JPH10160638A - 軸受内蔵型車輪及び低速回転軸受の異常診断方法 - Google Patents

軸受内蔵型車輪及び低速回転軸受の異常診断方法

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JPH10160638A
JPH10160638A JP8317983A JP31798396A JPH10160638A JP H10160638 A JPH10160638 A JP H10160638A JP 8317983 A JP8317983 A JP 8317983A JP 31798396 A JP31798396 A JP 31798396A JP H10160638 A JPH10160638 A JP H10160638A
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Noriaki Inoue
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 S/N比を向上させ、低速回転軸受の異常診
断を精密に行う。 【解決手段】 検出された振動加速度信号のうちローパ
スフィルタにより所定値以下の出力を取り出し、これに
対し3以上の奇数乗する処理を行い、この波形を予め設
定された基準値と比較することにより異常判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軸受内蔵型車輪及
び低速回転軸受の異常診断方法に関する。
【0002】
【従来の技術】回転機械に組み込まれた転がり軸受が損
傷すると、回転数に比例した周期を持つ衝撃的振動を発
生する。従来、この振動を測定し、これを評価して軸受
の異常の有無を検出する回転軸受の異常診断方法(振動
法)が知られている。
【0003】振動法は、ファン、ポンプやローラ、減速
機等の、一般的に100rpm 以上の回転設備の軸受診断
に適用され、振動信号レベルの傾向管理による簡易診
断、高速フーリエ変換(FFT)を用いた特性周波数の
スペクトラム監視により異常診断を行っている。ファン
やポンプ等の場合には、軸受に外力が作用しないため、
S(軸受損傷)がN(設備状態)に比べて非常に大き
く、S/N比が大きい。これに対して、ローラや減速機
等の場合には、S(軸受損傷)がN(設備状態)以上で
はあるが、軸受に外力が作用するが作用点が離れている
ため、外力の作用が軸受に到達するまでに減衰してしま
うため、S/N比は小さい。このような場合には、材料
がない場合に、無負荷空転時に軸受診断をするようにし
ている。しかし、一般的には100rpm 以下の低速回転
軸受の場合には、S/N比が更に低く、振動法による軸
受診断は難しい。
【0004】例えば、特開平5−231992号公報に
は、回転機械の無負荷、回転数一定の定常状態での振動
速度を測定し、同じく回転機械の無負荷、回転数一定の
定常状態での振動速度の初期値と比較し、損傷の有無を
判定するものが開示されている。又、特公昭62−60
011号公報には、振動を一定周期でサンプリングした
時系列データから、任意に選択した2つの周波数に関す
るバイコヒーレンスを求め、これを正常である場合の同
周波数に関するバイコヒーレンスと比較することにより
異常を検知するようにしたものが開示されている。
【0005】又、軸受の異常検出方法には、振動法の他
に、アコースティックエミッション信号(AE信号)を
用いたAE法が知られている。これは例えば、滑り軸受
に対し用いられた場合、滑り軸受の油膜が切れて、スリ
ーブとブッシュの相互接触で生じる金属表面の損傷によ
って放出されるAE信号を検出することによって軸受の
異常を検出するものである。
【0006】例えば特公平7−26941号公報には、
軸受から発生するAE信号のうち所定範囲の出力を取り
出し、これを基準値と比較して、軸受の異常を検出する
ようにしたものが開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
振動法には、軸受異常による振動(信号S)が低い場合
には、S/N比が小さく、診断が困難であるという問題
がある。又、AE法には、機器が高価であり実用的でな
いという問題がある。
【0008】又、振動法の適用対象を拡大し、図1に示
すような軸受2を内蔵した軸受内蔵型車輪4や40〜8
0rpm 以下の低速回転軸受等に適用しようとした場合、
従来技術では診断が困難であるという問題がある。例え
ば軸受内蔵型車輪の場合には、踏面と相手材の影響を受
け、S/N比が小さく、又、材料による加振源が軸受に
近いため、外部振動の影響を大きく受け易い。なお、図
1は、車輪取付ハウジング6に連結された車輪取付プレ
ート8に、ピン10を介して車輪4を取付けた様子を示
したものであり、12はピン10のエンドプレート、1
4は止め輪、16はディスタンスカラーである。
【0009】又、40〜80rpm 以下の低速回転軸受の
場合には、図2に(日本鉄鋼協会編「設備診断技術ハン
ドブック」pp.89〜92[丸善](1986)よ
り)回転数と振動レベルとの関係を示すように、振動信
号レベルが低いためS/N比を向上させるための特別な
信号処理が必要とされる。
【0010】本発明は、前記従来の問題に鑑みてなされ
たものであり、S/N比を向上させ、軸受内蔵型車輪及
び低速回転軸受に対しても精密な異常診断を行うことを
可能とした軸受内蔵型車輪及び低速回転軸受の異常診断
方法を提供することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、回転機械の回
転に伴って生じる軸受の機械的振動を測定し、これを用
いて軸受の異常の有無を判定する軸受内蔵型車輪及び低
速回転軸受の異常診断方法において、振動加速度センサ
からの出力のうち所定値以下の出力を通過させるローパ
スフィルタで取り出された振動加速度信号に対し、3以
上の奇数乗する処理を行い、予め設定された基準値と比
較することにより異常判定することにより前記課題を解
決したものである。
【0012】以下、本発明に至る経緯について説明す
る。
【0013】図3は、本発明の対象となる軸受の例で使
用開始2時間後における振動加速度(ACC)原波形を
示すグラフであり、図4は、これを高速フーリエ変換
(FFT)した結果を示すグラフである。又、図5は、
該軸受の11時間後における振動加速度原波形を示すグ
ラフであり、図6は、これを高速フーリエ変換した結果
を示すグラブである。原波形グラフの縦軸は信号レベル
を表わし、横軸は時間である。又、高速フーリエ変換グ
ラフの縦軸は周波数成分のレベルを表わし、横軸は周波
数を表わす。どちらの時点でも、軸受が正常な状態であ
るが、図5に示すように、11時間使用後の原波形の信
号レベルは大きくなっている。これらのデータは、原波
形に対してフィルタ処理は行っていない。このままで
は、図5、図6により、11時間使用後の軸受を異常と
判定してしまう虞れがある。
【0014】これに対して、図7に示すのは、使用開始
2時間後における振動加速度原波形に対して1〜2KH
zにおけるバンドパスフィルタ(BPF)処理を行った
後の波形を示すグラフであり、図8は、同じく使用開始
2時間後における振動加速度原波形に対し、1〜3KH
zのバンドパスフィルタ処理を行った後の波形を示すグ
ラフである。又、図9は、使用開始11時間後の軸受の
振動加速度原波形に対し1〜2KHzのバンドパスフィ
ルタ処理を行った後の波形を示すグラフであり、図10
は同じく使用開始11時間後の軸受の振動加速度原波形
に対して1〜3KHzのバンドパスフィルタ処理を行っ
た後の波形を示すグラフである。これらはいずれも正常
な軸受であり、バンドパスフィルタ処理を行うことによ
り、ノイズ成分を排除でき、正常であるのに異常と誤診
断することがなくなる。又、これらの図が示すように、
バンドパスフィルタ処理が、1〜3KHzにおけるよ
り、1〜2KHzの方がノイズ成分除去の点で有効であ
る。
【0015】又、図1に示す車輪取付ハウジング6が外
部から振動を受けた場合の正常な軸受の振動加速度原波
形を図11に示し、それを1〜2KHzのバンドパスフ
ィルタ処理をしたグラフを図12に示し、1〜3KHz
のバンドパスフィルタ処理をしたグラフを図13に示
す。又、図11の原波形を高速フーリエ変換したグラフ
を図14に示し、2時間使用後における正常軸受の振動
加速度原波形を1〜2KHzのバンドパスフィルタ処理
をしたグラフを図15に示し、2時間使用後における正
常軸受の振動加速度原波形1〜3KHzのバンドパスフ
ィルタ処理をしたグラフを図16に示す。図11〜図1
3が示すように、正常な軸受であるが、外部振動を受け
た場合に、バンドパスフィルタ処理のみでは異常と判定
してしまうレベルの波形となってしまう。図12及び図
13のグラフを、それぞれ外部振動を受けていない2時
間使用後における正常軸受のバンドパスフィルタ処理波
形を示す図15及び図16のグラフと比較するとその差
がはっきりと出ていることが判る。
【0016】又、図1に示す車輪取付プレート8の固有
振動数に着目し、これを測定した結果を高速フーリエ変
換したグラフを図17に示す。このグラフから判るよう
に、1KHz以下の信号成分に着目して診断すればよい
と考えられる。
【0017】そこで、外部から振動を受ける軸受に対
し、1KHzのローパスフィルタ処理をすることが、異
常の誤診断を防止するために有効か否か検証することと
する。図11の振動加速度原波形のグラフが示すよう
に、軸受が正常状態でも外部振動を受けるとその信号レ
ベルが高くなることが判る。これに対し図18に示すよ
うに、1KHzのローパスフィルタ処理を行うと、外部
振動の影響を排除できることが判る。又、異常軸受の場
合に、1KHzのローパスフィルタ処理をしたグラフを
図19に示す。これより、正常の場合は、信号レベルが
0.1G程度と低く、異常の場合は信号レベルが高く5
Gを超えるものもあることが判る。従ってこのフィルタ
処理は有効であることが判る。但し、図20のグラフが
示すように、軸受がやや異常程度では、信号レベルが低
いため正常との区別がつかず、1KHzのローパスフィ
ルタ処理をすると異常判定が難しいため、更に信号処理
の工夫が必要と考えられる。
【0018】なお、従来軸受の異常診断には波高率が用
いてられおり、通常の軸受診断は、振動加速度のピーク
値に顕著に表われている。このため、Sがピーク値でN
が平均値と考えられるため、ピーク値/平均値=S/N
比を向上させることで軸受異常信号を顕著化して判別し
易くできると考えられる。
【0019】そのための方法として、本発明において
は、信号レベルについて3以上の奇数乗する処理(3乗
処理あるいは5乗処理等)を行うこととした。2乗処理
では、負の信号が正となるため、周波数変換されること
になるので好ましくない。従って奇数乗処理が望まし
い。
【0020】図21に、図20の信号を10倍したもの
と3乗処理したものとを示す。図21の上のグラフが示
すように、10倍の増幅では信号レベルもノイズ成分も
それぞれ10倍になってしまう。その一方、図21の下
のグラフのように3乗処理をしたものでは、ノイズ成分
のような低いレベルの信号は低いままに抑えられ、軸受
異常信号のように高めの信号との差は大きくなる。
【0021】従って、3乗処理の方が異常信号レベルと
平均信号レベルの差(波高率)が高くなり、軸受異常の
診断には有効である。
【0022】図22に、正常な軸受について1KHzロ
ーパスフィルタ処理をした波形を10倍した場合と3乗
処理した場合とを示す。このグラフが示すように、ロー
パスフィルタにより外部振動の影響を排除しているた
め、3乗処理しても、外部振動の影響を受けることはな
く、正常な軸受にも拘らず、軸受異常と誤診断する虞れ
はない。
【0023】このように本発明によれば、ローパスフィ
ルタで取り出された振動加速度信号に対して3以上の奇
数乗する処理を行うようにしたため、S/N比を向上さ
せ、軸受異常の診断を正常に行うことが可能となった。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を詳細に説明する。
【0025】図23は、本発明の軸受異常診断を行うた
めのシステムの概略構成図である。図23において、1
0は軸受の振動加速度信号を検出する振動加速度センサ
であり、12は振動加速度信号を受けこれを増幅し、1
KHzのローパスフィルタ処理を行う振動計である。振
動計12による信号はローカルステーション14により
データ採取され、ローカルステーション14において、
3乗処理が行われ異常診断が行われる。診断の結果はセ
ントラルステーション16に送られ表示される。
【0026】以下本実施形態の作用について説明する。
まず振動加速度センサ10により図24に示すような振
動加速度をピックアップした検出信号が検出され、振動
計12へ送られる。振動計12では、この検出信号を、
図25に示すように増幅し、図26に示すように1KH
zのローパスフィルタ処理を行い、診断に不要な周波数
域の信号をカットする。これは原信号のままでは軸受異
常時に発生する振動加速度信号を選別できず、低速回転
軸受では異常時の振動信号レベルが低く、S/N比が小
さいためである。又、外部からの振動を受けた場合、S
/N比が小さくなる。又、軸受異常時振動加速度信号は
1KHz以下だからである。このローパスフィルタ処理
によりノイズ成分を排除して、誤診断を防止する。
【0027】ローカルステーション14では、振動計1
2の出力である1KHzのローパスフィルタ処理波形を
受け、図27に示すように1データ当り5sec の間デー
タ採取を行い、図28に示すように、サンプリングピッ
チ50μsec にてA/D変換しデータを採集する。この
とき、16チャンネルの入力を切換えながら採取するこ
とが可能である。
【0028】その後、ローカルステーション14では、
最終データの全サンプリング点に対して3乗処理を行
う。この場合サンプリング点は5sec ÷50μsec =1
00000点である。これにより、フィルタだけでは判
別し難い場合の異常判定も可能となる。なお3乗するの
は、前述したように軸受内蔵型車輪等の低速回転軸受の
場合には、やや異常程度ではノイズ成分との信号レベル
差が小さく判別が難しいためであり、3乗することによ
りS/N比を向上させ、異常信号とノイズ成分とのレベ
ル差を顕著化できるからである。又、2乗だと負の値も
正に変換されてしまうが、3乗のように奇数乗であれ
ば、信号の正負の状態は変化しないからである。従って
3乗に拘らず5乗のように奇数乗であればよい。図29
に3乗処理波形を示す。
【0029】次に3乗処理後のデータと予め設定した異
常判定の基準値を比較することにより異常判定を行う。
基準値を超えてから次に基準値を下まわるまで、即ち基
準値を超えたピークの出現回数が予め設定した判定基準
回数を超えた場合、異常と判定する。例えば、図29に
示す波形の場合には、判定基準回数が2ならば、基準値
を超えたピークが3回以上で、異常と判定される。
【0030】判定結果が異常の場合、警報情報をセント
ラルステーション16に対して出力する。セントラルス
テーション16においては、ローカルステーション14
の警報情報(警報情報、3乗演算値の最大値、異常判定
の基準値等)をCRT画面に表示する。又、同時に直近
の最終データの3乗処理波形をCRT画面に表示する。
【0031】又、オフライン表示として、過去に採集し
記憶されたデータの3乗処理波形をCRT画面に表示す
る。
【0032】なお、本実施形態においては、1KHzの
ローパスフィルタ処理による信号を3乗処理することが
有効であったが、対象となる軸受の大きさや車輪取付け
材の剛性等により1KHzより高い領域(例えば3KH
zのローパスフィルタ)の方が有効な場合も有り得る。
従ってローパスフィルタは1KHzに限定されるもので
はなく、数KHzでも良い。
【0033】
【発明の効果】以上説明したとおり本発明によれば、ロ
ーパスフィルタで取り出された信号を、3以上の奇数乗
する処理を行うことにより、S/N比を向上させ、軸受
の異常判定の精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】振動法の適用対象である軸受内蔵型車輪を示す
断面図
【図2】40〜80rpm 以下の軸受における回転数と振
動レベルの関係を示す線図
【図3】軸受が正常の場合に、2時間使用後の振動加速
度原波形を示すグラフ
【図4】図3の波形を高速フーリエ変換した波形を示す
グラフ
【図5】軸受が正常の場合に11時間使用後の振動加速
度原波形を示すグラフ
【図6】図5の波形を高速フーリエ変換した波形を示す
グラフ
【図7】軸受が正常の場合2時間使用後の原波形を1〜
2KHzのバンドパスフィルタ処理をした波形を示すグ
ラフ
【図8】同じく1〜3KHzのバンドパスフィルタ処理
をした波形を示すグラフ
【図9】軸受が正常な場合11時間使用後の原波形を1
〜2KHzのバンドパスフィルタ処理をした波形を示す
グラフ
【図10】同じく1〜3KHzのバンドパスフィルタ処
理をした波形を示すグラフ
【図11】正常軸受の振動加速度原波形を示すグラフ
【図12】図11の波形を1〜2KHzのバンドパスフ
ィルタ処理をした波形を示すグラフ
【図13】同じく1〜3KHzのバンドパスフィルタ処
理をした波形を示すグラフ
【図14】図11の波形を高速フーリエ変換した波形を
示すグラフ
【図15】2時間使用後の正常軸受の原波形を1〜2K
Hzのバンドパスフィルタ処理をした波形を示すグラフ
【図16】2時間使用後の正常軸受の原波形を1〜3K
Hzのバンドパスフィルタ処理をした波形を示すグラフ
【図17】車輪取付プレート保有振動数を測定した波形
を高速フーリエ変換した波形を示すグラフ
【図18】正常な軸受が外部から振動を受けた場合の原
波形を1KHzのローパスフィルタ処理をした波形を示
すグラフ
【図19】軸受が異常な場合に、1KHzのローパスフ
ィルタ処理をした波形を示すグラフ
【図20】軸受がやや異常の場合に、1KHzのローパ
スフィルタ処理をした波形を示すグラフ
【図21】図20の波形を10倍に増幅したものと3乗
処理をしたものを示すグラフ
【図22】正常軸受が外部振動を受ける場合に10倍増
幅したものと3乗処理をしたものを示すグラフ
【図23】本発明の軸受異常診断方法が適用されるシス
テムの概略を構成を示す構成図
【図24】検出された振動加速度信号を示すグラフ
【図25】図24の検出信号を増幅した波形を示すグラ
【図26】図25の波形に対して1KHzのローパスフ
ィルタ処理をした波形を示すグラフ
【図27】ローパスフィルタ処理をした波形からデータ
採取をする様子を示すグラフ
【図28】同じくローパスフィルタ処理をした波形から
データ採取する様子を示すグラフ
【図29】3乗処理をした波形を用いて異常判定する様
子を示すグラフ
【符号の説明】
10…振動加速センサ 12…振動計 14…ローカルステーション 16…セントラルステーション
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 紀明 兵庫県西宮市高畑町3番48号 川鉄アドバ ンテック株式会社内 (72)発明者 岡本 康司 兵庫県西宮市高畑町3番48号 川鉄アドバ ンテック株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転機械の回転に伴って生じる軸受の機械
    的振動を測定し、これを用いて軸受の異常の有無を判定
    する軸受内蔵型車輪及び低速回転軸受の異常診断方法に
    おいて、 振動加速度センサからの出力のうち所定値以下の出力を
    通過させるローパスフィルタで取り出された振動加速度
    信号に対し、3以上の奇数乗する処理を行い、予め設定
    された基準値と比較することにより異常判定することを
    特徴とする軸受内蔵型車輪及び低速回転軸受の異常診断
    方法。
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