JP3338263B2 - 高磁束密度一方向性電磁鋼板の製造方法 - Google Patents
高磁束密度一方向性電磁鋼板の製造方法Info
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Description
用される高磁束密度一方向性電磁鋼板の製造方法に関す
るものである。
の鉄心材料に使用されるが、省エネルギー化が要求され
ている昨今、更に磁束密度が高く、鉄損の少ない鋼板が
市場から要求されている。磁束密度の高い一方向性電磁
鋼板を得るには、{110}<001>方位いわゆるゴ
ス方位に高度に集積した2次再結晶組織を得ることが必
要である。2次再結晶には、インヒビターと1次再結晶
集合組織が大きく影響することが知られている。インヒ
ビターについては、仕上焼鈍を行うまでに鋼中に100
〜1000オングストローム程度の析出分散相を均一微
細に存在させることが必要で、AlN、MnS、MnS
eなどが一般的に知られている。これらは、連続鋳造に
おいて粗大に析出してしまうので、スラブを1250℃
以上の高温に加熱し、十分溶体化させた後、熱延でMn
S、MnSeを均一微細に析出させ、熱延板焼鈍、析出
焼鈍でAlNを均一微細に析出させ、更には、熱延から
脱炭・1次再結晶焼鈍までに結晶粒界に粒界偏析元素の
Sb、Sn、Cu、Mo、Ge、B、Te、As、Bi
などを偏析させることが有効である。
のが一般的であった。しかし、この方法では長時間のス
ラブ加熱が必要なため、スラブ結晶粒の異常粒成長に起
因する線混と呼ばれる磁気特性不良を起こす場合があっ
た。これを解決するため、特公昭56−18654号公
報にスラブを誘導加熱を利用し急速加熱する方法が提案
されている。しかし、誘導加熱によりスラブ加熱を行っ
た場合には、特開平3−31422号公報に開示されて
いるようにスラブの端部(熱延で最初に圧延される端部
を熱延頭部、熱延で最後に圧延されるもう一方の端部を
熱延尾部とする。また、後述する最終強冷延前の焼鈍の
熱延頭部、熱延中央部、熱延尾部とは、熱延で熱延頭
部、熱延中央部、熱延尾部で圧延されたコイルの部位を
指す)が熱放散によって所定の温度まで上昇せず、端部
に磁性不良を起こす場合があった。
端部の近傍に導電性の発熱保温板を設置し、端部の磁性
不良を改善する方法が提案されているが、発熱保温板が
高温にさらされるため耐久性に問題があり、頻繁に発熱
保温板を交換しなければならないという問題があり、コ
ストの上昇、設備管理の負担が大きく、また、発熱保温
板が劣化消耗した場合に磁性不良を起こしていた。一
方、最終強冷延前の焼鈍は、AlNの析出に大きな影響
を及ぼし、磁気特性に大きな影響を及ぼすことが特公昭
40−15644号公報、特公昭46−23820号公
報に開示されている。
得られる製品の磁気特性、コイル長手方向の磁気特性の
安定性、コストという点では満足できるものではない。
本発明は、スラブ加熱を誘導加熱炉を用い急速加熱し、
かつ、最終強冷延前の焼鈍における温度を熱延中央部と
熱延頭部、熱延尾部で異ならせることにより、磁気特性
に優れ、工業的にコイル長手方向に安定した製品を安価
に得られる方法を提供するものである。
重量%で、C:0.015〜0.100%、Si:2.
0〜4.0%、Mn:0.03〜0.12%、Sol.A
l:0.010〜0.065%、N:0.0040〜
0.0100%、SおよびSeのうちから選んだ1種ま
たは2種合計:0.005〜0.050%、残部は実質
的にFeの組成になる連続鋳造スラブを、1320〜1
450℃にスラブ加熱したのち熱延し、熱延板焼鈍し最
終強冷延を実施する工程、または予備冷延と、析出焼鈍
と、最終強冷延を実施する工程、または熱延板焼鈍と、
予備冷延と、析出焼鈍と、最終強冷延を実施する工程の
何れかの工程の後、最終板厚とし、脱炭・1次再結晶焼
鈍、最終仕上焼鈍によって高磁束密度一方向性電磁鋼板
を製造する方法において、1200℃以上の高温域のス
ラブ加熱を誘導加熱炉を用い、5℃/min以上の昇温速度
で行い、最終強冷延前の焼鈍を熱延中央部で圧延された
コイルの部位は800〜1200℃で行い、熱延頭部、
熱延尾部で圧延されたコイルの部位は780℃以上でか
つ熱延中央部よりも低い温度で焼鈍した後、熱延中央部
及び熱延頭部、熱延尾部を急冷することを特徴とするコ
イル長手方向の磁気特性のばらつきの少ない高磁束密度
一方向性電磁鋼板の製造方法、及び(2)連続鋳造スラブ
がSb、Sn、Cu、Mo、Ge、B、Te、As、お
よびBiから選ばれる1種または2種以上を各々の元素
量で0.003〜0.3%を含有することを特徴とする
前記 (1)記載のコイル長手方向の磁気特性のばらつきの
少ない高磁束密度一方向性電磁鋼板の製造方法、並びに
(3)1200℃以上の高温域のスラブ加熱の前に、50
%以上の圧下率で熱間変形を加えることを特徴とする前
記 (1)または (2)記載のコイル長手方向の磁気特性のば
らつきの少ない高磁束密度一方向性電磁鋼板の製造方
法。
用いて加熱した際に、発熱保温板なしにスラブ端部の磁
気特性不良を解消し、磁気特性に優れ、コイル長手方向
に安定した製品を安価に得られる方法を鋭意検討したと
ころ、最終強冷延前の焼鈍温度を熱延中央部より熱延頭
部、熱延尾部を低くすることが非常に有効であることを
見出した。
の一例である。本発明に従った成分範囲にある〔C〕
0.069%、〔Si〕3.31%、〔Mn〕0.07
0%、〔S〕0.022%、〔Sol.Al〕0.032
%、〔N〕0.073%を含有する鋳片を250mm厚に
連続鋳造し、ガス焼鈍炉で1120℃×3h加熱した
後、誘導加熱炉でスラブ長手方向中央部で温度制御し1
2℃/hで昇温し、1380℃〜1385℃×30分のス
ラブ加熱した後熱延し、板厚2.30mmの熱延板を作成
した。そして、熱延頭部、中央部、尾部よりサンプルを
採取して実験を行った。熱延板焼鈍は種々の温度で均熱
し、急冷した。その後、0.30mmに冷間圧延し、脱炭
・1次再結晶焼鈍を行い、最終仕上焼鈍そして絶縁コー
ティングを施した。
尾部の焼鈍温度とB8 1.88T以上の発生率の関係を
図1に、また、熱延板焼鈍の熱延頭部、中央部、尾部の
焼鈍温度とB8 1.88T以上発現した試料の平均の鉄
損W17/50 の関係を図2に示す。図1に示すように熱延
頭部、尾部は焼鈍温度を中央部よりも低くするとB
81.88T以上の発生率が高くなることが分かる。ま
た、図2に示すように熱延中央部は800℃、熱延頭
部、尾部は780℃よりも焼鈍温度が低いと鉄損W17
/50 が悪化することが分かる。なお、熱延板焼鈍の熱延
頭部、熱延中央部、熱延尾部とは、熱延で熱延頭部、熱
延中央部、熱延尾部で圧延されたコイルの部位を指す。
また、予備冷延有りの場合でも同様の結果を得られるこ
とを確認した。
下限0.015%未満であれば2次再結晶が不安定とな
り、上限の0.100%は、これよりCが多くなると脱
炭所要時間が長くなり経済的に不利となるために限定し
た。Siは、下限2%未満では良好な鉄損が得られず、
上限4%を超えると冷延性が著しく劣化する。Mnは、
下限0.03%未満であれば熱間脆化を起こし、上限
0.12%を超えるとかえって磁気特性を劣化させる。
ために必要な元素で、これらの1種または2種の合計が
下限0.005%未満ではMnS、MnSeの絶対量が
不足し、上限0.050%を超えると熱間割れを生じ、
また、最終仕上焼鈍での純化が困難となる。Sol.Al
は、AlNを形成するために必要な元素で、下限0.0
10%未満ではAlNの絶対量が不足し、上限0.06
5%を超えるとAlNの適当な分散状態が得られない。
Nは、AlNを形成するために必要な元素で、下限0.
0040%未満ではAlNの絶対量が不足し、上限0.
0100%を超えるとAlNの適当な分散状態が得られ
ない。
e、As、およびBiは粒界に偏析させ、2次再結晶を
安定化させるが、各々の元素量が下限0.003%未満
では偏析量が不足し、上限0.3%は経済的理由と脱炭
性の悪化によるものである。添加する元素は1種でもよ
いし、2以上添加してもよい。
導加熱炉を用い、5℃/min以上の昇温速度で行う。5℃
/minよりも昇温速度が遅いとスラブの異常粒成長による
線混と呼ばれる磁性不良が発生する。
う。1320℃より温度が低いとMnS、AlNなどの
インヒビターの固溶の不十分による磁性不良を起こし、
1490℃より高いとスラブが溶融する。1200℃以
上の高温域のスラブ加熱の前に、50%以下の圧下率で
熱間変形を加えることは、スラブの柱状晶を破壊し、鉄
損の改善効果を有する。圧下率の上限を50%としたの
は、効果が飽和するためである。
れたコイルの部位は800〜1200℃で焼鈍した後急
冷する。これにより、AlNの一部を析出させ、析出
量、サイズ、分布密度を調整する。図1に示すように1
200℃より高い場合はB8 1.88T以上の発生率が
低くなり、図2に示すように800℃より低い場合には
良好な磁気特性を得られない。また、急冷しない場合も
良好な磁気特性を得られない。なお、最終強冷延前の焼
鈍の熱延頭部、熱延中央部、熱延尾部とは、熱延で熱延
頭部、熱延中央部、熱延尾部で圧延されたコイルの部位
を指す。
で圧延されたコイルの部位は780℃以上でかつ熱延中
央部よりも低い温度で焼鈍した後急冷する。熱延頭部、
尾部とはコイルの最頭部、最尾部から長手方向にa2 /
b(a:誘導加熱時のスラブ厚、b:最終強冷延前焼鈍
時の板厚)の範囲の部分である。図1に示すように、熱
延頭部、尾部の温度を熱延中央部よりも低くするとB8
1.88T以上の発生率が高くなり、製品の歩留が向上
する。好ましくは。20℃以上低くする。図2に示すよ
うに780℃より低い場合は良好な磁気特性を得られな
い。また、急冷しない場合も良好な磁気特性を得られな
い。
熱延中央部で圧延されたコイルの部位は800〜120
0℃の範囲、熱延頭部、尾部で圧延されたコイルの部位
は780℃以上でかつ熱延中央部よりも低い温度で任意
の温度サイクルを採用できる。例えば特公昭59−48
934号公報に提案されているように、前半と後半の温
度を異ならせ焼鈍した後急冷する方法も採用でき、良好
な磁気特性を得られる。この場合、前半及び後半の少な
くとも一方を下記の条件で焼鈍する。 前半:熱延中央部を1080〜1200℃で焼鈍し、熱
延頭部、尾部は前半は1060℃以上でかつ熱延中央部
より低い温度で焼鈍する。 後半:熱延中央部を900〜980℃で焼鈍し、熱延頭
部、尾部は880℃以上でかつセンター部より低い温度
で焼鈍する。
i〕3.15〜3.21%、〔Mn〕0.068〜0.
069%、〔S〕0.027〜0.028%、〔Sol.A
l〕0.023〜0.024%、〔N〕0.0070〜
0.0078%、〔Sn〕0.12%、〔Cu〕0.0
6%を含有する鋳片を250mm厚に連続鋳造し、108
0℃×3hガス加熱炉でスラブ加熱し、その後、誘導加
熱炉でスラブ長手方向センター部で温度制御し、12℃
/minの速度で昇温し、1370℃で50分スラブ加熱
し、2.35mm厚に熱延した。そして、1.68mmに予
備冷延し、析出焼鈍は図3(a)の温度サイクルにて、
熱延中央部で圧延された部位は1110℃で120秒保
持し、急冷した。熱延頭部、尾部で圧延された部位は種
々の温度で120秒保持し、急冷した。その後0.22
mmに最終強冷延とし製品板厚とし、脱炭・1次再結晶焼
鈍を行ない、次いで焼鈍分離剤を塗布した後、最終仕上
げ焼鈍を行ない、コーティング液を塗布した。
8T以上発現したものをいう。熱延頭部、尾部で圧延さ
れた部位とは最頭部、最尾部から析出焼鈍時のコイルの
37.2mの範囲の部分である。熱延中央部の製品の歩
留は100%であり、平均の鉄損W17/50 は0.781
W/kgである。この時の析出焼鈍の熱延頭部、尾部の焼鈍
温度、製品歩留とB8 が1.88T以上発現した試料の
平均の鉄損W17/50 を表1に示す。これにより、熱延頭
部、尾部は熱延中央部よりも焼鈍温度を低くすると製品
の歩留が高くなり、780℃より焼鈍温度が低い場合は
鉄損が悪化することが分かる。
出焼鈍は図3(c)の温度サイクルにて、熱延中央部で
圧延された部位は1050℃×10秒+950℃×80
秒の条件で焼鈍し急冷した。熱延頭部、尾部で圧延され
た部位は表2で示す条件で焼鈍し急冷した。その後0.
22mmに最終強冷延とし製品板厚とし、脱炭・1次再結
晶焼鈍を行ない、次いで焼鈍分離剤を塗布した後、最終
仕上焼鈍を行ない、コーティング液を塗布した。製品と
して合格するのは、B8 が1.88T以上発現したもの
をいう。熱延頭部、尾部で圧延された部位とは最頭部、
最尾部から析出焼鈍時のコイルの37.2mの範囲の部
分である。熱延中央部の製品の歩留は100%であり、
平均の鉄損W17/50 は0.779W/kgである。この時の
析出焼鈍の熱延頭部、尾部の焼鈍温度、製品歩留とB8
が1.88T以上発現した試料の平均の鉄損W17/50 を
表2に示す。これにより、析出焼鈍を前段と後段と温度
を異ならせ焼鈍する場合、前段のみ、後段のみ、前段と
後段の両方の焼鈍温度を熱延頭部、尾部を熱延中央部よ
りも低くした場合、製品の歩留が高くなることが分か
る。
5%、〔Si〕3.39〜3.43%、〔Mn〕0.0
78〜0.080%、〔S〕0.008%、〔Se〕
0.020〜0.022%、〔Sol.Al〕0.023〜
0.024%、〔N〕0.0070〜0.0078%、
〔Sb〕0.016%、〔Mo〕0.011%を含有す
る鋳片を250mm厚に連続鋳造し、1150℃×3hガ
ス加熱炉でスラブ加熱し、その後一部の鋳片は12%の
圧下率で220mm厚に熱間圧延し、誘導加熱炉でスラブ
長手方向センター部で温度制御し、種々の速度で昇温
し、1375℃で50分スラブ加熱し、2.50mm厚に
熱延した。そして、1100℃×2分の均熱後急冷する
という熱延板焼鈍をし、1.50mmに予備冷延し、析出
焼鈍は図3(a)のサイクルにて表3に示す温度で10
0秒保持し、急冷した。その後、0.17mmに最終強冷
延し、脱炭・1次再結晶焼鈍を行ない、次いで焼鈍分離
剤を塗布した後、最終仕上焼鈍を行ない、コーティング
液を塗布した。
T以上発現したものをいう。熱延頭部、尾部とは誘導加
熱前の熱間圧延なしの場合は最頭部、最尾部から析出焼
鈍時のコイルの41.7mの範囲の部分であり、誘導加
熱前に12%の熱間圧延率で220mm厚としたものは最
頭部、最尾部から析出焼鈍時のコイルの32.3mの範
囲の部分である。この時のスラブの誘導加熱炉の昇温速
度、熱延中央部、熱延頭部、熱延尾部の析出焼鈍の温
度、製品歩留、B8 が1.88T以上発現したものの平
均の鉄損W17/50 を表3に示す。これにより、スラブ加
熱の昇温速度が5℃/s以上の場合に良好な鉄損を得ら
れ、熱延中央部よりも熱延頭部、尾部の析出焼鈍の温度
を低くすると、熱延頭部、尾部の製品歩留が高くなるこ
とが分かる。また、誘導加熱前に50%以下の熱間変形
を加えると鉄損が改善されることが分かる。
幅方向に安定して磁束密度の高い製品を製造でき、その
工業的効果は非常に大きい。
前の焼鈍温度とB8 1.88T以上の発生率の関係図で
ある。
前の焼鈍温度とB8 が1.88T以上の発生した試料の
平均のW17/50 の関係図である。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 重量%で、 C :0.015〜0.100%、 Si:2.0〜4.0%、 Mn:0.03〜0.12%、 Sol.Al:0.010〜0.065%、 N :0.0040〜0.0100%、 S及びSeの中から選んだ1種または2種合計:0.0
05〜0.050%、残部は実質的にFeの組成になる
連続鋳造スラブを、1320〜1450℃にスラブ加熱
したのち熱延し、熱延板焼鈍し最終強冷延を実施する工
程、または予備冷延と、析出焼鈍と、最終強冷延を実施
する工程、または熱延板焼鈍と、予備冷延と、析出焼鈍
と、最終強冷延を実施する工程の何れかの工程の後、最
終板厚とし、脱炭・1次再結晶焼鈍、最終仕上焼鈍によ
って高磁束密度一方向性電磁鋼板を製造する方法におい
て、1200℃以上の高温域のスラブ加熱を誘導加熱炉
を用い、5℃/min以上の昇温速度で行い、最終強冷延前
の焼鈍を熱延中央部で圧延されたコイルの部位は800
〜1200℃で行い、熱延頭部、熱延尾部で圧延された
コイルの部位は780℃以上でかつ熱延中央部よりも低
い温度で焼鈍した後、熱延中央部及び熱延頭部、熱延尾
部を急冷することを特徴とするコイル長手方向の磁気特
性のばらつきの少ない高磁束密度一方向性電磁鋼板の製
造方法。 - 【請求項2】 連続鋳造スラブがSb、Sn、Cu、M
o、Ge、B、Te、As、およびBiから選ばれる1
種または2種以上を各々の元素量で0.003〜0.3
%を含有することを特徴とする請求項1記載のコイル長
手方向の磁気特性のばらつきの少ない高磁束密度一方向
性電磁鋼板の製造方法。 - 【請求項3】 1200℃以上の高温域のスラブ加熱の
前に、50%以上の圧下率で熱間変形を加えることを特
徴とする請求項1または2記載のコイル長手方向の磁気
特性のばらつきの少ない高磁束密度一方向性電磁鋼板の
製造方法。
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JP32929295A JP3338263B2 (ja) | 1995-12-18 | 1995-12-18 | 高磁束密度一方向性電磁鋼板の製造方法 |
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JPH09170020A JPH09170020A (ja) | 1997-06-30 |
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CN115491478B (zh) * | 2022-09-28 | 2023-06-27 | 马鞍山钢铁股份有限公司 | 一种无取向电工钢头尾性能改善生产方法及系统 |
-
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- 1995-12-18 JP JP32929295A patent/JP3338263B2/ja not_active Expired - Fee Related
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