JPH01219653A - 歯車装置の異常診断装置 - Google Patents

歯車装置の異常診断装置

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JPH01219653A
JPH01219653A JP63046660A JP4666088A JPH01219653A JP H01219653 A JPH01219653 A JP H01219653A JP 63046660 A JP63046660 A JP 63046660A JP 4666088 A JP4666088 A JP 4666088A JP H01219653 A JPH01219653 A JP H01219653A
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Shiyunichi Genkou
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Fuji Electric Co Ltd
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01HMEASUREMENT OF MECHANICAL VIBRATIONS OR ULTRASONIC, SONIC OR INFRASONIC WAVES
    • G01H1/00Measuring characteristics of vibrations in solids by using direct conduction to the detector
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01MTESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01M13/00Testing of machine parts
    • G01M13/02Gearings; Transmission mechanisms
    • G01M13/021Gearings
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    • G01MTESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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  • Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、機械設備の歯車装置が正常か否かを歯車装置
の外箱に設置された振動ピックアップで検出する歯車装
置からの振動による電気信号から歯車装置の異常を診断
する装置に関する。
[従来の技術〕 歯車は機械設備に多数使用され、設備を構成する機械要
素のうちで最も重要なものの一つである。
また最近は機械設備の大容量化に伴い歯車装置も大形化
、高速化が進んでいるが、歯車装置の内部に異常が生じ
ると振動や異音が発生したり、速度変動が生じて機械設
備として十分な性能を発揮できなくなる。歯車の異常が
最初は軽微であっても、歯車は一般に潤滑油を介してか
み合っているため、歯車の異常によって出た金属粉によ
って異常が急速に進む場合もあり、そのまま放置してお
くと機械装置の破壊につながる恐れもある。従ってこれ
らの歯車装置の異常を診断する装置が使用されている。
歯車の歯面に打痕、うろこ状にはく離するスポーリング
、歯の折損などの局所的な異常が発生して、歯車装置に
おいてその局所的な異常の歯車が他の歯車とかみ合うと
きには、正常時よりも振幅の大きい振動や異音や速度変
動が生じ、このように変化する因子を徴候パラメータと
呼ぶが、歯車装置の場合には振動が最もすぐれた徴候パ
ラメータであって、従来例ならびに本発明においてこの
振動を異常の徴候パラメータとして異常を診断している
文献(ターボ機械第11巻第4号)に第4図に示す波形
図とともに、この種の(設備診断技術とその動向)につ
いて記載されている。すなわち、この従来技術において
、歯車装置の外箱に振動ピックア、ブを設置して歯車か
らの一撮動を検出してこの振動を電気信号に変換して出
力し、これを電気回路によって処理すると、第4図に示
す、各異常を示すかみあい振動の波形とスペクトルが得
られるから、この波形とスペクトルとから歯車装置の異
常を診断している。なおこのスペクトルは振動の波形を
FFTという装置を使用してフーリエ変換して求めるも
のであり、frは基塩となる歯車の回転周波数、fmは
これとかみ合う歯車のかみあい周波数を表わしている。
FFTは高速フーリエ変換の略である。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記の従来技術によれば、 (1) F F Tの機能を使用してフーリエ変換して
スペクトルを求めるため、高価な測定設備が必要であり
、またこの設備を操作するには専門知識が必要であり、
誰でも簡単に操作できるものでない。
(2)診断する歯車装置によっては、回転数や負荷が一
定でな、いものがある。従来技術は回転周波数frを測
定の基塩として設定して測定をするが、測定する対象の
回転数や負荷が一定でない場合、回転数が計測中に変化
すると基塩となる回転周波数frの成分やかみあい周波
数fmの成分が明瞭でなくなり、負荷が変化すると各ス
ペクトルの振幅も正確でなくなり、第4図に示す波形。
スペクトルのパターンに一致しなくなり、正確な診断が
できない。
という問題がある。
本発明は、前記の従来技術の問題を解決して、FFTを
使用しないで、歯車装置の外箱の振動波形から歯車装置
の異常を誰でも簡単に診断することができる装置を提供
することを課題としている。
〔課題を解決するための手段〕
前記の課題を解決するために、本発明は、歯車装置の外
箱に設置する振動ピックアップによって歯車装置からの
振動を電気信号として検出しこの電気信号から歯車装置
の異常を診断する装置であって、この振動ビックアップ
の出力を増幅する増幅器と、この増幅器の出力から波形
の自乗平均平方根値を得る自乗平均平方根値算出回路と
、前記の増幅器の出力から波形の尖頭値を得る尖頭値算
出回路と、前記の自乗平均平方根値と尖頭値とから PEAK値 ””(n汀、−K)2 を演算する演算回路と、前記のZ値を異常診断の尺度と
して判定する比較回路と、前記の比較回路の判定結果を
表示する表示装置とを備えるものとする。
〔作用〕
本発明によれば、歯車装置の外箱に設置する撮動ビック
ア、ブで検出する歯車装置からの撮動を電気信号に変換
し、これを増幅器で増電し算出回路からRMS値とPE
AK値とを算出し、で示されるZ値を計算回路によって
計算し、このZ値を比較回路によって判定して、その判
定結果を表示装置で表示するようiこしたため、歯車装
置の異常診断が正確に容易にできる。
〔実施例〕 本発明の実施例を第1図のプロ、り線図によって説明す
る。第1図において、2は歯車装置の外箱で破線で示し
内部にかみあって回転する歯車を備えている。4は振動
ビ、クア、プで、例えば圧電形の加速度計を使用し歯車
装置の外箱2に取付け、歯車からの振動を検出してこの
振動を電気信号に変換して出力する。この出力を増幅器
6で増幅し、増幅した電気信号の出力から二つの値、す
なわち自乗平均平方根値算出回路8によって波形の自乗
平均平方根値(RMS値)と、尖頭値算出回路10によ
って波形の尖頭値(PEAK値)とを算出して演算回路
12に入力する。この二つの算出回路8と10とは、い
ずれも通常100 m secのサンプリング時間毎に
それぞれの値を出力するものである。
演算回路12では、次式に示すZ値が演算される。
但しKは常数である。14は比較回路であづて、前記の
Z値を異常診断の尺度として判定し、この判定結果を表
示装置16に備える正常ランプ18.注意ランプ加、異
常うンプ乙のいずれかを点灯させて表示する。
第2図と第3図とは、増幅器6で出力した振動波形を示
す波形図で、横軸に時間、縦軸に振動加速度の波高をと
って示している。また図中で冴はこの振動波形のRMS
値を示し、部はPEAK値を示し、第2図は正常な歯車
装置の波形図、83図は何らかの局所異常が存在する歯
車装置の波形図である。実際には、これらのRMS値ス
は自乗平均平方根値算出回路8により、PEAKA尖頭
値第2図の正常な歯車装置の場合よりも、第3図の局所
異常が存在する歯車装置の場合の方が差が大きいことが
判る。そこでこれらに着目して波形の関係を一般的に知
られている波形のおおよその形PEAK値 の定義として用いられるq<これはタレストファクタま
たは波高率と呼ばれており以後波高率と記する)を使い
、数多くの実験を行って調査した結果波高率として 正常な歯車装置の場合:240〜3.0局所異常の存在
する歯車装置の場合=4.0〜8.0が得られ、異常が
大きい穆この値も大きくなり、歯車装置が正常か異常か
を定量的に判定できることが判明した。また波高率はR
MS値とPEAK値との比で表わされるものであるため
、機種の異なる歯車装置の診断をする場合にも−様な評
価ができることになる。ここで正常な歯車装置の場合の
上限値3.0と局所異常の存在する歯車装置の場合の下
限値4.0との差は少なく、正常な歯車装置の場合番こ
得られる波高率のばらつきの範囲程度しかなく、波高率
だけで歯車装置の診断を行うことは精度が悪く困難であ
った。従って演算回路化では診断精度を上げるために の演算を行いZ値を求める。上式のKit定数で、関数
の重み係数であって、正常な歯車装置の場合の波高率の
下限値2.0に等しい。これは正常な歯車装置の場合に
は波高率が前記のように2.0〜3.0とばらつきの範
囲が1.0以下であり、この下限値2.0と局所異常の
存在する歯車装置の場合の下限値4.0との差が2,0
と1.0以上であることに着目し、波高率:Pい、1 値と、正常な歯車装置の場 合の下限値:に=2.0との差を求める。次にこの差を
2乗することにより効果を発揮し、Z値が求まり、波高
率とKの差が1.0以下、つまり正常な歯車装置の場合
には、Zは1.0以下にまとまってばらつきが鈍く、そ
の差が1.0以上の局所異常の存在する歯車装置の場合
は2乗することによってばらつきが拡大され敏感に表示
される。従ってZ値を用いて歯車装置の診断を精度よ〈
実施できる。
比較回路14はこのZ値を下記の第1表に示す判定基単
に従って、その判定結果を表示装置16の各ランプ18
 、20 、22をそれぞれ点灯させて表示する。
すなわち、比較回路14は、Z値が1.0未満の場合に
は正常と判定して正常ランプ18を点灯させて表示し、
Z値が1.0以上4.0未清の場合には注意と判定して
注意ランプIを点灯させて表示、し、Z値が4.0以上
の場合には異常と判定して異常ランプηを表示し、歯車
装置の診断結果がランプ表示で示されるため、異常診断
が正確に容易にできる。
さらに本発明は波高惠から演算されるZ値を異常診断の
尺度としているため、回転数や負荷が変化するような機
械の歯車装置でも診断できる。
〔発明の効果〕
本発明は、歯車装置の外箱に振動ビ、クア、プを設置し
、歯車装置からの振動を電気信号−とじて検出し、この
電気信号を演算処理してZ値を求め、このZ値を異常診
断の尺度として判定結果を表示装置のおのおののランプ
で表示するようにしたため、 (1)特別な専門知識を必要とせず、誰でも簡単に歯車
装置の異常診断ができ、機糧の異なる歯車装置の診断を
する場合にも−様な評価ができて汎用性がある。
(2) F F Tのような特殊な回路を使用しないた
め安価である。
(3)回転数や負荷が変化するような機械の歯車装置で
も診断できるため、診断の対象機株が拡張できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すブロック線図、第2図と
第3図とは増幅器6で出方した振動波形を示す波形図で
横軸に時間、縦軸に振動加速度の波高をとって示してお
り第2図は正常な歯車装置の波形図、第3図は何らかの
局所異常が存在する歯車装置の波形図、第4図は文献「
ターボ機械」第1】巻!4号から引出した「歯車装置の
異常と振動の特性」を示す歯車装置の異常、かみあい振
動の波形、スペクトルを示す図である。 2・・・歯車装置の外箱、4・・・振動ピ、クア、プ、
6・・・増幅器、8・・・自乗平均平方根値算出回路、
10・・・尖頭値算出回路、12・・・演算回路、14
・・・比較回路、・ 。しくブ 第1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)歯車装置の外箱に設置する振動ピックアップによっ
    て、歯車装置からの振動を電気信号として検出しこの電
    気信号から歯車装置の異常を診断する装置であって、こ
    の振動ピックアップの出力を増幅する増幅器と、この増
    幅器の出力から波形の自乗平均平方根値を得る自乗平均
    平方根値算出回路と、前記の増幅器の出力から波形の尖
    頭値を得る尖頭値算出回路と、前記の自乗平均平方根値
    と尖頭値とから Z=([PEAK値/RMS値]−K)^2(但しRM
    S値:自乗平均平方根値 PEAK:尖頭値 K:定数) を演算する演算回路と、前記のZ値を異常診断の尺度と
    して判定する比較回路と、前記の比較回路の判定結果を
    表示する、表示装置を備えることを特徴とする歯車装置
    の異常診断装置。
JP63046660A 1988-02-29 1988-02-29 歯車装置の異常診断装置 Expired - Lifetime JPH0652217B2 (ja)

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