JPH0121833Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0121833Y2 JPH0121833Y2 JP6346982U JP6346982U JPH0121833Y2 JP H0121833 Y2 JPH0121833 Y2 JP H0121833Y2 JP 6346982 U JP6346982 U JP 6346982U JP 6346982 U JP6346982 U JP 6346982U JP H0121833 Y2 JPH0121833 Y2 JP H0121833Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chuck
- lead
- slider
- weight body
- core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 3
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 1
- 230000002940 repellent Effects 0.000 description 1
- 239000005871 repellent Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、芯の消耗に伴ない後退するスライダ
ーが復帰する際に芯を引き出すようなされた、所
謂、自動繰出し機能を有するシヤープペンシルに
おけるチヤツク拡開装置に関するものである。
ーが復帰する際に芯を引き出すようなされた、所
謂、自動繰出し機能を有するシヤープペンシルに
おけるチヤツク拡開装置に関するものである。
従来、自動繰出し機能を有するシヤープペンシ
ルとしては、例えば第１図に示すようにスプリン
グ１０１により前方に付勢し配置される、芯戻り
止め１０２と芯保護管１０３を有するスライダー
１０４と、スプリング１０５により後方に付勢し
配置される、ボール、ローラー等の転動体を使用
してなるチヤツク１０６とよりなるものが一般的
である。即ち、この種自動繰出し機能を有するシ
ヤープペンシルは、芯L1が前進する際には楔作
用が解かれ、後退する際には楔作用が働き芯を強
固に把持するという、転動体を有するチヤツク１
０６の特性を利用することにより、使用時、芯の
消耗に伴ない後退するスライダー１０４がスプリ
ング１０１の弾撥力により復帰する際にスライダ
ー１０４に配置された芯戻り止め１０２により芯
L1を引き出すようなしてあるが、チヤツク１０
６は芯L1が引き出される際に拡開し得るような
されていないため、芯L1はチヤツク１０６の芯
挾持部の内面を摺接状態で前進することになり、
長期の使用によつてチヤツク１０６の芯挾持部内
面に芯粉が堆積し、使用時、芯すべり現象（筆記
圧により芯が後退する現象）が発生し易いという
欠点を有していた。
ルとしては、例えば第１図に示すようにスプリン
グ１０１により前方に付勢し配置される、芯戻り
止め１０２と芯保護管１０３を有するスライダー
１０４と、スプリング１０５により後方に付勢し
配置される、ボール、ローラー等の転動体を使用
してなるチヤツク１０６とよりなるものが一般的
である。即ち、この種自動繰出し機能を有するシ
ヤープペンシルは、芯L1が前進する際には楔作
用が解かれ、後退する際には楔作用が働き芯を強
固に把持するという、転動体を有するチヤツク１
０６の特性を利用することにより、使用時、芯の
消耗に伴ない後退するスライダー１０４がスプリ
ング１０１の弾撥力により復帰する際にスライダ
ー１０４に配置された芯戻り止め１０２により芯
L1を引き出すようなしてあるが、チヤツク１０
６は芯L1が引き出される際に拡開し得るような
されていないため、芯L1はチヤツク１０６の芯
挾持部の内面を摺接状態で前進することになり、
長期の使用によつてチヤツク１０６の芯挾持部内
面に芯粉が堆積し、使用時、芯すべり現象（筆記
圧により芯が後退する現象）が発生し易いという
欠点を有していた。
本考案は如上の従来の欠点に鑑みなされたもの
で、その目的とするところは、自動繰出し機能を
有するシヤープペンシルにおける芯すべり現象を
減少させるようなしたチヤツク拡開装置を提供す
るにある。
で、その目的とするところは、自動繰出し機能を
有するシヤープペンシルにおける芯すべり現象を
減少させるようなしたチヤツク拡開装置を提供す
るにある。
以下本考案を出願人が先に提唱した実願昭57−
1135号に開示せる先端ノツク式シヤープペンシル
に適用した実施例に基づき詳細に説明する。
1135号に開示せる先端ノツク式シヤープペンシル
に適用した実施例に基づき詳細に説明する。
参照符号１はスプリング等の弾撥部材２により
前方に付勢し軸筒３の前部内に配置されたスライ
ダーであつて、該スライダー１は、芯に僅かな弾
性を付与するゴム等の弾性部材よりなる芯戻り止
め４と、芯Ｌの外径より僅かに大きな内径を有す
る芯保護管５が適宜配置されている。チヤツク６
はスプリング等の弾撥部材７により後方に付勢し
軸筒３内に配置されており、ボール、ローラー等
の転動体８とチヤツク作動体９の傾斜面との協働
により芯Ｌを楔作用により楔持するようなされて
いる。
前方に付勢し軸筒３の前部内に配置されたスライ
ダーであつて、該スライダー１は、芯に僅かな弾
性を付与するゴム等の弾性部材よりなる芯戻り止
め４と、芯Ｌの外径より僅かに大きな内径を有す
る芯保護管５が適宜配置されている。チヤツク６
はスプリング等の弾撥部材７により後方に付勢し
軸筒３内に配置されており、ボール、ローラー等
の転動体８とチヤツク作動体９の傾斜面との協働
により芯Ｌを楔作用により楔持するようなされて
いる。
参照符号１０は、芯収納筒１１の前部に設けら
れた座部１２内面の凹部１３に配置するスプリン
グ等の弾撥部材１４（図中は２本）により、その
外周に設けられた鍔部１５を支持されて配置する
錘体であつて、該錘体１０は後部に内面テーパー
状の芯受面１６を有しており、更に錘体１０の前
端面１０ａは前記チヤツク６の後端面６ａに適宜
間隔をもつて対峙するものである（第２図参照）。
れた座部１２内面の凹部１３に配置するスプリン
グ等の弾撥部材１４（図中は２本）により、その
外周に設けられた鍔部１５を支持されて配置する
錘体であつて、該錘体１０は後部に内面テーパー
状の芯受面１６を有しており、更に錘体１０の前
端面１０ａは前記チヤツク６の後端面６ａに適宜
間隔をもつて対峙するものである（第２図参照）。
次に動作について説明する。
軸筒３を長手方向に振幅させると、この振幅動
により弾撥部材１５に支持される錘体１０に慣性
が働き、錘体１０は弾撥部材１４の弾撥力に抗し
て軸筒３と相対的に振幅動する。この錘体１０の
振幅動により、錘体１０の先端部１０ａとチヤツ
ク６の後端面６ａが当接し、チヤツク６は前方に
移動する。本実施例においてはチヤツク作動体９
の先部に設けられたテーパー部にチヤツク６が乗
り上げて拡開することになるが、チヤツク６が自
己拡開力を有するものにおいては、チヤツク６が
前方に移動することにより拡開するためなくても
よいものである。
により弾撥部材１５に支持される錘体１０に慣性
が働き、錘体１０は弾撥部材１４の弾撥力に抗し
て軸筒３と相対的に振幅動する。この錘体１０の
振幅動により、錘体１０の先端部１０ａとチヤツ
ク６の後端面６ａが当接し、チヤツク６は前方に
移動する。本実施例においてはチヤツク作動体９
の先部に設けられたテーパー部にチヤツク６が乗
り上げて拡開することになるが、チヤツク６が自
己拡開力を有するものにおいては、チヤツク６が
前方に移動することにより拡開するためなくても
よいものである。
即ち、本考案によるチヤツク拡開装置は、軸筒
を振幅させることにより振幅動する錘体が、チヤ
ツクに衝撃を与えると共にチヤツクを前方に移動
させ拡開することになるので、チヤツクの芯挾持
部内面に堆積した芯粉を飛散させ除去できるもの
であり、自動繰出し機能を有するシヤープペンシ
ルにおいて発生し易い芯すべり現象を極力防止で
きるものである。
を振幅させることにより振幅動する錘体が、チヤ
ツクに衝撃を与えると共にチヤツクを前方に移動
させ拡開することになるので、チヤツクの芯挾持
部内面に堆積した芯粉を飛散させ除去できるもの
であり、自動繰出し機能を有するシヤープペンシ
ルにおいて発生し易い芯すべり現象を極力防止で
きるものである。
第１図は自動繰出し機能を有するシヤープペン
シルの具体例を示す要部縦断面図、第２図は本考
案を示す要部縦断面図である。 １……スライダー、２……弾撥部材、６……チ
ヤツク、７……弾撥部材、１０……錘体、１４…
…弾撥部材。
シルの具体例を示す要部縦断面図、第２図は本考
案を示す要部縦断面図である。 １……スライダー、２……弾撥部材、６……チ
ヤツク、７……弾撥部材、１０……錘体、１４…
…弾撥部材。
Claims (1)
- 弾撥部材により前方に付勢し配置されるスライ
ダーと、弾撥部材により後方に付勢し前記スライ
ダーの後部に配置されるチヤツクとよりなる自動
繰出し機能を有するシヤープペンシルにおいて、
弾撥部材により支持される錘体を軸筒内に設け、
該錘体の一部を前記チヤツクの後部と対峙するよ
う配置したことを特徴とするチヤツク拡開装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6346982U JPS58164788U (ja) | 1982-04-30 | 1982-04-30 | チヤツク拡開装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6346982U JPS58164788U (ja) | 1982-04-30 | 1982-04-30 | チヤツク拡開装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58164788U JPS58164788U (ja) | 1983-11-02 |
| JPH0121833Y2 true JPH0121833Y2 (ja) | 1989-06-28 |
Family
ID=30073572
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6346982U Granted JPS58164788U (ja) | 1982-04-30 | 1982-04-30 | チヤツク拡開装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58164788U (ja) |
-
1982
- 1982-04-30 JP JP6346982U patent/JPS58164788U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58164788U (ja) | 1983-11-02 |
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