章等に対応するワープロコード
データはワードプロセッサ２のデータ送出部２１から接
続ケーブル３を介してコードデータ／画信号変換部４に
送出される。ここでワープロコードデータはファクシミ
リに転送し得る画データに変換され、更に接続ケーブル
３を介してファクシミリ装置１のデータ入力部１１に入
力される。ここで、通常ファクシミリ装置１のＣＰ　Ｕ
　１２はスイッチ１３を端子ａ側に切換えておく。従っ
て、データ入力部１１によってファクシミリ内に取り込
まれた画データはＭＨ／ＭＲコーダ、デコーダ（符号化
／復号化部）１４にてＭＨ／ＭＲ変換されてモデム１５
に入力される。モデム１５は入力画データを変調し、こ
の変調画データをＮＣＵ１６から電話回線５上に送出す
る。相手側のファクシミリ装置（図示せず）は電話回線
５上の変調画データを通常の画データとして受信し、こ
れを記録紙に印字出力する。一方、相手側のファクシミ
リ装置がワープロコードをファクシミリの画データに変
換するワープロコードデータ／画信号変換部を持ってい
る場合、ＣＰ　Ｕ　１２はスイッチ１３を端子す側に切
り換えると共に、コードデータ／７信号変換部４の変換
動作を停止して、ワープロコードデータをそのままデー
タ入力部１１よりファクシミリ内に取り込む。ファクシ
ミリ内に取り込まれたワープロコードデータは直ちにモ
デム１５にて変調された後、ＮＣＵ１６から電話回線５
上に送出される。このため、相手側のファクシミリ装置
は受信したワープロコードデータを内蔵のワープロコー
ドデータ／画信号変換部にて画データに変換し、これを
記録部にて印字出力する。

しかし、上記のような従来のファクシミリ装置では、ワ
ードプロセッサ２がケーブル３を介してファクシミリ装
置１に接続されていなければならず、このためワードプ
ロセッサ２はファクシミリ装置１に近接して設置される
ことになり、ワードプロセッサ２の設置場所が固定化さ
れるという欠点があった。また、ファクシミリ装置１に
接続されたワードプロセッサ２の作成データしかファク
シミリ送信できないという欠点があった。これはワード
プロセッサがパーソナル化されている現状からは非常に
不便であり、また、接続ケーブル３は標準化されていな
く、接続できるのは特定のファクシミリ装置及びワード
プロセッサに限られるため、この点でも汎用性がなく不
便である。

（発明が解決しようとする課題） 従来のワードプロセッサの作成データを送信するファク
シミリ装置では、ファクシミリ装置とワードプロセッサ
をケーブルにて接続しなければならないため、ワードプ
ロセッサの設置場所がファクシミリ装置のそばに固定化
されてしまう欠点があった。また、ファクシミリ装置に
接続されたワードプロセッサの作成データしかファクシ
ミリ送信できない欠点があると共に、前記ケーブルが標
準化されていないため特定のワードプロセッサとファク
シミリ装置しか接続できず、汎用性がないという欠点が
あった。そこで本発明は上記の欠点を除去するもので、
ワードプロセッサをファクシミリ装置にケーブル等によ
って接続することなく前記ワードプロセッサの作成デー
タを前記ファクシミリ装置に入力して送信し得るファク
シミリ装置を提供することにある。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 本発明は、ワードプロセッサの作成データを原稿読取部
を介さず入力して送信するファクシミリ装置において、
ワードプロセッサの作成データを記憶する記憶媒体から
データを読み出すデータ読み出し手段と、入力データを
ファクシミリ装置で使用する画信号に変換するデータ変
換手段と、前記データ読み出し手段によって前記記憶媒
体から読み出されたデータを前記データ変換手段に入力
するインターフェース手段と、前記データ変換手段から
得られる画信号を符号化した後変調して回線上に送出す
る送信手段とを具備した構成を有している。

（作用） 本発明のファクシミリ装置において、データ読み出し手
段はワードプロセッサの作成データを記憶する再設性の
記憶媒体からデータを読み出し、これをインターフェー
ス手段を介してデータ変換手段に出力する。データ変換
手段は入力データをファクシミリ装置で使用する画信号
に変換して、この変換データを送信手段に出力する。送
信手段は入力される画信号を符号化した後変調して回線
上に送出する。これにより、ファクシミリ装置にワード
プロセッサをケーブル等で接続することなく、ワードプ
ロセッサの作成データをファクシミリ装置から送信する
ことができる。

（実施例） 以下本発明の一実施例を従来例と同一部には同一符号を
付して図面を参照して説明する。第１図は本発明のファ
クシミリ装置の一実施例を示したブロック図である。、
１はワードプロセッサで作成したデータを原稿読取部を
介さず送信できるファクシミリ装置、５はファクシミリ
装置１が接続される電話回線、１２はファクシミリ装置
全体の動作を制御するＣＰＬＪ、１４は画データを符号
化／復号化するＭＨ／ＭＲコーダ、デコーダ、１５はデ
ータを変／復調するモデム、１６は回線５を捕捉／解放
する網制御装置（ＮＣＵ＞、１７はワープロコードをフ
ァクシミリ用画データに変換するコードデータ／画信号
変換部、１８は受信画データを記録紙に印字出力するプ
リンタ、１９はフロッピーディスクにデータを読み書き
するフロッピーディスクドライブ部、２０はフロッピー
ディスクドライブ部にデータを入出力するフロッピーデ
ィスクインターフェース、２１はＣＰＵ１２ヘデータ及
び動作モード等を入力する入力部である。

次に本実施例の動作について説明する。先ずワープロデ
ータを送信する場合、フロッピーディスクに作成データ
を書き込むことができるワードプロセッサを用いて、文
章等を別途作成し、作成した文章をフロッピーディスク
に書き込む。この場合フロッピーディスクにはワードプ
ロセッサで作成したデータがワープロコードデータで書
き込まれる。ワードプロセッサで作成したデータが書き
込まれたフロッピーディスクを第１図に示したファクシ
ミリ装置１のフロッピーディスクドライブ部１９に挿入
すると、ＣＰＵ１２は第２図のフローチャートに示した
動作を行って前記ワードプロセッサで作成したデータを
送信する。先ず、ステップ２０１にてフロッピーディス
クのフロッピーディスクドライブ部１９への挿入待ちを
行ない、挿入されたならばステップ２０２にて入力部２
１から入力されるダイヤル情報に基づいて相手先に回線
を接続した後、ステップ２０３にてフロッピーディスク
からワープロコードデータをフロッピーディスクインタ
ーフェース２０を介して読み込む。次にステップ２０４
にて相手先ファクシミリ装置はコードデータ／画信号変
換器を持っているか否かを判定し、持っている場合はス
テップ２０５へ行き、持っていない場合はステップ２０
６へ行く。ステップ２０６では読み込んだワープロコー
ドデータをコードデータ／画信号変換部１７にて画信号
に変換した後、更にステップ２０７にて前記画信号をＭ
Ｈ／ＭＲコーダ、デコーダ１４で符号化する。次にステ
ップ２０Ｂではこの符号化画データをモデム１５により
変調した後、ＮＣＵ１６から電話回線５上に送出する。

一方ステップ２０５ではフロッピーディスクから読み込
んだワープロコードデータを送信データとして直接モデ
ム１５に送って、ステップ２０Ｂの処理へ行く。なお、
受信側にコードデータ／画信号変換器があるか否かはオ
ペレータが入力部２１からＣＰ　ｔＪ　１２へ知らせる
ものとする。ここで、ステップ２０６．２０７の処理を
した場合はＮＣＵ１６から通常の画データが電話回線５
上に送出されるため、どのようなファクシミリ装置にて
も受信することができる。ステップ２０５から直接２０
Ｂへ行く場合は直接ワープロコードデータが電話回線上
に送出されるため、送信処理を速くすることができ、回
線占有時間を短時間とすることができる。

次に、ワードプロセッサでの作成データを受信する場合
、第１図で示したＣＰＵ２は第３図のフローチャートに
示す動作を行う。先ず、ステップ３０１にて呼び出しに
応じて受信動作を開始し、ステップ３０２にてプロトコ
ル通信中にワードプロセッサからのデータ送信を示す信
号を受信したか否かを判定し、受信しない場合はステッ
プ３０３にて通常の画データの受信制御を行って処理を
終了する。ステップ３０２にてワードプロセッサからの
データ受信であると判定された場合、ステップ３０４に
てＮＣＬｌｌＢより受信されたワープロコードデータを
モデム１５で復調した後、ステップ３０５にてフロッピ
ーディスクに書き込むか記録紙に印字出力するかを判定
し、フロッピーディスクに書き込む場合はステップ３０
Ｂへ行き、記録紙に印字出力する場合はステップ３０７
へ行く。ステップ３０Ｂでは受信したワープロコードデ
ータをフロッピーディスクインターフェース２０を介し
てフロッピーディスクドライブ部１９に送って、受信し
たワープロコードデータをフロッピーディスクに書き込
んで処理を終了する。ステップ３０７ではモデム１５に
て復調したワープロコードデータをコードデータ／画信
号部１７にて画データに変換させた後、プリンタ１８へ
送る。ステップ３０８にてプリンタ１８を制御して受信
データを記録紙に印字出力させて処理を終了する。なお
、ステップ３０６にて受信したワープロコードデータが
書き込まれたフロッピーディスクはワードプロセッサに
セットすることにより、書き込まれた内容を印字出力さ
せることができる。

なお、オペレータは入力部２１から受信データをフロッ
ピーディスクに書き込むか、プリンタにて記録紙に印字
出力させるかを予めＣＰ　Ｕ　１２に指示しておくもの
とする。

本実施例によれば、ワードプロセッサにて作成したデー
タをフロッピーディスクに書き込み、このフロッピーデ
ィスクをファクシミリ装置１にセットすることにより、
ワードプロセッサにて作成したデータをファクシミリ装
置１により送信することができる。このため、ワードプ
ロセッサとファクシミリ装置１をケーブル等で接続する
必要がなくなり、ワードプロセッサを任意の場所に設置
することができる。また、同じフォーマットのフロッピ
ーディスクを持つワードプロセッサであるならば、どの
ワードプロセッサで作成したデータでも共通のファクシ
ミリ装置にて送信することができ、汎用性を向上させる
ことができる。更にファクシミリ装置１にて受信したデ
ータをフロッピーディスクに書き込むことにより、受信
したデータをワードプロセッサにて印字出力することも
できる。

［発明の効果］ 以上記述した如く本発明のファクシミリ装置によれば、
ワードプロセッサをファクシミリ装置にケーブル等によ
って接続することなく前記ワードプロセッサの作成デー
タを前記ファクシミリ装置に入力して送信し得る効果が
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のファクシミリ装置の一実施例を示した
ブロック図、第２図は第１図に示したＣＰＵの送信時の
動作フローチャート、第３図は第１図に示したＣＰＵの
受信時の動作フローチャート、′Ｍ４図は従来のファク
シミリ装置の一例を示したブロック図である。 １・・・ファクシミリ装置 １２・・・ＣＰＵ １４・・・ＭＨ／ＭＲコーダ、デコーダ１５・・・モデ
ム １６・・・ＮＣＵ １７・・・コードデータ／画信号変換部１８・・・プリ
ンタ １９・・・フロッピーディスク部 ２０・・・フロッピーディスクインターフェース部２１
・・・入力部 代理人　弁理士　　則　近　憲　缶 周　　山王　− 第２図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ワードプロセッサの作成データを原稿読取部を介さず入
   力して送信するファクシミリ装置において、ワードプロ
   セッサの作成データを記憶する記憶媒体からデータを読
   み出すデータ読み出し手段と、入力データをファクシミ
   リ装置で使用する画信号に変換するデータ変換手段と、
   前記データ読み出し手段によつて前記記憶媒体から読み
   出されたデータを前記データ変換手段に入力するインタ
   ーフェース手段と、前記データ変換手段から得られる画
   信号を符号化した後変調して回線上に送出する送信手段
   とを具備したことを特徴とするファクシミリ装置。