JPH01219125A - 鉄損特性及び低磁場での磁束密度の優れた無方向性電磁鋼板の製造方法 - Google Patents
鉄損特性及び低磁場での磁束密度の優れた無方向性電磁鋼板の製造方法Info
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- JPH01219125A JPH01219125A JP63041837A JP4183788A JPH01219125A JP H01219125 A JPH01219125 A JP H01219125A JP 63041837 A JP63041837 A JP 63041837A JP 4183788 A JP4183788 A JP 4183788A JP H01219125 A JPH01219125 A JP H01219125A
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Landscapes
- Manufacturing Of Steel Electrode Plates (AREA)
- Soft Magnetic Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は磁気特性の浸れた無方向性電磁鋼板の製造方法
に関する。
に関する。
電磁鋼板の製造工程において、鋼板に歪が付与された場
合、格子欠陥或いは格子の歪による内部応力の蓄積によ
って最終的な磁気特性、特に鉄損値が劣化することは一
般的な傾向として良く知られている。これは、格子欠陥
或いは内部応力によって、磁化過程において磁壁移動が
阻害されるためである。
合、格子欠陥或いは格子の歪による内部応力の蓄積によ
って最終的な磁気特性、特に鉄損値が劣化することは一
般的な傾向として良く知られている。これは、格子欠陥
或いは内部応力によって、磁化過程において磁壁移動が
阻害されるためである。
しかし* bcc構造を有する鉄系の軟磁性材料(Si
鋼板等)においては、正の磁気特性を有するため、鋼板
表層部に引張りの残留応力を付与することによって1表
層部の磁壁移動が容易になり、鉄損が低下するとともに
、残留応力の存在そのものによって磁気特性も改善され
る。
鋼板等)においては、正の磁気特性を有するため、鋼板
表層部に引張りの残留応力を付与することによって1表
層部の磁壁移動が容易になり、鉄損が低下するとともに
、残留応力の存在そのものによって磁気特性も改善され
る。
このような歪の付与は、下地鋼板より低い熱膨張係数を
有する絶縁被膜をコーティングして最終的な焼付は焼鈍
をすることによりなされるのが一般的で、方向性Sl鋼
板においては鉄損低下のための有力な手段であシ、また
、無方向性Si鋼板については、例えば特開昭56−5
5574号公報、特開昭58−110679訟報等に開
示されている。
有する絶縁被膜をコーティングして最終的な焼付は焼鈍
をすることによりなされるのが一般的で、方向性Sl鋼
板においては鉄損低下のための有力な手段であシ、また
、無方向性Si鋼板については、例えば特開昭56−5
5574号公報、特開昭58−110679訟報等に開
示されている。
このような技術に対し、再結晶焼鈍工程において鋼板に
引張り歪を付与するという方法が特開昭55−8563
0号公報において提案されている。この技術は、焼鈍過
程において焼鈍温度によって規定される下記範囲の伸び
率(引張り歪)を銅帯に付与することを骨子としている
。
引張り歪を付与するという方法が特開昭55−8563
0号公報において提案されている。この技術は、焼鈍過
程において焼鈍温度によって規定される下記範囲の伸び
率(引張り歪)を銅帯に付与することを骨子としている
。
0.0035T−3,8≦logR<0.0035T−
2,8この提案によれば、鉄損改善のために最適な伸び
率は、概ね81量に依存することなく焼鈍塩1度によっ
てのみ決まシ、最適伸び率は高温焼鈍根太きくなるとい
うものである。しかし。
2,8この提案によれば、鉄損改善のために最適な伸び
率は、概ね81量に依存することなく焼鈍塩1度によっ
てのみ決まシ、最適伸び率は高温焼鈍根太きくなるとい
うものである。しかし。
本発明者等の検討によれば、磁気特性を向上させるため
に焼鈍過程において付与すべき引張シ歪の最適条件は、
焼鈍温度には関係なく。
に焼鈍過程において付与すべき引張シ歪の最適条件は、
焼鈍温度には関係なく。
しかも、上記提案では付与する歪量が過剰であり、十分
な磁気特性の改善が図れないことが判った。
な磁気特性の改善が図れないことが判った。
本発明線このような問題に鑑み、焼鈍過程において付与
すべき引張り歪の最適値は、焼鈍温度に関係なく常に一
定であり、しかも上記従来技術において規定される領域
よりも低い領域に存在することを見い出し、発明を完成
させたものである。
すべき引張り歪の最適値は、焼鈍温度に関係なく常に一
定であり、しかも上記従来技術において規定される領域
よりも低い領域に存在することを見い出し、発明を完成
させたものである。
すなわち1本発明の特徴とするところは、1回または中
間焼鈍をはさむ2回以上の冷間圧延によって最終板厚と
したSi含有量が1.0〜4.0wt s の鋼板を
最終焼鈍するに当り、焼鈍中、ユニット張力の制御によ
り鋼板に0.05〜o、15wt*の伸び変形を付与す
ることにある。
間焼鈍をはさむ2回以上の冷間圧延によって最終板厚と
したSi含有量が1.0〜4.0wt s の鋼板を
最終焼鈍するに当り、焼鈍中、ユニット張力の制御によ
り鋼板に0.05〜o、15wt*の伸び変形を付与す
ることにある。
また、本発明はこのような伸び変形を鋼板に付与するた
め、鋼板のSi含有量に応じ、銅版を下記最高加熱温度
T (℃)で焼鈍するとともに、ユニット張力σ(Kp
f/m”)を最高加熱温度T (℃)との関係で、 1、 0wt %≦Si(1,5wt %の場合800
≦T≦950 −0.00257 + 2.38≦σ<−0,0025
T+2.58但し、σ≧0.1 1、5 wt To≦Si < 2.0wt To (
D場合T ≧ 800 −0.0034 T+3.22≦σ≦−0,0034T
+ 3.42但し、σ≧0.1 2、 0wt %≦st≦4.0wt%の場合870
≦T≦105〇 −0,0017T−)1.80 < σ≦−0.0
017T+2.00但し、σ≧0.1 を満足するよう制御するようにしたものである。
め、鋼板のSi含有量に応じ、銅版を下記最高加熱温度
T (℃)で焼鈍するとともに、ユニット張力σ(Kp
f/m”)を最高加熱温度T (℃)との関係で、 1、 0wt %≦Si(1,5wt %の場合800
≦T≦950 −0.00257 + 2.38≦σ<−0,0025
T+2.58但し、σ≧0.1 1、5 wt To≦Si < 2.0wt To (
D場合T ≧ 800 −0.0034 T+3.22≦σ≦−0,0034T
+ 3.42但し、σ≧0.1 2、 0wt %≦st≦4.0wt%の場合870
≦T≦105〇 −0,0017T−)1.80 < σ≦−0.0
017T+2.00但し、σ≧0.1 を満足するよう制御するようにしたものである。
以下1本発明の詳細をその限定理由とともに説明する。
本発明は、1回もしくは中間焼鈍をはさむ2回以上の冷
間圧延によって最終板厚としたSi:1.0〜4、ow
t%のSi鋼板を、最終焼鈍するに当り、磁気特性改善
を目的として、ユニット張力の制御により鋼板に0.0
5〜0.15%の伸び変形を付与する。
間圧延によって最終板厚としたSi:1.0〜4、ow
t%のSi鋼板を、最終焼鈍するに当り、磁気特性改善
を目的として、ユニット張力の制御により鋼板に0.0
5〜0.15%の伸び変形を付与する。
このような張力付与効果は、主として鋼板の長手方向に
対する磁気特性改善に対して顕著である。これは* b
ee構造を有する鉄系磁性材料における磁歪の悪影響が
軽減されること、及び微小な張力を付加することに伴う
磁区の細分化によって低磁場磁気特性及び鉄損特性が改
善されることによるものと考えられ、その効果は、主と
して冷却時にキュリー点を経て常磁性から強磁性に変態
する過程で発揮されるものと考えられる。そして、本発
明者等は、この張力付加によって磁気特性の改善が認め
られるのは、焼鈍温度によらず、はぼ0.1±0.05
1の伸び変形が付与された場合に限られることを見い出
した。
対する磁気特性改善に対して顕著である。これは* b
ee構造を有する鉄系磁性材料における磁歪の悪影響が
軽減されること、及び微小な張力を付加することに伴う
磁区の細分化によって低磁場磁気特性及び鉄損特性が改
善されることによるものと考えられ、その効果は、主と
して冷却時にキュリー点を経て常磁性から強磁性に変態
する過程で発揮されるものと考えられる。そして、本発
明者等は、この張力付加によって磁気特性の改善が認め
られるのは、焼鈍温度によらず、はぼ0.1±0.05
1の伸び変形が付与された場合に限られることを見い出
した。
第1図は最終焼鈍における鋼板の伸び変形が磁気特性に
及ぼす影響を・Si含有分の異なるSi鋼板(第1表中
の鋼(21,+31. t5) )について調べたもの
で、Si含有量及び焼鈍温度にががわらず、伸び変形が
0.1+0.05%の範囲において良好な磁気特性改善
効果が示されている。
及ぼす影響を・Si含有分の異なるSi鋼板(第1表中
の鋼(21,+31. t5) )について調べたもの
で、Si含有量及び焼鈍温度にががわらず、伸び変形が
0.1+0.05%の範囲において良好な磁気特性改善
効果が示されている。
ここで、伸び変形がO,OS*未満では、歪付与による
効果が十分期待できず、加えて張力が低過ぎるため通板
、上も問題を生じる。一方、0.15%を超えると、内
部応力及び格子欠陥が過度に導入されることによって、
磁気特性のレベル自体が劣化する。このように本発明は
、鋼板に比較的小さな伸び変形を与えることによって磁
気特性の改善を図ることができる。
効果が十分期待できず、加えて張力が低過ぎるため通板
、上も問題を生じる。一方、0.15%を超えると、内
部応力及び格子欠陥が過度に導入されることによって、
磁気特性のレベル自体が劣化する。このように本発明は
、鋼板に比較的小さな伸び変形を与えることによって磁
気特性の改善を図ることができる。
本発明の実施には、低張力通板が可能な水平型連続焼鈍
ラインが主として用いられ、ライン内の張力付与によっ
て塑性変形が起こるのは最高加熱温度時である。そして
、上記0.1±0.05%の伸び変形を得るために紘鋼
組成と加熱温度に応じ張力を所定条件で付与する必要が
ある。
ラインが主として用いられ、ライン内の張力付与によっ
て塑性変形が起こるのは最高加熱温度時である。そして
、上記0.1±0.05%の伸び変形を得るために紘鋼
組成と加熱温度に応じ張力を所定条件で付与する必要が
ある。
第2図は、水平型連続焼鈍炉内のユニット張力と鋼板の
磁気特性との関係を、Si含有量の異なる5isN板(
WJ1表中の鋼12+、 +31. +51 ’)につ
いて調べたもので、図中矢印の箇所が伸び変形:略0.
1 %が得られる張力である・第3図は、上記Si鋼板
において適正な張力及び加熱温度の範囲を示したもので
ある。これらの実験の績果から、上記張力σは、Si含
有証に応じ加熱温度の関数として規定できること、及び
加熱温度もSi含有量に応じ適正な範囲があることが判
った。
磁気特性との関係を、Si含有量の異なる5isN板(
WJ1表中の鋼12+、 +31. +51 ’)につ
いて調べたもので、図中矢印の箇所が伸び変形:略0.
1 %が得られる張力である・第3図は、上記Si鋼板
において適正な張力及び加熱温度の範囲を示したもので
ある。これらの実験の績果から、上記張力σは、Si含
有証に応じ加熱温度の関数として規定できること、及び
加熱温度もSi含有量に応じ適正な範囲があることが判
った。
すなわち、炉内ユニット張力σ(Kp f /vm2)
及び焼鈍加熱+2!度は、次のように調整される必要が
ある。
及び焼鈍加熱+2!度は、次のように調整される必要が
ある。
(1) 1.0 wt%<Si (1,5wt %の場
合800 ≦T≦ 950 −0.0025T+2.38≦σ≦−0,0025T+
2.58但し、σン0.1 +211.5wt %≦Si (2,0wt%の場合T
>800 −0.0034T+3.22≦σ< −0,0034T
+ 3.42但し、σ≧0.1 (312,0wt% (、Si≦4.0wt%の場合8
70 ≦ T ≦ 1050 −0.0O17T+1.80 < 6≦−0,0017
T+2.OO但し、σ≧0.1 上記張力範囲は、第2図等に基づき鉄損値が最低となる
張力を基準として±0.IKff/sw+”の範囲をと
ったもので、これKより伸び変形:O,OS〜0.15
%を確保することができる。なお、張力σが0.1〜t
/J未満では、張力付与効果が全く期待できない。
合800 ≦T≦ 950 −0.0025T+2.38≦σ≦−0,0025T+
2.58但し、σン0.1 +211.5wt %≦Si (2,0wt%の場合T
>800 −0.0034T+3.22≦σ< −0,0034T
+ 3.42但し、σ≧0.1 (312,0wt% (、Si≦4.0wt%の場合8
70 ≦ T ≦ 1050 −0.0O17T+1.80 < 6≦−0,0017
T+2.OO但し、σ≧0.1 上記張力範囲は、第2図等に基づき鉄損値が最低となる
張力を基準として±0.IKff/sw+”の範囲をと
ったもので、これKより伸び変形:O,OS〜0.15
%を確保することができる。なお、張力σが0.1〜t
/J未満では、張力付与効果が全く期待できない。
また、焼鈍加熱温度については、各8ルベルの下限温度
を下回ると、十分なフェライト粒成長が起こらず、磁気
特性のレベル自体が低くなる。一方s Si: 1.
0〜1.5wt%未満及びSi:2.0〜4.0wt−
の各Siレベルにおいて上限温度を上回ると、通板上の
問題に加えて、フェライト粒が過度に粗大化し、逆に鉄
損の増大を招く。
を下回ると、十分なフェライト粒成長が起こらず、磁気
特性のレベル自体が低くなる。一方s Si: 1.
0〜1.5wt%未満及びSi:2.0〜4.0wt−
の各Siレベルにおいて上限温度を上回ると、通板上の
問題に加えて、フェライト粒が過度に粗大化し、逆に鉄
損の増大を招く。
なお、本発明が対象とするSi鋼板は1.0〜4.0w
t%のSiを含有している。Slは、1.0wtチ未満
では固有抵抗の低下により十分な低鉄撰修が得られない
。一方、4,0wt%を超えると冷間加工性が著しく悪
くなる。
t%のSiを含有している。Slは、1.0wtチ未満
では固有抵抗の低下により十分な低鉄撰修が得られない
。一方、4,0wt%を超えると冷間加工性が著しく悪
くなる。
第1表の組成の鋼の冷延鋼板を第2表の条件で最終焼鈍
し、無方向性電磁鋼板を得た。
し、無方向性電磁鋼板を得た。
得られた鋼板の磁気特性を第2表に合せて示す。
同表から判るように、本発明法により焼鈍中の鋼板に所
定の伸び変形を付与することにより、磁気特性が効果的
に向上している。
定の伸び変形を付与することにより、磁気特性が効果的
に向上している。
第 1 表
第 2 表
第1図は最終焼鈍時の鋼板の伸び変形量が磁気特性に及
ぼす影響を示したものである。第2図は最終焼鈍時の焼
鈍炉内ユニット張力と磁気特性との関係を示したもので
ある。第3図は最終焼鈍時における張力と加熱温度の適
正範囲を示すものである。 磁気特性の出願人 日本鋼管株式会社発明者 西 本
昭 彦 同 細 谷 佳 弘同
冨 1) 邦 相同
占 部 俊 層間
実 川 正 治代理人弁理
士 吉 原 省 三岡 同 苫米地
正 敏 屈託加勢温度 じC)
ぼす影響を示したものである。第2図は最終焼鈍時の焼
鈍炉内ユニット張力と磁気特性との関係を示したもので
ある。第3図は最終焼鈍時における張力と加熱温度の適
正範囲を示すものである。 磁気特性の出願人 日本鋼管株式会社発明者 西 本
昭 彦 同 細 谷 佳 弘同
冨 1) 邦 相同
占 部 俊 層間
実 川 正 治代理人弁理
士 吉 原 省 三岡 同 苫米地
正 敏 屈託加勢温度 じC)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)1回または中間焼鈍をはさむ2回以上の冷間圧延
によつて最終板厚としたSi含有量が1.0〜4.0w
t%の鋼板を最終焼鈍するに当り、焼鈍中、ユニット張
力の制御により鋼板に0.05〜0.15%の伸び変形
を付与することを特徴とする磁気特性の優れた無方向性
電磁鋼板の製造方法。 (2)1回または中間焼鈍をはさむ2回以上の冷間圧延
によつて最終板厚としたSi含有量が1.0〜4.0w
t%の鋼板を最終焼鈍するに当り、鋼板のSi含有量に
応じ、鋼板を下記最高加熱温度T(℃)で焼鈍するとと
もに、ユニット張力σ(Kgf/mm^2)を最高加熱
温度T(℃)との関係で下記条件を満足するよう制御す
ることにより鋼板に0.05〜0.15%の伸び変形を
付与することを特徴とする磁気特性の優れた無方向性電
磁鋼板の製造方法。 1.0wt%≦Si<1.5wt%の場合 800≦T≦950 −0.0025T+2.38≦σ≦−0.0025T+
2.58 但し、σ≧0.1 1.5wt%≦Si<2.0wt%の場合 T≧800 −0.0034T+3.22≦σ≦−0.0034T+
3.42 但し、σ≧0.1 2.0wt%≦Si≦4.0wt%の場合 870≦T≦1050 −0.0017T+1.80≦σ≦−0.0017T+
2.00 但し、σ≧0.1
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63041837A JPH075985B2 (ja) | 1988-02-26 | 1988-02-26 | 鉄損特性及び低磁場での磁束密度の優れた無方向性電磁鋼板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63041837A JPH075985B2 (ja) | 1988-02-26 | 1988-02-26 | 鉄損特性及び低磁場での磁束密度の優れた無方向性電磁鋼板の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01219125A true JPH01219125A (ja) | 1989-09-01 |
JPH075985B2 JPH075985B2 (ja) | 1995-01-25 |
Family
ID=12619372
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63041837A Expired - Fee Related JPH075985B2 (ja) | 1988-02-26 | 1988-02-26 | 鉄損特性及び低磁場での磁束密度の優れた無方向性電磁鋼板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH075985B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03202426A (ja) * | 1989-12-29 | 1991-09-04 | Kobe Steel Ltd | 無方向性電磁鋼板の連続焼鈍方法 |
US20150013844A1 (en) * | 2012-03-02 | 2015-01-15 | Baoshan Iron & Steel Co., Ltd. | Non-Oriented Silicon Steel and Manufacturing Process Thereof |
WO2023282071A1 (ja) * | 2021-07-05 | 2023-01-12 | Jfeスチール株式会社 | 無方向性電磁鋼板とその製造方法 |
WO2023282072A1 (ja) * | 2021-07-05 | 2023-01-12 | Jfeスチール株式会社 | 無方向性電磁鋼板とその製造方法 |
Families Citing this family (1)
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JP5671869B2 (ja) * | 2010-08-09 | 2015-02-18 | 新日鐵住金株式会社 | 無方向性電磁鋼板およびその製造方法 |
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JPS5585630A (en) * | 1978-12-25 | 1980-06-27 | Kawasaki Steel Corp | Annealing method for nondirectional silicon steel hoop |
JPS58120733A (ja) * | 1982-01-09 | 1983-07-18 | Nippon Steel Corp | 電磁鋼板の連続焼鈍方法 |
JPS5996227A (ja) * | 1982-11-24 | 1984-06-02 | Kawasaki Steel Corp | 珪素鋼板用連続焼鈍設備 |
-
1988
- 1988-02-26 JP JP63041837A patent/JPH075985B2/ja not_active Expired - Fee Related
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