JPH01219760A - 静電荷像現像用現像剤 - Google Patents

静電荷像現像用現像剤

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JPH01219760A
JPH01219760A JP63044365A JP4436588A JPH01219760A JP H01219760 A JPH01219760 A JP H01219760A JP 63044365 A JP63044365 A JP 63044365A JP 4436588 A JP4436588 A JP 4436588A JP H01219760 A JPH01219760 A JP H01219760A
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博英 谷川
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [従来の技術] 本発明は、電子写真、静電記録の如き画像形成方法にお
ける静電荷潜像を顕像化するための磁性トナーに関する
[背景技術] 近年、電子写真複写機等画像形成装置が広く普及するに
従い、その用途も多種多様に広がり、その画像品質への
要求も厳しくなってきている。−般の書類、書物の如き
画像の複写では、微細な文字に至るまで、つぶれたり、
とぎれたりすることなく、極めて微細かつ忠実に再現す
ることが求められている。特に、画像形成装置が有する
感光体上の潜像が100卯以下の線画像の場合に細線再
現性が一般に悪く、線画像の鮮明さがいまだ充分ではな
い。また、最近、デジタルな画像信号を使用している電
子写真プリンターの如き画像形成装置では、潜像は一定
電位のドツトが集まって形成されており、ベタ部、ハー
フトーン部およびライト部はドツト密度をかえることに
よって表現されている。ところが、ドツトに忠実にトナ
ー粒子がのらず、ドツトからトナー粒子がはみ出した状
態では、デジタル潜像の黒部と白部のドツト密度の比に
対応するトナー画像の階調性が得られないという問題点
がある。ざらに、画質を向上させるために、ドツト4ノ
イズを小さくして解像度を向上させる場合には、微小な
ドツトから形成される潜像の再現性がさらに困難になり
、解像度および階調性の悪い、シV−プネスざに欠けた
一画像となる傾向がおる。
また、初期においては良好な画質であるが、コピーまた
はプリントアウトを続けているうちに、画質が劣悪化し
てゆくことがある。この現象はコピーまたはプリントア
ウトを続けるうちに現像されやすいトナー粒子のみが先
に消費され、現像機中に、現像性の劣った1〜ナ一粒子
が蓄積し残留することによって起こると考えられる。
これまでに、画質をよくするという目的のために、いく
つかの現像剤が提案されている。特開昭51−3244
号公報では、粒度分布を規制して、画質の向上を意図し
た非磁性トナーが提案されている。
該トナーにおいて、8〜12即の粒径を有するトナーが
主体であり、比較的粗く、この粒径では本発明者らの検
討によると、潜像への緊密なる゛のり″は困難であり、
かつ、5柳以下が30個数%以下であり、20期以上が
5個数%以下であるという特性から、粒径分布はブロー
ドであるという点も均一性を低下させる傾向がある。
また、特開昭5IL−7205A号公報では、前者より
もシャープな分布を有する非磁性トナーが提案されてい
るが、中間の重さの粒子の寸法が8.5〜11、OjJ
Mと粗く、高解像性のトナーとしては、いまだ改良すべ
き余地を残している。
特開昭58−129437号公報では、平均粒径が6〜
10柳であり、最多粒子が5〜8μである非磁性トナー
が提案されているが、5卯以上の粒子が15個数%以下
と少なく、鮮鋭さの欠けた画像が形成される傾向がある
また、米国特許4.299.900号明細書では、20
〜35迦の磁性トナーを10〜50重量%有づる現像剤
を使用するジャンピング現像法が提案されている。
すなわち、磁性トナーを摩擦帯電させ、スリーブ上にト
ナー層を均一に薄く塗布し、ざらに現像剤の耐環境性を
向上させるために適したトナー粒径の工夫がなされてい
る。しかしながら、細線再現性、解像力等のざらに厳し
い要求を考えると、十分なものではなく、さらに改良が
求められている。
本発明者らは、このような中で磁性トナーの長い穂(ト
ナー粒子鎖)および乱れた穂が現像領域内のスリーブ表
面に存在することが問題である。
本発明者らの検討によれば、5問以下のトナー粒子が、
潜像の輪郭を明確に再現し、且つ潜像全体への緻密なト
ナーののりの主要なる機能を持つことが知見された。特
に、感光体上の静電荷潜像においては電気力線の集中の
ため、輪郭たるエツジ部は内部より電界強度が高く、こ
の部分に集まるトナー粒子の質により、画質の鮮鋭さが
決まる。
本発明者らの検討によれば5s1以下の粒子の量が画質
の鮮鋭さの問題点の解決に有効であることが判明した。
一方従来の乾式現像剤では、トナー粒子間、トナーとキ
ャリア間、トナーとスリーブ間の如きトナー担持体間に
於いて、トナー粒子表面に適正な帯電量を安定に保持さ
せ、かつトナー担持体。
キャリア等への汚染を防止し、さらに、転写効率を高め
るために、現像剤中にシリカ微粉体を添加することが知
られている。シリカ微粉体としては、地力ブリや反転カ
ブリ等の画質低下を防止する為に、トナー粒子の帯電性
と同極性の帯電性を示すシリカ微粉体を使用するのが理
想的である。
しかしながら、前述の如きトナー粒径を小さくした磁性
トナーを現像剤とした場合、トノ゛−粒子の単位重量当
たりの単位表面積が大きくなる為にトナー粒子当たりの
帯電量が大きく、このトナー粒子にざらに同極性の帯電
性を示すシリカ微粉体を添加した場合、特に高温低湿下
における長期使用時トナー粒子が帯電過剰となり画像濃
度低下。
ガ4ノツキ、飛び散り等の問題点が発生する。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明の目的は上述のごとき問題点を解決した現像剤を
提供するものである。
本発明の[目的は、特に高温低湿下に於いても、長期に
亘って適正で安定な荷電制御性を示し画像濃度が高く、
細線再現性9階調性の優れた現像剤を提供するものであ
る。
さらに本発明の目的は、転写性の優れた現像剤を提供す
るものである。
さらに本発明の目的は、少ない消費量で高い画像濃度を
えることの可能な現像剤を提供するものである。
さらに本発明の目的は、環境変動に対して性能の変化の
少ない現像剤を提供するものである。
[問題点を解決するための手段及び作用]本発明は、結
着樹脂及び磁性粉を少なくとも有する磁性トナーを含有
する静電荷像現像用現像剤であり、該磁性トナーが5期
以下の粒径を有する磁性トナー粒子を12〜60個数%
、8〜12.7sIの粒径を有する磁性トナー粒子を1
〜33個数%、16迦以上の粒径を有する磁性トナー粒
子を2.0体積%以下含有し、かつ磁性トナーの体積平
均粒径が4〜10庫である粒度分布を示し、ざらに該現
像剤が正帯電性シリカ微粉体及び負帯電性シリカ微粉末
を含′Fiすることを特徴とする静電荷像現像用現像剤
である。
上記の粒度分布を有する本発明の磁性トナーは、感光体
上に形成された潜像の細線に至るまで、忠実に再現する
ことが可能であり、網点およびデジタルのようなドツト
潜像の再現にも優れ階調性及び解像性にすぐれた画像を
与える。ざらに、コピーまたはプリントアウトを続けた
場合でも高画質を保持し、かつ、高濃度の画像の場合で
も、従来の磁性トナーより少ないトナー消費量で良好な
現像をおこなうことが可能であり、経済性および、複写
機またはプリンター本体の小型化にも利点を有するもの
である。
本発明の磁性トナーにおいて、このような効果が得られ
る理由は、必ずしも明確でないが、以下のように推定さ
れる。
すなわち、本発明の磁性トナーにおいては、51JI!
1以下の粒径の磁性トナー粒子が12〜60個数%であ
ることが一つの特徴である。従来、磁性トナーにおいて
は5μs以下の磁性トナー粒子は、帯電量コントロール
が困難であったり、磁性トナー、の流動性を損ない、ま
た、トナー飛散して機械を汚す成分として、さらに、画
像のかぶりを生ずる成分として、積極的に減少すること
が必要であると考えられていた。
しかしながら、本発明者らの検討によれば、5迦以下の
磁性トナー粒子が高品質な画質を形成するための必須の
成分であることが判明した。
例えば、0.5柳〜3G倶にわたる粒度分布を有する磁
性トナーを用いて、感光体上の表面電位を変化し、多数
のトナー粒子が現像され易い大きな現像電位コントラス
トから、ハーフトーンへ、ざらに、ごくわずかのトナー
粒子しか現像されない小さな現像電位コントラストまで
、感光体上の表面電位を変化させた潜像を現像し、感光
体上の現像されたトナー粒子を集め、トナー粒度分布を
測定したところ、8期以下の磁性トナー粒子が多く、特
に5仰以下の磁性トナー粒子が多いことが判明した。す
なわら、現像に最も適した51JIr1以下の粒径の磁
性トナー粒子が感光体の潜像の現像に円滑に供給される
場合に潜像に忠実であり、潜像からはみ出すことなく、
真に再現性の優れた画像かえられるものである。
また、本発明の磁性トナーにおいては、8〜12.7間
の範囲の粒子が1〜33個数%でおることが一つの特徴
である。これは、前述のごとく、5問以下の粒径の磁性
トナー粒子の存在の必要性と関係があり、5庫以下の粒
径の磁性トナー粒子は、潜像を厳密に覆い、忠実に再現
する能力を有するが、潜像自身おいて、その周囲のエツ
ジ部の電界強度が中央部よりも高く、そのため、潜像内
部がエツジ部より、トナー粒子ののりが薄くなり、画像
濃度が薄く見えることがある。特に、5庫以下の磁性ト
ナー粒子は、その傾向が強い。しかしながら、本発明者
らは、8〜12.7庫の範囲のトナー粒子を1個数%〜
33個数%含有させることによって、この問題を解決し
、さらに鮮明にできることを知見した。すなわち、8〜
12.71jMの粒径の範囲のトナー粒子が5JIIn
以下の粒径の磁性トナー粒子に対して、適度にコントロ
ールされた帯電量をもつためと考えられるが、潜像のエ
ツジ部より電界強度の小ざい内側に供給されて、エツジ
部に対する内側のトナー粒子ののりの少なさを補って、
均−なる現像画像が形成され、その結果、高い濃度で解
像性及び階調性の優れたシャープな画像が提供されるも
のである。
また、16卯以上の粒径の磁性トナー粒子については、
2.0体積%以下にし、できるだけ少ないことが好まし
い。
従来の観点とは全く異なった考え方によって、本発明の
磁性トナーは従来の問題点を解決し、最近の厳しい高画
質への要求にも耐えることを可能としたものである。
本発明の構成について、ざらに詳しく説明をする。
5迦以下の粒径の磁性トナー粒子が全粒子数の12〜6
0個数%であることが良く、好ましくは15〜50個数
%が良く、さらに好ましくは20〜50個数%が良い。
5顯以下の粒径の磁性トナー粒子が12個数%未満であ
ると、高画質に有効な磁性トナー粒子が少なく、特に、
コピーまたはプリントアウトを続けることによってトナ
ーが使われるに従い、有効な磁性トナー粒子成分が減少
して、本発明で示すところの磁性トナーの粒度分イロの
バランスが悪化し、画質が次第に低下してくる。また、
60個数%を超えると磁性トナー粒子相互の凝集状態が
生じやすく、本来の粒径以上のドブー塊となるため、荒
れた画質となり、w4−磁性を低下さけ、または潜像の
エツジ部と内部との濃度差が大きくなり、中ぬけ気味の
画像となりやすい。
また、8〜12.7卯の範囲の粒子が1〜33個数%で
あることが良く、好ましくは8〜28個数%が良い。3
3個数%より多いと、画質が悪化すると共に、必要以上
の現像、すなわら、トナーののりすぎが起こり、トナー
消費量の増大をまねく。一方、1個数%未満であると、
高画像濃度が得られにくくなる。
また、16IJfn以上の粒径の磁性トナー粒子が2.
0体積%以下であることが良く、さらに好ましくは1.
0体積%以下であり、ざらに好ましくは0.5体積%以
下である。2.0体積%より多いと、細線再現における
妨げになるばかりでなく、転写において、感光体上に現
像されたトナー粒子の薄層面に1611Ir1以上の粗
めのトナー粒子が突出して存在することで、トナー層を
介した感光体と転写紙間の微妙な密着状態を不規則なも
のとして、転写条件の変動をひきおこし、転写不良画像
を発生する要因となる。また、磁性トナーの体積平均径
は4〜10utn、tHましくは4〜9頭であり、この
値は先に述べた各構成要素と切り離して考えることはで
きないものである。体積平均粒径4珈未満では、グラフ
ィック画像などの画像面積比率の高い用途では、転写紙
上のトナーののりはが少なく、画像濃度の低いという問
題点が生じやすい。これは、先に述べた潜像におけるエ
ツジ部に対して、内部の濃度が下がる理由と同じ原因に
よると考えられる。
体積平均粒径10IJIn以上では解像度が良好でなく
、また複写の初めは良くとも使用を続けていると画質低
下を発生しやすい。
トナーの粒度分布は種々の方法によって測定できるが、
本発明においてはコールタ−カウンターを用いて行った
すなわち、測定装置としてはコールタ−カウンターTA
I[型(コールタ−社製)を用い、個数分布。
体積分布を出力するインターフェイス(日科機製)及び
CX−1パーソナルコンピユータ(キャノン製)を接続
し、電界液は1級塩化ナトリウムを用いて1%Naα水
溶液を調製する。測定法としては前記電解水溶液100
〜150rd!中に分散剤として界面活性剤、好ましく
はアルキルベンピンスルホン酸塩を0.1〜5rnl加
え、さらに測定試料を2〜20mg加える。試料を懸濁
した電解液は超音波分散器で約1〜3分間分散処理を行
い、前記コールタ−カウンターTAl型により、アパチ
レーとして100μアパチV−を用いて、個数を基準と
して2〜40μの粒子の粒度分布を測定して、それから
本発明に係るところの値を求めた。
また、本発明者らが、鋭意研究した結果、該磁性トナー
にトナー粒子の帯電性と同極性の帯電性を示すシリカ微
粉体を添加すると同時に、該シリカ微粉体よりも少ない
重量で該トナー粒子の帯電、性と逆極性の帯電性を示す
シリカ微粉体を添加した現像剤を用いると、地カブリヤ
反転カブリ等の画質低下を起こさずしかも高温低湿下、
多数枚後回を行なっても、現像器中のトナー担持体上で
のトナー層tよ、適正で安定な帯電量を保持し、画像a
6の低下、ガVツキ、飛び散り等を防止する効果を見い
出した。
尚本発明に於いて、現像器中のトナー担持体上でのトナ
ー層の帯電量は、トナー担持体上の単位面積当りのトナ
ー層の帯電量を意味する。
本発明において、以下に定める測定方法によって測定し
た帯電ff1Q/5(It/ci)は3〜11 nc/
ciが良く、さらに好ましくは、5〜100C/cmが
良い。
(J/S > 11(nc/cm)では、帯電過剰であ
り、画像′a度の低下及びガ4ノツキや飛び散り等が発
生しやりい。
本発明において担持体上の単位面積当りのトナー層の帯
電量は吸引式ファラデーケージ法を使用して求めた。こ
の吸引式ファラデーケージ法は、その外筒をトナー担持
体に押しつけて担持体上の一定面積上のすべてのトナー
を吸引し、内筒のフィルターに採集する際に外部から静
電的にシールドされた内筒に蓄積された帯電Φを測定す
ることによってトナー担持体上の単位面積当りの帯電量
を求めることができる方法である。
本発明中の正帯電性シリカ微粉体としては、乾式法ある
いは湿式法で製造したシリカ微粉体を正帯電性を示す様
に表面処理したものが使用でき、負帯電性シリカ微粉体
としては、乾式あるいは湿式法で製造したシリカ微粉体
を、そのまま未処理の状態のものか、あるいは負帯電性
を損なわない様な表面処理したものが使用できる。
ここで言う乾式法とは、ケイ素ハロゲン化合物の蒸気相
酸化により生成するシリカ微粉体の製造方法である。例
えば四塩化ケイ素カスの酸素水素中における熱分解酸化
反応を利用する方法で、基礎となる反応式は次の様なも
のである。
Siな4+2H2+02→5i02 +4Hじ又、この
製造工程において例えば、塩化アルミニウム又は、塩化
チタンなど他の金属ハロゲン化合物をケイ素ハロゲン化
合物と共に用いる事によってシリカと他の金属酸化物の
複合微粉体を得る事も可能であり、それらも包含する。
本発明に用いられる、ケイ素ハロゲン化合物の蒸気相酸
化により生成された市販のシリカ微粉体としては、例え
ば、以下の様な商品名で市販されているものが必る。
AERO8IL  (アエロジル)130(日本アエロ
ジル社)      200X50 T600 )10X80 0X170 0K84 Ca−0−3iL (Ca−0−ジル)■−5(CAB
OTO(キレポット)  Co、社) )Is−7)I
s−75 S−5 El(−5 Wacker HDK N 20         V
−15(WACKEI?−CHE)IIE  (ウアッ
カー ケミ) GMBH社)−20E ■−40 D−CFine 5ilica  (ファイン シリカ
)くダウコーニング Co、社) Fransol   (フランゾル) (Frandil  (7ランジル)社)一方、本発明
に用いられるシリカ微粉体を湿式法で製造する方法は、
従来公知である種々の方法が適用できる。例えば、ケイ
酸ノトリウムの酸による分解、一般反応式で下記に示す
Na20 ・XSiO2+tlcl + H20→Si
02 ・nt120 +NaClその他、ケイ酸ナトリ
ウムのアンモニア塩類またはアルカリ塩類による分解、
ケイ酸ナトリウムよりアルカリ土類金属ケイ酸塩を生成
せしめた後、酸で分解しケイ酸とする方法、ケイ酸ナト
リウム溶液をイオン交換樹脂によりケイ酸とする方法、
天然ケイ酸またはケイ酸塩を利用刃る方法などがある。
ここでいうシリカ微粉体には、無水二酸化ケイ素(シリ
カ)、その他、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸ナトリウム
、ケイ酸カリウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸亜鉛な
どのケイ酸塩をいずれも適用できる。
湿式法で合成された市販のケイ酸微粉体としては、例え
ば、以下のような商品名で市販されているものがある。
カープレックス       塩 野 義 製 薬二一
プシール       日 本シ リ カトクシール、
ファインシール 徳 山 曹 達ピタシール     
     多 木 製 肥ジルトン、シルネックス  
 水 沢 化 学スターシル          神 
島 化 学ヒメジール         愛 媛 薬 
品)ノイロイド         富士デビソン化学H
i−3il(ハイシール) Pittsburgh Plate Glass、Co
(ピッツバーグ プレート グラス) DUrO3il  (ドゥロシール) Ultorasil  (ウルト7 シー )1.i 
)Fiillstofr−Gesells chart
 )Iarquart(フユールストツフ・ゲピールシ
ャフトマルクオルト) )1anosi + (? / シー/L/ )Har
d磁性n  and  HOlden(ハードマン ア
ンド ホールデン) Hoesch (ヘラシュ) Chemische  F’abrik  tloes
ch  K−G(ヒエミッシエ・ファブリーク・ヘラシ
ュ)Sil−3tone  (シールストーン)Sto
ner Rubber Co。
(ストーナー ラバー) NalCO(ナルコ) NalCOChem、 Co。
(ナルコ ケミカル) Quso (クツ) Philadelphia Quartz Co。
(フィラデルフィア クォーツ) Imsil  (イムシル) 111inois Minerals Co。
(イリノイス ミネラル) Calcium 5ilikat  (カルシウム シ
リカート)Chemische Fabrik Hoe
sch、 K−G(ヒエミッシェ ファブリーク ヘラ
シュ)CalSil (カルジル) Fi i l 1stoff−Gesel 1scha
ft  Marquart(フユールストツフーゲピル
シ17フトマルクオルト) Fortafil (7iルタフイ/lz>Imper
ial Chemical Industries、 
Ltd。
(インペリアル ケミカル インダストリース〉 ト1icrOcal (ミクロカル) Joseph Crosfiels & 5ons、 
Ltd。
(ジョセフ クロスフィールド アンドリンス) MinO3i l  (?ノシール) Hard磁性n  and  tlolden(ハード
マン アンド ボールデン) Vulkasil (ブルカジール) Farbenfabriken Bryer、A、−G
(フアルペンファブリヶーンバーヤー)Tufknit
  (タフニット) Duriam Chemicals、 ltd。
(ドウルハム ケミカルズ) シルモス         白  石  工  業スタ
ーレックス      神  島 化 学フリコシル 
       多  水  製  肥上記シリカ微粉体
のうちで、BET法で測定した窒素吸着による比表面積
が3077f/g以上(特に50〜400TIt/g)
の範囲内のものが良好な結果を与える。
正帯電性シリカ微粉体を得る具体的41方法としては、
上述した未処理のシリカ微粉体を、側鎖に窒素原子を少
なくとも1つ以上有するオル刀ノ基を右するシリコンオ
イルで処理する方法、おるいは窒素含有のシランカップ
リング剤で処理する方法、またはこの両者で処理する方
法がある。
尚、本発明において正荷電性シリカとは、ブローオフ法
で測定した時に、鉄粉キャリアーに対しプラスのトリボ
電荷を有するものをいう。
シリカ微粉体の処理に用いる、側鎖に窒素原子を有する
シリコンオイルとしては、少なくとも下記式で表わされ
る部分構造を具備するシリコンオイルが使用できる。
R2R2 (式中、R1は水素、アルキル基、アリール基又はアル
コキシ基を示し、R2はアルキレン基又はフェニレン基
を示し、R3及びR4は水素、アルキル基、又はアリー
ル基を示し、R5は含窒素複素環境を示す)上記アルキ
ル基、アリール基。
フルキレン基、フェニレン基は窒素原子を何するオルカ
ッ基を有していても良いし、また帯電性を損ねない範囲
で、ハロゲン等の置換基を有していても良い。
又、本発明で用いる含窒素シランカップリング剤は、一
般に下記式で示される構造を有する。
Rm −3i−j/n (Rは、アルコキシ基またはハロゲンを示し、Yはアミ
ン基又は窒素原子を少なくとも1つ以上有するオルガノ
基を示し、mおよびnは1〜3の整数であってm+n=
4である。) 窒素原子を少なくとも1つ以上有するオルガノ基として
は、有機基を置換基として有するアミノ基または含窒素
複素環基また含窒素複素環基を有する基が例示される。
含窒素複素環基としては、不飽和複素環基または飽和複
素環基があり、それぞれ公知のものが適用可能である。
不飽和複素環基としては、例えば下記のものが例示され
る。
飽和複素環基としては、例えば下記のものが例示される
本発明に使用される複素環基としては、安定性を考慮す
ると五員環または六員環のものが良い。
そのような処理剤の例としてはアミノプロピルトリメト
キシシラン、アミノプロピルトリエトキシシラン、ジメ
チルアミノプロピルトリメトキシシラン、ジブチルアミ
ノプロピルトリメトキシシラン、ジプロピルアミノプロ
ピルトリメトキシシラン、ジブチルアミノプロピルトリ
メトキシシラン、モノブチルアミノプロピルトリメトキ
シシラン、ジオクチルアミノプロピルトリメトキシシラ
ン、ジブチルアミノプロビルメトキシシラン、ジブチル
アミノプロピルモノメトキシシラン、ジメチルアミノフ
ェニルトリエトキシシラン、トリメl〜キシシリルーγ
−プロピルフェニルアミン、トリメトキシシリル−T−
プロピルベンジルアミン等があり、ざらに含有窒素複合
素子環境としては、前述の構造のものが使用でき、その
ような化合物の例として、トリメトキシシリル−γ−プ
ロピルピペリジン、トリメトキシシリル−T−プロピル
モルホリン、トリメトキシシリル−γ−プロピルイミダ
ゾール等がある。
本発明において負荷電性シリカとは、ブローオフ法で測
定した時に、鉄粉キャリアーに対しマイナスのトリボ電
荷を有するものをいう。
負帯電性シリカ微粉体を得る方法としては、上述した未
処理のシリカ微粉体をそのままの状態で使用するか、あ
るいは必要に応じてシランカップリング剤、疎水化の目
的で有機ケイ素化合物、シリコーンオイルなどの処理剤
で処理しても良く、シリカ微粉体と反応あるいは物理吸
着する上記処理剤で処理される。
そのようす!2!!理剤としては例えばベキ1ツメデル
ジシラザン、ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリメ
トキシシラン、トリメチルシラン、トリメチルクロルシ
ラン、トリメデルエトキシシラン。
ジメチルジクロルシラン、メチルトリクロルシラン、ア
リルジメチルクロルシラン、アリルフエニルジクロルシ
ラン、ベンジルジメチルクロルシラン、ブロムメチルジ
メチルクロルシラン、α−クロルエチルトリクロルシラ
ン、β−クロルエチルトリクロルシラン、クロルメチル
ジメチルクロルシラン、トリオルガノシリルメチルカプ
タン、トリメチルシリルメルカプタン ルアクリレート、ビニルメチルアセトキシシラン。
ジメチルエトキシシラン、ジメチルジメトキシシラン、
ジフェニルジェトキシシラン、ベキ4ツメチルジシロキ
サン、1,3−ジビニルテトラメチルジシロキサン、1
.3−ジビニルテトラメチルジシロキサン、′I3よび
1分子当り2から12個のシロキリン単位を有し、末端
に位置する単位にそれぞれ1個宛のSiに結合した水酸
基を含有するジメチルポリシロキサン等がある。これら
1種おるいは2種以上の混合物で用いられる。
またシリコーンオイルとしては、一般に次の式により示
されるものでおる。
好ましいシリコーンオイルとしては、25°(j.:お
ける粘度がおよそ5〜5000センチストークスのもの
が用いられ、例えばメチルシリコーンオイル。
ジメチルシリコーンオイル、フェニルメチルシリコーン
オイル、クロルフェニルメチルシリコーンオイル、アル
キル変性シリコーンオイル、脂肪酸変性シリコーンオイ
ル、ポリオキシアルキル変[生シリコーンオイルなどが
好ましい。これらは1種あるいは2種以上の混合物で用
いられる。
これらの正荷電性シリカ微粉体及びh伺電゛附シリカ微
粉体の適用早は次に示′?j通りである。正荷電性磁性
トナーの場合、該磁性トリー100重量部に対して、正
荷電性シリカ微粉体Cよo. oi〜8重量部が好まし
く、特に0.1〜5重量部が好ましい。
また同It¥に添加する負荷電性シワ力微粉体としては
、正荷電性シリカ微粉体の手早を超えない範囲で0. 
01〜5重量部が好ましく、特に0. 05〜4重母部
が好ましい。
一方負荷電性磁性トナーの場合、該磁性トナー100重
量部に対して負荷電性シリカ微粉体はO“、01〜8重
量部が好ましく、特に、0.1〜5重E部が好ましい。
また同時に添加する正荷電性シリカ微粉体としては、負
荷電性シリカ微粉体の重量を超えない範囲でo. oi
〜5重量部が好ましく、特に0. 0り〜4重量部が好
ましい。
本発明中の磁性トナーに使用される結着樹脂としては、
オイル塗布する装置を有する加熱加圧ローラ定着装置を
使用する場合には、下記トナー用結着樹脂の使用が可能
である。
例えば、ポリスチレン、ポリ−p−クロルスチレン、ポ
リビニルトルエルなどのスチレン及びその置換体の単重
合体:スチレン−p−クロルスチレン共重合体,スチレ
ン−ビニルトルエン共重合体。
スチレン−ビニルナフタリン共重合体,スヂレンーアク
リル酸エステル共重合体,スチレン−α−クロルメタク
リル酸メチル共重合体,スチレン−アクリロニトリル共
重合体,スチレン−ビニルエチルエーテル共重合体,ス
チレン−ビニルエチルエーテル共重合体,スチレンービ
ニルメヂルケトン共重合体,スヂレンーブタジエン共重
合体,スチレン−イソプレン共重合体,スチレン−アク
リロニトリル−インデン共重合体などのスチレン系共車
台体;ポリ塩化ビニル、フェノール樹脂,天然変性フェ
ノール樹脂,天然樹脂変性マレイン酸樹脂,アクリル樹
脂,メタクリル樹脂,ポリ酢酸ビニール、シリコーン樹
脂,ポリエステル樹脂。
ポリウレタン、ポリアミド樹脂,フラン樹脂,エポキシ
樹脂,キシレン樹脂,ポリビニルブチラール、テルペン
樹脂,クマロンインデン樹脂,石油系樹脂などが使用で
きる。
オイルを殆ど塗布しない加熱加圧ローラ定着方式におい
ては、トナー像支持体部材上のトナー像の一部がローラ
に転移するいわゆるオフセット現象、及びトナー像支持
部材に対するトナーの密着性が重要な問題でおる。より
少ない熱エネルギーで定着するトナーは、通常保存中も
しくは現像器中でブロッキングもしくはケーキングし易
い性質があるので、同時にこれらの問題も考慮しなけれ
ばならない。これらの現象にはトナー中の結着樹脂の物
性が最も大きく関与しているが、本発明者らの研究によ
れば、トナー中の磁性体の含有量を減らすと、定着時に
トナー像支持部材に対するトナーの密着性は良くなるが
、オフセットが起こり易くなり、またブロッキングもし
くはケーキングも生じ易くなる。それゆえ、本発明にお
いてオイルを殆ど塗布しない加熱加圧ローラ定着方式を
用いる時には、結着樹脂の選択がより重要である。
好ましい結着物質としては、架橋されたスチレン系共重
合体もしくは架橋されたポリエステルがある。
スチレン系共重合体のスチレンモノマーに対するコーし
ツマ−としては、例えば、アクリル酸、アクリル酸メチ
ル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸
ドデシル、アクリル酸オクチル、アクリル酸−2−エチ
ルヘキシル、アクリ酸フェニル、メタクリル義、メタク
リル酸メチル。
メタクリル酸エチル、メタクリル酸ブチル、メタクリル
酸オクヂル、アクリロニ]〜リル、メタクリ口ニトリル
、アクリルアミドなどのような二重結合を有するモノカ
ルボン酸もしくはその置換体;例えば、マレイン酸、マ
レイン酸ブチル、マレイン酸メチル、マレイン酸ジメチ
ルなどのような二重結合を有するジカルボン酸及びその
置換体:例えば塩化ビニル、酢酸ビニル、安息香酸ビニ
ルなどのようなビニルエステルV1:例えばエチレン。
プロピレン、ブ、i−レンなどのようなエチレン系オレ
フィン類;例えばビニルメヂルケトン、ビニルヘキシル
ケトンなどのようなビニルケトン類:例えばビニルメチ
ルエーテル、ビニルエチルエーテル、ビニルイソブチル
エーテルなどのようなビニルエーテル類:等のビニル単
母体か単独らしくは2つ以上用いられる。
ここで、架橋剤としては主として2個以上の重合可能な
二重結合を有する化合物が用いられ、例えば、ジビニル
ベンピン、ジビニルアニリンなどのような芳香族ジビニ
ル化合物:例えばエチレングリコールジアクリレート、
エチレングリコールジメタクリレート、1,3−ブタン
ジオールジメタクリレートなどのような二重結合を2個
有するカルボン酸エステル:ジビニルアニリン、ジビニ
ルエーテル、ジヒニルスルフィド、ジビニルスルホンな
どのジビニル化合物;及び3個以上のビニル基を有する
化合物;が単独もしくは混合物として用いられる。
また、加圧定着方式を用いる場合には、圧力定着トナー
用結着樹脂の使用が可能であり、例えばポリエヂレン、
ポリプロピレン、ポリメチレン。
ポリウレタンエラストマー、エチレン−エチルアクリレ
ート共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオ
ノマー樹脂、スヂレンーブタジエン共重合体、スチレン
−イソプレン共重合体、線状飽和ポリエステル、パラフ
ィンなどがある。
また、本発明中の磁性トナーには荷電制御剤をトナー粒
子に配合(内添)、またはトナー粒子と混合(外添)し
て用いることが好ましい。荷電制御剤によって、現像シ
ステムに応じた最適の荷電量コントロールが可能となり
、特に本発明では粒麿分布と荷電とのバランスをさらに
安定したものとすることが可能でおる。
正荷電制御剤としては、ニグロシン及び脂肪酸金属塩等
による変成物;トリブチルペンジルアンモニウム−1−
ヒドロキシ−4−ナフトスルフ汁ン酸塩、テトラブチル
アンモニウムテトラフルオロボレートなどの四級アンモ
ニウム塩ニジブチルスズオキ4ノイド、ジオクチルスズ
オキリイド、ジシクロへギシルスズオキ°リイドなとの
ジオルガノスズオキ4ノイド;ジブチルスズボレート、
ジAクチルスズボレート、ジシクロへキシルスズボート
などのジオルガノスズボレートを単独であるいは2種以
上組合せて用いることができる。これらの中でも、ニグ
ロシン系、四級アンモニウム塩の如き荷電制御剤が特に
好ましく用いられる。
また、一般式 R1: ト1.0H3 R2、R3:置換または未置換のアルキル基(好ましく
は、C1〜C4) で表わされる七ツマ−の単重合体二または前述したよう
なスチレン、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステ
ルなどの重合性七ツマ−との共重合体を正荷電性制御剤
として用いることができ、この場合これらの荷電制御剤
は、結着樹脂(の仝部または一部)としての作用をも有
する。
本発明に用いることのできる負荷電性制御剤としては、
例えば有機金屈鉗体、キレート化合物が有効で、その例
としてアルミニウムアセチルアセトナート、鉄(II)
アセチルアセトナート、 3.5−ジtert−ブチル
シリチル酸クロム等があり、特にアセチルアセトン金属
錯体、サリチル酸系金属錯体または塩が好ましく、特に
4ノリチル酸系金属錯体またはサリチル酸系金属塩が好
ましい。
上述した荷電制御剤(結着樹脂としての作用を有しない
もの)は、微粒子状として用いることが好ましい。この
場合、この荷電制御剤の個数平均粒径は、具体的には、
41JIn以下(さらには3珈以下)が好ましい。
トナーに内添する際、このような荷電制御剤は結着樹脂
100重量部に対して0.1〜20重量部(更には0.
2〜10重量部)用いることが好ましい。
本発明中の磁性トナーは、必要に応じて種々の添加剤を
内添あるいは外添混合してもよい。着色剤としては従来
より知られている染料、顔料が使用可能であり、通常、
結着樹脂100重量部に対して0.5〜20重量部使用
しても良い。他の添加剤としては、例えばステアリン酸
亜鉛の如き滑剤、あるいは酸化セリウム、炭化ケイ素の
如き研磨剤あるいは例えばコロイダルシリカ、酸化アル
ミニウムの如き流動性付与剤、ケーキング防止剤、おる
いは例えばカーボンブラック、酸化スズ等の導電性付与
剤がある。
また、熱ロール定着時の離型性を良くする目的で低分子
量ポリエチレン、低分子量ポリプロピレン、マイクロク
リスタリンワックス、カルプパワックス、リシールワッ
クス、パラフィンフックス等のワックス状物質を0.5
〜5重量%程度磁性トナーに加えることも本発明の好ま
しい形態の1つである。
さらに本発明中の磁性トナーは着色剤の役割を兼ねても
良いが、磁性材料を含有している。本発明の磁性トナー
中に含まれる磁性材料としては、マグネタイト、−r−
W化鉄、フェライト、鉄過剰型フェライト等の酸化鉄:
鉄、コバルト、ニッケルのような金属或いはこれらの金
属とアルミニウム、コバルト、銅、鉛、マグネシウム、
スズ、亜鉛、アンチモン、ベリリウム、ビスマス、カド
ミウム、カルシウム、マンガン、セレン、チタン。
タングステン、ベリリウムのような金属との合金および
その混合物等が挙げられる。
これらの強磁性体は平均粒径が0.1〜1ffi、好ま
しくは0.1〜0,51JJn程度のものが望ましく、
磁性トナー中に含有させる量としては樹脂成分100重
量部に対し60〜120重量部、好ましくは樹脂成分1
00重量部に対し65〜110重量部である。
本発明に係る静電荷像現像用磁性トナーを作製するには
磁性粉及びビニル系、非ビニル系の熱可塑性樹脂、必要
に応じて着色剤としての顔料又は染料、荷電制御剤、そ
の他の添加剤等をボールミルの如き混合機により充分混
合してから加熱ロール、ニーダ−、エクストルーダーの
如き熱混練機を用いて熔融、捏和及び練肉し樹脂類を互
いに相溶ぜしめた中に顔料又は染料を分散又は溶解せし
め、冷却同化後粉砕及び厳密な分級をおこなって本発明
に係るところの磁性トナーを得ることが出来る。
また、本発明中の磁性トナーにおいて、フッ素含有重合
体の微粒子を、内添あるいは外添混合しても良い。フッ
素含有重合体の微粒子としては、例えばポリ“テトラフ
ルオ口エヂレン、ポリビニリデンフルオライド等および
テトラフルオロエチレン−ビニリデンフルオライド共重
合体の微粉末等があるが、特に、ポリビニリデンフルオ
ライド微粉末が流動性及び研磨性の点で好ましい。トナ
ーに対する添加量は外添混合する場合には、磁性トナー
100重り部に対して0,01〜2.0重量部、特に0
.02〜1.0重量部が好ましく、内添混合する場合は
、0.5〜5重量部、特に2〜4重量部が好ましい。
特に、シリカ微粉末と上記微粉末とを組み合わせた磁性
トナーにおいては、理由は明確ではないが、トナーに付
着したシリカの存在状態を安定化せしめ、例えば、付着
したシワ力がトナーから遊離して、トナー摩耗やスリー
ブ汚損への効果が減少するようなことかなくなり、かつ
、帯電安定性をさらに増大することが可能である。
[実施例] 以下実施例にもとづいて具体的に本発明の方法について
説明する。しかしながら、これによって本発明の実施の
態様がなんら限定されるものではない。実施例名の部数
は重量部である。
実施例1 スチレン/アクリル酸ブチル /ジビニルベンビン共重合体  100重量部(共重合
重量比 80/19.510.5 。
重量平均分子量 32万) 四三酸化鉄(平均粒径0.2卯)    80重量部ニ
グロシン(個数平均粒補的31Mt)4重量部低分子量
プロピレンーエチレン共重合体4手吊部 上記材料をブレンダーでよく混合した後、1bO℃に設
定した2軸混練押出機にて混練した。
jqられた混練物を冷却し、カッターミルにて粗粉砕し
た後、ジェット気流を用いた微粉砕はを用いて微粉砕し
、1ワられた微粉砕粉を固定壁型風力分級機で分級して
分級粉を生成した。ざらに、得られた分級粉をコアンダ
効果を利用した多分割分級装置(日鉄鉱業社製エルホジ
ェット分級機)で超微粉及び粗粉を同時に厳密に分級除
去して体積平均粒径8.0珈の黒色微粉体(磁性1〜ナ
ー)を1)だ。
1■られた正帯電性の黒色微粉体である磁性トナーを前
述の如り100μのアパヂト一を具幅づるコールタ−カ
ウンターrAl型を用いて測定したデータを第1表に示
す。
一方、正帯電性シリカ微粉体として乾式法で合成された
シリカ微粉体く商品名、アロエジル$130゜比表面積
およそ130Trt/gアロエジル社iQ)  100
重量部を撹拌しながら温度をおよそ250°Cに保持し
て側鎖にアミンを有するシリコーンオイル(25℃にお
ける粘度70cps 、アミン当母830) 20重量
部を噴霧し、10分間で処理し正帯電性シリカ微粉体A
を調製した。
負帯電性シリカ微粉体(乾式法で合成されたアロエジル
$200.比表面偵およそ200 rd /(+アロエ
ジル社製)  100重吊都合撹拌しながら温度をおよ
そ70°Cに保持してビニルトリエトキシシランが5重
量部の処理量となる様に調製したアルコール希釈溶液を
滴下した。17られた微粉体を120’Cにて乾燥し、
負帯電性シリカ微粉体Bを調製した。更に17られた正
帯電性の黒色微粉体である磁性トナー100重量部に正
帯電性シリカ微粉体A0.6車旧部。
負帯電性シリカ微粉体30.2重量部を加えヘンシエル
ミキ4)−で混合し、現像剤Aとした。
この現像剤への粒度分布は第2表に示すとおりであった
。30℃、5%RHの高温低湿環境下で現像剤Aを、市
販の電子写真複写機NP3525 (キVノン株式会社
製)に投入して、初期の画像及び5000回連続画出し
テスト後の耐久画像を生成した。また、初期及び500
0回の画出し後現像器を取り外し、トナー担持体上の単
位面積当たりのトナー層の帯電量を測定した。
これらの結果を第3表に示す。
第3表から明らかなように、文字等のライン部および大
面積部も共に高画像濃度で、細線再現性。
解像性も本発明の磁性トナーは優れており、5000枚
画出し後も、初めの画質の良さを維持していた。
また、バーコピーコストも小さく、経済性にもすぐれた
ものであった。
また、初期及びり000回の画出しテスト後の現像器中
のトナー担持体上の単位面積当たりのトナー層の帯電量
は各々7.50C/Cll1. 8.3 nC/cri
であり、耐久中に電荷量の増加が少なく、初期及び50
00回の画出し後の良好な画像から判断して、現像剤が
常に適正で安定な帯電量を保持していることを確認した
実施例2〜7 実施例1と同様にして、第2表に示す、種々の粒度分布
を有する現像剤B−Gを調製した。
現像剤B−Gを用い実施例1と同様な評価を行なったと
ころ、第3表に示す通り、いずれの場合も、初期画像及
び5000枚耐久画像とも、安定して高画像濃度で鮮明
な高画質の画像が得られ、また、耐久後に於けるトナー
層の帯電量の増加も少なく良好であった。
比較例1 実施例1と同様にして、第2表に示づ粒度分布を有する
現像剤[1を調製した。現像剤1」は16μ以上の粒径
を有する磁性トナー粒子の体積%、及び8〜12.7如
の粒径を有する磁性トナー粒子の個数%及び磁性トナー
の体積平均粒径かいずれも、本発明で規定する範囲より
も大きく、本発明の磁性トナーの粒度分布の条件を満足
していない。この現像剤ト1を用いて実施例1と同様に
して評価を行なった結果を第3表に示す。
細線はところどころに、トナー粒子の凝集体に起因する
と思われる汚れを生じ、解像性も4.5本/#であり、
ラインおよび画像上ツシ部の濃度に対して、ベタ黒およ
び画像の内側の濃度が低く、中ぬけ気味であった。斑点
状のカブリ汚れも生じた。また、コピーをくり返すこと
によって画質はざらに悪化した。
比較例3 実施例1で使用した磁性トナーの代わりに、第3表に示
した磁性トナーJを用いる以外は、実施例1ど同様にし
て評価を行なった。
ドラム上の現像では、若干の乱れはあるが、比較的良い
画質を有していたが、転゛ダにおいて著しく乱れ、転写
不良をともなって、深度の低下を生じた。特に、コピー
をくりかえすと、不良なトナー粒子が現像機中に残沼・
蓄積覆るため、溌1衰低下2画質不良はさらに悪化した
比較例4 実施例1で使用した磁性トナーの代わりに、第3表に示
した磁性トナーKを用いる以外は、実施例1と同様にし
て評価を行った。
画像濃度が低く、画像エツジ部へのトナーののりが悪い
ため、輪郭が不鮮明で、シャープネスに欠けた画像でa
っだ。解像性2階調性も劣っていた。
また、くりかえしコピーをすることで、シャープネス、
細線再現性、解像性はさらに悪化した。
比較例5 実施例1で使用した磁性トナーの代わりに、第3表に示
した磁性トナー[を用いる以外は、実施例1と同様にし
て評価を行なった。
この結果、画像濃度、解像性、細線再現性共に劣ったも
のであった。現像機中のトナー担持体であるスリーブ上
のトナーの穂を観察すると、長く、また、まばらでおり
、感光体上に飛翔しても、穂が長すぎるため、潜像から
トナーのはみ出した尾引き状態、トナーのとびちり状態
、トナー粒子ののり方の粗いことによる濃度うすが見ら
れた。
比較例6 実施例1において、負帯電性シリカ微粉体Bを除く以外
はすべて同様にして、現像剤Mを調製した。現像剤Mを
用いて実施例1と同様な評価を行なったところ、第3表
に示す通り、初期画像は良好であったが、5000回画
出しテスト後の耐久画像に於いては画像濃度の低下及び
ハーフトーン部のガ1ノツキが見られた。また、初期及
び5000枚耐久画出し後に於けるトナー担持体上のト
ナー層の帯電量を比較すると耐久後では明らかな帯電量
の増加があり、現@別が過剰に帯電していることが認め
られた。
比較例7,8 実施例7及び比較例1の各々に於いて負帯電性シリカ微
粉体Bを除く以外は、すべて同様にして、現像剤N及び
現像剤Oを各々用いて実施例1と同様にして評価を行な
ったところ、第3表に示す通り、いずれの場合も、50
00枚耐久後に於いて、画像濃度の低下及びハーフトー
ン部の力4)ツキが見られ、トナー担持体上のトナー層
の帯電量も耐久後では大きく増加し、現像剤の過剰な帯
電が認められた。
[発明の効果] 以上、詳細に説明した様に、本発明の現像剤を用いると
、細線も鮮明な高画質画像が長期にわたって得られ、ひ
じように有用である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 結着樹脂及び磁性粉を少なくとも有する磁性トナーを含
    有する静電荷像現像用現像剤であり、該磁性トナーが5
    μm以下の粒径を有する磁性トナー粒子を12〜60個
    数%、8〜12.7μmの粒径を有する磁性トナー粒子
    を1〜33個数%、16μm以上の粒径を有する磁性ト
    ナー粒子を2.0体積%以下含有し、かつ磁性トナーの
    体積平均粒径が4〜10μmである粒度分布を示し、さ
    らに該現像剤が正帯電性シリカ微粉体及び負帯電性シリ
    カ微粉体を含有することを特徴とする静電荷像現像用現
    像剤。
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